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【UFC308】打撃もレスリングもグラウンドも一進一退の勝負でレローン・マーフィーがダン・イゲに競り勝つ

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー(英国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ダン・イゲ(米国)

ジャブを振るって前に出て、右を伸ばすイゲ。続いて右ローを蹴ると、マーフィーが右前蹴りを繰り出す。右を同じタイミングで放った両者。イゲは圧を掛けて前に出るが、マーフィーは飲まれることはない。それでも右を伸ばしたイゲが、レベルチェンジから一気のダブルレッグでテイクダウンを決める。イゲはマーフィーの両足を束ねて、手首を取って引き寄せて背中をつかせると、スクランブルでバックへ。

マーフィーが正対しつつ立ち上がる。イゲはエルボーを入れ、両者が距離を取り直す。右ストレートからスピニングバックキックを繰り出したマーフィーが左ミドルを決める。直後に左フックでダウンを奪ったイゲが、パウンドから立ち上がったマーフィーをケージに詰めてラッシュを掛ける。マーフィーもパンチを返し、跳び蹴り。体を入れ替えて、ダブルレッグを決める。下になったイゲが、キムラからスイープを決めたところで時間となった。

2R、構えを変えるイゲに対し、左ジャブを伸ばすマーフィー。そのマーフィーの踏み込みに、イゲがヒジを当てていく。続いて左フックを当てたイゲが右ロー、この回は息を整ているような慎重な動きだ。サウスポーで誘うイゲが、後ろ回し蹴りを見せたマーフィーにまっすぐ距離を詰めてダブルレッグへ。

体を入れ替えたマーフィーが、イゲをケージに押し込んで左のパンチを繰り出す。右を差し返し、体を入れ替えたイゲが左エルボーから離れる。マーフィーのスピニングバックキックは空振りに。それでも前蹴りを入れ、右&左ハイを繰り出す。直後にボディを決めたマーフィーに対し、イゲは前に出て右ストレート。ヘッドムーブでかわしたマーフィーが組んで一気にテイクダウンを決める。マウントからバックグラブも、前方に落とされたマーフィーが三角絞めを狙う。鉄槌&エルボーを下から受けたイゲ――ここで時間となった。

最終回、勝負の5分――距離を詰めたイゲが組んで、小手投げを狙う。耐えたマーフィーがヒザを突き上げて離れる。ステップインから構えを変えて距離を詰めるイゲをダブルレッグで倒したマーフィーだが、イゲが体を入れ替えて力勝負のトップの取り合いを制す。

マーフィーが巧みにトーホールドに入っても、その動きすら使って重心移動でトップをキープするイゲは、三角絞めを防ぎスクランブルでバックへ。立ち上がって正対したマーフィーが、押し込み返しワキを潜ってバックへ。そのまま前方にイゲを崩してエルボーを落とす。イゲはシングルをスプロールされアナコンダチョークを狙われる。

バックに転じてマーフィーの手首を掴んで、前方に落としたイゲ。立ち上がると、マーフィーがパンチのラッシュをかけ跳びヒザを繰り出す。イゲも思いきりフックを振るって応戦するとタイムアップに。

ジャッジは3者とも29-28でマーフィーを支持した。


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【UFC】速報中!UFC 308: Topuria vs. Holloway

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【ミドル級】
◯シャラ・マゴメドフ(ロシア)
(2R KO)
×アルメン・ペトロシアン(アルメニア)
1R、序盤からペトロシアンがイケイケ。間合いを詰めて左右のパンチにミドルを入れる。マゴメドフは面食らったか後退。一触即発の流れだがどうにか堪えて試合が落ち着く。するとマゴメドフが反撃開始。逆にパンチを当てるとカーフキックを蓄積。後半は巻き返してラウンドを終えた。
2R、お互いにローブローによる中断を挟みつつペースはペトロシアン。前に出続けると左右のパンチにミドル、三日月をヒット。マゴメドフは防戦一方。このままペトロシアンが押し切るかと思いきや、終了間際にマゴメドフがバックハンドブロー。ガードされると、そのまま一回転して逆の拳でバックハンドブロー!これがクリーンヒット!ダウンして亀になったペトロシアンを見てレフェリーが試合を止めた!マゴメドフが逆転勝ち!

