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【GRACHAN51】昼の部のメインは小島が崎山勲にカーフを効かして、ヒザからパウンドアウト!!

【写真】小島はカーフで完全に試合を支配した(C) NOB YASUMURA

昨日19日(日)に千葉市美浜区の幕張ベイパーク・アリーナでGRACHAN51&52が開催された。

そのレポート第一弾として昼の部=Grachan51のメインで組まれたフェザー級、Road to Titleの一歩=小島勝志✖崎山勲の一戦の模様をお届けした。

Text by Nob Yasumura


<フェザー級/5分2R>
小島勝志(日本)
Def.1R4分37秒by TKO
崎山勲(日本)

1R、小島が右のカーフキックを的確にヒットさせ、嫌がる崎山はテイクダウンを仕掛けるが、小島はそうさせない。崎山は右フックを強振。なおも小島は距離を取って右のカーフを当てると、崎山は足を引きづる素振りも。

崎山は小島を金網に押し込んでテイクダウンを仕掛けて金網に押し込むが、離れた小島が右ストレート、そいて右カーフ。

右のカーフで完全に動きの止まった崎山を金網に追い込んだ小島は、右アッパー、ヒザ蹴り。うずくまった崎山に対し、小島がパウンド連打で追撃すると、レフェリーがストップした。

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【GRACHAN51&52】岩﨑ヒロユキ代表に訊く─02─「選手派遣は第三者機関のみ。団体間は辞めます」

【写真】51大会のメインで小島と対戦する──人見知り──崎山勲に注目!!(C)MMAPLANET

19日(日)に千葉市美浜区の幕張ベイパークアリーナでGRACHAN51&52が開催される。2021年のグラチャン最終興行=2部制大会を前にGRACHAN放送局が立ち上げた岩﨑ヒロユキ代表インタビュアー後編。

51&52大会、伊藤空也✖手塚基伸のバンタム級選手権試合を始め、注目カードと2022年の動向を代表自らが話してくれた。

<岩﨑ヒロユキ・インタビューPart.01はコチラから>


──伊藤選手に手塚選手が挑戦するというのも、グラチャンの歴史が繋がる形で良いタイトルマッチですね。

「修斗の坂本さんもグラチャンとなら、タイミングが合った時に修斗もオファーを出したいと言ってくれています。だから、色々な意味で一度修正をするということもあって8月の大阪大会からグラチャンで試合をすることになりました。

手塚を送り出すための試合でもありますし、伊藤空也ともどもRIZINに出たいなら勝負です。大阪大会ならワンチャンあるかもしれないし、それでも肩書がないと厳しいというのもあります。手塚も自分のジムを創って、格闘技に対する取り組み方も変わりましたしね。楽しみです」

──ファン目線の岩﨑さんに尋ねます。どちらが有利と見ていますか。

「持っているのは伊藤空也だと思っています。勢い、運、流れが。ただし、細かい技術や経験値で手塚は伊藤空也を遥かに上回っています。手塚の組みを伊藤空也が如何に突き放すか。逆に手塚はそこに持ち込めないとキツイです。無暗に色気を出して打撃に行くと、伊藤空也にやられる可能性も十分にあります」

──なるほど。では、2大会からタイトル戦以外に注目のカードを挙げて頂けますか。

「51のメインで小島勝志と戦う崎山勲という子がいます。2019年に芦田崇宏、鍵山雄介に連敗した後ケガをして、復帰戦になります。センスは凄くあります。夜中の零時や1時にジムで1人で練習しているようで」

──なぜ、そんな時間に?

「人見知りなんじゃないですか」

──アハハハ。

「いや、本当なんです。崎ちゃんとは、ずっと連絡を取ってようやく心を少し開いてくれた感じで。小島君もグラップラー相手に勝利したり、課題を克服してきたので良い試合になるのかと」

──藤村健悟✖林 RICE 陽太戦はライト級タイトルに絡んでくるファイトかと。

「ライト級はチャンピオンの山本琢也がどうするのか。フェザー級なのかライト級なのかも関係してきますが、藤村君に関しては焦らず、育てる。1年、2年後を見ています。本当の強さを身につけるために、じっくりと……と考えつつ、来年の1発目にはルクク・ダリとか強い選手を当てようかと勝手に思っています。小谷(直之)君も面白いかなって。そこもオファーのタイミングだと思います。ただ宮田(和幸)君は、藤村君に原口伸を当ててもらって良いと言ってくれています」

──おお、どれも楽しみですね。

「やはりタイトル戦線がクリアだと、分かりやすいですね。ライト級とフェザー級、山本琢也がどちらかを返上することになるかと思います。いずれにせよ、フェザー級は小島と崎山の勝った方がタイトルに近づくことは確かです。

ライトはさっきも言ったように若手の藤村、原口、植田豊君は小谷君に負けてしまったので……それとダリが正式にライト級に落としてきますし、混戦模様ですね。実力派の小谷君もいますしね」

──9月大会では原口選手以外にも野村瞬太選手もデビューし、揃って2戦目でVTJを経験しました。

「2人ともデビュー2戦目で大したものです。その一方で原口、野村に関しては宮田君とも、トータルファイターになるために時間は用意しようと話しています」

──再びVTJに出場することも?

