【第1試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 55kg契約】
○森井翼(テツジム)
(判定3-0)
×FUJIMON♡(亀岡キックボクシングジム)
1R、開始直後から森井がアグレッシブに攻める。距離を詰めると至近距離では膝蹴りを多用。距離が離れると左右のパンチ、ロー、ミドルでイケイケ。ダウンこそ奪えないが手数で圧倒してラウンドを終えた。FUJIMON♡は終了間際にバックブローを放つが防戦が目立った。
2R、やはり先手を取るのは森井。中盤には左ミドルを効かせるとFUJIMON♡は後退。さらに左右のパンチを当てるとFUJIMON♡はバランスを崩す。森井はラッシュを仕掛けるがダウンを奪う事が出来ずにラウンド終了。森井が圧倒し始めた。
3R、ゴングと同時にFUJIMON♡が玉砕覚悟でラッシュ。しかし足を止めて森井も応戦。序盤のFUJIMON♡のラッシュを凌ぐとやはり森井ペース。距離を取ってミドル、ハイを効かせてパンチを打ち込むとFUJIMON♡はフラフラ。あと一発でKOというところまで追い詰めたが試合終了。判定は森井に軍配。
【第2試合 MMA バンタム級】
○加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
(2R TKO)
×藤原克也(SMOKER GYM)
1R、開始直後に左フックをクリーンヒットさせた加藤。藤原はダウン。加藤はパウンドで仕留めにかかるが藤原はタックルで組み付く。持ち堪えてスタンドに戻ると逆に藤原のパンチがヒットして加藤は腰を落とす。しかし加藤はすぐに回復。スタンドの展開に戻るとやや試合は落ち着く。加藤は低いガードから左右のジャブを中心にプレッシャーをかけると藤原は鼻から激しく出血。ドクターチェックが入った末に再開。すると加藤はタックルでテイクダウンしてバックに回るが藤原はすぐに脱出。なんとか持ちこたえてラウンドを終えた。
2R、藤原がプレッシャーをかけるが加藤の動きはスピーディー。素早くかわすと左右のジャブを的確に当てていく。藤原も離れ際に膝を狙うなどするが不発。加藤のパンチが的確にヒットする藤原の鼻からの出血を見てレフェリーが試合を止めた!加藤が実績の差を見せつけた。
【第3試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 女子46kg契約】
○百花(魁塾)
(判定3-0)
×未來(Blaze)
1R、序盤は未來が間合いを詰めて積極的にパンチを出す。しかし時間が経つにつれて百花ペース。リーチ差で劣るものの近めの距離から右フックを強振するとこれが蓄積。未來はグラつく場面も見られるなど有効打で百花が上回ってラウンドを終えた。
2R、リーチ差を活かすべく未來は距離を置く。前蹴りやローで試合を組み立てようとするが、百花は距離を詰めてパンチを当てる。すると未來は鼻から出血。終盤には百花のパンチが的確にヒット。ダウンこそ奪えなかったものの、パンチが効いて未來がスリップする場面も。
3R、後がない未來だが主導権を握るには百花。距離を潰して左右のパンチを蓄積させていく。未來はさらに鼻から出血。結局最後まで百花はスタミナが切れず、パンチをヒットし続けて試合終了。百花が完封勝ちです。
【第4試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 61kg契約】
×市村大斗(多田ジム)
(2R KO)
○テーパリット・ジョウジム(ジョウジム)
1R、テーパリットが左右のパンチを思い切りよく振り回す。あまりの強振にヒヤッとする場面の連続。市川はガードを固めてローを放つが、テーパリットもローを打ち返して応戦。中盤に市川がテーパリットにケージを背負わせてパンチを集中するがテーパリットは脱出。このラウンドは有効打でテーパリットが上手か。
2R、やはりテーパリットがパンチで圧力をかける。左右のフックに加えて強烈なボディをヒットさせて攻勢。市川がローで反撃するも逆にローを打ち返して手数で圧倒。終了間際にボディをヒットさせて市川を後退させると、追撃の右フックがクリーンヒット。ダウンした市川は立ち上がる事が出来ず試合終了。テーパリットが圧倒的なパワーを見せつけた。
【第5試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 53kg契約】
○政所仁(魁塾)
(2R TKO)
×平松侑(岡山ジム)
1R、開始直後は一定の距離を置いた静かな立ち上がり。互いに様子を見ているのか。時間が経つにつれて政所が距離を詰めてパンチでラッシュ。平松をケージ際に追い詰めてボディを交えたコンビネーションを見せる。しかし平松もパンチを打ち返して決定打をもらわわずラウンドを終えた。
2R、リーチ差を活かして左ミドルを多用し始めた平松。しかし政所はハイを打ち返すとこれが顎を捉えて平松はダウン。なんとか立ち上がる。政所は距離を詰めてパンチを出すと平松は足を止めて応戦。激しいパンチの応酬の末、政所のフックがクリーンヒット。平松は腰から崩れ落ちてダウン。レフェリーが試合を止めた!政所は大晦日参戦をマイクアピール!
