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【UFC259】あのヘナタ・ソウザが文字通り何もできず撲殺される──アマンダ・レモス、恐るべし

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
Def.1R3分39秒by TKO
リヴィア・ヘナタ・ソウザ(ブラジル)

距離を取りながら一気に組もうとしたソウザ。離れたレモスは蹴りから左ジャブでプレッシャーを掛ける。レモスはジャブを続け、ワンツーを放つ。さらに強烈な勢いで右ローを蹴ると、右ミドルハイを肩口に入れる。続いて右ローを蹴られたソウザは、ケージを背負って動けない。

ここで右を打ち込みダウンを奪ったレモスは、ギロチンからハーフで殴り、もう一度頭を抱える。ここもリリースしてエルボーを入れたレモスに対し、ソウザは外ヒールへ。体を捻って、足を抜いたレモスが思い切りパウンドを打ちつける。立ち上がったソウザだが、ローを効かされ、ジャブをかわして左ジャブ。この一発でソウザが後方に倒れ、パウンドを入れたところでレフェリーが止めた。

あのヘナタ・ソウザが文字通り何もできず打撃を被弾し、ジャブからパウンドで仕留められる──衝撃的な敗北だった。

ソウザを爆殺したレモスは「彼女は素晴らしい選手だけど、ハードなトレーニングを積み研究してきた。ストロー級は凄く合っている5月でも6月でも、このまま戦っていきたい」と非常に静かに語った。


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Report UFC UFC252 アシュリー・ヨーダ ブログ リヴィア・ヘナタ・ソウザ

【UFC252】これで27-30まで出るのか……突き放し適格に攻撃入れたヨーダが、ソウザに判定負け……

<女子ストロー級/5分3R>
ヘナタ・ソウザ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アシュリー・ヨーダ(米国)

長身、リーチで優るヨーダがサウスポースタンスで構え、ソウザの右ローをキャッチしてバックに回る。乗りすぎて前方に落とされたヨーダがクローズドへ。ソウザはガードのなかでパンチを入れ、立ち上がると足を払って勢いよくパウンドを打っていく。スペースができたことで立ち上がったヨーダは右を被弾し、ダブルレッグをかわされる。それでも左ミドルから、ジャブを伸ばすヨーダに対し、ソウザが右ローを蹴る。ヨーダが前蹴りで突き放し、ロングのオーバーハンド狙いのソウザの腹を左ミドルで蹴っていく。

テイクダウン狙いも逆にケージに押し込まれたソウザは、シングルをウィザーで耐える状況で右のパンチを受ける。離れてからも前蹴り、ミドルを蹴ったヨーダがソウザのダブルレッグを切り、バックを取って殴り時間となった。

2R、ボディストレートを伸ばすソウザが左ストレートを被弾し、ミドルを蹴られる。リーチの差にソウザは踏み込んで右を当て組んでいく。左を差してケージにソウザを押し込んだヨーダはヒザを打ち合い、離れたソウザが右ローを蹴る。インサイドのカーフを続けるソウザはそこに左を合わされ、ケージに押し込まれる。

体を入れ替えた離れたソウザに対し、ヨーダが右前蹴り。ソウザは右オーバーハンドを繰り出す。終盤、組んだ直後にバックに回り背中に乗ったヨーダが、落とされてスクランブルへ。ソウザのシングルを切りラウンドが終わった。

最終回、鋭い右インサイドカーフを繰り出すソウザは、ワンツーを被弾して下がる。組んでケージにヨーダを押し込みボディロックテイクダウン狙いのソウザ、ウィザーで耐えたヨーダをケージに押し込む。間合いを取り直すと、左から左ミドルを入れたヨーダが右ジャブ。ソウザのカーフにも左ストレートを当てる。さらにワンツー、左ストレートをヒットさせたヨーダは、急所に攻撃を受けて試合が中断する。

再開後、パンチを出して離れるヨーダに対し、ソウザが右カーフを蹴り込む。ならばと左ミドルを返したヨーダが、左ストレートを伸ばしオーバーハンドの距離では前蹴りを顔面に届かせる。攻撃手段が右ハーフだけになったソウザは、最後に組んで首投げを決める。ヘッドロックに対し、バックを取りに行ったヨーダ──ここで時間となり、判定はなんとジャッジ3人ともソウザを支持した。

30-27を付けたジャッジもおり、前進すれば──捌いて的確に攻撃を入れた選手を上回るという不可解な判定だ。