カテゴリー
BELLATOR DEEP DEEP JEWELS36 HIME MMA MMAPLANET Te-a にっせー はなこ キック パク・シウ ミッコ・ニルバーナ 中井りん 加賀谷花野 杉山しずか 栗山葵 藤田翔子

【DEEP JEWELS36】フライ級GP出場選手発表──本命・中井りん、対抗・杉山しずか。穴、はなこ?!

【写真】ポテンシャルの高さは間違いない、はなこ (C)MMAPLANET

24日(月)、3月12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36で開幕するフライ級GP 2022 の出場メンバーが佐伯繁代表のSNS等で発表されている。

そのメンツは中井りん、杉山しずか、ミッコ・ニルバーナ、栗山葵、藤田翔子、はなこ、Te-a、加賀谷花野の8選手だ。

中井りんのDEEP JEWELS参戦は2019年10月以来、2年5カ月振りとなる。

この間、中井は昨年10月にキックとMMAのミックスルール真剣勝負エキシビションを戦ったのみで、新しいマネージメント態勢で海外進出も模索していたという話も伝わって来ていたが、改めてJEWELS──GPに大本命として出場することが決まった。


対抗は杉山しずかというのが大方の見方だろう。杉山は過去5年、現在はBellatorで活躍中の渡辺華奈以外には負け知らず7勝2敗という結果を残している。生粋のDEEP JEWELSISTの杉山とスマックガールからVALKYIRE、パンクラスでキャリアを積んできた中井との接点は、意外にもない。

そんな本命と対抗の間に割って入る穴は、女子レスリングで世界カデット、ジュニアで優勝、全日本選手権では2019年と2020年に3位入賞経験のある、はなこか。

はなこは昨年12月のプロMMA初陣では加賀谷を相手に、圧倒的なコントロール能力の高さを見せて判定勝ちを収めている。もちろんMMAへの対応という点ではまだまだ課題が残っているななこが、それだけ伸びしろがあるという見方もできる。反面、MMAとしての完成度の高さを目指す過程で、最低限の順応の止め、レスリングに特化したスタイルにトライするという方法論もある。

むしろ、3月の時点では対戦相手にもよるが、レスリング勝負の方が勝率は高くなることも十分にあり得るだろう。とはいえ組み、寝技対策を施している栗山や藤田というところと当たれれば、顔面パンチ以上に足や腹への攻撃への対応力が問われることになる。

これは出場選手の全てにいえることだが、中井と杉山と伍するには総合力が問われ、他の相手と戦う時は地の格闘技、得意な部分での突破力が必要になる、DEEP JEWELSフライ級王座決定T1回戦=フライ級GP1ST ROUNDだ。

なお今大会では大島沙緒里、パク・シウ、本野美樹という3階級のトップファイターが、HIME、古賀愛蘭、にっせーと対戦する49キロ契約マッチや須田萌里、桐生祐子、古瀬美月が出場──GPに奈部ゆかりの名前がないのは残念だが、JEWELS主力舞台勢揃いの様相を呈している3月のニューピア大会だ。

The post 【DEEP JEWELS36】フライ級GP出場選手発表──本命・中井りん、対抗・杉山しずか。穴、はなこ?! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP MMA はなこ ボクシング 中井りん 伊澤星花 修斗 渡辺華奈 藤田翔子

【DEEP JEWELS】フライ級のベルトを新設!8人制トーナメント開催!

D640A306-446F-4231-B198-2C4CD62D7129
3月12日にニューピアホールにて開催されるDEEP JEWELS 36でフライ級GP 2022 1ST ROUNDが行われる事が発表されました。フライ級GPは8人がエントリー。出場が決定しているのは以下の8人。

・中井りん(修斗道場四国)
・杉山しずか(リバーサルジム新宿 Me,We)
・ミッコ・ニルバーナ(AACC)
・栗山 葵(SMOKER GYM)
・藤田翔子(リバーサルジム新宿 Me,We)
・はなこ(パンクラス大阪稲垣組)
・Te-a (AACC)
・加賀谷花野(柔術&MMA アカデミーG-face)

