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【Brave CF44】11月も2連戦、第一弾でライト級タイトルマッチにウェルター、ライト級の注目株ズラリ

【写真】多彩なのは挑戦者のアユブ。それでいて勝負強さは王者クレイトン・シウバか (C)BRAVE CF

9月24日から3週連続でバーレーンはリファーのパーレーン・ナショナル・スタジアムでイベントを開催したBrave CFが11月5日(木・現地時間)と12日(木・同)に同所でBrave CF44 & 45を開催する。

現時点で45大会のカードは発表されていないが、44大会は4試合がアナウンスされておりメインでBrave CFライト級選手権試合=王者クレイトン・シウバ✖挑戦者アミン・アユブが組まれた。


昨年8月に前王者ルアン・サンチアゴとの同朋対決をRNCで勝利してベルトを巻いたシウバは、3月28日に先日のUFN180でマテウス・ガムロを下し、UFC初陣を飾ったグラム・クタテラデスと初防戦を行う予定だったが、クタテラデスが欠場となり前王者とのリマッチに変更された。しかし、同大会はコロナ・パンデミックと中止となり、シウバにとっては7カ月遅れの初防衛戦となる。

挑戦者のアユブは今では活動停止したUAEベースのデザート・フォース及びレバノンがホームのPhoenix FCからUAEW、そしてBrave CFと中東MMAプロモーションと欧州ででキャリアを積んできたフランス人選手だ。キャリアは14勝4敗で、UAEWではウェルター級王者になっている。

現在6連勝中と好調をキープしており、打撃・テイクダウン・寝技とどこでも勝負できる。そんなアユブは打撃では右オーバーハンド、ボディストレート、テイクダウンはベリー・トゥ・ベリー、寝技ではゴゴプラッタ、肩固め、RNC、腕関節と多彩な攻めを持っている。

対して王者シウバは、185センチ以上の長身で胴も長く、一部のブラジル人選手に見られる何もかも長いブラジリアン体形といる。リーチの長さをパウンド、そして絞めに生かし、消耗性にも強いチャンピオン。拮抗した勝負で流れを引き寄せると、パウンドから絞め一気に試合を終わらせることができる。アユブとしては攻めるチャンスは序盤からあるが、そこから一方的に支配するか、勝負を決めなければ反撃に移ってからのシウバは強さが増している。5Rの長丁場でスタミナ配分か、全開ファイトを展開するかも勝負の分かれ目となるだろう。

今大会では元ウェルター級王者アブドゥル・アブゥラギモフが80キロ契約で、7勝1敗&6連勝中のルイス・グリスマンと対戦する。

コロナ禍での活動再開後の第2ステージ=スウェーデン・ラウンドで共に一本勝ちを収めている両者、勝った方がミドル級との2冠を目指す王者ジャラ・フセイン・アルシラウィへの挑戦が近づくことは間違いない。

さらにニュージーランドのジョン・ブレウィン✖フィリピンのロランド・ディ=ライト級戦、キャリア唯一の敗北がUFCで大いに名前を挙げたカムザット・チマエフ戦という南アフリカ人選手のミズワンディレ・ハロンワが、オーストリアのドミニク・ショバーとマッチアップされたミドル級戦が現在決まっている。

現状、UFCへ選手に送り出す一方で、プロモーション内での覇権争いもブラジル、欧州・中東、アフリカ、そしてアジアにオセニアが加わり、激しさを増す一方のBrave CF。国際戦の多さはUFCに次ぎ、ONEに匹敵すると言っても過言でない中東のMMAプロモーション──11月の2連戦も見逃せない。

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Brave CF37 Other MMA Result ビアンカ・アンツマン ブログ ムハマド・モカエフ ルイス・グリスマン

【Brave CF37】ブカレストからストックホルムへ。最強アマ=モカエフが渋い試合で判定勝ちデビュー

【写真】プロデビュー戦を母国で迎えたアンツマンがヴェーラ・ヌカネンに判定勝ちを収めている(C)BRAVE CF

1日(土・現地時間)、Brave CF37がスウェーデンの首都ストックホルムで行われた。

ルーマニア・ブカレストの連戦から、ストックホルムに場所を移し3週連続のイベント開催となるブレイブCF。そのストックホルム初戦で、最も注目されていたのがアマ23連勝からプロ初陣を迎えたムハマド・モカエフだった。

モカエフは同じくプロデビュー戦となったグレン・マクベイをソリッドに攻めて判定勝ちしたモカエフだが、体重オーバーで守りを固めたマクベイへの不満を試合後に述べた。

Brave CF37
<ウェルター級/5分3R>
○ルイス・グリスマン(デンマーク)2R1分13秒
RNC
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×ヘンリ・リントゥラ(フィンランド)
<ヘビー級/5分3R>
○イルマン・スマイジッチ(スウェーデン)3R
判定
×ファティ・アクタス(トルコ)
<64キロ契約/5分3R>
○ムハマド・モカエフ(英国)3R
判定
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×グレン・マクベイ(アイルランド)
<ライトヘビー級/5分3R>
○アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)1R1分57秒
TKO
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×アタナシス・ヘルケレジス(ギリシャ)
<フェザー級/5分3R>
○フェルナンド・フロレス(スウェーデン)1R4分51秒
アナコンダ
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×マイケル・デガ・シェイキ(ブラジル)
<女子ストロー級/5分3R>
○ビアンカ・アンツマン(スウェーデン)3R1分37秒
KO
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×ヴェーラ・ニカネン(フィンランド)
<フェザー級/5分3R>
○ハミッド・サディット(スウェーデン)1R1分37秒
KO
×シェイマスッド・ドレーク(イラン)
<ウェルター級/5分3R>
○モハメド・サレイ(ノルウェー)1R2分12秒
ヒールフック
×アウジ・クアミ(フランス)
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Brave CF37 other MMA Report ブログ ヘンリ・リントゥラ ルイス・グリスマン

【Brave CF37】北欧対決はデンマークのルイス・グリスマンが、フィンランドのリントゥラをRNCで破る

<ウェルター級/5分3R>
ルイス・グリスマン(デンマーク)
Def.2R1分13秒by RNC
ヘンリ・リントゥラ(フィンランド)

サウスポーのグリスマンに左ローを蹴ったリントゥラ。左ローを返したグリスマンに、リントゥラが左ジャブを伸ばす。グリンスマンは飛び込むように左を伸ばし、着地でスイッチした語りになり思い切り右ローを蹴る。リントゥラは軽く右ハイを見せ、グリスマンはローを続け、左右のフックで前に出てクリンチへ。リントゥラが押し返し、離れたところでグリスマンが左ミドルを入れる。

グリスマンは右フックから組みついて、ケージに押し込むとリントゥラのネルソンにも構わずテイクダウンを決める。キムラを防がれリントゥラは、そのまま下のままラウンド終了を迎えた。

2R、初回と同じように荒いフックでプレシャーをかけるグリスマンが、組んでテイクダウンしサイドで抑える。バックを預けて立ち上がったリントゥラだが。背中に乗ったグリスマンが背中に飛び乗り、足をフックして寝技に持ち込む。そのままRNCでタップを奪ったグリスマン。リントゥラにプロ初黒星をつけさせ、自らは7勝1敗とした。