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【Gladiator024】プレ・フライ級Wars。チェ・ドンフン&イ・スンチョルが来日。じゅんが復活

【写真】自らのイケメンと言ってしまうチェ・ドンフン。3戦目でチャンピオンになった実力の程は──(C) MMAPLANET

23日(木)、GLADIATORより12月19日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024の追加カード10試合が発表されている。
Text by Manabu Takashima

3回戦2試合、2回戦8試合が新たに明らかとなったが、まず目につくのがDouble GFCフライ級チャンピオンのチェ・ドンフンの来日&久保健太との対戦だ。

チェ・ドンフンは今年の3月大会で当時のGladiatorフライ級王者NavEと対戦予定だったが、足の小指を骨折して欠場に。彼の代役としてニャムジャルガル・トゥメンデムベレエルがベルトに挑戦することとなった。


そのニャムジャルガルが僅か7秒でNavEをKOし、新チャンピオンに。直後にRoad to UFCと契約したためタイトルを返上し、グラジのフライ級王座は空位となっている。

チェ・ドンフンも狙いは来年のRoad to UFC出場であることを公言して憚らない。その過程で韓国国内でなく、日本=グラジで試合をこなし、ベルトも視野に入れている模様だ。柔道出身のチェ・ドンフンは泣く子も黙るどころか、凍り付く厳しさの韓国海軍に徴兵後も身を置き筋金入りの気持ちの強さを身に着けている。

除隊後にMMAファイターを目指しTeam MAD浦項に入門すると、瞬く間に頭角を表し3戦目でDouble GFCの王座に就き、初防衛後に上にあるようにグラジ出場を決めていた。ムエタイでもプロとして1勝を挙げ、コンバットサンボの国家選抜戦でも優勝しているチェ・ドンフンは、パワーとスピード溢れるウェルラウンダーだ。

対してベテランの久保は今年の1月以来のグラジ出場となる。下のコメントにあるようにコロナ明けで練習ができない状態で挑んだ宮城友一戦でRNCに敗れた。DEEP名古屋大会での再起戦を飾った久保もまた、グラジのフライ級王座を視野に入れて韓国の新鋭と対戦することとなった。

チェ・ドンフンと同じくK-MMAのフライ級からイ・スンチョルの来日も決まった。キャリア5勝1敗、10月にはBIFCでONEストロー級タイトルコンテンダーのルネ・カタランを僅か71秒でKOで破っているイ・スンチョル。キックベースだが、徴兵期間中にMMAファイターを目指すこと決めたイ・スンチョルの憧れのファイターは、日本の若松佑弥だという。その影響かイ・スンチョルもスタイル的にもアグレッシブなストライカーである一方で、しっかりとテイクダウンもできるタイプだ。

このイ・スンチョルの対戦相手に抜擢されたのが、キャリア2戦目の澤田政輝だ。グラジからステップアップを図る溝口司と同門の澤田は柔道ベースながら、思い切った打撃が武器で──倒して極めるスタイルでデビュー戦を飾っている。

2戦目の国際戦、臆することなく気合満々でオファーを受けた澤田がどのようなファイトをやってのけるか、興味深い。

さらにフェザー級でグラジ元バンタム級王者じゅんの4年8カ月振りの実戦復帰=高橋孝徳戦も決まった。今大会には実弟・田中有と中川皓貴が揃って国際戦に挑むこととなっているが、リライアブル神戸を引っ張るボスとして、じゅんがその背中で何を見せるのか。

対戦相手の高橋は昨年Grachanのフェザー級王座決定Tで惜しくも準優勝に終わり、心機一転グラジを戦場に選んだ。高橋といえばケージに押し込み、じっくり戦うという印象が強く──「魅せてナンボ」のじゅんとは対極にある「勝ってこそ」のMMAを戦う。じゅん✖高橋はある意味、MMAイデオロギー闘争的なマッチアップといえる。

また竹中大地&上久保周哉というJ-MMAのトップファイターが参入してきたグラジのバンタム級戦線で、空手ベースで注目を集める吉田開威と南友之輔の連続出場も決まった。

吉田はグラップラーのフェルナンドと対戦するが、ここでの組み対策と攻撃的な打を披露できれば、トップ戦線が一気に近くなる。

一発の強さが魅力的な南は、健太エスペランサとのマッチアップとなる。既に2月のGrachan大阪大会出場も決まっているという話もある南だが、デビュー前から2024年中にグラジ・バンタム級王座に就くと宣言しており、有言実行への期待感を抱かせるファイトができるのか──要注目だ。

以下、今回のプレスリリースから過去最長と言っても過言でない──じゅん&久保山、そして高橋、澤田、韓国勢の次戦への意気込みを完コピでお届けしたい。

じゅん
「いつも選手の事を1番に考えてくれている凄く良い大会です。Gladiatorがインディ団体と言うてる人がいるなら、アホかと言うてやりたいですね(笑)。弱い外国の選手では無く、強い外国の選手を使っている所にも惹かれます。ここに勝てないと世界で勝負出来ない事を明確にさせているので、世界を目指す選手にはめちゃくちゃいい刺激だと思います。余談ですが、凄い金額がかかっている団体だと思っていますが、一体いくらくらいかかっているんですか?(笑)相手選手のことは組みの展開が得意で、そこから判定で勝ちに行くって感じの印象です。でもキックパンツで試合しているのを見ると打撃を本当は試合でしたいんじゃないんですかね? 僕は約5年ぶりの試合でもともと1階級下でやっていたのでパンチもキックも弱いはずです!

日本でトップの選手でもないので、相手の方からすると打撃の試合をやるのにお手頃の相手なんじゃないですか? 僕は盛り上がる試合しかする気がありません。組みでも寝かされても、盛り上がる事したります!勝ちにこした事はありませんが、お客様や興行主様が喜ぶ試合にしたいです。なんで打ち合ってくれれば嬉しいです。こんな事言うたらダメですが、ここで僕を倒してくれれば、また僕のジム生が相手選手を倒しに行くと言うストーリーが出来るので、面白いんじゃ無いんですかね?

