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【Gladiator022】バンタム級GP出場、ジェイソン・マルガリョ「タケモトの遅いパンチ&超遅い蹴りに注意」

【写真】1994年9月生まれ、28歳のマルガリョ。プロでは11勝6敗、アマは3勝3敗 というレコードの持ち主だ(C)MMAPLANET

本日11日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR022では8人参加のバンタム級GPがスタートする。そこでフィリピンのジェイソン・マルガリョが、竹本啓哉と対戦する。

アジアの#01フィーダーショーを目指すグラジエイターにあって、韓国とモンゴルが結果を残すなか――ポテンシャルこそ見せても勝利を手にできていないのがフィリピン勢だ。そのなかで手にしたチャンス、国際戦の経験も豊かなマルガリョはディンクレディブルMMA……つまり1月にグラジに来日したジョン・オルニドの同門でフィリピンMMAの強さを見せることを胸に竹本と相対する。


――ジェイソンが格闘技を始めたのはいつ頃ですか。

「17歳の時にボクシングを始めた。マニラから北に100キロほど離れたサンバレス州に住んでいて、柔術も生まれ故郷で習うようになった。ボクシングジムがMMAジムになったんだ。本当はプロボクサーになることが夢だった。でも17歳からやり始めたのでは、遅すぎた。だからMMAに転向した。

MMAキャリアをスタートさせるのに17歳は、まだ十分に早い。柔術、ボクシング、柔道、ムエタイという別々のスタイルの格闘技を学ぶようになり、19歳からMMAを戦ってきた」

――それからマニラに出てきてロランド・ディ門下として、活動するようになったのですね。

「生まれ故郷にいるより練習環境も良く、試合の機会もマニラの方が多い。だからマニラに引っ越した。2013年の時だよ。MMAを始めた直後だ。でもロランド・ディと練習を始めたのは3年前、それまではマルキーナでMMAをやっていた。ロランドは素晴らしいコーチで、最高のリーダーなんだ。いつもファイターにやる気を与えてくれる」

――ではジェイソンのMMAファイターとしての強みを教えてくれますか。

「僕はストライカーだ。でも、柔術でもレスリングでもタケモトと同じことがきるよ。念を押すけど、打撃の選手だけどね。僕らはどの局面でも戦える。そのために柔術とレスリングの練習を多くやっているんだ。確かにタケモトは良いグラップラーだ。でも、そんなことは気にしない。

この試合はMMAだから。サブミッションだけでなくパンチ、キック、エルボーと試合をフィニッシュできる数多くの武器を持っている。それに試合は常に立ち技から始まるからね。僕がタケモトを倒すことは分かっている」

――竹本選手の攻撃で注意しないといけないのは、どこだと考えていますか。

「タケモトの遅すぎる打撃だ。パンチは本当に遅くて、キックも超遅い。ただしグラップリングは本当に、本当に、本当に強いよ。彼がパンチを出すのはテイクダウンを狙うためだということは分かっている。そこもしっかりと対策を練ってきた。僕とタケモトとの試合はエキサイティングな戦いになる。爆発力のあるファイトになること間違いない。MMAはトータルファイティング。グラップリング、レスリング、どのような状況になっても戦うことがデキる準備をしてきた」

――ジェイソンの戦績を紐解くと、フィリピン以外の試合も多いですね。

「これまで僕はマレーシア、タイ、中国、アブダビで戦ってきた。UAEWでの戦いは、大きな舞台で凄いプレッシャーだったよ。勝てなかったけど、凄く良い経験になった。パニックになってはいけないことを学んだんだ。自分を見失っていたから、すぐに寝技に持ち込まれた。本来はパンチも蹴りも使えたはずだ」

――その経験が如何に成長につながったかを確認するには、竹本選手は格好の相手になりますね。

「だからこそ、この試合の機会が得らえた意味は本当に大きい。フィリピンで国際戦を戦うことはとても難しいから、このチャンスを与えてくれたGladiatorにとても感謝している。ベルトが掛かったGPに向けて、できることは全てやってきたよ。

グラジエイターでは不運にもジョン・オルニドは反則負けになった。エイドリアン・バトトもヒールで敗れている。僕はフィリピンMMAの底力を見せたい。新世代のフィリピンMMAファイターはただのストライカーじゃない。色々な技術を習得しているから、もっと国際的な舞台で戦うことができるはずだ」

――では最後に今回の試合に賭ける気持ちをお願いします。

「タケモトと戦う準備はできている。だからタケモトも僕と戦う準備ができていることを願っている。爆発力のある試合をして、タケモトをぶっ飛ばす」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022計量結果

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド:63.95キロ
今村豊:63.95キロ

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆:61.0キロ
田中壱季:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:56.5キロ
廣瀬裕斗:56.7キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:65.75キロ
天草ストロンガー四郎:65.6キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原克也:60.9キロ
別所竜弥:61.2キロ

