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【UFC, Bellator & DREAM】パトリシオ&フレイレ、MVPらの名前がUFC公式サイトに記載!! カンセコも

【写真】これは激震が走って当然

18日(火)、既に一部ファンの間でも話題になっているが、UFCの公式ホームページにパトリシオ・フレイレ、パトリッキー・フレイレ、AJ・マッキー、マイケル・ペイジの名前が記載されていることが発覚した。

「すわっ、UFCがBellatorを買収?」と誰もが勘繰るところだが、だからといってこのような勇み足でこれほどの重大事が世に明るみになるとは考えられない。

MMAPLANETではすぐにUFC関係者にコンタクトをとると「どういうことだ?  我々がチェックした時には、何も起こっていなかった。そんな奇妙な……Bellatorは××××××××に買収されたと聞いているけど」という返答があった。


この件に関して、UFCでは現時点で正式見解は述べられていない。Bellatorに限らずRIZIN出場選手やレジェンド・ファイター名前があるなど、契約下にない選手の戦績も纏めようとしているというファンの反応もある。

奇妙なのは、ホセ・カンセコ名前まで確認されるなど日本に関係ある選手が多いことだ。

だだ既にAJ・マッキーの名は削除されており、何者かがサイトに侵入し悪質ないたずらを仕掛けたことも十分に考えられるが、何が起こるか分からないのがこの世界、果たして……。


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Combate Global: Mexico vs. Japan:メインイベント・ヴィクター・ベレンズエラ vs. 安西信昌

ウェルター級。

チリのべレンズエラはウェルター級2位。9勝3敗の29歳。ケンポーカラテ、キックがバックボーン。MMA転向後、K-1で戦うために一度キックに戻っているが、2年前からMMAに戻り、初戦で反則のグラウンド蹴りで反則負けの後3連勝中。

安西はUFCをリリースされた後、Bellatorと契約し2019年末のBellator JAPANでマイケル・ペイジと対戦するがKO負け。その後腰の怪我で試合が出来ず。昨年後半から試合ができる状況になってもBellatorから試合が組まれずに、本人の意思でリリースしてもらっている。今回が3年半ぶりの復帰戦。37歳。

ワンツーを入れたべレンズエラ。安西タックルを見せたがべレンズエラの右フックをもらう。組んでいく安西。しかしクラッチを切ってケージに押し込んだべレンズエラがパンチを入れて離れる。安西飛び込んで左をヒット。カーフキックを入れたべレンズエラ。安西また飛び込んでワンツー。パンチから組みに行く安西だが引き剥がすべレンズエラ。パンチで飛び込んだ安西だがべレンズエラがパンチを打ち込み離れる。お互いの右が交錯。べレンズエラワンツー。安西また飛び込んでワンツー。またパンチで出たが、べレンズエラのパンチを貰いケージまで後退。パンチをフッタがべレンズエラが出てきてまたパンチがヒット。ちょっと効いた。安西凌ぐとシングルレッグへ。倒せず。ケージに押し込むがべレンズエラが膝。離れた。べレンズエラ左ボディから右。墓dh生きいた。ケージに詰めたべレンズエラがラッシュ。ブロックで凌いでいる安西。打たれたままでは止められそうだったが、右を出してヒット。もう一発右がヒットしべレンズエラちょっと下がった。ゴング。

1Rべレンズエラ。安西絶体絶命のピンチをギリギリ凌いだが、テイクダウンを取れないと厳しそう。オープンスコアも三者べレンズエラ。

2R。べレンズエラまた左ボディ。効いた。安西逃げ気味のタックル。切られた。下になる安西。べレンズエラハーフからパウンドラッシュ。起き上がって組もうとするが引き剥がしたべレンズエラ。肘。動けず打たれている安西。鉄槌ラッシュ。腕でブロックしたまま動かず打たれ続ける安西。レフェリー止めた。

1R終盤にパンチを2発ヒットさせた以外は一方的な内容で完敗。

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【Combate Global】ずんぐりマッチョ=ラテン体形のヴェレンズエラ戦へ、安西信昌「生命力で勝負する」

【写真】絵面が、MMA版弥次喜多道中&黒ひげ危機一髪(笑)(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)にフロリダ州マイアミのユニビジョン・スタジオで開催されるCombate Global「Mexico vs Japan」に2019年末のBellator JapanにおけるMVP戦以来の実戦復帰となる安西信昌が、澤田千優&エフェヴィガ雄志ら師匠と揃ってABEMA海外修行プロジェクト出場組と出場し、ヴィクトル・ヴァレンズエラと対戦する。