僕は倒れないですけどね。

僕はもう選手活動はする気が無かったんですが、色々と考える事があり、その結果また試合をする事にしました。櫻井代表への恩返しになるか分かりませんが、そうなれればいいです」

高橋孝徳
「関西のみならず、アジアの各国から強豪選手が参戦するGladiatorに初めて出場する機会をいただき光栄に思います。私個人としては、前戦でGRACHANのタイトル獲得に失敗してからの再起戦となります。もう一度頂点を目指す上で、しっかりレベルアップした姿をお見せいたします。これまでよりも攻撃的なファイトにご期待ください」

久保健太
「今大会であるGladiator024大会の出場オファーを頂きありがとうございます。前回出場させて頂きました020大会で宮城友一選手との試合では不甲斐にも敗退してしまいとても悔しい思いをしました。宮城選手との試合は偉大な選手なだけに、それなりに懸けていた思いがありました。しかし試合直前の5日前まで初のコロナにかかり寝込んでしまい一時は試合欠場となる状況まで陥っていたこともあったことから、僕自身にとっては不完全な試合となってしまいました。

それでも試合に出場し戦ったこと、宮城選手と試合をさせて頂いたことに何一つ後悔はしていません。そんな状況な中でも試合をした自分に誇りを持っています。その悔しい思いから、その後のDEEP名古屋大会でタイトルを持つ選手から勝利を納めては、Gladiatorでの挽回を待ち望みながらに日々トレーニングと練習の日々を重ねてきました。そしてようやくそのチャンスを頂き、対戦相手をお聞きしたところ海外の強豪選手、韓国のダブルGFCという団体の現王者であるチェ・ドンフン選手でした。戦歴等を確認したところ、MMA無敗の柔道ベース、コンバットサンボでは韓国国家選抜選手権優勝とかなりの実績がある強豪選手でした。

対戦相手に不足はありません。むしろ他団体の現王者相手に僕を指名して頂けたことに感謝と敬意の気持ちを持って全力で闘い勝利を手に入れます。韓国の選手とはRoad FCやCMAでこれまでに何度か戦ったことがあります。CMAカイザーでは僕もタイトルを獲りました。しかし、ここはGladiatorのリング、今ではGladiatorの顔の一人でもある僕だとそう自負しています。この対戦カード、試合で盛り上げるのも、勝利するのも僕じゃないといけないんです。僕も良い年齢になりました。格闘技人生長くはないと思います。

今大会に勝利し、Gladiatorフライ級トーナメントで選抜して頂きそこに宮城選手がいれば再戦はもちろんのこと、行けるところまで駆け上がり王者君臨を目指します。試合当日、楽しみにしていて下さい。注目していて下さい。宜しくお願い致します」

チェ・ドンフン
「自分はこんなイケメンですが、Gladiatorからチャンスを貰えたことで相手を半殺しにするぐらいの覚悟を持って戦います。応援よろしくお願いします。押忍」

澤田政輝
「オープニングファイトから出て。ここで有名になりたいって思ったのがGladiatorでした。Gladiatorで有名になりRIZINとか世界に行けるように頑張ります。今回強い相手選手を候補に挙げて交渉してくださり、自分にとって大事な試合を組んでくれたと思います。強い相手と戦える事が最高のチャンスだと思うので、一番面白い試合するので 皆様見ていてください」

イ・スンチョル
「日本のファンの皆さんは、自分のことを知らないと思いますが、Gladiatorのタイトルに通じる試合になるかもしれないので一生懸命戦い、自分のデキることをすべて駆使し日本のファンに満足してもらえる試合を見せたいと思います。頑張りますので、応援よろしくお願いします」


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【The Shooto Okinawa08】打たれると効かせ返す。首相撲にアッパー入れたヤックル真吾が宮城をTKO

<フライ級/5分2R>
ヤックル慎吾(日本)
Def.2R1分09秒by TKO
宮城友一(日本)

圧を掛ける宮城が、ヤックルに続きカーフを蹴る。互いにインローを蹴り、前に出た宮城は三日月、さらに腹への蹴りを続ける。ヤックルも左ミドルを入れ、互いが蹴りを多用する。宮城は三日月、左インローを蹴り、ヤックルの右をかわして組みつく。ボディにヒザを突き刺した宮城、右のヒザを受けたヤックルが顔をしかめる。残り1分40秒で離れたヤックルに対し、自らの蹴りでバランスを崩した宮城が立ち上がって右を当てる。

続く前進に逆にパンチを当てたヤックルが、下がった宮城にダーティボクシングから右を入れてダウンを奪う。パウンドを被弾した宮城は立ち上がっても、倒され背中を見せつつ、腕を差しあげて上を取り返した宮城がエルボーを落とし時間に。ヤックルが初回をリードした。

2R、右を当てた宮城が2発右を続け、首相撲でヒザを入れる。ヤックルもパンチを入れ、首相撲にパンチを入れ、アッパーでダウンを奪う。パウンドの連打に背中を見せた宮城は、そのまま殴られ続けレフェリーが試合を止めた。


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【The Shooto Okinawa#08】ヤックル真吾戦とグラジ蒙古襲来、宮地友一「MMAを続ける理由って──」

【写真】空気がカジュマルに囲まれているようになる、宮城インタビューです(C)MMAPLANET

16日(日)、沖縄市のミュージックタウン音市場で開催されるTHE SHOOTO OKINAWA#08でヤックル真吾と対戦する宮城友一。

1月のGLADIATORでの勝利から、沖縄での修斗公式戦へ。かつてタイトルを賭けて戦うこともあったかもしれないヤックルと対戦と、グラジに上がるアジア勢の脅威について宮城が話を訊いた。

シビアな話題も、試合に向けての意気込みも、全て南国の暖かい風に包まれているような空気感を醸し出す宮城は、シビアな状況を前にMMAを続ける原点と根本論を話した。


――16日、来週の日曜日にヤックル真吾選手との試合が迫ってきました(※取材は8日に行われた)。今、どのような状態ですか。

「練習は去年の終わりぐらいから、できる時間も増えてきて。それを今年に入ってからも継続できているので、以前よりも練習ができているという感覚を持って試合に臨めています。そういう意味では良い感じで、試合の1週間前まで来たかなと思います」

──以前よりできているというのは、いつ頃までと比較しての話なのでしょうか」

「去年の10月ぐらいに、もっとやらないといけないと思うようになり……。自分もジムがあって指導があるのですが、そのボリュームを抑えながら練習の頻度を増やしてきました。実際のところ、ここ何年かは『これぐらいで良いだろう』という感覚でやっている節がありました。それが、もっとやらないと当たり前に強くならないよなっていう想いになりました。ここ3、4年で一番練習していると思います」

──四十にして、そうなったと。

「慌てているんです(苦笑)」

──今回の試合に向けて対人練習など追い込みは終わった時期でしょうか。

「今日もパラエストラ沖縄のグラップリングに行き、スパーリング形式のモノはここで終わりです」

──実はZOOMで宮城選手と対面し、『老けたな。いや、疲れているのか』と思ったので聞かせていただきました。いや、疲れているのですね(笑)。

「疲れていますが、老けもしました(笑)。でも練習後の疲れは、よく顔に出るみたいです。『ゲッソリしている』と指摘されます。全然、元気なんですけどね(笑)」

──まぁ、ここから疲れを抜く状態でしょうし。ところで1月にGLADIATORで久保健太選手に一本勝ちし、タイトル戦線へ再度浮上かというタイミングで沖縄での修斗公式戦。やはり沖縄での試合は宮城選手にとって、特別なのですか。

