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BELLATOR LFA o UFC パンクラス ポール・デイリー マイケル・ペイジ

Bellator281:メインカード第2試合・ポール・デイリー vs. ウェンデル・ギャコモ

ウェルター級。デイリー8位。

地元イギリス・39歳のポール・デイリーはこれが引退試合となる。2006年にパンクラスに参戦し、北岡と対戦したがギロチンチョークで一本負け。その後2009年にUFCと契約したが、2連続1RKO勝利の後、ジョシュ・コスチェック戦では終始テイクダウンされ押さえ込まれる展開で判定負け。試合後にコスチェックを殴りリリースされた。2012年にはStrikeforceで三崎和雄と対戦しスプリット判定負け。Bellatorには2015年から本格参戦。常にトップ戦線で戦っていたため負けも多かったが、ウェルター級GP一回戦ではマイケル・ペイジ相手にスプリット判定まで持ち込んでいる。43勝のうち34KO勝ちで、キャリア63戦で一本勝ちはなし。

ブラジルのギャコモは27歳で9勝2敗。前戦はLFAで判定勝ち。実績だけ見れば、デイリーの引退に華を添える咬ませ犬役というところだが…。

積極的に出るギャコモ。パンチを打ち込むがデイリーが打ち返すとタックルへ。ケージに押し込んだ。ボディロック。シングルレッグへ。テイクダウン。すぐに立ったデイリー。バックからヘンゾフック。ケージを蹴って倒すとバックマウントへ。マウントに移行。なんとかハーフまで戻したデイリー。立ったデイリーだがバックを取ったまま放さないギャコモがまた倒した。腕十字。しかし外れて下に。デイリーパウンド。ギャコモは足関を狙う。50/50からヒール。腕をつかんでなんとか外したデイリー。ゴング。

1Rギャコモ。なかなか強い。

2R。デイリー出てきた。プレスして右。飛び膝。ギャコモタックル。脇を差してこらえたデイリーだが倒された。バックに回るギャコモ。座った体勢のデイリーに対し、ハーフバックから殴る。尻を上げて前に落とそうとするデイリーだが落ちない。仰向けになり両足フックしてバックマウント。バックから殴るギャコモだが、残りわずかでデイリー反転!下から蹴って放したギャコモだが、先に立ったデイリーが座った体勢のギャコモに対し暴風雨のようなパンチのラッシュ!立ち上がるギャコモだが左右のフックで顎を撃ち抜かれてダウン!KO!

デイリー、ピンチを凌いで引退試合でKO勝ち。

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BELLATOR MMA MMAPLANET o   キック シモン・ビヨン ダニエル・ヴェイケル ティム・ワイルド デニス・キルホルツ ボクシング ポール・デイリー マイケル・ペイジ マーク・レミンガー ヤーソラフ・アモソフ リョート・マチダ ローガン・ストーリー 渡辺華奈

【Bellator281】計量終了 MVP、いよいよベルトに手を掛ける。渡辺華奈のキルホルツ越えはMMA化がカギ

【写真】視線を外さない両者をインスペクターが別けた(C)LUCAS NOOAN/BELLATOR

13日(金・現地時間)、英国はロンドンのSSEアリーナで開催されるBellator281「MVP vs Storley」の計量が12日(木・同)に行われた。

メインはサークルケージ在籍8年2カ月、18戦目で遂にMVPがベルトに挑むBellator暫定世界ウェルター級王座決定戦=ローガン・ストーリー戦だ。MVPは当初の予定ではヤーソラフ・アモソフに挑戦予定だったが、ウクライナ人世界王者はロシアの同国侵攻により欠場となった。


本計量を終え、モック計量後のフェイスオフでいつものポーズを取ったMVPは余裕の笑顔を浮かべていた。

メインカードでデニス・キルホルツと対戦する渡辺華奈は真っ赤に染めた長髪と赤いファイティングショーツでセレモニアル計量で登壇し、大胸筋クッキリのミス・ダイナマイトとフェイスオフでは視線を外さす、握手をすることなく左右に分かれた。

