カテゴリー
ABEMA MMA ONE ONE Winter Warriors ONE Winter Warriors02 UFC   カイラット・アクメトフ キック クォン・ウォンイル ケビン・ベリンゴン ジャンロ・サンジャオ ジョゼ・アルド ジョン・リネケル スティーブン・ローマン ダニー・キンガド チャンネル ハニ・ヤヒーラ ビビアーノ・フェルナンデス ファブリシオ・アンドラジ ユーサップ・サーデュラエフ リー・カイウェン ローマ・ルックンブンミー 佐藤将光

【ONE Winter Warriors02】中国の五味隆典=リー・カイウェンと対戦、アンドラジ「とても無駄が多い」

【写真】この選手は絶対に強い。確かに強い (C)ONE

17日(金・現地時間)、3日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録されたONE「Winter Warriors02」が放送される。

今大会はこれまでのダークシリーズと違い、9試合が放送されボリューミーになっている。平たくいえば3つの中継に分配できる試合数とならなかったわけだが、それだけ厚みの増したカードにファブリシオ・アンドラジの名前を見ることができる。

今年1月(※中継は2月)に佐藤将光に判定勝ちし、ムエタイのみならずグラップリングの強さも見せたタイガームエタイ所属のブラジリアンファイターが、中国の五味隆典ことリー・カイウェンと対戦する。

ONEバンタム級戦線は王者ビビアーノ・フェルナンデスにジョン・リネケルが挑戦することが決まっており、ブラジル勢が支配している。ランキング的にはユーサップ・サーデュラエフとケビン・ベリンゴンがアンドラジの上に位置しているが、勢いでは間違いなくアンドラジだ。ONEバンタム級戦線、第3のブラジリアン・パワー──ブラジルに帰国し、リー・カイウェン戦に備え名門ノヴァウニオンでトレーニングを積むファブリシオ・アンドラジに行っていたインタビューをここで掲載したい。


──約2週間後にリー・カイウェンと戦うファブリシオです(※取材は11月17日に行われた)。

「ゴメン、練習が長引いてインタビューの時間を遅らせてしまったね」

──全くも問題ないです。たかが10分程度。実は今日、UFCでハニ・ヤヒーラとローマ・ルックンブンミーのインタビューをしたのですが、ブラジルの同朋ハニ、タイガームエタイのチームメイトであるローマは揃って1時間の遅刻でした(笑)。

「アハハハハ。そうか、ローマのインタビューをしたんだ」

──ハイ。リー・カイウェン戦に向けて、今の調子はいかがですか。

「良い試合になるだろうね。彼も打撃が強いし、打ち合いが好きなファンには特に喜んでもらえるファイトになるよ」

──ところで1月に佐藤将光選手を破ってから、11時カ月のインターバルが空きました。

「サトーは僕が予想してより、ずっと強かったよ。打撃も良いし、グラウンドも強い。2Rまでにイーブンだったから、3Rは何か違う戦いをしないといけないって思ったんだ」

──佐藤選手の引き出しの多さとともに、ファブリシオがただのムエタイファイターでないことを世に示す試合になりましたね。

「サトーと戦うまで多くの人が僕のことを知らなかったはずだ。でも、僕は寝技の展開になることを恐れていない。グラップリングだって平気だ。自分の力は分かっているし、寝技でサトーを封じ込める自信もあったよ。確かに彼はカニばさみからヒールフックというような動きで僕を混乱させようとしたけど、焦ることなく対処できた。

ただサトーのスタンドでの動きには驚かされた。同様に彼も僕のグラウンドには驚いたに違いない。もし再戦の機会があるなら、立ち技をアジャストしてグラウンドゲーム同様に彼をリードできるよう戦いたい」

──ONEバンタム級で3連勝中だった佐藤選手を破り、頭角を現したファブリシオですが次の試合まで、ここまで時間を要することになると思っていましたか。

「どうだろうね。実はあの試合のあと、プーケットからブラジルに戻ったんだ」

──そうだったのですか!!

「コロナの影響でプーケットのタイガームエタイでは練習仲間の多くがいなくなり、サトーに勝った後も問題は解決しなかった。いよいよ練習相手がいなくなってしまったんだ」

──そして母国に戻ったと。

「そうなんだよ。今はノヴァウニオンで練習しているよ」

──何と!! 名門中の名門ではないですか。

「5月にブラジルに帰国し、ノヴァウニオンで練習を始めたのは7月からだよ。ONEの方もCOVID19の影響を受けて大会がキャンセルされたりして、僕もなかなか声が掛からなかった。ただ今回の試合に向けてノヴァウニオンでフルキャンプを行ってきた。

ノヴァウニオンは最高だよ。皆がポルトガル語を話すしね(笑)。色々なタイプのファイターが揃っていて、特にグラップリングの能力が高い。ジョゼ・アルドとも練習してきたし、本当に良いキャンプだった。過去最高といって間違いないよ」

──しかし、タイにいる時と比べてシンガポールへの長旅は苦痛ですね。

「これまでタイとブラジルの行き来で経験済みだから。それよりもノヴァウニオンという素晴らしい環境で練習できる方が、メリットがあるよ。何よりONEのバンタム級は65.8キロだから、減量の心配もない。飛行機のなかでも食事を摂ることができるはずだ。だからロングフライトの影響はそれほどないだろうし、凄く試合が楽しみだよ。

ONEの計量方法だと最後の週までしっかりとスパーリングをして準備ができる。体も精神もストレスがないから、より良いパフォーマンスを試合で見せることができると期待しているんだ。以前は1カ月前から減量に入り、体重管理に意識がいっていた。対して今はリラックスして、どう戦うかというマインドでいられるからね」

──なるほどぉ。ではリー・カイウェンの印象を教えてください。

「ノックアウト・アーチストだよ。パンチ力があって、常に少しでも早く対戦相手をKOしようとしている。ただ僕から言わせると、とても無駄が多い。力を使い過ぎているし、相手を倒してからのグラップリングの技術に見るべきものはない。僕の圧力を前にああいうファイトができるとは思わないよ。

