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【BRAVE CF57】BICWが3月に開催。IMMAF=アマMMA国別対抗戦の優勝賞金は10万ドル(1150万円)!!

【写真】KHK sports、IMMAF、BRAVE CF、BMMAFが共同で記者会見を開き、BRAVE Internatioal Combat Weekの開催が明らかとなった (C)MMAPLANET

10日(月・現地時間)、バーレーンのマナマにあるウィンダムガーデンホテル・マナマでKHK sports、IMMAF、BRAVE CF、BMMAF(バーレーンMMAフェデレーション)の四者による記者会見を開かれ、3月に同国でBRAVE International COMBAT Week2020が行われることが発表された。

BICWは2017年より2019年まで3度開かれたことがあり、2020年と昨年はコロナパンデミックの影響で開催が見送られた──バーレーン王国が所有する持株会社=KHKスポーツが持つアマ=IMMAFとプロ=BRAVE CFの共催が中心となる格闘技の祭典だ。


2017年からIMMAFの世界大会はBICW期間中に実施されるようになり2018年は45カ国から300人の選手、2019年には52カ国から450名のアマファイターがバーレーンに集結していた。IMMAF世界大会期間中にBRAVE CFのプロイベントが取り行われるのも、これまでの慣わしだ。

しかし、昨日の会見ではIMMAFの世界大会は今年から個人戦ではなく8カ国参加の国別対抗トーナメントに様変わりすることが明らかとなった。

IMMAFランキング上位の6カ国に2つのワイルドカードチームが男子7人&女子2人の9人でチーム編成され、勝ち残りトーナメントを戦い、名称もMMA Super Cupに変更された。

出場選手の階級は男子がバンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドル、ライトヘビー、ヘビー級、女子はフライ級とバンタム級となっており、チーム戦で勝ち星が多い国が勝ち上がる。

試合は3分3R制でドローの場合は延長Rで決着をつけ、ドローはない。驚くべきはその優勝賞金だ。優勝した国には10万ドル(約1150万円)、準優勝国には7万5千ドル(約862万円)、そして3位の国には5万ドル(約575万円)が──それぞれの協会が手にできる。
 
そんな羨ましいアマMMA国別対抗トーナメントの参加国はロシア、ウクライナ、バーレーン、カザフスタン、アイルランド、タジキスタンの6カ国とワイルドカードのバルカン・チームとアラブ・チームとなっている。

今年のBICWは3月7日(月・同)に出場選手がバーレーン入りし、8日(火・同)に開会式。9日(水・同)に準々決勝、10日(木・同)に準決勝、11日(金・同)にBRAVE CF57、12日(土・同)がMMA Super Cupの決勝日、13日(日・同)に帰国の途に就くというスケジュールに決まり、試合はカリファ・スポーツシティ・アリーナで行われる。

また昨日の会見では2020年初のイベントとなるBRAVE CFでスティーブ・ローマンの返上より空位となっていたBRAVE CFバンタム級王座決定戦が、バーレーンのエース=ハムザ・コヘジとアイルランド在住のカナダ人ファイター=ブラッド・カトーナの間で組まれることも明らかとなっている。

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【BRAVE CF53】ケージに押し込み、テイクダウン&スクランブルでカトーナが打撃が冴えるシュテピンを破る

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ビール・シュテピン(ロシア)

左ミドルを入れたシュテピンが、左フックを振るうカトーナに右を当てる。カトーナも左を打ち返すが、シュテピンのワンツーが良い。と、カトーナはシングルでケージに押し込み、右腕を差してテイクダウンを狙う。シュテピンは小手投げを逆に狙い、体が浮いたカトーナだがボディロックからバックを狙いつつ、ヒザを突き上げ、小外掛けを仕掛ける。シュテピンはウィザーで耐え、高度なケージレスリング攻防が続く。シュテピンは再び小手投げへ。カトーナは腹ばいになるが、すぐに立ち上がる。

カトーナのアンクルピックも耐えたシュテピンだが、ついにダブルレッグで肩に担がれ倒される。すぐに立ち上がったシュテピンをボディロックで再び倒したカトーナは、ここも即スタンドに戻ったシュテピンをケージに押し込み、3度目のテイクダウンを決めたところで初回が終わった。

2R、カトーナが左リードフックを当て、テイクダウンの仕掛けにシュテピンがヒザを顔面に蹴り込む。一瞬、棒立ちになったカトーナは左を見せて、組みつくとボディロックで金網に押し込む。巧みにテイクダウンを防御するシュテピン、カトーナは時間を掛けてダブルレッグでリフトしテイクダウンを決める。初回と同じように、立ち上がっても倒され、またスクランブルというシュテピンはケージを背負った状態が続く。