昨年6月にクリス・カモーシェを相手に35秒TKO負けで初黒星を喫した渡辺が、再起戦でタイトルコンテンダーに挑む。その渡辺が柔道ベースなら、キルホルツもユース時代にオランダを代表する柔道家だった。その後キルホルツは、キックに転向しWMTA世界スーバーバンタム級王者とBellatorキックボクシング世界女子フライ級王座を獲得している。

渡辺は強靭なフィジカルを武器に、打撃と柔道を組み合わせた立ち技で勝利してきたが──カモーシェには打撃の防御力の低さをつかれ敗れた。

打撃単体ではキルホルツのそれはカモーシェを上回る。よって渡辺が如何に課題を克服し、得意の組みの展開に持ち込むことができるか。とはいえキルホルツもMMAファイターとして打撃の落とし込みが上手く進んでいるわけではなく、まだ打撃と組みがバラバラという見方がデキるファイターだ。

それは柔道から寝技のトランジッションにも当てはまり、その寝技でリードする渡辺がダメージを最小限に抑えて、組んでテイクダウンという流れに持ち込めば十分に勝機はある。加えて寝技に持ち込めなくても、クリンチ&打撃という融合を渡辺が見せることがあれば、それもMMAファイターとして大きな進歩であり、この試合で勝利する鍵にすらなるテクニックといえるだろう。

ウェルラウンダーが当然、そのなかで局面、局面でさらに上を行く技術力が求められる男子MMAと違って、女子はよりベースとなる技術とMMAを戦うために手にした技術を融合させ、そのベースである格闘技の強さを利した戦いこそがアドバンテージとなる。

渡辺がカモーシェ政権となったBellator女子フライ級戦線で再浮上できるか、攻守ともに柔道+打撃=MMA化がキーワードとなる一戦だ。

メインカードではリョート・マチダ、ポール・デイリーという古豪が戦う今大会。

プレリミではライト級の英国ドメスティック最強決定戦といえるキャリア14勝4敗同士のアルフィ・デイヴィスとティム・ワイルドのマッチアップが注目される。

■視聴方法(予定)
5月14日(土)
午前1時30分~ U-NEXT

■BELLATOR281計量結果

<Bellaotr暫定世界ウェルター級王座決定戦/5分5R>
マイケル・ペイジ: 168.6ポンド(76.47キロ)
ローガン・ストーリー: 169.4ポンド(76.83キロ)

<ミドル級/5分3R>
リョート・マチダ: 185ポンド(83.91キロ)
ファビアン・エドワーズ: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホルツ: 124.2ポンド(56.33キロ)
渡辺華奈: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 174.4ポンド(79.1キロ)
ヴェンデル・ジアコモ: 174.2ポンド(79.01キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル: 145.2ポンド(65.86キロ)
ロバート・ホワイトフォード: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリバー・エンカンプ: 168.8ポンド(76.5キロ)
マーク・レミンガー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイト・ジャクソン: 125.6ポンド(56.97キロ)
エリーナ・カリオニドウ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<ライト級/5分3R>
アルフィ・デイヴィス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ティム・ワイルド: 155.8ポンド(70.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
アンドリュー・フィッシャー: 145.4ポンド(65.95キロ)
アッティラ・コクマス: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ワード: 184.8ポンド(83.82キロ)
アラン・カルロス: 189.2ポンド(85.81キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
リー・チャドウィック: 205.4ポンド(93.16キロ)
マチェウ・ルザインスキ: 204.8ポンド(92.89キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
キアラ・ペンコ: 115.2ポンド(52.25キロ)
ランチャナ・グリーン: 115ポンド(52.16キロ)

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BELLATOR o   キック シモン・ビヨン マイケル・ペイジ ローガン・ストーリー 渡辺華奈 金原正徳

『Bellator 281: MVP vs. Storley』オッズ/視聴方法/見どころ

 5Dimesの『Bellator 281: MVP vs. Storley』のメインカードのオッズを紹介。

▼Bellatorウェルター級暫定王座決定戦/5分5R
ローガン・ストーリー-275(1.36倍)
マイケル・ペイジ+235(3.35倍)


▼ミドル級/5分3R
リョート・マチダ+145(2.45倍)
ファビアン・エドワーズ-165(1.61倍)


▼女子フライ級/5分3R
デニス・キーホルツ-280(1.36倍)
渡辺華奈+240(3.40倍)