仮にあんな風に攻めてきたら、すぐに出鼻をくじいてやる。リー・カイウェンにどんなバックグラウンドがあるのか知らないけど、過去数試合の映像を見るとラッシュし過ぎだ。あとフェザー級でタイガームエタイのチームメイトだったエミリオ・ウルティアをKOしているけど、そのエミリオが僕に色々とアドバイスしてくれた。エミリオとはイーブンの試合内容だったから、リー・カイウェンが何をしようとしているのか、彼の実像がよく分かるファイトだったよ」

──ところでONEバンタム級はブラジリアン・ドミネーションという状況です。延期されたビビアーノ・フェルナンデス✖ジョン・リネケルの一戦の行方を占ってもられないでしょうか。

「いやぁ、難しいよ。ビビアーノの柔術の世界王者で、素晴らしいグラップラーだ。だけどリネケルをテイクダウンできるとは思わない。どちらかをピックするとすれば、ジョン・リネケルだね」

──つまりファブリシオの次のターゲットはリネケルになるわけですね。

「そうだね。実はサトーと戦う前にリネケルには戦おうと呼びかけたんだ。リアクションはなかったけど(笑)」

──世界への挑戦権を得るためにリー・カイウェン戦では、どのような試合をしないといけないと思っていますか。

「KOして、レベルの違いを見せること──かな」

──ファブリシオ、今日はありがとうございました。最後に一足早く、ファブリシオの潜在能力の高さに気付いている日本のファンに一言お願いします。

「日本のファンが僕のことを応援してくれるようになると、こんな喜びはないよ。サトーとの試合では、皆が僕をサポートすることはできなかったはずだし。でもリー・カイウェン戦では、僕を応援してほしい」

■視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後8時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時30分~ONE Super App

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

<キック・ライト級/3分3R>
ムスタファ・ハイダ(イタリア)
アリアン・サディコビッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)
リー・カイウェン(中国)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ジョセフ・ラシリ(イタリア)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

The post 【ONE Winter Warriors02】中国の五味隆典=リー・カイウェンと対戦、アンドラジ「とても無駄が多い」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFN198 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ

【UFN198】殴られ、倒され。組んで、引き込み。スイープからコントロールで勝利。This is ハニ・ヤヒーラ!!

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
カン・ギョンホ(韓国)

左フックのカン・ギョンホ、ハニはローを返す。素早いジャブ、ローを繰り出したカン・ギョンホの飛びヒザをキャッチしたハニがシングルレッグでケージに押し込む。ダブルレッグに切り替え、クラッチしたハニがカン・ギョンホに尻もちをつかせ両足を束ねていく。さらにボディロックからバックにまわったハニは、自ら後方に倒れ込もうとしたがカン・ギョンホが耐える。

強引に寝転がったハニは、下になる形となり足関節へ。カン・ギョンホが足を抜いてスタンドに戻るや、左ジャブを連続で伸ばし、右フックを2つ入れる。さらにジャブから右を続けるカン・ギョンホに対し、ハニが後ろ回し蹴りも姿勢を乱す。立ち上がるのを待ったカン・ギョンホがワンツーを入れ、動きが鈍ったハニに再度ワンツーを決める。引き込み気味にダウンしたハニに対し、カン・ギョンホはローを蹴り、パウンドにはいかない。

カン・ギョンホはハニを立たせてアッパーを決める。さらにローを蹴られた構えを変えたハニは、シングルレッグを切られて引き込み、ハーフから潜っていく。ディープハーフのハニに対し、スプロールで背中伸ばし耐えたカン・ギョンホが初回を取った。

2R、左フックに右を当てたカン・ギョンホはダブルレッグを切るが、続くローにテイクダウを合わされる。背中をつかせたハニはハーフからスクランブル狙いのカン・ギョンホに対し、一気にバックに回る。ワンフックから四の字フック、RNCを狙いハニは手首を掴んで防ぐカン・ギョンホに対し、焦ることなくバックキープする。

アゴの前に来る腕の手首を掴んで対処し続けるカン・ギョンホに対し、ハニは右腕で肩を掴み圧を掛ける。ここもリストコントロールで防いだカン・ギョンホは、後方からパンチを受けながらも体を振って対応する。残り1分、尻をずらすことができないカン・ギョンホだが、マウントへ移行することもうつ伏せになることも防ぎ試合は最終回を迎えることとなった。

3R、パンチの交換に応じたハニは右クロスを受けて下がると追撃を受け、左に回るところで右を被弾する。たまらずダブルレッグに出たハニはかわされて体が伸びて腹ばいになる。必死にガードを取り直したハニが、ギロチンからスイープしトップへ。すぐにシングルに出たカン・ギョンホだが、アームインギロチンの仕掛けに正座状態で耐えると、ハニはバックに回って腹固めへ。

ここも必至で凌いだカン・ギョンホから、バックに回ったハニは自ら後方に寝転がり、体を起こしてトップを取り切る。ハーフで抑えられたカン・ギョンホは、ワキ差しパスの圧に体を起こしていき、バタフライからクローズドガードへ。ハニは細かいパンチを落とし、足を一本抜く。肩固め狙いは身をよじって防いだカン・ギョンホだが、背中をつけた状態が続く。シングルを許さないハニがクローズドのカン・ギョンホに胸を合わせた状態で試合は残り1分を切る。

四の字フックでクローズドを組むカン・ギョンホは、これはスクランブルを諦めたか。フレームを創らせず、殴り続けたハニ。KOパワーはないが、このままトップをキープし続けたハニは、試合終了と直後に右手を突き上げて叫び声を挙げた。

結果、ジャッジ3者が29-28をつけ、ハニは判定勝ち──「人間として、ファイターとして成長し、向上するよう練習してきた。新しいテクニックを身につけ、新しいことに挑む。カン・ギョンホは僕が何をするのか、完全に分かって対処してきた。パンチを受け、倒されたけど上を取れて良かった。チームメイトの1人が、僕が3Rは戦わる逃げ切ることに対して、『初回はどっちが取ろうが、より良い技術を見せ、2Rも体力を残す。そして3Rももっと戦うんだ』と言ってくれた。この言葉にインスパイされたんだ。僕はトップを取るとフィニッシュを狙い、待つことなくエネルギーを使って来た。今日はポジションをキープするために、呼吸をしてリラックスして戦ったんだ。そして良いポジションを取り続けた。どんな手段をとっても勝ちたかった。そうやって長い間練習してきた成果が出た。皆に感謝している。特別な瞬間だ」と話した。


