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45 MIKE MMA News o UFC   アレックス・モロノ コリー・マッケナ ジュリア・ポラストリ ダニエル・ロドリゲス パク・ジュンヨン ブラッド・タヴァレス ブランドン・ロイヴァル 平良達郎

『UFC Fight Night 244: Royval vs. Taira』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点



Brandon Royval defeats Tatsuro Taira(MMA Decisions)

 ブランドン・ロイヴァル vs. 平良達郎のジャッジの採点。Sal D'Amatoが1,2,4R平良、3,5Rロイヴァルで47-48平良勝利。Chris LeeとRon McCarthyが1,3,5Rロイヴァル、2,4R平良で48-47ロイヴァル勝利でした。

 主要サイトの採点は16人全員が48-47ロイヴァル支持でした。


Jun Yong Park defeats Brad Tavares(MMA Decisions)

 パク・ジュンヨン vs. ブラッド・タヴァレスのジャッジの採点。Mike BellとEric Colonが1Rタヴァレス、2,3Rパクで29-28パク勝利。Junichiro Kamijoが1,2Rタヴァレス、3Rパクで28-29タヴァレス勝利でした。

 主要サイトの採点は9人全員が29-28パク支持でした。


Daniel Rodriguez defeats Alex Morono(MMA Decisions)

 ダニエル・ロドリゲス vs. アレックス・モロノのジャッジの採点。Mike BellとAdalaide Byrdが1Rモロノ、2,3Rロドリゲスで29-28ロドリゲス勝利。Sal D'Amatoが1,2Rモロノ、3Rロドリゲスで28-29モロノ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ロドリゲス支持4人、28-29モロノ支持3人でした。


Julia Polastri defeats Cory McKenna(MMA Decisions)

 ジュリア・ポラストリ vs. コリー・マッケナのジャッジの採点。Adalaide Byrdが1,2Rポラストリ、3Rマッケナで29-28ポラストリ勝利。Sal D'Amatoが1Rポラストリ、2,3Rマッケナで28-29マッケナ勝利。Ron McCarthyがフルマークでポラストリで30-27ポラストリ勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27ポラストリ支持3人、29-28ポラストリ支持3人でした。続きを読む・・・
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AB o UFC キック ダニエル・ロドリゲス ネイト・ディアス マイケル・ペイジ

UFC305:第8試合・リー・ジンリャン vs. カルロス・プラチス

ウェルター級。メインカードで唯一オセアニア勢の絡まない試合。

中国人UFCファイターのパイオニア・ジンリャン。フィジカルと打撃の強さで、中国人男子ファイターで初めてランキング入りしたが、そこから2勝3敗で、ランキングからも外れている。前回は2022年9月で、当初トニー・ファーガソンと対戦予定だったが、計量後にファーガソンがネイト・ディアスと対戦することになり、試合シャッフルの結果、180ポンドのキャッチウェイトでの試合を予定していたダニエル・ロドリゲスと10ポンドの体重ハンデで試合を行うことになり、健闘したもののスプリット判定負け。今回は約2年ぶりの試合。36歳。

ブラジルのプラチスは今年UFCデビューしたばかりで、2月と6月にKO勝ちし、早くも今年3試合目。現在9連勝中で、8連続KO勝ち中のストライカー。UFCでもトレヴィン・ジャイルスとチャールズ・ラドキからダウンを奪ってのKO勝ち。31歳。

ベテランで元ランカーのジンリャンに対し、プラチスがオッズではフェイバリット。

間合いに入れないジンリャン。リーチが長いプラチスの間合いの外なので、飛び込まないと打撃がヒットしない。ローで牽制する両者。プラチスカーフキック。詰めてきた。ケージを背負うジンリャンだが、プラチスはローで攻める。パンチで出たジンリャンだが、プラチスがすぐにバックステップで距離を取る。プラチス左。頭をかすめてジンリャン膝を着く。すぐ立った。プラチス左ハイ。また詰める。インロー。ジャブ。左ストレート。ケージを背負うジンリャン。ジンリャンパンチで出る。手数を増やしてきたが、またケージを背負ったジンリャン。左がヒットしジンリャンダウン!立ったがなおも狙っていくプラチス。ジンリャン前に出ていくが、右をもらいぐらついた。ホーン。

1Rプラチス。

2R。カーフを蹴るジンリャンだが、プラチスの前蹴りが顔面にヒット。左ハイ。さらに左ストレート。ジンリャンは前に出ていくが、距離を取られてパンチが届かない。ローの蹴り合い。プラチスのパンチが顔面を捕らえる。詰めてきた。ジンリャン右フックをヒット。しかし詰めたプラチスがテンカオをヒット。もらったが組み付いたジンリャン。離れた。プラチススーパーマンパンチ。またスーパーマンパンチ。左ハイ。もらったが出ていくジンリャン。左がヒットしジンリャンダウン!立たせるプラチス。とどめを刺しに行く。ケージを背負うジンリャン。プラチスの左がヒット。さらに左フックを打ち込むとジンリャンダウン!KO!

