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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 キック クリス・ウェード バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

【PFL2022#05】クリス・ウェードが1R1分10秒でバチニアックをKO=1位通過。工藤は準決でジェンキンスと

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.1R1分10秒by TKO
カイル・バチニアック(米国)

左ミドルを蹴ったウェード、距離を詰めて細かいパンチを放とうとするバチニアックを蹴りで突き放す。前蹴り、左ジャブ、サイドキックと左回りで繰り出すウェードに対し、バチニアックが左フックを振るう。シングルでテイクダウンを奪われたバチニアックはすぐに立ち上がるが、左ローを効かされる。左足を蹴られると姿勢を崩すようになったバチニアックは、ローに神経がいったところで左ハイを受けてダウン。ウェードはサイドバックからのパウンドの追撃で初回KO勝ち、6点を加えて合計9Pで首位でプレーオフを迎えることが決まった。

ウェードはブレンダン・ラウネーンと準決勝で大切が決定。つまり工藤諒司はバッバ・ジェンキンスと拳を交えることになる。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 アレハンドロ・フローレス キック 工藤諒司

【PFL2022#05】工藤諒司、右オーバーハンドでフローレスをKO=6P奪取。プレーオフ進出決定?!

<フェザー級/5分3R>
工藤諒司(日本)
Def.1R2分52秒by KO
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)

ジャブを伸ばし、頭振って間合いを測る工藤が右前蹴り、ワンツーにフックをフローレスが合わせようとしてもさらにパンチを伸ばす。サイドキックを見せたフローレスは、やはり長い距離を取ろうとする。工藤はジャブから距離を詰めて右を当てる。そのまま組んだ工藤はボディにヒザを受け、体を入れ替える攻防から離れる。

ダブルのジャブから左ローを蹴った工藤は、フローレスのステップバック貴重のファイトに前に出ていく。ケージを背負ったフローレスは、左フックにヒザを合わせようとするが、工藤の右オーバーハンドがその顔面を打ち抜く。腰から崩れ落ちたフローレスを見て、レレフェリーが即試合を止めた。

今回の試合で上限となる6P、しかも2分台のKO勝ちは工藤にとって万点の結果。人知を尽くして天命を待てる――状態まで工藤は持ち込んだ――と思いきや、プレーオフ進出を決るKO勝ちとなった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05   アレハンドロ・フローレス アンソニー・ペティス アンテ・デリア クリス・ウェード サバ・ボラギ シェイモン・モラエス スティービー・レイ デニス・ゴルソフ ハウシュ・マンフィオ バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン ヘイナウド・エクソン ボストン・サルモン ランス・パーマー 工藤諒司

【PFL2022#05】計量終了 逆転トップ4へ、工藤が計量パス。進出済ペティスは、フィニッシュ必至のレイと

【写真】公式計量結果は145.4ポンド、モック計量では145.5は発表された工藤。正式結果とモック計量が読み上げられた体重が一致しない選手が数多く見られた……どういうこと?  ちなみに左が本計量で、右がセレモニアル計量時の工藤だ(C)PFL

23日(木・現地時間)、24日(金・同)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2021#05の計量が行われた。

ヘビー級とフェザー級のレギュラーシーズン最終戦=2戦目は行われる今大会、当確マークが1人も出ていないフェザー級ではボストン・サルモンとサバ・ボラギが欠場し、ヘイナウド・エクソンとアゴ・フスキッチがライトチャンスをそれぞれバッバ・ジェンキンス、ブレンダン・ラウネーンと戦う。

クリス・ウェードはカイル・バチニアックと、アレハンドロ・フローレスは工藤諒司とのマッチアップ。さらシェイモン・モラエスはランス・パーマーと、全て3Pを持つ選手と0Pのファイターの顔合わせとなっている。


勝ち点を持っている組だが、フィニッシュ負けすると逆転され、判定勝ちの合計6Pでは他の4選手がフィニッシュ勝利すれば脱落という──究極のフィニッシュ必須対戦となっているフェザー級だ。

セレモニアル計量では、逆転トップ4入りを狙う工藤は一礼をして、ステージに登場。計量台の上でガッツポーズを取った。続いてカウボーイハットを被って現れたフローレスと、フェイスオフでは握手をガッチリと計3度かわし、それぞれ左右に分かれた。

