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【DWCS S07Ep09】マゴメダリエフに拳の圧力なし。マウリシオ・ルフィがパウンドアウト

【写真】打撃を被弾するシーンが増え、最後はテイクダウン狙いにスピニングバックエルボーを合わされ、パウンドアウトされたマゴメダリエフ(C)Zuffa/UFC

<ウェルター級/5分3R>
マウリシオ・ルフィ(ブラジル)
Def.3R4分45秒by TKO
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)

左ハイから左サイドキックを繰り出したマゴメダリエフが、右ローを蹴る。右ローを続けたマゴメダリエフが右ハイ、ルフィがかわす。マゴメダリエフは左ミドルを蹴り、右ロー、蹴りのやり取りが続き、ルフィが右カーフを蹴った。スイッチしたルフィにハイと後ろ回し蹴りのコンビを繰り出したマゴメダリエフだが、拳の交換は2分間ない。

と、ルフィが右オーバーハンドを振るい、マゴメダリエフが組みにいったが失敗に。ミドルを決めたルフィ、マゴメダリエフは後ろ回し蹴りと蹴り技を続ける。マゴメダリエフも左から右、そして左のコンビをついに見せる。ルフィのステップインに、クリンチからヒザを入れたマゴメダリエフが右前蹴りを顔面に伸ばす。残り1分、ワンツーからスリーが届かなかったマゴメダリエフが右を被弾する。残り30秒のクリンチ合戦、離れたルフィにマゴメダリエフが右を当てるが、最後も右カーフだった。

2R、ルフィのセコンドは「ヤツは怖がっている」と話しかけていたが、開始早々に右カーフを蹴る。モロに前足を蹴られたマゴメダリエフはここもすぐに手を出さない。ようやくワンツーで前に出るが、クリーンヒットのないマゴメダリエフはオクタゴン中央、やや遠目の距離で右フックを当てた。ルフィは後ろ回し蹴りをかわされ、右ボディを打たれる。蹴りに右を打っていったルフィに対し、マゴメダリエフが右ミドルを決めるが、続くハイは空振りに。ルフィはワンツー、右カーフを決め左ジャブを伸ばす。

残り2分、距離を詰めたマゴメダリエフだがルフィを追い切れず、サークリングでパンチを外される。ルフィの右に組んだマゴメダリエフが、崩してヒザをつかすも立ち上がり際の右は空振りに。立ち上がったルフィは、マゴメダリエフのコンビを頭を振ってかわしてクリンチへ。右を入れたマゴメダリエフがここから距離を詰めて、ワンツー。クリンチでケージに押し込まれたマゴメダリエフは、スピニングバックエルボーを狙って時間となった。

最終回、カーフの蹴り合いはマゴメダリエフが効かされる。パンチを振るいながら前に出るマゴメダリエフだが、カーフに表情が変わる。ルフィは左、右を当ててカーフを続ける。マゴメダリエフも右ローを返す。ここは勝負の賭けるタイミングだったが、逆にルフィが右をヒットさせる。足を蹴られて組んだマゴメダリエフは、逆にケージに押し込まれてしまう。

離れたルフィは右フック、右アッパーをヒットさせる。さらにスピニングバックエルボーを繰り出したルフィは、マゴメダリエフを流血に追い込む。前に出たマゴメダリエフに再び右アッパーを被弾する。ここでマゴメダリエフはテイクダウン狙いで組みつくも、ケージに押し込み続ける力がない。ローから右フックを決めたマゴメダリエフは、ダブルレッグのタイミングでスピニングバックエルボーの直撃を受ける。バックを取ったまま、崩れて下になったマゴメダリエフから、ルフィがマウントを奪う。

パンチの連打に下を向き、頭を抱えたマゴメダリエフは動きを止めて殴られ続け、レフェリーが試合を止めた。


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Brave CF DWCS IMMAF LFA MMA MMAPLANET o ONE PFL UFC インパ・カサンガネイ ジェイムス・ナカシマ パンクラス ホドルフォ・ベラート マゴメド・ガジヤスロフ ムルタザ・タルハ ライモンド・マゴメダリエフ ヴィクトル・ウゴ・シウバ 亀井晨佑

【DWCS S07Ep09】LFA王者、BRAVE CF&ONEの王者級ファイター、パンクラス出場選手が出場!!