「VJTさんは第三者機関な感じがしますし、RIZINさんも団体色が消えます。なので、この2つの大会には選手を出していきたいとは考えていますが、団体間での派遣は辞めようと思っています。それはグラチャンを強化していきたいからです。

RIZINでチャンスを頂いても、結果を残せなかった。これはグラチャンに勢いをつけられなかった俺の責任だと思っています。俺に許さがあった。グラチャンで切磋琢磨させて、力をつけて出せば結果を残せる。なら、俺のやれることもあるなって思ったんですよ」

──では2022年のグラチャンの方向性は?

「イベント開催に関しては2月13日が決まっています。5月か6月、8月は大阪、9月、12月ですかね。そこに北海道大会が1月か2月に入りそうです。今までGLADIATORさんとも色々とやってきましたが、自力でやっていく環境をどうするかが今後のグラチャンの選手のレベルアップにつながると思っています。そこは惜しみなくやっていきたいと思います。

19日の2大会、新しい顔が凄く増えました。2021年最終興行ですが、今回から新生グラチャンの色合いがついてくる大切な大会です。この選手たちが、どう勝っていくか。選手たちの人生ストーリーも映像で伝えていき、より一層グラチャンを楽しんでもらいたいです」

■Grachan52視聴方法(予定)
12月19日(日)
午後4時30分~GRACHAN放送局

■Grachan51視聴方法(予定)
12月19日(日)
午後1時00分~GRACHAN放送局

■ GRACHAN 52対戦カード

<Grachanバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 伊藤空也(日本)
[挑戦者] 手塚基伸(日本)

<無差別級/5分3R>
荒東”怪獣キラー”英貴(日本)
ラデック(チェコ)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
和田健太郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
善司郎(日本)
松本尚大(日本)

<バンタム級/5分2R>
フミ・グローブTV(日本)
平田純一(日本)

<フェザー級/5分2R>
高須将大(日本)
大搗汰晟(日本)

<フライ級/5分2R>
児玉勇也(日本)
御代川敏志(日本)

<フライ級/5分2R>
吉田哲之(日本)
小林大介(日本)

■GRACHAN 51 対戦カード

<フェザー級/5分2R>
小島勝志(日本)
崎山勲(日本)

<ライト級/5分3R>
藤村健悟(日本)
林 RICE 陽太(日本)

<無差別級/5分2R>
ヨコヤ・マクレガー(日本)
田馬場貴裕(日本)

<ライト級/5分2R>
宮内拓海(日本)
水谷健人(日本)

<60キロ契約/5分2R>
長野将大(日本)
佐々木歩夢(日本)

<ライトヘビー級/5分2R>
舘野コング(日本)
石川廉(日本)

<バンタム級/5分2R>
松井斗輝(日本)
池田貴一(日本)

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Grachan45 J-CAGE Report ブログ 小島勝志 拓MAX

【Grachan45】ちょっとしたWardog旋風?? フェザー級チャンプ拓MAXもRNCで小島からタップを奪う

【写真】この次の試合の鈴木とともに、Wardog王者がグラチャンで2連勝に(C)MMAPLANET

20日(日)、東京都大田区の産業プラザPIOでGrachan45が開催された。ここではWardogフェザー級チャンピオン拓MAX✖小島勝志戦を振り返りたい。

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
Def.1R3分55秒by RNC
小島勝志(日本)

距離を詰めて左から右を狙う拓MAXに対し、小島が右ハイを放つ。怯まず前に出た拓MAXは、左ジャブから右アッパー。一旦距離を置くと、小島の右ローをキャッチし右を当ててトップを奪う。

クローズドガードで固める小島、ブレイクが掛かり試合はスタンドへ。直後のパンチの交換で姿勢を乱した拓MAXが下になるが、すぐに立ち技の展開に戻り、拓MAXがクリンチからテイクダウンに成功する。

拓MAXはスクランブルに持ち込もうとした小島の左足を挟み、左でパンチを入れる。背中を見せた小島に対し両足をフックしてパンチを入れ、RNCへ。小島の背中が伸びると、再びパンチを落とし絞めをセットアップしなおした拓MAXが一本勝ちした。