【写真】足関節に注目されがちなサブオンリーだが、そこ以外の能力がクローズアップされることも少なくない (C)MMAPLANET
22日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されたBATTLE HAZARD 08。KOKルール、道着MMAルールも組まれた今大会から、ここではGTF女子52キロ級トーナメント準決勝の模様をレポートしたい。
<GTF女子52キロ級T準決勝/7分1R>
杉内由紀(日本)
Def.0分27秒by 腕十字
悠花(日本)
1回戦シードの本命・杉内に対し、悠花は初戦を対戦相手の計量後の負傷により不戦勝で準決勝進出を迎えた。悠花のダブルレッグで下になった杉内はクローズドからハイガード、左腕を取って腕十字へ。杉内を跨いでエスケープを図った悠花だが、上を向かされ腕が伸びて一本負けとなった。
<GTF女子52キロ級T準決勝/7分1R>
坂元和子(日本)
Def.OT by Submission
村上彩(日本)
準決勝第2試合は、初戦でARISAを相手にOTで自らはRNCを極め、守りではRNCをエスケープして勝ち上がってきた今成柔術の坂元和子と、木越めぐみを腕十字で下した村上彩の対戦に。座った坂元のハーフにヒザを頭に置いて腕をすくいにいった村上、坂元が足を入れて距離を取るとスタンドの展開に戻る。
首投げをボディロックで崩そうとした村上、離れた坂元はシッティングへ。パス狙いに足をきかせる坂元はスイープで上を取ると、村上は外掛けでストレートフットロックへ。
足を抜いた坂元、スタンドからガードを取り村上がパス。坂元は足を戻し、起きあがりダブルガードの状態に。坂元はトーホールド狙いも、姿勢が乱れスタンドへ。
一方が引き込むと、もう一人がスイープで上を取り直し、足関狙いのという攻防のなかで村上はマウントを取り、上から三角クラッチ。
さらに上四方で頭を固定して腕を練る。
ヒップエスケープの坂元に対し、すかさずマウントを取り返した村上。足を戻した坂元が50/50から足関節へ。体を捻って足を抜いた村上は距離を取り直す。
坂元は立ち上がって今成ロールを狙ったところで時間に。
オーバータイム先攻の坂元は初戦に続きシートベルトを選択、26秒でタップを奪う。
後攻めの村上もスパイダーウェブでなく、シートベルトを選び──結果、12秒でエスケープに成功した坂元の決勝進出が決まった。
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