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【Colors03】世界女子アトム級王座決定戦、5Rに及ぶ大接戦の末に古賀がスプリット判定でファンに勝利

【写真】判定が告げられると、勝者・古賀が泣き崩れた(C)MMAPLANET

<修斗世界女子アトム級王座決定戦/5分5R>
古賀愛蘭(日本)
Def.2-1:48-47.47-48.48-47
ジェニー・ファン(台湾)

古賀が小刻みなステップから右カーフ、ファンはワンツーを返す。古賀は足を止めずに右カーフを蹴って、ファンの右に右ストレートのカウンターを狙う。ファンが前に出て組みの攻防になるが、距離を取った古賀が右ストレートを当て、ファンも右フックを強振する。一旦、距離が開くと古賀が右カーフを蹴る。古賀はファンの右フックに対して、右ストレートから返しの左フック。ジャブと右カーフ、飛び込むような左フックを当てる。

プレッシャーをかけるファンに対し、古賀が組みつく。ここは古賀が離れて右ボディ、そこから顔面への左フックにつなげる。ファンは前に出て右フック、古賀は右カーフを蹴って、左フックを狙う。前に出て組み付いてファンが古賀をコーナーに押し込み、ヒザを蹴るとローブローとなる。再開後、古賀が右カーフキック。ファンは右フックから組み付いて右を深く差して投げを狙う。距離が離れるとファンがハイキック、右フックを強振、古賀をコーナーにつめてヒジを入れる。古賀が両差しで組むと、ファンはボディへのパンチとヒザ蹴りを入れる。

2R、古賀は足を使って右カーフを蹴る。ファンが右フック、古賀は右ストレートを返して、飛び込むような左フックを当てる。ここでファンが組みついて投げでテイクダウンに成功。古賀が足でファンの体を浮かせつつ、脇をくぐるように立ち上がって、スタンドでバックにつく。古賀はここからテイクダウンを仕掛けつつ、正対する。試合がスタンドに戻ると、古賀が右のフェイントから左フックを当てる。

ファンは右フックから組みついて、古賀をコーナーに押し込んでテイクダウンを狙いつつヒジを入れる。離れるとファンが右カーフを蹴って、組みつこうと体を沈めるが、ここでバッティングとなってしまう。再開後、ファンがジャブをつきながら前進。古賀はファンのダブルレッグをかわしてボディにヒザ蹴り、左腕を差してロープに押し込み、ボディにヒザ蹴りを入れる。ファンも体を入れ替えるが、古賀がファンをコーナーに押し込んで、離れ際にパンチをまとめる。距離が離れるとファンがワンツーと右カーフ、右のスーパーマンパンチから組み付く。

3R、古賀が左で距離を測りながら右カーフを蹴る。ファンは右フックからダブルレッグに入ってテイクダウンを奪う。ファンがインサイドガードから距離を取ってパンチを落とし、足関節も狙っていく。古賀はガードから腕十字を狙い、ファンはパスガードへ。古賀は脇を差して立ち上がる。

ファンが右ストレートから左フック、右カーフ、右のスーパーマンパンチと手数を増やす。古賀がコーナーを背負うと、ファンが右から組みついて古賀をコーナーに押し込む。ここでファンが背中越しに古賀の右腕を左手で掴んで、空いた古賀の顔面にパンチを入れる。古賀も持たれている腕を切って、ファンをコーナーに押し込むがテイクダウンはできない。

4R、古賀が軽快なステップからジャブを突く。ファンの前進に左フックを狙うが、ファンに組みつかれる。ここはどちらもテイクダウンには至らず、試合は打撃戦に戻る。両者の右ストレートと右ストレートが交錯。ファンが右フックを当てながらダブルレッグに入って古賀をコーナーまで押し込む。古賀も態勢を入れ替えて離れるが、ファンがすぐに前に出てプレッシャーをかける。

ファンが右アッパーと右フックを当て、右腕を差してボディロックする。ここからファンがテイクダウンしてサイドポジションにつき、古賀も足を入れてガードポジションに戻す。ファンが古賀の胸に頭をつけて、細かいパンチを入れ、左右に動いてパスガードを仕掛ける。ファンがトップキープしてラウンドを終えた。

5R、古賀が鋭いワンツーを当てて前進。古賀はボディにもパンチを振るが、ファンが左フックと右ローを当てる。ファンは右フックを強振し、離れた古賀は右ボディアッパー。ファンが右フックとダブルレッグを見せる。ここで口から出血するファンにドクターチェックが入る。再開後、古賀がワンツー、ファンが右フックで古賀を追いかけて組みつく。

古賀が左腕を差してファンをコーナーに押し込み、テイクダウンを仕掛ける。ファンも右腕を差し返して、テイクダウンの攻防が続く。残り2分で距離を取ると、組みつこうとするファンに古賀が右アッパー。ファンは古賀の左足にシングルレッグに入って尻餅をつかせ、古賀がヒジを落とす。ファンが後頭部への攻撃だとアピールするが、試合は続行。古賀はファンをがぶって、ファンの立ち際にヒザ蹴り。ファンが古賀をコーナーに押し込んでヒザを蹴って試合終了となる。

判定はジャッジ3名とも48-47で2-1と割れて、古賀が勝利。ベルトを巻いた古賀は対戦相手のファンと周囲への感謝を述べると「本当にベルトを巻けてよかったです。ママにベルトで恩返しできてうれしいです。また頑張ります」と語った。

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【Colors03】古賀愛蘭、ベルトをかけてファンと再戦へ「苦しい展開になることを想定して追い込んできた」

【写真】計量直後のインタビュー、リベンジ戦ながら試合に向けてワクワクしていると語った古賀だ(C)TAKUMI NAKAMURA

3日(土)、東京都新宿区の新宿FACEで開催されるColors03の世界女子アトム級王座決定戦で古賀愛蘭がジェニー・ファンと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

古賀とファンは2023年5月のCOLORS旗揚げ戦で対戦。1Rから古賀が鋭い打撃とテイクダウンやがぶりからのコントロールで試合を有利に進めていくが、3Rにファンにクラークプラッタ(オモプラッタ+チョーク)を極められ、逆転の一本負けを喫した。

