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【DECS S07 Ep01】試合結果 34歳、アルメイダが契約。抜けていたノーランら5人の勝者全員が契約

【写真】勝利者インタビューの時に、ブラジルの自宅と映像が繋がり御覧の表情を浮かべたアルメイダ。ここに出た時点で、年齢や過去の戦績は関係ない──そんなダナ・ホワイトのお墨付きをもらったわけだが、この傾向は常に続くのか(C)Zffa/UFC

8日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで今年のDana White’s Contender Seriesの第1週が開催された。

昨年はダナ・ホワイトの激怒で始まったコンテンダーシリーズだったが、今年は5試合中フィニッシュ決着は1試合ながら、5人の勝者全員が契約となりご機嫌の開幕となった。

なかで34歳、キャリア4勝のセザー・アルメイダが前例を打ち破るような契約を決めたのが印象深い。また、試合内容が低調だったカイオ・マシャードのサインも意外だった。

DWCS S07 Ep01
<ミドル級/5分3R>
○セザー・アルメイダ(ブラジル)3R
判定
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×ルーカス・フェルナンド(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○トム・ノーラン(豪州)1R1分23秒
KO
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×ボグダン・グラッド(オーストリア)
<ヘビー級/5分3R>
○カイオ・マシャード(ブラジル)3R
判定
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×ケヴィン・サフラルスキー(ポーランド)
<バンタム級/5分3R>
○ペイトン・タルボット(米国)3R
判定
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×レイエス・コーテズJr(米国)
<フライ級/5分3R>
○ケヴィン・ボルハス(ペルー)3R
判定
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×ヴィクトル・ジアス(ブラジル)
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DWCS S07 Ep01 MMA MMAPLANET o UFC ペイトン・タルボット レイエス・コーテズJr

【DWCS S07 Ep01】蹴りをキャッチされ、宙返りでエスケープしたタルボットがコーテズJrに判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
レイエス・コーテズJr(米国)

UFCファイターのトレイシー・コーテズの実弟レイエスが、ムエタイベースのタルボットと対戦する。身長、リーチで上回るタルボットがジャブから右を繰り出す。コーテズJrは懐に飛び込み左フックを決める。続くステップインにカウンターを合わせたタルボットの反応に、コーテズJrのコーナーは「お前はアゴが強いから、大丈夫だ」と指示する。その声に従い前に出て拳を振るうコーテズJrに対し、タルボットはローからジャブを伸ばす。

スイッチを織り交ぜるコーテズJrは近距離で左フックを決め、蹴り足をキャッチしてタルボットのバランスを崩し、そのまま組んでサイドバックに。エルボーを入れて離れたコーテズJrは、左に回りながらタルボットを誘って組み付くと、クリンチからエルボーを決めて距離を取り直す。ジャブにカウンターを受けたタルボットも前に出て蹴りを使うが、これをキャッチされてバックを許すという同じ流れに持ち込まれてしまう。ローから前に出て組まれて、バックを取られエルボーという展開を3度繰り返したタルボットは、2Rに向けアジャストが必要だ。

2R、右フックを当て、ローで尻餅をつかせたコーテズJrは、タルボットに追いかけさせる展開のなかでジャブや右を被弾する。組んで一気にドライブしたコーテズJrがエルボーから離れるも、この動きも見切られてきたか。パンチを被弾する数が増えてきたコーテズJrは、右フックから左ボディショットを受ける。さらにジャブを入れるが――またも蹴りをキャッチされて、バックを許す。離れたコーテズJrは左リードフック、ボディを殴られ、動きが落ちる。

タルボットはジャブを連打して左ハイ、そしてアッパーを決める。ついに前進に左ジャブを合わされたコーテズJrは、ワンツーを被弾して厳しい展開に。タルボットは蹴りを掴まれると、なんとバックフリップでエスケープし、打撃の圧を強める。コーテズJrのステップインにアッパーを合わせたタルボットは、ワンツーに組まれてバックに回られても胸を合わせる。コーテズJrは左アッパー、ヒザ、右ストレートと猛攻を受けた。

最終回、ローを蹴ったタルボットがジャブ、右ミドルハイへ。コーテズJrも構えを変えて右フックを振るうが、ボディを抉られる。ヒザをボディに突き刺されながら、ダブルレッグからテイクダウンを取ったコーテズJr。タルボットはすぐに立ち上がり、ローを入れる。後ろ回し蹴りはかわされたタルボットだが、パンチの圧を高めて右を打ち込む。組まれてもテイクダウンは取られないタルボットが右を当てる。

左目じりをカットしたコーテズJrにドクターチャックが入る。再開直後にタルボットが左ミドル、スネが急所に当たりコーテズJrがしゃがみこむ。タルボットはダメージでなく、スタミナの回復の時間を与えてしまったか。3分30秒後に試合はリスタートし、コーテズJrが一気に組みに行く。ヒザを入れて離れたコーテズJrの勢いは続かず、テイクダウンを切られて左を打たれる。ワンツー、左フック、そしてテンカオのタルボットは、ここで組まれてバックを許す。

スピニングバックエルボーにダブルレッグへ移行したコーテズJrだが、テイクダウンは奪えない。ボディから右ミドルと腹を攻められたコーテズJrは、またも組んでボディロックへ。テイクダウンは奪えず離れたコーテズJrは、仕切り直してダブルレッグ。ここも倒すことはできず、タルボット優勢のまま試合は終わり――3-0でタルボットが判定勝ちを手にした。

「ちょっとスラッピーだったけど、全体的には良かったかな。これがラストチャンスだ、目を覚ませと言われたんだ」とタルボットは話した。


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