注目は久しぶりの実戦復帰となる中井りんでしょう。これまでは渡辺華奈に対戦要求していましたが、やっと地に足がついてJEWELSに参戦という事か。出場選手の中で実績は抜群。長らく実戦から遠ざかっていますが、現時点での実力がどれくらいか。お手並拝見。

JEWELSのエース格にしてパイオニア的存在・杉山も優勝候補。スタンドではプロボクシングでデビューした赤林檎からダウンを奪い、グラウンドでは一本もパウンドアウトも狙う事が出来るオールラウンダー。待望の王座戴冠なるか。

ダークホースは女子レスリング界のエリートはなこ。名門・至学館高出身にして輝かしい実績を引っ提げてのMMA転向。プロでは1戦1勝ながらポテンシャルの高さは折り紙付き。伊澤星花ばりに超新星の誕生に注目が集まります。

トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会は後日行われるとの事。2022年女子格闘技のトレンドはフライ級。ブレイクの期待大です。
カテゴリー
DEEP KINGレイナ MMA RIZIN YouTube キック チャンネル ニュース ボクシング 中井りん 修斗 前田日明 堀口恭司

【今週の格闘技“裏”ニュース】那須川天心vs武尊ついに実現/RIZIN榊原さん吉成名高に怒り/パンクラス重大発表なくてごめんなさい/佐伯さん長南さん電撃和解/浜崎朱加今回は危ない/長谷川秀樹暴走 他

太田プロのピン芸人神宮寺しし丸が、あまり表に出ない格闘技の裏ニュースをご紹介。
タレコミ、お仕事のご依頼(格闘技コラム、リングアナウンサー、イベント司会等)は下記TwitterのDM等からお気軽にお問い合わせください。

【那須川天心vs五味隆典 発表記者会見】

★神宮寺しし丸Twitter

★神宮寺しし丸Instagram
https://www.instagram.com/shishimaru_jinguji/?hl=ja

★お花くん(神宮寺しし丸)チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBaBHJ8BEbg0H0rgcpRRVIg

#那須川天心 #武尊 #RIZIN #k1 #RISE #朝倉未来 #朝倉海 #五味隆典 #堀口恭司 #前田日明 #中井りん #KINGレイナ #DEEP #修斗 #パンクラス #DEEPJEWELS #総合格闘技 #MMA #キックボクシング #神宮寺しし丸

カテゴリー
HEAT49 MMA キック ボクシング 中井りん 鈴木万李弥

【HEAT49】非公式戦のMIXルールは中井りんがMMAルールのラウンドで即テイクダウン、パンチで仕留める

【写真】試合は中井がテイクダウンからパンチでレフェリーストップを呼び込んだが、公式記録は勝敗なし(C)MMAPLANET

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん(日本)
勝敗なし
鈴木万李弥(日本)

今回のMIXルールの1Rは、オープンフィンガーグローブを着けてのキックルールで行われる。クラウチングスタイルの中井に対し、パンチを繰り出していった鈴木。その鈴木に対して左右フックを当てた中井は、さらに相手の蹴り足をキャッチする。さらに距離が近くなると組み付いてから離れる。鈴木は右の前蹴りを当てる。中井は組んでから倒してしまう。首相撲からヒザ蹴りを当てていく中井、鈴木が回転技を繰り出すと、中井はバックから組み付く動きを見せてしまう。

至近距離でアッパーを突き上げる中井は、鈴木の右ミドルをキャッチするも、ここはブレイクに。残り30秒で右ロー、ダーティボクシングからの右アッパー、さらに右クロスを当てた。鈴木も右をヒットさせるが、中井はパンチの回転で上回った。

2RはMMAルール。開始早々、中井がテイクダウンからバックマウントへ。鈴木の体を伸ばしてパンチを連打する。鈴木の動きが止まり、レフェリーが試合をストップした。

今回の試合は非公式戦のMIXルールとして、公式結果は勝敗なしとなっている。


The post 【HEAT49】非公式戦のMIXルールは中井りんがMMAルールのラウンドで即テイクダウン、パンチで仕留める first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 修斗 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】1年11カ月振りのファイト=菅原和政と対戦、岡野裕城「知らないところで戦う感じで良い」