結果、スイッチにダブルレッグを合わせたカトーナが尻もちをつかせる。シュテピンはケージに詰められたまま──ついにアンクルピックで背中をつかされる。ここでパンチを纏めにいき、タイトに抑えることはなかったカトーナがこの回も取った。

最終回、右リードアッパーをヒットさせたシュテピン。さらに右フックを入れ、逆にダブルレッグへ。カトーナは右を差し替えて、押し込み返しダブルレッグへ。シュテピンは右エルボーを当てるが、尻もちをつかされる。ダブルからシングル、さらにダブルと攻め手を変えるカトーナだったが、残り2分45秒でレフェリーがブレイクを命じる。

時間を確認したカトーナに右を当て、ボクシングでは完全に優勢のシュテピンは、なぜか組みに行ってしまう。こうなると、押し込み返し自分の形に持っていったカトーナだが、レフェリーが残り70秒でブレイクを命じる。ヒザ蹴り、ワンツーをヒットさせたシュテピンが、ここでダブルレッグを決める──が、2Rを取っているという計算か……。

カトーナはクローズド&ギロチンで時間を使い、パウンドを顔面に受けないように戦う。このまま時間となり、ジャッジ3者が29-28をつけカトーナが判定勝ち。シュテピンが、なぜ打撃で勝負しないのか──理解に苦しむ最終回だった。

カトーナは「年末にダブリンで、バンタム級タイトル戦を戦いたい。そして防衛戦をカナダで行いたい」と話した。


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【BRAVE CF53】計量終了 キム・テキュン✖アキシェフ、問題なし。フライ級のマクスム、13連勝なるか

【写真】大会開始まで、あと2時間半だ (C)BRAVE CF

20日(金・現地時間)、21日(土・同)にカザフスタン アルマトゥイのボラン・ショラック・アテンダ・スポーツ・サライで開催されるBRAVE CF53の計量が行われた。

メインで対戦するナルザン・アキシェフとキム・テキュンを始め、メインカード=7試合に出場する14人のファイター中13人が問題なく計量を終えている。


唯一、ミスウェイトとなったのは74キロ契約でルカス・マルチンスと戦うオルジャス・エスカラエフだ。本来、今大会ではマルチンスと対戦予定だったマルセル・グラビンスキが、コロナウィルス陽性により、ドイツを離れることができなくなり試合の4日前にエスカラエフはキャッチウェイト戦を承諾した。マルチンスとグラビンスキは6月4日のベラルーシ大会のメインで対戦予定だったが、コメイン中にグラビンスキが体調不良となり今大会に延期されていた経緯がある。

「4カ月間準備してきて、試合の4日前に対戦相手が変わった。戦略を練り直す必要がある」と話していたマルチンスだが、急遽出場のエスカレフが1.2キロ・オーバーであっても当然のようにキャッチウェイト戦で戦うことに同意している。

メインのキム・テキュンがBRAVE CFで4連勝となるのか。またフライ級王座決定トーナメントにしていたフラービオ・ケイロスと対戦するアザット・マクスンは、デビュー以来12連勝中のカザフスタン・フライ級#01と言っても過言でない新鋭だ。

3月のバーレーン大会ではミキャエラ・アルジャフージュを3RでTKOしプロモーション・デビューを飾ったマクスンは、今大会を共同開催しているOctagon MMAのフライ級王者だ。王座決定トーナメント出場のケイロスとのマッチアップは、その能力を図るうえで最適なテストマッチ──要注目だ。

■視聴方法(予定)
8月21日(土・日本時間)
午後9時00分~ BRAVE TV

■BRAVE CF53計量結果

<フェザー級/5分3R>
ナルザン・アキシェフ:66.2キロ
キム・テキュン:65.85キロ

<73キロ契約/5分3R>
ヴァシリー・タクチ:73.0キロ
ホジャー・サンパイオ:72.9キロ

<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ:57.0キロ
アレクサンダル・ドスカルチュク:57.05キロ

<74キロ契約/5分3R>
ルカス・マルチンス:73.8キロ
オルジャス・エスカラエフ:75.2キロ

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ:61.45キロ
ビール・シュテピン:61.6キロ

<フライ級/5分3R>
アザット・マクスン:57.15キロ
フラービオ・ケイロス:56.75キロ

<68キロ契約/5分3R>
アクメド・マゴメドフ:67.8キロ
イリャ・アスカノフ:67.9キロ

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Brave CF BRAVE CF53 Interview ブラッド・カトーナ ブログ