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄:66.05キロ
徳野一心一馬:65.95キロ

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一:61.2キロ
テムーレン・アルギルマー:61.1キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト:66.1キロ
パン・ジェヒョク:65.55キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.15キロ
ダギースレン・チャグナードルジ:66.1キロ

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉:61.65キロ※再計量
ジェイソン・マルガリョ:61.45キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士:76.35キロ
網藤雄太:76.55キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂:76.2キロ
加賀谷庸一朗:75.9キロ

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長:61.45キロ
溝口司:61.00キロ

<フライ級/5分2R>
江木伸成:56.3キロ
空:56.55キロ

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎:65.8キロ
藤岡陸:65.95キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季:70.5キロ
水野翔:69.8キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.9キロ
直島弘昌:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
安枝匠:59.45キロ
吉田開威:61.15キロ

<ストロー級/5分2R>
田中優樹:51.75キロ
武尊:51.65キロ

<フライ級/5分1R>
MASATERU:56.25キロ
塩谷尚也:56.2キロ

<フェザー級/5分1R>
野口蒼太:56.25キロ
西村剛:56.2キロ

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【Gladiator022】今度はバンタム級GP!!。準々決勝前半戦でチャンプ神田✖テムーレン。竹本✖マルガリョ

【写真】 フェザー級王座決定T準決勝と共にバンタム級GP準々決勝。だんだんとグラジを無視できなくなってくる選手も出てくるのでは……(C)MMAPLANET & ELORDE MANAGEMENT

24 日(水)、Gladiatorより6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022より8人参加のバンタム級GPがスタートを切り、同大会で準々決勝2試合が組まれることが発表された。

同GPはいわゆるBellator方式というべきチャンピオンが出場し、準々決勝、準決勝、決勝とその時点での王者が防衛戦を行うというもの。そして今大会ではGladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一✖挑戦者テムーレン・アルギルマーのタイトル戦、前チャンピオン竹本啓哉✖ジェイソン・マルガリョの2試合が準々決勝として組まれることが明らかになった。


3月のGLADIATOR021のノンタイトル戦で衝撃のモンゴリアン・スラムから神田をパウンドアウトしたテムーレンが、その神田がダイレクトリマッチでベルトに挑む。これは王者の強い要望で実現した選手権試合だ。

神田は王座の価値を下げたとベルトを返上してGP参戦する意向も持っていたが、「さらなるバンタム級の活性化を促すためにチャンピオンが参戦するGPトーナメントの開催」という櫻井雄一郎グラジ代表の言葉を受け入れ、王者のままGP出場を決意したという。

一方のテムーレンは王座挑戦がGP戦の一環として行われることを後から知り、母国モンゴルでなかなか試合経験を積むことができなかった状況を鑑みて、強い相手と戦えるのは大歓迎と張り切っているそうだ。

もう一方の準々決勝=竹本✖マルガリョは、事実上の次期挑戦者決定戦。2020年2月に神田との王座決定戦で同タイトルを獲得も2021年9月の釜谷真との防衛戦で、計量に失敗しタイトルを剥奪された竹本にとって、ようやくタイトル奪還の機会が巡ってきた。

この間、福島啓太に敗れて厳しい状況に追い込まれた後、江田こうすけ塾長、笹晋久選手を破り、今年の1月にはコンバット柔術マッチで江木伸也選手をRNCで下すなど、自力でGP出場枠を手にした。

聞くところによれば、竹本の対戦相手はグラジで結果を残してきた日本人選手や、若手の抜擢、他のアジア勢と二転三転した結果、マルガリョに決定したという。そのマルガリョのMMA戦績は11勝6敗で、BRAVE CFフィリピン大会、PXC、タイのFMD、さらにはUAEWと国際的なフィーダーショーで戦っており、国際戦という点においては竹本を上回る経験を持っている。

グラジでは1月大会で、不幸にも不可抗力の急所蹴りで一発反則負けを喫したジョン・オルニドを招聘予定だったが叶わず、同門のマルガリョを両者の師ロランド・ディに強くリコメンドしてきたそうだ。

1994年9月18日生まれ、28歳のマルガリョはボクシングベースでレスリング、柔術を習得したウェルラウンダーという触れ込みだ。とはいえ韓国、モンゴル勢が猛威を振るうグラジにあってフィリピンは結果を残せておらず、竹本はしっかりとグランドで仕留めることが求められている。

なお、このバンタム級GPは次回=10月1日大会で、残りの準決勝2試合を行い、12月大会、来年上四半期で準決勝と決勝戦を実施していく予定だという。

「10月1日の準々決勝2試合の出場選手は、国内外から初参戦選手を含め、よりGladiatorバンタム級戦線が盛り上がること間違いないファイターと現在交渉中です」と櫻井代表はリリースにコメントを寄せているが、どのようなメンバーが集まるのか──アジア#01フィーダーショーを目指す、攻めるGladiatorだけに──楽しみだ。

