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45 AB DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep08 MMA MMAPLANET o UFC   アルベルト・モンテス ジャコビー・スミス ジヤル・ヌルゴズヒ ダビッド・マルチネス トーレス・フィニー

『Dana White’s Contender Series 74』試合結果/ハイライト動画




・Diyar Nurgozhay def. Bartosz Szewczyk via knockout (head kick) – Round 2, 3:32
・Alberto Montes def. Carlos Calderon via submission (anaconda choke) – Round 2, 2:38
・David Martinez def. Xavier Franklin via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Torrez Finney def. Abdellah Er-Ramy via TKO (punches) – Round 1, 4:10
・Jacobe Smith def. Christien Savoie via TKO (strikes) – Round 2, 2:55

【DWCS S08 Ep08】独創的イマジネーション・グラップリング=ジャコビー・スミスがヒジでサヴォワをTKO(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep08】3度目の正直へ。トーレス・フィニーがバックマウントからエルラミーをパウンドアウト(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep08】右が当たる位置を創るダビッド・マルチネス、ペースを譲らずフランクリンに競り勝つ(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep08】スクランブル&トランジッションMMA。モンテスがカルデロンをアナコンダ葬(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep08】両者、手が出ないなかでヌルゴズヒが左ハイでKO勝ち。5人のウィナーが揃って契約(MMAPLANET)


 10月1日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 74』の試合結果。勝利した5人全員(ジャコビー・スミス、トーレス・フィニー、デビッド・マルティネス、アルベルト・モンテス、ジヤル・ヌルゴズヒ)がUFCとの契約を勝ち取っています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep08 MMA MMAPLANET o UFC キック ジャコビー・スミス ジヤル・ヌルゴズヒ ゼビアー・フランクリン ダナ・ホワイト ダビッド・マルチネス トーレス・フィニー バルトス・シェフチェク ブラジリアン柔術

【DWCS S08 Ep08】両者、手が出ないなかでヌルゴズヒが左ハイでKO勝ち。5人のウィナーが揃って契約

【写真】UFC行きが決まった直後のヌルゴズヒ(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
ジヤル・ヌルゴズヒ(カザフスタン)
Def,2R3分32秒by KO
バルトス・シェフチェク(ポーランド)

サウスポーのヌルゴズヒに、シェフチェクが右の前蹴りを繰り出す。前手を合わせる両者、ヌルゴズヒは左ミドルを蹴る。さらに左ハイを見せたヌルゴズヒは、インローを蹴られる。シェフチェクも右ミドルを蹴り返すと、前蹴りを掴まれる。足を抜き、距離を取り直したシェフチェクが右インロー、ヌルゴズヒはワンツーで左を届かせる。シェフチェクはインローを続け、ヌルゴズヒが左ボディショットを放つ。

近い距離になり、蹴り&パンチを交える両者。ここでヌルゴズヒが右目を気にし始める。両者、息を合わせるようにお見合いタイムが訪れると試合は残り1分に。ヌルゴズヒの左ハイは空振りとなり、シェフチェクも距離を詰め切れない。パンチから右ハイのコンビのシェフチェクが、徐々に圧を高めるが詰め切れないままラウンドが終わった。

2R、ヌルゴズヒが左ストレートを伸ばすが、ここからまた蹴りの距離で間合いを伺う打撃戦に。やはり右目を気にしているヌルゴズヒがインローを蹴られる。ヌルゴズヒの方が近距離でパンチを振り、左フックを当てる。シェフチェクは飛び込み系のパンチは見せるが、間合いは遠いままだ。いよいよ右目を触る回数が増えてきたヌルゴズヒは、シングルレッグでケージに押し込まれる。自ら離れたシェフチェクが、右ストレートを届かせる。両者の踏み込みのタイミングが同じで、互いにヒヤッとした直後──間合いを外したシェフチェクにヌルゴズヒの左ハイが決まり、この一発でKO決着となった。

前週は内容は微妙でも、一本勝ちでサインという試合もあったが……ヌルゴズヒはどうなるのか。まずダナ・ホワイトは「楽しい夜、楽しい試合だった。UFCにいなくて、こんなに才能のある選手を前にいつ見たか覚えていない」と笑顔でジャコビー・スミスを迎え入れた。