ダウンを奪ったのはすべて左。これでUFC3連続KO勝利。ウェルターならマイケル・ペイジとやっても面白い。

2年ぶり復帰のジンリャンはキャリア初のKO負け。

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o UFC キック ダニエル・ロドリゲス

UFC304:第5試合・オーバン・エリオット vs. プレストン・パーソンズ

ウェルター級。

イギリスのエリオットはコンテンダーシリーズを経て2月にUFCデビュー。UFC0勝1敗のバル・ウッドバーンと対戦すると、ウッドバーンのテイクダウンディフェンスの拙さにも助けられ、簡単にポジションを取る展開。しかしバックマウントから攻めあぐね、3Rにはスタミナも切れてしまい、判定勝ちしたが反省点も多い試合だった。26歳。

パーソンズUFCデビューから4戦だが、代役出場のエヴァン・エルダーを除くと、ダニエル・ロドリゲス、トレヴィン・ジャイルス、マシュー・セメルスバーガーと、いずれも中堅レベルの相手との対戦。ロドリゲスにはKO負けしたが、ジャイルスにはスプリット判定負け、セメルスバーガーにはテイクダウンで削っていく展開で判定勝ち。オッズはパーソンズがややフェイバリットになっている。29歳。

パーソンズが詰めて左フックで飛び込むとそのまま組み付いた。差し返して入れ替えるエリオット。入れ替え合うが離れた。詰めるエリオット。パーソンズはステップしながら左ハイ。詰めるエリオットがバックスピンキック。インローを蹴るエリオット。カーフで足を払ったパーソンズだが、エリオットはすぐ立て直すと組んでケージに押し込む。シングルレッグに切り替えたが倒せず。ダブルアンダーフックに。しかし倒せず放した。パーソンズが打撃で出るが、エリオットも左右のパンチで出る。詰めたエリオットにタックルに入るパーソンズだが、エリオット受け止めてケージに押し込む。押し込まれた状態で打撃戦。ホーン。

僅差の1Rだが、ヒット数でややパーソンズか。

2R。詰めたパーソンズがタックルに入るが、エリオットは小手に巻いてしのぐとケージ際で入れ替えて離れる。詰めてパンチを入れるパーソンズ。ジャブ。パーソンズタックル。タイミング良く懐に入ったが、エリオットがぶって切った。バックに回ったエリオット。テイクダウンを狙うが、パーソンズがキムラを狙うと腕を抜いて離れる。ワンツーを入れたエリオット。詰めたパーソンズをかわしてスタンドバックに。またテイクダウンを狙う。離れた。パーソンズ消耗しているか。やや動きがにぶい。間合いを詰めるパーソンズにテンカオから右ストレート。パーソンズ詰めるが手が出ていない。残り1分。四つに組んだパーソンズが大内テイクダウン狙いからシングルレッグへ。エリオットはシングルレッグのカウンターでキムラ。そのまま倒れ込んで極めに行くが、先に回転して立ったパーソンズ。しかしエリオットがケージに押し込んでいく。ホーン。

2Rはエリオットか。

3R。エリオットの右がヒット。パーソンズが出たところを入れ替えてパンチを入れる。またタックルに入るパーソンズ。切ろうとしたエリオットからバックを狙ったが前に落とされる。押さえ込もうとするエリオットだが、パーソンズ離れて立った。しかしこの攻防で消耗したか。エリオットがスタンドで先手を取る。四つに組んだ。ケージに押し込む。離れた。打撃で出ていくパーソンズだが、エリオットはステップしてかわす。詰めたパーソンズを入れ替えて左右のパンチを打ち込むとまたケージに押し込む。ヒジを入れて離れた。パーソンズまたタックル。エリオットまたカウンターのキムラを狙ったが、こらえたパーソンズがついにテイクダウン。しかしエリオットは倒れた瞬間に腕十字。膝で頭を踏んでディフェンスするパーソンズだが時間が過ぎていく。腕を抜いた。がぶるパーソンズ。バックを狙ったがエリオット立った。時間がなくケージレスリングの攻防でタイムアップ。

29-28、30-27×2の3-0でエリオット勝利。

組みで譲らず接戦を制した。

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45 AB Black Combat Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC Road to UFC UFC UFC ABC06   アレキサンダー・ヴォルコフ イクラム・アリスケロフ イ・チャンホ カン・ギョンホ ケルヴィン・ガステラム シャオ・ロン ジャレッド・ゴードン ジョニー・ウォーカー ダニエル・ロドリゲス ナスラ・ハクパレス ニコラス・ダルビー ブレンジソン・ヒベイロ マゴメド・ガジヤスロフ ムイン・ガフロフ ロバート・ウィティカー 食事