リリースに寄せられたバンタム級GP準々決勝出場4選手の抱負は以下の通りだ。

Gladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一
「前戦からテムーレンのことだけを考えてきました。この戦いが決まったことが嬉しいです。アジアからの参戦者も増え、Gladiatorのベルトの価値は上がり続けています。この一戦、このトーナメントを制して真のチャンピオンになりたいと思います」

Gladiatorバンタム級挑戦者テムーレン・アルギルマー
「自分がこのGPの勝者になる。その自信で溢れています。自分はチャンピオンになるために、必死に練習しています。神田選手、しっかりと練習してきてください。6月11日、前回以上に激しい試合になるはずなので会場に見に来てください。最後は僕がチャンピオンになります」

元Gladiatorバンタム級チャンピオン竹本啓哉
「再びベルトを締めるチャンスを与えてくださった櫻井代表ならびにGladiatorの関係者の方々に感謝しています。国際戦になって非常にワクワクしているのと同時に、積極的に海外選手を招聘して下さるGladiatorの中で日本人の強さを見せつける覚悟です。強さが試される試合になると思いますが、きっちり極め勝ちます。

対戦相手のマルガリョ選手はサブミッションでの勝ちが多いようですが、『柔の発祥地』のグラップリングを存分に味わって帰ってもらいます。西日本の選手を積極的に使ってくれるGladiatorで強さを示す事で、西日本の若手選手達に希望を与えたいです」

ジェイソン・マルガリョ
「フィリピンでは国際戦を戦う機会を得ることはとても難しいから、今回のGladiatorのオファーにはとても感謝している。タケヤは優れたグラップラーだけど、MMAにはパンチもキックもある。多くの武器を僕らは持っている。サブミッションオンリーではないし、試合はスタンドから始まるものだ。僕はタケヤ・タケモトを倒せる。彼のパンチとキックは本当に遅い。グラップリングのために使っているんだ。そこも研究している。日本のファンの皆には、僕とタケヤとの試合を楽しみにしてほしい。日本で会おう!!」

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【Gladiator020】19歳、フィリピンのヤングブラッド=ジョン・オリニド「僕は若くてハンサム、スマート」

【写真】2003年10月9日生まれの19歳。去年、高校を卒業したばかりだという(C)SHOJIRO KAMEIKE

22日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator020で笹晋久と対戦するジョン・オリニド。

19歳、キャリア3勝0敗の無名のファイターは昨年12月に選手の発掘を目的として、フィリピンに渡った長谷川賢グラジエイター・タレントリレーションの目に留まった選手だ。初めて日本行き、興奮を隠せないオリニドに話を聞いた。


──もう5日後にグラジエイターで笹晋久選手と試合をします。今の気持ちを教えてください。

「凄くエキサイトしているよ。でも、自分のスキルには自信を持っている。日本の人達に喜んでもらえる試合をしたい」

──12月に長谷川賢選手がマニラを訪れ、エロルデ・ボクシングジムで練習を見学させてもらうようお願いしていたら、ククイ・エロルデさんのマネージメント配下にあるファイターが20人近く集まっており、トライアウトのような形で皆がスパーをしました。あの時、イの一番でケージの中に入ったのがジョンでした。

「とにかくこの機会を逃してたまるかって思って、スパーをした。そして日本に行く機会を得ることができた。最高の試合を日本でやってみせる。僕は若くて、ハンサム、そして頭が良い。すっごく良い試合ができる。勝利をフィリピンに持ち帰るんだ」

──19歳だと聞いています。ジョンの格闘技歴を教えてください。

「5歳の時に極真空手を始め、小学校6年生の時にテコンドーにスイッチした。極真空手では茶帯で、テコンドーは黒帯一段だよ。2020年にロランド・ディに出会い、MMAの練習をスタートした。トラディショナル・マーシャルアーツは『もういいや』と思った。MMAのように全局面の格闘技を戦いたいと思うようになっていたから。MMAの練習を始めて1年半だよ。

MMAを始めるまで柔術もレスリングも経験がなかった。でもグラップリング歴1年ぐらいで組み技のトーナメントに出るようになると、いつも良いリザルトを残せた。僕にはグラップリングの才能があったんだ」

──元UFCファイターのディはパンチャーですが、組み技に課題があったファイターという印象が残っています。

「僕らのジムにはヤコブ・ミロスワ・ビルコというポーランド人の柔術コーチがいて。彼はブルータルポリッシュ柔術という自分のチームも持っている。他にもレスリングにはチーム全体で凄く力を入れているし、僕には多くのスタイルにアダプトでいる能力が備わっているんだ。どんなファイティング・スタイルでも戦うことができる」

──今回、初めてファイトウィークに飛行機の旅をして、異国で計量が待っています。その辺りに不安はないですか。

「ないよ。今70キロか71キロあるけど、減量は全く心配していない。日本に着いてからしっかりと体重を落とせるよ。多くの水抜きが必要? そうだね、僕は大きいからね。でも大丈夫、筋肉量も多いからドライアウトに適している」