あれから約1年3カ月、海外遠征も経験して連勝を続ける古賀がファンへのリベンジに闘志を燃やしている。


――先ほど計量を終えたばかりですが、減量や調整はいかがでしたか。

「私は減量がほとんどなくて、昨日のお昼までご飯も食べていたので、仕上がりはばっちりです」

――今回は過去に敗れているジェニー・ファン選手と再戦、そして世界王座決定戦という試合です。オファーを受けた時はどんな心境でしたか。

「ずっとファン選手にリベンジしたいと思っていたので『再戦できるんだ!』というのと『タイトルマッチか!』の2つですね。私としてはタイトル以上にリベンジへの想いが強いです」

――前回の対戦は古賀選手が有利に試合を進めながらも逆転の一本負けで、悔しさの残る試合だったと思います。

「めちゃくちゃ悔しかったですね……めちゃくちゃ悔しかったです。今まで3敗しているんですけど、試合後に泣き崩れちゃうくらい悔しかったのはあの試合だけですね」

――試合後はすぐに立ち直れなかったですか。

「はい。本当に落ち込んでしまったんですけど、佐々木(信治)さんたちに『落ち込んでいてもダメだし、次に向かっていかないと』と言われて、試合の次の日には試合映像を見返して、自分がどこを直さないといけないかを反省しました」

――とはいえそれだけ悔しい想いをした試合映像を見るのは簡単ではないですよね。

「本当に試合を見たくなくて、ちょっと不貞腐れていたんですよ。そうしたら佐々木さんに怒られました(苦笑)。でもああいう負けを経験して、ちゃんとそれと向き合ったことは大きな経験になりました」

――今年4月には韓国のRING Championship04に参戦し、Double GFCアトム級王者のパク・ボヒョンからスプリット判定勝利しました。初の海外遠征でどんなものを得ましたか。

「あの試合もすごく大きな経験になりましたね。今まではワクワクする部分もありつつ、不安になる部分も試合に出てしまっていたんですね。でもボヒョン戦は自分がやるべきことをやって、対策してきたことをやって楽しもうという課題を持って戦って、そういう試合が出来たと思います。そこが前回の良かった点ですね」

――アウェーでスプリット判定でも勝ち切ったことも大きいですよね。

「しかも相手はチャンピオンだったので、その相手に勝ち切れたことも良かったです」

――改めてジェニー・ファン選手にはどんな印象を持っていますか。

「手足が長いので、前回はクラークプラッタを極められたんですけど、ああいう変わった技もできますし、他の選手だったら抜けるところでも抜けない、そういう印象が強いですね。あとは気持ちが強い印象です」

――前回の対戦も踏まえて対策を練っていますか。

「対策はしっかり練りました。佐々木さんたちと話して、相手の癖だったり、こういう技をやってくるだったり、しっかりそこをやってきました」

――今回はタイトル戦のため5分5Rの長丁場です。5R対策はいかがでしょうか。

「自分がスロースターターなので、5Rでも大丈夫かなと思います。ただ間違いなく苦しい展開になると思うし、それを想定して追い込んできたので、その成果が試合で出ると思います」

――5Rになるとお互いにチャンスが訪れるでしょうし、ましてやファン選手は気持ちも強くて逆転のサブミッションも持っている選手です。そこは警戒していますか。

「そうですね。ファン選手は極めだけじゃなくて打撃の当て勘もあるので、最後まで集中して戦いたいと思います」

――今回はリベンジへの想いが強いと思いますが、ベルトに対してはどんな想いがありますか。

「修斗のベルトはずっと夢に見ていたベルトなので、それに挑戦できることがうれしいですし、ベルトを巻いて色んな人に恩返しをしたいです」

――ベルトを巻けば、またそこから先の色んな可能性も広がると思います。

「修斗のベルトを取って、もっと上を目指してチャレンジしていきたいですし、みんなに私がベルトを巻いている姿を見せたいです」

■視聴方法(予定)
8月3日(土)
午後6時00分~ABEMA格闘チャンネル

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45 ARAMI Colors Colors03 DEEP GFC News ジェニー・ファン ブログ 修斗 古賀愛蘭

【Colors03】澤田千優が王座返上、世界女子アトム級王座をかけて古賀愛蘭とジェニー・ファンが激突

【写真】世界王座を争うファンと古賀は2023年5月のCOLORS旗揚げ戦で対戦。この時はファンがクラークプラッタ(オモプラッタ+チョーク)で一本勝ちしている (C)MMAPLANET

8月3日(土)東京都新宿区の新宿FACEにて開催される女子プロ修斗公式戦「COLORS Produce by SHOOTO Vol.3」の追加対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

女子スーパーアトム級世界王者・渡辺彩華の約10カ月ぶりの復帰戦、インフィニティリーグ開幕戦2試合に続き、グラップリングマッチ・トライアウトを含む6試合が追加された。

世界女子アトム級王座決定戦としてジェニー・ファン×古賀愛蘭が決定した。澤田千優がONE Championshipでの試合に集中するために王座を返上、同級4位のファンと5位の古賀の間で新王座を争うこととなった。


ファンはデビュー2戦目からONE Championshipでキャリアを積み、アンジェラ・リーやV.V Meiとも拳を交えた。2022年からはAACC所属として日本を主戦場とし、パンクラス初参戦で沙弥子にRNCで一本勝ちすると、パンクラス女子アトム級王座決定トーナメント準決勝ではSARAMIと対戦し、判定で敗れている。

対する古賀は日本拳法出身、鋭い打撃を武器にデビュー3戦目でRIZINに参戦、4戦目ではDEEPでパク・シウとも対戦した。今年4月には韓国のRING Championship04に参戦し、今大会で渡辺の復帰戦の相手を務めるDouble GFCアトム級王者のパク・ボヒョンからスプリット判定勝利。ボヒョン戦では持ち前の打撃だけでなく、テイクダウンでのポイントメイクも光った。

