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デイナ・ホワイト「トニー・ファーガソンには引退して欲しい」/パディ・ピンブレット「トニーに引退を促すべきではない、自分で決めさせるべきだ」

セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅


 『UFC 296: Edwards vs. Covington』試合後会見でデイナ・ホワイトがパディ・ピンブレットに判定負けしたトニー・ファーガソンについて以下のコメント。元ライト級暫定チャンピオンのファーガソンもこれで7連敗です。

「トニーには引退して欲しい」

「トニーはこのスポーツにおいて絶対的な戦士だった。こういう場で引退について言及するのは失礼かもしれないが、私はそうして欲しい。それが私の本心だ」



 パディ・ピンブレットは以下のコメント。

「世間が彼に引退しろと言うのは不愉快だ。いつ引退するかはその人が決めることだ。それは誰も教えてくれない。自分で決めることだ」

「トニーが戦い続けたいのなら、そうすればいい。マーク・マドセンやドラッカー・クローズといった格下の選手と対戦させれば、勝てると思うしね」

「彼はサバイブした(フィニッシュされなかった)。彼は最もタフな男の一人だし、脱帽する。絶対的なレジェンドだ。さっきも言ったが、誰も彼にに引退を促すべきではない。引退したい時にすればいい」



 トニー・ファーガソンはインスタグラムのストーリーズで「ファンのみんな、信念を持ち続けてくれ」「俺の言ってたことを思い出して欲しい。チャンピオンだ」とコメントしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC295 ジャレッド・ゴードン ボクシング マーク・マドセン

【UFC295】ジャレッド・ゴードン、グレコ五輪メダリストを掟破りのダーティーボクシングでKO

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
Def.1R4分42秒by KO
マーク・マドセン(デンマーク)

まず右ローを蹴ったゴードンに対し、距離を詰めたマドセンはクリンチでパンチを打つ。離れてボディをゴードンが打つと、マドセンは再びダーティボクシングとヒザのコンビで優勢に立つ。間合いを取り直したゴードンがロー、マドセンは右を振るって前に出ると首相撲でヒザを突き刺す。さらにボディを殴るマドセンのグレコローマン・ボクシング&ムエタイが炸裂する。

ゴードンも前蹴りを返すが、すぐに組まれてケージを背負ってヒザを受ける。マドセンは力を使い過ぎることなく戦う一方で、離れるとゴードンがボディやワンツーを打っていく。マドセンは右だけでなく左とのコンビで前に出ると、レベルチェンジで低い組みのフェイクを見せる。ゴードンも逆にクリンチでパンチをボディに入れ、ケージにマドセンを押し込む。ゴードンは右フック&アッパー──さらに左エルボーを打ち込む。直後に右フックを決めると、マドセンは腰から崩れ落ち、パウンドの連打でゴードンがパウンドアウトした。

「ここNYで生まれ育った。ハロウィンではペン・ステーションをうろついたんだ。トップ15と戦いたい。彼のクリンチが強力なことは分かっていたから、十分に準備してきたんだ」と笑顔でゴードンは話した。


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【UFC295】UFC2戦目でMSG、スティーブ・アーセグ「平井が試合を受けてくれたらUFCとサインできた」

【写真】豪州勢らしく125ポンドでもパワフルなウェルラウンダーのアーセグ(C)MMAPLANET

11日(土・現地時間)、秋のUFCビッグショー in NYC──UFC295「Prochazka vs Pereira」がニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される。
Text by Manabu Takashima

イベント名にあるようにイリー・プロハースカ✖アレックス・ポアタン・ペレイラによるUFC世界ライトヘビー級王座決定戦を筆頭に、UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦=セルゲイ・パブロヴィッチ✖トム・アスピナルなど選りすぐりのマッチアップが並ぶ同大会で、豪州フライ級のエース=スティーブ・アーセグが、オクタゴン2戦目でアレッサンドロ・コスタと対戦する。

