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【PFL2022#09】計量終了 ジェンキンス「真剣に考えないと」。2023年はバンタム&女子フライ級実施?!

【写真】先週のウェールズ大会が相当にプッシュされているダコタ・ディチェバは、PFL欧州予選女子フライ級でハスナ・ガバーと対戦する(C)PFL

20日(土・現地時間)、英国ロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09の計量を19日(金・同)に終えている。

インタビューで工藤が語っていたように、本計量を終えた選手たちは夕方からのセレモニアル計量&フェイスオフをカッパーボックス・アリーナで行った。


女子ライト級とフェザー級の準決勝進出8選手は、全員が問題なく計量を終え予定通りのマッチアップでプレーオフは4試合実施される。

ファイスオフを終えた男子4選手とケイラ・ハリソンのコメントは以下の通りだ。

バッバ・ジェンキンス
「絶対的にクドーとの試合に集中している。

チャンピオンになるためにはリベンジが必要となるウェードのことは頭にあるけど、クドーのことを軽く見ることは決してない。彼は良い試合をやってきた。対戦相手のことを真剣に考えないと、深刻なことになる。クドーはそういう相手だよ。勝つためには相手にとって嫌にヤツになる必要がある。今年は集中できている。明日も嫌なヤツになり切り、クドーを倒す。素晴らしい勝利を手にするよ」

工藤諒司
「前回、凄く良い勝ち方ができたので今、一番自信があります。

あまり詳しくは言いたくないですけど、自分を出すということを考えるとノックアウトする、最終的に極めるという風に持っていけばしっかり勝てると思っています」

ブレンダン・ラウネーン
「クリスはシリアスで、僕は笑っていた?『レッツゴー』と伝えたんだ。

明日戦うケージも見えているし。君の言葉もそうだけど、まさしく僕は地元で戦えている。どれだけファンの声援が力になるか、待ち切れない。僕のMMAをクリス・ウェード相手にぶつける」

クリス・ウェード
「僕らは年に3回、4回と既に顔を合わせている。

視線を合わせなくてもナーバスになっているわけじゃない。彼はエキサイトして、緊張していたよ。僕はしっかりと集中できている。しっかりとトレーニングを積み、体重を落とすという作業が今朝、終わった。あとは戦うだけ。彼が何を言おうが、結果は明日の夜に出るから」

ケイラ・ハリソン
「金メダルを取ったアリーナを訪問したの。

私はセンチメンタルな方じゃないけど、良い思い出が蘇って来たわ。その思い出の中に残っているロンドンのファンの前で試合をすることが、どれだけ楽しみかは説明できないわ。戦う理由はたくさんあるけど、一番はヤるかヤれるかを楽しいたいから。もちろんレガシーを残したいし、家族に自分の背中を見せたいけど、とにかく好きだから試合に出るの。終幕の時になんて、一切近づいていないわ。前進するだけよ。相手はストライカー? 14試合戦ってきて、そんなに戦いた方は変わらないわ」

また今回のラインナップには4試合の2023欧州予選が組まれている。文字通り受け止めれば、ここで勝って来年度シーズンに参加できる枠を手にデキるということになるが、前週に続きバンタム級、そして今大会は女子フライ級の試合が予選として組まれている。

今年を含め3シーズンは女子ライト級、フェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級と階級が固定されてきたPFLだが、噂通り女子フライ級とバンタム級が新設されるのか。シーズンファイナルのカード編成にも注目したい。

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前2時00分~DAZN

■ 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ: 136ポンド(61.69キロ)
ラファエル・ウチェブ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド: 155ポンド(70.31キロ)
マイルス・プライス: 155ポンド(70.31キロ)

<2023PFL欧州予選ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド: 243ポンド(110.22キロ)
エイブラハム・バッドリー: 237ポンド(107.5キロ)

<2023PFL欧州予選ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ: 169ポンド(76.66キロ)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン: 168ポンド(76.2キロ)

<2023PFL欧州予選バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ: 135ポンド(61.24キロ)
ダリウス・マフィ: 134ポンド(60.78キロ)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155ポンド(70.31キロ)
マルティナ・インドロヴァ: 154ポンド(69.85キロ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード: 145ポンド(65.77キロ)
ブレンダン・ラウネーン: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 155ポンド(70.31キロ)
オレナ・コレスニク: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司: 145ポンド(65.77キロ)
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)

<PFL欧州予選女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ: 126ポンド(57.15キロ)
ハスナ・ガバー: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル: 205ポンド(92.99キロ)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス: 204ポンド(92.53キロ)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン: 246ポンド(111.58キロ)
ソフィアン・ブキシュ: 239ポンド(108.4キロ)

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【PFL2022#09】フェザー級準決勝、ジェンキンス戦へ。工藤諒司「相手も削られると思っています」

【写真】今も多弁ではない。しかし、落ち着いて話す工藤から確かな自信が伝わってきた (C)RYO CHONAN

明日20日(土・現地時間)、英国はロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09。同大会ではフェザー級2022年シーズン・プレーオフ準決勝として、工藤諒司がバッバ・ジェンキンスと対戦する。

6月のアレハンドロ・フローレスを初回でKOし、工藤は逆転プレーオフ進出を決めた。米国から英国に場所を移して戦う今回の試合に向け、本計量とセレモニアル計量の合間に現地の彼に話を訊いた。


(C)PFL

――本計量が終わって一休み中にありがとうございます。

「いえ、2時間半ほど前に145ポンドでバッチリとパスしました。これから5時間半後ぐらいにTV収録用のパブリック計量があります」

──リカバリー中かと思いますが、体調の方は?

