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【Road FC69】ヒョンウがギロチンからの三角絞めでペレイラに一本勝ち。63キロT準決勝に進出

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・ヒョンウ(韓国)
Def.1R by 三角絞め
ルーカス・ペレイラ(ブラジル)

ペレイラがインロー、ヒョンウも右ローを蹴りけす。ペレイラがジャブと左ミドル、そこにヒョンウが左フックを狙う。ペレイラが飛びヒザも狙いながら前に出ると、ヒョンウはそこに右ストレートを狙う。ペレイラが右ロー、距離を詰めて組んだヒョンウがケージに押し込む。

一度離れたペレイラが左ミドル、ヒョンウが右ストレートを合わせて再び組みつく。ここもペレイラが距離を取ってパンチと左ミドルや飛びヒザ蹴り。ヒョンウは左フックを返して、ジャブをついて前に出る。ここにペレイラがダブルレッグを合わせてテイクダウンすると、ヒョンウがギロチンへ。ペレイラは極まっていないとアピールし、ヒョンウは三角絞めに移行。これをがっちりと極めて、ヒョンウが一本勝ちで準決勝に駒を進めた。


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【Road FC69】原口央と対戦、エルデュカルディ・ドゥイシェフ「RIZIN王者になったスーチョルと決勝で」

【写真】計量から3時間で、このボディ…… (C)MMAPLANET

明日31日(土・現地時間)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69で、Globalトーナメントの戦いの火蓋が切って落とされる。
Text by Manabu Takashima

そして63キロ・トーナメント準々決勝で日本の原口央と対戦するのが、キルギスのエルデュカルディ・ドゥイシェフだ。ドゥイシェフは10戦10勝、10のフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを誇っている。パーフェクトレコードを持つキルギス人ファイターといえば、誰もがRIZINデビュー戦で武田光司をRNCにより一蹴したラジャブアリ・シェイドゥラエフのことを思い出すに違いない。

シェイドゥラフも昨年のGlobalトーナメントからUAEWを経て、RIZINにやってきたファイターだ。準決勝は計量失敗でトーナメントを離脱したものの初戦はRIZINファイターのヤン・ジヨンをRNCで破っている。

果たしてドウィシェフは、原口を相手にシェイドゥラエフ級のインパクトを残すことになるのか。計量&会見後に、ドゥイシェフの話を訊いた。


第二のシェイドゥラエフ?!

──計量と会見を終えて、今どのような心境ですか。

「全て順調に終え、コンディション的にもメンタル的にも問題ないよ」

――昨年Road FCグローバル63キロ級Tに出場し、今ではRIZINで超注目のファイターとなったラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手とは同朋ですが、何か交流はありますか。

「時々、一緒に練習する仲だよ。でも、以前にダゲスタンで戦ったことがあるんだ」

――えっ? 無敗の両者ですが、戦ったことがあると?

「MMAじゃない、グラップリングの試合だ」

――結果というのは?

「ポイントで負けた……けど、いうとエキシビションのように仲が良いモノ同士でロールしたようなもので。その試合結果は気にしないでほしい」

――そうは言われましても……(苦笑)。とはいえ、そういう仲であるシェイドゥラフ選手が日本で活躍していることには刺激を受けましたか。

「オファーがあれば、もちろん日本でも戦いたい。ただ、一番大切なのはどういう条件を出してくれるかということだよ(笑)」

――自身の価値を上げるためにも、今回のトーナメントは凄く大切だと思います。初戦で戦う原口央選手の印象を教えてもらえますか。

「何試合か動画をチェックしたけど、バランスの良いファイターだ。特にレスリングが強い。まぁ、どっちが上かは明日になればハッキリするけど、どの局面でも自分の方が上だし、比較的楽に一本勝ちできるんじゃないかと思っているよ」

――過去10フィニッシュのうち7試合が一本勝ちですが、ももともベースの格闘技は何だったのでしょうか。

「サンボだ。凄く幼い頃からやっていて、大会に出て結果を残すというまでやっていなかったけど、自分のベースの格闘技はサンボだよ」

――幼い頃ということは、コンバットサンボではなくスポーツサンボでしょうか。

「そうだ。スポーツサンボだよ。それから打撃、レスリング、グラップリングとMMAに必要な練習をやってきた」

――今回のトーナメント、昨年優勝のキム・スーチョル選手がシードされ準決勝からの出場となります。しかも1カ月前にRIZINでバンタム級王座決定戦を戦うというスケジュールになっています。

「キム・スーチョルがRIZINのチャンピオンになることを願っている。そして、日本で成功を収めた彼と決勝で戦いたい。RIZIN王者に勝ってRoad FCのチャンピオンになれば最高だ。事実上、二冠王になるからね。その自信がないと、この場にはいないよ」

―――第二のシェイドゥラエフかと既に日本でも密かに注目を集めていますが、明日はどのような試合をしたいと思っていますか。

「日本でそう思われているなんて、嬉しいよ。自分の実力を全て出し切り、勝利まで一直線に突き進むので楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
8月31日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■メインカード計量結果

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・シウォン:69.7キロ
キャプテン☆アフリカ:69.6キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン:70.0キロ
アルトゥル・ソロヴィエフ:70.0キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:69.9キロ
アレックス・ダ・シウバ:72.1キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン:62.8キロ
アレクセイ・インデンコ:62.9キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン:70.0キロ
カミル・マゴメドフ:70.0キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
原口央:62.8キロ
エルデュカルディ・ドゥイシェフ:62.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・ヒョンウ:62.9キロ
ルーカス・ペレイラ:62.8キロ

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分2R>
ウィ・ジュンオン:62.5キロ
エルディヤル・アリムセイトフ:63.0キロ
※午後2時開始のプレリミ・コメインで実施される

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45 MMA MMAPLANET o UAEW UAEW50 アリエル・オリヴェロス キック ルーカス・ペレイラ

【UAEW50】ペレイラが多彩な蹴り技でオリヴェロスを翻弄し、1R終盤のヒザ蹴りでKO勝利

<バンタム級/5分3R>
ルーカス・ペレイラ(ブラジル)
Def.1R4分36秒by KO
アリエル・オリヴェロス(フィリピン)

ペレイラが左右のロー、オリヴェロスもインローを返して左フックを狙う。ペレイラは右のカーフキックを蹴ると、これでオリヴェロスがバランスを崩す。ペレイラは左ミドルを蹴り、オリヴェロスがケージを背負うと左のジャンピングハイキック。オリヴェロスのダブルレッグをケージを使ってディフェンスして離れる。

試合がスタンドに戻るとペレイラが右ロー、オリヴェロスは右フックを強振する。ペレイラは左右のミドル・右ローと蹴りで試合を組み立て、左ハイキックを当てて右ストレートにつなげる。ここも組みつくオリヴェロスだが、ケージを背負うペレイラをテイクダウンできない。

逆にペレイラは離れ際にヒザ蹴りと左ハイ、右アッパーを当てるとスピニングバックキックを繰り出し、左ハイキックでオリヴェロスをケージまで下がらせる。距離を詰めたペレイラが首相撲からヒザ蹴りを突き上げると、これでオリヴェロスが崩れ落ち、ペレイラが多彩な蹴り技でKO勝利を収めた。


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