【写真】見た目は、もう相当に強そうなベコエフ。今回がキャリア21戦目になる(C)LFA
21日(金・現地時間)にコロラド州デンバーのマグネス・アリーナでLFA186「Bekoev vs Foworth」が開催される。メインはイベント名にあるようにアザマット・ベコエフ×チャンシー・フォックスワースのLFAミドル級選手権試合だ。
Text by Manabu Takashima
王者ベコエフはLFAの歴史で初のロシア人チャンピオンで、暫定王座時代を合わせると今回が3度目のタイトル戦となる防。
ベコエフはACBからACAで9試合を戦い6勝3敗の戦績で、ATTを拠点するようになりLFAに参戦。去年の6月には2戦目で早くもミドル級暫定王座決定戦をディアラン・ボドカと戦い、激しい攻防の末スプリットでベルトを巻いた。
なぜか、この試合で敗れたボドカがスクランブルでコンテンダーシリーズに出場し、UFCと契約したのを横目にベコエフは半年後に正規王者ルーカス・フェルナンドを破り王座統一に成功した。
粘っこいレスリングと、打撃の接近戦というタフな局面を全面に打ち出して戦うベコエフ。打撃のバランスは決して良くなく、パンチを被弾することもままある。挑戦者のフォックスワースは19勝中(※9敗)6つのKO勝ちがあり、サブミッション勝利も4度あるウェルラウンダーだ。
アマを含めるとキャリア40戦を越える経験値を持つフォックスワースに対し、ベコエフも今回がプロ21戦目(17勝3敗)と最近のLFAでは珍しい経験値のある10年選手のタイトル戦となる。
■視聴方法(予定)
6月22日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass
■ メイン対戦カード
<LFAミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]アザマット・ベコエフ(ロシア)
[挑戦者]チャンシー・フォックスワース(米国)
<女子フライ級/5分3R>
ネイラ・レップ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ヴェロニカ。ボリソワ(ロシア)
<ヘビー級/5分3R>
デンゼル・フリーマン(米国)
スティーブ・アスプルンド(米国)
<ヘビー級/5分3R>
デンゼル・フリーマン(米国)
ネイサン・ガリーブ(米国)
<フェザー級/5分3R>
デイヴィッド・エムゴヤン(米国)
AJ・ロッブ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ベンジャミン・ベネット(米国)
ルイス・エネゲス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ライアン・シャーラボワ(米国)
ティム・ミラー(米国)