「いつも通りバッチリです」

──米国での2試合から、今回は英国ということで何か違いはありましたか。

「思った以上に涼しいです。もう少し暑いと思ったのですが、湿度も全然なくて気温も20度少しぐらい。日本のことを思うと、夜は肌寒いぐらいです。ただし、それが影響することはないです」

──時差ボケの方は?

「気になっていないです。こっちに来てから試合の時間に動けるように練習をして、夜も眠ることができていますし。米国と違い、会場のあるところに宿泊という形ではないですが、ここまの流れは変わりないです。

あのテント式のサウナも用意してもらっていますし、今回もアレを使って水抜きをしました。PFLはしっかりと練習場所も用意してくれていますし、ホントに問題なくファイトウィークを過ごせました」

──明日は準決勝、100万ドルを意識するようになりましたか。

「そうですね……それよりかは、優勝を意識するようになりました。ただ、今は明日の試合に勝つことに集中しています」

──6月のレギュラーシーズン2戦目は、そこで倒すしかないという状況でアレハンドロ・フローレスを右オーバーハンドで見事にKOしました。

「ポイント的に初回で倒すしかないなかで、ああいう勝ち方ができて良かったです。行けたのと、力が入り過ぎることなく戦えたので。最後も軽く振ったパンチで倒すことができました。

試合中は良く分かっていなかったのですが、あとから映像を視てあんな風にガタンって倒れたのが分かりました。これまでになかった勝ち方なので、少しは自信になりましたね」

──今回の試合は、ポイントは関係ないです。とにかく勝てば決勝進出。とはいえ前回のKO勝ち、その前の試合もダウンを奪っており良いリズムにあります。そういうなかでバッバ・ジェンキンス戦は、どのような試合展開を考えていますか。

「戦い方としては、倒し切ることを一番に考えています。判定だと、前々回の試合のように分からないところがあるので。ただ初回に絶対に倒さないといけないとかではないですし、3Rの間にチャンスが訪れたタイミングで、倒し切りたいです」

──ではジェンキンスの印象をお願いします。

「レスリングと意外とコンパクトな打撃ですかね……。結構、蹴りとか使ってパンチもブンブン振りまわすのではなくて、ワンツーとかコンパクトに打ってきます。そしてテイクダウンを取ってからのパウンド、バックコントロールがしつこい選手です」

──蹴りの距離が長くないですか。

「ハイ。パンチや蹴りを使って、最終的にはテイクダウンを狙っています。そこは意識して、しっかりと対処して自分の攻撃に繋げられるようにしたいと思っています」

──NCAA王者ということでテイクダウン&コントロールを大きく見てしまうところがあります。実際、工藤選手はその辺りをどのように考えていますか。

「確かに上手いです。パワーもありますし。ただし1R、2R、3Rと同じ力で続けることはできないと思います。なので彼が疲れた時など、隙を見せた時に狙っていきたいです。自分も攻めますし、相手も削られると思っています」

──では改めて自信ほどをお願いします。

「もちろん勝つためにやってきたので、負けるつもりは一切ないです。試合で倒し切るということを意識して、勝ちたいと思います」

──前回のKO勝ちで、ファンの期待度は一段階上がったと思います。

「期待してくれる人が増えてもプレッシャーに感じることはないので、たくさん応援してもらえると嬉しいです(笑)」

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前1時30分~DAZN

■ PFL2022#09対戦カード

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
エイブラハム・バッドリー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ(英国)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン(ノルウェー)

<バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ダリウス・マフィ(英国)

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ(スペイン)
ラファエル・ウチェブ(英国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
ブレンダン・ラウレーン(米国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司(日本)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
ハスナ・ガバー(モロッコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン(英国)
ソフィアン・ブキシュ(フランス)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

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【PFL2022#09】3連覇へ、準決勝でインドロヴァと対戦。ケイラ・ハリソン「10万人前でも、舞台裏でも」

【写真】MMAにおける柔道技の有効性、投げてバックを許さない方法、フェザー級転向などを聞いたケイラ・ハリソンのロングインタビューが今月売りのFight&Lifeで!! (C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、英国はロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09で、ケイラ・ハリソンが女子ライト級3連覇を目指し準決勝でマルティナ・インドロヴァと戦う。

ロンドンはケイラにとって、五輪で初めて金メダルを獲得した思い出の街。そんな縁起の良い場所でのセミファイナルのオッズも、当然のように-3000と圧倒的なフェイバリットだ。それでも戦う相手は自分自身だというケイラをATTで取材した。


――ATTからほど近いキルクリフFC所属、今シーズンの初戦で戦ったマリーナ・モフナトキナがロンドンへ向かうと聞きました。準決勝の対戦カードが代わったのでしょうか。