The post 【UFN198】殴られ、倒され。組んで、引き込み。スイープからコントロールで勝利。This is ハニ・ヤヒーラ!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA ONE UFC UFN198 エイドリアン・ヤネス カン・ギョンホ スタンプ・フェアテックス タリア・サントス テレンス・マッキニー デイヴィー・グラント ナタン・レヴィ ハニ・ヤヒーラ マイケル・キエーサ ミーシャ・テイト ラファ・ガルシア ルピタ・ゴディネス ローマ・ルックンブンミー

【UFN198】ゴディネス戦へ、ローマ・ルックンブンミー「私がUFC、スタンプがONEで成功するのが夢」

【写真】ローマと右がジョージ・ヒックマン、タイガームエタイMMAチームのヘッドコーチ (C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスはUFC APEXで開催されるUFN198:UFN on ESPN+56「Vieira vs Tate」でローマ・ルックンブンミーがルピタ・ゴディネスと対戦する。

ムエタイベース、本来はアトム級だったローマはUFCで戦うために肉体改造に努め、今では減量が必要になるほどに。コロナ禍でも戦い続けるローマに、母国でのMMA人気の上昇、そしてもう1人のムエタイ出身のMMAファイター=スタンプ・フェアテックスについて尋ねた。


──ローマ、ルピタ・ゴディネスと土曜日に試合をします。今の気持ちを教えてください。

「凄くワクワクしていて、今すぐにでも試合がしたいぐらいよ」

──前回の試合前はコーチのジョージ・ヒックマンとガレージで練習するという状況でしたが、今はワクチンパスポートがあればプーケットは隔離無しに観光客を受け入れています。トレーニングの状況も前回とは違いましたか。

「プーケットはもう、ほとんど普通ね。もうコロナの影響もなくて、今回のキャンプは以前のようにコーチと練習仲間と行うことができたわ。米国入国もワクチンパスポートを取得したから、凄くイージーだった」

──では心身ともに前回の試合の時より充実しているということですね。

「フィジカルもメンタルも強くなっている。スポーツ・サイコロジストについてもらって、気持ちの方も万全よ。フィジカルトレーニングも含め、通常通りのトレーニングをこなすことができたから、今はダイエットが上手くいくようにって感じね」

──ストロー級で戦うのに、減量が必要になったのですね!!

「大きくなったの。でもただ食べて大きくなったわけじゃない。しっかりと練習して、ヘルシーな状態に体が大きくなったから、減量が必要になって。そして減量も上手くいっているわ」

──もうストロー級で戦っても、フィジカルでディズアドバンテージがあるとは思わない?

「ストロー級でフィジカルが劣っているとは思ってないわ。フィジカルトレーニングに力を入れて、体を大きくして、パワーもついたし体も強くなったから」

──ではゴディネスの印象を教えてください。

「いつも言っているけど、私は対戦相手のことは考えていなくてベストの状態で戦えるよう準備してきたの」

──ゴディネスはワンツーの強いパンチャーですが、レスリングや柔術もUFCでは見せています。

「私も柔術とレスリングの練習はしっかりとしているし、柔術とレスリングで攻撃してくるなら、そこで対抗できるから楽しみにしているわ」

──ところでパンデミック後、ムエタイの活動も下火です。この間、UFCはショーを続けローマも戦い続けてきました。コロナ禍でタイの人はMMAにさらに興味を持つようになったと思いますか。

「コロナが関係しているか分からないけど、MMA人気は確実にタイで高くなっている。特に若い世代、私のファンも『ローマのようにMMAで戦いたい』というようになっているし」

──ローマがインスパイアしたということですね。

「私のようにMMAを戦いたいとタイの女性が思ってくれることは、凄く嬉しいわ。誰もが夢を持つことが重要だし、夢を掴むために前に進むべきだから」

──ところで日本ではタイの女子MMAファイターといえばローマ、アム・ザ・ロケット、そしてスタンプ・フェアテックスの3人を指すと言っても過言でないです。アムはコロナの影響で試合をしていないですが、スタンプはローマと同様にシンガポールのONEを舞台に戦い続けています。プロモーションは違いますが、スタンプの活躍をどのように捉えていますか。

「私たちは子供の頃にムエタイで試合をしたこともあるの。スタンプは友人の1人で互いにサポートをし合い、モチベーションを与え合って来た仲なの。だから、彼女の活躍は凄く嬉しいわ。スタンプという同じ国の女子選手の頑張りは、私にとってポジティブな影響しかない。同じタイ人として、戦っている場所は違うけど互いの存在が力になっている。

スタンプが勝てば私はとても嬉しいしい、もっと頑張ろうと思えるの。UFCで私が成功を収め、スタンプがONEで成功する。それが私の夢よ」

■視聴方法(予定)
11月20日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN198対戦カード

<女子バンタム級/5分5R>
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
ミーシャ・テイト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
カン・ギョンホ(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョジョ・カルダーウッド(英国)
タリア・サントス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
デイヴィー・グラント(英国)

<ライト級/5分3R>
ラファ・ガルシア(メキシコ)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー(米国)
フェレス・ジアム(フランス)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン(米国)
アオリーチーラン(中国)

<フェザー級/5分3R>
シャ・イラン(中国)
ショーン・ソリアーノ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピニェーロ(ブラジル)
サム・ヒューズ(米国)

The post 【UFN198】ゴディネス戦へ、ローマ・ルックンブンミー「私がUFC、スタンプがONEで成功するのが夢」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA MMA UFC UFN198 エイドリアン・ヤネス カン・ギョンホ スティーブン・トンプソン タリア・サントス テレンス・マッキニー デイヴィー・グラント ナタン・レヴィ ハニ・ヤヒーラ マイケル・キエーサ ミーシャ・テイト ラファ・ガルシア