【BRAVE CF53】TUFウィナーがBRAVEを選んだ理由──ブラッド・カトーナ「MMA版のケニー・オメガに」

【写真】非常に物静だったカトーナ。全局面でレベルの高いウェルラウンダーだ(C)MMAPLANET

本日21日(土・現地時間)にカザフスタンはアルマトゥイのボラン・ショラック・アテンダ・スポーツ・サライで開催されるBRAVE CF53のTUF27 ウィナーのブラッド・カトーナのBRAVE2戦目でビール・シュテピンと戦う。

アイルランド在住のカナダ人ファイターのカトーナは、TUFウィナーというブランドを持ちながらBRAVEを選択した理由は何だったのか。そして、この中東ベースのプロモーションでの目標は何かを尋ねた。


──土曜日にビール・シュテピンと対戦します。カザフスタンでの試合です。

「中央アジアに来たのは初めてだけど、凄く興味深いよ。試合のために来ているのだから、アルマトゥイの街を出歩くことはできないけど、試合後に少しはこの国のことが知れたらなって思うよ」

──アイルランドから東への移動。東向きの時差を伴う異動は、西に向かうよりも体にきついという研究結果もあるようですが……UFCの時と比べてどうでしょうか。UFCの時は大西洋を移動し、今回はロシアを越えてきました。

「そうなんだ。UFCの試合というよりも、アイルランドからカナダの帰郷した時は、一晩眠れば時差はなくなっている。それがカナダからアイルランドに戻ると、そうはいかない。今回もそのことが頭にあった。でも、こっちに着いて少し眠るのを我慢すれば、簡単にアジャストできたよ。5時間の時差があるけど、大会は夕方開始でアイルランドのデイタイムだから、その時間帯で体がよく動くように調整することは難しくなかった。それに試合が終わるのが深夜でないのは良いことだ。勝ってコーチやチームメイトと、楽しくビールでも飲むことにするよ(笑)」

──アハハハ。日本だと、さらに3時間の差が加わるので、私たちが欧州から日本に戻ってきた時とは違うのでしょうね。ところで同じBRAVEでもバーレーン大会とカザフスタン大会ではホスピタリティに違いがありますか。

「バーレーン大会は、バブルが創られていてホテルのなかで全てを済ませるという運営だったから、今回とは状況が違うよね。でもBRAVEのホスピタリティが行き届いていることに変わりない。運営陣もバーレーンからやってきて、バーレーン大会と同じように欧州からカットマンやレフェリーも来ている。BRAVEでの試合はまだ2度目だから、多くを知っているとはいえないけど、バーレーンもここも凄く似ているファイトウィークだよ。

ただ、今大会はファンが会場を訪れることができる。やっぱり、ファンの前で試合ができることは嬉しいよ」

──ところでブラッドはなぜ、UFCからリリースされたあと北米のプロモーションで活動を続けなかったのでしょうか。UTFウィナーの肩書があれば、容易く他のプロモーションと契約できかと思われるのですが。

「BRAVEはクロスプロモーションをしており、グローバルに成長している。それはパンデミックになってからの活動を見れば明らかだと思う。大陸間を越えて、世界中からファイターを集めてイベントを行えているプロモ―ションが世界にどれだけ存在している?

そもそも僕はドイツのMFCで試合をする予定だったけど、パンデミックでイベントが中止になった。年に2~3試合を戦い続けたいと思った時に、オプションはそんなに存在していなかったよ。僕はまずコンスタントに試合を組んでもらえるプロモーションで戦いたかったんだ。

北米でいえば、PFLはバンタム級の試合を組んでいない。だから交渉相手にすら挙がらなかった。そしてBellatorは去年の秋から、今年の4月まで半年近くイベントを開いていなかった。そんな時、BRAVEは安定してイベントを開いているし、タイトル挑戦を視野に入れて戦うことができると思ったんだ。

そしてパーレーンで初めて試合をした時に、如何に選手の安全を考えて大会を開いているのかが分かった。それからもベラルーシ、イタリア、そしてここカザフスタンとショーを行える場所を開拓し続けている。だからいずれ、BRAVEと共に母国カナダで試合ができれば良いよね」

──ではバンタム級の陣容に関しては、どのように思っていますか。

「世界王者だったフィリピン人選手(スティーブン・ローマン)はプロモーションを離れたけど、これだけ成長していると、それだけ良いファイターが集まってくるのは自然なことだ。バンタム級も世界のベストの1つだし、UFC、Bellator、BRAVEと団体に関わらず僕はバンタム級のベストファイターの1人だと思っている。BRAVEというプロモーション自体も、バンタム級の陣容もこれからもっと揃ってくるだろう。