▼ウェルター級/5分3R
ポール・デイリー-320(1.31倍)
ヴェンデル・ジャコモ+260(3.60倍)


▼ライトヘビー級/5分3R
ルーク・トレイナー-300(1.33倍)
シモン・ビヨン+250(3.50倍)



 なお、日本ではU-NEXT独占配信でプレリミナリーカードは日本時間5月14日午前1時30分開始、メインカードは午前5時開始です。


 見どころ紹介。続きを読む・・・
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AJ・マッキー BELLATOR Bellator273 MMA MMAPLANET o RIZIN Special VTJ その他 エンリケ・バルゾラ ジェイムス・ギャラガー スコット・コーカー ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ベラトール マイケル・ペイジ 柏木信吾 水垣偉弥 海外

お蔵入り厳禁【Special】月刊、柏木信吾のこの一番:1月:バルゾラ✖コールドウェルからのミハイロフ

【写真】GPに入ってもおかしくない力をベラトール参戦後の2試合で見せているミハイロフ (C) BELLATOR

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、柏木信吾氏が選んだ2022年1月の一番。29日に行われたBellator273より、エンリケ・バルゾラ✖ダリオン・コールドウェル戦に──続き、ニキータ・ミハイロフやバンタム級ワールドGPについて語らおう。


――実はファイト&ライフ誌で水垣偉弥さんにBellatorバンタム級ワールドGPの優勝者予想をしてもらったところ、コロナ禍で何が起こるか分からない。補欠戦に入れば、バルゾラ優勝もある、大穴だという話になりました。ジェイムス・ギャラガーより全然、強いのではないかと。

「でもギャラガーは本来、あのメンツに入る実力はないです。バルゾラの方が強い。ただし地域的、そして放送環境的に外せないんだろうなと。ギャラガーは普通に残れない。彼を残すなら、ベラトールが戦略的にトーナメント枠を組むしかないと思います。ただ誰と当てても勝てない……という感覚ではいます(笑)」

――力はそこそこあると思います。ただし、キャラ優先であることは間違いないですよね。

「ギャラガー1人いれば、アイルランド大会やUK大会は大成功です。そう考えると、凄い選手ではあるんです。ベラトールが大切にする理由は凄くよくわかります」

――とはいえ純粋にファイターの技量としては、AJ・マッキーと同時期に注目され始め明白に差がでました。

「実はずいぶんと昔からアントニオ・マッキーに『俺の息子は凄いんだ』と言われていたのに、スルーしていたんですよね(苦笑)。『お前の息子だろうッ!!』って」

――いやいや、失礼な。かの実力者アントニオ・マッキーを捕まえて。

「強いです。強いですけど、まぁまぁまぁ……試合が……(笑)」

――アハハハハ。

「でもあの時からマッキーは『息子は俺とは全然違う。蹴りだってフライングニーや、スピニングシットが好きなんだ』って言っていたんですよね。2012年、もう10年近く前でVTJの招聘をしていた時期ですけど、『俺の息子は世界チャンピオンになる』って言っていました」

――父親の印象が強すぎて、大魚を逃してしまいましたね。

「マッキーのところに、なぜかハワイアンがいて。カナ・ハヤットをVTJに呼んだころですね。成績は綺麗でなくても、面白い試合をする選手が多かったんです。あの時に父親の方がそういう風に言っていて、いやぁ懐かしいですね」

――これぞ秘話ですね。いずれにせよ、ギャラガーは難しいと。

「ハイ、連勝はしていたけど、明らかに勝たせるマッチメイクで。誰だコイツっていう相手が多くて。マイケル・ペイジも序盤はそうでしたよね」

――とはいえ、ギャラガーやMVPの価値を欧州であげた。それこそベラトールの面白い点かと思うんです。軸が北米にただ一つ存在するのではなくて、欧州は欧州で機能している。

「ハイ、結果がマイケル・ペイジのように強い人は強い、北米レベルにある人間を育てているわけですしね。ベラトールには米国とヨーロッパという2つの軸があり、そのうえでドミナンスMMAマネージメントから、××××フっていう名前のコーカサスの選手も増えてきている。アリ・アブデルアジスが連れてくる──そういう選手もいるので、しっかりとした選手が今のベラトールには揃っています」