【フェザー級】
◯リローン・マーフィー(英国)
(判定3-0)
×ダン・イゲ(米国)
1R、開始直後から至近距離での激しい打ち合い。打撃の交差でイゲは額をカットして出血。それでも前に出るとカウンターのタックルでテイクダウン。バックに周るがマーフィーはすぐに立ち上がる。スタンドに戻るとリーチに勝るマーフィーペース。カーフにミドルをヒットさせて攻勢。しかし終了間際にイゲのフックがカウンターでヒット。マーフィーはダウン。イゲはパウンドを乱射するがマーフィーは立ち上がってしがみつくとテイクダウン。イゲは下から腕十字を狙ったところでタイムアップ。
2R、前に詰めるイゲ。マーフィーはダメージのせいか動きが悪い。決定打こそないがイゲが圧力をかける。試合が落ち着くとイゲが遠めの間合いから胴タックル。組んでケージに押し込む。しかしマーフィーが差し返して脱出。身体が離れるとマーフィーが打撃で巻き返す。さらに組み付くとテイクダウン。簡単にマウントを取ると下になりながらも三角絞め。だがここでラウンド終了。
3R、開始直後から間合いを詰めるイゲ。組み付くとお互いに小手投げを打ち合う。激しい攻防の末にテイクダウンしたのはイゲ。しかしここから激しいスクランブルの展開。イゲはサイドを取るがマーフィーも下から足関節、三角絞めを狙う。イゲもマーフィーの立ち上がり際にバックに周るなど激しく上下が入れ替わるグラウンドの攻防。最後はスタンドで打ち合って試合終了。微妙な判定はマーフィーに軍配!
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【UFC308 】展望 語学堪能=強さの秘密、王者イリャ・トプリア×拳で語る挑戦者マックス・ホロウェイ

【写真】ホロウェイはテクニックに裏付けされた喧嘩ができる男。王者トプリアはタフな終盤戦に持ち来れ込んだ時、喧嘩ができる気持ちの持ち主なのか(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)、アラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナにてUFC 308「Topuria vs. Holloway」 が行われる。ロバート・ウィティカーとカムザット・チマエフによるミドル級戦をコメインとする今大会のメインは、無敗の新王者イリャ・トプリアにBMF王者マックス・ホロウェイが挑戦するフェザー級タイトルマッチだ。
Text by Isamu Horiuchi

トプリアは2020年10月に、8戦全勝の戦績をもってUFCデビュー。当時は強力なテイクダウンから肩固め、RNC、ギロチン、ダースといった見事な首技の連携を駆使するハイレベルグラップラーのイメージが強かったが、やがて立ちで距離を詰めてからの強烈かつ正確無比な拳のコンビネーションでKOを量産するようになった。

昨年6月にはランキング5位のジョシュ・エメットと戦い、幾度となくダウンを奪って5R判定で圧勝、今年の2月に絶対王者アレックス・ヴォルカノフスキーに挑戦する機会を得た。2Rに王者の右ジャブをかわしたトプリアは、瞬時に距離を詰めて右ボディから左フック。次の右ストレートは外れたものの、すぐに角度を調整しての右フックが炸裂。パウンドフォーパウンドランキングのトップに君臨し続けていた世界最高峰のMMAストライカーを圧巻のコンビネーションで葬り去り、15戦全勝の戦績で(15歳の頃から住んでいる)スペイン初のUFC王座に輝いた。

対して生粋のハワイアンのホロウェイは、2016年12月にアンソニー・ペティスを倒してフェザー級王座を獲得。4度の防衛を重ねるが、2019年12月にヴォルカノフスキーに5R判定で敗れて王座転落した。