フェザー級の選手にインタビューはなく、コメインでスティーブー・レイと対戦するアンソニー・ペティスが、モック計量とフェイスオフ後にインタビューを受けた。

既にペティスは6Pでプレーオフ進出を決めており、この試合でレイが3R2分30秒秒以内にフィニッシュ勝利すれば、現在4位の前年王者ハウシュ・マンフィオを弾き出して、4位でプレーオフ出場となる。

そのレイは「僕はいつだってフィニッシュを狙っているし、ここを勝ち抜ける。12分半以来に勝たないといけないけど、さっきも言ったようにどの試合もフィニッシュをしようと戦ってきた。そうやって勝てるよ」とインタビュー話した。

■視聴方法(予定)
6 月25 日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2022#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 237.2ポンド(107.59キロ)
マテウス・シェッフェウ: 254ポンド(115.21キロ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス: 155.4ポンド(70.48キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 261.2 ポンド(118.47キロ)
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 145.6ポンド(66.04キロ)
カイル・バチニアック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 246.8ポンド(111.94キロ)
シェルトン・グレイブス: 265.6ポンド(120.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145.8ポンド(66.13キロ)
ヘイナウド・エクソン: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 244.2ポンド(110.76キロ)
モーリス・グリーン: 241.4ポンド(109.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.8ポンド(66.13キロ)
シェイモン・モラエス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
サム・ケイ: 240ポンド(108.86キロ
ジュアン・アダムス: 266ポンド(120.65キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 145.8ポンド(66.13キロ)
工藤諒司: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 145.8ポンド(66.13キロ)
アゴ・フスキッチ: 145.4ポンド(65.95キロ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 RYO SASUKE   アレハンドロ・フローレス ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

【PFL2022#05】プレーオフ進出を賭けてフローレス戦前に工藤諒司「今回は1Rで決めきるつもりです」

【写真】このような状態で水抜きをしていたことが、写真を送ってもらって判明した。ひたすら感謝です(C)RYO CHONAN

24日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのエリート・アリーナで開催されるPFL2022#05で工藤諒司がメキシコ人ファイターのアレハンドロ・フローレスと対戦する。

2022年フェザー級レギュラーシーズン、4月のブレンダン・ラウネーン戦で悔しい判定負けを喫した工藤が、プレーオフ進出を賭けてフローレスと戦う。ポイント制のPFL、現在無得点の工藤がトップ4入りするにはフィニッシュが絶対条件で、短い時間で勝つほどに可能性が高まる。

そんな通常のMMAとは違う状況での試合に挑む工藤──水抜き中──に話を訊いた。


──すみません、今、長南さんにお伺いしたら水抜きが始まった状態でインタビューを受けて頂けるということで。いったい、どういう状況で水抜きをしている状態で話すことができるのでしょうか。

「なんか日本ではやったことがない水抜き方法なんですが、テント式のサウナのような形で頭だけ出して、サウナに入っているような状態です。前回のPFLで初めてやって、思った以上に楽に落ちました。今回も半身浴でなく、こっちのサウナでやっています」

──……。ちょっと、想像がつかないのですが、どういう風な点が半身浴よりも楽になるのですか。

「顔が暑くないのが一番です。テントの中はつないだ電気ポットのような器機からスチームが入って来るんですけど、顔に湯気が上がって来なくて。普通に息ができるのが大きいです。それに部屋は涼しくできるので。このテントをPFLがオフィシャルで用意してくれて、凄く助かります」

長南 これはTRIBEで購入します。凄く良いです。どこで買えるのが、調べます。

「凄く体重が落ちやすくて。それに食事も朝と夜用にオフィシャルが用意してくれます。オートミールと果物、ゆで卵、夜はブラウンライスとポテト、サラダとチキンの胸肉とか魚がつくような感じで。1400キロカロリー程度で凄くローカロリーなのですが、自分は昼に食べて夜は抜いています。この用意してくれた食事をローディングしておけば、体重は落ちますね。味は薄味ですが、結構いけます(笑)」