【UFC ABC06】ムイン・ガフロフ戦へ、UFC生活11年のカン・ギョンホ「スタミナ重視から効果的な戦い」

【写真】今年で37歳になるボディ!! (C)Zuffa/UFC

22日(土・現地時間)、サウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナでUFC on ABC06「Whittaker vs Aliskerov」が開催されカン・ギョンホが出場し、ムイン・ガフロフと戦う。
Text by Manabu Takashima

ミスター・パーフェクトの異名を取るカン・ギョンホがMMAでビューをしたのは2007年4月と、もう17年のキャリアを誇る。K-MMA界に定期的なイベントを維持できるプロモーションがほぼ存在しなかった時代に戦極、GLADIATOR、GRACHNなど日本でのファイトも経験している。

Road FCが旗揚げ後はバンタム級ファイターとして順調に経験を積み、バンタム級Tで優勝してベルト巻くとUFCと契約を果たした。それからもう干支が一回りしようという今も、カン・ギョンホはUFCで戦い続けている。ムイン・ガフロフ──を前に長いキャリアを続けられる要因と、変化するK-MMAについて尋ねた。


──今週末にムイン・ガフロフと対戦します。今の気持ちを教えてください(※取材は18日に行われた)。

「最高の状態で、ファイトに向かって気持ちがあがっています」

──サウジアラビアでの試合ですが、何かミドルイースト独特の空気感のようなモノはありますか。

「ホテルにいるだけなので、サウジアラビアっぽさっていうのは分からないです(笑)。ただヒジャブをつけた人が多いですね。その辺りに文化の違いは感じます。いずれにせよ、自分にとって初めての国での試合というのは楽しみでならないです」

──私がカン・ギョンホ選手を初めて取材させていただいたのは、まだRoad FCで戦っていた頃で12年も昔になるかと思います。が、容姿がほとんど変わっていないですね。

「そんなことはないです(笑)。すっかり年を重ねました。ただ変わっていないといってもらえると、嬉しいものです。普段から体に良い食事を摂り、しっかりと良い睡眠を心掛けています。もちろん、常に体を動かしていますし。でも、実は白髪が増えて……今回、初めて白毛染をしたんですよ(笑)」

──なるほどぉ!! ところで11年前にUFCとサインをしたとき、11年後もUFCで戦っていることが想像できていましたか。

「ファイトは私の仕事なので、キャリアをスタートさせた時から少しでも長く戦い続けようとは思っていました。そして、今もUFCに在籍しているということは、その目標を果たせているのかなとは思います。

MMAファイターがキャリアを積み重ねていくということは、それだけ厳しい時間を繰り返していることにもなります。練習と試合という日々に疲れを感じたこともあります。でも、試合の度に新しいモチベーションを得ることができたので、ずっと練習を続けることができました。そのモチベーションを見つける努力はしてきましたね。

何より練習をして、試合を戦うことで最高の気持ちになれます。特に勝った時は。それが今でも最高に楽しくて。MMAをエンジョイしていますし、何よりもMMAを続けることで家族と共に人生を歩んでいける。そこは誇りを感じています」

──最高です。と同時にカン・ギョンホ選手はフィジカルが強いレスラーで、アグレッシブなファイターです。とはいえ、今や周囲のファイターはどんどんフィジカルが強くなり、レスリング力の強さもデフォルトになっています。10年以上、UFCで戦ってきてスタイルにも変化が加わったのではないでしょうか。

「しっかりとレスリングに重点を置いたファイトは、今でも欠かせないと思います。ただ自分もキャリアを積み、背中のケガも経験しました。フィジカルを鍛えつつも結果として、戦い方を変えないといけなかったです。

それが打撃重視の戦いです。若い時のようにスタミナ勝負のようなファイトではなく、効果的な戦いを心掛けるようになりましたね」

──つまりムイン・ガフロフともスマートに戦うと。

「そうですね。ムイン・ガフロフはアグレッシブでタフな相手なので、賢く戦う必要があります。でも、彼よりもアグレッシブで爆発力のある試合をお見せますよ」

Black CombatかUFCか。それはファンが判断すること

──ところでK-MMA界も大きく変わったと思います。チームMADが小さなジムで、マットは汗がたまるような時代を知るカン・ギョンホ選手から若い世代に伝えたいことはありますか。

「今、韓国では凄く可能性のある若い選手が多く育ってきています。チームMADもそうです。とにかく必死に戦い、必死に練習をする。自分の限界に挑む姿を見せることで、彼らもやる気を出してくれると思っています」

──押忍。ところで今や韓国でも若い選手はSNSを駆使し、ケージ外でのエンターテイメント化が進んでいると思います。

「MMAはプロ産業です。私たちはファンの関心を引かなければならないです。それを自分自身でやっていることは、良いのではないでしょうか。トレンドを目指す。それは凄く自然なことで、プロとしても良いことだと自分は捉えています。もちろん、それ以前にしっかりと練習をすることが前提として存在しています。それ以外のことは、二の次です。そこが分かっていれば良いことです」