【写真】初参戦のHEATは、日本でないようだと言う岡野のフレームはやはり大きい (C)EMILIO INAFUKU

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、岡野裕城が菅原和政とHEATライト級挑戦者決定戦を戦う。

1年11カ月振りのファイトは、結婚をして生活環境が変わった今の自分をどれだけ出せるか──そこだけだと岡野は言い切った。

計量後に尋ねた、岡野のこの試合への想いをお伝えしたい。


岡野裕城
「初めてHEATで戦うのですが、会場で試合を見たことも無くて。今日の計量でも、しっかりと演出とかされていて豪華でした。凄く独特ですよね。ファンが見ているわけではないのですが、音楽とかも流れてこれまでにない経験でした。
 キックの選手も多くて、MMAの選手も知っている人が少なくて──名古屋っていうこともあり、知らないところで戦うっていう感じで良かったです。こういう雰囲気は好きで、良かったです。日本人ばかりですけど、日本で試合をしているような感じがしていないです(笑)。
計量自体はいつもより、落とし幅が少なくて楽でした。あんまり練習ができていなくて、筋肉量が落ちていましたかね(笑)。それでも最後の方は体も戻ってきましたね。試合が1年11カ月振りで──別にコロナが要因でなく、結婚して仕事も変えて、忙しかったので練習が出来ていなかったです。8月以降なら練習できるかなと考えている時に、HEATからたまたまオファーを貰って。修斗も何度かオファーをくれて、HEATもこの前に1度話をくれましたけど、全く練習できていなかったので断っていたんです。
今回の試合も最初は9月26日の予定だったのが、3週間延びて僕には都合が良かったです。
ただ、この試合が挑戦者決定戦とかそういうことは関係ないです。一つの試合として、今創れる自分の強さを試合で試したい、それだけです。菅原選手の試合も映像で見ました。強いと思います。弱くはないです、絶対に。自分を試すには凄く良い相手です。勝ってタイトルに挑戦できれば良いですけど、本当にその流れは見ていないです。明日の試合しか考えていなくて、このタイミングで試合をしておかないとずっとやらないと思ったので受けました。
自分への期待? とにかく、ここでちゃんと勝って自分への期待を高めたいですね。2年も試合をしていなくて、選手は試合で出せることが全てですから。じゃあ、今の俺はどうなんだろうと。8月から練習をしてきて、良い自分は創れているとは思っています。それが正解だというのを試合で出したいです」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

The post 【HEAT49】1年11カ月振りのファイト=菅原和政と対戦、岡野裕城「知らないところで戦う感じで良い」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】計量終了 ファット忍者ならぬスキニー忍者、イゴール・タナベ83.4キロでパス

【写真】プレ50回記念大会を連想されるボリュームのHEAT49はいよいよ明日開催される(C)EMILIO INAFUKU

明日、17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49の計量が、東区のメルパルク名古屋で行われた。

注目のMMAデビュー戦を戦うイゴール・タナベはファット忍者の異名は返上、リミットを500グラム下回る83.4キロで無事パス。スキニー忍者として明日、清水洸志との対戦を迎えることとなった。


注目の公式記録とはならない非公式ミックスルールで2年振りの実戦を迎える中井りんは600グラムアンダー、鈴木万李弥は300グラムアンダーで、正面からの写真では体のフレームが鈴木の方が大きい印象を残したが、向き合うと中井の肩回りの厚みは、さすがと思わせるモノだった。

HEATライト級挑戦者決定戦に挑む、菅原和政と岡野裕城やバンタム級の新旧対決=土肥潤✖野瀬翔平ら注目カードを始め、MMA及びキックともに計量失敗はなかった。

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

The post 【HEAT49】計量終了 ファット忍者ならぬスキニー忍者、イゴール・タナベ83.4キロでパス first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
HEAT49 J-CAGE News ブログ 中井りん 鈴木万李弥