──至れり尽くせり、ですね。2戦目を直前にしてですが、改めて4月のブレンダン・ラウネーン戦、どのように敗北を受け止めましたか。

「裁定が出る時は勝ったと思ったのですが……結果が出てしまったモノには何もいえないので。次は何も言われないようフィニッシュしようという風に気持ちを切り替えて、これまでやってきました。今回、ホテルで会う関係者やファイターも『お前が勝っていた』と言ってくれます……。ラウネーンと戦う相手が『アドバイスをくれ』と言ってきて。僕はできないので、長南さんにしてもらいました」

長南 プレーオフを英国でやることが決まったから、そういう判定があったんだろうって思っています。そういう意味でも、こっちは主流じゃない日本からの挑戦なんですよね。

──ジャッジ陣にその意識があるかどうはさておき、組み合わせなどに関してはPFLの胸算用は確実に影響していると思います。

「でも、そういうものを全部踏まえてここで戦い、やるしかないというつもりです」

──現状、フェザー級は全てが判定決着で勝った選手も3Pしか持っていません。フィニッシュ勝利で最大3Pのボーナスを獲得すると、トップ4に残る可能性があります。通常のMMAではない状態で、やはり戦い方は変わってきますか。

「一応普段から判定を狙っているわけではなく、判定勝ちになってしまうことがあります。それでもフィニッシュすることは、いつも頭の中にあって。今回の試合は、なおさらフィニッシュをして勝ちたいと思っています。

前回はダウンを取ったあとに詰めることができなかったので、長南さんとの最終調整でも細かいところを直してもらいました。それを生かせると、倒した後に詰めて決めきることができるかと思います。1Rで倒すことが一番です。前回の試合は、あの詰めでスタミナを切らしてしまったので……難しいところはあるのですが、今回は1Rで決めきるつもりです」

──対して、アレハンドロ・フローレスは3Pを獲得しており、判定勝ちでも良いという風に考えてくるかもしれないです。

「そこは本当に、そういう戦いをしてくると思います。組んで時間を使ってくるのか、長い距離でパンチと蹴りを使って、サイドに回る。手足が長くて、際での跳びヒザもあります。足技もフェイントをかけて二段蹴りとか多彩です。そういうところで惑わされないで、自分の戦いを貫きたいです。

試合になってみないとちょっと分からないですけど、攻めてくることも頭にいれつつ逃げてくると思って戦います。そういう相手に自分が下がるような試合をしていたら、向うの距離になります。だから詰めてアグレッシブに手を出して戦います。そうしないと判定になってしまうので、積極的に攻めます。そうすれば全然、勝てると思っています」

──試合直前に嫌な話になりますが、そうなると昨年7月のSASUKE戦で前に出られなかったことは不安要素になってしまいます。

「……」

長南 そこはコイツは言い訳になるから言わないし、自分も試合直後は負け惜しみになってしまうので言わなかったですけど、そもそもケガで戦える状態じゃなかったです。まぁ、ケガをするのは本人が悪いということにはなりますけど、あの試合で前に出なかったのはケガのせいです。工藤は何も喋らない奴だから、大丈夫かって聞くと『ダメです。行けないです』って答えたぐらいで。しかも自分がコロナで隔離されていた時で、良くないことが重なってしまいました。

──なるほど、そういうことがあったのですね。

「前回もそうですし、今回も凄く体調が良くて。良いコンディションで試合ができると、戦っていて楽しいです」

──では改めて、フローレス戦に向けて意気込みの方をお願いします。

「1Rからいきます」

■視聴方法(予定)
6月25日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

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DEEP Gladiator018 MMA MMAPLANET o キック ボクシング 修斗 工藤諒司 石司晃一 竹本啓哉 笹晋久 筋トレ

【Gladiator018】竹本啓哉戦でグラジ初陣=笹晋久─01─「分かっていないのに、筋トレだけで自信が」

【写真】5月のHEATから今度はグラジエイターで、バンタム級のベルトを巻いた選手と戦うこととなった笹(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018で、初参戦の笹晋久が元バンタム級王者の竹本啓哉と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2017年には修斗バンタム級で新人王を獲得し、2020年からDEEPへ活動の場を移している笹。高野優樹と赤尾セイジを連覇したあと、石司晃一に敗れ、さらにHEATで春日井たけしと対戦してドローに終わったが、内容的にはその実力者ぶりが際立っていた。インタビュー前編では、そんな笹にこれまでの歩みを訊いた。