──対戦相手の笹選手について、どのような印象を持っていますか。

「1カ月前にこの試合が決まってから、試合をチェックした。僕より経験があることは確かだし、その点は尊敬している。でも、凄く普通の選手だ。全てにおいて平均的で。打撃はそれほどでなく、体が強い。でも、レスリングもそれほどじゃない。ただし、僕が日本のMMAが大好きな要因であるビッグハートの持ち主だ。精神力が凄い。技術面に関しては、僕の方が上だという自信がある。彼とは違うレベルにあると思っている。

とにかく今回、グラジエイターが僕を日本に呼んでくれることに感謝している。僕らは海外で試合がデキる機会はほとんどない。将来、国際的な大きな大会で戦いたいと思っているから、ここで国際戦と海外遠征という経験をさせてくれて本当に嬉しい。僕はグラジエイターからレガシーを創り始める」

──ではジョンのMMAファイターとしての夢は?

「今はグラジエイターのベルトが欲しい。そこからステップアップを果たし、最終的にはUFCで戦いたい」

──ONEはフィリピンでもあれだけのファンを集めていますが、ジョンの夢はUFCなのですね。

「ONEはもうエドゥアルド・フォラヤン、ジョシュア・パシオをはじめとするフィリピン人のチャンピオンが何人もいた。でもUFCは違う。マーク・ストリーグル、コーチのロランド・ディはUFCで結果を残せなかった。

僕はフィリピ人として結果を残したい。名誉とかどうでも良いんだ。レガシーを残したい。僕のヒーローはGSP、ジョン・ジョーンズ、ジョゼ・アルド、コナー・マクレガーだった。彼らが戦っていたUFCで、僕も戦いたいんだ。

それとONE Warrior Series PHで戦ったけど、あのハイドレーションのある計量方法は僕には合わない。あれじゃ戦えない。僕にとってバンタム級は135ポンドであって、145ポンドじゃないんだ。減量は、全く苦でないから」

──では日本のファンに一言、お願いします。

「日本のファンはササの応援をすると思うけど、ゴメンナサイ。この試合は僕が勝つ。ただ爆発力があって、豪快な試合をして皆に楽しんでもらうことを約束するよ」

■視聴方法(予定)
1月22日(日)
午後2時20分~THE 1 TV YouTube

■ Gladiator020対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
井上啓太(日本)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

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【Gladiator020】笹晋久は比のダイヤの原石=オリニドと対戦。竹本啓哉は江木伸成と試練のコンバット柔術!!

【写真】グラジで日本✖韓国の実力者、✖フィリピンの若い力が組まれた。J-MMAの強化につながるのか (C)MMAPLANET

21日(水)、Gladiatorより1月22日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator020のカード発表第3弾があった。

Gladiatorフェザー級王座決定戦として中川皓貴✖チョ・ソンビン、Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座戦=森戸新士✖ジョセフ・チェン、Gladiatorライト級選手権試合=王者キ・ウォンビン✖挑戦者グスタボ・ウーリッツァーと3つのタイトル戦が組まれている今大会。

今日のプレスリリースで笹晋久が、ンタム級3回戦でフィリピンのジョン・オリニドと戦うことが分かった。


オリニドは元UFCファイターで、現在はベアナックルファイトやBRAVECFで戦うロランド・ディの教え子で、ディが主宰するディンクレディブル・ファイティング&フィットネスの所属選手だ。

日本では全く無名だが、このオリニドは先だってグラジのテレントリレーションに就任した長谷川賢が、ONEマニラ大会が開催された折に、現地のジムを回り見出したファイターとのこと。以下、リリースで紹介された長谷川のオリニド評となる。

長谷川賢
「人材発掘のためにフィリピンを訪れ、ケソンシティのラウンド・ワンMMA、バギオのチーム・ラカイを視察させてもらい、マニラではククイ・エロルデさんの協力を得て、数カ所のジムの選手が集まった合同練習会が見学出来ました。

合同練習会、ラウンド・ワンMMA、チーム・ラカイと日本では無名でも高いポテンシャルを持った選手がいました。なかでもエロルデ・ボクシングジムの合同練習会で行われた実戦形式のスパーリングの一番手でケージに上がったジョン・オリニドの動きの良さは印象的でした。

MMAスパーだけでなくグラップリングのレベルも確認したく、エキストラで壁レスなどシチュエーションスパーリングもリクエストし、総合力があることも分かりました。キャリア3勝0敗の若い選手ですし、笹選手との対戦には荷が重いかもしれないですが、帰国後にオファーをすると躊躇なく『戦う』という返答をくれました。今後、オリニドのように打撃も寝技もできて、若くて勢いのある選手。可能性とやる気を満ちたファイターを招聘して、日本の選手と競り合い互いに力がつくようなマッチメイクを心掛けていきたいと思っています」