【UFN198】要注目。ダビデの星を背負った極真魂&上地流空手、ナタン・レヴィがUFCデビュー戦へ

【写真】ナタン・レヴィ、どのようなMMAをオクタゴンで披露するか(C)Zuffa/UFC

20日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN198:UFN on ESPN+56「Vieira vs Tate」でナタン・レヴィがUFCデビュー戦をラファ・ガルシアを相手に迎える。

2018年のMMAデビューからLFAで5連勝し、昨年のコンテンダーシリーズに出場機会を得ると本来はフェザー級ながら、対戦相手シャヒーン・サンタナが大幅に体重オーバー。160ポンドという1階級以上重い契約体重戦に臨むことに。

そしてサンタナを僅か53秒肩固めで下し、ダナ・ホワイトの「ハリウッドのエージェンシーが夢中になっているはずだ」という言葉とともに契約がなった。


1991年9月、パリ生まれのイスラエル人ファイターのレヴィは、5歳で両親の離婚に伴い母親の母国であるイスラエルに移り住む。そして15歳の時にカンフーと空手を始め、彼のマーシャルアーツ・ジャーニーが始まった。

18歳の時に沖縄に滞在し、上地流空手の黒帯になると帰国して空手の指導を生業としていた。その後、MMAをTV で見てこの道を進むことを決意するや、米国行きを決める。当初はサンディエゴに滞在も、MMAをやるならラスベガスという声を聞き、当てもなくMMAのメッカに。

現在はシンジケートMMA所属で、6勝0敗で3つの一本勝ちを残している。レヴィはこの間、東京を訪れ極真空手を稽古を続けた。詳細は明らかとなっていないが、毎年のように来日し、極真流のフルコンタクト空手を行うと同時に、空手の原理を忘れないために上地流空手で学んだ型の稽古を続けていたという。

とはいえ前述したように、レヴィは3度の一本勝ちがあり、そのファイトスタイルからは伝統派も、極真も空手色は感じられない。実際にレヴィ自身が米国のメディアでリョート・マチダでも、スティーブン・トンプソンのようでもないと指摘される──「MMAで空手を使おうとするのは、エゴだ。でも、空手の原理、そして極真で学んだフィジカルを使った空手はMMAに生きる」と発言している。

それでいて足払いをMMAに生かすなど、幻想が果てしなく広がるレヴィ、その初陣に要注目だ。

■視聴方法(予定)
11月21日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN198対戦カード

<女子バンタム級/5分5R>
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
ミーシャ・テイト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
カン・ギョンホ(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョジョ・カルダーウッド(英国)
タリア・サントス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
デイヴィー・グラント(英国)

<ライト級/5分3R>
ラファ・ガルシア(メキシコ)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブーミー(タイ)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー(米国)
フェレス・ジアム(フランス)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン(米国)
アオリーチーラン(中国)

<フェザー級/5分3R>
シャ・イラン(中国)
ショーン・ソリアーノ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピニェーロ(ブラジル)
サム・ヒューズ(米国)

The post 【UFN198】要注目。ダビデの星を背負った極真魂&上地流空手、ナタン・レヴィがUFCデビュー戦へ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFC UFN198   エイドリアン・ヤネス カン・ギョンホ タリア・サントス テレンス・マッキニー デイヴィー・グラント ハニ・ヤヒーラ マイケル・キエーサ ミーシャ・テイト

【UFN198】仕切り直しのカン・ギョンホ戦。ハニ・ヤヒーラ「フレッシュで居続けられることに秘密はない」

【写真】ハニは2020年代のソネッカか (C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスはUFC APEXで開催されるUFN198:UFN on ESPN+56「Vieira vs Tate」にハニ・ヤヒーラが出場し、カン・ギョンホと対戦する。

本来は7月31日に組まれていた両者の一戦は、計量後にハニが新型コロナウィルスに感染していることが判明し、キャンセルされた。4カ月遅れで、カン・ギョンホと相対するハニはさらなる自信をもってケージに足を踏み入れる。

36歳、衰えることを知らない働き蟻ファイトを続けられるハニに、その理由を尋ねた。


──ハニ、土曜日にカン・ギョンホと戦います。本来は7月に対戦予定でしたが、ハニが直前でコロナ陽性となり流れたカードです。

「検査で陽性になり、ガッカリさせられたよ。微熱はあったけど、1日だけ体調が悪くて2日後には問題なくなっていた」

──そうだったのですね。ただ隔離も必要ですし、後遺症もなかったですか。

「隔離は10日間、まぁしょうがないよ。誰もが経験していることだし後遺症は全くなかったよ」

──用心したうえで陽性になることは、もう防ぎようがないですからね。ただ、対戦相手のカン・ギョンホには申し訳ないないという気持ちになりませんでしたか。

「ノー、ノー。なぜ? どうして、申し訳ないと思わないといけないんだ。誰にだって起こることだよ。たまたま僕が陽性になっただけで、彼がなっていたかもしれない。そういう世界になっているのに、彼に謝るなんてないよ。計量もフェイスオフもして、戦えなかった。でも、また戦うことになった相手だしそんな気持ちはないよ。

そうかぁ、日本の人たちはそこで対戦相手に悪いっていう気持ちになるんだ。あぁ、文化や精神構造の違いだね。日本の皆は礼儀正しいし、サムライ・メンタリティを持っているからなぁ。僕としてはさっきも言ったように、誰もが陽性になる可能性があり、あの時はたまたま僕だったとしか思わないんだ」

──なるほど(笑)。では改めてカン・ギョンホの印象を教えてください。

「良い選手だ。動きも良い。ただし、何も特別なところはない。打撃も普通で、テイクダウンは時折り光るものがあるけど、トップコントロールは上手くない。トップでバランスを保てない。彼のゲームは穴だらけだよ。良い選手だけど、僕の方が上だ。

僕の攻撃の方が、デンジャラスだ。彼は相手の攻撃を見過ぎている。彼よりも僕にはフィニッシュ能力がある」

──テイクダウンはあって、コントロールは良くない。だからスクランブルが多いのですね。対してハニはスクランブルを許さないように戦います。

「そうだね。僕はフィニッシュ野郎だ。いつだってフィニッシュを狙っている。と同時に、フィニッシュに至らなくても判定勝ちできるのが僕の戦い方だよ。つまり、勝利を得るために色々な方向で戦うことができるということ。それでも、僕はフィニッシュ野郎なんだ(笑)」