【写真】アリとベラート。BRAVE CF5連勝のロシア人(バーレーン国籍)とLFA暫定王者のブラジル人対決(C) Zuffa/UFC

3日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDana White’s Contender Series第9週が開催される。
Text by Manabu Takashima

先週は史上初となる敗者が2人サインとなったコンテンダーシリーズ。今大会はフライ級でダビ・ビテンコートと対戦予定だったルカス・ホシャが体重オーバーで試合が成立せず、全4試合で実施されることとなった。

しかも米国人ファイターの出場が無く、北米フィーダーショーからの挑戦者は見られない。それでもブラジル、チリ、ボリビア、ロシア、バーレーンからLFA、BRAVE CF、パンクラス、Eagle FCに加えてONEで活躍してきたファイターが集結、間違いなく数年前なら直接UFCで契約できているであろう猛者が集まることとなった。


メインのライトヘビー級で相対するのはホドルフォ・ベラートとムルタザ・タルハ・アリの2人だ。

前者はLFA暫定ライトヘビー級王者のブラジル人で、後者はロシアから帰化したバーレーン人ファイター。2019年のIMMAF世界王者で、バーレーン王族が所有するKHK MMAジムに所属しているアリは、BRAVE CFでは5連勝中、Octagonの1勝と加え全試合でフィニッシュ勝利を挙げており、2Rを戦ったのは1度だけだ。

北米だけでなく今やブラジルでもナンバーワン・フィーダーショーの座にあるLFAのチャンピオンと、世界を股に掛けて活動する独立王国BRAVE CFの箱入り息子の対戦は、両プロモーションの潜在能力を直接比較できるスケールとなる一戦といえる。

コメインのバンタム級マッチはチリ人ファイターのエドゥアルド・マチアス・トレスが、ブラジルのヴィクトル・ウゴ・シウバと戦う。トレスは16勝1敗のキャリアを誇り、シウバは23勝4敗と最近のコンテンダーシリーズ出場選手のなかでも頭抜けた経験値を誇るファイターといえる。

そのシウバ、2019年12月にビクトル・ウゴの名でパンクラスに来日しており、フェザー級で亀井晨佑に判定勝ちを収めている選手だ。

第2試合で、今でも珍しいボリビア人ファイターのホセ・ダニエル・メディーナと戦うマゴメド・ガジヤスロフも、ロシアからバーレーンに帰化し、KHKジムに属している選手だ。

メイン出場のアリと同門──というだけでなく、アリが優勝したIMMAF世界大会でトーナメントを勝ち上がっていたが、決勝戦をキャンセルし、優勝を譲っている形となっている。

Eagle FCやBRAVE CFで戦績を積んできたガジヤスロフの戦績は7勝0敗で、そのBRAVEではタイトルコンテンダーのモハメド・サイド・マーレムを3-0の判定で破っており、1度しか戦っていないがBRAVE CFでベルトを狙う位置にいた。

第1試合のウェルター級マッチは、マウリシオ・ルフィ✖ライモンド・マゴメダリエフのブラジル✖ロシア対決だ。戦績8勝1敗、全ての試合がフィニッシュ勝利のルフィに対し、メゴメダリエフは10勝1敗、唯一の敗北はONEでジェイムス・ナカシマに敗れたもの。ただし、それ以外のONEでの3試合は勝利しており、タイトル挑戦経験のあるテイラー・マクガイアーにも3-0で勝利している。

ばかりかマゴメダリエフは昨年3月にEagle FCでインパ・カサンガネイからスプリットながら勝利を手にしている。カンガネイは11月24日にファイナルが組まれているPFLライトヘビー級で、その決勝戦進出を決めているファイターだ。