今年の2月にパースで開かれたUFC284の前夜、ある意味ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ファイト的なPPVショーウィークのローカル大会=Eternal MMAで平井総一朗を破り最高峰に辿り着いたアーセグを初インタビューした。


――今週末、MSGでアレッサンドロ・コスタとオクタゴン2戦目を戦います(※取材は8日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「感謝の気持ちでいっぱいだよ。なんせMSGだからね。1年前のことを想うと、ここにいることが信じられない。Eternal MMAで戦っていてUFCとサインし、MSGで戦う。これ以上のことはないだろう。コスタは強敵だし、凄くチャレンジングな試合になる。最高だよ、真っ向勝負をしたいと思っている」

──スティーブは今年の2月に、UFC284ファイトウィークに行われたEternal MMAで日本の平井総一郎選手を破ったことでUFC入りを果たしました。その過去があって、日本のファンにとっても気になる選手です。

「UFCの前日の試合だったけど、実は対戦相手がなかなか決まらなかった。豪州国内では僕と戦いたがる選手が誰もいなくて。そして英国や海外の選手に当たることになった。結果、ヒライが試合に応じてくれて本当に嬉しかったよ。彼とは試合後、そして日本に戻ってからも何度か連絡を取り合った。

あの大会後、バックステージでUFCとの契約が決まった。僕はあの試合でUFCに良い印象を与えて勝つ必要があったけど、ヒライが試合を受けてくれたからUFCとサインできたんだ。試合がなければそれは不可能だったからね」

──6月のダヴィッド・ドヴォルザーク戦はショートノーティス、ランカーとのUFC初戦となりました。

「いつだって試合ができるように準備していたから、あのチャンスに跳びついた。10日前だろうが、2日前だろうが構わない。オファーがあった時、僕はコーチに『皆が大丈夫なら、俺は戦うよ』って伝えたんだ」

──コーチからの確認でなく、コーチの方を確認したと(笑)。

「そうなんだ(笑)。それにさ、普通にオファーを待っていたらいきなりトップ10ファイターと戦うことはできなかっただろうしね」

──とはいえ、そのランカーを破ったのにスティーブはランク入りしていません。

「どういう仕組みでランキングが決定されているのか、僕には分からないんだけど……そこは気にしていないよ。いずれにせよ、デビュー戦でトップ10の選手に勝てたことで2戦目からもトップランカーと戦えるポジションを手にすることができたんだ。この状況はチャンピオンを狙ううえで、好ましいことは変わりないから」

──当初の予定ではランク9位のマット・シュネルと対戦予定でした。

「ランク9位の選手との試合がなくなって……やはり勝てば返ってくるモノも大きかったし、最初は引っ掛かるものがあったよ。けど、NYのビッグイベントで戦えるし気持ちはすぐに切り替わった。実際コスタはシュネルより、手強いと思う。グラウンドが強くて、テイクダウンディフェンスにも長けている」

──では、そのコスタ戦ではどのようなファイトを見せたいですか。

「僕がどの局面でも、しっかりと戦えることを証明したい。打撃、寝技、レスリング、全ての場面で僕の爆発力がアドバンテージを握るだろう。彼は距離を保つタイプだから、開始直後から詰めて圧力をかける。そして打撃に優位に立つ。彼が持っている僕のイメージとは違う武器を使って戦う。彼のカウンター狙いに対して、あくまでも僕のファイトを貫く。僕が世界のベストだと証明できるファイトを心掛けたい」

──ところで私はUFCフライ級ファイターのインタビュー機会を得ると、常に平良達郎選手のことを尋ねるようにしています。スティーブにとって、平良達郎選手のパフォーマンスはどのように映っていますか。

「UFCで戦っている日本人だよね。あのサブミッションが得意な。いや、彼のサブミッションは良いよ。いつか戦う日がやってくると思うけど、その時は思い切りファイトしたい。凄く良いファイターだ。日本のファンも、その前に僕の試合を見て楽しんで欲しい」

