【写真】主演女格闘家の座を勝ち取るのは、誰になるのか(C)NOBU YASUMURA&KEISUKE TAKAZAWA
6日(水・現地時間)、パンクラスより9月11日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase329に格闘美の祭典として、現ストロー級王者KAREN、前ストロー級王者の藤野恵実、そしてアトム級から沙弥子の女子3選手が揃い踏みすることが発表された。
既に上田将竜鶴屋怜の事実上のフライ級次期挑戦者決定戦、井村塁平田丈二のバンタム級戦、ストロー級の宮澤雄大若林耕平の3試合が発表されている同大会に、女子マッチ3試合が追加される。
パンクラスで女子戦が1大会で3試合組まれるのは、2019年12月8日のPancrase311以来、2年9カ月振りとなる。その時は藤野が女子ストロー級王座決定戦でチャン・チョンジ、鈴木万季弥が法DATE(現NØRI)、華蓮DATE(現KAREN)がDIANAと戦い勝利している。
つまり藤野とKAREANは前回の格闘美の祭典に続き、連続出場となる。その2019年には9月大会で藤野エジナ・トラキナス、マイラ・カントゥアリア端貴代が実施され、華蓮DATEチャン・チョンジは前者の計量失敗で中止になっている。また4月大会ではシッジ・ホッシャ端のフライ級王座決定戦、藤野クセニヤ・グーセヴァ、マイラ・カントゥアリアライカという3試合が組まれた。
朱里の時代には中井りんや三浦彩佳との揃い踏みはあったが、女子戦が3つマッチアップされることはなかった。強引な括り方をすると9月大会でタイトル戦が組まれなければ、5分3Rの女子マッチが3試合組まれるのはパンクラス史上初ということになる。
過去の女子戦を振り返ると、近年は藤野がパンクラス女子を引っ張ってきたことが分かるが、その彼女も3月にKARENに敗れベルトを失った。それでも会場を熱くするというポイントで女帝の座を守り切ることはデキるのか。あるいはKARENが名実ともにパンクラスの女王の座に君臨するのか。はたまた沙弥子のまくりが見られるのか。どのようなオンナの戦いが繰り広げられるのか──まずは対戦相手の発表を待ちたい。
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