「実は1月の試合、あの時の感覚が良くなくて。なんか変な感じがして、これは良くない方に行く感覚だと思いました。勝利することは大切で、勝てたことは良かったのですが、あの感覚には嫌な感じがあって。それを砂辺(光久)さんとも話して。砂辺さんは、僕に対しては慎重な面がある人ですし、一度沖縄で。地元で移動とかない状況で、試合をしようかということになったんです」

──そこでヤックル選手ですが、グラジのライトフライ級戦線ですれ違った感があり、本来は5年ぐらい前に戦っていたかもしれない相手です。

「ホントにその5年とか前に僕自身、『戦いたい』と口にしていたはずです。あの時、ヤックル選手が暫らく格闘技から離れるということだったので、『ああ、もうできないんだな』と思った記憶があります。だから、単純にここで戦えることは良かったです。

戦いそうだった選手、やるという話が出ても実現しなかった人のことは、何か頭に残ってしまっているので。このタイミングでヤックル選手と試合ができるのは、何か良いなって感じがします」

─とはいえ、負けられない相手です。過去10戦、宮城選手は5勝5敗。負けた相手が伊藤裕樹選手、駒杵嵩大選手、関口祐冬選手、宇田悠斗選手、そしてNavE選手です。対して5勝のうちスタイル的に成長の証となった西浦大地選手との試合以外で、上に行くために落とせないという相手からの勝利は安谷屋智弘選手との沖縄対決のみでした。そういう意味でヤックル戦は修斗とグラジの両フライ級戦線で上にいくためにも落とせないかと。

「もちろん、負けられないです。負けたら終わりだと、本気で思っています。勝たなきゃいけない相手にしか勝てていない──それは自分でも気にしていました。そこに自分の壁を感じていて。ここでヤックル選手に負けてしまったら、本当に終わりです。だから勝ち方として一本やKOでないといけないとも思っていなくて。とにかく勝たないといけない試合です。勝たないと先に進めないし、負けると先に進む権利を失う試合だと考えています」

──そう考えると、せっかくの地元での試合なのに固くなってしまわないですか。

「アハハハハ。まあ、自分の心をコントロールすることは難しいです。自分は特にそれが苦手で、相手を凄く大きく見てしまうことがあります。でも、負けたらお終いだという気持ちを持ってしまっているモノなので……。

ただ少しでもポジティブなことを言ってもらえると、『あぁ、そうなんだ』って気分が変わっちゃうんです(笑)。沖縄での試合は、コンディション的には結構違いますし。最近、それは感じることが多いです。

僕、凄く鈍感なんで。体重が落ちにくくなっているとか、パフォーマンス面でもスピードが落ちてきているとか感じきれなくて(苦笑)。減量も別にいつも通りと思ってきたのですが、ふと振り返ると前より大分きつくなっているなぁって気付いたことがあって。だから飛行機の移動がない沖縄での試合は、体調を整えることに関しては凄く楽ですね」

──宮城選手と話していると、マングローブの森にいるような気分になりますね。あるいはカジュマルに囲まれているような。仕事部屋が南国になってきます(笑)。何が『ふと振り返ると前より大分きつくなっているなぁ』ですか(笑)。

「アハハハハ。そうッスね。試合もずっとやってきたから、そこの変化も気づきにくいというのがあるかもしれないです」

──いや、ずっとやってきているから普通は気付くのではないですか(笑)。

「あぁ……そうかもしれないですね。回りの若い子とか、凄く落ちるんですよね(苦笑)」

──なるほどです。修斗での試合を前にしてですが、グラジエイターがフィリピンや韓国、そしてモンゴル勢と国際戦路線を進むなか、フライ級のベルトがモンゴルのニャムジャルガルの手に渡りました。あの試合を見て、正直、どのように感じましたか。

「う~ん、どう受け取ったらよいのだろうっていう気持ちになりました……。強い選手が来た、強い選手とやりたいという気持ちは勿論あります。試合時間が凄く短かったので、分からないこともたくさんあるけれど、僕で大丈夫なのかな。僕でいけるのかなというのは自分で戦うことを想定すると当然、考えてしまいます。

強い人とやるために現役を続けているわけで、戦いたくないとかって思うわけでは当然ないです。だって、ソレはなんで現役を続けているのかっていう話になるじゃないですか。自分を強くしたいし、強い人と戦いたい。結局、MMAを続ける理由ってそれしかないので。ただ、正直なところを言えば、もう少し長く戦っているところを見てみたかったです」

──実はインタビュー掲載よりも早く正式発表があるかもしれないのですが、ニャムジャルガルはRoad to UFCのワンマッチへの出場が決まり、グラジのベルトを返上するそうです。

「そうなんですか……」

──ただし、モンゴルには他のフライ級選手も控えているようです。

「アハハハハハ。そうですか……いや、複雑です。今、自分がどういう気持ちでいるかの分かっていないです。ただ韓国人選手にしてもモンゴル人選手にしても、日本に呼んでくれることは有難いです。だから、強くなりたい。強い人と戦いたいという気持ちがあるなかで、強い人を連れてきてくれたことはシンプルに有難いなって思います」

──韓国、モンゴルに勝てば修斗王座も狙える力ついた証明になるとがあると思えますか。

「ハイ。その通りです。僕は修斗とグラジエイター、RIZINと試合をさせてもらっていて……恵まれていると思っています。でも、もっとデキるという気持ちがあって……。年齢のことを指摘されることも多くなっていますが、僕はさっきも言ったように凄く鈍感で。きっとスピードは遅くなっていて、パワーも落ちているんだろうと思うけど、好都合で自分では気づいていないし(笑)。

僕は強くなっていると思うし、もっと強くなれると思っているんですよ。だからもっと練習をしたい。もっと頑張れば、もっとできる。だから、もっと練習したい。もっと砂辺さんや松根(良太)さんに習いたい。そうすればもっと強くなれると、希望を持ってやっています。

凄く恵まれていますが、満足は全然していないです。もっと行ける、もっと上を目指せるという気持ちで今もやっています。ハイ」

──では、その気持ちをさらに強固にするためにも、最後にヤックル戦への意気込みを改めてお願いします。

「絶対に勝たないといけない試合だし、負けたら終わりという気持ちを持っているので。背水の陣で戦いますが、固くならず自分が持っているモノをしっかりと出したい。自分はもっとMMAができるはずなのでそこを発揮したいです」