9勝3敗のチリ人ファイター=ヴァレンズエラは、肩幅が広く胸板が厚く背が決して高くない。それでいてストライカーという日本で余り見られない体躯を誇るMMAファイターだ。3名出場とはいえ日本人初参戦、他の両者と違いファイトウィークに米国&現地入りした安西にMVP戦以降と、今回の試合に対してインタビューを行った。


──安西選手、本当にお久しぶりです。

「もう初めましてっていうレベルですね(笑)」

──2019年の年末にベラトール日本大会でマイケル・ペイジと戦い、敗北。あの時、複数契約ですから──あの試合の結果はさておき、次戦からが本当の勝負だと勝手ながら思っていました。

「自分は勿論、どの試合も勝つつもりでいます。最初から負けるつもりで戦うファイターはいません。ただ、大方の人がそういう風に見ていたと思います。あの後、ベラトールで戦うつもりでしたが、コロナになって機会を失う状況になりました。同時に僕のコンディションがすこぶる悪くて。ヘルニアになり、良くなって練習するとまた悪くなる。この繰り返しで、試合ができるような状況にならなかったです。これを本当に長い間繰り返してきて、僕の方から『試合がしたい』と言える状況ではなかったです。

スパーリング以外でもやれることはあり、ドリルやフィジカルはできていました。自分の練習できなくても、スパーリングを見ることもできますし。ただ試合に向けての練習は、約3年間できなかったといっても良いぐらいです。ようやく、こういう感じで練習できるようになったのは昨年の後半からですね。少し長く練習できる状態に続くようになったのは」

──どこか爆弾を抱えている感覚なのですか。

「そうですね。その爆弾というのは、今も変わらない状態です」

──……。そして試合ができるようになった時、ベラトールではなくコンバテになったというのは?

「試合ができる状態になったので、そのことを伝えてもベラトールでの試合が決まらなかったです。そうなると、自分がいつまで良い状態でいられるのか分からないので、ベラトールに拘るよりも、まずケージに入って戦うことを優先しました。それがファイターの務めですし、今年になって契約を解除してもらって」

──国内での試合というのは頭になかったですか。

「それはなかったです。やっぱり元々、海外でやりたいっていう気持ちを持って始めたので。まだ海外でできるチャンスがあるのであれば、海外で戦いたいというのは変わらなかったです。今回はコンバテでの試合ですけど、北米に拘ったわけではなかったですし。アジアでもヨーロッパでも。ロシアでも南米でも、どこでも良いです。僕はどっちかというと何も知らないところに飛び込んでいくのが好きなんで」

──素敵ですね。キルギスに取材に行った時、選手は自分たちでバンテージを巻いてチェックもない。だからテーピングでガチガチに拳を固くして、持参のグローブで試合をしていました。これならコインを握ったり、何でもできるじゃないかと驚きました(笑)。

「それが良いんですよ(笑)。何が出てくるのか、分からない。世界にはそういうところがある。日本にいると文化の違いを感じることもできないです。練習でやってきたことを、いかにケージの中で出すのか。そこをしっかりやれるのかということになります。そういうのは自分でも、全てが想像の範囲内です。でも、『なんだこれは?』っていうなかでやっていきたい。だから楽しい。そういうものじゃないですか!!」

──コンバテも十分に日本人選手にとっては未知ですね。

「分からないからこそ、自分の持っているモノを試せる試合になります。自分が持っている対応力、生命力で勝負する。そこをフルに使って立ち向かっていくという……良い場だと思います。

もう今回もちゃんとモントリオール経由で来たのですが……」

──モントリオール経由!! フロリダに入るのにカナダ経由だったのですか!! それがなぜ、ちゃんとなのかは分かりませんが(笑)。

「あっ、『ちゃんと』をつける場所を間違っていました(笑)。モントリオール経由だったのですが、ちゃんとトラブルがありました──でした。飛行機が遅延して、乗り換えに間に合わなくて、草MAXさんとモントリオールで一泊したんです」

──カナダの空気も吸えたわけですね。それにしても安西選手と草MAX選手の2人だと、それだけで珍道中っぽいです。

「だからモントリオールで1泊しないといけなかったのかもしれないです。まぁ、泊っただけで何も見てないですし、何もしていないですけどね(笑)。あと試合前日には濱村(健)さんも来てくれます」