「いいえカードの変更は聞いていないわ。私は予定通りチェコのマルティナ・インドロヴァと戦うわ。マルティナは今年のチャレンジャーシリーズから勝ち上がって来た選手よ。チャレンジャーシリーズでPFLと契約し、プレーオフ進出。マリーナがロンドに向かうのは代役のセットアッパーじゃないかしら。今、ヴィザで入国できないで準決勝のカードが変更されたりしたじゃない?」

――なるほど、そういうことでしたか。ところでロンドン大会での準決勝。ケイラの人生でとても重要な都市で戦うわけですが、記者会見を見る限りではどこで戦おうとあまり気にしていないように見えました。

「ハハハ。もちろんロンドンは私にとってとても良い思い出の街だし、特別な場所よ。私にとって最初のゴールドメダルは、英国の女子柔道界にとっても初めての金メダルだったわけだし。本当にスペシャルな場所よ。MMAファンも熱狂的だし、凄く良い雰囲気で試合ができるでしょうね。でも個人的には、煌びやかな照明の下で10万人の観客の前で戦おうと、その舞台裏で2人で戦おうと、私は自分がやりたいことをやっているだけ。それがどこであろうと関係ないわ」

――格好良いですね。ケイラはいつも常に掛け率でビッグフェイバリットです。対戦相手は思い切りアンダードッグで。インドロヴァ戦への自信の程は?

「いままで一度も自分をフェイバリットだと思って戦ったことはないし、常にアンダードッグの精神で臨んでいるわ。掛け率なメディアの予想も関係ないし、いつも過酷な試合になる覚悟で戦っているし。だから過去の結果や成績、勝算とか考えないようにしているの。試合が近づいてきたらよりたくさん練習するだけ。

20歳のケイラが、私をやっつけるための練習をして、食事や睡眠を取ってすごくいる姿を想像するの。それで私もそれ以上に頑張って練習ができる。要は対戦相手でもなく、掛け率でもなく、全ては自分自身ってことね」

――インドロヴァの印象を聞かせてください。

「彼女は素晴らしい選手よ。打撃も上手いし、フットワーク、グラップリング、キックボクシング、ボクシングもできる。たぶん彼女は打撃で戦いたいはずだから、私は試合をグラップリングに持っていきたいと思っている。うまく自分の試合がデキた方が勝つでしょうね」

――では、フィジカルとメンタル・コンディションはどうですか。

「グッド。良い感じよ」

――まさに練習を見て、その通りだと思いました。ところでMMAプロデビュー後、米国で試合をしてきて、時差は大きくても2、3時間だったと思いますが、ロンドンは6時間ほどの違いがあります。時差は気にならないですか。

「12歳から26歳までの間に日本、中国、韓国、ポーランド、チェコ、ロンドン、ブラジル、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ロシア、あらゆるところに行って試合をしてきたわ。ある時なんて、試合の前夜に現地入ったこともあった。時差の対処はプロ級よ」

――ではいつでも寝られるんですね。

「試合前は、その試合のことだけを考えるの。その方が上手くいくから。2人の子供の世話はないし、ビジネスも忘れて、ストレスもなく、バケーションの感覚に近いかもね(笑)」

――ケイラを倒そうとする相手を目の前にバケーションとは……。

「それが楽しいのよ(笑)」

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前2時00分~DAZN

■ PFL2022#09対戦カード

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
エイブラハム・バッドリー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ(英国)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン(ノルウェー)

<バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ダリウス・マフィ(英国)

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ(スペイン)
ラファエル・ウチェブ(英国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
ブレンダン・ラウレーン(米国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司(日本)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
ハスナ・ガバー(モロッコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン(英国)
ソフィアン・ブキシュ(フランス)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

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【PFL2022#02】計量終了 工藤諒司が出場するフェザー級=「群雄割拠」by クリス・ウェード

【写真】本計量では1ポンドの差があったが、ラウネーンは本格的にフィジカルを鍛えてきたという(C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、28日(木・同)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催されるPFL2021#02の計量が行われた。

計量失敗はマイナス1Pと、即プレーオフ進出に黄信号が灯るPFLだけにフェザー級に出場するファイターは、工藤諒司も含め1人も体重オーバーは見られなかった。


その工藤は日の丸の入ったPFLのグレーのショーツを履き、ブレンダン・ラウネーンと視線を逸らさずフェイスオフを終えた。

ラウネーンは「去年と比較して全面的に強化してきたけど、特にフィジカル・コンディショニングの面で専門のコーチをつけたことが一番の違いかと思う。ここまでしっかりとプログラムを組んで、トレーニングしたことはなかった。ベストバージョンのラウネーンを見せることができると思う。自信? 去年はチャンプにスプリットで負けただけだし、自信を持ったまま2022年シーズンを迎えているよ」とインタビューで話した。

コメインは昨年準優勝のクリス・ウェード✖2018年&2019年世界王者ランス・パーマーの一戦。この両者もフェイスオフ後にしっかりと握手し、肩を抱いて別れると「今年は過去最高のシーズンになるだろうね。この環境にも慣れてきたしね。準備はこれまで以上にできている。でも、なんといってもフェザー級は群雄割拠だ。ランスはPFL史上、最も偉大なファイターの1人だ。僕はウェルラウンダーと戦いと思って来たし、準備はできているよ」とウェードがコメントした。