【第6試合 MMA バンタム級】
×釜谷真(SWAG GYM KYOTO)
(2R TKO)
○ダイキ・ライトイヤー(修斗ジム神戸)
1R、パンチの交差から釜谷が片足タックルでテイクダウン。釜谷は徐々にパスを狙うがダイキやスイープ。立ち上がる釜谷の背中にスタンドで張り付く。しかし不完全。ここでブレイク。スタンドに戻ると距離を取りつつの打撃戦。ダイキは関節蹴り、釜谷はジャブで手数を稼ぐ。お互いに決定打がないままラウンドを終えた。
2R、序盤から激しい打撃の応酬。釜谷の左フックでダイキは膝をつく。釜谷は追撃を狙うがダイキは回復して打ち返す。すると逆にパンチがヒットしたか釜谷はタックルを狙う。だがダイキは簡単に切ってスタンドの時間が続く。すると釜谷のタックルに合わせてダイキの膝蹴りがクリーンヒット!グッタリとダウンした釜谷を見てレフェリーが試合を止めた!ダイキが快勝です!
【第7試合 MMA 73kg契約】
×奥田啓介(DRAGON GATE)
(1R チョーク)
○グラント・ボグダノフ(KUSSANO TEAM)
1R、前に出て組み付くのは奥田。ケージに押し込むが足を掛けてテイクダウンしたのはボグダノフ。簡単にマウントを奪取。側頭部にパウンドを入れる。すぐにバックに回るとチョーク!奥田はタップ!ボグダノフがあっと言う間に一本勝ち!めちゃくちゃ強い!勝ったボグダノフはマイクを握って大晦日にホベルト・サトシ・ソウザに対戦要求。いやいや。言ってるだけだと思うけど、素人に一本勝ちして大晦日、しかも王者に宣戦布告って。。。身の程を知った方が。。。謙虚さは大事よ。
【第8試合 MMA フェザー級】
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
(判定3-0)
×山本空良(パワーオブドリーム)
1R、序盤は長いお見合い。互いに警戒しているか。時間が経つにつれ鈴木がローでリズムを作る。終盤に入ると山本が胴タックル。鈴木は受け止めるが山本は粘り強く組み付く。やや強引にグラウンドに持ち込むとバックに回ってチョークを狙う。入ったかに見えたが鈴木は寸前で脱出してラウンドを終えた。
2R、開始直後から前に出る山本。しかし鈴木はパンチで迎撃。右ストレートをクリーンヒットさせる。さらに追撃をかけると山本も応戦。しかし鈴木のフックがヒットして山本はダウン。タックルに逃げるが鈴木は完全に切ってスタンドを要求。すると山本は完全に警戒して手が出ない。鈴木も深追いせずお見合いが続く。終了間際に鈴木が打撃でラッシュを仕掛けるが山本は耐え抜いてラウンド終了。
3R、やはり踏み込めない山本。鈴木も決して前に行かず膠着状態。中盤に入って山本は胴タックルで組み付く。ケージに押し込むが鈴木は肘を放って脱出に成功。身体が離れるとやはり互いに手が出ずにこのまま試合終了。判定はダウンを奪った鈴木に軍配。
【第9試合 MMA フライ級】
○竿本樹生(BRAVE)
(判定2-1)
×松場貴志(パラエストラ加古川)
1R、開始直後から緊張感あるスタンドの神経戦。立ち上がりこそ竿本がタックルに行くが松場がこれを切ると、以降はスタンドの展開が続く。竿本が飛び込んだアッパーやフックを放てば、松場はリーチ差を活かしてジャブやフックをヒットさせて互角の展開。終了間際には松場がタックルにいくが竿本が切ってラウンドを終えた。
2R、前に出てプラッシャーを掛けるのは竿本。至近距離からボディ、アッパー、フックを狙う。対する松場は遠めの距離からジャブ、フックを当てる。スタンドでは互角の展開。終盤には松場のハイがヒットするが竿本のダメージはないか。逆に竿本の細かいパンチで松場は鼻から出血が見られてラウンド終了。
3R、これまでと同様スタンドでの細かくて激しい削り合い。竿本もは距離を詰めてのフック、ボディ、アッパー。松場はリーチを活かしてジャブ、フック、ハイで交戦。さらに中盤に入ると松場がタックルでテイクダウン。だがすぐに竿本は立ち上がってタックルに切り替えるが松場はこれを切ってスタンドに戻る。その後は互角のパンチの応酬のまま試合終了。拮抗した試合はスプリットで竿本に軍配。どっちに転んでもおかしくない大接戦だった。
【第10試合 MMA バンタム級】
×獅庵(パラエストラ大阪)
(1R TKO)
○魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
1R、序盤は息の詰まるようなスタンドの神経戦。じわじわ前に出る獅庵に対して魚井は距離を取ってフルスイングの機会を見定める。中盤に左フックを放つがこれは獅庵の鼻頭をかすめて大きなダメージはない。このままラウンド終了かと思いきや、またしても魚井の左フック。これはヒット。さらに前に出てくる獅庵に対して魚井はまたしても左フック。膝をついた獅庵に対してサッカーボールキックを当てたところでレフェリーが試合を止めた!魚井が快勝です。