――今回の竹本啓哉戦は、他のカードはすでに決定しているなか、追加カードとして6月に入り発表されました。

「はい。試合の話を聞いたのは、大会1カ月前ぐらいでした」

――緊急オファーだったかと思いますが、そのオファーを受けた理由は何だったのでしょうか。

「受けた理由、うーん……」

――こういった緊急オファーを断ることはありますか。

「ありますね。その試合をすることで、メリットがあるかどうかは考えます」

――では笹選手の中で、今回試合をするメリットとは何ですか。

「すごく名前がある選手で、名前だけじゃなくて実力もある、すごく強い選手だからです。ここで勝てばベルトに近づけますから。チャンピオンになりたいのと、その先を考えて、今回グラジエイターに出たいと思いました」

――なるほど。笹選手は現在32歳で、25歳の時に格闘技を始めたそうですが、その前のスポーツ経験などはあったのでしょうか。

「MMAの前は特に……。格闘技はもちろん、スポーツ経験もコレといって言えるものはないですね。もともと格闘技を見るのは好きで、やっぱり強い男はカッコイイと思っていたんです。それでグローブ空手をやっていた友人に教えてもらって、近所にあったキックボクシングジムへ行ったんですよ。当時は素人ながら自信もあって……喧嘩の強さに(苦笑)」

――アハハハ。それがキックボクシングのジムに行ってみたら、思っていたものとは違ったわけですか。

「やってやろうじゃん、みたいな本当に軽い気持ちで行ったんですよ。そうしたらジムにプロの方がいて。元NKBミドル級王者の田村聖さんっていう方なんですけど、僕が生意気な面もあったのか、いきなりスパーリングさせられて」

――えっ、ジムへ行った初日にスパーリングですか。

「初日です。でも、僕にもナメたところがあったんですよ。ド素人で、格闘技がどんなモンかも分かっていないのに、根拠のない――よく分からない自信がありました。何でしょうね? 当時から筋トレとかはしていたんですが、なぜか筋トレだけで自信があって(笑)」

――それがスパーリングの結果は……。

「ボコボコにされました。『ここまでやる?』っていうぐらいボコボコにされましたね(笑)。それが本当に悔しくて、自分はこんなに弱いんだ、強くなりたいって思いました。ただ、そこはキックボクシングのジムで。一番強いのはMMAだろうと思っていたので、近くにあったピロクテテス新潟に入ることになりました」

――喧嘩の強さに自信があったということは、それまで喧嘩をすることも多かったのですか。

「喧嘩ですか。えーっと……していたといえば、していましたね」

――ということは、結構やっていたのですね(笑)。

「イキがっていました(苦笑)。当時、チーマーみたいなのが流行っていたんですよ。そういうところに入って、そういうことをしていた時期がありました」

――そういうところで、そういうことを(笑)。

「でもキックボクシングジムでボコボコにされたことで、本当に強くなりたいと思ったんです。自分が口だけなのが嫌で。真面目に格闘技をやって、本当に強くなろうと」

――現在のファイトスタイルが打撃中心なのは、ピロクテテス新潟に入ったことも影響しているのですか。

「代表の風田陣さんがキックボクシング出身で修斗をやっていた方で、自分も最初は首相撲ばかりやっていました。そういう意味では、打撃の練習がベースになっていました」

――そこから上京して、TRIBE TOKYO M.M.Aからプロになっています。

「新潟にいた頃からアマチュア修斗に出ていたんですが、ある程度のところまでは勝てていたんです。でも全日本アマ修斗では勝てなくて。自分としてはプロになりたいっていう気持ちがありました。最初はそうでもなかったんです。でも、やっぱりMMAを始めたら楽しくて。特に夢もなかった自分が、この世界でやっていきたいと思うようになっていました」