■視聴方法(予定)
11月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)
トム・アスピナル(英国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マットフレヴォラ(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
パット・サバティーニ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
スティーブ・アーセグ(豪州)
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<158ポンド契約/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
ルーズベルト・ロバーツ(米国)

<ライト級/5分3R>
ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
マーク・マドセン(デンマーク)

<138ポンド契約/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ジョン・カスタネダ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)
ケヴィン・ボルハス(ペルー)

<147ポンド契約/5分3R>
デニス・ブズーキア(米国)
ジャマール・エマース(米国)

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MMA MMAPLANET o UFN214 マーク・マドセン

【UFN214】グラント・ドーソン、五輪レスラー=マドセンをシングルで倒し、カーフを効かせてRNC葬

<ライト級/5分3R>
グラント・ドーソン(米国)
Def.3R2分05秒by RNC
マーク・マドセン(デンマーク)

12勝0敗のミスター・オリンピアン=マドセンと、18勝1敗1分のドーソンのマッチアップ。ワンツーの右をいきなり決めてダウンを奪ったマドセンが、トップから鉄槌を落とす。シングルレッグでレッスルアップしたドーソンは、五輪グレコロレスラーにリバーサルを決めてバックに回る。両足をフックしたドーソンは、後方からパンチを入れて絞めの機会を伺う。

ボディトライアングルから逃れることができないが、リストコントロールでRNCを許さないマドセン。腰を切れない状態で肩と頭をキャンバスに滑らせて体をずらしたいところだが、ドーソンがしっかりと真後ろを取っている。最後まで向き合うことができなかったマドセンは、何とかチョークに入らせずに初回を終えた。

2R、ドーソンが左ミドル。前に出てきたマドセンにシングルレッグも、これは切られる。それでもすぐにシングルを取り直したドーソンは、ケージにマドセンを押し込み、引き倒そうとする。一度は頭を押されて腹ばいまでなったドーソンだが、グリップの位置を高く組みなおしてテイクダウンを奪い切る。

ケージを背負って立とうとするマドセンに対し、ドーソンはボディロックからバックを伺う。肩を落として対処したいマドセンだったが、立っていない状態でこの動きをすると――結果的に背中を見せて、引き込む形なってしまった。一瞬のマウントからハーフを取ったドーソンは、再度マウントを取ると半身のマドセンにヒジを打ちつける。

マドセンはハーフで背中をつけ、両足を戻すが下の状態は変わらない。ヒザを越えてマウントを取ったドーソン、戻すのに懸命なマドセンがスクランブルに持ち込めない。枕にフレームを創れないマドセンは、ラウンド終了間際に振りかぶったパンチを被弾した。

最終回、ドーソンは右カーフを効かせ、前蹴りで突き放すと右を当てる。距離を詰めたいがカーフを効かされ崩れたマドセンは、引き続きパンチからカーフを蹴られて、構えを変えるようになる。それでも右を振って前に出るマドセンだったが、ついにはカーフを続けられ足が揃う場面も。やがてカーフでキャンバスに崩れ落ちたマドセンを抑え、ヒジを喉に押しつけたドーソンが、マウントからバック、ワンフックでパンチを続ける。

思考が遮断したか、亀になったマドセンに両足をフックしたドーソンがRNCでタップを奪った。マドセンはキャリア13戦目の初黒星、レスリングで劣勢になり打撃で削られたうえのサブミッションを極められた。


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MMA o ONE UFC YouTube   その他 アマンダ・レモス ダニエル・ロドリゲス ニール・マグニー マーク・マドセン