──それだけ幅のあるファイトができるということですね。一か八かのフィニッシュ狙いよりも、フィニッシュが判定勝ちの先にある。それこそ安定して戦えることといえます。

「僕は柔術の大会に出ながら成長したといっても良い。その時から常にフィニッシュを狙っていた。ノーギのグラップリング・マッチで戦うようになり、MMAに転じたけど、そこに変わりはない。それが僕の一部だ。

ただし、さっきも言ったように一本勝ちできなくても、判定勝ちできる術を身に着けている。ルールに則して戦い、判定勝ちもできる。ポイントを取ってコントロールすることと、サブミッションを極めることが一致しているんだよ」

──ハニがMMAを始めたころはテイクダウンを奪うと、相手もガードポジションを取って寝技の攻防が続きました。ただし、今のMMAはスクランブル時代になり背中をつけて戦う局面は明らかに減少しています。スクランブル力も上がった。ハニもコントロールすることが大変になったのではないでしょうか。

「そこに準じた戦い方がいくらでも存在している。そして、その戦い方にあった技術を研究し続けている。以前と同じ戦い方じゃない。僕の戦いにも新しい要素が加わっているからね。だからスクランブルが増えても、僕はコントロールし続けることができるんだ。今も成長──進化し続けている」

──ハニはずっとフレッシュですよね。ダメージの蓄積が感じられないです。

「アハハハハ。ヘルシーなライフスタイル、そこが基本だよ。しっかりと野菜を摂って、フルーツを食べる。何よりもボディだけなく、精神状態を健康にしておくことだよ。そして頭を使ったトレーニングをすることかな。もう以前のようなワイルドな練習はしなくなった。強度の高いスパーリングを時折りして、あとは無茶な練習は控えるようになったんだ。自分をコントロールすること。フレッシュで居続けられることにシークレットはない。けど、たくさんの要素が混ざり合っている」

──ブラジルの料理は凄く美味しいですが、塩辛いですよね。

「バランスだよ。何よりファイトキャンプになってから食事のことを考えるんじゃなくて、常に良い食事を摂ることだよね。そして水をたくさん飲むことかな。それが基本だよ。それと針灸を毎週している。普段から心掛けているのはストレッチ、ヨガも毎日欠かさずやっているよ」

──もうファイターとしてだけでなく、ライフを考えた生活習慣ですね。

「そうやって心掛けていることで、競技者として少しずつ良い要素が積み重なっているはずだ」

──参考にさせていただきます。では4カ月遅れで、ハニのファイトを楽しみにしている日本のファンに一言お願いします。

「僕が日本のファンに伝えたい一言は、アリガトゴザイマスさ。日本のファンは、世界中のどこの人達よりも僕の試合をより理解してくれる。また、皆に会いたいね」

■視聴方法(予定)
11月14日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN198対戦カード

<女子バンタム級/5分5R>
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
ミーシャ・テイト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
カン・ギョンホ(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョジョ・カルダーウッド(英国)
タリア・サントス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
デイヴィー・グラント(英国)

<ライト級/5分3R>
ラファ・ガルシア(メキシコ)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブーミー(タイ)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー(米国)
フェレス・ジアム(フランス)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン(米国)
アオリーチーラン(中国)

<フェザー級/5分3R>
シャ・イラン(中国)
ショーン・ソリアーノ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピニェーロ(ブラジル)
サム・ヒューズ(米国)

The post 【UFN198】仕切り直しのカン・ギョンホ戦。ハニ・ヤヒーラ「フレッシュで居続けられることに秘密はない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
K-MMA MMA ROAD FC UFC UFC ESPN28 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ ブログ

【UFC ESPN28】プサン産永久電池カン・ギョンホ「ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはない」

【写真】まさにムサの面持ち、カン・ギョンホ(C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催され、カン・ギョンホがハニ・ヤヒーラと対戦する。

兵役、コロナ禍と試合間隔が2度も大きく空いたUFCキャリアながらカン・ギョンホはこれまで、オクタゴンで6勝2敗と大きく勝ち越している。K-MMA界の永久電池、スクランブルで無類の強さを見せるカン・ギョンホにハニ・ヤヒーラ戦に向けて、その心境をZoomインタビューで訊いた。


──ハニ・ヤヒーラ戦が近づいてきましたが、調子はいかがですか。

「時差ボケもなく、全て上手くいっています」

──20カ月間、試合から離れていましたが、いよいよオクタゴンに戻ることができます。

「長い間試合はできなかった分、ケガもなくしっかりと体を休めることができたので、試合が決まればすぐに最高の状態で戦いに戻ることができました」

──ROAD FCが活動を再開し、Double GFCやAngel’s FCはコロナ禍でも継続的にイベントを開いてきました。チームメイトも試合があったかと思いますが、この状況にフランスとレーションは感じなかったですか。

「練習をするということにおいて、何も変りはないですから大丈夫でした。チームメイトの試合を見て、他の大会の試合をチェックしつつ、自分の練習に集中してきました。そうすることでフラストレーションも感じないですし、モチベーションを保つことができました」

──韓国のコロナの状況はソウルからの情報が多く入ってくるのですが、プサンのことはあまり伝わってきません。この試合に向けて、練習は問題なかったですか。

「プサンの感染者が多くなっている時は、練習にも少し影響が出ましたが、状況を整えてすぐにキャンプに入ることが出来ました。マスクの使用や、人数制限、練習に参加した人間を明確リスト化するなど規則はありましたが、それだけのことでした。人数は時々で違い、5人の時もあり、10人が最大という感じでしたね」