──Black Combatの取材をすると、試合後のマイクのやり取りが非常に長いです。それを若いファンが凄く楽しんでいる。あのシーンを目の当たりにすると、まさに隔世の感という言葉が思い浮かびます。

「つまりはファンが何を見たいのかっていうことなんですよね。試合時間よりも長いインタビューをファンが楽しんでいるなら、それはそれで正解です。MMAプロモーションはファンの見たいモノを提供するものです。Black Combatが見たいのか。UFCが見たいのか。それはファンの皆が判断することなんです」

──押忍。試合以外のことまで、しっかりと話してくれてありがとうございます。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「自分は日本でも試合をしたことがありますし、日本人選手とはたくさん試合をしてきました。それでも日本の人たちは自分に声援をおくってくれます。また、いつの日か日本で戦いたいと思っています。いつも応援ありがとうございます」

■視聴方法(予定)
6月23日(日)
午前0時45分~ U-NEXT
■放送予定
6月23日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC Fight Pass
午前0時45分~U-NEXT

■UFC ABC06対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
イクラム・アリスケロフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
アントニオ・トロッコリ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
ヴォルカン・オズデミア(スイス)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ジャレッド・ゴードン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)
フィリッピ・リマ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
ニコラス・ダルビー(デンマーク)

<バンタム級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
カン・ギョンホ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)
ブレンジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
シャオ・ロン(中国)

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45 AB Cage Warriors MMA MMAPLANET o UFC UFC298 YouTube   アマンダ・レモス アレックス・ヴォルカノフスキー アンドレア・リー イアン・ギャリー イリャ・トプリア オーバン・エリオット キック シャクハト・ラクモノフ ジェフ・ニール ジャスティン・タファ ジョシュ・クィンラン ダニエル・ロドリゲス ダニー・バーロウ デミアン・マイア ニール・マグニー パウロ・コスタ ヘンリー・セフード マッケンジー・ダーン マラブ・デヴァリシビリ ミランダ・マーヴェリック リー・ジンリャン ロマン・コピロフ ヴィセンチ・ルケ 中村倫也

【UFC298】The Future !!! ジェフ・ニール戦へ、イアン・ギャリー「世界中の皆が、僕の運命を追い続ける」

【写真】ファイトウィークに技術論の言葉を重ねてれる。本当に感謝です(C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC 298「Volkanovski vs Topuria」でイアン・ギャリーがジェフ・ニールと対戦する。
Text by Manabu Takashima

英国#01フィーダーショー=Cage Warriorsで7連勝を遂げ、ウェルター級王者としてUFCへ。世界最高峰でも6連勝と負け知らずのギャリーは、昨年12月にキルクリフFCの盟友ヴィセンチ・ルケと戦う予定だった。

しかし、ファイトウィークに体調を崩して欠場に。そんな幻となった同門対決と、今回のニール戦からの世界王座への道のりについてギャリーをインタビューした。26歳、これからピークを迎えるMMA界の未来──の言葉は自信に満ち満ちていた。


──週末にジェフ・ニールとの対戦を控えたイアンです。今の気持ちを教えてください。

「エキサイティング。僕がどれだけことができるのかを、ファンの皆に見てもらえることが楽しみでならない」

──昨年12月のヴィセンチ・ルケ戦はファイトウィークに病欠になってしまいましたが、それ以前にヴィセンチというキルクリフFCのチームメイトとの試合が決まったことに驚かされました。そして試合前はキルクリフFCでなく、ブラジルで調整をしていたとも聞いています。

「その通りだ。ヴィセンチは僕の友人で、家族と一緒にブラジルからフロリダに移り住んでいる。僕は身軽だし、その点が気になっていたからジムを出てブラジルで準備をすることにしたんだ。そうすれば、ヴィセンチは家族と離れる必要はないだろうと思って。

ただ、残念なことにファイトウィークに体調不良に陥ってしまって──でも、それも人間が生きていくうえで起こり得ることだからね」

──ではヴィセンチ戦が流れ、キルクリフFCに再合流をしたのでしょうか。

「今回の試合は、そのままブラジルに残って練習をして来た。シュートボクセで練習し、柔術はデミアン・マイアとやってきた」

──デミアン・マイアと!!

「そうなんだ。最高の技術に触れ合うことができた。成長するために、素晴らしい出会いになったよ。でもキルクリフFCを離れたわけじゃない。今も皆が友人だ。コンタクトも取り続けているし、またジムに戻る。でも今はブラジルで柔術を学ぶことが、自分にとって正しい道なんだ」

──チーム内にウェルター級のライバルがいることを考慮したということは?

「ノー(笑)。ヴィセンチ・ルケもシャクハト・ラクモノフ、リー・ジンリャン、ジルベウト・ドリーニョ、皆が僕の友人だ。彼らから色々なことを学ばせてもらった。色んな影響も受けてきたよ。僕にとって欠かせない存在だ。またキルクリフに戻って、皆とスパーリングを再開するよ。彼らと同じ場所を共有すること自体が、楽しくてならないからね」

──では、今回の試合のコーナーマンは?

