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【UFN243】打撃で劣勢だったダンカンがギロチンチョークでオキを絞め落とす

<ライト級/5分3R>
クリス・ダンカン(米国)
Def.1R3分34秒 by ギロチンチョーク
ブラジ・オキ(ベルギー)

ダンカンが左右のロー、腰を落とした構えのオキは右ストレートを伸ばす。ダンカンは蹴り上げるような右の前蹴り、ダンカンはワンツー、右ストレート、ジャブを突いて前に出る。ダンカンもジャブと左フックを返すが、オキが右ストレート、ダンカンのミドルをキャッチしてテイクダウンするが、オキは深追いせずに立たせる。

ダンカンは左フックと左右のロー。オキは蹴り足キャッチして右ストレート、右ストレートから左ボディにつなげる。組んだダンカンがそのまま首に手を巻いてギロチンを狙い、一度は下になるがケージを背にして立ち上がる。オキは右腕を差してケージに押し込みつつ、離れて右アッパーから左フック、右の連打で前に出る。

なんとか組もうとするダンカンだが、オキはヒザ蹴りを入れて離れる。ダンカンはジャブを突いてサークリングし、組もうとするが深く組めない。逆にオキが左フックを当て、右を振って前に出る。ここでオキが四つ組みから右足をかけてテイクダウンをするが、ダンカンが左腕でギロチンへ。これががっちり極まってオキが失神。ダンカンが技を外してレフェリーにアピールする珍しい形で試合が終わった。


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【UFN243】ブリトと対戦、UFCで3勝0敗のウィリアム・ゴミス「MMAは禁止はモチベーションになった」

【写真】スマートさと、自分への信頼度の高さがインタビューを通して伝わってきた (C)MMPLANET

28日(土・現地時間)にフランスはパリのエコー・アリーナで開催されるUFN243:UFN on ESPN+101「Moicano vs Saint Denis」に、2022年9月のオクタゴンデビュー以来3連勝中のフランス人ファイター=ウィリアムス・ゴミスがメインカードに出場する。
Text by Takashima Manabu

ジョアンデウソン・ブリトと対戦するゴミスは、散打出身でスピードとレンジコントロールが武器の打撃系ウェルラウダ―だ。MMAが解禁されてまだ3年9カ月のフランスだが、既に欧州のMMA強国に成長している。サッカー代表と同じようにアフリカ系、アラブ系の活躍が目立つフランスMMA界フェザー級最強ファイターに初インタビューを試みた。


──今週末に母国でジョアンデウソン・ブリトと戦います(※取材は24日に行われた)。今の気持ちは?

「最高だよ。あとは減量だけ。もうウォーの準備はできているよ」

──ここまでオクタゴン3連勝ですが、まだまだ日本のファンはウィリアムスのことを知りません。UFCに辿り着くまで、どのようなキャリアを歩んできたのかを教えてください。

「MMAを始めたのは19歳の時で、それ以前は武術散打をやっていてヨーロピアン・チャンピオン、フランチ王者には何度もなっているよ。それから柔術、レスリング、ムエタイ、ボクシングとあらゆるコンバットスポーツをやりMMAを戦う準備をしてきたんだ」

──MMAを始めようと思ったのは?

「叔父の1人がMMAファイターのグレゴリー・バベンなんだ」

──Bellatorミドル級で戦っていた?

「そうだよ」

──正直、凄く記憶にあるとは言えないですが、パワフルでラフなストライカーだったようなイメージがあります。

「アハハハ。だから、僕も叔父の活躍を見ていると、自分もできる。僕の方ができるって思ったんだ(笑)。僕は色々な格闘技経験があるからね。MMAに転向するのは、ごくごく自然な流れだったと思う」

──散打は投げや崩しのある競技ですが、MMAに生きることはありましたか。

「足の動きだね。素早く動けるようになったことだ。それがMMAファイターとして、僕のアドバンテージにもなっている。それに散打にはテイクダウンもある。殴って、足を使ってテイクダウンすることはMMAで最も重要なことだから。そこから先は柔術を習うようになって解決したよ」

──足の動き……それはキックなのか、ステップなのか。どちらでしょうか。

「両方だよ。キックもフットワークも」

──散打はバランスを崩し、足の裏以外がつくとポイントを失います。ただ打撃から入る競技形態で、打撃の交換なしに組んでくる相手もMMAにはいるかと思います。そういう組みのスペシャリストに戸惑いはなかったですか。

「近づいて来る相手には、パンチを打ち込めば良いだけだよ(笑)。まぁ、簡単じゃなかったけど。ハハハハハ。だから、僕の足の動きが武器になるんだ。近づいて来る相手に対して、距離をコントロールできるからね。そして、顔面にパンチを当てる間合いを創るんだ。

それに倒されても、今の僕は十分に寝技で戦える。グラウンドでもマネージメントできるよ。100パーセントの自信を持っている」

──フランスは長い間、MMAが禁じられていました。その影響は受けましたか。

「そうだね、逆境を跳ね返してやろうとモチベーションになったよ。結果としてMMAが解禁されたタイミング、UFCがフランスにやってきたタイミングと僕にとってはパーフェクトになった。今や、フランスでMMA人気は絶対的に上がっているからね」

──そのなかでUFCデビューから3連勝という最高の形でキャリアを積んできました。

「3連勝できたことは良かった。でも、もっとやれる。僕は自分のことが分かっているから、あんなものじゃないと信じている。それを今回の試合で証明するよ」

──では対戦相手ブリトの印象は?