──チームMADは20人ぐらいで激しい練習をする印象が強いのですが、そういうわけにはいかないですね。

「そうはいかないですよね。でも、人数制限がなくても自分の体格を考えると、スパーリング相手は限定されてきますし、本当にそこまで困難なことはなかったです」

──ではハニ・ヤヒーラの印象を教えてください。

計量は両者揃って136ポンドでパスしている(C)Zuffa/UFC

「ベテランです。そして絶対的にグラウンドが強い。ずっと彼の試合を見てきたので、ハニ・ヤヒーラと戦えることはとても嬉しいです」

──ハニはテイクダウンから、寝技で仕留めようとする選手です。一方、カン・ギョンホ選手はスクランブルを得意としています。寝技を拒絶する自信はどれだけありますか。

「寝技になることを頭にいれて準備をしてきました。ただし、トップコントロールしようとしてきても、自分のレスリングは彼よりずっと強いので。そこは自信を持っています」

──ハニが最後まで勝負を諦めないファイターであるなら、カン・ギョンホ選手もスプリットになるような競り合いを繰り返しており、勝負強さには自信があるかと思います。その中で勝負の鍵を握ってくるのは、どういう部分になるでしょうか。

コンディションは万全か(C)Zuffa/UFC

「コンディションでは自分の方が上だと思っています。ハニ・ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはないです。そこが大きなアドバンテージになり、判定になっても落とすようなことはありません。

もちろん、試合前なのでどのような戦いをするのか詳細を話すことはできませんが、自分も最近の試合は判定勝利が多いですが、以前は数多くの試合でフィニッシュしてきました。今回もフィニッシュを狙っています」

──では、最後に日本のファンに一言メッセージをお願いします。

「しっかりと準備をしてきました。皆さんのサポートに感謝しています。日本の皆さんもコロナ禍において、安全に過ごしてください」

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

The post 【UFC ESPN28】プサン産永久電池カン・ギョンホ「ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはない」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview UFC UFC ESPN28 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ ブログ

【UFC ESPN28】コメイン登場ハニ・ヤヒーラ─02─「僕はファイターでも競技者でもない。愛好家なんだ」

【写真】これがハニ・ヤヒーラ・スタイル(C)Zuffa/UFC

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催される。同大会のコメインでカン・ギョンホと戦うハニ・ヤヒーラ・インタビュー後編。

UFC在籍10年を越えた寝業師は、万年プレリミ出場から3試合連続一本勝ちをし、ついにズッファ首脳の信頼を勝ち取り──今回は上から2つ目で戦う。攻め一辺倒、スタミナ切れ上等の根性ファイトを常に続けてきたヤヒーラは、金原正徳戦秘話を含め、この試合への自信の言葉を訊いた。

<ハニ・ヤヒーラ・インタビューPart.01はコチラから>


──それでもスクランブルの技術に磨きがかかったことで、トップコントロールを続けることは難しくなっていると感じることはないですか。

「それは……そうだね。でも、そうさせないための術を身につけるために相当な時間を使って自分の技術を磨いてきたからね。どういう風に重心を相手に掛けて、トップをキープできるか。

何千本というスパーリングで、常に僕の相手はスクランブルを狙い、僕の抑え込みから逃れようとして来た。そのたびに僕のトップコントロールは強固になってきたんだ。テイクダウンもそうだけど、そこからのポジションというのは無数に存在している」

──相当に疲弊しても、ハニは勝負を諦めることがありません。勝とうが負けようが、常に対戦相手よりも疲れ切っています。それでも最後まで戦い抜く姿勢が、いつも胸に残ります。

「ありがとう。そういってもらえると、本当に嬉しいよ」

──特に金原選手と戦った際には、オクタゴンを下りた直後にケージサイドで倒れこんでしまっていましたよね。

「カネハラと戦った時のことは、僕も忘れられないよ。なんせ試合後に吐いてしまったからね……。あの時は、減量後のリカバリーに初めてサプリメントを飲用したんだ。それまでサプリメントを摂ったことはなかったけど、あの時は2時間ごとに飲んでみた。

それが全く体に合わらなくて、リカバリーどころか試合前まで体調がすぐれなくなってしまって。実は試合中もずっと気持ちが悪かったんだ。体の調子がおかしなままで戦ったんだけど、試合を終えると我慢できなくなって吐いてしまった。そのまま病院に直行だったよ。だから、あの試合の動きは最悪だったんだ……」

──いやぁ、そんなことがあったのですね。逆にそのような状態であれだけの試合を金原選手とやってのけ、最後まで諦めなかったことに改めて尊敬するのみです。

「諦めることは絶対にない。でも、そこが日本の皆に伝わってくれていると嬉しいよ」

──それは絶対です。そして、今回の対戦相手のカン・ギョンホもスクランブルの強い相手ですね。

「その通りだね。グッド・スクランブル・ファイターだ。テイクダウンも強いよ。打撃をそれほど使わず、組んで戦うね。ただし、サブミッションは本当に基本的なモノしか持っていない。グラウンドに持ち込んでも、そこからの試合はごくごく並みのレベルだ。グラウンドで勝つチャンスは十分にある」

──今、ハニはどこを目標にUFCで戦い続けているのですか。

「今は、ただこの試合に勝つことだけを考えているよ。カン・ギョンホをぶっ飛ばすだけだよ」

──では36歳になったことについて、どのように捉えていますか。

「年齢は関係ないよ。今、キャリアの頂点にある。ようやくUFCの僕に対する待遇も良くなってきた。僕はね、ファイターでも競技者でないんだ。好きなことを続けているだけの愛好家なんだよ。前の試合も勝っているし、これからも勝てる。このまま突き進むよ」

──確かにこれだけ長い間UFCで戦ってきておきながら、ずっとプレリミでの登用が続きました。

「それが今回はコメインだからね。UFCが僕の力を認めてくれたことは、感謝しているよ。3試合連続で一本勝ちできたのが大きかったと思う。そして過去4つの勝利は全て一本勝ちだし。だから、UFCもこの順番で僕の試合を組んだんだろうね。彼らが何を求めているのかは理解しているつもりだよ」

──では今回も柔術、そしてビッグハートをハニが見せてくれることを期待しています。

「僕の持つ全てのテクニックを見てほしい。ウォリアースピリッツを持って、前に出続けるところ見てほしい。そして、何よりも大切な戦略に基づいた試合を皆に見てもらうよ。戦略なしで試合は戦えないし、人生を生き抜くことはできない。

そして6度、試合をした時に数多くのことを学ぶことができた日本の皆に感謝している。日本には素晴らしい思い出しかない。僕は日本の文化に憧れてきた。そして柔術は日本のアートだ。日本のファンは僕がオクタゴンで戦っている時は、日本を代表して戦っていると思ってほしい。今も熱烈なサポートを日本のファンがしてくれることを光栄に思っているよ」