BRAVEの厳しいマッチアップを生き残れるファイターは、UFCでもサバイブできる。それだけの力が必要な戦場だよ。つまりそれだけBRAVEが良い仕事をしているってことになるんだよね」

──急激にロシア系のファイターが増えています。今回の対戦相手も、その1人です。

「グッドファイターだ。デンジャラスだろう。でも、僕はもう既にタフなロシアンとは戦ってきた。僕の方が彼よりテクニカルで、タフだという自信があるし、練習仲間の力も信頼している。今の僕にとって難しい相手じゃない。そういう意味でも、良いテストになると思っている。

タイトル挑戦権を得る力は十分にあると思っているけど、それを皆に理解してもらえるような試合をするよ」

──ブラッド、今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。PRIDEが大好きだった僕もBEAVEと一緒に日本にいくことができるかもしれない。そういう日が来ることを、このプロモーションは期待できるんだよ。そして生まれ故郷が同じケニー・オメガのようになりたいね(笑)。MMAバージョンのケニー・オメガになり日本の皆に愛される存在になって、君たちの文化に触れあえるようなことができれば最高だよ」

■視聴方法(予定)
8月21日(土・日本時間)、
午後9時00分~ BRAVE TV

■BRAVE CF53対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ナルザン・アキシェフ(カザフスタン)
キム・テキュン(韓国)

<73キロ契約/5分3R>
ヴァシリー・タクチ(ロシア)
ホジャー・サンパイオ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
ビール・シュテピン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
アレクサンダル・ドスカルチュク(ロシア)

<フライ級/5分3R>
アザット・マクスム(カザフスタン)
フラービオ・ケイロス(ブラジル)

<68キロ契約/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(フランス)
イリャ・アスカノフ(キルギスタン)

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【EMC06】ドイツから欧州~中央アジアを掘り起こす。メインのバンタム級戦でTUF27ウィナーが挑戦

【写真】EMCバンタム級王者ブルチッチにTUF27ウィナーのカトーナが挑戦。ある意味、凄い時代になってきた (C) EMC&Zuffa/UFC

9月に石井慧が不可解な判定負けでヘビー級王座の獲得とならなかったEMC=Elite MMA Championshipの第6回大会が、10月31日(土・現地時間)にドイツ・デュッセルドルフのUFDジムで開催され、カードもほぼ固まっている。

EMCはUFDジムのオーナーで、マネージメントも行うドイツ在住クロアチア人のイヴァン&トミ・ディヤコビッチ兄弟がプロモートする大会で2017年2月に活動を開始し、全開大会よりスケールアップしてきた。


今大会のメインはEMC05で準決勝が行われたEMCウェルター級王座決定トーナメント決勝=イズミール・ヌルディエフ✖アミラン・ゴゴラゼが予定されていたが、前者の負傷欠場でEMCバンタム級選手権試合=王者スティペ・ブルチッチ✖挑戦者ブラッド・カトーナの一戦が組まれた。

ブルチッチは2月のEMC04でワンナイト4人制王座決定トーナメントを制して、同ベルトを獲得。対するカトーナはTUF27を制し、オクタゴン2勝2敗ながらリリースとなり、欧州に新天地を求めたカナダ人選手だ。

現在8連勝中で、うち6試合がKO勝ち。豪快なファイトでドイツ国内での人気も高いエンジゼク

カトーナ以外にも今大会にはUFCベテランのスウェーデン人ファイターのロステム・アクマンが参戦し、ドイツ在住のトルコ人選手ケリム・エンジゼクと戦うウェルター級の一番も組まれている。拳の届く距離でのボクシングファイトを得意とし、ドイツの老舗GMCでウェルター級王者に君臨したエンジゼクのEMC初陣、見逃すことはできない。

さらに8月のBrave40でドイツのスヴェンフォルエンバッハーを破り、プロ&アマMMA通算25連勝(※プロでは7勝0敗)のフセイン・カジマゴマエフが、同じくBrave CF39での勝利でレコードを7勝1敗としたトビラス・ハリラと戦うマッチアップも楽しみだ。

加えてタジキスタン人選手で8勝0敗のベイクティア・アブドゥラエフが、EMC05で僅か56秒ギロチンで勝利しデビュー以来の連勝を5に伸ばしたパルカル・ヒンツェンと戦う試合も注目したい。ドイツから欧州各地、中央アジアまで掘り起こし始めたEMC、非常に興味深い面子が揃った大会といえる。

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