【HEAT49】中井りんと鈴木万李弥が、真剣勝負非公式の1R キック+2R MMA=ミックスルール戦

【写真】とにかく中井りんが優位なのは確か。中井は今後HEATで戦い続けるのかも気になる (C)MMAPLANET

3日(日)、HEATより17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で中井りん✖鈴木万李弥のキック&MMAのミックスルール、真剣勝負の非公式が組まれることが発表された。

鈴木はキック、中井はMMAと同大会出場に向けて運営側が動いていたが、対戦相手が見つからず59キロのミックスルール、しかも非公式という──まさにスペシャルなマッチアップが決まった。


3分✖2R制で1Rはキック、2RはMMAで戦い、決着はついても記録には残らない非公式戦とはいえ、中井にとって実戦は2年振りだ。

鈴木も2R目に訪れるMMAを戦うのは2019年12月以来となる。経験値、体格差、そして鈴木の決定力を考慮すると中井が3分のキックを耐えきることは十分に考えられる。

今大会は既報の通りイゴール・タナベのMMAデビュー戦、HEATライト級チャンピオン草MAXへの挑戦権が賭けられた菅原和政✖岡野裕城、バンタム級の野瀬翔平✖土肥潤戦という興味深いラインアップに、一味変わったスパイスが加わることになった。

また地元名古屋勢の和田教良が負傷欠場、代役の森下”塾長”コウキが堺龍平と戦うことも合わせて明らかとなっている。

The post 【HEAT49】中井りんと鈴木万李弥が、真剣勝負非公式の1R キック+2R MMA=ミックスルール戦 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
DEEP Special The Fight Must Go On ブログ 中井りん 佐伯繁

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 佐伯繁のおススメ、DEEPケージファイト思い出の5番勝負─01─

【写真】佐伯代表が選ぶDEEPケージファイト5番勝負、その選択理由が人間関係が主なところが佐伯さんらしい(C)DEEP

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第37弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

今回からはDEEP編がスタート。佐伯繁代表がDEEPオフィシャルYouTubeチャンネルにアップされているケージマッチから、「今、まだアップしきれていないけど」思い出の5試合を振り返る──企画の第一弾。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


佐伯代表が選んだ「今、まだアップしきれていないけど、アップしているなかから思い出の5番」、最初の試合は2018年2月24日に行われた中井りん✖キム・ヨンギ の一戦だ。

パンクラス、スマックガール、ヴァルキリー、戦極、UFC、RIZINで日本女子として特異な存在感と結果を残し続けた中井りんが、意外にもDEEP初出場となったのがこの試合だった。

佐伯繁のMust Watch 01、中井✖キム・ヨンギの選択理由は以下の通りだ。

佐伯繁
「ウチとの接点はなかったんだけど、あの時点でも女子格闘技でいえば実績という部分で最強なのが中井さんだと僕は思っていました。でも、あの頃は試合機会がないということで愛媛まで会いに行って、彼女の練習環境なんかも見せてもらいました。その時、何か役に立てればなという気持ちが、自分のなかに芽生えてしまったんですよね。

これだけ才能のある選手なんだから、陽の目を見ないとなって。初参戦ですが、彼女の再起戦だったと捉えています。2003年にしなしさんが出てきてから、ウチは女子をやってきた。そこに中井さんが試合をする日を迎えた──そういう意味でも、思い出の一戦です。

その後も試合を組んで欲しいと言われても、なかなか相手がいなくて。でも彼女は『ケガ人とか出た時に、いつでも出られるよう準備をしておきます』と言ってくれていて。それで去年の10月にKINGレイナが体重オーバーをし、ペナルティを与えて試合をするのか、体重を合わせた相手を見つけるのかを僕らも実際に悩んで……。その時に中井さんサイドから「今から空港向かいます。明日、戦います」と言ってもらえてね。そういう部分ではあの時から信頼関係ができて、助けてくれたんだと思っています」