「マイ・ボーイ」と呼ばれたトーレス・フィニーは、「前の2試合とは違うエネルギーを見せた」とサインへ。ゼビアー・フランクリンと激闘を繰り広げたダビッド・マルチネスについて話す前に「信じられない試合だった。まず、ゼビアーに対して速くて、才能があってタフだ。アゴも強い。辞めるな。練習を続けろ。またの機会に会おう」とダナは敗者を労った。

そしてマルチネスには「君は特別な男だ。KOパワーがあって、テイクダウンディフェンスに優れている。効果的なレッグキック、凄いアゴの強さ、勇敢なハートの持ち主だが、何よりもファイトIQの高さが印象深い。2Rにセビアーの方がスピードがあったが、しっかりと対応してリズムを戻した。凄くエキサイティングで楽しめる試合をした、UFCで試合を見せてくれ」と絶賛された。

アルベルト・モンテスは「クレイジーなブラジリアン柔術バトルだった」と合格を言い渡されると、ヌルゴズヒは「パンチを出すより、目を触る時間の方が多かった。その目を気にしてナーバスにもなっていた。素晴しいヘッドキック、10勝0敗、26歳、6KOと2つの一本勝ち。ライトヘビー級戦線を盛り上げてくれるだろう」とUFC行きが決まった。

結果、コンテンダーシリーズ第8週は5人の勝者全員がUFCとのサインを勝ち取った。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep08 MMA MMAPLANET o UFC キック ゼビアー・フランクリン ダナ・ホワイト ダビッド・マルチネス

【DWCS S08 Ep08】右が当たる位置を創るダビッド・マルチネス、ペースを譲らずフランクリンに競り勝つ

【写真】とにかく右の精度が高く、被弾する数も少ないマルチネスだった(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ダビッド・マルチネス(メキシコ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ゼビアー・フランクリン(米国)

けん制の左ハイを見せたフランクリン。マルチネスは右カーフを蹴る。左に回りながら、タイミングを伺いつつローを続けるマルチネスに対し、フランクリンも右ミドルを蹴るが距離はなかなか詰められない。マルチネスは右カーフを蹴り、右ストレートを直後に繰り出す。ワンツーで前に出たフランクリンは、左の蹴りに右を合わされて姿勢を乱した。

フランクリンもマルチネスの右カーフに左フックを放つ。右・左のコンビから右カーフのマルチネスはダブルレッグを簡単に切ると、右カーフを蹴る。サークリングを続けるマルチネスの蹴りが急所をかすめ、ブレイクが命じられる。リードジャブを当てたマルチネスは、左フックの打ち終わりに右フック、スピニングバックキック、そして左フックを当てる。

この展開にマルチネスは右フックを打ち返し、スピニングバックヒールキックも披露した。さらに前足を蹴って削るマルチネスは、スピニングバックキックと二段蹴りと連続で大きな動きを見せて初回を戦い終えた。

2R、フランクリンが右カーフを蹴り、マルチネスもカーフを返してステップインしてジャブ。フランクリンの左に右を合わせていく。ジャブを伸ばし左に回って誘うマルチネスだが、アイポークがあったとブレイクを要求する。再開後、マルチネスが右カーフを蹴り、サークリングを追ったフランクリンのダブルレッグを切る。

このテイクダウン狙いが効いたか、フランクリングの右がマルチネスの顔面を襲う。

カーフを蹴られても前に出るフランクリングの質量が上がる。フランクリングがジャブも当て、近い距離でも果敢にパンチを交換。カウンター狙いから間ができると右を伸ばしたマルチネスだが、フランクリンが組んでケージに押し込む。ハイクロッチを防いだマルチネスが、先を取って右カーフの威力が再び増す。ここでフランクリンが譲らず右を振るうと、マルチネスがこの試合で初めて組みを見せる。切られると、ワンツーからスリーフォーと前に出るマルチネスが、ここまでのスタイルをかなぐり捨てて打ち合いの距離に。互いにクリーンヒットはなかったが、打ち負けることもなかった。