また昨年の初戦でパーマーを破っている元BRAVE CFフェザー級王者のバッバ・ジェンキンスは、カイル・バチニアック戦を明日に控え、「去年の自分の試合映像をチェックして、どこがいけなかったのかを確認してきた。スタミナトレも増やし、栄養面もしっかりとケアしてきたから、去年よりグッドシェイプだ。去年は2度の世界チャンピオンを倒すという最高のスタートを切ったが故に、賞金のことを考えたり、ケージの外に注意が行ってしまった。チャンピオンを倒してもハングリーでいて、しっかりと集中すべきだったんだ。今年はハンブルかつハングリーさを維持したい」と語った。

この他WSOFでバンタム級のタイトルコンテンダーだったシェイモン・モラエスとチャレンジャシリーズでサインしたボストン・サルモンの1戦や、メキシコのクリーンなストライカー=アレハンドロ・フローレス✖ドイツのレスラー=サバ・ボラギ戦が初戦で組まれたフェザー級。粒揃いの選手が揃った同階級で、工藤はどのような結果を残すことができるのか──まず初戦のポイントゲットに期待したい。

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2022#02計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 235ポンド(106.59キロ)
スチュアート・オースチン: 245.8ポンド(111.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.8ポンド(66.13キロ)
クリス・ウェード: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
工藤諒司: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 260.4ポンド(118.11キロ)
ジャマル・ジョーンズ: 237.2ポンド(107.59キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 247.4ポンド(112.21キロ)
コディ・グッデール: 253.2ポンド(114.84キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 247.2ポンド(112.12キロ)
マテウス・シェッフェウ: 251.6ポンド(114.12キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)
カイル・バチニアック: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アダム・ケレッシュ: 239.6ポンド(108.68キロ)
クリジソン・アブレウ: 249.2ポンド(113.03キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス: 145.2ポンド(65.86キロ)
ボストン・サルモン: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 146ポンド(66.22キロ)
サバ・ボラギ: 145.4ポンド(65.95キロ)

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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#02 UFC アレハンドロ・フローレス アンテ・デリア クリス・ウェード スチュアート・オースチン デニス・ゴルソフ バッバ・ジェンキンス ブルーノ・カッペローザ ブレンダン・ラウネーン ボストン・サルモン ランス・パーマー 修斗 工藤諒司 海外 石井逸人

【PFL2022#02】世界と戦う日本人(06)工藤諒司─後編─「格闘家として、そういうところに挑戦したい」

【写真】PFLへの挑戦、強さへの欲求という自己満足を満たす最高の機会だ(C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)、テキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催されるPFL2022#02。フェザー級レギュラーシーズンの第1戦でブレンダン・ラウネーンと対戦する工藤諒司インタビュー後編。

北米第3のMMAプロモーションに挑む工藤だが、国内にあってはその注目度は決して高くない。優勝賞金100万ドルに関しても、特に気にすることなくタフな連戦に挑む工藤、その真意にある想いとは。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第6弾─後編─、工藤諒司の話に耳を傾けたい。

<工藤諒司インタビューPart.01はコチラから>


──第2戦目を頭に入れて戦うのがPFLだと思うのですが、そうなるとケガがつきもののMMAでケガをしないことが大切になってきます。

「そうなんです。4月の次が6月ぐらいで。2カ月のインターバルなので、やはりケガは気を付けないといけないです。ただ自分も今までベストコンディションで戦えた試合がなくて、ケガをしてギリギリで出たり、ケガが癒えないまま戦ってきました。

そのなかでも今回は、本当にケガもなくベストコンディションで来ることがデキています。例え今回の試合でケガをしても、次の試合まで創れるようにはできると思っています」

──プレーオフ出場を目指すうえで、2試合目はこの選手と戦いたいというのはありますか。

「いえ、そこまで考えていないです。次の試合のことしか今は考えていないです」

──ではPFL出場が決まった時、誰か戦ってみたいという選手はいましたか。

「それも特に考えていなかったです(笑)。相手が決まれば、そこに合わせていこうと思っていました」

──ところでTRIBE TOKYO MMAでは長南亮代表がセコンドから離れると宣言したことがあったではないですか。

「ハイ……(苦笑)」

──あの宣言があった時、長南門下の選手はどのような空気になっていたのでしょうか。

「長南さんはかなり落ち込んでいて、精神的なダメージは相当だったと思います。それまで蓄積してきたものが、佑弥君の負けで弾けてしまったというか。本当にダメージがあることは、僕だけでなく誰が見ていた分かったぐらいで……。いつも戦う選手以上に対戦相手のことを研究して、どう戦うのかを腐心されているので。それだけダメージが大きかったんだと思います。

ただ理由とかは直接は聞いていないのですが、凄く戻ってきていました。前向きに考えてくれたようで……。いつも以上に戻ってきてくれました。

僕らも長南さんのあの様子を見た時に、勝って──日ごろ指導してくれている長南さんに恩返しをしたいです。普段から、どれだけ選手のことを考えてくれているのかということに改めて気づかされました。長南さんが傷ついていた時、TRIBEの皆の気持ちが一つになったというか……。勝たないといけないという気持ちを、皆がより強く持つにようになっています。頑張らないといけないです」