「ディエゴ・リマ、シュートボクセのヘッドコーチだ。そして対戦経験のあるダニエル・ロドリゲスも僕を助けてくれる。今回、ジェフ・ニールとの対策練習でトレーニング・パートナーを務めてくれたんだ。凄く良いヤツなんだよ。この試合のために、凄く良い練習をディエゴやダニエルと積むことができた」

──シャクハト、ヴィセンチは既にジェフ・ニールと戦っており、キルクリフのコーチングスタッフはニールのことを凄く理解しているかと。

「そこは特に気にしていない。僕は自分の才能を信じている。自分がどれだけできるのかも、自信を持っている。いかに自分が特別なのかを知っているからね。誰も僕のようには戦えない」

──なるほどぉ!! ではジェフ・ニールの印象を話してもらえますか。

「良い選手だよ。タフで、パンチが重い。そして、思い切り打ちこんでくる。テイクダウン・ディフェンスにも長けている。でも背が低い。あのリーチでは、僕の距離を攻略することはできない。何より、俊敏さという面では一切僕に優るところはない。彼にとって僕のスピードは超絶なほどに厄介になるだろう。彼の拳は僕の顔を捕えることはできないよ。

それにジェフは僕のようなディフェンス能力も持ち合わせていない。彼は殴る能力はあるけど、守る力が欠けている。だからタフなファイトが必要になってくるんだ。僕は彼を近寄らせることなく、やりたいことを封じ込む。試合は僕がドミネイトするよ」

──ニール・マグニー戦ではイアンのカーフキックが凄く効果的でした。マグニーはオーソで、ニールはサウスポーなのでインサイドローがカーフキックのように有効活用できると考えていますか。

「カーフよりもインサイドローの方が、リスキーだ。右インローを蹴ると、ニールに左ストレートを打つ機会を与えることにもなる。だから正しいタイミングで、正しい場所に足を置く必要がある。いくら相手にダメージを与える攻撃でも、自分が傷ついては何もならない。もちろんインローを有効に使うことがえきれば、その効果は大きいよ。それは絶対だ。

どのような蹴りでも、彼の前足を削ることができれば試合を有利に運ぶことができるようになる。ニールのスピードは落ち、前に出てくる圧力も落ちるからね。そういう展開を望まないわけがない。でも、それには正しい場所かつ正確なタイミングで蹴ることが必要になる」

──押忍。UFCデビュー戦の頃からインタビューをさせてもらってきましたが、一つ一つの言葉に説得力が出てきました。UFCで無敗でいるということは、それだけの自信になったといえますか。

「自信は持っているよ。自分を信じることから、始まっているから。そして、その自信は自分がやるべきことをやり、結果を残すことでより大きく、絶対になってきた。ガキの頃から自信はあったけど、より真実味をもって特別な自信を持てるようになったんだ」

──素晴らしいです。ところでウェルター級という層の厚い階級で、タイトルショットを手にするために今回の試合では何を見せないといけないと感じていますか。

「計画では、世界王座挑戦は2025年だ。そのために今年は、如何に僕が優れたファイターかを世界のトップ戦線で証明し続ける。手始めに土曜日にはジェフ・ニールをぶっ飛ばす。そしてトップ5ファイターから2人を指名する。

現時点でトップ15人のうち、6人を破っている。来年、タイトル挑戦を実現させるには7位か6位、5位を倒してから、1位か2位のファイターに勝つ。そうなればイアン・ギャリーが最高のファイターだと世界も認識し始めるだろう。ワクワクするよ。

皆が熱狂するファイトと共に、ゴールに向かって世界を震撼させる。それが運命だ。世界中の皆が、そんな僕の運命を追い続けることになるんだよ(笑)」

──イアン、世界中の1人として楽しみにしています。では最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「もちろん!! 僕は柔道の黒帯だ。柔道を通して、日本の文化に実際に触れたいと思っている。日本で僕のルーツに立ち返りたい。対戦相手の重心を崩すことは、MMAでも本当に有効になってくるから。それを日本の柔道で学びたいんだ。絶対に日本に行くよ」

──講道館で稽古するイアンの姿、見てみたいですね。

「おぉ!! そうなれば最高だよ。講道館の刺繍が入った黒帯を巻きたい。友人の1人が日本で柔道の稽古をしてきて、本当にビューティフルな道着を持って帰ってきたんだ。日本の友の誰かが、講道館の黒帯を僕に届けてくれないかな(笑)」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■ UFC298対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者] イリャ・トプリア(ドイツ)

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウティカー(豪州)
パウロ・コスタ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
ヘンリー・セフード(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
ロマン・コピロフ(ロシア)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・デリマ(ブラジル)
ジャスティン・タファ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
カルロス・ヴェラ(コロンビア)