その後ヴォルカノフスキーに2度挑戦するもいずれも5R判定負けを喫し、王座復帰は遠のいたかに見えた。しかし昨年アーノルド・アレンとコリアンゾンビことジョン・チャンソンに完勝して健在を示すと、4月のUFC 300にて一階級上のBMF(Baddest Motherfucker=最高にヤバい奴)王者ジャスティン・ゲイジーに挑んだ。


ホロウェイは1R終盤にバックスピンキックでゲイジーの鼻を破壊すると、その後は打撃戦で終始主導権を握る。そして最終ラウンド残り10秒の時点でオクタゴン中央で床を指差し、俺と打ち合えと咆哮。それに応じたゲイジーが振り回す拳よりも高い回転力でパンチの連打を繰り出し、最後は右フックをスマッシュヒット。残り1秒でゲイジーが前のめりに失神するUFC史上最高のKOシーンをもってBMF王者に輝いた。

間違いなく自分が勝っている試合で、最後の10秒にて階級上の超弩級の強打者と足を止めて殴り合いを挑む──常人にはまったく考えられない、これ以上BMFに相応しい行動は存在しないほどの超BMFぶりを見せつけて会場を熱狂の渦に叩き込んだホロウェイは、その場で「エル・マタドールよ!」とトプリアのニックネームをコールアウトすると「お前はこのブルから逃げている! 145パウンドのベルトを賭けて俺と戦え!」と対戦表明した。

それに応じたトプリアは「ああ、ホロウェイと防衛戦をやろうじゃないか。ただし奴がBMFベルトも掛けた場合のみだ」と発言。しかしその案はUFCから却下されたのか、今回トプリアのフェザー級王座のみが掛かったタイトル戦が実現の運びとなった。

さて今回の試合に先立ち、UFCの企画にてトプリアの住むスペインとホロウェイの住むハワイを二画面で繋いでの同時インタビューが行われている。その際トプリアは、フェザー級ベルトだけでなくBMFベルト(のレプリカ)まで入手して部屋に飾って登場し「マックスは今回このベルトを掛けなかったけど、今回勝てば事実上俺がBMFさ」と不敵に微笑みながら挑発してみせた。

ホロウェイが「お前はそれわざわざ買ったんだろ、俺のファンだからだよな」と聞くと、トプリアは「ああ、正直ファンだったよ。あんたは俺ら新世代にとってのグレイト・イグザンプル(偉大なる模範)だった」とリスペクトを示す。が、その後は薄笑いを浮かべながら

「でも今は俺の時代さ。試合が終わったら、あんたが俺のファンになるだろうよ。そもそもあんたはキャリアで7敗。俺は無敗。戦ったらどうなるかは分かるだろ?」

「あんたが75分間も使ってできなかったこと(=打倒ヴォルカノフスキー)を、俺はたった7分間でやってのけたんだぜ」

「ところで俺は最近老人ホームをオープンしたんだよ。ヴォルクがすでに入居した。あんたにも一部屋用意してあるぜ。試合後すぐに放り込んでやるよ。あ、心配しなくてもいい、料金は一切無料だから」と知的にして絶妙に無礼な挑発を繰り返し、トラッシュトークに興味を示さないホロウェイを苛立たせたのだった。

さらにトプリアはホロウェイのBMF戦に触れて「ありゃすごく退屈だった。エキサイティングだったのは最後の10秒だけだ。戦略もテクニックもまるでない酒場の喧嘩だね。最後の10秒もそうだ。ゼロ・テクニックだ。俺みたいな技術とパワーを持った選手を倒すことはできないな。嘘だと思うなら、あれを俺らの試合の最初の10秒でやってみるってのはどうだい?」と不敵な提案をする。

そこでホロウェイが「そりゃお前にとってはなんとも都合のいい話だな。お前は試合ですぐに疲れちまう(get tired)んだから」と反応すると、トプリアは微笑みを崩さず「ああ、俺は確かにget tiredするよ。相手をKOすることにget tired(=うんざり)しているんだ。だから今回はあんたをサブミットすることにするかな」と言い返した。