――……。

「それで2015年に修斗のトライアルマッチで負けて、東京に出ようと思いました。本気でやるなら東京だろう、と田舎モンの考えがあって(苦笑)。そこで元キックボクサーの安川賢さんに、東京のジムならどこが良いのか紹介していただいたんです。僕のキックボクシングの師匠は、安川賢さんなんですよ(安川賢は東京で活動していたが、当時は地元の新潟へ戻り、ピロクテテス新潟で指導をしていた)。安川さんから教えていただいたTRIBE TOKYO M.M.Aへ行くことになりました」

――上京後に全日本アマ修斗からプロ昇格し、修斗で新人王を獲得しました。しかし2018年7月の加藤賢治戦で初の敗戦を経験したあと、「姿を消した」と言われているのは……。

「はい、姿を消していました。そのTRIBEへは工藤諒司君と同じくらいに入って、お互い家も近かったし、お互いお金もない時代から一緒に頑張っていました。長南さんも、そんな工藤君と僕をかわいがっていてくれていたと思います。TRIBEの練習はキツかったです。それでも何とか食らいついていました。TRIBEへ行ってプロになり、プロになったら今度は『チャンピオンになりたい』と夢が膨らんでいて。でも諸事情でTRIBEを辞めることになり、そこからどこのジムへ行こうかと悩みながら姿を消していました」

<この項、続く>

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#04 アレックス・マルチネス アンソニー・ペティス クレイ・コラード ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

【PFL2022#04】打撃優勢のコラードが、マルチネスのTD&コントロールに下りプレーオフ進出ならず

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
クレイ・コラード(米国)

3P同士、勝ってプレーオフを決めたい両者のメインイベント。コラードが序盤から積極的に前に出て、マルチネスも近距離でパンチを振るっていく。コラードは2度に渡りクリンチへ。切ったマルチネスを追いかけてジャブからコラードが組みつく。ここも離れたマルチネスに対し、コラードは徹底して組んでいく。ボディロックも切ったマルチネスは、ボディを抉られてケージを背負う。直後にコラードのグローブのテープに不具合が起こり、試合が中断される。

再開後、パンチで前に出るコラードはマルチネスのシングルレッグを切ると、パンチで圧力を掛けてテイクダウンを奪う。立ち上がってロー、ボディを踏みつけたコラードが下がって、スタンドで待つ。マルチネスは右ローに続き、左ハイを蹴る。これをキャッチしたコラードがテイクダウンを奪い、飛び込んでパンチ。そのままパンチでパスの圧力を掛け、マルチネスは背中を譲って立ち上がる。RNC狙いは防がれたコラードは左を当てて、右フックからボディにパンチを纏める。さらに顔面を打たれたマルチネスが、ダブルレッグでテイクダウン。足をきかせたコラードが、草刈りスイープを狙ったところで時間に。

2R、左に回りつつ右を伸ばしたマルチネス。コラードはワンツーからローを繰り出す。マルチネスがジャブの差し合いで距離を取るが、ローからボディを殴るコラードが前に出る。左フックをヒットさせ、ロー&ボディと攻撃を散らしたコラードに対し、マルチネスがダブルレッグからバックに回る。コラードが胸を合わせると、離れたマルチネスはローを蹴られ続くダブルレッグを切られる。

コラードはジャブを当て、左に回るマルチスネスに左ストレートを打ち込みダウンを奪う。マルチネスはスクランブルで足関節を狙うが、抜いたコラードが鉄槌を打ちつける。バックを取りに行き、前方に落とされながら腕十字を仕掛けたコラードは、これを凌がれバックを許す。コラードの前転、グランビーロールを2度に渡り凌ぎバックをキープしたマルチネスが、四の字フックからRNCの態勢に入る。

完全に入ったと思われたが、手首を掴んで防いだマルチネスが舌を出して大丈夫だとアピールする。手首を取り、胸を合わせに行くコラードは背中を取られた状態で立ち上がる。マルチネスは四の字フックを続け、前方に叩きつけられてもバッググラブを解かなかった。

最終回、鋭い右カーフを蹴ったマルチネスに対し、コラードがワンツーで前に出てボディを殴る。マルチネスがワンツー、殴られてもコラードは前に出てローを蹴る。ここから左ジャブ、ボディからロー、さらにボディ&顔面を殴ったコラードはテイクダウンダウンにロールを狙いもマルチエンスがしっかりとトップを取る。