『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』前日計量動画/4選手が計量ミス

NHKためしてガッテン科学のワザで確実にやせる。―失敗しない!目からウロコのダイエット術



MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Marina Rodriguez (115.5) vs. Amanda Lemos (114.5)
・Neil Magny (170.5) vs. Daniel Rodriguez (170)
・Josh Parisian (265.5) vs. Chase Sherman (255.5)
・Nate Maness (125.5) vs. Tagir Ulanbekov (124.5)
・Grant Dawson (157.5)* vs. Mark Madsen (155)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Darrick Minner (146) vs. Shayilan Nuerdanbieke (145.5)
・Miranda Maverick (125.5) vs. Shanna Young (126)
・Mario Bautista (135.5) vs. Benito Lopez (138.5)**
・Jinh Yu Frey (115.5) vs. Polyana Viana (115.5)
・Johnny Munoz (135.5) vs. Liudvik Sholinian (135.5)
・Carlos Candelario (128.5)*** vs. Jake Hadley (126)
・Ramona Pascual (137)**** vs. Tamires Vidal (134)

 『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』前日計量結果。グラント・ドーソン、ベニート・ロペス、カルロス・キャンデラリオ、ラモーナ・パスクアルが計量ミス。4選手が計量ミスというのは歴代1位タイとのこと。ドーソンが出場給の30%、その他の3選手は20%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・マリーナ・ロドリゲス vs. アマンダ・レモスは11人全員ロドリゲス支持。

・ニール・マグニー vs. ダニエル・ロドリゲスはマグニー支持2人、ロドリゲス支持9人。

・チェイス・シャーマン vs. ジョシュ・パリジャンはシャーマン支持7人、パリジャン支持4人。

・タギル・ウランベコフ vs. ネイト・マネスはウランベコフ支持9人、マネス支持2人。

・グラント・ドーソン vs. マーク・マドセンはドーソン支持1人、マドセン支持10人。続きを読む・・・
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MMA o ONE YouTube   マーク・マドセン

『ONE Fight Night 1』デメトリアス・ジョンソンがアドリアーノ・モラエスをKOした瞬間のヘンリー・セフードが面白い(動画)

『ONE Fight Night 1 : Moraes vs. Johnson』試合結果/ハイライト動画(2022年08月27日)

 こちらの続報。


 『ONE Fight Night 1 : Moraes vs. Johnson』はアメリカでは『ONE on PrimeVideo 1』として、Amazonプライムビデオでライブ配信されたことから、多くのファイター・関係者が視聴していました。




 アドリアーノ・モラエス vs. デメトリアス・ジョンソンのフライ級タイトルマッチを視聴しているヘンリー・セフード。隣りにいるのはマーク・マドセン。36分過ぎにジョンソンがKO勝ちした直後のセフードのリアクションが見られます。「イエス、イエス、イエス、イエス、フ○ック、イエーイ!」と叫んでいると、子供が起きるからとたしなめられて小声で「ソーリー、イエス、イエス、オオ、オオ、ワオ」と言ってます。

https://youtube.com/shorts/QtFOXnL-o9I?feature=share

 また、その後にジョンソンとセフードはスマートフォンで会話しており、ジョンソンは「君のサポートに感謝する」「君には愛情しかない」「一緒に練習する機会をくれて感謝している」とコメント。セフードは「リスペクトだ。このスポーツで信じられないようなことをやってのけた人物は、金には変えられない。光栄だ」とコメントしています。続きを読む・・・
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ACA INVICTA MMA o UFC   クリス・モウティーニョ グイド・カネッティ トニー・ケリー ポリアナ・ヴィアナ マーク・マドセン ランディ・コスタ

10.1『UFC Fight Night』でグイド・カネッティ vs. ランディ・コスタ他4カードが判明


 UFCが10月1日に開催するFight Nightシリーズの大会(会場未定)でグイド・カネッティ vs. ランディ・コスタのバンタム級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 カネッティは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でクリス・モウティーニョに1R TKO勝ちして以来の試合。コスタは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でトニー・ケリーに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。


Vinc Pichel vs. Jesse Ronson agregado a UFC Fight Night del 1 de octubre(MMA uno.)