(C)Zuffa/UFC

「強いよ。

でもスマートじゃない。僕のようにね(笑)。気持ちは強いけど、彼の攻撃が僕に当たるとは思えない。ちょっと力に頼っている。技術はない。前に出て、殴ろうとするだけだ。同じ打撃でも、僕の打撃は彼とは違う。

その違いを土曜日の夜には見せたい。だいたい、彼は防御力が低い。ベストファイターは自分の攻撃を当てても、相手に攻撃は受けないモノだ。そうでないと、試合は危なくてしょうがない。彼は全く身を守ることに頭が行っていない。

そういう相手だからパンチを当てることもできるし、テイクダウンを奪うことだって容易い。思うがままに、戦うことができるだろう。MMAはスマートでないと勝てない。彼はストロングかもしれないけど、僕はスマートでストロングだから。この試合は僕が勝つことは間違いない。2Rには勝てるかな、いや1Rかもしれないね」

──トップ10、トップ5となるために今後はどのようなファイターと戦わないといけないと考えていますか。

「ジエゴ・ロピスだ。僕のゴールはトップ5でなく、UFC世界フェザー級チャンピオンだから。ブリトはテクニカル判定だけどロピスに勝利している。僕が初回でブリトを倒すと、ロピスより上という見方もできるだろう? そのためにも、しっかりとブリトを倒すよ」

■視聴方法(予定)
9月8日(日・日本時間)
午前1 時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時45分~U-NEXT

■UFN243対戦カード

<ライト級/5分5R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ミドル級/5分3R>
ナソーディン・イマボフ(フランス)
ブレンダン・アレン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ウィリアム・ゴミス(フランス)
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ジュセ(フランス)
ブライアン・バトル(米国)

<フェザー級/5分3R>
モーガン・シャリエール(フランス)
ガブリエル・ミランダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム(フランス)
マット・フレヴォラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ(モルドバ)
イワン・エルスラン(クロアチア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウマル・シ(フランス)
チョン・ダウン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン(スロバキア)
ルーズベルト・ロバーツ(米国)

<バンタム級/5分3R>
テイラー・ラピルース(フランス)
ヴィンス・モラレス(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリン・ペレス(アルゼンチン)
ダリア・ジリシニコワ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ダニエル・バレス(スペイン)
ヴィクトル・アルタミラノ(メキシコ)

<女子バンタム級/5分3R>
ノハ・コホノール(フランス)
ジャケリニ・カバウカンチ(ポルトガル)

<ライト級/5分3R>
ブラジ・オキ(ベルギー)
クリス・ダンカン(米国)

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GLORY MMA MMAPLANET o ONE UFC   チャンドラー・コール トーマス・ピーターソン ブラジ・オキ

『Dana White’s Contender Series 60』試合結果/ハイライト動画

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・Carlos Prates def. Mitch Ramirez via TKO (punch) – Round 2, 1:14
・Marco Silva def. Yousri Belgaroui via unanimous decision (30-27, 29-28, 29-28)
・Tim Cuamba def. Mateo Vogel via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Thomas Petersen def. Chandler Cole via submission (keylock) – Round 2, 1:08
・Bolaji Oki def. Dylan Salvador via TKO (punches) – Round 1, 2:46


【DWCS S07Ep04】ブアカーオ、シッティチャイと戦ったサルバドール、ブラジ・オキの左ボディに下る(MMAPLANET)

【DWCS S07Ep04】重厚なサブミッションレスリング with パウンドのピーターソンが、コールの腕を極める(MMAPLANET)

【DWCS S07Ep04】ハイペース&ガスアウト気味のクアンバが、安定していたヴォーゴルに判定勝ち(MMAPLANET)

【DWCS S07Ep04】マルコ・トゥーリオ、瞬発系打撃でGLORYミドル級T優勝ベルガウイに競り勝つ(MMAPLANET)

【DWCS S07Ep04】間合いを完全コントロール、KO勝ちのプラチスとオキ&ピーターソンがUFCへ(MMAPLANET)


 8月29日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 60』の試合結果。カルロス・プラテス、トーマス・ピーターソン、ボラジ・オキの3名がUFCとの契約を勝ち取っています。


 カルロス・プラテス vs. ミッチ・ラミレス ハイライト動画。


 トーマス・ピーターソン vs. チャンドラー・コール ハイライト動画。


 ボラジ・オキ vs. ディラン・サルヴァドール ハイライト動画。続きを読む・・・
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LFA MMA MMAPLANET o ONE UFC カルロス・プラチス ダナ・ホワイト ティモシ―・クアンバ トーマス・ピーターソン ブラジ・オキ