──そうなると珍道中どころか、珍々道中ですね(笑)。

「ホント、試合の前の日に眠ることができるか。『スミマセン、寝かしてください』って言わないと話し続けているかもしれないです(笑)」

──アハハハハ。そんな長旅を経てフロリダにきて、睡眠不足で戦うかもしれない相手は未知のチリ人。ヴァレンズエラも情報がほとんどない選手です。映像をチェックしようにも、髭の有無もあって彼なのか、違うのかも分からないという状態でした。

「同じ名前の人がゴロゴロいましたね(笑)。南米ではメジャーな名前なんでしょうね」

──MMAでなく、キックボクシングの試合もあって。

「恐らく、その選手だと思います。自分もキックの試合も視ました。これまでやってきた相手と比較すると背が低いです。戦ったことがないほどで。だから、普段からやっていることと手順が変わるかと思います。それにタフでパワフルですよね。ただ、全てに対応できているようでもない。そこを見極めて、戦っていければと思います」

──粗くてパワーがある感じがしました。

「そうですね、思い切りが良いです。そういう相手を思い切りぶん殴ります。マイケル・ペイジとの試合もそうでしたが、どんな相手でも一発ぶん殴ってやろうと思っていますからね。格闘技はダメージだと思うので、ぶん殴ってダメージを与えないといけないです」

──ようやく戻ってきた戦いのフィールド。最後に意気込みをお願いします。

「本当にお久しぶり過ぎて、『初めまして』という格闘技ファンの人もいると思います。僕も大分ベテランになってしまいましたけど、こういう場でインパクトを残してしっかりと勝てる選手がいる──殴り合って、いや殴って勝てる選手がいる。MMAで勝てる選手が、日本にいるということを見せつけたいです!!」

■視聴方法(予定)
5月14日(日・日本時間)、
午後1時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ Combate Global対戦カード

<女子アトム級/5分3R>
アナ・パラシコス(メキシコ)
澤田千優(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィクトル・ヴァレンズエラ(チリ)
安西信昌(日本)

<女子アトム級/5分3R>
ケイティ・ペレス(米国)
エステファニー・イロルソ(メキシコ)

<160ポンド契約/5分3R>
ジェラルベルト・カスティーリョ(米国)
エフェヴィガ雄志(日本)

<フェザー級/5分3R>
ラミロ・ヒメネス(メキシコ)
ニコラス・バルナ(ウルグアイ)

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BELLATOR Bellator292 MMA MMAPLANET o ゴイチ・ヤマウチ マイケル・ペイジ

【Bellator292】ロー2発、ヒザを破壊したマイケル・ペイジがゴイチ・ヤマウチを26秒KO

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
Def.1R0分26秒by KO
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)

サウスポーのゴイチに対し、一瞬のサウスポーからオーソに構え右ローを蹴ったペイジ。続く、右ローを受けたゴイチがケージ際で崩れ落ちる。ローがヒザに当たり、この一発でゴイチは試合続行不可能に……。

「ゴイチが本当に早く回復してほしいと思っている。簡単に見えるかもしれないけど、毎日ジムでやってきたからなんだ。皆、俺とアモソフとの試合が見たいか。なら、やろう」とMVPは笑顔を見せた。


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【Bellator292】計量終了 ベンヘンの勝機は──、ウスマン・ヌルマゴメドフ相手に競り合いに持ち込めるか

【写真】ベンヘンがどれだけリカバリーできるのかも、重要になってくる(C)BELLATOR

10日(金・現地時間)、カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator292「Nurmagomaedov vs Henderson」の計量が9日(木・同)に行われている。

いよいよ戦いの幕が切って落とされるライト級ワールドGP、王者ウスマン・ヌルマゴメドフは元UFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンの挑戦を受ける。


キャリア16戦16勝0敗、8つのKO勝ちと5つの一本勝ちというウスマンは昨年11月にパトリッキー・フレイレを下し、サークルケイジ155ポンドの頂点に立った。

文句のつけようがない戦績を残しているなかで、ベンヘンと立ち会うことで不安要素を挙げるとすれば、競り合いという部分か。マネージメント、試合を上手く回すことに長けている24歳のチャンピオンだが、ベンヘンと比較すると心身共の削り合いの経験値は絶対的に少ない。とはいえ、さすがに初回から5Rまで動き続けるという試合をすることはベンヘンも厳しくなってはきている。髪の毛を振り乱すことですら、ジャッジの判定を優位すると指摘されていた全盛期とは違う。