──ついつい話が逸れてしまいますが、バルゾラにしてもニキータ・ミハイロフにしても、既にポスト・ワールドGPが動いているような。

「ミハイロフに関しては、ヒョードル軍団って重い選手ばかりだと思っていたら、あんなに良い軽量級の選手がいるのですね。普通に強い。倒せる打撃を持っているのに、どこでも戦える」

──打撃に関しては、ちょっと貰うことがあるかと。

「そうなると、組んで勝てる。ガチでいけば、ワールドGPにバルゾラとミハイロフが入っている方が自然だと思います。ただ彼らにはスコット・コーカーの好きな華が欠けています。今はチームで色々と修正も見られますが、スコットは本来そういう華の部分が好きですよね」

──それは決して男前とか、ルックスではないですよね?

「そういうわけではないです(笑)。ただしバルゾラとミハイロフを入れて、彼らが勝ち進むとどうなるんだという風になるのも分かります。現在のGP出場のメンバー8人は、これまでベラトールのバンタム級を温めてきた選手たちですしね」

──逆に出ない方が、その後が楽しみなるという風な気もします。

「ホントにその通りで。GPが始まってもいないのに、他の選手が活躍して『この選手たちが見たい』という意見が挙がるぐらいですからね。

でもタイガー・マゴメドフとニキータ・ミハイロフが戦えば、どんな試合になるんだろうとか、凄くワクワクしてきますよね。でもマゴメドフの方が、上ですかね。あの打撃を潰していくか。ブレイン・シャットに入れた最初の右ストレートなんて強力でしたよ」

──その楽しみなベラトールのバンタム級ファイターとRIZINバンタム級ファイターが絡むことは?

「絡みたいです。当然、GPの補欠に関しては『RIZINにもバンタム級には良い選手が揃っている』という話をしています。日本から米国に行くのは可能で、何かをしたいということは常にスコットと話しています。

野望……希望として、絡みたいです。ぜひ絡みたい。日本人同士でしのぎを削ってきたなかで、次は海外に挑む、迎え撃つというのは選手のモチベーションも上がるし、良いコンセプトです。日本のMMA界が一つになれる機会でもあるので、GPの補欠、その他に日本の選手がチャレンジしていければと本当に思っています」

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BELLATOR Column F1 MMA o ONE   マイケル・ペイジ

Bellatorウェルター級王者ヤロスラフ・アモソフ「祖国を守るためにもウクライナに留まる」/5.13 Bellatorロンドン大会マイケル・ペイジ戦は変更か

5.13 Bellatorロンドン大会のメインイベントはヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチ(2022年01月18日)

 こちらの続報。



 Bellatorウェルター級チャンピオンのヤロスラフ・アモソフがインスタグラムで以下のコメント。

「多くの人は、俺が逃げたとか隠れているとか、そんな感じに思っているだろうがそうじゃない。俺は家族を連れて安全地帯に行ってきた。そして今、戻って来た。自分にできることで、この国を全力で守りたい」

「俺はこの国、自分の国を愛している。ロシアが私たちのホームにやってきて、ここで戦争を始めた。罪のない人たち、女性や子供など、多くの人が亡くなっている。俺たちはこの国を守らないとけないし、俺たちは成功する。真実は俺たちの味方だからだ」

「ロシアから見ている人たちに言いたい。テレビに映し出されるものを、君たちは見てないかもしれないが、それは真実ではない。俺たちは本当の戦争の中にいるんだ。ロシア軍がウクライナに侵攻したことを信じてない人たちを理解できない。俺はこの目で見て、この耳で聞いている。恐ろしいことがここで起きているんだ。俺たちには出来ることがある」

「友よ、団結せよ、助け合え、そうすれば全ては上手くいく。真実は我々のものであり、勝利もまた我々のものだ」

 ヤロスラフ・アモソフは5月13日のBellatorロンドン大会でマイケル・ペイジを相手にウェルター級王座防衛戦を行う予定ですが、これにより変更される可能性が出てきました。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA   ゲガール・ムサシ ジェイソン・ジャクソン ドゥグラス・リマ ベラトール マイケル・ペイジ 渡辺華奈