<ウェルター級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
ブレジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ダニー・バーロウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァル・ウッドバーン(米国)
オーバン・エリオット(英国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

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MMA o ONE UFC UFC292   イアン・ギャリー キック ジェフ・ニール ダニエル・ロドリゲス ニール・マグニー フィリップ・ロウ ブラック ボクシング

8.19『UFC 292』イアン・ギャリーの対戦相手がジェフ・ニールからニール・マグニーに変更

UFC ユーエフシー ムエタイパッド BLACK×RED ブラック 黒 UHK-69755 キックミット 総合格闘後 武道 空手 キックボクシング



 UFCが8月18日にマサチューセッツ州ボストンで開催する『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でイアン・ギャリーと対戦予定だったジェフ・ニールが欠場、代わりにニール・マグニーがギャリーと対戦するとのこと。

 ギャリーは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でダニエル・ロドリゲスに1R TKO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来12戦全勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCウェルター級ランキング13位。

 マグニーは6月の『UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria』でフィリップ・ロウに判定勝ちして以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング11位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 イアン・ギャリー ダニエル・ロドリゲス ニール・マグニー

【UFC ABC04】ミドル、ミドルからの右ハイ! ギャリーがロドリゲスをKOしてTOP10入りをアピール

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.1R2分57秒 by TKO
ダニエル・ロドリゲス(米国)

サウスポーのロドリゲスが距離を詰める。ギャリーは右ミドル、受けたロドリゲスは右ジャブでギャリーにケージを背負わせた。すぐに脱したギャリーが左ジャブを突く。左ボディストレートから右ジャブで追い立てるロドリゲスに対し、ギャリーが相手の右に回って右ミドルを入れた。ロドリゲスもギャリーの左ジャブに左ストレートを返した。

前に出たロドリゲスの左ストレートに、ギャリーも打ち下ろしの右を被せる。ギャリーの右ミドル、ワンツーでもロドリゲスの前進は止まらない。完全にケージを背負わされたギャリーが組みついた。右腕を差し上げてくるギャリーを、ロドリゲスがケージへ押し込もうとするが、ギャリーが離れた。ケージ中央を取ったギャリーがワンツー、右ミドルを伸ばす。さらに右ハイがロドリゲスの顔面をかすめた。

互いにパンチを交わしたあと、ギャリーの右ハイがクリーンヒット。動きが止まったロドリゲスをパンチ連打の追撃で倒したギャリーは、そのまま鉄槌とパウンドの嵐でレフェリーストップを呼び込んだ。

ウェルター級ランキング15位のロドリゲスをKOしたギャリーは、試合後のインタビューでトップ10入りとニール・マグニーの名前を挙げた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 アンソニー・スミス イアン・ギャリー イスラエル・アデサニャ イホール・ポティエリア カール・ウィリアムス カーロス・アルバーグ キック キム・ジヨン ゲイブ・グリーン ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク ジョニー・ウォーカー ダニエル・ロドリゲス ティム・ミーンズ ブライアン・バトル ボクシング マット・ブラウン

【UFC ABC04】ポティエリアと対戦、アデサニャの同門カーロス・アルバーグ「力に頼った打撃はできない」

【写真】スクショを撮る際に、この笑顔になった理由は…… (C)MMAPLANET

あと10分でスタートするUFC on ABC04「Rozenstruik vs Almeida」。ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される同大会で、カーロス・アルバーグがイホール・ポティエリアと対戦する。

イスラエル・アデサニャの同門。NZ最大の1dayキックトーナメント=King in the Ringを揃って2階級制覇したアルバーグが、先のアデサニャ✖ポアタンをどのように見ていたのか。キックとMMAの違いを熱心に話してくれた。


──イホール・ポティエリアと今週末に対戦します(※取材は10日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じだよ。ノースカロライナにやってきて、減量に向けてウオーターローディングをやっていて、まだ幾分体重を落とさないといけないけど順調だよ」

──カーロスはマオリの血が入っているようですが、マーク・ハントやレイ・セフォーというファイターと違いスリムな感じがしていたのですが、減量は厳しい方なのでしょうか。

「今回、いつものファイトキャンプよりちょっと体重が重くて。ここ3日は、水分とフルーツで過ごしてきた。計量の前日の昼からはフルーツを食べるのもやめる。でも、まぁ僕もマオリ族ってことだよ。でも今ではポリネシアンは太ってしまったけど、本来は筋肉隆々で引き締まったボディをしていたんだよ(笑)」

──なるほど(笑)。ところで4月にチームメイトのイスラエル・アデサニャが、アレックス・ポアタンを破り王座返り咲きに成功しました。両者揃ってキックの強豪、カーロスもまたイスラエルと同様にKING in The Ringの2階級王者からMMAに転じました。同じ元キックボクサーとして両者の打撃をどのように見ていましたか。