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ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#02 UFC   カマル・ウスマン コナー・マクレガー サンチン ジョン・ジョーンズ デメトリウス・ジョンソン トレヴィン・ジョーンズ ドミニク・クルーズ ハファエル・アスンソン ブランドン・モレノ ボクシング レオン・エドワーズ 上久保周哉 修斗 和田竜光 堀口恭司 宮城友一 平良達郎 新井丈 関口祐冬

【Shooto2023#02】ここにもいた、格闘ジャンキー=関口祐冬─01─「サンチンで、ヒザの上にコップを」

【写真】宇宙の背景は意味がないという関口だが、話を訊いていると何か通じているような気がしてくる……(C)SHOJIRO KAMEIKE

19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOTO2023#02で、修斗世界フライ級1位の関口祐冬が、フライ級契約で世界ストロー級王者の新井丈を迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike

2020年から5連勝でランキング1位まで昇りつめた関口だが、現在この階級のベルトはUFC参戦中の平良達郎が保持している。そこで関口が他のランカーと暫定王座決定戦を行うのか――と予想されたなかで、1階級下の新井がフライ級に進出してきた。新井の挑戦状を受け取った形の関口祐冬とは、いかなるファイターなのか。インタビューを試みると、MMAマニアっぷりが発揮された。


――関口選手が所属する修斗GYM東京のプロフィールには、格闘技を始めたきっかけが少林寺で、好きな選手はコナー・マクレガーとありました。現在のファイトスタイルは、その少林寺とコナー・マクレガーの影響が大きいのでしょうか。

「あぁ、ジムのホームページに載っているプロフィールですよね。細かく言うと、まずお父さんが空手と少林拳をやっていました。もともと自分の中では、決まったスタイルがないのが僕のスタイルだと思っています」

――決まったスタイルがない! どういうことでしょうか。

「次に対戦する新井君や、分かりやすいところだと堀口恭司選手って、コレっていうスタイルがあるじゃないですか。僕はマクレガーの距離の取り方や堀口選手のステップワークも好きだし、コーディ・ガーブランドのスタイルも好きなんですよ。そういう選手の良いところを、ちょっとずつ取り入れているような感じですね」

――そうだったのですね。以前、試合前に体勢を低くして相手を見つめていたところも、マクレガーを意識していたのかと思っていました。

「あれはジョン・ジョーンズです(笑)。ジョン・ジョーンズって四つ這いで相手を見て、動物的な動きで相手に近づいていくじゃないですか。あのスタイルが好きで」

――色々と取り入れていますね。ガーブランドは、どのようなところが好きなのでしょうか。

ガーブランドがドミニク・クルーズからベルトを獲った試合(2016年12月に判定勝ち)が、一番分かりやすいですよね。頭を振って、相手のパンチをかいくぐりながら、パンチとレスリングを織り交ぜて戦う。そういうスタイルがカッコいいなと思っています。ハファエル・アスンソンを2Rラウンド終了間際にKOした試合(2020年6月)もシビれましたし。

ああいう動きを見て、使ってみようかなって練習してみるんです。多くの人は、そうやって練習しても実戦で使うことは少ないと思います。それが僕は試合でも使ってみたくなるタイプですね」

――ガーブランドは先日のトレヴィン・ジョーンズ戦も、相手との実力差はあったとはいえ、ステップとの距離の取り方が抜群でした。

「すごく良かったです。相変わらずボクシングとレスリングを巧く組み合わせていて。新井君はガーブランドから、ステップワークと頭の振りを抜いたタイプだと思っています。ただ、KIDさんもそうでしたけど、体格で劣る選手が相手の中に入っていく姿は、見ていて興奮しますし憧れますよね。純粋に、カッコいいです」

――ただ、関口選手はフライ級の中で体格が小さいわけではないですよね。公式プロフィールでは、身長が180センチとなっています。

「そうですね。フライ級の平均より少し大きいぐらいだと思います。僕の理想は、全部できるようになることです。たとえば相手の体格によってスタイルを変えることができる――何か一つのスタイルをゴリ押ししていくようなことは、僕にはできないですから。それが可能なのって、何か一つが突出している選手なんですよ。

でも僕には、他の競技を経験して何か突出したものがあるわけじゃないので。MMAを始める前も、ちゃんと格闘技と向き合っていたわけではないので、一つひとつのレベルは高くない。どちらかといえば相手のスタイルや体格に合わせることのほうが多いです。

宮城選手との試合(2022年3月、宮城友一に判定勝ち)は、宮城選手のほうが身長は高かったので、僕がガーブランドのように頭を振って中に入っていきました。でも梶川選手の場合(2019年3月、梶川卓に判定負け)は僕が体格で上回っていて、マクレガーのように前手で距離を取りながらパンチを合わせるスタイルを選択したんですよね」

――それだけ普段からMMAの試合を観ているということですね。

「最近は新井君との試合を想定して、ガーブランドとディラショーの試合を観ています。一方はリーチが短くて、一方は体格が大きいっていう試合で。ディラショーとガーブランドは、ディラショーが2連続KO勝ちしていますけど、ガーブランドのパンチが当たっているシーンもありましたから。そこは参考にしたいです。

国内だと今は、和田竜光さんや上久保周哉選手の試合を観ていますね。結局、フライ級ってパンチが当たっても相手は立ち上がってくることが普通じゃないですか。となるとデメトリウス・ジョンソンもそうだし、和田さんや上久保選手のように相手を組み伏せる力がないと、シーソーゲームになっちゃうので。UFCのフライ級でも、ブランドン・モレノとフィゲイレドが、そういうシーソーゲームになっていて。

僕も昔は一発頼りだったんですよ。一発で倒す試合って、憧れるじゃないですか(笑)。それがヘビー級だと一発で終わるのに、フライ級だと倒れない。だから、パンチで倒したあとに組み伏せられる力を身につけないといけない――ここ最近は練習でも、それを痛感しています」

――なるほど。

「やっぱりMMAは観ていて楽しいですよ。僕の試合がある日に、UFCでレオン・エドワーズとカマル・ウスマンが対戦しますよね。3度目の対戦(過去1勝1敗)で、どうなるのかなって。さすがに試合当日の朝だから、僕も体を休めていると思いますけど……でも観ちゃうかな(笑)」

――アハハハ、それだけMMAが好きということですね。それだけ現在はMMAが好きであるにも関わらず、MMAを始める前は格闘技にちゃんと向き合っていなかったというのは……。

「子供の頃は、本当に格闘技が大っ嫌いでしたね。お父さんは最初に空手をやっていて――流派が何だったかも聞いたことはないです。そのお父さんに、無理やり空手をやらされていました。思春期で友達と遊びたくても、家に帰って厳しい練習が待っていて。さらにお父さんが少林寺を習い始めて、空手とミックスしたものを始めたんです。それも日本で広まっている少林寺拳法ではなく、中国で行われているやつなんですよ」

――えっ!? 嵩山少林寺の方だったのですか!!