つまりはONEやPFLで王座を争う力を有しているファイターが、コンテンダーシリーズで人生を賭けた一戦で潰し合いが必要になっているということ。UFCの頂が、他のMMAプロモーションの山頂から見上げるべき場所にあることが、改めて認識できるマゴメダリエフのコンテンダーシリーズ出場だ。

■視聴方法(予定)
10月3日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S07Ep09対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)
ムルタザ・タルハ・アリ(バーレーン)

<バンタム級/5分3R>
エドゥアルド・マチアス・トレス(チリ)
ヴィクトル・ウゴ・シウバ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)
ホセ・ダニエル・メディーナ(ボリビア)

<ウェルター級/5分3R>
マウリシオ・ルフィ(ブラジル)
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)

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Eagle FC44 MMA MMAPLANET アンソニー・ンジョグアニ キック ライモンド・マゴメダリエフ

【Eagle FC44】ライモンド・マゴメダリエフがンジョグアニを相手にせず、TD→パウンドアウト

<ウェルター級/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
Def.1R2分49秒by TKO
アンソニー・ンジョグアニ(米国)

ゆっくりとしたリズムのなかで、ハイキックを繰り返すマゴメダリエフの右ローで、ンジョグアニがバランスを乱す。マゴメダリエフも後ろ回し蹴りで姿勢を崩したが、すぐに組みついてンジョグアニをケージに押し込み、ボディロックテイクダウンを決める。スクランブルでバックコントロールを続けるマゴメダリエフがヒザを入れ、小外掛けでテイクダウンを取り直す。背中を向けて殴られ続けるンジョグアニ、レフェリーが遅すぎるといっても過言でないストップをかけた。

一方的な展開で勝利したマゴメダリエフが、勝ち名乗りを挙げた。


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Eagle FC44 MMA MMAPLANET   アルマン・オスパノフ ガブリエル・チェッコ セルゲイ・ハリトーノフ タイロン・スポーン ライモンド・マゴメダリエフ ラシャド・エヴァンス ラマザン・クラマゴメドフ

【Eagle FC44】計量終了 3年7カ月振りの実戦復帰=ラシャド・エヴァンスが柔術歴22年のチェッコと対戦

【写真】減量の結果とはいえ、計量での体躯はやはりピーク時とは比較にならないラシャド。どれだけ戦えるコンディションにあるのかは、素直に気になる(C)EAGLE FC

28日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのFLXキャスト・アリーナで開催されるEagle FC44の計量が行われた。

カビブ・ヌルマゴメドフ率いるMMAプロモーションがTV、PC、モバイルでライブ及びサブスク視聴が可能なLFXキャストを組んで行う全米進出第一弾がいよいよ迫ってきた。

ウェルター級で組まれていた試合が175ポンドに変更され、ライト級も165ポンド契約になるなど、リミット体重が最終週に動きが見られたなか、フェザー級でアルマン・オスパノフと対戦するディラン・サルバドールが4.4ポンドのオーバーとなり、ファイトマネー20パーセントが没収され試合が実施されることになっている。


長らくフロリダをベースとして活動してきたタイロン・スポーンが、セルゲイ・ハリトーノフと戦うメインは米国のファンにどれだけアピールできるか疑問だが、そういう意味でも同じレジェンドであってもガブリエル・チェッコと戦うラシャド・エヴァンスの存在感は頭抜けている。

3年7カ月ぶりの実戦復帰となるラシャドは「決して軽くは考えていない。一晩のために入念な準備をして戦うわけだけど、色々な感情が沸き起こって来る。ローラーコースターに乗っているみたいに気分の起伏が激しくなるんだ。人生と同じだよ。浮き沈みがあり、結局はそれが永遠に続くってことなんだよ」と会見で話している。

対してチェックは「どの試合のオファーにもイエスとしか返答は持っていない。ただし、この試合は少し違っている。ラシャドのことを凄く尊敬していて、彼の対戦相手がいないということだから自分が戦うことにした。そして、今ここにいるんだ。僕が柔術家であることは誰もが知っている。22年間、柔術をやってきた。レスラーは僕をテイクダウンしても、トップで自分の戦いができるわけじゃない。それができる選手は本当に少ない。僕はテイクダウンされても構わない」とコメントした。

