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【PFL2021#01】計量終了 いよいよシーズン開幕。3冠狙う”ショータイム”ペティス「良い仕事をする」

【写真】アジアではエディ・アルバレスがBellator、UFCに続きONEで世界3冠を果たそうする一方で、ペティスはWEC、UFC、そしてPFLと前人未踏の3冠を狙う (C)PFL

23日(金・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#01の計量が22日(木・同)に行われた。

2020年のブランクを経て、過去最高のメンバーが揃ったといえるPFLの2021年シーズン。今大会のメインに出場するアンソニー・ペティスはWEC、UFC、そしてPFLと3冠を目指す。


そのペティスはストリーミング用のモックウェイインとフェイスオフ後に「俺が良い試合をすることが誰もが知っている。素晴らしい対戦相手と良い仕事をするよ」とマイクで話すと、自身が使ったマイクをカシアス・クレイ・コラードに手渡す。

一瞬戸惑ったコラードは「僕もそのために来た」と早くも気圧されているような空気だった。

フェザー級の注目の一番、ランス・パーマー✖バッバ・ジェンキンスはメインカード・オープニングマッチだ。マクス着用がマストでない計量ながら、後者がバンダナマスクをしてフェイスオフに臨んだ。

カレッジレスリング時代に3勝1敗とパーマーに勝ち越しているジェンキンスは「ずっとレスリング時代のことを聞かれてきたけど、ヤツは新しい自分をぶつけてくるはずだ。ヤツは俺のことを知っている。俺もヤツのことが分かっている。何も秘密はない、俺の方が優れたファイターだ」と発言。

対して3度目の100万ドル獲得を目指すパーマーは「彼の言った通りだ。10年の戦いの過去がある。この試合に向けて、やるべきことはやってきた。明日、ケージで戦うだけだ。3連覇を目指す僕のケージに彼がやってきた。でも、これまでと変わりない尊敬しているよ」と静かにコメントした。

ライト級ではパーマーと同様に3度の挑戦を目指すナタン・シュルチが、マーチン・ヘルドと対戦する。

Bellator、UFCと北米メジャーで戦ってきた足関キング=ヘルドはポーランド国旗を高々を掲げてスケールに乗った。

またアクメト・アリエフと対戦するミハイル・オジンツォフが、1ポンドオーバー規約よりも0.4ポンド重く、唯一の計量オーバーに。

今回の試合の勝敗に関わらず0ポイント──ばかりか、今シーズンからは計量失敗にペナルティが用いられるようになり、-1Pからスタート。オジンツォフがプレーオフ進出のために、キャッチウェイトのこの試合でなすべきことは、少しでもアリエフの獲得ポイントを減らすことになる。

■視聴方法(予定)
4月24日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#01計量結果

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス: 156ポンド(70.76キロ)
カシアス・クレイ・コラード: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライト級/5分5R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
マーチン・ヘルド: 155.8ポンド(70.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
モヴリッド・ハイブラエフ: 145.4ポンド(65.95キロ)
ラジャー・ストヤディノビッチ: 145.8ポンド(66.13キロ))

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.4ポンド(65.95キロ)
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョイルトン・ラターバッバ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ミハイル・オジンツォフ: 156.4ポンド(70.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 146ポンド(66.22キロ)
アントニー・ディジー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン: 145.6ポンド(66.04キロ)
タイラー・ダイヤモンド: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
シェイヤン・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)

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【PFL2021#01】ペティスがメイン。シュルチ✖ヘルド&パーマー✖ジェンキス。そしてケースは準優勝者と

【写真】メインにアンソニー・ペティス出場。セミでシュルチ✖ヘルドという愉しみなカードが決定した (C)PFL

23日(火・現地時間)、PFLが2021年シーズン第1回大会のラインナップを発表した。過去最高のロースターが集結した今年のPFLは、ライト級とフェザー級のレギュラーシーズンからテイクオフする。

既報の通り 4月23日(金・同)に開幕するPFL2021年シーズン、会場は未発表だがラスベガスで開幕する。

メインはUFCから移ってきたアンソニー・ペティスが、クレイ・コラードと対戦する。コラードのMMA戦績は18勝8敗だが、過去2年間はボクシングを主戦場としており13勝3敗3分という結果を残している。そんな米国ジェネラル層を直撃するメイン以上、MMAファンはメインカード残り3試合に体温が上がるはずだ。


セミも同じくライト級で2度のPFL世界ライト級王者ナタン・シュルチが、マーチン・ヘルドと戦う。ポーランドの足関王はBellatorでブレイクし、UFCでは北米MMAの王道に力を封じ込められながらも、スタイルをアジャスト。不可解な判定負けや、逆転ヒザ蹴りを受けるなど結果的には成功を収めることをオクタゴンではできなかったが、さらなる強さを身につけ、ロシアのACAでも再び切れのある足関節を披露している。

セミ前にはフェザー級が2試合組まれた。まずESPN2オープニングバウトはPFLで負け無し、一時は離脱が決定とも伝わっていたフェザー級連覇中のランス・パーマーと、中東=BRAVE CFフェザー級王者から北米に戻るバッバ・ジェンキンスのマッチアップとなった。

共にレスリングがベースだが、ジェンキンスはペンシルバニア州立大からスアリゾナ州立大に移り、ペンステート時代にNCAA D1の149ポンド級で準優勝、アリゾナでは157ポンドでNCAA D1を制し、この両年にオールアメリカンに輝いている。