スクランブルでバック&フックを狙ったマルチネスの足をキャッチしてリフト、後方にコラードが倒れ込む。ここでもバックを譲らなかったマルチネスは立ち上がる。胸を合わせに来たコラードのダブルレッグに対し、マルチネスがギロチン。絞めることができず、下にされたマルチネスはスタンドで待ち受けたコラードに続き、立ち上がる。左の蹴りに左のパンチを受けてバランスを乱したマルチネス。コラードはここもスタンドで待ってスタンドでケリをつけるつもりだ。

右を当て、ボディを打ち抜いたコラードが1度はダブルレッグを切るが、2度目のダブルレッグでテイクダウンを許す。背中を譲ってキムラグリップからスイッチを狙ったコラード。マルチネスが粘ってトップを死守する。コラードはスイッチ狙いも、最後は背中をマットにつけてタイムアップを迎えた。

2Rにダウンを奪いながら、RNCでピンチを迎えたコラードだが、落とすとするとこの回だけで29-28は堅いか。

結果、ジャッジの裁定は割れ──マルチネスが判定勝ち。会場を沸かしたコラードはプレーオフ進出を逃し、マルチネスがアンソニー・ペティスとオリヴィエ・オバメルシェに続きトップ4を確定させた。

今回の裁定、2022年シーズン2週目の工藤諒司✖ブレンダン・ラウネーン戦を彷彿させる。殴り合い大歓迎のPFLだが、その実テイクダウン&コントロールをしっかりと評価するジャッジが揃っているようだ。


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o SASUKE UFC 修斗 工藤諒司 松嶋こよみ

ROAD TO UFC・エピソード1:第5試合・イー・ジャー vs. SASUKE

フェザー級

中国のイー・ジャーは25歳で18勝3敗。他の中国人選手同様、武林風でキャリアを積んでいるが、相手の実績が不明のイベントのため、実力が良くわからない。現UFCランカーのソン・ヤドンが所属していた恩斗ファイト・クラブ所属。

修斗フェザー級王者SASUKEは昨年7月に工藤諒司に勝ってフェザー級暫定王座を獲得。斎藤裕の返上により正王者に昇格した。今回出場する日本人で唯一のタイトルホルダー。27歳で9勝1敗1分け。

勝者はエピソード2のメインで行われるホン・ジュニョン vs. 松嶋こよみの勝者と準決勝を争う。

落ち着いているSASUKE。対象的にイー・ジャーはステップして飛び込みパンチを入れていく。SASUKE飛び膝から出ていく。組んだ。イー・ジャーがボディロック。ケージでこらえるSASUKEだが投げてテイクダウン。バックに付いたイー・ジャー。SASUKE立つがスタンドバック。バックからパンチを入れるイー・ジャー。投げてテイクダウン。バックマウント。イー・ジャーチョーク!タップアウト!

SASUKEが完敗。驚きの結末。試合後右肘を押さえているSASUKE。最後にバックからテイクダウンされる際にマットに手をついて、肘を脱臼した模様。その時点で勝負あったか。

SASUKEは不運だが、そこまでのテイクダウンも強かったイー・ジャー。一気に優勝候補か。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 UFC アレハンドロ・フローレス クリス・ウェード サバ・ボラギ シェイモン・モラエス ハファエル・アウベス バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ボストン・サルモン ランス・パーマー 工藤諒司

【PFL2022#05】プレーオフ進出へ、フィニッシュ必至の工藤諒司。十分に可能性のあるフローレス戦決定

【写真】乾坤一擲勝負となる──工藤のフローレス戦(C)PFL

26日(木・現地時間)、PFLが6月24日(金・同)にジョージア州アトランタのエリート・アリーナで開催するPFL2022#05の対戦カードを発表した。

ヘビー級とフェザー級の2巡目、レギュラーシーズン最終戦で工藤諒司がメキシコ人ファイターのアレハンドロ・フローレスと対戦することが決まった。


第1戦ではフィニッシュ決着がなかったフェザー級のランキングは以下の通り。

1位 3p シェイモン・モラエス
2位 3p アレハンドロ・フローレス
3位 3p クリス・ウェード
4位 3p バッバ・ジェンキンス
5位 3p ブレンダン・ラウネーン
6位 0p 工藤諒司
7位 0p カイル・バチニアック
8位 0p ランス・パーマー
9位 0p サバ・ボラギ
10位0p ボストン・サルモン