──長南さんも一度、気持ちが落ちて、また上がった。ずっと張りつめていると本当にパンクしてしまうので。ここから、またTRIBE勢の盛り返しに期待したいです。ところでPFLで戦う、UFCではなくBellatorでもない。ただし、北米第3位のプロモーションで戦うことに関して、改めてどのような気持ちで工藤選手は臨んでいるのでしょうか。

「修斗で負けて……また頑張ろうと思っていました。ちょっと言い方は悪いですが……そんな時により大きなチャンス、海外で世界を相手に戦える機会が巡ってきました。やっぱり格闘家として、そういうところに挑戦したい。日本だけでなく外に出て挑戦したい。そういう場所で頑張りたいという気持ちですね。

これまで戦ってきたレベルと違うかもしれないですし、どこまで自分の力が通じるのか。それでも緊張は全くしていなくて、ワクワクする気持ちが大きいです。代わるのは相手だけ。他はこれまで通りのつもりで戦います」

──4連勝で100万ドルです。

「そこも考えていないです(笑)。そこまでお金のことは、全然入っていないです」

──ではぜひ決勝戦まで行ってください。そこで勝てば1億3000万円。その時、工藤選手がどのような気持ちでいるかをぜひ聞きたいです(笑)。

「アハハハハ。ハイ、決勝に行けるように頑張ります」

──そんなPFLへの挑戦。MMAファンと口にする人でさえPFLをこれまでチェックしてきているのか。ただし、確実に国内より高いレベルの試合が行われている。そういうところで戦うことに関して、どのような気持ちでいますか。

「そうですね……挑戦したい。今の気持ちでいうと、海外の強い選手と戦って勝つことを目的として、挑戦したいし経験したい。こういう場所で頑張ることを日本の皆に見せることができればとも思います。ジムの石井逸人君が、『工藤さんが道を開いてくれたら、俺もいく』と言っていましたし」

──石井選手には「PFLにはバンタム級はないんです。残念」──と(笑)。

「アハハハ。自分は今回の機会を得ることができました。凄く有難いことだと思っているので、ベストを尽くしてきます」

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ PFL2022#02対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
工藤諒司(日本)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
クリス・ウェード(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
カイル・バチニアック(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
サム・ケイ(トンガ)

<ヘビー級/5分3R>
アダム・レレッシュ(イスラエル)
クリジソン・アブレウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
サバ・ボラギ(ドイツ)

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【PFL2022#02】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(06)工藤諒司「前向きになれて嬉しいですね」

【写真】海外、PFLへの挑戦も日々の延長という風で、気負いは感じられない工藤(C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)、テキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催されるPFL2022#02のフェザー級レギュラーシーズン戦で工藤諒司が、ブレンダン・ラウネーンと対戦する。

ONEを目指し、ONE Warrior Seriesで確実な成長を見せていた工藤だが、コロナウィルス感染拡大によりONEウォリアーは活動を停止、ここからステップアップが望めなくなった工藤はRoad to ONE出場を経て、修斗へ。SASUKEと世界フェザー級王座を賭けて戦うも判定負けを喫した工藤にとって、思わぬタイミングでの北米3番目のメジャーPFからオファーがあった。当然、断る理由はない。そして過去に経験したことがない環境で、過去最強の選手たちが待ち受けている。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第6弾は、PFLに挑む工藤諒司に話を訊いた。


──工藤選手がPFLと契約したという話は長南さんから伺っていたのですが、いつ頃にオファーがあったのでしょうか。

「3カ月ぐらい前ですかね(※取材は4月5日に行われた)。今年になって1月……その後半だったと思います」

──コロナ前にONE Warrior SeriesでONEを目指し、結果を残していました。それがコロナで大会開催がなくなり、修斗の世界王座にターゲットを変更。しかし、SASUKE選手に敗れてベルトを取れなかった。その状況でPFLから声が掛かりました。

「ONEウォリアーがなくなり、修斗でやるしかないと思ってタイトルに挑戦。それも負けて……でも、修斗のベルトをもう1度取りに行こうと気持ちを切り替えて動き始めた時期でした」

──なかなか再起すると決意するまで時間がかかりましたね。

「あの状況からもう1度というのは、なかなかしんどいですし、負けた後は気持ちも落ちていました。だから『もう1回やろう』という気持ちにはなれなかったのも事実です。時間もかかりました。でも、やり直そうと……。修斗で勝ち上がることが大変だということは、自分も良く分かっているつもりでした。それでも海外でやりたいという気持ちがあって──。(石井)逸人や(後藤)丈治も頑張っていますし。自分も負けられないなと思っていました」

──やり直すという判断をするのは大変だったと思いますが、そこでPFLからオファーがあったということですね。

「即答しました、『出ます』って(笑)。こんなチャンスはもうないと思ったので。世界に出ることができる。修斗で一からやり直そうと思っていたのですが、海外でやっていこうと。正直、それまでPFLを注目していたかといえば──そうではなかったです。オファーを受けてから、調べました」