それでも相手の攻撃を受け流す、あるいは受けても決定打を食らわない上手さは健在だ。以前よりも緩急をつけたファイトを心掛けることで、競り合いを続けることができている。

勝負所の躍動感という部分で陰りも見られるため、競り合い=競り勝つという構図は絶対ではなくなったベンヘンだが、この深みにウスマンがハマった時にどのような試合展開になるのか。黒星を知らないファイター特有の純粋無垢な突破力を見せるのか。それともベンヘンの術中にハマるのか。もとより、そのような展開にならない一方的なチャンピオンの試合になることもあり得るが果たして……。

■Bellator292計量結果

<Bellator世界ライト級選手権試合&ライト級ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者] ウスマン・ヌルマゴメドフ: 154.8ポンド(70.21キロ)
[挑戦者]ベンソン・ヘンダーソン: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライト級ワールドGP準々決勝/5分5R>
トフィク・ムサエフ: 155ポンド(70.31キロ)
アレクサンデル・シャブリ: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴァレンティン・モルドフスキー: 237.4ポンド(107.68キロ)
リントン・ヴァッセル: 239.4ポンド(108.59キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
エンリケ・バルゾラ: 145.2ポンド(65.86キロ)
エリック・ペレス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 136.6ポンド(61.96キロ)
キャス・ベル: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ミドル級/5分3R>
ハリド・ムルタザリエフ: 186ポンド(84.37キロ)
トニー・ジョンソン: 184.8ポンド(83.82キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジュリアス・アンリカス: 205.8ポンド(93.34キロ)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.8ポンド(93.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
レアード・アンダーソン: 146ポンド(66.22キロ)
ロジェリオ・ルナ: 144.8ポンド(65.68キロ)

<ミドル級/5分3R>
テオ・ヘイグ: 184.2ポンド(83.55キロ)
アダム・ウォムズリー: 185ポンド(83.91キロ)

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【Bellator292】マイケル・ペイジと対戦、ゴイチ・ヤマウチ「99%じゃない。100%ドミネイトする」

【写真】気負っている風では全くなく、ゴイチは心底からMVPとの対戦に自信を持っているようだった (C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator292。

ライト級ワールドGP準々決勝を兼ねたライト級世界戦=王者ウスマン・ヌルマゴメドフ✖ベンソン・ヘンダーソン、さらにGP準々決勝のトフィック・ムサエフ✖アレクサンデル・シャブリーが組まれた同大会で、ゴイチ・ヤマウチがマイケル・ペイジと対戦する。

昨年8月にネイマン・グレイシーをKOし、ウェルター級転向後2試合連続のフィッシュ勝利でタイトル戦線に名乗りを挙げたゴイチは、暫定王座決定戦の惨敗から再起をかけるMVPとの戦いに絶対の自信を持ち、虎視眈々とヤーソラフ・アモソフへの挑戦権獲得を狙っている。


──金曜日の夜にMVPと戦いますが、今の調子はいかがですか。

「メンタルもフィジカルも、人生で一番最高の状態だよ。皆には、凄いパフォーマンスを期待してもらって構わないよ。もう、あとは戦うだけさ。完璧な準備ができた。何か特別なことをやるわけじゃない。いつも同じように練習をするなかで、ちょっとした新しいことを試し、新しい戦略を採り入れるようにしているんだ。同じ線上にいて、つねに成長している感じかな」

──Combat Timesは決して大所帯ではないです。米国の大きなジムで調整をする選手も少なくないなか、ゴイチが地元で練習し続ける利点はどこにあるのでしょうか。

「良いファイターになるのと、素晴らしいファイターになるのでは話が違うんだ。大きなジムでは良いファイターにはなれるけど、だからといって最高のファイターになれるということじゃない。ジムの規模、設備、スパーリングパートナーがそうしてくれるわけじゃないんだ。最高の選手になるには自分自身で学び、自分自身で自信を持てるようになること。自分で、自分を成長させるようにならないといけない。そう僕は信じている。