最終回、マルチネスが右ローを2発蹴る。体がよれたフランクリンは右も被弾し、左ミドルを返す。ついにマルチネスがカーフで尻もちをつき、続くテイクダウンを切られる。ジャブの差し合いから、右オーバーハンドを入れたマルチネスはワンツーで左フックをヒット。そしてカーフを蹴る。前足を蹴られても前に出るフランクリンが近距離でヒザを繰り出す。

本来はカウンターが入る流れになってきたが、マルチネスは自らステップインして右を打ち込む。と、カーフがフランクリンの急所に入ったか試合が一時中断。リスタート後、マルチネスのスーパーマンパンチがフランクリンの顔面を捕える。残り1分、ここからの倒す姿勢が問われるなかで、マルチネスはスピニングバックキックとサイドキック、さらにカカト落としを蹴って行く。と、カーフに右を合わされ尻もちをついたマルチネスは立ち上がって、スイッチ。左ストレートからスピニングバックキックで試合を締めた。

ダナ・ホワイトがスタンディングオベーションを送り、フランクリンに熱い言葉を掛けたファイトはフルマークでマルチネスが判定勝ちを手にした。


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【DWCS S08 Ep08】右が当たる距離の創造主マルチネス✖瞬発ステップイン=フランクリン

【写真】Combate GlobalとPit FCの王者対決 (C)Zuffa/UFC

1日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S08 Ep08が開催される。今年のコンテンダーシリーズもラスト3を迎え、今大会にも米国、カザフスタン、ポーランド、メキシコ、スペイン、カナダと6カ国から10選手が出場する。
Text Manabu Takashima

なかでも注目したいのは3つ目のPIがオープンし、ラテンアメリカ全般が強化を担うメキシコから、5勝0敗のゼビアー・フランクリンと戦うダヴィッド・マルチネスだ。


実妹メリッサが既にUFCストロー級と契約しているマルチネス。姉トレイシー・コーテズに続き、UFCファイターを目指したが2度コンテンダーシリーズに挑み、どちらも敗れたレイエス・コーテズ続き、性別の違う兄妹UFCファイター誕生にチャレンジする。

マルチネスはキャリア10勝1敗。Combate Globalバンタム級チャンピオンで初防衛戦に成功した昨年5月以来の実戦となる。10勝のうちKO勝ちは、実に9試合を誇るマルチネス、その右の拳を当てる間合いを創るのがとにかく上手い。下がって当てる、踏み込みに合わせるカウンターの右は絶品だ。

時にコンテンダーシリーズでは厳禁ともいえる、ケージの前を回って攻めないように感じられる動きも、結果的には焦れた相手が誘いに乗った形で前に出てきたところで、カウンターの右を打ち込んで勝利を手にできる。

対してフランクリンは、レスリングと融合させた鋭い打撃の持ち主だ。まるで往年のケビン・ランデルマンをサイズダウンさせたような爆発力を持つ。とはいえ、その瞬発力もマルチネスの想定を越えないと右を合わされる可能性は低くない。

それ以前にフランクリンはマルチネスのカーフで前足を削られないことが、勝利への第一条件となるだろう。他方、マルチネスは組まれた時の対処のスタミナは、Combate Globalという殴り合い上等のMMAで経験値を積んできた分、未知数ともいえる。

フィニッシュ、攻める姿勢、アンダードッグのアップセットこそ今シーズンの契約の是非を決める要素ではあるが、加えてハイペースの戦いが求められるだけに、スタミナ配分も重量な勝敗の鍵を握るエレメントになるだろう。

■視聴方法(予定)
10月2日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S08 Ep08対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ジヤル・ヌルゴズヒ(カザフスタン)
バルトス・シェフチェク(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
アルベルト・モンテス(ベネズエラ)
カーロス・カルデロン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダビッド・マルチネス(メキシコ)
ゼビアー・フランクリン(米国)

<ミドル級/5分3R>
アブデラ・エルラミー(スペイン)
トーレス・フィニー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・サヴォワ(カナダ)
ジェイコブ・スミス(米国)

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