5.13 Bellatorロンドン大会のセミファイナルはドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソン

5.13 Bellatorロンドン大会のメインイベントはヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチ(2022年01月18日)

5.13 Bellatorロンドン大会でデニス・キーホルツ vs. 渡辺華奈、ダニエル・ヴァイシェル vs. ロバート・ホワイトフォード(2022年01月26日)

 こちらの続報。


 ベラトールMMAが5月13日にロンドンで開催する『Bellator London: Amosov vs. MVP』のセミファイナルがドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソンのウェルター級マッチになることを発表。

 リマは昨年10月の『Bellator 267: MVP vs. Lima 2』でマイケル・ペイジに判定負けして以来の試合で3連敗中。3連敗とはいえゲガール・ムサシ戦はミドル級に階級を上げての王座決定戦、ヤロスラフ・アモソフ戦は判定負けでのウェルター級王座陥落、マイケル・ペイジ戦は物議を醸したスプリットデシジョンということで、Bellatorウェルター級ランキングは2位と高い評価をキープしています。

 ジャクソンは昨年6月の『Bellator 260: Lima vs. Amosov』でポール・デイリーに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。現在Bellatorウェルター級ランキング3位。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA   ドゥグラス・リマ ベラトール マイケル・ペイジ

5.13 Bellatorロンドン大会のメインイベントはヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチ



 ベラトールMMAが5月13日にイングランド・ロンドンのSSEアリーナで開催する大会のメインイベントがヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチになることを発表。

 アモソフは昨年6月の『Bellator 260: Lima vs. Amosov』でドゥグラス・リマのウェルター級王座に挑戦し判定勝ちして以来の試合で今回が初防衛戦。MMA26勝0敗(Bellator 7勝0敗)と未だに無敗です。

 ペイジは昨年10月の『Bellator 267: MVP vs. Lima 2』でドゥグラス・リマに判定勝ちして以来の試合で6連勝中。微妙な判定だったことから物議を醸しました。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator267 MMA   ドゥグラス・リマ マイケル・ペイジ

『Bellator 267: Lima vs. MVP 2』マイケル・ペイジ vs. ドゥグラス・リマのジャッジの採点/主要サイトの採点


Michael Page defeats Douglas Lima(MMA Decisions)

 『Bellator 267: Lima vs. MVP 2』マイケル・ペイジ vs. ドゥグラス・リマのジャッジの採点。Ben Cartlidgeが1,3Rリマ、2Rペイジで29-28リマ勝利。Eric ColonとDouglas Crosbyが1,2Rペイジ、3Rリマで29-28ペイジ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28リマ支持5人、30-27リマ支持1人。ペイジ支持はいませんでした。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator267 MMA キック ドゥグラス・リマ ベラトール マイケル・ペイジ

【Bellator267】マイケル・ペイジが母国でリマにスプリットでリベンジ──も、これはホームタウン判定か…

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ドゥグラス・リマ(ブラジル)

真横を向き、両手をブラリと下げた独特の構えから右ロー、そして左サイドキックを見せるペイジ。飛び込んで右を当てると、リマが姿勢を乱しすぐに立ち上がる。リマは待ってロー狙い、じりじりと前に出ると回ったペイジは右ストレートを打ち込む。額で受けて、尻もちをついたリマはここも直ぐにスタンドへ戻る。

右ローを蹴ったリマ、ペイジの後ろ回し蹴りに軸足払いを狙う。ペイジの左にダブルレッグを合わせたリマがテイクダウンを決める。下になったペイジは、ケージ際に移動させられ右パウンドを受ける。ペイジは手首を掴んで防御を試みるも、リマはリストコントロールごと持ち上げて軽くスラムして殴る。ペイジは手首を取り直し、クローズドを続ける。立ち上がったリマが離れて右ロー、ペイジはガードのまま時間となった。

2R、ペイジがまず左サイドキックを繰り出し、リマがステップインに右のカウンターを狙う。引き続き右を打ちつつステップインするペイジが、左ジャブを入れる。リマのローより遠いレンジを取り、一気に踏み込むペイジが右ストレート&左ハイのコンビを繰り出す。リマも落ち着いて対処し、右を伸ばす。ペイジの右に右ローを合わせ、姿勢を乱したところに右を狙ったリマ。前回の対戦のデジャブのようなシーンだが、ペイジはパンチを食うことなく間合いを取り直した。