「だから対人で行われる大会はなくて。あるのは型の大会で、それも映画で見るようなものでした。ジャッキー・チェンの酔拳みたいなものや、三節棍を使った型がありましたね。僕も映画でジャッキー・チェンがやっていた練習を、実際にやっていましたよ。サンチン立ちのような形で、ヒザの上にコップを置かれ、水がこぼれないように1時間その体勢のままでいるとか」

――幻想が膨らむお話です。とはいえ、お聞きしているだけで、幼少期にその練習はキツかっただろうと思います。

「もうね、『この家から早く出たい』と思っていました。格闘技はやりたくない、格闘技とは縁のない会社員か公務員になりたい――と考えていましたけど、今こうしてMMAをやっていますね(笑)」

<この項、続く>

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Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET NavE o YouTube イ・ジュンヨン キック キム・ヒョリョン キ・ウォンビン チェ・ドンフン チョ・ソンビン 中西テツオ 加マーク納 宮城友一 海外

【Gladiator022】また、来たッ!! Double GFCフライ級王者チェ・ドンフンが、フライ級王者NavEに挑戦!!

【写真】1月大会のチョ・ソンビン&キ・ウォンビンに続き、韓国からグラジのタイトル戦線にチェ・ドンフンが加わる(C)MMAPLANET

24日(金)、Gladiatorより3月26日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022の対戦カード第1弾の発表があった。

今年より、アジア勢の招聘に力を入れJ-MMA強化に乗り出したグラジエイター。前回大会、1月22日のGADIATOR021ではチョ・ソンビン&キ・ウォンビンの韓国勢、フィリピンからジョン・オルニドが来日し大きなインパクト残している。

今大会も複数試合の国際戦が予定されていると伝わってくるなか、まずはNavEの持つGladiatorフライ級のベルトに韓国の実力派プロモーション=Dolube GFCフライ級王者チェ・ドンフンが挑戦することが決まった。


今年の1月2日に24歳になったばかりチェ・ドンフンはプロMMA戦績はまだ4戦4勝0敗ながら、アマMMAでは8連勝しプロキックで1戦1勝、コンバットサンボでは全国選抜大会で3位に入賞している。アマMMAで8連勝後の2021年7月にプロMMAデビュー。昨年5月にキャリア3戦目にしてイ・ジュンヨンを破りDouble GFCフライ級王座に就き、昨年8月にはキム・ヒョリョンを破って王座防衛を果たしています。

そのチェ・ドンフン、ベースは中高生時代に活躍した柔道ではあるが、韓国海軍に鍛え上げられた強い精神力で打撃も消化し、喧嘩がデキるウェルラウンダーといえる。

対してNavEは2018年9月に加マーク納を破りベルトを巻いたが、グラジでもノンタイトル戦が多く、タイトル防衛戦は2021年9月の宮城友一戦以来2度目となる。その宮城、今回の防衛戦に向けて以下のようなコメントをプレスリリースに寄せている。

NavE
「今回の対戦相手が日本人ではないと聞いて正直ワクワクしました。国内の身内同士で対戦するよりも自分はこういう未知のマッチメイクの方が燃えるかも知れません。格闘技というツールで三重県名張市の自分が海外の選手と触れ合えるなんて幸せ者です! 勝ってまた韓国にでも遠征したいですね。今回の相手チェ・ドンフンは、アマ・プロと無敗のチャンピオンだそうですが、初黒星をつけてやります。GLADIATORは俺のリングです!」

また今日のリリースでは2回戦でバンタム級=藤原克也×秋田良隆と今村豊×谷口武の2試合、そしてフライ級で中西テツオ×宮川日向というカードが明らかとなっている。

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Gladiator020 MMA Special キ・ウォンビン グスタヴォ・ウーリッツァー ジョン・オリニド チョ・ソンビン ブログ 宮城友一

【Gladiator020】グラジエイター020 Gallery 勝敗を分ける要素の一つ。肝は普段の水分摂取量?!

【写真】会場で実際に試合を見ていると、対戦相手とのサイズ感の違いもありチョ・ソンビンのフィジカルが脅威に映った。それが単体写真ではRoad to UFC準決勝大会に続き、キ・ウォンビンの戻りようが一番目立っていたか (C)MMAPLANET

昨日22日(日)に開催されたGladiator020。3つのタイトル戦は台湾人=ジョセフ・チェン、韓国人2人=キ・ウォンビン、チョ・ソンビンが勝利し日本勢がベルトを巻くことはなかった。

J-MMA強化策として海外勢の招聘に力を入れるようになったグラジで、育成バージョンといえるフィリピンのジョン・オリニドの来日も含め国際戦が目立った今大会。会場にいたファン、関係者及びYouTube配信の視聴者からはフィジカルの違いが多く指摘された。

特にチョ・ソンビン、キ・ウォンビンのリカバリーには計量に立ち会っていた関係者からは、驚きを通り越し恐怖を感じるという意見すら出ていた。

北米ユニファイド階級、ハイドレーションなし、リカバリー制限が設けられてないレギュレーションのなかで、オリニドなどは9キロに及ぶ減量にもドライアウト疲れはなく、その秘訣は普段から摂る水の量――ウォーターローディングだと話していた。

ハイパー・ダイエット&リカバリーブームは過ぎた。引退後の生活を顧みる必要もある。なにより体重はMMAで勝つための一つのファクターであって絶対的ではない。とはいえ勝敗を作用する要因にもなりうる。今後、日本勢はどのようにこの問題に落としどころを見つけるのか。

ここではグラジエイター020のメインカードに出場した外国人4選手と、日本人1選手の計量Before & Afterを見比べてみたい。


チョ・ソンビン

グスタボ・ウーリッツァー

ジョン・オリニド

宮城友一

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Gladiator020 MMA MMAPLANET o Progress YouTube キック キ・ウォンビン コンバット柔術 ジョセフ・チェン ジョン・オリニド チョ・ソンビン 中川皓貴 久保健太 井上啓太 宮城友一 山田崇太郎 森戸新士 江木伸成 竹本啓哉 笹晋久 藤田大

【Gladiator020】コンバット柔術で江木伸成と対戦、竹本啓哉「掌底を落とすことが一番勝利に近づく」

【写真】見た目にも注意を払うようになった竹本。とはいえ意識のなかった外見と違い、格闘技感には自分があるので簡単にはいかない(C) MMAPLANET

本日22日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator020で、江木伸成とPROGRESSコンバット柔術ルールで対戦する竹本啓哉。

