<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ウィリアムス(米国)
Def.1R2分19秒by TKO
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
右ストレートを空振りしたホドリゲスが、ヒザ蹴りから右ミドルを決める。立ちあがりから勢いの差を見せ、右の相打ちも勢いで上回るホドリゲスはヒザ蹴り、ミドルからウィリアムスの左に左を打ち返す。さらに右ハイを繰り出したホドリゲスのダブルレッグを切ったウィリアムスが左フック、ホドリゲスは右フックを打ち返す。
右ストレートを当てたホドリゲスの首相撲に対し、ウィリアムスが左を当てる。腰が落ちたホドリゲスにパンチをまとめたウィリアムス。ホドリゲスも右を打ち返そうとし、左をモロに被弾しジ・エンド、ウィリアムスが一発から試合を決めた。
「速かったけど、頭を振っていなかったからね。彼は自分のパンチ力を過信していた。だから僕はパンチを当てることができた。ミドル級で戦うことは大きな決断だった。これからデッカイ奴を倒す第一歩だよ」とウィリアムスは笑顔で話した。
コンテンダーシリーズ・シーズン04、第7週はUFCが求めるフィニッシュは最後の1試合のみ、試合内容としてUFC好みは第2試合と第4試合──ダナ・ホワイトの判断は……。
ダナ・ホワイト
「判定決着が多かった? ファイター達ができることをやった結果だよ。ドリスコール、良いファイトだった。25歳、12勝3敗でまだ最高の時ではない。まだ経験が必要だ。また会うことになるだろうけど、今夜ではなかった。
ダニエル・ウォルフ、興味深い人材だよ。ただし、絶対的に経験が必要だ。でも彼女にはボクシングの経験が豊富だ。戦いが分かっている。ネットでは彼女は勝っていないとかバカげた意見が出ているけど、彼女は勝った。試合を与えるよ。
ロンバードの試合は解説のビスピンが言った通りだ。可能性はあるけど、今日のパフォーマンスではサインはできない。
エングリンとナイモフ……気持ち、技術、意欲、勝ち方を2人とも持っていた。一進一退の戦いだったよ。エングリン、いや2人も全てを見せてくれた。気に入ったよ。もっと見てみたい。キッド、こっちに来い。サインをしよう。
ジョーダン・ウィリアムス。彼の意志の強さを尊敬してやまない。だから彼を3度もここに呼んだんだ。3度目の正直だよ(笑)。
ナイモフに関しては……凄く動揺していたな。だから一旦休んで。欠場が出たら真っ先に声を掛けると伝えたよ。直ぐに彼の試合をみることができるだろう」
ダニエル・ウォルフ、コリン・エングリン、ジョーダン・ウィリアムスの3人がUFCとの契約を決めた。