ファンと古賀は2023年5月のCOLORS旗揚げ戦で対戦。1Rから古賀が鋭い打撃とテイクダウンやがぶりからのコントロールで試合を有利に進めていくが、3Rにファンがギロチンを仕掛けると、そこからクラークプラッタ(オモプラッタ+チョーク)を極めて逆転勝ちしている。

試合結果から見れば、古賀にとってはファンへのリベンジマッチだが、試合展開としては最後のオモプラッタからクラークプラッタを極めるまでは、古賀のペースで試合が進んでいた。そして直近のボヒョン戦を見ても、古賀の打撃&テイクダウン能力はさらに完成度を増していると言っていい。

ただし今回はタイトル戦=5分5Rの長丁場になるため、古賀が25分間ファンをコントロールし続けることは容易ではなく、ファンにも一本勝ちやフィニッシュするチャンスが必ず訪れるはずだ。試合の流れを変える攻防=ファンがサブミッションの仕掛けから展開を作る攻防になったとき、古賀がどう対応する・できるかに注目したい。

また5月に藤野恵実が世界王座に就いた女子ストロー級では宝珠山桃花と高本千代が対戦。グラップリングマッチでは黒部三奈×杉内由紀、中山有加×カロリーナ・デ・アモリン・クワハラも決まった。中山は国内トップクラスの柔道家として活躍した後、柔術に転向。今年3月のMARIANAS PRO JAPAN 2024でカロリーナと対戦し、柔術転向後初黒星を喫した。今回はグラップリングでのリベンジ戦に挑む。

なお第一弾カード発表時に出場が発表されていた杉本恵とFUKKYだが、今大会への出場は見送りとなった。

<世界女子アトム級王座決定戦/5分5R>
ジェニー・ファン(台湾)
古賀愛蘭(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
パク・ボヒョン(韓国)

<女子ストロー級/5分3R>
宝珠山桃花(日本)
高本千代(日本)

<インフィニティリーグ2024 女子フライ級/5分2R>
平田彩音(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<インフィニティリーグ2024 女子フライ級/5分2R>
檜山美樹子(日本)
NOEL(日本)

<グラップリング・女子ストロー級/8分1R>
黒部三奈(日本)
杉内由紀(日本)

<グラップリング・65キロ契約/8分1R>
中山有加(日本)
カロリーナ・デ・アモリン・クワハラ(日本)

<トライアウト・女子ストロー級/3分2R>
嶋屋 澪(日本)
植田 咲(日本)

<トライアウト・女子バンタム級/3分2R>
中尾あづき(日本)
植木くるみ(日本)

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45 AB ARAMI DEEP DEEP JEWELS Grachan MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase341 RIZIN ROAD FC SARAMI V.V mei YouTube ジェニー・ファン パンクラス 修斗 平信一 沙弥子 濱田巧 神谷大智 遠藤来生

【Pancrase341】3月31日@立川、カード第一弾。アトム級KOPC、濱田✖山崎の江戸川ダービーも注目

【写真】5Rフル。ギリギリまで戦う両者が見たい (C)MATSUNAO KOKUBO

1日(木)、Pancraseより3月31日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase341の対戦カード第一弾が発表されている。
Text by Manabu Takashima

先週発表された大箱大会の軸となる上位カードはアトム級クィーン・オブ・パンクラス王座決定戦=SARAMI✖沙弥子の一戦だ。昨年クリスマスイブに実施された王座決定トーナメント準決勝でSARAMIはジェニー・ファンを3-0、沙弥子はV.V Meiをスプリットと共に判定で下しベルトを賭けた一番に臨む。


パイの小さな日本の女子MMA界は上にいけばいくほど友人、練習仲間と対戦しなければならない。この両者も所属ジムが同じ横浜、3キロほどしか離れてないこともあり──当然のように普段から切磋琢磨する仲だった。

DEEP JEWELSからRoad FC、ONE Warrior Series、修斗、さらにRIZINと活動拠点を変え修斗ではベルトを巻いたSARAMIに対し、沙弥子は何も分からない状況下RealでプロMMAを戦い、GrachanからPancraseに転じて4年間をPancraseだけで戦ってきた子。ある意味、パンクラスの頂点に立つことに誰よりも拘っているともいえる。

5Rの長丁場は経験値で上回るSARAMIですら、1度しか経験がない。加えてキャリアが違っても年齢的には同じ33歳だ。当日のコンディションを含め──気力&体力&技術力、その合計ポイントが上回った者の腰にベルトが巻かれるであろう。

この他、遠藤来生✖石田陸也のフェザー級や平信一✖神谷大智のライト級戦など7試合が明らかとなっている。なかでも2022年ネオブラ優勝の濱田巧✖2023年度優勝の山崎聖哉のフライ級のマッチアップは注目だ。

(C)NOB YASUMURA

強くなるため。

そしてレコードを伸ばすため──トップを目指すために欠かせない2つ要素が含まれている試合は、最近のJ-MMAの興行では割合が減っているといっても過言でない。

メイン級でなく、この位置で実現するハイリスクなマッチアップ、勝てば褒美が与えられるべき試合こそがプロモーションを活性化させる。立ち技から転向3年目の濱田はパラエストラ柏所属で、柔道出身の山崎はBRAVE所属だ。世界を目指し、若手育成で競い合う名門ジム所属同士、流山を挟んでの江戸川ダービーが見逃せない。

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ARAMI DEEP DEEP JEWELS IMMAF MMA NEXUS o ONE PANCRASE RYO SARAMI V.V mei   キム・サンウォン ジェニー・ファン パンクラス ムハンマド・サロハイディノフ 亀井晨佑 伊藤盛一郎 住村竜市朗 佐藤生虎 修斗 川中孝浩 平田直樹 有川直毅 松井斗輝 林源平 栁川唯人 沙弥子 河村泰博 粕谷優介 近藤有己 透暉鷹 高橋遼伍

『PANCRASE 340 ~PANCRASE 30周年記念大会 Vol.2~』試合結果

まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人



第14試合 メインイベント パンクラス・ウェルター級チャンピオンシップ 5分5R
×林 源平(和術慧舟會IggyHandsGym/王者)※初防衛戦
○住村竜市朗(TEAM ONE/2位、元DEEP王者)
5R 2’09” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※住村が王者に