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

The post 【UFC ESPN28】コメイン登場ハニ・ヤヒーラ─02─「僕はファイターでも競技者でもない。愛好家なんだ」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
AJ・マッキー BELLATOR Bellator263 UFC カン・ギョンホ キック ハニ・ヤヒーラ

UFC on ESPN28:オッズ/予想と展望

ユライア・ホール 2.65
ショーン・ストリックランド 1.53
カン・ギョンホ 1.83
ハニ・ヤヒーラ 2.00
シャイアン・ベイズ 1.61
グロリア・ジ・パラウ 2.45
ジャレッド・ゴードン 2.60
ニクラス・シュトルツェ 1.51
ザルーク・アダーシェフ 2.20
ライアン・ベノイ 1.71
ブライアン・バーバリー1.38
ジェイソン・ウィット 3.20
ウー・ヤナン 3.05
ニコ・モンターニョ 1.41
メルシック・バグダザリアン 1.71
コリン・アングリン 2.20
クリス・グレッツェマーカー 3.25
ラファ・ガルシア 1.32
ダニー・チャベス 1.95
カイ・カマカ 1.87
ジン・ユ・フレイ 2.30
アシュリー・ヨーダ1.67
ロニー・ローレンス 1.68
トレヴィン・ジャイルス 2.27
フィリップ・ロウ 2.25
オリオン・コシ 1.69

今回はBellator263とバッティング(第1試合開始時間・メインカード開始時間ともに)しているUFC。BellatorがP4P1位のパトリシオ・ピットブル vs. 無敗の超新星AJ・マッキーのバンタム級トーナメント決勝をメインにしているのに対し、UFCのメインはかなり地味(セミ以下はどちらも地味)。

TUFに出場している時から「ネクストアンデウソン」として期待されていたホールだが、TUF決勝で16番人気のケルヴィン・ガステラムに敗れると、次戦でも敗れて壮大な出落ちキャラに。リリースがかかった3戦目で勝ってからは勝ち星もついてくるようになり、日本大会ではゲガール・ムサシをジャンピングローリングソバットでKOしインパクトを残した。が、そこからまた3連敗となり、年齢的にもベテランの域に入り、普通の中堅ファイターのポジションに。

コロナ禍で組まれたアンデウソンのUFC引退試合では、全盛期の力がないアンデウソンにKO勝ち(なお、それ以前にヴィトー・ベウフォートのUFC引退試合も組まれたことがあったが、減量による体調不良で欠場し流している)。前回は元ミドル級王者ワイドマンと対戦すると、開始早々のカーフキックをカットしたところでワイドマンがスネの骨を折り17秒でTKO勝ち。実力の評価をしていいか迷う勝利ではあるが、とりあえずUFC契約後最多の4連勝をマークしている。

相手はランキング11位のショーン・ストリックランド。バイク事故で2年のブランクがあり、昨年10月の再起戦から階級を上げている。再起戦で判定勝ちすると、欠場選手の代役として2週間後に急遽組まれた試合でも1RKO勝ちしランクイン。今年5月の試合でも元ランカーのクシシュトフ・ジョッコに勝利し、こちらも階級をまたいで4連勝としている。

両者ともストライカー。アンデウソン戦は相手の衰え、ワイドマン戦はワイドマンのアンラッキーと思われているのか、オッズではストリックランドがフェイバリット。ストリックランドもランカーとの対戦はこれが初めてで、未知数の部分が多い。

ダメージの蓄積がない分、ストリックランド判定勝ちと予想。

セミは日本人との対戦経験が多い者同士のカード。ギョンホはUFC6勝のうち、3勝(清水・田中・夜叉坊)が日本人、ヤヒーラはWEC時代も含めて日本人4勝1敗(廣田・田中・金原・前田に勝ち、水垣に負け)。さらにはHERO'Sにも出場していた。27勝中21の一本勝ちという極めの強さを持ちながら、UFCでは全く評価されず、UFC19戦目にしてようやく初のセミ。しかしオッズでは兵役による3年以上のブランク明け後4勝1敗のギョンホが優勢となっている。

第1試合開始は8月1日朝7時。速報します。

 

カテゴリー
UFC UFC ESPN28 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ ブログ

【UFC ESPN28】10年間、UFCで戦い続ける寝業師ハニ・ヤヒーラ─01─「僕が寝技で戦うのは自然なこと」

【写真】36歳になっても童顔!! ハニ・ヤヒーラ(C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催される。同大会のコメインでカン・ギョンホと戦うのは、ハニ・ヤヒーラだ。

寝技にいけばブーイング、そんな世界の最高峰での活動期間は10年が過ぎた。WEC時代を含め戦績は16勝7敗1分(1NC)、特筆すべきは前述したように今も寝技の局面を嫌う北米のファンの前で、ハニはこれだけの試合をこなし──スポットを浴び続ける数は決して多くなくてもオクタゴンで戦い続けてきた。

それこそ、ハニのファイトスタイルに通じる──他に比肩するファイターがいないファイトライフだ。


──ハニ、お久しぶりです。

「久しぶり。元気でやっているかい? オレンジカウンティで会ってから、どれぐらいだろう?」

──あれは2006年だったと思います。植松直哉選手やタクミ選手とOC JJを訪れたのはもう15年も前、ハニは21歳でした(笑)。でも、今もハニのUFCでの試合を見るのが楽しみでならないです。

「ありがとう。そう言ってもらえて、凄く嬉しいよ」

──土曜日にカン・ギョンホと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「とても良いよ。試合まで最後の週になり、順調に練習をして減量も上手くいっている。今回の試合に関しては、凄く自信があるよ」

──試合前のキャンプはATTで行ったのですか。

「そうだね。3週間ほどATTでキャンプをした。その前はブラジリアの僕のアカデミーでチームメイトと調整してきた。良いキャンプだったよ。ATTには数多くのハイレベル・ファイターが在籍しているからね」