なお本日の発表ではコンバット柔術で元Gladiatorバンタム級王者の竹本啓哉が、Progress提供コンバット柔術バンタム級で江木伸成と戦うことも合わせて発表されている。竹本は昨年6月に今大会でオリニドと対戦する笹に競り勝ったものの安パイファイトに株を下げた。そして先日の修斗・闘裸男で野尻定由に勝利した神田T800周一との3度の対戦の機運が高まらず、ここで──ある意味、MMAよりも注目が集まるコンバット柔術出場というセカンドチャンスが与えられた。

江木は既にコンバット柔術ルールは、5月にHEATでの生田誠戦に続き、Gladiatorで松本一郎と戦っている。初戦と比べて、掌底のエグさが増した松本戦ではヒールフックで一本勝ち。さらには9月のフォークスタイルグラップリングでは距離を取って逃げ切りを図るMAGISAもヒールフックで仕留め、実戦で切れ味を確認できている

この実戦の場というフィルターを掛けると、純粋グラップリング力は江木が上という見方は十分に成り立つ。そこに掌底という要素が加わるが、竹本のバック奪取&キープという勝利の方程式が、引き込むことが予想される江木に通じるのか。

竹本にとっては決して簡単でない、戦いとなる。また江木は今大会でMMAデビューを望んでいたが、対戦相手が見つからなかったという話も伝わってくる。最終的に元チャンピオンとコンバット柔術で戦うことが決まった江木にとって、この一戦は大きな腕試しの場となろう。

これで同大会はMMA、キック、フォークスタイルグラップリングに加えてコンバット柔術と様々な戦いがケージの中で繰り広げられることとなった。

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Brave CF BRAVE CF62 MMA MMAPLANET o   アザット・マクスン イリャ・アスカノフ オルジャス・エスカラエフ カミル・マゴメドフ キム・テキュン ダミール・トレノフ ナルザン・アキシェフ バウイルサン・クアニシバエフ ビール・シュテピン マゴメド・マゴメドフ メモシュ・ラザ ロマン・ボガトフ ロランド・ディ

【BRAVE CF62】計量終了 メインはエスカラエフ×ディ。ランカーはアスカノフ、マゴメドフ&タルハ

【写真】メインで地元のエスカラエフと対戦するロランド・ディ(C)BRAVE CF

30日(金・現地時間)、カザフスタンはアルマトゥイのボラン・ショラック・アテンダ・スポーツ・サライで開催されるBRAVE CF62の計量が、29日(木・同)に行われている。

昨年8月以来となるカザフスタン・アルマトゥイでのイベントには、期待された中央アジアのフライ級トップ3=アズ・アルマバエフ、アザット・マクスン、ダミール・トレノフの出場はなかったが、合同興行となるOCTAGON35でBRAVE CFのウェルター級トップの1人であるマゴメド・マゴメドフが、オクタゴン・ウェルター級王者バウイルサン・クアニシバエフに挑戦する──という出向タイトル戦が組まれている。


BRAVE CF自体は8試合というコンパクトなイベント構成は中央アジア勢とロシアが中心となっている。

メインでは6月にライト級暫定王座決定戦で敗れたオルジャス・エスカラエフが、地元での再起戦でBRAVE CFの名勝負男=ロランド・ディを迎え撃つ。

コメインには今も珍しいパキスタン国籍&在住のメモシュ・ラザが、カザフスタンのトップ・フェザー級戦士=ナルザン・アキシェフと戦う。アキシェフはキム・テキュンやロマン・ボガトフにこそ敗れているが、ラザが番狂わせを起こすようなことがあればライト級タイトル戦線に動きが見られることは間違いない。

この他、ライトヘビー級からミドル級に転向を果たしたバーレーンのエース候補ムルタザ・タルハ・アリが88.5キロ契約となった一戦で、同地の中量級トップでEagle FCベテランのキリル・ホミツキと相対する一番も注目だ。

先日、BRAVE CFが発表した初のランキングに入っているのはファザー級5位のイリャ・アスカノフ、ライト級3位のカミル・マゴメドフ、そしてミドル級5位のムルタザ・タルハ・アリの3人だ。ランキングの制定は10月のバーレーン3連戦を睨み、可視化することでタイトル戦線の活性化を促す目的があるように思われるが、トップ5に位置する彼らにとっては絶対に負けられないカザフスタンでの戦いとなる。

なおランカーのマゴメドフと対戦するアクメド・シェルヴァニエフがただ1人計量にパスせず、ファイトマネーの30パーセントが没収され、この顔合わせは実現することとなった。

■視聴方法(予定)
9月30日(金・日本時間)
午後7時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF62計量結果

<ライト級/5分3R>
オルジャス・エスカラエフ:70.65キロ
ロランド・ディ:70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
メモシュ・ラザ:66.2キロ
ナルザン・アキシェフ:65.9キロ