そして工藤✖フローレス以外のカードはラウネーン×サルモン、パーマー✖モラエス、ジェンキンス✖ボラギ、ウェード✖バチニアックとなっている。

つまり全5試合が3P獲得ファイターと0Pの顔合わせとなっており、現時点で全選手にトップ4入り=プレイオフ進出の可能性が残されている。とはいえ2連勝をすれば上位5選手は最低でも合計6Pとなるため、工藤をはじめ0Pファイターはボーナス獲得のフィニッシュが必要となってくる。

2連勝の可能性が高いのはウェード、ラウネーン、ジェンキンスの3選手で、首位モラエスが下り坂傾向の2度の世界王者パーマーとの一戦でどのような結果になるかで、ランキングの順位は大きく変動が見られることになる。

工藤の場合は1R勝利で6P、2R勝利で5P──準決勝へのボーダーは、やはりこの辺りと予想される。取らぬ狸の皮算用ではなく、プレイオフ進出のための戦術が必要となってくるだろう。

そんな工藤と対戦するフローレスはキャリア21勝3敗、テコンドーからムエタイを経てMMAに転じると、Combate Americasでキャリアを積んだ。その後フローレスは2020年のコンテンダーシリーズに挑み、Titan FC王者ハファエル・アウベスのギロチンに下りUFCとの契約を逃す。

そしてローカルショーで再起を果たし、昨年の10月にPFLデビュー戦の勝利で2022年シーズン参加を決め、初戦はボラギに判定勝ちを収めている。

上下と内と外を打ち分けるフローレスは、テンポよく戦っている際は拳と蹴りの動きが連動し、さらには一挙動で動くため予測が難しい打撃を使う。

と同時に蹴りの後など隙も見せるフローレスだけに、そこにパンチ、あるいはテイクダウンを工藤を見せてリズムを狂わせたい。そうなると蹴りは体重が浮き、パンチとの連動もストップ、特に力の伝わっていない高い位置への蹴りはテイクダウン、カウンターの両方で工藤の攻めるポイントになるだろう

フローレス戦はとにかく、フィニッシュ勝利しかない工藤。ならば前回のラウネーン戦のように初回にチャンスが訪れるなら全力でフィニッシュする姿勢を持ちたい。

テイクダウン狙い+パンチ、オーバーハンドのステップイン&ダブルレッグ、工藤はどちらも十分に取れるチャンスがある。第1試合出場予定ということもあり、できれば2Rまでのフィニッシュ──最低でも4P獲得という状態まで人事を尽くし──あとは他の試合結果次第、天命を待ちたい工藤だ。

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MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2022#02 RYO YouTube   シェイモン・モラエス バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

『2022 PFL 2』試合結果/ハイライト動画

2022 PFL 2 results: Bruno Cappelozza picks up where he left off, pounds out Stuart Austin for TKO(MMAJunkie)
・Bruno Cappelozza def. Stuart Austin via TKO (punches) – Round 1, 4:24
・Chris Wade def. Lance Palmer via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28)
・Brendan Loughnane def. Ryoji Kudo via technical decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Renan Ferreira def. Jamelle Jones via knockout (punches) – Round 1, 0:25
・Denis Goltsov def. Cody Goodale via TKO (punches) – Round 1, 3:20
・Ante Delija def. Matheus Scheffel via TKO (punches) – Round 2, 0:59
・Bubba Jenkins def. Kyle Bochniak via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Klidson Abreu def. Adam Keresh via unanimous decision (29-28, 30-27, 30-27)
・Sheymon Moraes def. Boston Salmon via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Alejandro Flores def. Saba Bolaghi via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28)


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 4月28日にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催された『2022 PFL 2』の試合結果。今大会はヘビー級とフェザー級が行われ、ヘビー級はブルーノ・カッペローザ、ヘナン・フェレイラ、デニス・ゴルゾフらが勝利。フェザー級は工藤諒司がブレンダン・ラウネーンに判定負けしており、他にはクリス・ウェイド、ブバ・ジェンキンスらが勝利しています。