──ハニのジムということは、もうアタイジ・ジュニオールの下ではトレーニングを行っていないということですか。

「ノー、もうアタイジとはやっていない。3年前にハニ・ヤヒーラBJJをオープンさせて、それからは自分のチームで練習してきたんだ」

──3年前ですか!! ということはアカデミーを開いて、半分はコロナ禍ということですね。さぞかし大変だったかと。

「本当にね。簡単ではなかったよ。ただし、逆を言えば自分のアカデミーを持っていたことで、僕自身の練習を続けることができたともいえるんだ。アカデミーの教え子の指導はできなくても、プロファイターとトレーニングはしてきたから。ようやく一般の会員も、ファイターも練習ができるようなったよ」

──それは何よりです。ブラジルからは痛ましいニュースばかりが伝わって来ていたので。

「凄く状況は良くなっているよ。ブラジリアは特に良くなっていると思う。まだ、いくつかの州や都市では社会生活がオープンになっていないけど、ブラジリアンはもう大丈夫だよ。まだ皆がマスクをしているけど、ブラジリアの人間はワクチン接種を済ませているからね。少しずつだけど、ブラジル全土が社会生活を回復させているよ」

──ではブラジリアでの調整も問題なかったということですね。

「そうだね。グスタボ・ラバレダの指導の下、ローカルファイターと練習し、フッキ・コルベーリョというボクシング・コーチもいるからね。自分のアカデミーを開く前……2017年からATTでも練習するようになり、最後の仕上げはATTで行ってきたよ」

──ATTではアタイジ・ジュニオール門下時代の同門、ミキーニョ(アドリアーノ・モライシュ)も在籍していますね。

「ミキーニョは一番最初にATTに行った人間で、そして僕が続いてからヘナト・モイカノ、フランシスコ・マサランドゥ(トリナルド)もATTで練習するようになった。僕らは皆、同じアカデミーからATTに移ったんだ」

──凄い顔ぶれですね。ところでMMAはウェルラウンド化して、随分と経ちますが、ハニは常にテイクダウンから寝技で勝負を賭けていますね。

「僕はMMAファイターだよ。ファイト哲学はそう、僕はミックスマーシャルアーチストだ。どの局面でも戦える。ただし、僕のファイトはグラウンドで勝負するもの。寝技で戦うための打撃のアプローチがある。時にはグラウンドへ移行しない時もあるけど、グラウンドで戦うことはごく自然なことだから。

一度、寝技に持ち込めば楽しく戦える。そして、絶対的に僕にアドバンテージがある。だからといって、打撃を使わず戦ったことはUFCでもないはずだよ」

──そうですね。もちろん、寝技でのハニは無敵です。ただし、今やストライカーの誰もがテイクダウン防御を身につけており、寝技に持ち込むこと自体が大変です。苦労した結果、寝技に持ち込んでも多くのファイターはハニと寝技の攻防を望まず、まず第一にスクランブルから立ち上がることに専念します。ハニが日本で戦っていた頃と違い、寝技には寝技で対抗することが、とても少なくなりました。

「その通りだよね。でも、さっきも言ったようにグラウンドに持ち込むことが自然なんだよ。意識してそうしているわけじゃない。僕にとって、ファイトとはそういうものなんだ。それによってスタミナを失うこともあるけど、それが僕の戦いなんだ。スパーリングの時から、そこは変わらないよ。

試合でもスパーリングでも、相手は倒されないように戦う。でも、僕は常にテイクダウンを奪っている。それが普通のことなんだ。そのために僕の打撃がある。それは寝技に応じないで、立ち上がることを第一としている選手を相手にした時も同じさ。

彼らは僕の打撃を軽く見ている。確かに打撃でKOするわけじゃない。でも、テイクダウンするための打撃をもう、ずっと練習してきたんだ。それにテイクダウンできなければ、引き込んでスイープすれば良い。僕が寝技で戦うための入り口は、いくらでも存在しているんだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

The post 【UFC ESPN28】10年間、UFCで戦い続ける寝業師ハニ・ヤヒーラ─01─「僕が寝技で戦うのは自然なこと」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFN ESPN+45 UFN187 ハニ・ヤヒーラ ブログ レイ・ロドリゲス

【UFN187】That is ハニ・ヤヒーラ。渾身のテイクダウンから抑え続け、肩固めでロドリゲスを破る

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
Def.2R3分09秒by 肩固め
レイ・ロドリゲス(米国)

ガードの上から右ハイを蹴ったロドリゲスが右を当てる。即組みに行ったヤヒーラが、ケージに押し込み体を回しながらテイクダウンを奪う。ハーフで抑えたヤヒーラは腰を押され、エビを使われても足を戻させず肩固めの機会を伺う。ケージを蹴り、左腕でヤヒーラを押して耐えるロドリゲスだが、頭を抱え危ない場面も。

枕で抑え殴るヤヒーラが削り、ロドリゲスはスクランブルに持ち込めない。それでもフルガードに戻したロドリゲスの右を足をすぐに越したヤヒーラはブリッジに合わせて、肩固めへ。ロドリゲスが戻し、初回が終わった。

2Rはロドリゲスの左ハイからスタート。ガードしたヤヒーラは続くワンツーフックにガードを固め、ミドルを蹴られながら右を打ち返す。直後にダブルレッグに出ると、シングルに移行して頭を股間の下に入れ、アンクルピックで背中をつかせる。ここも肩固めを狙いつつハーフで抑えるヤヒーラに対し、ロドリゲスがケージキックからエビを使い懸命に左手でフレームを作る。ロドリゲスが足を戻しバタフライフックも、ヤヒーラは左足を越えてパスを決めるや、そのままハーフに戻りつつ肩固めをセットする。

深く入り、ロドリゲスは右手を戻せずタップを強いられた。完全に自分の試合でロドリゲスを破り、UFC生活11年目の初戦を勝利したヤヒーラは「ずっと練習してこの試合に備えてきた。最高の気分だ。この気持ちを味わうために戦っている。凄く幸せだよ。彼の動きは学び、逆側に回れば違う展開に持ち込めると思った」と非常に冷静に勝利を振り返った。


The post 【UFN187】That is ハニ・ヤヒーラ。渾身のテイクダウンから抑え続け、肩固めでロドリゲスを破る first appeared on MMAPLANET.