第一言語ではない英語でのやりとりにおいて、この見事な切り返しは特筆に値する。実際トプリアはホロウェイに「何を言っているんだ、ちゃんと話せ」と言われた時にも余裕の表情で「おいおい、俺はあんたの言語で話してやっているんだぜ。じゃあスペイン語がジョージア(グルジア)語かロシア語かドイツ語で話そうか」と言うと、おもむろに(おそらくホロウェイには理解できないだろう)流暢なスペイン語を披露し、言語マウントを取ったのだった。

放映後、この両者のディベート対決(?)の勝敗を判定するメディアがいくつかあったが、ほぼ満場一致でトプリアに軍配を挙げていた。もっともホロウェイ自身が相手を言い負かすことに興味を示しておらず、勝敗を付けること自体に無理はある──とは言え、トプリアは母語でない英語を用いて、英語ネイティブのホロウェイを翻弄してみせた。

ジョージア系の両親のもとドイツに生まれジョージア、スペインと移住を繰り返す中で身に付けた多言語能力と知性は「俺は打撃、レスリング、グラップリングと全てにおいてネクストレベルにあるし、パワー、テクニック、ファイトIQとあらゆる面で卓越している」と豪語する新王者の強さの一端なのかもしれない。

閑話休題。

この試合に誰もが期待するのは、卓越した二人のMMAボクサーである両者による最高レベルの打撃戦だ。両者の戦績だけを見ると、本人が挑発的に語っていたように──ホロウェイが3回戦って倒せなかったヴォルカノフスキーをトプリアは2RでKOしており、新王者有利という見方が成り立つ。しかし両者と戦った張本人のヴォルカノフスキーが、この三段論法を否定してホロウェイ有利を予想している。

曰く「イリアには相性が悪い試合だと思うよ。マックスは5Rずっとペースが落ちないから、イリアが勝つには序盤でKOする必要がある。もちろんその力はあるよ。でもマックスはとにかく打たれ強いから、難しいんじゃないかな。テイクダウンディフェンスや立つ力も抜群だから、寝技でマックスをフィニッシュするのも困難だ。

そして、試合が長引くとイリアにはスタミナの問題が生じてくる。序盤はイリアがマックスの打撃をしっかりガードして有利に進めるだろう。でも相手がいつまでも倒れない、テイクダウンできない、自分の呼吸が上がってくる、となると話が変わってくるのさ。中盤以降はマックス有利になるだろうね。僕が思うに、一番可能性が高いのはマックスの判定勝利だ。あるいは4、5ラウンドにマックスが大量のパンチを当ててTKOするかもしれないね」

この前王者の鋭い予想にさらに注目点を付け加えるなら、それはスタンド戦における両者の距離とケージ上の位置取りだ。180センチの長身を誇り、自分のパンチが当たる絶妙の間合いを保つことに長けているホロウェイ。対する王者トプリアは身長173センチ。頭を振りながら間合いを詰め、懐に入り込んでのパンチコンビネーションを決め技とする。果たして自分の得意な距離を作るのはどちらか。

また、ホロウェイは(前回のBMF戦でゲイジーに大ダメージを与えた)バックキック、トプリアは強烈な右カーフを持っている。パンチの間合いの取り合いにおいて、これらの足技を両者がどう用いるかも興味深い。

そしてトプリアの拳が最も威力を発揮するのは──前戦でヴォルカノフスキーを倒した時のように──相手をケージ際に追い詰め、下がるスペースを無くした時であることに留意したい。アーノルド・アレン戦でスイッチや横への動きを巧みに使ってみせたホロウェイを、新王者がいかなるステップで金網を背負わせるのかは、この試合の重要ポイントとなる。

上述のように、トプリアは開始10秒間、ケージ中央での足を止めての殴り合いを提案している。対するホロウェイは「(BMF戦での)あの瞬間は理由があったから成立したんだ。エキサイティングな戦いで俺が勝っていたから、ジャスティンにチャンスを与えた。もともと彼が階級下の僕に戦うチャンスをくれたのだからね」と、理由もなく闇雲に打ち合うことには興味を示さない。