我がために戦うスタイル、生き方の元バンタム級王者は21日(土)に行われた計量にこれまでとは違い髪型を整え、よれよれではないシャツを着て現れた。竹本にどのような心境の変化があったのか。プロスポーツと純粋競技者の間で心が揺れた――いや揺れている心境を計量直後に尋ねた。


――今日は綺麗な髪形ですね。いつもは、計量の時はもっとボサボサの髪の毛だった印象が強いです。

「これは個人的な話なんですけど、プロスポーツって難しいなって。僕はアマチュアの序盤に5連敗しています。プロなら、もう終わりですよね。だから、自分の勝ち筋というモノを見つけてきて、勝てば良いというスタイルで戦ってきました。それだとお客さんを納得させることはできないし、ちょっと修正をしようと思っています」

――それは昨年9月の笹晋久選手との試合が起因となっているのでしょうか。

「そうですね。社長(鈴木陽一アライブ代表)にも、しっかりと注意をされました」

――勝ち筋を見つけ、そこに邁進することは良いと思います。お客さんの理解がなかったとしても一生懸命ポジションを取り続け、抑え込んで勝ったとしても。ただ前回の試合は勝っているかどうか分からないなかで、下で時間稼ぎをしていた。それも一生懸命の表れかもしれないですが、サッカーに例えると勝たないといけない状況でボール回しをしたような感じに見ている人は思ったかもしれないです。あからさまな時間稼ぎは、良い感じではないですよね。でも、それも鈴木社長のようにMMAを理解している人の意見だったかもしれないです。

「ホント、もうメチャクチャ叱られました」

――おお注意から叱られたと表現が変わりましたね(笑)。でも勝利を目指すことは絶対ですし、その可能性が低くなることをするのも違うかと……。

「もう少し、勝敗に関して気楽に構えても良いのかと思いました。良いように考えると、戦績も勝ち越しているので」

――ところで今回は竹本選手に敗れている笹選手の試合が一足先に、国際戦で発表がありました。

「僕自身もう1月に試合はないと思っていました。めちゃくちゃ怒られたので……それもしょうがないかと」

――ついには怒られたという表現になりましたね(笑)。

「……。実際、そういう試合をしてしまったと思っています。色々な人に言われたので、それだけ重要なんだと心に受け止めることができました。でも結果的にコンバット柔術で江木伸也選手と戦うという良いオファーを貰えました。オファーがあることは本当にありがたいです。そことは別に僕自身はコンバット柔術を戦うこと自体、凄く楽しみでした」

――前回の反省云々ではない部分で、コンバット柔術には興味があったと。

「ハイ。色々なルールで戦いたいと思っているので、コンバット柔術も戦ってみたかったです」

――江木選手はコンバット柔術で既に2勝をしていますし、フォークスタイルレスリングと合わせるとプログレス提供試合ではヒールで2度勝っています。MMAグラップラーとは違う、組み技の強さを持っているかと思われますが、その辺りはどのように考えていますか。

「ヒールで2勝……そこに関しては、僕が相手ではなかったから取れる、取れないは分からないです。そこは特別、気にしないです。MMAをやりたいコンバット柔術をやったことがある人と、MMAをやってきてコンバット柔術をやったことがない人間の試合という点で面白いかなって。

柔術家とコンバット柔術で戦い、MMAファイターとフォークスタイル・グラップリングで戦った江木選手に対して、MMAファイターの僕がコンバット柔術ルールで戦う。江木さんはMMAで戦いたいようですが、そこに対して僕が壁になろうと思います」

――意地が感じられる言葉ですね。試合まで1カ月を切り、コンバット柔術とはいえカテゴライズはグラップリング。実は竹本選手が、どういう体重で戦うのかは注視していました。

「それはグラップリングだから減量をせずにキャッチで戦うと思ったということですか」

――そうするのか、バンタム級で戦うのかは注目していました。

「あぁ……僕は今も釜谷(真)さんには本当に申し訳ないことをしたと思っています(2021年9月に釜谷の挑戦を受けた竹本は、計量失敗で王座はく奪。変則王座決定戦となり釜谷をRNCで下した)。あの時は8月に手塚(基伸)選手との試合があって、2カ月連続では体重が落とせないことが分かりました。もう、そういうことはしないと。

今回、それほど時間がなくキツイはキツかったです。ただし、連続ではないのでバンタム級で戦えると思ってキャッチは望まなかったです」

――グラップリングの時は減量を避けたいMMAファイターも多いかと思いますが、そこでバンタム級にこだわったのは?

「この試合がMMAにも通じているからです。ここで負けることはできないですし、勝って次につなげたいので」

――この試合に向けて、足関節や柔術的な練習を増やしましたか。

「アライブの柔術家で、仲良くさせていただいている山脇(悠佑)さんに付き合ってもらってやってきました。基本的にはMMAの練習をやってきたのですが、今回は立ちの打撃はない。なので、その時間はもどかしく感じていましたが、レスリングを強化してきました」

――レスリングを強化。江木選手は立ちを重視するでしょうか。

「引き込んでくることは気にならないですし、江木さんは引き込んでこないと思います。生田(誠)先生との試合や松本(一郎)選手との試合からしても、下にならないのではないかと。互いに上を取って叩きたい。そういう勝負になると思います」

――上を取って叩く。それはMMAファイターの矜持ですか。

「いえ違います。勝つためです。修正しようと思っていると言いましたが、やっぱり勝ちたいです。ルールと僕らの特性を考えると、上を取って掌底を落とすことが一番勝利に近いと思います」

――というのが、髪型が綺麗になった竹本選手の心境ですね。

「これも服も、全て彼女に選んでもらいました(笑)。そうですね、良い試合をしたい……明るく、強く、楽しいコンバット柔術をします」」

■視聴方法(予定)
1月22日(日)
午後2時20分~THE 1 TV YouTube

■ Gladiator020計量結果

<バンタム級/5分2R>
今村豊:60.95キロ
秋田良隆:60.8キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将:56.15キロ
陸虎:56.3キロ

<ウェルター級/5分2R>
藤田大:76.5キロ
スティーブン・ギレスピ:76.95キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴:65.7キロ
チョ・ソンビン:65.8キロ

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン:70.25キロ
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー:69.55キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士:75.2キロ
ジョセフ・チェン:76.8キロ