チェッコの言う通り──SUGでも戦い続けているように、下攻めが可能な相手にラシャドがどれだけトップでコントロールできるか。全てはラシャド・エヴァンスのコンディションに掛かっているといえる。

■視聴方法(予定)
1月29日(土)
午前8時00分~FLX CAST
             
■Eagle FC44対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
タイロン・スポーン: 228.4ポンド(103.6キロ)
セルゲイ・ハリトーノフ: 264.6ポンド(120.02キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ラシャド・エヴァンス: 202.2ポンド(91.71キロ)
ガブリエル・チェッコ: 204.4ポンド(92.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
レイ・ボーグ: 135.8ポンド(61.59キロ)
コディー・ギブソン: 135.8ポンド(61.59キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ジョン・ハワード: 174.8ポンド(79.28キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 174.6ポンド(79.19キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ: 175.4ポンド(79.56キロ)
アンソニー・ンジョグアニ: 173.6ポンド(78.74キロ)

<フェザー級/5分3R>
ディラン・サルバドール: 149.4ポンド( 67.76キロ)
アルマン・オスパノフ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 264.6ポンド(120.02キロ)
ショーン・アッシャー: 239.4ポンド(108.59キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
マイルズ・ハンシンガー: 175.8ポンド(79.74キロ)
デマルケス・ジャクソン: 174.6ポンド(79.19キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・バンチ: 135.6ポンド(61.5キロ)
フィルダフス・ハサノフ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 165ポンド(74.84キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 164.5ポンド(74.61キロ)

<ライト級/5分3R>
シチック・ムダエフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アジャディディン・アヤディ: 156ポンド(70.76キロ)

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【Eagle FC44】マゴメダリエフ&クラマゴメドフ、ヌルマゴMMAが初の米国大会に絶対に強いロシア勢出場

【写真】キャリア9勝0敗のクラマゴメドフが 10連勝を賭けてハワードと対戦(C) UAEW

28日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのFLXキャスト・アリーナでEagle FC44が開催される。

元UFC世界ライト級王者カビブ・ヌルマゴメドフがゴリラFCを買収し、イーグルFCと名称を変えたロシアの人材育成大会が米国に初進出を果たすイベントのメインで、タイロン・スポーン×セルゲイ・ハリトーノフが組まれている。


It’s ShowtimeやSLAMというオランダを代表するキックでチャンピオンになり、ボクシング、MMAとチャレンジしてきたスポーンが8年5カ月ぶりのMMAでハリトーノフと対戦。もともとアントニオ・ペイザォン・シウバと対戦予定だったが、欠場が決まりハリトーノフとのレジェンド対決が決まった形だ。

コ・メインでは元UFC世界ライトヘビー級王者ラシャド・エヴァンスが3年7カ月ぶりにケージに戻り、SUG常連のガブリエル・チェコと対戦。さらにはレイ・ボーグとコディ・ギブソンの元UFCファイター対決にジョン・ハワード、アンソニー・ンジョグアニらオールド・ネームがずらりと並んでいる。

(C)ONE

ヌルマゴ枠といっても過言でないロシアからはONEで3勝1敗のライモンド・マゴメダリエフ(×アンソニー・ンジョクアニ)、ACB~PFL~コンテンダーシリーズ2019~UAE Warriorsとキャリアを積み、9勝0敗の戦績を持つラマザン・クラマゴメドフ(※ジョン・ハワード)が参戦する。

さらに中央アジア系ではPFL2021ライト級準優勝&2019年準優勝のタジキスタン人ファイター=ロイック・ラジャポフ(ザック・ゼーン)、2021年PFLフェザー級に途中出場もベスト8入りを逃したカザフスタンのアルマン・オスパノフ(×ディラン・サルバドール)とポテンシャルも結果も残しているファイターの名前が並んでいる。

北米でネームバリューこそないが、絶対に強いロシア勢や中央アジア勢に、UFCの中堅&地味強、かつてのビッグネームが上位で戦う――ごった煮感のある米国・フロリダのイーグルFCだ。