それでも世界最高のMMAボクサー二人によるこの試合が、開始直後からまったく目を離せないものであることに変わりはない。

■視聴方法(予定)
10月26日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
10月27日 午前3時~PPV
午後10時 30分~U-NEXT

■ UFC308対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] イリャ・トプリア(スペイン)
[挑戦者] マックス・ホロウェイ(米国)

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
カムザット・チマエフ(スウェーデン)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー(英国)
ダン・イゲ(米国)

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
イボ・アスラン(トルコ)
ハファエル・セルケイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)
マテウス・レンベツキ(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
クリス・バーネット(米国)

<バンタム級/5分3R>
ファイト・バシャラット(アフガニスタン)
ヴィクトー・ウゴ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
イズミール・ヌルディエフ(オーストリア)

<ウェルター級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
カルロス・レアル(ブラジル)

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AB o UFC UFC303 ジャック・ショア ダン・イゲ

UFC on ESPN+101:第12試合・ウィリアム・ゴミス vs. ジョアンダーソン・ブリート

フェザー級

地元フランスのゴミス。2022年のパリ大会でUFCデビューしてから、ここまで3連勝中。前戦は昨年のパリ大会で、その後2月と5月の試合はいずれも自身の都合によりキャンセルとなっており、1年間のブランク明けとなる。散打・ムエタイがバックボーンのストライカーだが、グラウンドでは一本を取られかける場面もあるなど、やや不安がある。前戦は直前のカードシャッフルで、階級下のヤニス・ゲムーリとの対戦となり、3Rにミドルをボディに入れたところ、ゲムーリがローブローをアピールしたが、ローブローにはヒットしておらず、戦意喪失とみなされKO勝ちになるという珍しい結末だった。27歳。

ブラジルのブリートはUFCデビュー戦で敗れた後、現在5連続フィニッシュ勝利中。4月に元バンタム級ランカーのジャック・ショアと対戦し、ショアの蹴りをスネでカットすると、ショアのスネからの出血が止まらなくなりドクターストップ勝ちという、こちらもなかなか見られない結末での勝利。7月にランカーのダン・イゲ戦が組まれていたが、イゲは6月末のUFC303で試合当日にディエゴ・ロペスと対戦することになったため、ブリートの試合は消滅してしまった。今回もまたノーランカーとの対戦。17勝中、判定勝ちが2回しかないフィニッシャー。29歳。

すぐに詰めてきたブリート。ゴミス下がりながらジャブを入れるが、圧されてケージ際まで下がる。出てきたブリートに四つで組んだゴミス。ブリートケージに押し込む。テイクダウン。背中に乗ろうとするブリートだが、ゴミス反転して上を取った。ブリートのガード。首をケージに押し込みながらハーフに。ガードから腕十字を狙うブリートだが、ゴミス防いだ。ブリート起き上がりながらタックルへ。離れ際にパンチを入れると四つに組んでダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うがゴミスこらえた。残り1分。入れ替えて逆にボディロックに捕らえたゴミス。テイクダウンを狙ったがこらえるブリート。離れた。すぐ出てくるブリート。ゴミス冷静に距離を取りながらカウンターを打ち込むが、なおも出るブリート。ゴミスのタックルにギロチン。けっこうタイトだったが、すぐにホーン。

1Rややゴミス?割れそうなラウンド。

2R。またすぐに詰めるブリート。ゴミスもパンチを返すが、四つに組んだブリート。ボディロックから投げて寝かせた。体をまたいでほぼマウントの体勢で肩固め。ややゆるいか。ハーフで肩固めで絞めるが、まだ絞まっていないとアピールするゴミス。解除したブリート。ケージを使って立ちに行くゴミス。立った。離れる。しかしすぐ詰めるブリート。ケージを背負うゴミス。左右のパンチを打ち込む。サークリングするゴミスを追っていく。また四つに組んだ。残り1分。ゴミスヒザを入れて離れた。なおも出るブリートだが、ゴミス距離を取る。左ミドルから左右のパンチ。蹴り合いではゴミスがリード。ホーン。