 ヴィンス・ピチェウ vs. ジェシー・ロンソンのライト級マッチが行われることをMMA uno.が確認したとのこと。

 ピチェウは4月の『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』でマーク・マドセンに判定負けして以来の試合。ロンソンは4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でハファ・ガルシアに2Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。


UFC: Leah Letson Back to Bantamweight, Welcomes Chelsea Chandler to Octagon on Oct. 1(Cageside Press)

Chelsea Chandler(Sherdog)

 リー・レトソン vs. チェルシー・チャンドラーの女子バンタム級マッチが行われることをCageside Pressが確認したとのこと。

 レトソンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でフェリシア・スペンサーに3R TKO負けして以来の試合でバンタム級復帰初戦。チャンドラーは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績4勝1敗。全てInvicta FCでの戦績で今回がUFCデビュー戦。


UFC: Tabatha Ricci to Face Cheyanne Vlismas on October 1(Cageside Press)

 タバサ・リッチ vs. シャイアン・ヴリスマスの女子ストロー級マッチが行われることをCageside Pressが確認したとのこと。

 リッチは5月の『UFC Fight Night 206: Holm vs. Vieira』でポリアナ・ヴィアナに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。ヴリスマスは昨年12月の『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』でマロリー・マーティンに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC273   ビンチ・ピチェル マーク・マドセン

【UFC273】テイクダウンを奪われた3X五輪レスラーのマドセン。レスリングでピチェルに勝利

<ライト級/5分3R>
マーク・マドセン(デンマーク)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ビンチ・ピチェル(米国)

前足を蹴っていく両者。構えを変えるピチェルにローを続けるマドセンは、右フックをブロックし低い姿勢でワンツーを打っていく。下がってかわしたピチェルは、ローは蹴られてもパンチは受けない。非常に静かな展開のなかで、マドセンが右ローが蹴り続ける。ピチェルもローを蹴り、左を被弾すると右を返した。

右フックからヒザを見せたピチェルにワンツーで右を当てたマドセンは、右ローに組みつきボディロックから足を払ってテイクダウンを決める。サイドで抑え、クォーターネルソンで上を向かせようとしさらにダース狙いもピチェルが立ち上がる。近い距離となりピチェルが右を振るうが、かわしたマドセンが右を逆にヒットさせる。さらに左ジャブを当ててマドセンが初回をリードした。

2R、カーフを蹴ったピチェルが、右を伸ばす。スイッチを織り交ぜ、歩幅の違うステップを組み込んだピチェルは左ミドルを入れ、ワンツーを伸ばす。マドセンも右を返し、ジャブを当てる。ジャブに右を返し、前蹴りを繰り出すピチェルはスーパーマンパンチのステップでフェイク。左の三日月気味の蹴りも、マドセンは前に出る。右フックに組みついてバックに回ったマドセンは、圧し潰すように胸を押し当ててサイドバックに。

手首を掴んで防ぐピチェルは、スクランブルでバックを許しそうになり前転から足関節、そのまま腰を掴んでカーフスライサーへ。マドセンは正座状態で足を捌きに掛かり、起き上って引き抜く。ここから近距離で右ストレート、左フックなど細かいパンチからヒザ蹴りと攻撃をまとめたピチェルが、ダブレッグで尻もちをつかせることに成功する。そのままトップでピチェルはタイムアップを迎えた。

最終回、2R終盤のように近い距離で手数を増やしたピチェルは、右を当てて組んできたマドセンを切ると、逆にパンチを見せてテイクダウンを狙う。ここは切ったマドセンは、動きは落ちてきたが、パンチの交換のなかで組んでバックに回る。

自ら離れたマドセン、疲れは相当なモノか。それでも大きく息をついてからダブルレッグでテイクダウンを決めたマドセンは、ピチェルの三角絞めを防いで担ぎパスへ。一旦背中を見せ、ガードに戻ったピチェルだが完全に背中をマットにつけてしまった。足を一本抜いたマドセンが、ヘッドアームコントロールで抑えブリッジを許さない。