<フライ級/5分3R>
宮城友一:56.5キロ
久保健太:56.45キロ

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久:69.9キロ
イゴール・シルバ:70.00キロ

<バンタム級/5分3R>
笹晋久:61.05キロ
ジョン・オリニド:61.2キロ

<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.85キロ
ガッツ天斗:60.75キロ

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助:99.5キロ
チョン・ホチョル:96.2キロ

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎:78.6キロ
井上啓太:78.6キロ

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉:61.6キロ
江木伸成:59.8キロ

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
セアリ:47.55キロ
MIYU:46.45キロ

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Gladiator020 K-MMA MMA MMAPLANET o Progress YouTube   キック キ・ウォンビン コンバット柔術 ジョセフ・チェン ジョン・オリニド チョ・ソンビン 中川皓貴 久保健太 井上啓太 住村竜市朗 宮城友一 山田崇太郎 森戸新士 江木伸成 竹本啓哉 笹晋久 藤田大

【Gladiator020】計量終了 新・新生グラジ=10代が4名、外国人選手は8人出場。全選手が一発クリア

【写真】ここには確実にハイパーリカバリー・ウォーが見られる (C)MMAPLANET

明日22日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR020の計量が、21日(土)に同市スモーカージムで行われた。

中川皓貴とチョ・ソンビンの間で行われるフェザー級王座決定戦、王者キ・ウォンビンに挑戦者グスタボ・ウーリッツァーが挑むライト級選手権試合。さらにProgress提供フォークスタイル・グラップリングのウェルター級王座決定戦=森戸新士×ジョセフ・チェンという3階級タイトルマッチに出場する6選手を始め、14試合に出場する28選手の全員が一度目の計量でパスをした。


笹晋久とバンタム級戦で対戦するフィリピンの19歳、ジョン・オリニドは月曜日の時点で71キロあった体重をしっかり落としきった。そのうえで膚艶の良さを見せスケールの上で、一声挙げた。

ここからどれだけ戻すことができるのか、明日のケージの中でのサイズ感が気になるオリニドだ。減量といえば韓国勢。長身チョ・ソンビンのガチガチボディを見ていると、どれだけリカバリーするのか――想像するのも恐ろしくなる絞り具合だった。そんなK-MMA勢に負けじと、久保健太と対戦する宮城友一も限界に挑戦するような乾燥警報発令ボディを披露した。

またキックで璃久と戦うイゴール・シルバは体重を落としても、握った拳の大きさが強い印象に残るフェイスオフに。

この他、アマチュア女子MMA戦でグラジエイター初陣を戦う住村竜市朗の愛娘セアリは、対戦相手のMIYUと共にクリアし明日のオープニングマッチを戦う。

プログレス提供試合ではコンバット柔術で江木伸也と対戦する竹本啓哉も一発クリア。

井上啓太と戦う山田崇太郎は道に迷い計量会場入りは遅れたが問題なくパスしている。

MMA、グラップリング、キック、コンバット柔術と4つのルールに国内在住と来日組を合わせて5ヵ国の外国人選手が出場し、7試合が国際戦。HEAT的な特徴を兼ね備え、さらに10代のファイターが4人のあすなろイベントでもある今大会――グラジエイターの2023年の戦いの幕が切って落とされる。

■視聴方法(予定)
1月22日(日)
午後2時20分~THE 1 TV YouTube

■ Gladiator020計量結果

<バンタム級/5分2R>
今村豊:60.95キロ
秋田良隆:60.8キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将:56.15キロ
陸虎:56.3キロ

<ウェルター級/5分2R>
藤田大:76.5キロ
スティーブン・ギレスピ:76.95キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴:65.7キロ
チョ・ソンビン:65.8キロ

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン:70.25キロ
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー:69.55キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士:75.2キロ
ジョセフ・チェン:76.8キロ

<フライ級/5分3R>
宮城友一:56.5キロ
久保健太:56.45キロ

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久:69.9キロ
イゴール・シルバ:70.00キロ

<バンタム級/5分3R>
笹晋久:61.05キロ
ジョン・オリニド:61.2キロ

<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.85キロ
ガッツ天斗:60.75キロ

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助:99.5キロ
チョン・ホチョル:96.2キロ

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎:78.6キロ
井上啓太:78.6キロ

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉:61.6キロ
江木伸成:59.8キロ

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
セアリ:47.55キロ
MIYU:46.45キロ

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DEEP Gladiator020 MMA MMAPLANET o Progress UFC YouTube キック キ・ウォンビン コンバット柔術 ジョセフ・チェン ジョン・オリニド チョ・ソンビン 中川皓貴 久保健太 井上啓太 修斗 内田タケル 宮城友一 山本琢也 山田崇太郎 森戸新士 江木伸成 神田コウヤ 竹本啓哉 笹晋久 藤田大 鶴屋怜

【Gladiator020】巻き返しの第一歩=ジョン・オリニド戦。笹晋久「なぜ、この人と戦わないと?」

【写真】まるで未知数。ただし、フィリピンの3勝0敗のファイターには負けられないという気持ちがあって然りだろう (C)MMAPLANET

22日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator020でジョン・オリニドと対戦する笹晋久。

2021年はHEATでドロー、Gladiatorで敗北とキャリアの仕切り直しが上手く行かなかった笹。働きながら強くなることに限界を感じた彼は、MMAファイター一本の生活に切り替えた──そして、キャリア3勝0敗の無名のフィリピン人選手とのオファーに『なぜ、この選手と戦わないといけないのか』と一度は固辞したという。

翌日には試合を受けることを了承した笹だが、こんなところで躓くわけにはいかないという想いが言葉の端々から伝わってきた。


──笹選手、22日にジョン・オリニドとグラジエイターで試合が決まっています。今のコンディションはいかがですか。1月の試合が正月もあり、練習環境を整えるのが難しいという話もありますが(※取材は11日に行われた)。

「31日も元旦も、2日も3日も練習してきたでの大丈夫です。修斗で戦う山本琢也選手、2月のDEEPに神田コウヤ選手達、試合に出場する選手達もそうだし、試合がない選手もやる気がある人は練習していました。だからいつも通りの試合前でした」

──ではグラジエイター2戦目ですが、2021年と2022年は厳しい結果となりました。修斗やDEEPで戦って来た笹選手にとってグラジ初戦となった竹本啓哉戦の敗北には何を想いましたか。

「そうですね、竹本選手は凄く強い選手と改めて思いましたし、自分の甘さ、練習への姿勢もダメだったと思わされました。あの試合後、仕事を辞めて練習だけの日々を送るようにしました」