「興味深いよね。MMAとキックボクシングは距離も角度も違う。力に頼った打撃ができない。それがMMAの特徴だ。とにかくバランスを崩さないで戦う必要がある。テイクダウンがあることを、一瞬たりとも忘れてはいけない。そしてポアタンは組まれるのが嫌なまま戦っていた。僕らはそんなことはない。チームではしっかりとレスリングに取り組んでいるから。

イスラエルとポアタンの一番の違いは、MMAのバランスを理解して戦っているかどうか。そこだと思うよ。僕らもレスリングや柔術で攻めるには至っていないけど、防御に関しては十分にMMAに対応できるようになってきた。結果、100パーセントの打撃を使うことが可能になる」

──カーロスはキックボクシンググローブからMMAグローブに変わることで、パンチの意識も変わりましたか。

「そうだね。MMAグローブではしっかりと拳頭を正確に相手に当てる必要がある。グローブのどこかが当たれば良いというパンチは出せない。それにボクシンググローブではタッチできていたパンチが、小さなグローブだと届かない。僕はこの僅かな差に苦しんだ。届くと思ったパンチが、最初の頃は届かなかった。グローブの違いで、レンジが変わったんだよ。ホント、小さな違いが大きな問題だった。

大体キックボクサーとレスラーや柔術家は持っている武器が違うから、そのまま戦えるわけがないからね。防御も変わる。顔を守っていても、MMAでは隙だらけになってしまう」

(C)Zuffa/UFC

──そんななか対戦相手のポティエリアは荒いボクシングを使います。

「トリッキーなサウスポーだから、十分に警戒しないといけない。若くてハングリーなファイターは、何をやってくるのか分からないところがあるからね。あれだけのレコードを持っているということは、それだけ力があるということだし。プレリミで一番エキサイティングな試合になるだろう。ホント、メインカードに昇格してほしいよ。

これまでMMAに慣れるために色々と試しながら戦ってきたけど、もう自分の戦い方が確立できてきた。武器も増えたし、強力になった。この試合に勝って、いつでもトップ15と戦えるということを示したい。そして、大金を稼がないとね。その準備はできているよ」

■視聴方法(予定)
5月14日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC on ABC04計量結果

<ヘビー級/5分5R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャルトン・アウメイダ: 231ポンド(104.78キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
イホール・ポティエリア: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アレックス・モロノ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン: 170ポンド(77.11キロ)
コート・マクギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 254ポンド(115.21キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
コディ・ステーマン: 139ポンド(63.04キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 139.5ポンド(63.27キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)
マンディ・ボーム: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブライアン・バトル: 173ポンド(78.47キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
タイナラ・リスボア: 134ポンド(60.78キロ)

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『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』前日計量動画/ナタン・レヴィ vs. ピート・ロドリゲスが中止に

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 『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』で予定されていたナタン・レヴィ vs. ピート・ロドリゲスが中止になったとのこと。レヴィによるとロドリゲス陣営から158ポンド契約を要求されて同意したものの、その後160ポンド契約を要求されてこれも飲んだそうです。しかしロドリゲスが162ポンドで減量を止めてしまったことから中止になったとのこと。レヴィは「彼は自分のキャリアを台無しにしたしプロ失格だ」と激怒しています。



MAIN CARD (ABC/ESPN+, 3 p.m. ET)

・Jailton Almeida (231) vs. Jairzinho Rozenstruik (265)
・Anthony Smith (205.5) vs. Johnny Walker (205.5)
・Ian Machado Garry (170.5) vs. Daniel Rodriguez (170)*
・Ihor Potieria (204.5) vs. Carlos Ulberg (204.5)
・Tim Means (170.5) vs. Alex Morono (169.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 11:30 a.m. ET)

・Matt Brown (170) vs. Court McGee (170.5)
・Chase Sherman (254) vs. Karl Williams (239.5)
・Douglas Silva de Andrade (139.5) vs. Cody Stamann (139) – 140-pound contract weight
・Mandy Bohm (126) vs. Ji Yeon Kim (126)
・Bryan Battle (173)* vs. Gabe Green (170.5)
・Jessica-Rose Clark (135.5) vs. Tainara Lisboa (134)

 前日計量結果。メインカードはダニエル・ロドリゲスが2度目の計量でクリア。プレリミナリーカードはブライアン・バトルが173ポンドと2ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. ジャイルトン・アルメイダはホーゼンストライク支持2人、アルメイダ支持9人。

・アンソニー・スミス vs. ジョニー・ウォーカーはスミス支持6人、ウォーカー支持5人。

・ダニエル・ロドリゲス vs. イアン・ギャリーはロドリゲス支持3人、ギャリー支持8人。

・カーロス・アルバーグ vs. イホール・ポテーリャはアルバーグ支持10人、ポテーリャ支持1人。

・アレックス・モロノ vs. ティム・ミーンズはモロノ支持8人、ミーンズ支持3人。続きを読む・・・
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MMA o UFC キック ダニエル・ロドリゲス