第13試合 コーメイン パンクラス・フライ級暫定チャンピオンシップ(王者決定戦) 5分5R
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/1位、元ZSTフライ級王者)
×有川直毅(K-PLACE/3位)
2R 3’05” 裸絞め
※伊藤が暫定王者に

第12試合 パンクラス第5代バンタム級チャンピオンシップ(王者決定戦) 5分5R
×河村泰博(和術慧舟會AKZA/1位、Fighting NEXUS王者)
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/2位、元パンクラス・フェザー級王者)
1R 4’45” 肩固め
※透暉鷹が王者に

第11試合 パンクラス・ライト級王者挑戦者決定戦 5分3R
×粕谷優介(CROWN/1位)
○雑賀 ヤン坊 達也(DOBUITA/4位)
判定0-3 (出口27-30/荒牧27-30/松井27-30)

第10試合 パンクラス初代女子アトム級(47.6kg)王者決定トーナメント一回戦 5分3R
○沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム/2位)
×V.V Mei[ヴィーヴィーメイ](フリー/元DEEP JEWELSアトム級王者、元VALKYRIEフェザー級(52kg)王者)
判定2-1 (大藪28-29/山崎29-28/梅木28-29)

第9試合 パンクラス初代女子アトム級(47.6kg)王者決定トーナメント一回戦 5分3R
×ジェニー・ファン(台湾/AACC/1位)
○SARAMI(パンクラスイズム横浜/修斗女子スーパーアトム級(50kg)世界4位・元王者)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第8試合 フェザー級 5分3R
×亀井晨佑[しんすけ](パラエストラ八王子/2位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
○平田直樹(トライフォース柔術アカデミー/5位)※フリーから所属変更
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第7試合 フェザー級 5分3R
△高橋遼伍(KRAZY BEE/元修斗環太平洋王者)
△キム・サンウォン(韓国/コリアントップチーム/8位、元Double G王者)
3R 負傷判定1-1 (梅木28-30/荒牧30-28/出口29-29)

第6試合 フェザー級 5分3R
○Ryo(グランドスラム/RINGS/6位、元THE OUTSIDER 70-75kg級王者)
×栁川唯人(K-PLACE/11位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
3R 0’33” 腕ひしぎ十字固め

第5試合 フライ級 5分3R
○ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン/カトランジム/5位、IMMAF 2022 世界選手権フライ級優勝)
×松井斗輝(パラエストラ柏/8位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第4試合 71.5kg契約 5分3R
×近藤有己(パンクラスイズム横浜/元ミドル級・ライトヘビー級・無差別級王者)
○美木 航(NATURAL9)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第3試合 バンタム級 5分3R
○田嶋 椋(OOTA DOJO/5位・元暫定王者、ネオブラッド・トーナメント2022同級優勝&MVP)
×笹 晋久(パラエストラ柏/6位、修斗2017同級新人王)
判定3-0 (山崎29-28/出口29-28/大藪29-28)

第2試合 ウェルター級 5分3R
×川中孝浩(BRAVE/元GRAND王者)
○佐藤生虎[しょうご](UNITED GYM TOKYO)
1R 1’21” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 プレリミナリーファイト フライ級 5分3R
○眞藤源太(KINGCRAFT)
×梅原規祥[みさき](リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
1R 1’51” 裸絞め

 遅ればせながら12月24日に横浜武道館で開催された『PANCRASE 340 ~PANCRASE 30周年記念大会 Vol.2~』の試合結果。メインイベントのウェルター級チャンピオンシップは住村竜市朗が林源平に5R TKO勝ちし新王者に。セミファイナルのフライ級暫定王座決定戦は伊藤盛一郎が有川直毅に2R裸絞めで勝利。第12試合のバンタム級王座決定戦は透暉鷹が河村泰博に1R肩固めで勝利しています。続きを読む・・・
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ARAMI MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 SARAMI ジェニー・ファン ブログ

【Pancrase340】TDでゲームメイクしたSARAMIが、ファンの猛攻を振り切り判定勝ちでT決勝進出

【写真】ゲームメイクの巧さが光ったSARAMIが笑顔の判定勝利(C)MATSUNAO KOKUBO

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
SARAMI(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ジェニー・ファン(台湾)

ファンが左ジャブを突きながら前に出る。サークリングするSARAMIは、ファンの右ストレートを受けたが、自身も右を当てた。なおも距離を詰めてくるファンに対し、SARAMIはニータップから尻もちを着かせてケージに押し込む。ケージに背中を着けて立ち上がるファン。SARAMIは右腕を差し上げ、さらに右足をかけて崩しにかかるがファンが耐えた。SARAMIは逆方向に倒してファンに背中を着けさせる。ハーフガードのファンを抑え込むSARAMIは、左腕を差し上げて右腕を押し付けていく。パスはできずも、そのままトップで初回を終えたSARAMIに、ジャッジ3者とも10-9をつけている。

2R、SARAMIがインローから回る。距離を詰めるファンが右ローを当てた。SARAMIは飛び込み、小外掛けでテイクダウンを奪った。左腕を枕にして、ハーフガードのファンを抑え込む。ファンは左腕をSARAMIの首にかけ、右拳を入れて絞めようと力をこめるも、SARAMIは胸を合わせて右腕を入れるスペースをつくらせない。さらにパスからマウントに移行したSARAMIは、ファンがブリッジすると右腕を抱えつつノースサウスへ。

さらにサイドへ移ったが、ファンがハーフガードを取る。スクランブルからSARAMIがバックに回り、さらにスクランブルに持ち込もとうしたファンが立ち上がるも、SARAMIがバックを抑える。ファンは正対してパンチを振るうがSARAMIがバックステップでかわした。このラウンドもジャッジ3者がSARAMIの10-9としている。

最終回、SARAMIが前蹴りから飛び込むも組みつけず。しかしファンがスーパーマンパンチの体勢に入った瞬間、ボディロックで組みテイクダウンした。ファンの右手首を抑えたSARAMIは、ファンの顔面とボディに左拳を叩きつけて削る。立ち上がったファンのバックに回ったSARAMIが引き倒したが、ファンがスイープへ。SARAMIが立ち上がり、併せてファンもスタンドに戻る。