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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#02 キック ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

【PFL2022#02】初回にダウンを奪った工藤だが、圧され気味の3Rの頭突きでテクニカル裁定→判定負け

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.3R technical decision 3-0:29-28.29-28.29-28
工藤諒司(日本)

左ジャブから左ミドルを見せた工藤が、右ローを蹴る。右フック、飛び込んでの右は空を切り、ラウネーンがローを入れる。工藤もカーフを蹴り、左右・上下に動く。工藤の左リードフックをヘッドスリップでかわしたラウネーンだが、ローとのコンビでジャブを被弾する。ローを蹴られても前に出る工藤に対し、ラウネーンが走るように間合いを外す。

ローにワンツーを合わせた工藤は、ツー=左フックがアゴを捕らえてダウンを奪う。懸命に足をきかせようとするラウネーンにパウンドを入れる工藤は、クローズドガードに立ち上がってパンチを落とそうとする。手首を掴んで防いだラウネーンは蹴り上げからスタンドに戻る。工藤はワンツーで前へ。ここもラウネーンが走って距離を取る。

ラウネーンはスピニングバックキックも、工藤は踏み込んで右をヒットする。ローに右を合わせたラウネーンがカーフ、工藤はスピニングバックキックを捌いて右を伸ばす。残り15秒、テイクダウンのフェイクからの右は当たらなかったが、工藤が初回を取った。

2R、まずラウネーンがワンツーを伸ばす。工藤は左フックで前に出て、右ハイと攻撃を散らす。ワンツーだけでなく、スリーからフォーと前に出る工藤にラウネーンは必死のサークリングで対応する。飛び込んで左と積極的な工藤はダブルのジャブから右フック、隙をついてはパンチを伸ばす。ラウネーンはスイッチを見せると、オーソから右を伸ばして組む。良い所を持たせない工藤は、離れたラウネーンにパンチをヒットさせる。

工藤のワンツーに組んだラウネーンがケージに押し込んでくるが、押し返した工藤は打撃の間合いに戻す。ローを蹴って離れるラウネーンを追いかける工藤がダブルレッグで尻もちをつかせる。ラウネーンが立ち上がるが、印象点を稼げているか。ラウネーンは後ろ回し蹴りを多用するが、工藤は気にせず前に出る。必死に下がるラウネーンは、近距離の攻防を嫌がっているのか。

組んでボディロック、右を差しあげるラウネーンは肩パンチから離れる。直ぐに追いかける工藤は、ダブルレッグで半身で倒され、即スタンドに戻る。ヒザを入れるラウネーン、工藤はやや圧されている。ボディにヒザを入れたラウネーンが、最後の工藤の左右のフックに右を合わせようとする。これが当たったのか、ただのスリップか工藤がバランスを崩し時間となった。

最終回、左ハイからローを見せる工藤に、ラウネーンがショートアッパーを入れる。工藤はシングルを止められ、ヒザ蹴りにダブルレッグを合わされてバックを許す。前方にテイクダウンを許した工藤は胸を合わせてヒザをボディに入れる。ラウネーンもヒザを返し、回った工藤が離れる。残り3分半、勝負の時──工藤は左フックを空振りに、組まれて大きくスラム気味のテイクダウンを許す。バックを取ったラウネーンは、後方から足払いを見せるなど攻勢を続ける。

胸を合わせた工藤は、ラウネーンが離れると距離を詰めアッパー。工藤のダブルレッグ狙いを頭を下げて防ごうとしたラウネーン、両者の頭がぶつかる。これで工藤は額をカットし激しい流血に見舞われてしまう。と、ドクターが続行不可能と判断……。

ストップまでのスコアで勝敗が決まることに。工藤は初回をクリアに取っており、2Rも精度と打撃の積極性は上回っているが、組みはラウネーンだった。最終回はラウネーン──果たしてジャッジの判断は……、3者とも29-28でラウネーンに。工藤は無念のテクニカル判定負けとなった。

「14年、MMAをやってきてダウンをしたのは始めて。多くのミステークをした。クドウとの試合を見直さないといけない。2Rはどうなっていたか分からなかった。コーナーも確信がなかったから、3Rは攻めたんだ」と勝者は試合を振り返った。


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