僕が自分のチームを創り、僕が自分のチームを成長させている。そうやって自分を強くする。それがあってこそ、強い基盤を自分のなかで養うことができるんだよ。僕は最後まで僕のチーム、このジムメイトと練習していく。大きなジムで練習するから、自分が強くなれるとは思っていない」

──では、2月25日に行われたヤーソラフ・アモソフ×ローガン・ストーリー戦の感想を話してくれないでしょうか。

「実は視ていないんだよ。でも完勝したチャンピオンと戦える日を待ち望んでいるよ」

──えっ、試合を見ていないのですか……。実はゴイチがMVPと戦ううえで、ストーリーはMVPを徹底的にテイクダウン・ゲームで削ることができたのに、アモソフを相手には自分を貫くことができなかった。これこそゴイチ×MVP戦を占ううえで重要なポイントになるのではと思った次第です。

「ローガンは折れたんだよ。心が折れた。テイクダウンを狙って2度、3度と失敗した。結果、自分のレスリングをMMAのなかで100パーセント生かせることができなくなってしまったんだ。

MVPと戦った時は、簡単に倒せるから自分のレスリングをずっと続けることができた。MVPのグラップリングは大したことないから。どれだけ打撃が優れていても、グラップリングになれば僕だって完全にドミネイトできる。99パーセントじゃない、100パーセント支配できる。僕が組みで圧力を掛ければ、彼は反撃の余地は全くない。そして、サブミットする」

──タイトル挑戦権を手にするは、ただ勝利だけでなく一本が必要だと考えていますか。

「最高のパフォーマンスを見せること。練習の成果を見せるよ。やってきたことを出せれば、MVPに絶対に勝てる。だからこそ、最高のゴイチ・ヤマウチを皆に見てもらう。僕が何者かを証明するよ。そういうファイトになる」

──ゴイチ、ありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本の皆には、僕の日本への想い、感謝の気持ちが伝わる試合がしたい。そして、必ず今年中に日本に戻って試合をするから。アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
3月11日(土)
午前8時30分~ U-NEXT

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Bellator292:オッズ

メインカードのみ。

ウスマン・ヌルマゴメドフ 1.05
ベンソン・ヘンダーソン 12.00
トフィック・ムサエフ 2.25
アレクサンダー・シャブリー 1.69
ワレンティン・モルダフスキー 1.32
リントン・ヴァッセル 3.60
マイケル・ペイジ 1.83
ゴイチ・ヤマウチ 2.00

いよいよライト級GPがスタート。メインではライト級王者でハビブいとこのウスマンがトーナメント一回戦で元UFC王者ベンヘン相手に初防衛戦を行う。

しかしオッズはかなりの大差。無敗でパトリッキー・ピットブルに圧勝したウスマンに対する評価と、39歳で3連敗のあと2連勝中とはいえ、イスラム・マメドフ戦はかなり微妙な判定に助けられていたし、前回勝ったピーター・クイリーは正直ランク外のレベルの相手なので、実力的にはトーナメント出場選手の中で最下位クラス。

同じくライト級GP一回戦に出場するムサエフ。Bellatorデビュー戦では、本来パトリッキーの王座に挑戦予定だったシドニーアウトローに秒殺KO勝利。が、今回はBellatorデビューから3連勝中のシャブリー相手にアンダードッグ。

シャブリーは、ロシア時代は強力な打撃と極めを持つフィニッシャーと目されていたが、Bellatorでは圧倒しながらも2試合続けて判定勝ち。しかし昨年6月の前戦では、元王者ブレント・プリムスを打撃で圧して、2Rにパンチでダウンを奪ってのKO勝ちし、ランキングを上げてきた。まだ底が見えていない。ムサエフは昨年・一昨年と秒殺で終わった1試合しか行っておらず、タフな試合となると3年前のRIZINライト級GP決勝戦でのパトリッキー戦以来ないのがどう響くか。

暫定王者で、ライアン・ベイダーとの王座統一戦では敗れたモルダフスキーは、昨年8月にわずか1分でアイポークで相手を戦闘不能にしてしまって以来の試合。相手の元ライトヘビー級王者ヴァッセルは4年前のヘビー級転向初戦でモルダフスキーと対戦し、モルダフスキーが判定勝ちして以来の再戦となる。