ファンのワンツーをかわして組み付くSARAMI。ファンは突き放して打撃戦を挑む。ファンのパンチをかいくぐり、組んだSARAMIがドライブしてケージへ。シングルレッグに切り替えるも、防がれてしまう。鬼の形相でパンチを振るうファンは、右ストレートをSARAMIの顔面に突き刺す。しかしSARAMIも右クロスと前蹴りを当てる。距離が近くなったところでファンが背負い投げを見せたが、これはSARAMIが倒されなかった。

裁定はフルマークでSARAMIの判定勝ち。SARAMIが女子アトム級王座決定トーナメント決勝に進んだ。


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ARAMI MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 RYO SARAMI V.V mei YouTube   キム・サンウォン ジェニー・ファン パンクラス ムハンマド・サロハイディノフ 亀井晨佑 伊藤盛一郎 住村竜市朗 佐藤生虎 大塚智貴 川中孝浩 平田直樹 有川直毅 松井斗輝 林源平 栁川唯人 沙弥子 河村泰博 田嶋椋 笹晋久 粕谷優介 美木航 近藤有己 透暉鷹 高橋遼伍

【Pancrase340】12・24を読む サロハイディノフと対戦、松井斗輝「みんなが言うほど強い相手じゃない」

【写真】スッキリした表情で自信をのぞかせた(C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(土)、東京都目黒区のU-NEXT内カンファレンスルームで、翌24日に横浜武道館で開催されるPANCRASE340の計量が行われた。
Text by Shojiro Kameike

計量では14試合=28選手のうち、フライ級暫定王座決定戦に出場する有川直毅が再計量でクリア。計量終了後、ムハンマド・サロハイディノフと対戦する松井斗輝に試合直前の意気込みを訊いた。


――先ほど計量が終わり、松井選手は56.95キロでクリアしました。

「いつも結構ギリギリですけど、今回は余裕を持ってクリアできました」

――計量後のフェイスオフでは、突然サロハイディノフに持ち上げられましたね。松井選手は挑発に乗りませんでしたが……。

「アハハハ、あれはビックリしました。僕は別に何とも思わないけど、相手は顔が赤くなっていて――自分でやって恥ずかしかったのかなって(笑)」

――今回、サロハイディノフ戦のオファーが来た時は、どう思いましたか。

「たぶんサロハイディノフと対戦することになると思っていたので、『やっぱり来たか』という感じでしたね。今回はランキング上位の選手と試合をさせてほしいと伝えていて」

――サロハイディノフはまだプロで1試合しか経験していませんが、評価が高い選手です。

「そうですね。確かに強いです。でも、みんなが言うほどでは――と思いますよ」

――おっ!! 周囲が抱いている印象と、松井選手の印象とはどのように違いますか。

「確かに勢いは凄いし、ずっと攻め続けてきますけど、細かい技術はそうでもないんじゃないかって思います」

――ご自身については、いかがでしょうか。先ほど計量後のコメントでは「前回の試合より2倍強くなっている」と仰っていました。

「半年前からフィジカルトレーニングをやり始めて、ここ2~3カ月でフィジカルも強くなってきたと実感していますね」

――半年前というと、7月の大塚智貴戦はフィジカルトレーニングを始めた直後ぐらいですか。

「そうです。あの試合は、ちょうどフィジカルトレーニングの効果が出始めたぐらいですね。今までは自重のトレーニングぐらいしかやっていなくて。それがビッグ3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)を中心に、ガンガン重さを上げて鍛えてきました。おかげで大塚戦は、今までの試合よりも安定した試合運びができたんじゃないかと思っています」

――それだけ鍛えると、通常体重が増えていませんか。

「増えましたけど、それでも1~2キロぐらいですね。これからフライ級で上に行くには、しっかりと筋量を増やしていきたいと考えています」

――他に新しく取り組んでいることはありますか。

「打撃の練習量を増やしました。MMAを始めてから、ほとんど打撃の練習はやっていなくて、ほぼ寝技の練習だけでした。打撃に関して言えば、今までの貯金で戦っていたようなもので。でも最近その貯金も無くなってきたというか、うまく行かないことも増えてきたんですよ」

――うまく行かないこと、というのは……。

「パンクラスでの2試合は、どちらも3R戦ったじゃないですか。あれは正直、流してしまったんです。初戦はKO勝ちできたけど、2戦目は完全に『ポイントで勝っているからいいや』という感じで。でも試合内容を考えると、まだまだ気持ちもスタミナも足りないところがある。もう一度、しっかり倒せるようになりたくて打撃の練習量を増やしました」

――……と、いま画面越しに見える耳の湧き方が凄いです。打撃だけでなく、それだけ組みの練習もしてきたということですね。

「そういうことです(笑)。正直、サロハイディノフにはテイクダウンされるかもしれません。でも倒されてから立ち上がる練習をガンガンやってきたので、大丈夫だと思います」

――なるほど。この試合に勝てばランキングも上がり、タイトルマッチも見えてくるかと思います。今大会では伊藤×有川のフライ級暫定王座決定戦も行われます。どちらと対戦したい、という希望はありますか。

「自分にとって相性が良いのは、有川選手だと思います。でも今回は伊藤選手が一本勝ちするんじゃないかと予想していて。そうなれば伊藤選手に挑むことになることになるかもしれませんが、どちらでも構わないです。今回勝ったら、次はタイトルマッチやりたいですね」

■視聴方法(予定)
2023年12月24日(日)
午後1時15分~ U-NEXT 、PANCRASE YouTube メンバーシップ

■ 対戦カード/計量結果

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[王者] 林源平:76.90キロ
[挑戦者] 住村竜市朗:77.10キロ

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎:56.65キロ
有川直毅:57.5キロ → 再計量 56.70キロでクリア

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
河村泰博:61.20キロ
透暉鷹:61.05キロ

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
粕谷優介:70.40キロ
雑賀“ヤン坊”達也:70.05キロ

