<76 キロ契約/5分3R>
ブルーノ・マシャード(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ミキャエル・ルブ(フランス)
UAEWライト級選手権試合の予定が、挑戦者ルブが3キローバーで再計量に。ルブはここからさらに3キロ増えて、ノンタイルのキャッチウェイト戦に変更された。試合開始直後、ローに右を合わせていったマシャードが右カーフを蹴る。マシャードはジャブからカーフを続け、ルブの前進に右フックを打っていく。左インサイドローも決めたマシャードが、左ミドル。そして右カーフを入れる。
ルブも右オーバーハンドを放ち、クリンチへ。ケージ際で態勢を入れ替えながらマシャードが首相撲に捕えると、離れたルブは右ローを蹴り、続くダブルレッグ狙いを切る。焦らず右を当てたマシャードは、ここからジャブ、関節蹴りを繰り出す。さらに左フックを当てたマシャードが右ローを2つ入れると、ついにルブがスイッチを見せ初回が終わった。
2R、マシャードが右関節蹴り、続く右カーフでルブがキャンバスに手をつく。完全に前足を効かされたルブは右ローを返すが、マシャードは後ろ回し蹴りから右カーフを入れる。体がよれるルブはケージの前で左足を蹴られて、足を引きずるように。さらに右カーフを3度続けたマシャードだが、左フックを被弾して尻もちをつく。すぐに立ち上がったマシャードに対し、ルブは蹴り足を掴んで組みケージに押し込むも体を入れ替えられてしまう。
マシャードは右エルボーを放って離れると、右カーフ。ルブは立っているのがやっとの状況で、左右に回って時間を稼ぐ。残り50秒、マシャードは仕留めに行くことなくカーフを2発入れてラウンド終了を迎えた。
果たしてルブは3R開始に応じることができるのか。足を引きずりながら、コーナーを出てきたルブがダブルレッグへ。一度は姿勢を乱したマシャードだが、直ぐに立ち上がる。ケージを背負った状態でマシャードが肩パンチ、離れたくないルブは太腿を殴られ、体を入れ替えられてしまう。
エルボーを当てて離れたマシャードが、ここでカーフ。棒立ちのルブはサウスポーにスイッチする。左を見せて組んだルブ、マシャードのアナコンダ狙いは極まらなかったが、体を入れ替えて肩パンチをつきあげる。最後の1分で離れたルブは、ここで組み選択したマシャードをケージへ押し込む。一旦離れたルブは、すぐにダブルレッグからケージへ移動し、倒されない選択を結実させタイムアップに。
ジャッジの裁定は当然、マシャードに3票が集まった。
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