2Rややブリートか。

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10.26『UFC 308』でリローン・マーフィーとダン・イゲが対戦

まんが版 人生に奇跡が起こる マーフィーの法則 欲望が100%かなう驚異の方法 (単行本) [ Joseph Murphy’s 無限の力研究会 ]


 UFCが10月26日にアラブ首長国連邦アブダビで開催する『UFC 308』でリローン・マーフィー vs. ダン・イゲのフェザー級マッチが行われることをMMAFightingのマイク・ヘック記者が確認したとのこと。

 マーフィーは5月の『UFC Fight Night 241: Barboza vs. Murphy』でエジソン・バルボーザに判定勝ちして以来の試合でプロデビュー以来ひとつの引き分けを挟んで14連勝中(UFC戦績6勝0敗1引き分け)。現在UFCフェザー級ランキング11位。

 イゲは6月の『UFC 303: Pereira vs. Prochazka 2』でディエゴ・ロペスに判定負けして以来の試合。現在UFCフェザー級ランキング14位。続きを読む・・・
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『UFC 303: Pereira vs. Prochazka 2』ディエゴ・ロペス vs. ダン・イゲを見たファイター・関係者の反応



 『UFC 303: Pereira vs. Prochazka 2』ディエゴ・ロペス vs. ダン・イゲを見たファイター・関係者のSNSでの反応。続きを読む・・・
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45 MMA Report UFC UFC303 ダン・イゲ ディエゴ・ロピス ブログ

【UFC303】大会当日に対戦相手が変更、ロピスが緊急出場のイゲに判定勝利。敗れたイゲにも大きな拍手

<165ポンド契約/5分3R>
ディエゴ・ロピス(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ダン・イゲ(米国)

試合当日にブライアン・オルテガが発熱により欠場。7月に試合を控えていたイゲがロピスとの対戦を志願し、急遽ロピスとイゲが165ポンド契約で対戦することになった。ロピスはガードを上げて前に出て左フック、距離が詰まると首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。イゲが勢いよく左フックで飛び込むが、バランスを崩してしまし、そこにロピスがパンチをヒザ蹴りをまとめる。積極的にパンチで出ていくイゲだが、ロピスは左右のフックとヒザ蹴り。

イゲは構えもスイッチして距離を詰めに行くが、ロピスは右ボディ、左ボディから顔面への左フック。ヒザ蹴りから右フックと手数を増やす。イゲが右ストレートから組みつくと、ロピスは首を掴んでパンチ。距離が離れるとイゲがロピスのローの蹴り終わりにダブルレッグで飛び込み、ロピスはそこにダースチョークを狙うが、ラウンドの残り時間が少なく極めきれない。

2R、ロピスは右カーフ。イゲが前に出てくると右アッパーを合わせ、ジャブと右カーフ、右ボディから顔面への左フックにつなげる。イゲがサウスポーに構えてパンチのフェイントから左ハイキック。これをキャッチしたロピスがテイクダウンして、すぐにバックへ。

両足をフックしてバックコントロールすると、足を四の字フックしてRNCを狙う。ロピスは細かくパンチを放ち、残り10秒で腕十字に切り替えるが、イゲも形を作らせない。

3R、イゲは体を上下させながら前に出る。ロピスが右カーフを蹴ると、イゲが右ストレートで飛び込む。さらにイゲは右アッパーからパンチをまとめ、ロピスも右フックを返す。イゲは離れた間合いから右ストレートで飛び込み、サウスポーにスイッチして左ミドル。ロピスは右フックを返し、ダブルレッグで組むがテイクダウンできない。

イゲはすぐにパンチのプレッシャーをかけて右フック。ロピスは右カーフ、右ストレートから左フック。イゲが左ボディを打ち込むと、ロピスの動きが止まる。ロピスがシングルレッグからイゲのバックにつくが、イゲがロピスを前方に落としてインサイドガードでトップキープする。ロピスはガードで動きが止まり、逆にイゲは左のパンチを連打する。最後はイゲが立ち上がり、下からロピスが蹴り上げを見せたところで試合終了となった。