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子:47.70キロ
V.V Mei:47.90キロ

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
ジェニー・ファン:47.45キロ
SARAMI:47.85キロ

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑:66.05キロ
平田直樹:66.10キロ

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍:66.10キロ
キム・サンウォン:65.90キロ

<フェザー級/5分3R>
Ryo:65.95キロ
栁川唯人:65.95キロ

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・サロハイディノフ:57.15キロ
松井斗輝:56.95キロ

<71.5キロ契約/5分3R>
近藤有己:70.90キロ
美木航:71.30キロ

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋:61.15キロ
笹晋久:61.40キロ

<ウェルター級/5分3R>
川中孝浩:77.20キロ
佐藤生虎:77.30キロ

<フライ級/5分3R>
眞藤源太:56.55キロ
梅原規祥:57.00キロ

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【Pancrase340】12・24を読む ベルトを賭けて河村泰博と戦う透暉鷹─02─「相手の戦績に説得力がない」

【写真】体重を落とすことで練習内容も変わってきたという透暉鷹(C)MMAPLANET

24日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE340で、空位のバンタム級王座を賭けて河村泰博と対戦する透暉鷹のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

1年振りの試合、バンタム級転向初戦でタイトルマッチ――それもフェザー級時代の実績があってこそ。そのタイトルマッチの相手であり、煽りコメントも目立つ河村のことをどのように見ているのか。そんな質問に対し、透暉鷹は「全く気にしていない」と言い切った。


――バンタム級転向初戦で、いきなりタイトルマッチになるとは考えていなかったのではないですか。

「それはなかったですね。もちろんバンタム級に転向しても、パンクラスで試合をしたいと思っていました。でも『すぐにタイトルマッチをやらせてほしい』という気持ちは全くなかったです。ただ、バンタム級なら中島太一選手と試合がしたいとは思っていたんですよ。でも暫定王座決定戦になり、さらに中島選手がベルトを返上して正規王者の決定戦になって。その経緯は仕方ないですが、パンクラスが実力を認めてくれているのか――バンタム級に転向していきなりタイトルマッチというのは本当に嬉しいです」

――「実力を認めてくれるのか」とは、昨年4戦4勝で3試合でフィニッシュし、ベルトを獲得している選手が何を言っているのですか(笑)。

「アハハハ。ありがとうございます」

――もちろん評価されているでしょうし、転向初戦がタイトルマッチでも不思議には思わない実績です。ただ、その対戦相手が河村選手になるとは予想もしていなかったでしょう。

「そうですね。オファーが来た時はビックリしました。試合をしていない間も、ランキング上位の選手はチェックしていたんですよ。そこで河村選手が飛び出してくるとは考えていなくて。井村選手との試合も、井村選手が勝つかなって考えていました。でも一発で決めて――そういう力は警戒しています」

――河村選手の煽りに対しては、どのような印象を抱いていますか。

「煽ってきますねぇ(笑)。SNSもそうですし、記者会見でも煽ってくれているので、ありがたいです。実際はすごく良い人で」

――記者会見のフェイスオフでも、表情に良い人ぶりがにじみ出ていました。選手としての印象はいかがですか。

「不思議な感じですよね。とにかくフィニッシュする、狙ってくるという印象はあります。う~ん、どうなんだろう? 何ていうのか……」

――ここは正直な印象を聞かせてください。

「はい。あんまり相手のことは気にしていないです(笑)。河村選手がこれまで日本のトップ中のトップに勝っていたら、気にはなりますよ。でも、そうではなくて。だから煽られても気にならないし。要は、どれだけ言っていても河村選手の戦績に説得力がないわけで」

――……。

「本当は良い人だし、格闘技を盛り上げるために煽ってくれていることは分かります。盛り上げ方は人それぞれで。だから、それはそれで良いことだと思いますよ。たとえば選手として、極めが強い。フィニッシュを狙ってくる――といっても、自分も今まで練習で積み重ねてきたものがあります。だから今までやってきたことを確認するとしても、何か特別に河村選手の対策を組むということはないですね」

――では透暉鷹選手にとって、この試合の意味とは何でしょうか。

「対戦相手どうこうではないです。河村選手が相手だから――ということはなくて。自分がどれだけ試合に向けて練習できたか。そして、今までやってきたことを試合で出せるかどうか。今後のことを考えたら、自分自身がどうするのかっていうほうが大事ですよね」

――確かに。1年のブランクは気にしていないとのことでしたが、初のバンタム級戦という点はいかがですか。

「実は……完全にバンタム級でやると決めていたわけではなかったんですよ」

――えっ!?

「まず一度バンタム級で試合をしてみる。バンタム級のリミットまで落とすことは問題なくて。でも落としたことで動きが悪くなっていたら、バンタム級で戦う意味はないですよね。正直、そう思っていました。でもフェザー級のベルトを返上して、バンタム級でもタイトルマッチが組まれて――」

――もうバンタム級でやっていかざるをえなくなったと(笑)。

「アハハハ。とにかく、まずはバンタム級で試合をしてみてから――という感じです。もちろんベルトを獲ったらバンタム級で防衛戦をしないといけませんし。ただ、この階級で戦うことに対して不安はなくて。まずはこの1年間、自分がやってきたことを試合で出す。だから次のタイトルマッチは、試合内容を見てほしいです」

――この1年間で何が変わってきましたか。

「やっぱり体が軽くなると、スピードも動きも全然違います。逆に体重を落としても、組み力や体幹などは変わっていませんね。それだけ動きが良いと、スパーリングでも自分から先にペースを作っていくことができているんですよ。そうなると自分はスタミナが落ちず、反対に相手が疲れてくる。だから体重を落としたことで、どんどん自分のレベルも上がっていると思います」

――反対に、通常体重から減らしていることでストレスはないですか。

「それは無いです。ちゃんと管理栄養士さんと相談しながら、何か食べないとか無理をしているわけではないので。好きなお菓子を食べることが減ったぐらいですかね(笑)」

――それは良かったです(笑)。では最後に、次の試合への意気込みをお願いします。

「1年振りの試合で、初のバンタム級戦です。手術をして試合ができない間も、たくさんの方にサポートしていただきました。そうして応援し続けている方たちに恩返しができるような試合を見せたいです。よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
2023年12月24日(日)
午後1時15分~ U-NEXT 、PANCRASE YouTube メンバーシップ