<ライト級/5分3R>
イリャ・アスカノフ:70.7キロ
ラスル・テザクバエフ:70.0キロ

<ライト級/5分3R>
カミル・マゴメドフ:70.6キロ
アクメド・シェルヴァニエフ:71.7キロ

<88.5キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タルハ・アリ:88.35キロ
キリル・ホミツキ:88.45キロ

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ:66.01キロ
イリャ・パクチア・ウウル:65.85キロ

<63.5キロ契約/5分3R>
アブドゥルファクハド・アフマディ:63.45キロ
ビール・シュテピン:63.4キロ

<ライト級/5分3R>
サンジャルベク・エルキノフ:70.75キロ
アンゾル・アブドゥルコザエフ:70.75キロ

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【BRAVE CF47】体重超過のクバチニエフが、ディを立ち技&TDから寝技で寄せ付けず挑戦権手にする

<BRAVE CFライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
Def.2R5分00秒by TKO
ロランド・ディ(フィリピン)

ジャブを伸ばすディが、右から左を振るう。クバチニエフの左ジャブを伸ばし、ステップインに左を合わせていく。ディの思い切りの良い右や左をレベルチェンジでかわして、パンチを伸ばすクバチニエフはローを蹴られる。ディはパンチをバックステップ、スウェイでかわされヒザを狙うが、逆に左から右を打たれる。さらにクバチニエフは左ジャブから右を当てる。

続いて右アッパーを当てたクバチニエフが、左フックを軽く被弾する。ディは左フックにダブルレッグを合わされテイクダウンを許すと、フックガードもエルボーを落とされる。クバチニエフは足を捌いて殴り、両足を束ねていく。足を戻したディだが、すぐにハーフを取られエルボーを受け、背中を見せると後方から思い切りパウンドを打たれる。ディは立ち上がるが、足払いで後方に崩され、それでもスクランブルに持ち込んだが最後は後方への投げを食らった。

2R、初回を圧倒したクバチニエフはロー、左ボディを入れ、右の相打ち後に左を当てる。さらにジャブから右フックを打ち込んだクバチニエフが、パンチを纏めて組みつくとダブルレッグでケージに押し込み、テイクダウン。右手首を引き寄せて背中をつかせ、さらにその腕に左ヒザを置いて固定し、パンチを連打する。スクランブルで胸を合わせて、離れたディが左フックをヒットさせる。

クバチニエフの拳の圧力は高く、殴り合いから組んでケージにディを押し込む。ヒザを突き刺したディに対し、クバチニエフが右エルボーからダブルレッグを決める。ハーフでエルボーを落とし、鉄槌からパンチと攻め続けるクバチニエフ。エルボーの連打に苦し気な表情を浮かべたディは、重く速いパウンドでクバチニエフがこの回も圧倒した。

と、インターバル中にレフェリーが試合終了を宣言し、クバチニエフのTKO勝ちが決まる。体重オーバーはいただけないが、圧倒的な強さを見せたクバチニエフが4月1日に組まれているアミン・アユブ✖アフメッド・アミールの勝者に挑戦する権利を得た。


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【BRAVE CF47】計量終了 挑戦者決定戦出場のクバチニエフが計量失敗。ルジボエフはガボン人選手と対戦

【写真】挑戦者決定戦の体重オーバーはいただけないクバチニエフだが、リーチの長いボクシング・レスラーというべきタイプの試合は興味深い(C)BRAVE CF

11日(木・現地時間)、バーレーンはリファーのバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催されるBRAVE CF47「Asian Domination」の計量が、10日(水・同)に行われた。

4週連続開催のBRAVE CFの第1弾のメイン=BRAVE CFライト級次期挑戦者決定戦アブディサラム・クバチニエフ✖ロランド・ディ。なんと前者が計量オーバーで20パーセントのファイトマネーの減額のうえ、そのまま挑戦権獲得を賭けて試合は実施されることとなった。


キルギスのWEFでマルキーニョス・ソウザと対戦し、その後はREALで来日が予定されていたが大会自体が実現しなかったウズベキスタンのヌルスルタン・ルジボエフは、アンドレアス・ストールの代役でガボン人ファイターのイブラヒム・マネと戦うことになり両者問題なく計量をパス。

アフガンのフィリピンのラフマトゥル・ユスフザイから、元々はカザフのアス・アルマバエフと対戦予定だったキルギスのリスクルベク・イブライモフと対戦がシャッフルされたフィリピ人UFCベテラン=ジネル・ラウサも体重オーバーで、クバチニエフと同様に20パーセントの減額で契約体重戦を戦うことに。

さらに63キロ契約でアゼルバイジャンのアリ・グリエフと戦うインドのラナ・ルドラは2.1キロのオーバーで、ファイトマネーを40パーセント減額されて試合に臨むなど、体重超過が目立った大会となる。