完全に抑え込みに入ったマドセンは、ピチェルのキムラを切ってハーフから肩固めを狙う。ブーイングが起こるなか、スクランブルでバックに回ったマドセンはピチェルの前転&ヒザ十字を防ぎ、最後はレッスルアップをガブってタイムアップを迎えた。

2Rに打撃の展開で動きが止まったマドセンが、最終回に組みとコントロールで動きを取り戻し、3-0の判定勝ちを収めた。「3度の五輪出場、五輪メダリスト。5度の世界選手権メダリストがUFCで無敗だ。ローガン、レッツゴー」とマイクで話したマドセンは、テイクダウンを取られたことを尋ねられると「テイクダウンされた? 覚えてない。レスリングで?」と意外そうな顔を浮かべた。


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BELLATOR LFA MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship UFC UFC273   アレクセイ・オレイニク アレックス・ヴォルカノフスキー イアン・ギャリー カムザット・チマエフ ケイ・ハンセン ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク ジョン・チャンソン ジルベウト・ドゥリーニョ ティーシャ・トーレス ピエラ・ロドリゲス ピョートル・ヤン マイク・マロット マッケンジー・ダーン マーク・マドセン

【UFC273】トーレス戦を控えたマッケンジー・ダーン─02─「KOで勝っても、私は柔術を代表している」

【写真】フェイスオフでは、この後に笑顔で言葉をかわし握手をしたマッケンジーとトーレス(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催れるUFC273で、ティーシャ・トーレスと戦うマッケンジー・ダーン・インタビュー後編。

柔術家がMMAに転向する際、グラスルーツショー→フィーダーショーという道順でなく、ONEのようなビッグショーと契約することが増えてきた。対してマッケンジーはフィーダーショーで経験を積みUFCとサインを果たした。

それこそ──柔術界で成し遂げたように、じっくりと腰を据えてMMAの世界でも頂点に立つことを目標する彼女の姿勢の表れだった。

<マッケンジー・ダーン・インタビューPart.01はコチラから>


──柔術の練習は続けていますか。

「柔術は試合の直前になってから始めることが多いわ。今回も父(メガトン・ディアス)とファイトの4週間前になってから練習を再開した形ね」

──トップ・グラップラーがMMA転向する際、柔術家としてのネームバリューを生かしマッケンジーのようにLegacy FCやLFAなどフィーダーショーでキャリアを積むことなくONEやBellatorなどビッグプロモーションと契約するケースが増えています。

「良いことだと思うわ。ONE Championshipがグラップラーに支払うファイトマネーは高いって聞くし。彼らがどれだけシリアスにMMAファイターとして成功を収めようとしているのかは私は分からないし、経験してみたいってことだと思うの。実際、ほとんどが柔術から離れているわけじゃないし。私は柔術を愛しているわ。そして柔術界で頂点を極めた。最高のキャリアを築き、最高の時間を過ごしたわ。

セミナーをたくさんして。試合もたくさん出た。ビッグトーナメント、スーパーファイトで戦い続けたわ。だから十分にお金を得ることもできた。私は柔術を離れ、MMAでトップを目指しているの。ベルトを巻くまで、時間をじっくりとかけてね。MMAでも柔術と同じように大きなことをやり遂げたいと思っている。

ONEのような大きな舞台でグラップラーが、良いファイトマネーを得ることは素晴らしいことよ。だって彼らはそんなに長い間、MMAを戦うつもりはないだろうし。なら条件の良いところ、グラップラーの価値を認めてくれるところで戦うべきよ。

UFCは最もタフなファイターが集まっている場所で、レベルも最高に高い。ここで戦いたいなら、戦場を変えるでしょうし。何より、皆がONEで良い活躍ができていることはグラップリング界や柔術界のためにも素晴らしいことだと思うわ」