■ 対戦カード

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[王者] 林源平(日本)
[挑戦者] 住村竜市朗(日本)

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
河村泰博(日本)
透暉鷹(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
粕谷優介(日本)
雑賀“ヤン坊”達也(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子(日本)
V.V Mei(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
SARAMI(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
平田直樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
栁川唯人(日本)

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン)
松井斗輝(日本)

<71.5キロ契約/5分3R>
近藤有己(日本)
美木航(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
笹晋久(日本)

<ウェルター級/5分3R>
川中孝浩(日本)
佐藤生虎(日本)

<フライ級/5分3R>
眞藤源太(日本)
梅原規祥(日本)

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【Pancrase340】ヤン坊と挑戦者決定戦、粕谷優介「別にやりたくもないし、あのパンチは避けられない」

【写真】試合前は弱気一点張りの粕谷だが、ケージに入ると覚悟が決まるという (C)MMAPLANET

24日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase340で、雑賀“ヤン坊”達也とライト級KOPアキラへの挑戦権を賭けて戦う粕谷優介。
Text by Manabu Takashima

モチベーションは勝利後の子供たちとの記念撮影。そんな粕谷のMMA観は、タイトル戦線に戻ってきても何ら変わっていなかった。


――UFC後、パンクラス参戦から序盤は1勝4敗と黒星先行で厳しい状態でしたが、ここのところは3連勝で王座挑戦権を賭けて戦うまで復調しました。

「結果が出ていなかったときは、日々忙しいというのが一番でした。会社員をやりながら道場を経営して、試合に向けて調整する。そこに関して自分でも内心、『限界はあるよな』とは思っていました。道場も忙しく、仕事も忙しい。そうですね、限界かなと」

――限界を感じてもプロ格闘家を続けました。

「2年前にある日突然、格闘家ではなくて会社員であることに限界がきました。13年間働き、そこそこ責任のある立場だったのに会社を素通りして家に戻ってしまったことがあったんです。その日は休ませてもらったのですが、立場があるのにこれを繰り返してはいけないと思いました。

そのある程度の立場になったことで、仕事に対してモチベーションを保つことができなくなっていました。社長にも『ウィンカーを出したのに、会社に入れなかった。これはもう続けることはできないです』と説明をして。会社の方も相当に引き留めてくれましたが、もう行くことができなかったです」

――サラリーマンとしての収入をなくしても、道場でやっていけるということ算段は?

「う~ん、実際にやっていけるというのではなくて見込みがあるという状態でしたね。『なんとかなるかな』って。結果、仕事を辞めると単純に練習時間が増えて疲れも取れるようになりました」

――そこが好調の原因だと。

「まぁ、それだけが理由で勝てているのかは分からないですけど、シンプルに格闘技のことを考えている時間は増えました」

――プロ練習や出稽古は?

「やっていないです。時間がないので。会社員を辞めて時間が取れると思ったのですが、思いのほかパーソナル・トレーニングの予約が入ってきて」

――経営者として良いことですが、ファイターとしては以前と変わらないのでは?

「いえ、それが僕のやっているパーソナルは、は時代と逆行して『ゲロを吐くまでやらせる。優しくしないパーソナル』なんです。追い込みまくる(笑)。それなのに、なぜか受けてくれる人が多くて。パーソナルの時に僕自身も相当に体を動かしているので一石二鳥になっているのかもしれないです(笑)。

それだけで、何も新しいことをやっているわけではないので、結果が残せている理由は自分でも分からない。ガチスパーもやっていないですし、ずっと打ち込みばかりをしていて。ヘロヘロになるまで打ち込みをやる。逆にガチスパーをやっていないので、ケガがなくなったということはありますね。前回の試合は少しあったのですが……」

――では対策練習は?

「なんとなくやる程度です。結局、できることは限られてきてしまうので。くっついてバックに回る。それを確認する作業……ですね。ただ柔術は週に6度練習しています。試合のためでなく、子供たちとただ楽しくやっているようなものでも柔術の技術に関しては『よく、何もしらないでやっていたな』と以前の自分のことを思うようになりました。

それとヴァンガード柔術のレアンドロ・オカモト先生のところ……秦野には通っています。オカモト先生と生徒さんと2時間、バッチリと練習するためにその日だけはパーソナルはお断りしています。それも楽しいから行っているのですが――。

MMAのスパーリングは前回の試合前も、道場生と3回か4回やっただけですね。プロ練習のような強度の高いスパーリングは大事だと思います。でも、もう13年もやってきているので、そこはイイかなと。その分、柔術の練習で極められまくりますし。未だにエビすら、真っ当にできないので日曜日に子供と3人でやっています。柔術は強くなるためでなく、知らないことを教えてもらえるから楽しい。そうやって考えると、格闘技をやる楽しさを思い出したから、試合も戦おうと思えるようになったのかと」

――その結果の3連勝で、今回は挑戦者決定戦を戦います。

「まぁランキング的にはソロソロかとは思っていたのですが、如何せん……UFCから松嶋(こよみ)君、ISAO選手と4連敗をしたことは引きずってきました。あの4連敗を経験して、続けているということが一番自慢できることです。心は完全に折れていて、辞めたいとしか思っていなかったんです。でも、続けることができたので」

――UFCの負けの一つはアレックス・ヴォルカノフスキーが相手ですし。

「子供がUFCの凄さを理解できるようになり始めた時に『このメチャクチャ殴られているの、パパだよね』って言ってきて(苦笑)。勝った試合より、その負けが凄いと。子供たちは柔術を5年ぐらいやっているので、分かるようになったんですよね。『エビができていない』、『なんで足関節にいく?』とか『なんで、普通のフックスイープをしないの?』なんて言われています。勝ち負けでなく、そういうことを言ってくるんですよ。