■視聴方法(予定)
3月11日(木・日本時間)、
午前10時30分~ FITE
午前10時30分~ BRAVE TV

■ BRACE CF47計量結果

<BRAVE CFライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
アブディサラム・クバチニエフ:71.1キロ
ロランド・ディ:70.7キロ

<フェザー級/5分3R>
キム・テキュン:65.9キロ
フセイン・カジマゴマエフ:65.9キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
ヌルスルタン・ルジボエフ:79.6キロ
イブラヒム・マネ:79.7キロ

<68キロ契約/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ:67.9キロ
アンゾル・アブドゥルコザエフ:67.8キロ

<フェザー級/5分3R>
アブドゥルアジム・バダクシュ:66.1キロ
アグシン・ババエフ:66.1キロ

<フライ級/5分3R>
ジネル・ラウサ:57.8キロ
リスクルベク・イブライモフ:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
モハメッド・ファハッド:61.2キロ
ウルミ・カリム・シャヒーン:61.6キロ

<63キロ契約/5分3R>
ラナ・ルドラ:65.1キロ
アリ・グリエフ:62.2キロ

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【BRAVE CF47】ASIAN Domination=中央アジアの支配力が高まるのか。ルジボエフ&アルマバエフ参戦!!

【写真】中央アジアから続々とバーレーンにファイターが集まっている (C)MMAPLANET

3月11日(金・現地時間)にバーレーンはリファーのバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催されるBRAVE CF47「Asian Domination」のラインナップが揃っている。

全8試合のラインナップにはキルギス、フィリピン、韓国、インド、パキスタン、アフガニスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、インドとアジア全域からファイターが集まっているが、残念ながら日本人の出場はなかった。


メインのライト級次期挑戦者決定戦=アブディサラム・クバチニエフ✖ロランド・ディ、キム・テキュン✖フセイン・カジマゴマエフという既報のマッチアップ以外に決まった6試合、元UFCファイターのジネル・ラウサがBRAVE CFと契約し、ラフマトゥル・ユスフザイと対戦する。

ホゼ・トーレス、アリ・バガウディノフ、ダスティン・オーティスに加えラウサというUFCベテランが加わったBRAVE CFフライ級戦線に、中央アジア=カザフスタンから非常に興味深いファイターが今大会より参入する。それがカザフスタンのNaiza FCフライ級、そしてM-1 Challenge暫定フライ級王者のアス・アルマバエフだ。

キャリア12勝2敗のアルマバエフは、ボクシング&レスリングでテイクダウンの強さを見せる一方で、ここからパウンドで削ってからの絞め、あるいは一瞬の切り返しで極める腕十字など、局面に適した極め力を持っている。8つに試合でフィニッシュし、ギロチンでもペルヴィアンチョークへスイッチなど、やはり臨機応変さが目立つ。

対するリスクルベク・イブライモフも同じ中央アジアのキルギスのファイターで、7連勝中と右肩上がりの状態にある。

我々にはロシアの香りが非常に強い砂漠&ステップ気候の中央アジアが、今やアジア一のパワーハウスであることに気付かないと、日本人選手のアジアでのポジションはさらに下降してしまうだろう。

同じく中央アジアのウズベキスタンからは、ヌルスルタン・ルジボエフが参戦しアンドレアス・ストールと相対する。ルジボエフの名を覚えているファンがいるとすれば、相当なMMA通だ。ルジボエフは2018年11月にキルギスのWEFで日本から遠征したマルキーニョス・ソウザと対戦し、TKO勝ちを収めたファイターだ(※後日、ブレイクのタイミングがルジボエフよりだったとして、NCに変更された)。

マルキーニョス戦後は4勝3敗と調子に乗り切れないルジボエフが新天地BRAVE、そしてスーパーウェルター級という他にない階級で、UFCで2試合を経験しているスウェーデン人選手アンドレアス・ストールを相手に力を証明することができるか。楽しみな一戦だ。

■BRAVE CF47対戦カード

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
ロランド・ディ(フィリピン)

<フェザー級/5分3R>
キム・テキュン(韓国)
フセイン・カジマゴマエフ(スイス)

<バンタム級/5分3R>
モハメッド・ファハッド(インド)
ウルミ・カリム・シャヒーン(パキスタン)

<フライ級/5分3R>
ラフマトゥル・ユスフザイ(アフガニスタン)
ジネル・ラウサ(フィリピン)

<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
リスクルベク・イブライモフ(キルギス)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
アンドレアス・ストール(スウェーデン)

<68キロ契約/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ(キルギス)
アンゾル・アブドゥルコザエフ(ロシア)

<63キロ契約/5分3R>
ラナ・ルドラ(インド)
アリ・グリエフ(アゼルバイジャン)

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【BRAVE CF47】メインでライト級挑戦者決定戦=クバチニエフ✖ロランド・ディ。スイスと韓国の無敗対決も