──ただしマッケンジーはそうはしなかったということですね。

「ファンの皆は私のキャリアを追っている方が楽しいんじゃない? だって皆にMMAファイターとしての成長過程も見てもらっているのだから。ONEで戦っているグラップラーは、私のようにスタンドファイトをしていないでしょ? 彼らは即グラウンドで戦おうとしているわ。それはそれで凄いって思うけど、皆はグラップラーのスタンドでの成長だって見たいだろうし。私が鼻を骨折して戦う姿とか──それでも私が負けずに戦い続ける姿を、ね」

──ノー。マッケンジー、激しい戦いは見たくても鼻の骨を折るところなんて見たくないですよ(笑)。ケガをせずに戦って欲しいとファンも思っています。

「アハハハハ。きっと、そんなところが好きファンもいるわよ(笑)。私は母であり、妻でもある。そんな1人の女性が色々と学ぶ過程で、鼻を折ったわけだし。それも私の成長を見てもらっていると思っているわ。そして、その試合よりも次の試合で成長した姿を見てもらう。私の試合を見てくれる人のなかには、柔術を練習している人だっているはず。そんな人たちの中には少数でも『自分だって練習すれば、ああやって戦えるようになる』と思ってくれる人もいるでしょうし。私にインスパイアされる人がいる……だから私はいつだって柔術、グラップリングを代表してMMAを戦っているつもりよ。

KOで勝っても、私は柔術ガールを代表しているの。柔術を練習している誰もが、ベストの中をベストを目指して練習すれば、私のように打撃も成長できるから」

──そんなマッケンジーにこういうことをいうのは失礼かもしれないですが、パンデミック以降WNOのようなグラップリングのプロ大会が盛んになってきました。マッケンジーはああいうトップグラップリング・イベントで戦うことは考えていないですか。

「100パーセント、戦ってみたいわよ。私も柔術よりもグラップリングの試合を視ることの方が多くなっているし。グラップリングは柔術と違うプラットフォームのイベントを確立させたわよね。もちろんMMAにプライオリティをおいているけど、グラップリング大会からのオファーをいつだって待っているわ。MMAの試合がない時なら、グラップリングのスーパーファイトをぜひとも戦ってみたいって。

特にめきめきと力をつけている新しい世代のグラップラーたちと、競い合いたいと思っているの。そういう機会があれば、グラップリングに戻ってみたいわ」

──WNOにナンバーワンが戻って来る。最高ですね、そんな機会が巡ってくると。

「ありがとう。そう言ってもらえて、凄く嬉しいわ。私もその日が来るのが願っているわ」

──そんな日を夢見ながら、土曜日の試合です。マッケンジーが言ったようにタフな試合になることが予想されます。とはいえティーシャはトップどころに負け、それ以外には勝つというハッキリした結果が出ています。つまり彼女に勝たないとトップの1人して認識されません。

「この試合で勝てば、私は次のレベルへ進むことができる。女子MMAのなかでも、今いる場所とは、一段違う場所へ進める。それぐらいの感覚でいるわ。トップの戦い──私が目指してきた場所へね。凄く大切な試合だし、PPVカードになっていることも重要で。私のことを知らない人にも、試合を視てもらえる。そして、一風変わった戦い方をする女子ファイターは、チャンピオンになる可能性を持っているって思ってもらえるようになる」

──ティーシャは常にアグレッシブなので、危険な相手ではありますが、逆に組みやすい相手かもしれないです。ジャブで突き放して、テイクダウン防御に徹する相手よりも。

「その通りよ。だから、この試合が楽しみだったの。彼女は動きが多いファイターよ。攻めるために動いている。グラップラーは、そういう相手の方が戦いやすいから。それに彼女は私より背が低い、だからパンチを当てるために近づいてくることは確実で。

そこを捕獲するわ。テイクダウンの絶好の機会になるし。そうね……この試合で、私は一本勝ちするわ。未来の世界チャンピオンがここにいる──そういう試合を世界に披露しようと思っている」