スイッチし右のサイドキックを繰り出すペイジに対し、リマも蹴りから前に出る。左手前に戻したペイジがスイッチからダブルレッグ、遠すぎて組めずリマが圧力を高めると右ミドルハイを蹴っていく。残り1分、リマの左フックをダックでかわしたペイジは、右フックを打ちながら足払い。尻もちをつかされたリマは、立ち上がるとローを蹴っていく。ペイジは足を引いてかわし、MVPチャントの後押しを受け、後ろ回し蹴りをかわした。

最終回、ペイジは小刻みなステップを踏み、フェイクを多用する。動じないリマは、射程距離に入って来ると対応しつつ距離を詰める。ケージの前を回るペイジは左フックを被弾して尻もちをつき、立ち上がると飛び込んで右エルボーを伸ばす。スリップかダウンか微妙な形だったが、ペイジが守勢だったことは変わりない。

ケージに詰まり、リマのパンチのタイミングで離れるペイジは、踏み込んでも連打がなく金網を背負った状態で、ダブルレッグで倒される。リマの圧力に居つき、テイクダウンに対応できなかった形のペイジはクローズドガード、手首を掴むという初回と同じ状況に。立ち上がって殴り、ガードに収まったリマが手首を掴まれた状態で片ヒザ立ちに。左のパンチを落としたリマ、最後までペイジは手首を掴み続けた。

ペイジは動きは見せたが、MMAの戦いとしてリマが全ラウンド、あるいは2Rと3Rを取ったように見えた再戦、ジャッジは割れペイジが判定勝ち──も、ロンドンの観客から歓声とブーイングが起こった。

「ロンド~ン。皆、俺が良い試合をしようとしていることは知っていると思うけど、100パーセントやり抜けなかったことを謝りたい。あの相手はずっと距離を取り続けた。俺は倒したかったけど、リマはタフだった。そりゃ、3度も世界王者になっている人間だ。リマの健闘を讃えてくれ。彼が大きな一発を入れる隙を見せる時を待っていたけど、前に出てきたのでアジャストが必要で、より難しい戦いになった。満員のファンを集めてくれたベラトールに感謝している。自信はあった。テイクダウン狙いの誰もを殴ってきた。MVPが戻ってきたんだ。2Rのスリップの時? ちゃんと見えていたよ」とペイジは話した。


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BELLATOR Bellator267 News ドゥグラス・リマ ブログ マイケル・ペイジ

【Bellator267】計量終了 1年7カ月振りの母国大会でマイケル・ペイジがドゥグラス・リマへリベンジ戦

【写真】気合十分のMVP(C)BELLATOR

1日(金・現地時間)に英国ロンドンのSSEアリーナで開催されるBellator267「Lima vs MVP 2」の計量が、9月30日(木・同)にお行われている。

1年7カ月振りに開催されるベラトール英国大会のメインはマイケル・ヴェノム・ペイジが2年4カ月の時を経て、前世界ウェルター級王者ドゥグラス・リマへのリベンジを賭けて戦う。


まるでかつてのボクシング興行のようなメインイベント一点買いといっても過言でない今大会。右ローでバランスを崩され、そのタイミングで右アッパーを打ち抜かれキャリア初の黒星を切ったMVPは、母国大会で王座転落から4カ月のリマを迎え撃つ。

MVPはフェイスオフで得意のポーズをしっかりと取り、握手をしてリマを引き寄せて計量終了。ヘッドライナーのインタビューもなかった。

■視聴方法(予定)
8月19日(日・日本時間)
午前5時00分~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■ メインカード計量結果

<ウェルター級/5分3R>
ドゥグラス・リマ: 169.4ポンド(76.83キロ)
マイケル・ペイジ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート: 145.8ポンド(66.13キロ)
ジェシカ・ボーガ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
ロバート・ホワイトフォード: 144.8ポンド(65.68キロ)
アンドリュー・フィッシャー: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 205.2ポンド(93.07キロ)
ヤニック・バハディ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
イーブ・ランジュ: 154.4ポンド(70.03キロ)
ティム・ワイルド: 155.6ポンド(70.57キロ)

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