【写真】フック系でないストレート系を得意とするレスラー、キルギスはこういうタイプの選手も少なくない(C)BRAVE CF

BRAVE CFが3月から4月にかけて開催するバーレーン4週連続イベント、その第1週となる3月11日(木・現地時間)=BRAVE CF47「Asian Domination」のメインイベントを17日(水・同)に発表している。

コンバット・キングダムMMA月間第一弾のメインはライト級挑戦者決定戦=アブディサラム・クバチニエフ✖ロランド・ディに決まった。この一戦の勝者がBRAVE CFライト級王者アミン・アユブへの挑戦権を獲得する。


一方、マニー・パッキャオ以前のフィリピン・ボクシング界の国民的ヒーローであるロランド・ナパレッティを父に持つディ。

PXCバンタム級コンテンダーからフェザー級に階級を上げ、松嶋こよみを23秒でKOしているハードパンチャーだ。

BRAVEで1試合=NCで戦い、UFCにステップアップを果たしたディだが、石原夜叉坊戦を含め1勝3敗と結果は残せずリリースの憂き目に。その後は中東をターゲットとして、UAE WarriorsとBRAVEを行き来し前者ではフェザー級王座に挑戦も敗れている。

昨年9月と11月のBRAVE参戦ではライト級で戦い、減量の少ない階級がフィットしていたのか11月にはライト級チャレンジャー候補のジョン・ブレウィンを倒し、今回の挑戦者決定戦で戦う権利を得た。

リーチの長いクバチニエフがジャブとストレートで封じ込むのか、そこを上回る踏み込みとオーバーハンドをディが打ち込むことができるのか。総合力ではクバチニエフといえる一戦──果たして。

また、この日は韓国とスイスのフェザー級無敗対決が組まれることも18日(木・同)に明らかとなっている。TOP FCからDouble GFCと韓国の実力派パリーグで力をつけ、BRAVEでは現在2連勝中のキム・テキュンが、同じ7勝0敗のスイス人フセイン・カジマゴマエフと戦う。

カジマゴマエフはアマチュアと通算すると25連勝中、プロでも全てフィニッシュ勝利というアグレッシブなボクシング・レスラーだ。キム・テキュンとしては、韓国MMAの軸であるスプロール&ストライキングで削っていきたい。

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Brave CF44 News other MMA アフメッド・アミール アミン・アユブ クレイトン・シウバ ジョン・ブレウィン ブログ ロランド・ディ

【Brave CF44】計量終了 ライト級タイトル戦=シウバ✖アユブのフェイスオフに招かざる客アミール襲来

【写真】予定調和かアクシデントか。フェイスオフに第3者の乱入はあまり例がいない (C)BRAVE CF

5日(木・現地時間)、バーレーンはリファーのバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催されるBrave CF44の計量が行われた。

今大会のメインはBrace CFライト級王者クレイトン・シウバが、アミン・アユブの挑戦を受ける一戦だ。パンデミック後、MMA界において存在を最もましたプロモーションといっても過言でないBrave CFのライト級の頂点を争う両者がフェイスオフを行った際、思わぬ?!乱入者が現われた。


「おい、お前ら。おれは俺のベルトだろ。そうだろ?」と語気も荒く、アフメッド・アミールがフェイスオフに割って入ってきた。

王者シウバに強めるアミールは関係者に抱えられても、王者と言い合いに発展する。この混乱にさらに輪をかけたのが、今大会でロランド・ディと戦うニュージーランドのジョン・ブレウィンだ。シウバとともに過去にアミールに勝利しているブレウィンは、ディに勝ってタイトル挑戦を確実にしたいところだが、試合もないアミールに割って入られてはたまらない。

そんな状況に王者サイドは笑って受け流し、計量&フェイスオフの御役目を終えている。

今大会はライト級戦線だけでなく、ミドル級次々期挑戦権を巡り、アブドゥル・アブゥラギモフ✖ルイス・グリスマンのキャッチ戦、ミズワディレ・ハロンワの試合も要注目だ。

■視聴方法(予定)
11月6日(金・日本時間)、
午前1時00分~ FITE

■Brave CF40計量結果

<Brace CFライト級選手権試合/5分3R>
[王者]クレイトン・シウバ:70.1キロ
[挑戦者]アミン・アユブ:70.1キロ

<80キロ契約/5分3R>
アブドゥル・アブゥラギモフ:79.6キロ
ルイス・グリスマン:78.9キロ

<ライト級/5分3R>
ジョン・ブレウィン:70.8キロ
ロランド・ディ:70.2キロ

<ミドル級/5分3R>
ドミニク・ショーバー:83.7キロ
ミズワディレ・ハロンワ:83.8キロ

<バンタム級/5分3R>
ジェルソン・ペレイラ:61.3キロ
ビア・シュテピン:61.6キロ

<ライト級/5分3R>
アッバス・ハーン:70.7キロ
ヤン・リアッセ:70.4キロ

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