【写真】思い切りの良い打撃が、デビュー戦でも炸裂するか(C)MMAPLANET
19日(土)、東京都港区ニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021~ 1st ROUND~で、吉村海飛がプロMMA初陣を彼と同様にプロデビューとなる山口コウタと戦う。
格闘DREAMERSの最終オーディションに外敵として出場し、漆間將生をスプリット判定で下した吉村は、アマチュア・パクラス、DEEPフューチャーキングT優勝──7試合連続初回KO勝ちという触れ込みで大いに注目を浴びるようになった。
極真空手時代には高校生選手権で日本一に輝き、その後は大学進学からカナダ留学、帰国後に上京しTEPPENジムでキックボクサーを目指した時期もあった。紆余曲折を経て、昨年8月に和術慧舟會HEARTSに入会し、いよいよプロMMAファイターの一歩を踏み出すこととなった。そんな吉村にデビュー戦に向けて意気込みを訊いた。
──19日に山口コウタ選手とのデビュー戦が行われます。
「相手もデビュー戦で、僕が出ていたフューチャーキングTの反対側のブロックで多分準決勝で負けている選手のはずです」
──初めてプロでの試合ですが、どのような気持ちですか。
「そこはアマチュアの時の試合前と、あまり変わらないです。早く試合がしたいというだけで」
──プロになれば、それこそ半端な気持ちの相手などいないと思いますが、その辺りは?
「そこは『格闘DREAMERS』の漆間(將生)選手と戦った時に、絶対に負けないという気持ちの相手と戦えているので。あの時は気持ちで圧されて、組まれた部分があったので、気持ちでは絶対に負けないです。
ホント、絶対に負けない。ビビることもないし、試合で負けるなんて考えたこともないですし。それが当たり前で。相手の全員そうだし、上を目指すなら気持ちで負ける、心が折れるなんてことはあってはならないことです」
──ここから上を目指すためには、どのような試合をしないといけないと考えていますか。
「う~ん、勝つのは当たり前。負けたくないので。勝つのは大前提で、どのような勝ち方ができるか。それ以前に練習してきたことを出したいです。そうすれば、負けることはないと思っています」
──極真を10年以上やってきてHEARTSのスパーでも、プロの打撃に全然ビビらないとそうですね。
「う~ん……。怖くないです。でも(江藤)公洋さんにボコボコにされています。技術でもっていかれて、上には上がいるとは思ってはいたのですが、こんな身近にいるとは思ってもいなかったです(笑)。
やはり予備動作のない相手、しっかりと見て組みと混ぜてくる選手はまだ苦手ですね」
──でもフルスイングは平気だぞ、と(笑)。
「いやいやいや、そんなことは言っていないです。僕の場合は、アゴとかこめかみとの脳が揺れる場所に当たらないなら、打たれても良いやっていうのがあります。
試合の時も額で受けていれば、なんでもないと思っています。分からないところで殴られるのが一番危ないですが、しっかりと見て受ける分には試合なので、しょうがないと思っています」
■視聴方法(予定)
6月19日(土・日本時間)
午後12時15分~PPV SPWN
■ 対戦カード
<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ(日本)
SAINT(米国)
<ライト級/5分2R>
鈴木琢仁(日本)
石塚雄馬(日本)
<フライ級/5分2R>
鮎田直人(日本)
加藤瑠偉(日本)
<ウェルター級/5分2R>
グラント・ボクダノフ(米国)
田中一矢(日本)
<女子ミクロ級/5分2R>
KYOKA(日本)
古林礼名(日本)
<メガトン級/5分2R>
KENNY中村(日本)
関野大成(日本)
<フェザー級/5分2R>
吉村海飛(日本)
山口コウタ(日本)
<ライト級/5分2R>
Street♡★Bob”洸助(日本)
拳太郎(日本)
<ストロー級/5分2R>
林豊(日本)
中村真人(日本)
<ストロー級/5分2R>
多胡力翔(日本)
根本元太(日本)
<フェザー級/5分2R>
渡辺純(日本)
高橋辰也(日本)
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