一方、パーマーはオハイオ州立大時代に4度のオールアメリカンに輝くも、NCAA D1での最高位が準優勝で、ほかは4位が2度と8位とフォークスタイルの実績ではジェンキンスがパーマーを上回る。パーマーがPFLで比類なき強さを見せてきたのは、テイクダウンを軸とし打撃とサブミッションを使ってきたからだ。このテイクダウンで、ジェンキンスに遅れを取ると、前後にある打撃と極めの無力化する可能性もある。

とはいえMMAはMMA、フォークスタイルレスリングではない。打撃とテイクダウンの融合により、パーマーがジェンキンスをドミネイトすることも十分に考えられる潰し合いの一戦だ。

さらにもう1試合組まれたフェザー級は、モヴィッド・ハイブラエフ✖ジェイソン・ソアレスという激闘必至の超注目カードだ。

ダゲスタンレスラーのハイブラエフとTitan FCフェザー級王者ソアレスはともオールラウンダーだが、後者の方が打撃に寄ってはいる。とはいえEBIなどグラップリング大会に出場するだけの腕も組み技で持つ、ソアレスがハイブラエフを相手にこれまでMMAでは見せなかった──打撃を効かせる前の組技という試合展開に応じることも十分にありうるだろう。

プレリミメインは2019年ライト級準優勝のロイック・ラジャポフがRIZINで活躍したジョニー・ケースと戦う十分にメインカード級の対戦、そして韓国からのチャレンジとなるチョ・ソンビンは、アルファメール所属で11勝1敗──7連調中のタイラー・ダイヤモンドの激突など、見逃せない9試合が決まった。

現状フェザー級が4試合のため、あの2名の追加発表と1試合が今後明らかになるかと思われる。

■PFL2021#01対戦カード

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
カシアス・クレイ・コラード(米国)

<ライト級/5分5R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
マーチン・ヘルド(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
ジョニー・ケース(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ(ロシア)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)

<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン(韓国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)

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【PFL2021】ランス・パーマー残留!! 3連覇阻止へバッバ、ハイブラエフ、そしてソアレスがフェザー級に参戦

【写真】ランス・パーマー越えなるか。ソアレスとハイブラス、期待の両者 (C)PFL & TITAN FC

2日(火・現地時間)、PFLが2021年シーズンのライト級とフェザー級出場選手を発表した。

4月23日(金・同)に開幕するPFL2021。フェザー級はNCAA D-1レスリング優勝1度、準優勝が2度という抜群の実績を持ちBellator、ACBを経てBRAVE FCでフェザー級チャンピオンとなったバッバ・ジェンキンス、元WSOFバンタム級タイトルチャレンジャーのシェイモン・モラエス、Wardog&TOP FC暫定フェザー級王者からUFCにステップアップし1敗でリリースとなった韓国のチョ・ソンビンという3選手の出場が決まっていた。

ここに今回の発表で加わったのはPFL離脱が係争問題にまでなっていた──2018年&2019年ウィナーのランス・パーマー。

2019年出場のモヴィッド・ハイブラエフ、Titan FCフェザー級王者のジェイソン・ソアレス、そしてタイラー・ダイヤモンド、ブレンダン・ラウネーンと計8名だ。

<ライト級出場選手はコチラから>


パーマーの3度目の出場がシレっとアナウンスされたが、2連覇中の世界王者の出場はフェザー級戦線を一層激しいモノにすることは確かだ。

レスリングの実績では、パーマーを上回るジェンキンス。2019年プレイオフ準々決勝でダニエル・ピネダにKO負けを喫したものの、ピネダが禁止薬物使用でノーコンテストとなりレコードは15連勝に焼き直されたハイブラエフも優勝候補の一角に挙げられるだろう。

ハイブラエフが15勝0敗1NCなら、ソアレスは14勝0敗で本当の意味で負け知らずのファイターだ。2020年シーズン開幕戦でパーマー戦が決まっていたが、シーズン中止となり2021年──より生き残りが難しくなった戦いに元Titan FCフェザー級チャンピオンが挑む。

ネームバリュー的には最も無名なのがダイヤモンドとラウネーンだろう。前者はチーム・アルファメール所属で、レコードは11勝1敗。現在は7連勝中で、ニュージャージーのニック・カトーンMMA(ヒカルド・アルメイダ&マーク・ヘンリー)に去ったパーマーへの刺客という見方もできる。

英国人のラウネーンは2019年にコンテンダーシリーズで勝利しているがUFCとは契約ならず、PFLのプレリミで2勝を挙げている。ダイヤモンド、ラウネーンもどの選手を食っておかしくない力を持っている。このような顔ぶれに戦いを挑む、チョ・ソンビン。コロナ・パンデミック以降、日本人ファイターの動向と比較すると韓国人選手のハングリーな姿勢が、彼のPFL出場にも表れているといえるだろう。

とはいえ、残り2名の出場枠が残っているフェザー級戦線。日本かの出場選手が出てこないとは限らない──だけに、今後の発表を待ちたい。

■フェザー級出場決定選手

バッバ・ジェンキンス(米国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)
チョ・ソンビン(韓国)
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)
ブレンダン・ラウネーン(英国)

■その他の階級の出場決定選手

【ライト級】
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
アンソニー・ペティス(米国)
アクメト・アリエフ(ロシア)
カシアス・コラード(米国)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
マルチン・ヘルド(ポーランド)

【ウェルター級】
レイ・クーパー3世(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)

【ライトヘビー級】
セザー・フェレイラ(ブラジル)
ジョーダン・ヤング(米国)

【ヘビー級】
アリ・イサエフ(ロシア)
デニス・ゴルソフ(ロシア)
モハメド・ウスマン(米国)
ジャレッド・ウィリス(米国)
ヘイタム・モイル(ドイツ)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
ブランドン・セイルズ(米国)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

【女子ライト級】
ケイラ・ハリソン(米国)

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