──当然、フェザー級の試合を中心にチェックされたと思いますが、どのような印象を持ちましたか。

「相当ですね(苦笑)。強い選手が揃っていますし、そういうなかであの選手たちと戦っていけると考えると、凄く楽しみです」

──シーズン制のフォーマットで、短時間でフィニッシュするほどレギュラーシーズンで上位フィニッシュができます。しかも、レギュラーシーズンは2試合なのでPFLの組むカードによって有利・不利が出てくるだろうと。

「ハイ、少し特殊ですけど、全てが経験したことがないことなので。新しい……経験ができるかなって考えると、前向きになれて嬉しいですね」

──過去PFLには2018年にライト級で川名雄生選手が出場して勝ち星なし、2019年にヘビー級で石井慧選手が出場し、1勝2敗でプレーオフ進出を逃しています。そういう場で戦うことに、どれだけ自信をもって挑めそうですか。

「やっぱり出し切りたいですね。勝負なのでポンと勝てる時があれば、一発で負けることもあります。そうなると後悔も残るので、全てを出し切って勝ちたいです」

──初戦の相手は昨年ベスト4のブレンダン・ラウネーンが相手です。優勝したモヴィット・ハイブラエフに準決勝でスプリット判定負けでした。ただし、特別な印象に残ったわけでもない。どのような選手だと判断していますか。

「う~ん、まず特徴は背が高くて手が長いです。リーチのある選手で、ジャブも走ります。カーフキックも蹴って来るので、ジャブとカーフキックで自分のペースを掴んで、そこからストレート。あと寝技の対応も上手くて、何でもできる選手だと思います」

──ONEウォリアーでのイ・ミンヒョク戦などパンチを見せて組むだけでなく、組みを見せて殴る。近い位置でも殴ることができていました。相手がアグレッシブに攻めてくるという図式もありましたが、あの時の良さがSASUKE選手との試合はなかなか手が出なかったという印象があります。

「何でも対応できるように……近い距離でも遠い距離でも戦えるように練習しています。ただし次の相手はリーチが長いので、相手の距離で戦って待っていたりするとペースを持っていかれると思います。

なので下を見せたり、中に入って打ったり使い分けが大切になってくるはずです。それこそイ・ミンヒョク戦のような戦い方のように巧く組み合わせていきたいです」

──プレーオフがあるので、得点計算が必要になってきますが、その辺りはどのように考えていますか。

「やはり相手に合わせた戦略が必要で。相手の得意技を警戒しつつ、自分の得意なところをどう出していくか。相手に合わせて、自分の得意なところを使う。そのことを考えていますが、KOを狙い……レフェリーストップとか、そういうイメージでいます。そうやって得点を増やそうと思います」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ 対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
工藤諒司(日本)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
クリス・ウェード(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
サム・ケイ(トンガ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ(ロシア)
クリジソン・アブレウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
サバ・ボラギ(ドイツ)

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【PFL2022#02】世界へのチャレンジ。工藤諒司がフェザー級に参戦、昨年ベスト4=ラウネーンと対戦

【写真】特に大きく見る必要はない。十分に勝てる相手だ(C)PFL

29日(火・現地時間)、PFLが4月28日(木・現地時間)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開幕するPFL2022年シーズン第2週のラインナップを発表し日本から工藤諒司の出場が明らかになっている。

2018年ライト級の川名雄生、2019年ヘビー級の石井慧(※クロアチア国籍)に続き、ついに3人目の日本人選手のPFLチャレンジが正式発表された。


クリス・ウェード(C)PFL

工藤が出場するフェザー級2022年シーズンは、PFLの発表によると前年王者モヴィット・ハイブラエフが負傷で出場を見送ることになっており、そのなかで昨年ベスト4のブレンダン・ラウネーンと対戦することになった。

バッバ・ジェンキンス(C)PFL

しかも、この試合は2021年シーズンの準優勝者クリス・ウェード✖過去2度の世界王者ランス・パーマーや、そのウェードに敗れ&パーマーに勝利したバッバ・ジェンキンスとチェ・ソンビンというカードをプレリミに追いやり、メインカードで組まれた唯一のフェザー級戦だ。

アレハンドロ・フローレス(C)PFL

それ以外のメイン3試合はヘビー級ということになるが、やはり日本のファンが楽しみなのは工藤の出場するフェザー級だ。

上記に挙げた3試合以外にもチャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったボストン・サルモン✖シェイモン・モラエス、メキシコ国内ナンバーワンの評価受けるアレハンドロ・フローレス✖ドイツのレスラー=サバ・ボラギと5試合揃って興味深い顔合わせとなっている。

工藤は修斗からONEを目指し、ONE Warrior Series出場もコロナ・パンデミックより大会が休止に。日本人選手が数多く契約下にある状況でONE本戦との契約もままならなかった。そのなかで古巣・修斗でフェザー級王座を狙ったが、SASUKEに惜敗して王座を巻くことができなかった。

PFLフェザー級に関してはそのSASUKEやONEを離れることを明言していた時期の松嶋こよみにオファーがあったという話も伝わっているが、両者はサインせず工藤が日本人枠に収まった。

UFCではない。Bellatorでもない。ただし、PFLへの挑戦はまさにワールドステージ、国内にいては戦うことができないファイター達と肌を合わせることができる。とはいえ、10人中8人がプレーオフに進める中、僅か2人の脱落者になる可能性も決して低くない──そんな茨の道が工藤を待ち受けている。