──仕事を辞めた……。それが良いことなのか自分には分からないのですが、そこまでしないといけないという気持ちにされたということでしょうか。

「年は下の子たちなんですけど、鶴屋怜君や内田タケル君たちは1日に2回と練習をメインの生活をしています。先輩の扇久保(博正)さんとか、格闘技だけに集中している人達を見て、俺はこのままではダメだなって。生活は厳しくなっていますし、世間的には仕事をしないことがどういう風に思われるのか、それはずっと仕事をしてきたので分かるんです。

けど、それぐらいしないと、甘い世界ではないので。しかも僕はバックバーンもないですし、練習量でしかカバーできないので。格闘技は今しかできないと思いますから」

──生活が厳しくなると言われていましたが、つまりは格闘技で食っていけるようにならないと、そのような生活は早晩続けられなくなるということですね。

「僕はもう32歳なのですが、ずっと格闘技をやっていくつもりです。いつまでという考えはないですけど、そのために試合に出て結果を残していきたいです」

──そのなかで首都圏の選手の視野になかなか入らないHEATとグラジに出場したことで、どのような印象を持ちましたか。

「雰囲気が修斗とは違うなと思いました。選手の雰囲気──ですね。ちょっとやんちゃ系の人が多いと感じました。修斗とDEEPも違うのですが、グラジエイターはアウトロー的に感じました」

──前回の竹本選手との試合は2回戦でした。3R制とはまた違う戦いが必要だったかと思います。

「正直、3Rの方が良いというのはあります」

──今回のジョン・オリニドは3回戦です。キャリア3勝0敗、無名のフィリピン人選手とのオファーをどのように思いましたか。

「鶴屋さんから言われて、『誰?』って思いました。全然分からなくて、戦績しか聞かされていなくて。『なんで、この人と』と思って正直、最初は断りました。でも翌日にジムに来たら、鶴屋さんから『なぜ、試合を受けない』と言われました。そこでハセケンさんが見つけてきた選手とか聞いて、『それならやりたい』と」

──『なんでやらない』って言われても、何も知らなくてキャリア3戦の選手だと聞かされると、それはやらないですよね(笑)。

「(苦笑)。でも鶴屋さんから、ハセケンさんが見つけてきてグラジエイターでは国際戦を増やしていく。ここから良い流れになるだろうって説明を受けて、それならやるぞって。試合を受けると決めて映像をチェックしたのですが、若くて凄く勢いがあって良い選手だとは思いました」

──映像を視て、よりやる気が出たと?

「そういうことではないです。選ばれた選手だと聞いて、それだったらと思いました」

──ただし、それこそキャリア3勝0敗の19歳の選手。ここは負けられないし、どのように魅せたいと思っていますか。

「逆に自分は32歳です。そんなにテクニックがあるわけではないですけど、日本人の気持ちの強さとかを見せたいと思います」

──グラジエイターが元UFCファイターを招聘し始めた。笹選手もそういうファイターと戦うことになるかもしれないです。

「そういう選手を呼んでくれることは凄く良いことだと思います。自分も戦ってみたいです」

──と同時にグラジのバンタム級タイトルというモノに関して、どのように思っていますか。

「もちろん、ベルトは欲しいです。そのために今回の試合は良い勝ち方をしないといけないです。グラジのベルトを獲った後もさらに上を目指したいので」

──5月のHEAT、9月のGladiatorと笹選手の動きに躊躇するようなところがあると感じたのですか。

「それは……正直、春日井さんと竹本さんの試合の時って、仕事の量が増えて練習環境が良くないというのはありました。でも気持ちは何も変わることはなかったです。怖いとか一切思わないし。緊張も全くしない気質ですし。ただし練習量が足らなかった。それが自分でも感じ取られたので、仕事を辞めました。

だから今回の試合は前の2試合とは全然違います。攻撃的に攻めまくって、勝ちたいと思います」

■視聴方法(予定)
1月22日(日)
午後2時20分~THE 1 TV YouTube

■ Gladiator020対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
井上啓太(日本)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

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【Gladiator020】中川皓貴とフェザー級王座決定戦。チョ・ソンビン─02─「何も秀でているモノがない」

【写真】全てにおいて静のイメージのチョ・ソンビン。試合が始まると、どう変わるのか──怖い (C)MMAPLANET

明後日22日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR020で中川皓貴とGladiatorフェザー級王座を懸けて戦うチョ・ソンビン・インタビュー後編。

元UFCファイター&PFLファイターのチョ・ソンビンは、メジャーに戻るために絶対に負けられない一戦に向け──「全てにおいてレベルが違う」ことをアピール。そしてTOP FC時代に対戦経験のある中村ジュニアとの心温まる交友関係を話した。

<チョ・ソンビン・インタビューPart.01はコチラから>


今日の午後、大阪に到着。ここからドライアウトか(C)PROGRESS

──UFCリリース後、PFLで戦った。チョ・ソンビン選手は北米での成功を目標としているのですか。

「UFCへの想いが残るなか、PFLのシーズンフォーマットにも興味がありました。UFCでやり遂げることができかったことを、同じ北米が舞台のPFLでやり遂げたかったです」

──そのPFL継続出場に影響が出るかもしれないグラジエイターでの試合となりますが、中川選手はどのようなファイターだと思っていますか。

「試合の動画を見ました。ウェルラウンダーですが、クリンチからの柔道の投げが印象に残りました。バックボーンは柔道なのでしょうね。そこに重点を置いて、対策を練り練習している最中です。ただし、何か驚くようなことはない選手です。何も秀でているモノがない。一応、全てにおいて自分が上回っていると思っています」

──大阪の地でどのような試合をファンに見せたいと考えていますか。

「自分はストライカーで、打撃が得意なファイターでしたが、これまで見せていない部分でも試合で試してみたいです。作戦は用意しますが、全ては中川選手の出方次第です」

──では最後にファンへメッセージをお願いします。

「ハジメマシテ。ワタシ・ハ・チョ・ソンビン・デス。久しぶりの日本の試合ですが、会場に来てくれるお客さん全員が満足できる試合をします。宜しくお願いします。

あとTOP FCで中村ジュニア選手と戦った時、彼は自分のパンチでアゴの骨が折れてしまいました。にも拘らず試合後、気を失ってもおかしくないような痛みの中で中村選手は立ち上がり、ケージの中にいた人をかき分けて私に挨拶をしに来てくれました。

あの時の中村選手の行動に本当に感動しました。あれ以来、家族ともどもLINEで繋がっていて中村選手の奥さんや娘さんとも仲良くさせてもらっています。今回の試合も大阪まで応援に来てくれるということで、本当に嬉しいし張り切っています!!」

■ Gladiator20対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

The post 【Gladiator020】中川皓貴とフェザー級王座決定戦。チョ・ソンビン─02─「何も秀でているモノがない」 first appeared on MMAPLANET.