──マッケンジー、今日もありがとうございました。最後に日本のMMAファン、柔術好きの人たちに一言お願いします。

「アリガト。皆の応援に感謝しているわ。最高の試合を皆のためにするわ。ファンの皆の存在が、強くなろうというモチベーションになっているの。I LOVE JAPAN、皆のために戦うわ!!」

■視聴方法(予定)
4月10日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC273計量結果

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 144.5ポンド(65.54キロ)
[挑戦者]ジョン・チャンソン: 144.5ポンド(65.54キロ)

<UFC世界バンタム級統一戦/5分5R>
[正規王者]アルジャメイン・ステーリング: 134.5ポンド(61.0キロ)
[暫定王者]ピョートル・ヤン: 134ポンド(60.78キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)
カムザット・チマエフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン: 115.5ポンド(52.38キロ)
ティーシャ・トーレス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライト級/5分3R>
ビンチ・ピチェル: 155.5ポンド(70.53キロ)
マーク・マドセン: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)
ダリアン・ウィークス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 252.5ポンド(114.53キロ)
マルチン・ティブラ: 253ポンド(114.75キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アスペン・ラッド: 136ポンド(61.69キロ)
ラケル・ぺニントン: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイク・マロット: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 244ポンド(110.67キロ)
ジャレッド・ヴァンデラ: 266ポンド(120.65キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス: 186ポンド(84.37キロ)
ジョシュ・フレムド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115ポンド(52.16キロ)
ケイ・ハンセン: 118.5ポンド(53.75キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジュリオ・アルセ: 136.5ポンド(61.91キロ)
ダニエル・サントス: 135ポンド(61.24キロ)

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『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』前日計量動画/2選手が計量ミス

UFC 273 weigh-in results: Two fighters miss weight but key bouts official(MMAJunkie)
MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Alexander Volkanovski (144.5) vs. Chan Sung Jung (144.5) – for featherweight title
・Champ Aljamain Sterling (134.5) vs. interim champ Petr Yan (134) – for bantamweight title
・Gilbert Burns (170) vs. Khamzat Chimaev (170)
・Mackenzie Dern (115.5) vs. Tecia Torres (115.5)
・Mark Madsen (155) vs. Vinc Pichel (155.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Ian Garry (170.5) vs. Darian Weeks (170.5)
・Jairzinho Rozenstruik (252.5) vs. Marcin Tybura (253)
・Aspen Ladd (136) vs. Raquel Pennington (134.5)
・Mickey Gall (170.5) vs. Mike Malott (170.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Aleksei Oleinik (244) vs. Jared Vanderaa (266)
・Josh Fremd (185.5) vs. Anthony Hernandez (186)
・Kay Hansen (118.5)* vs. Piera Rodriguez (115)
・Julio Arce (136.5)** vs. Daniel Santos (135.5)

 『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』前日計量結果。ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. マルチン・ティブラはどちらもパスしていますが、既報通りその後ティブラの体調不良で中止されています。また、アーリープレリミナリーカードでピエラ・ロドリゲスと対戦するケイ・ハンセンが118.5ポンドと2.5ポンドオーバー、ダニエル・サントスと対戦するフリオ・アルセが136.5ポンドと0.5ポンドオーバー。どちらも出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


UFC 273 predictions: Who are our two unanimous picks in Jacksonville?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・アレックス・ヴォルカノフスキー vs. ジョン・チャンソンは11人全員ヴォルカノフスキー支持。

・アルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤンはスターリング支持4人、ヤン支持7人。

・ギルバート・バーンズ vs. カムザット・チマエフはバーンズ支持4人、チマエフ支持7人。

・マッケンジー・ダーン vs. ティーシャ・トーレスはダーン支持9人、トーレス支持2人。

・ヴィンス・ピチェウ vs. マーク・マドセンは11人全員マドセン支持。続きを読む・・・