ラウネーンは前述した通り、昨年のベスト4。準決勝で優勝したハイブラエフにスプリット判定負けしたが、レギュラーシーズンではWSOF時代にはバンタム級世界王座挑戦経験のあるシェイモン・モラエスとテイラー・ダイヤモンドを下し、ポイントを9点獲得し1位通過を果たしているファイターだ。

つまり、工藤はラウネーンに勝利すると一気に生き残る確率も高くなる。と同時に2019年までのレギュラーシーズン3戦から2試合になっている現状では、トーナメント戦以上に対戦相手が誰になるのかが重要なファクターになるのが事実だ。

昨年の上位者、そして今年から出場する選手、初戦で勝った選手、負けた選手。工藤の相手を選択するのはPFL──団体側の匙加減に掛かって来る。今や日本のMMA界の多くは世界を見ていない。その市場もないなかで、国内でYouTube以外の中継媒体ができるようなことがあれば、工藤のプレーオフの大きな追い風になるが──果たして。

無論、そのような追い風がなくとも工藤は個の力で勝ち上がらなくてはならない。組むための打撃から、組みがあることで効かせることができる打を持つようになった工藤。キャリア5年目、ここまでの集大成といえるチャレンジが始まる。

■視聴方法(予定)
4月29日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#02対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<フェザー級/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
工藤諒司(日本)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
クリス・ウェード(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
サム・ケイ(トンガ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ(ロシア)
クリジソン・アブレウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)
サバ・ボラギ(ドイツ)

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MMA PFL PFL2021#08 Report スチュアート・オースチン ヒーナン・フェレイラ ブログ

【PFL2021#08】ヒーナン・フェレイラ、欧州で石井慧に不可解判定勝ちのオースチンを31秒KO

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
Def.1R0分31秒by KO
スチュアート・オースチン(英国)

ファブリシオ・ヴェウドゥム戦の勝利がNCに変更され、レギュラーシーズン敗退となったフェレイラと、昨年9月に不可解な判定勝ちで石井慧を下しEMCヘビー級王者になったオースチンの対戦。

フェレイラが右ローから、右前蹴り、さらに右ローを続ける。と続くワンツーで右ストレートを打ちぬく。オースチンが後方に倒れフェレイラはパウンドの追い打ちを踏み止まり秒殺KOを決めた。

「ジムでこういう試合ができるよう練習してきた。妻、息子にキスしたい。愛している」とフェレイラは話した。


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EMC05 other MMA Report スチュアート・オースチン ブログ 石井慧

【EMC05】ケージに押し込み、テイクダウンも決めた石井慧だが、オースチンに判定負けでベルトを巻けず

<EMCヘビー級王座決定戦/5分5R>
スチュアート・オースチン(英国)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
石井慧(クロアチア)

右の蹴りを見せたオースチン。シングルでケージに押し込んだ石井の手首を、オースチンが掴んでテイクダウンを防ぐ。左腕を差した石井が体落とし気味にテイクダウンを狙う。姿勢を乱しながら耐えたオースチンに対し、一旦離れた石井がすぐに組んでいく。オースチンは首相撲&ヒザ蹴りを繰り出し、石井はなかなかテイクダウンを決めることができない。

残り2分を切り、オースチンは再び首相撲に取りボディにヒザを2発見せる。石井は離れ左からシングルレッグでテイクダウン。すぐに立ち上がったオースチンのバックに回った石井は、胸を合わされケージに押し込む。残り10秒で離れた石井は左ストレート、互いに有効打はなく時間となった。

2R、左ローからワンツー、シングルに入った石井はバックを伺いつつ、再度パンチを見せてから組みつく。ダブルレッグでオースチンをケージに押し込んだ石井は、大内刈りでテイクダウンに成功する。オースチンはハーフバタフライを取り、蹴り上げを狙ったところで石井はボディロックからバックに回る。クラッチを剥がして胸を合わせたオースチンに対し、石井が支えり込み足。バランスを崩したオースチンは、ヒザをついて立ち上がる。そのままケージに押し込んだ石井はウィザーのオースチンに対し、ヒザをボディに入れる。

首相撲にはダブルレッグ、頭をあげると大内を見せた石井が離れる。オースチンの前蹴りに左オーバーハンドを見せた石井がダブルレッグでケージにオースチンを押し込み、抱え上げるとケージ中央にテイクダウンを決める。パスからサイドで抑える石井は、シングルをパンチで潰しハーフに戻された瞬間に肩固めを仕掛けるなど、この回は明確に取った。

3R、左ロー、左オーバーハンドを見せてから組もうとした石井だが、オースチンが右に回ってかわす。直後に左を振るって組んだ石井がケージにオースチンを押し込む。背中を殴るオースチンは、テイクダウンこそ耐えるが不利な姿勢が続く。そのオースチンが首相撲に取ると、石井はヒザを受ける前に右フックを当てて、ここから胸を合わせる。