【DWCS S07Ep04】間合いを完全コントロール、KO勝ちのプラチスとオキ&ピーターソンがUFCへ

<ライト級/5分3R>
カルロス・プラチス(ブラジル)
Def.2R1分24秒by KO
ミッチ・ラミレス(米国)

ONE Warrior SeriesからLFA、そしてコンテンダーシリーズで戦う機会を得たプラチスはサウスポーの構えから左ローを蹴っていく。前足を蹴られて、姿勢を乱すラミレスはパンチの連打で距離を詰めるもスピードがない。プラチスは左ミドルを決めるが、直後にラミレスが組んでテイクダウンを決める。そのままサイドで抑えたラミレスはケージ際に移動すると、プラチスはケージを背負ってバタフライガードに。ここからスイープを決めたプラチスは、抑えにいかず立ち上がる。

左ハイ、ヒザ蹴りから首相撲のプラチスに対し、ラミレスがボディを連打する。離れたプラチスに左を打ち込んだラミレスが左ローを連続で見せるも、左ストレートから左ヒザを被弾する。それでも右ミドルから右を返したラミレスだが、引き続きジャブから左ストレートを顔面に受ける。さらに左杯ハイから左ストレート、右フックを決めたプラチスが圧を掛ける。ここでも左ストレートをクリーンヒットさせたプラチスが左アッパー、左ヒザを繰り出す。離れてはハイ、テンカオのプラチスが初回をリードした。

2R、間合いを測るプラチスが、ラミレスの前進に左を振り下ろす。続け左カーフ、左ストレートを決めたプラチスに対し、ラミレスが組むことができない。プラチスがジャブ、左ミドルを蹴り、左ストレートへ。一旦離れて、狙いすませた左ストレートを打ち込むとラミレスが後方に倒れ勝負は決した。

ダナ・ホワイトはブラジ・オキ、トーマス・ピーターソンが文句なしという表情で契約を告げると、ティモシ―・クアンバには「まだ早い。最低も自分からすると真っ当でなかった。いつか、またその日はやってくるだろう。でも、今日じゃない」と通告。さらにマルコ・トゥーリオに対しても、「新しいブラジルのスターが必要だ。サンパウロ大会もある。ただ安全に戦っていた。サインできない」と不合格を伝えると、もう1人のブラジリアン=30歳のプラチスとの契約を伝えた。

「火曜日の夜にここに来るということは、ワンショット・ワンナイトなんだ。過去のシートは手にしているけど、それを読ませるよりも、自分が何者なのかを今夜見せる必要がある。こんな紙切れは意味がない。この紙に書かれている記録が素晴らしいモノであるなら、この場でそれを証明してほしい。火曜日の夜は、私に『イエス』と言わせる場だ」とダナはコンテンダーシリーズで戦う意味を説明した。


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K-1 MMA MMAPLANET o UAEW UFC キック ディラン・サルバドール ブラジ・オキ

【DWCS S07Ep04】ブアカーオ、シッティチャイと戦ったサルバドール、ブラジ・オキの左ボディに下る

<ライト級/5分3R>
ブラジ・オキ(ベルギー)
Def.1R2分46秒by TKO
ディラン・サルバドール(フランス)

Eagle FC~UAEWを経てコンテンダーシリーズに辿り着いたサルバドールは、キックボクサー時代にブアカーオやシッティチャイと戦い、7年前にはK-1にも出場しているファイターだ。対してオキはオランダやベルギーで戦ってきた。

左右にジャンプをするように動くサルバドールが、ヘッドムーブでオキのパンチをかわしたが、直後に右ストレートを打たれ右ハイをブロックする。前蹴りを顔面に入れたサルバドールは左ハイをキャッチされ後方に倒される。オキはスタンドで待ち受け、パンチを纏めていく。ブロックしたサルバドールが左ロー、パンチは力が入っているか。オキのボディにストレートに右のカウンターを合わせようと下サルバドールが圧を高め、左ミドルを蹴る。

さらにジャブに左インローを決めたサルバドールだが、逆に左ローに右を受け、さらに左でボディを抉られる。これで動きが止まり、下がったサルバドールに対しオキが顔面にパンチをラッシュ。ヒザ、ヒジ、最後は腹を殴られて、しゃがみこんだサルバドールを見てレフェリーが試合を止めた。

「僕は試合前に多くを語らないけど、試合を見てもらえれば分かってもらえる。元ムエタイのファイターはスロースターターだから、最初からプレッシャーをかけてんだ。左ボディショットは僕の得意技だ。僕はスナイパーだから、隙を見つければ打ち抜く。ベルギー」とナイジェリアを代表してUFCで戦いたい。僕は何もないところから始めて、ここまできた。この試合は亡くなった親友に捧げたい。そして、僕の弟もいつも一緒にいる」とオキはバックステージで静かに話した。


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