試合はロピスの判定勝利となったが、ロピスは大会当日に試合を受けたイゲに感謝の言葉を述べ、イゲの健闘を讃えた。会場のファンからのイゲに大きな拍手が送られた。


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o UFC キック ダン・イゲ

UFC on ESPN54:第7試合・ネイト・ランドワー vs. ジャマル・エマース

フェザー級

ランドワーは31歳でUFCと契約。レスリングのキャリアがあり、パンチ・カーフキックが強いフィニッシャー。3連勝・3連続フィニッシュで3連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得したことで、昨年6月にランカーのダン・イゲと対戦するチャンスを得たが、2Rにパンチでダウンを喫するなど打撃で劣勢となり、3Rは逃げ切りを図ったイゲを捕まえられずに判定負けでランキング入りならず。打撃の被弾が多いが打ち合っていく激闘型ファイター。35歳。

エマースはここまで負け勝ちを繰り返して3勝3敗。こちらもバックボーンはレスリングで、188cmの長いリーチを使った遠い距離からの関節蹴り・カーフキックなどの打撃や首相撲が武器。前回は右ストレートでダウンを奪ってからの鉄槌ラッシュで秒殺KO勝ちしたが、1ポンド体重オーバーしたためボーナス獲得はならなかった。34歳。

ともにランキング未満だが、フェザー級ではもう若くない30代中盤。

エマースワンルー。さらに右をもらって膝を着いたランドワー。すぐ立った。エマースパンチでガンガン出る。左がヒット。ステップインしてジャブを入れた。ワンツー。エマースの打ち終わりにランドワーも打ち返しているが、バックステップされヒットせず。ヒット数でエマースが圧倒。ランドワー詰めてパンチを出していく。下がるエマース。ランドワーパンチで出る。飛び込んでパンチ・肘を入れるエマースだが、ランドワークリンチアッパー連打。引き剥がしたエマースだが、ランドワーすぐに詰めていく。左から右ボディを入れるエマースだが、打ち終わりにランドワーもパンチを返す。エマースのパンチがヒットしているが前に出るのはランドワー。徐々にランドワーペースの乱戦になってきた。右フックがヒット。ランドワー残り30秒でアッパー!組もうとしたエマースにクリンチからのパンチを入れるとエマースダウン!鉄槌!防御できていないエマースを見てレフェリーストップ!

不器用で序盤打撃をもらいがちのランドワーだが、得意の乱戦に持ち込んで逆転KO勝ち。

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45 AB o UFC UFC Fight Night   カルロス・プラチス ダン・イゲ ホドルフォ・ヴィエイラ

『UFC Fight Night 236: Hermansson vs. Pyfer』パフォーマンスボーナス

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 UFCが『UFC Fight Night 236: Hermansson vs. Pyfer』パフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ダン・イゲ、ホドルフォ・ヴィエイラ、カルロス・プラチス、ボグダン・グスコフ


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN236   アンドレ・フィーリ ダン・イゲ レローン・マーフィー

【UFN236】右クロス一閃! ダン・イゲが代役フィーリを一撃でマットに沈める

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
Def.1R2分43秒 by KO
アンドレ・フィーリ(米国)

当初はレローン・マーフィーと対戦する予定だったイゲだが、マーフィーの負傷欠場により、フィーリとの試合に臨む。サウスポーのフィーリに対し、イゲが左ジャブを突く。下がりながらローを見せるフィーリ。スイッチして左ジャブを繰り出すフィーリだが、イゲの右カーフが当たる。イゲの右ボディストレートに、フィーリが左フックを返した。フィーリがサウスポーになると、イゲが右インローを当てる。ガードを固めるイゲは、ケージ中央で右クロス一閃! この一撃でフィーリがダウンし、イゲが追撃のパウンドを決めてKO勝ちした。


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