レフェリーに攻めるよう指示を受け、ダブルに移行した石井。ここは決まらず、オースチンがヒザ、アッパー、右エルボーを打っていく。左腕を差しダブルに移行した石井だが、なかなかテイクダウンを決めることができない。ヒザを蹴り合い、押し込み続けた石井は右エルボーを打たれ、初めてテイクダウンのない5分となった。

4R、ケージ中央を取ったオースチンが右前蹴り。と自分から組んでいき、すぐに石井にケージに押し込まれる。大外を耐えたオースチンだが、これはミスチョイスだろう。石井は再び大外刈り、ケージを背にして倒れないオースチンをボディロックに取る。石井は左フック、ヒザ蹴りを見せるが、ダブルは決まらない。

残り90秒、石井は押し込んでから、試合前に言っていたようにダーティーボクシングを見せることはできない。ついにレフェリーがブレイクを命じ、オースチンが跳びヒザを狙う。かわした石井に対し、圧力をかけ右のフェイクに反応させたオースチンは、結局ここからは右の蹴りを一つ見せるにとどまった。

最終回、オースチンが左を伸ばし、叩いた石井はシングルレッグから軸足を払ってテイクダウンを決める。ケージを使って立ち上がったオースチンにダブルレッグを仕掛け、背中を殴れるというここまでと同じ流れで時間が過ぎる。太腿の後ろでクラッチを組みに行った石井に対し、腰を落とし耐えたオースチンはシングルレッグ&足払いでもう一度テイクダウンを取られるも即スタンドに戻る。

ほぼ石井がオースチンをケージに押し込んだ状態が続いた試合は、残り30秒に。左差しから逃れることができなオースチンが、ダブルの仕掛けに背中を殴り、ヒザをつけてのテイクダウン狙いを自らもヒザをついて防いだところで試合終了を迎えた。

ジャッジの裁定はオースチンに……。あ然とする石井の横から、ベルトを持ったミルコ・クロコップが現われオースチンに手渡す。押し込むだけでは十分ではないと言われると──それまでだが、押し込まれているよりは自分の攻めを見せたことにならないのか。コントロールしていたのは石井だが、ジャッジは打撃が少ないという評価を下した。

効果的という部分でも、オースチンの打撃よりも石井のテイクダウン・アテンプトと思われたが、いずれにせよ石井はステップアップとするファイトでベルトを巻き損ねてしまった事実は変わりない。


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【EMC05】計量終了 ヘビー級王座決定戦出場の石井慧は問題なし。刺青獣プリエジの異様さ目立つ

【写真】マスク姿がその怪しさを際立たせている感もある、ウォルタル・プリエジ (C)EMC

4日(金・現地時間)、5日(土・同)にドイツはデュッセルドルフのUFDジムで開催されるElite MMA Championshio05の計量とフェイスオフが行われた。

メインで初代EMCヘビー級王座を賭けてスチュアート・オースチンと戦う石井慧は110.8キロでパス。

対戦相手のオースチンは111.7キロで体重差よりも、気になるのはやはり身長差か。フェイスオフで石井はオースチンから目をそらさず、正面を向いての撮影後に握手をして離れた。


ウェルター級王座決定トーナメント準決勝2試合、KSWファイターのエルコ・ユン、石井の同門サシャ・ミリンコヴィッチら気になる試合が組まれた今大会、計量ではドイツ&クロアチア勢が同プロモーションの主力であることが伝わってきた。

そのなかで目立っていたのが、ドイツ中量級の新鋭=10勝1敗のコンラッド・ディルシュカと対戦する、イタリアのウォルタル・プリエジだ。全身ばかりか顔にまで入ったタトゥーが強烈なプリエジに対し、ディルシュカがマスク越しに挑発していた。

また唯一組まれた女子戦では、キャリア3戦目同士のサラ・ルザー・スマジッチとケイリー・フォスはフェイスオフでは額をくっつけて一歩も引かず。

そればかりか正面を向く際にも肩をぶつけ合うなどピリピリしていた。

■EMC05視聴方法(予定)
9月6日(日・日本時間)
午前2時00分~ran FIGHTING YouTube
午前3時00分~FITE TV

■ EMC05計量結果

<EMCヘビー級王座決定戦/5分5R>
石井慧:110.8キロ
スチュアート・オースチン:111.7キロ

<ウェルター級T準決勝/5分3R>
イスマイル・ナウルディエフ:77.5キロ
ティモテウス・ロパチェク:77.4キロ

<ヘビー級/5分3R>
エルコ・ユン:100.9キロ
ダミアン・オルシェフスキ:116.8キロ

<ウェルター級T準決勝/5分3R>
パヴェル・クシュ:77.4キロ
アミラン・ゴゴラゼ:77.4キロ

<ヘビー級/5分3R>
カシム・アラス:112.1キロ
サシャ・ミリンコヴィッチ:111.8キロ

<ウェルター級/5分3R>
コンラッド・ディルシュカ:77.4キロ
ウォルタル・プリエジ:77.2キロ

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・ルザー・スマジッチ:61キロ
ケイリー・フォス:61.6キロ

<フェザー級/5分3R>
パルカル・ヒンツェン:65.9キロ
セッド・アイディ:65.8キロ

<ライト級/5分3R>
イブラヒム・チョロ:70.6キロ
トビアス・アイリッツ:70.5キロ