マイケル・ペイジは昨年の暫定王座決定戦でローガン・ストーリーに判定負けして以来の試合となるが、MMA以外では、昨年8月にベアナックルボクシングに出場し、元UFCのマイク・ペリーに判定負けした試合がある。元フェザー級のゴイチは体重オーバーもありウェルター級に上げ、前戦ではネイマン・グレイシーからKO勝ちしているが、腹回りが太めで、ライトが適正階級に思えた。しかしオッズは結構競っている。

第1試合開始は11日朝9時予定。メインカードは12時から。速報します。

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2.25『Bellator 291: Amosov vs. Storley 2』の対戦カードを紹介





 2月25日にアイルランド・ダブリンで開催する『Bellator 291: Amosov vs. Storley 2』のメインカード5試合を紹介します。

 ヤロスラフ・アソモフ vs. ローガン・ストーリーのウェルター級王座統一戦が行われるとのこと。

 アソモフは2021年6月の『Bellator 260: Lima vs. Amosov』でダグラス・リマに判定勝ちして新チャンピオンになって以来1年8ヶ月ぶりの試合。ウクライナ人のアソモフはロシアのウクライナ侵攻による戦争に参加したことから昨年5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』でマイケル・ペイジとローガン・ストーリーの間で暫定王座決定戦が行われてストーリーが判定勝ちし暫定チャンピオンとなっており、この度統一戦が実現します。

 ピーター・クイーリー vs. ブライス・ローガンのライト級マッチが行われるとのこと。

 クイーリーは昨年9月の『Bellator 285: Henderson vs. Queally』でベンソン・ヘンダーソンに判定負けして以来の試合で2連敗中。現在Bellatorライト級ランキング10位。ローガンは昨年6月の『Bellator 282: Mousasi vs. Eblen』でマンデル・ナロに1R KO負けして以来の試合で3連敗中。

 ペドロ・カルヴァーリョ vs. ジェレミー・ケネディのフェザー級マッチが行われるとのこと。

 カルヴァーリョは昨年9月の『Bellator 285: Henderson vs. Queally』でマッズ・バーネルに判定勝ちして以来の試合。現在Bellatorフェザー級ランキング3位。ケネディは昨年10月の『Bellator 286: Pitbull vs. Borics』でアーロン・ピコに1R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在Bellatorフェザー級ランキング5位。

 シニード・カヴァナ vs. ジャネイ・ハーディングの女子フェザー級マッチが行われるとのこと。

 カヴァナは昨年2月の『Bellator 275: Mousasi vs. Vanderford』でリー・マーコートに判定勝ちして以来の試合。現在Bellator女子フェザー級ランキング3位。ハーディングは昨年4月の『Bellator 279: Cyborg vs. Blencowe 2』でダイアナ・シウバに判定負けして以来の試合で2連敗中。現在Bellator女子フェザー級ランキング7位。

Keir Harvie(Sherdog)

 キアラン・クラーク vs. キア・ハーヴィーのフェザー級マッチが行われるとのこと。

 クラークは昨年9月の『Bellator 285: Henderson vs. Queally』でハファエル・ハドソンに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合でMMA戦績6勝0敗。プロデビューがBellatorなのでBellator戦績も同様です。ハーヴィーは現在24歳でスコットランド出身。MMA戦績5勝2敗1引き分けで今回がBellatorデビュー戦。

 なお、アイルランド大会ということで開始時刻は日本時間2月26日午前1時30分、メインカードは午前6時開始予定です。続きを読む・・・
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3.10『Bellator 292』でマイケル・ペイジ vs. ゴイチ・ヤマウチ、ヴァレンティン・モルダフスキー vs. リントン・ヴァッセル etc.

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Bellatorがライト級ワールドGP出場8選手を発表/開幕戦は3.10『Bellator 292』ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ベンソン・ヘンダーソン、トフィック・ムサエフ vs. アレクサンダー・シャブリー(2023年01月12日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが3月10日にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催する『Bellator 292: Nurmagomedov vs. Henderson』でマイケル・ペイジ vs. ゴイチ・ヤマウチのウェルター級マッチを行うことを発表。

 ペイジは昨年8月の『BKFC 27: London』でマイク・ペリーとベアナックルマッチを行い、まさかの判定負けを喫して以来の試合。Bellator出場は昨年5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』でローガン・ストーリーとウェルター級暫定王座決定戦を行い判定負けして以来の試合。現在Bellatorウェルター級ランキング2位。

 ヤマウチは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』でネイマン・グレイシーに2R KO勝ちして以来の試合で3連勝中。現在Bellatorウェルター級ランキング5位。


 メインカードはウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ベンソン・ヘンダーソン、トフィック・ムサエフ vs. アレクサンダー・シャブリーのライト級グランプリ準々決勝、プレリミナリーカードではエリック・ペレス vs. エンリケ・バルゾーラは既報ですが、メインカードにヴァレンティン・モルダフスキー vs. リントン・ヴァッセルのヘビー級マッチ、プレリミナリーの注目カードとしてレアンドロ・イーゴ vs. ジェームス・ギャラガーが発表されています。

 モルダフスキーは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』で行われたスティーブ・モウリー戦がアイポークでノーコンテストになって以来の試合。現在Bellatorヘビー級ランキング1位。ヴァッセルは昨年4月の『Bellator 277: McKee vs. Pitbull 2』でティモシー・ジョンソンに1R TKO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在Bellatorヘビー級ランキング2位。

 イーゴは昨年6月の『Bellator 282: Mousasi vs. Eblen』でダニー・サバテーロに判定負けして以来の試合。現在Bellatorバンタム級ランキング7位。ギャラガーは2021年11月の『Bellator 270: Queally vs. Pitbull 2』でパッチー・ミックスに3Rギロチンチョークで敗れて以来1年4ヶ月ぶりの試合。現在Bellatorバンタム級ランキング8位。続きを読む・・・
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【Bellator292】ウスマン・ヌルマゴ✖ベンヘン大会で、MVPとゴイチ・ヤマウチがコンテンダー争い

【写真】組み込みで、バチバチやりあう気概をMVPが持てるか。ゴイチは上手く戦うという気はないはずだ (C)ONE

8 日(水・現地時間)、Bellatorが3月10日(金・同)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator292でマイケル・ペイジ✖ゴイチ・ヤマウチのウェルター級戦が行われることが発表されている。

同大会では既にライト級ワールドGP準々決勝を兼ねた世界ライト級選手権試合=王者ウスマン・ヌルマゴメドフ✖挑戦者ベン・ヘンダーソン、同じくクォーターファイナルとしてトフィク・ムサエフ✖アレクサンデル・シャブリー戦が組まれている。


2カ月連続のカリフォルニア・ビッグショーはLAからベイエリアに北上してStrikeforce時代からスコット・コーカーのおひざ元であるサンノゼで開かれる。この間25日(土・同)にアイルランドのダブリンで王座統一戦=正規王者ヤーソラフ・アモソフ✖暫定王者ローガン・ストーリー戦が組まれているウェルター級戦線で、挑戦者決定戦と目されるマッチアップが決まった。

昨年5月にアモソフへの挑戦が決まっていたMVPだが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で王者が出場を辞退。、ストーリーとの暫定王座決定戦に挑むも、決定的にテイクダウンからコントロールを許しキャリア2敗目を喫した。その後はベアナックルファイトでも判定負けをするなど、派手かつ最高&最強というイメージに陰りが出てきた。

そんななかキャッチ戦を経てウェルター級に階級を上げたゴイチは3試合連続フィニッシュ勝利で、脱減量路線で復活を遂げた。打撃戦もこなせ、絶対的な寝技の強さを誇るゴイチに対し、MVPは組まれても大丈夫というだけのレスリング&柔術の防御力が必要だ。

そこがなければ、持ち味である打撃に制限が掛かってしまう。もしくは乾坤一擲の打撃勝負に出て、それが良い結果につながることもあるが安定度は低くなる。派手でいて、実は慎重かつ計算して戦えるMVP、ノーストレスで本領発揮のゴイチ。両者にとって、今後ベラトール・ウェルター級王座を狙う位置で戦えるのかが問われるマッチアップだ。

また今大会では元暫定ヘビー級王者ヴァレンティン・モルドフスキーとリントン・ヴァッセルのヘビー級マッチも決まっている。ライアン・ベイダーがエメリヤー・エンコ・ヒョードルを下し王座防衛に成功したBellator290ではスティーブ・モウリーとアリ・イサエフが痛み分けで、次期チャレンジャーは生まれなかった。そのなかでの再浮上を目指すモルドフスキーとヴァッセルの対戦も、ヘビー級戦線に影響を及ぶファイトとなる。

またプレリミではエンリケ・バルゾラとエリック・ペレス、そしてジョシュ・ヒル✖キャス・ベルという注目すべきバンタム級戦も組まれている。

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