■放送予定
1月29日(土・日本時間)
午前8時00分~ FLX CAST

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ONE ONE TNT01 ONE118 Report タイラー・マグワイア ブログ ライモンド・マゴメダリエフ

【ONE TNT01】組み系打撃でマゴメダリエフがマグワイアから判定勝ちし「午前中の試合にビックリ」

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
Def.3-0
タイラー・マグワイア(米国)

まずスピニングバックキックを見せたマグワイアが、パンンチから距離を詰めていく。マゴメダリエフが首相撲でヒザを連打する。離れたマグワイアは、直後のクリンチでマゴメダリエフをケージに押し込む。と、マゴメダリエフのヒザが急所に入り試合が一時中断する。

再開後、スイッチを見せるマグワイアがすぐにクリンチも、マゴメダリエフが崩してヒザをボディに入れる。さらに左エルボーを放ったマゴメダリエフがクリンチアッパー&ヒザと組み系打撃で試合をリードする。マグワイアもケージに押し込むが、オーバーフックとフレームで頭を胸に押し込むことができない。ボディロックも押し返されたマグワイアは、左目尻をカットしている。マグワイアはワンツーからクリンチを再び仕掛けるが、テイクダウンは奪えなかった。

2R、パンチから組みという初回と同じ攻撃のマグワイアに対し、マゴメダリエフも同様にヒザを返す。両者、疲れが既に見えるなかマグワイアはヒザ蹴りにダブルレッグを合わせる。ケージを掴んだようにも見えたマゴメダリエフだが、ボディロックでついに倒される。と、逆に起き上りながらシングルレッグでリバーサルを決めたマゴメダリエフは、立ち上がったマグワイアにスイッチを仕掛ける。

結果、マグワイアはバックを許すもすぐに胸を合わせ、テイクダウン&スクランブルという展開がもう1度繰り返される。ボディにヒザを続けたマゴメダリエフも、相当に削られており自らのオーバーハンドで姿勢を乱してしまう。マグワイアは徹底してクリンチに持ち込むも、自ら離れる。何を想ったか、マゴメダリエフは胴回し回転蹴りを見せてボトムに。直後に時間となり、試合は最終回に。

3R、ヒザ蹴りを抱えてテイクダウンを早々に決めたマグワイアが、ハーフでトップを取り切る。足を抜き、マウントを取りに掛かるマグワイアが3/4マウントでパンチを落とす。背中を預け掛け、もう一度背中をマットにつけたマゴメダリエフは右腕を差し、潰されると腰を切って腕十字の動きも見せる。

とキムラスイープを決めたマゴメダリエフは、続くスクランブル戦でエルボーを入れる。試合はスタンドに戻り、マグワイアがマゴメダリエフをケージに押し込むも、逆にマゴメダリエフがレベルチェンジ&ダブルレッグへ。尻もちをついたマグワイアの立ち上がり際にマゴメダリエフがギロチンをセットして引き込む。

力はなく頭を抱えるだけのギロチンから、マグワイアがエスケープした直後に試合は時間となった。結果、3-0 でマゴメダリエフが判定勝ちを収め「試合中は驚くことはなかったけど、午前中に試合をすることにビックリした」と息を切らせて話した。


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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report ブログ ライモンド・マゴメダリエフ

【ONE Collision Course02 】ローを効かせたマゴメダリエフ、右ストレートでマルケスをワンパンKO

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
Def.1R by KO
エジソン・マルケス(ブラジル)

マゴメダリエフが右ローを蹴り、マルケスは左ジャブを伸ばす。左リードフックを繰り出し、右ローを再び入れたマゴメダリエフは、ワンツーからローを続ける。続いて左ミドルを蹴ったマゴメダリエフに対し、マルケスは遠い距離から右ストレートも届かない。マゴメダリエフはローを続け、マルケスをケージに追い込んでいくと ステップインからワンツー。この右ストレートがマルケスのアゴを打ち抜き、一発で勝負は決まった。


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