UFC on ESPN43:第3試合・トレヴィン・ジャイルズ vs. プレストン・パーソンズ

ウェルター級。

地元テキサス出身・在住のジャイルズ。UFC6勝4敗。UFCデビュー戦はライトヘビー級、2戦目からはミドル級に落とし、前々回からウェルター級に落としている。ウェルター級では初戦は1RKO負けしたが、2戦目はUFC0勝1敗のルイス・コシにお見合いが多い退屈な試合ながら判定勝ちした。素早いジャブが武器。UFCデビュー後に警察学校の試験のために1年半休業していたことがあるが、現在は警察を辞めてMMAに専念している。30歳。

パーソンズは21年7月、試合1週間前に欠場した選手の代役で試合UFCデビュー。いきなりUFC4勝1敗のダニエル・ロドリゲスと対戦し、1Rにパンチを貰って亀になったところでパウンドで打たれてKO負け。2戦目は相手が欠場し、試合3日前にUFCデビューが決まった階級下の相手にポジショニングで圧倒し判定勝ち。ローカル時代は全試合一本勝ちしていたが、レベルが低い相手ばかりだったので極めが強いかどうかは不明。UFCでの試合を見る限り、打撃は普通に出来る。27歳。

いきなりパンチから組んでいったパーソンズ。ケージに押し込むが、差し替えして入れ替えるジャイルズ。自ら離れたが、パーソンズタックルでケージに押し込む。入れ替えてまた離れるジャイルズ。ジャブがヒット。ぐらついたパーソンズ。またジャブ。ヒットしている。パンチから組み付いたパーソンズ。ボディロックして膝を入れる。が、ジャイルズ差し替えして入れ替え離れる。またジャブ。鋭い。見えていないパーソンズはことごとくもらっている。パーソンズタックル。切られた。アンクルピックで倒そうとしたが倒せず。が、パーソンズの右がヒットし効いた!パーソンズがケージに詰めてパンチを入れる。膝を着いたジャイルズのバックに回りチョーク。なんとか外れた。サイド。ジャイルズ下からバギーチョーク。しかし決まらず、外れた瞬間にマウントを取られる。肘を落としたパーソンズ。亀になったジャイルズにチョーク。外したが今度はヤスケビッチ十字。しかしこれも外して上になったジャイルズ。肘を落とすがパーソンズ下から蹴って立つ。ホーン。

1Rパーソンズ

2R。ジャイルズの右がヒットするが、また組んでいくパーソンズ。ケージに押し込むが差し替えるジャイルズ。離れた。またジャブを入れていくジャイルズ。ワンツーを返すパーソンズ。しかしまたジャブ。連続でヒット。パーソンズかいくぐってタックル。ダブルレッグで尻もちまで着かせたが、すぐにケージで立つジャイルズ。ボディロックを放さず倒したパーソンズだが、ジャイルズすり抜けて離れた。パーソンズまたタックル。切って鉄槌を入れたジャイルズ。パーソンズ立つ。ジャイルズのパンチを貰っているパーソンズだが、パーソンズの右もヒットしている。が、タックルは切られた。そのまま足にしがみつくパーソンズ。ジャイルズボディロック。パーソンズ投げを狙ったがスッポ抜けて下に。ハーフで押さえ込むジャイルズ。パーソンズ消耗している。残りわずかで体を起こし強い鉄槌を入れたジャイルズ。ホーン。

2Rジャイルズ。

3R開始前にパーソンズのドクターチェック。目の腫れか。見えるかどうかだけチェックされ再開。カーフを蹴るパーソンズ。詰めてパンチを入れるが、すぐにまた組み付く。ケージに押し込み肩パンチを入れたが、ジャイルズ離れた。またカーフを蹴るパーソンズ。効いている。ジャイルズはジャブを入れる。しかしなおもカーフキック。ジャイルズクリンチしてケージに押し込むが、自ら離れた。パーソンズカーフキックに活路を見出している。ジャイルズジャブを入れるが、パーソンズタックルへ。テイクダウン。ケージを背に座った体勢のジャイルズ。首を抱えたパーソンズ。ジャイルズが立つと膝を入れる。離れた。またジャブを打ち込むジャイルズ。ジャブのダブルから右。ジャブ連打。パーソンズ駄目タックル。切られてパンチを貰う。立ったが、パンチからまたタックル。ダブルレッグ。ジャイルズブラウン肘を入れたがテイクダウンされる。ジャイルズも疲れているか。立つのではなく下からキムラを狙ったが外れて下に。パーソンズ肩固め。マウントに。が、浅い。ジャイルズケージを蹴って反転して上を取る。残り1分。ガードを取ったパーソンズ。腕十字を狙うパーソンズだがパウンドを落とすジャイルズ。下から足にしがみつくパーソンズ。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでジャイルズ勝利。

割れたのは3Rか?ヒット数ではパーソンズだったが、カーフキックのダメージは評価されなかったか。

地元テキサス勢が3連勝。