でもちゃんと教えている通りに、自分も動かないといけないなって思わされます。キッズには一番安全なことを指導しているので、それは自分も同じじゃないかと。あと自分の子供は週に4日、柔術の練習をしています。土曜日は柔術と空手の2部練習。子供が週に4日やっているなら、選手としてではなく親として週に5度は練習しないといけないです。そして子供たちが頑張れという限りは、自分も頑張る。その頑張りが一番伝わるのが試合だから出ているんです。

だから試合に勝った後の記念撮影は、すぐに退場ってマイクで急かさないでもう少し時間が欲しいです(笑)。思い出創りなので、もう少し待ってくださいって。ただ試合をする限り勝ちにはこだわりますし、戦うからには強い人とやりたい。怖いからこそ、そこと戦わないと」

――結果、試合は嫌だと以前と同じことを口にする?(笑)。

「今日も会見でヤン坊選手と向き合って、嫌でした(笑)。別にやりたくもないし、あのパンチは避けられない。絶対に貰うので」

――組んでバックが勝利の方程式ですが、粕谷選手は打撃戦も展開します。

「まぁ、貰う覚悟というか殴られる前提で戦っているので」

――そこで怖さというのは?

「ケージに入ると覚悟は決まります。入るまでは殴られたくないし、ずっと寝技だけをやっていたい。でも、分かりやすく強いのはMMA。そうなると試合をするしかないですよね。殴られるのは嫌ですけど、けっこう殴られてきました。殴られることから逃げていると、勝てないです。で、そこで倒されてもそこまでの技量しかない。そうですね……勝ちたいですけど、道場で教えている人間としては勝ちも負けも両方を見せるしかない。ほんと、だから今はメチャクチャ辞め時かなって。キッズたちは『先生、結構強いぞ』と思ってくれている今こそ、そのタイミングなんじゃないかと」

――タイトル挑戦、ベルト奪取。そこから先に何を目指すのかと尋ねようと思っていたのですが……(笑)。

「でも、辞める辞める詐欺になりますよ(笑)。辞めたいけど、どうせやるんだろうって。結局、環境のせいにしたり諦めちゃう人が多い世の中なので、諦めないでズルズルやっている人もいるよ――というのを見てくれる人がいれば。別に勇気や希望を与えたいわけじゃない。見たかったら、見てくださいというテンションでしかないです。辞めないのは、他に頑張ろうと思えるものを探してもなかなか見つからないです。

こういうことを言うと『舐めている』とか『本気じゃない』って言われますけど、僕の中では全部本気でやっています。ずっと、本気でやってきました」

■視聴方法(予定)
2023年12月24日(日)
午後1時15分~ U-NEXT 、PANCRASE YouTube メンバーシップ

■ 対戦カード

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[王者] 林源平(日本)
[挑戦者] 住村竜市朗(日本)

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
河村泰博(日本)
透暉鷹(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
粕谷優介(日本)
雑賀“ヤン坊”達也(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子(日本)
V.V Mei(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
SARAMI(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
平田直樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
栁川唯人(日本)

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン)
松井斗輝(日本)

<71.5キロ契約/5分3R>
近藤有己(日本)
美木航(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
笹晋久(日本)

<ウェルター級/5分3R>
川中孝浩(日本)
佐藤生虎(日本)

<フライ級/5分3R>
眞藤源太(日本)
梅原規祥(日本)

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【Pancrase340】12・24を読む 王座決定T準決勝でV.V Meiと対戦、沙弥子「苦行を乗り越える」

【写真】「ベルトは選ばれた人間にしか乗り越えられない苦行の先にある大事なもの」。こんな言葉でベルトへの道のりを語った。(C)TAKUMI NAKAMURA

24日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE340。女子アトム級王座決定トーナメント準決勝で沙弥子がV.V Meiと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2022年9月にパンクラスでMMAに復帰し、その時から「アトム級のベルトが欲しい」と発言していた沙弥子。今回の王座決定トーナメント開催は、自分の発言がきっかけになったという自負と共に「私はパンクラスでチャンピオンになりたい」という強いこだわりがある。

準決勝の相手は進退をかけてトーナメントに挑む第3代DEEP JEWELSフェザー級王者のV.V Mei、逆ブロックからは第2代修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMI×昨年12月に一本負けしているジェニー・ファンの勝者が勝ち上がってくるという茨の道が待っている。沙弥子は厳しい戦いだからこそ「このベルトには価値がある」と言う。


――7月のPANCRASE 335ではMIYU選手に判定勝利という結果でした。改めてあの試合を振り返っていただけますか。

「周りからも快勝を期待されていた試合で、『勝たないといけない』『試合をしなきゃいけない』という気持ちが強すぎて、気負いすぎていましたね。試合を楽しむということを忘れていた試合でした」

――昨年12月にジェニー・ファン選手に一本負けして以来の試合ということで、固くなってしまった部分もあったのでしょうか。

「MIYU選手は年下かつキャリアも下で、どう転んでもフィニッシュしなきゃいけない試合だったと思うんですよ。そこを考えすぎてしまい、自分でもどうしていいか分からなくて焦ってしまいました」

――再起戦ならではのプレッシャーがあったんですね。

「あとは相手がキック出身ということで、テイクダウンしたら暴れて立ってくると思っていたんです。それで打撃から組んで投げる、立たれても組んで投げる、暴れるところで一本取る、そういう展開をイメージして練習していたんですね。でもいざ試合になるとテイクダウンした後、スクランブルの攻防にならず、しがみつかれる時間が長かったんです。それが自分的には想定外だったので、余計に何やればいいんだろう?と混乱してしまって、何回もセコンドの(伊藤)盛一郎くんを見てしまったり……。自分らしさが出せない試合でしたね」

――どんな局面が訪れるか分からないことがMMAの奥深さだと思いますが、まさにそれを痛感した試合だったようですね。

「はい。かなり勉強になったし、自分の課題やできないことをジムで共有できたことが大きいです」

――そして今大会から沙弥子選手が待ち望んでいた女子アトム級王座決定トーナメントがスタートします。最初にこの話を聞いた時はどう思いましたか。

「やっと来たか!って気持ちと自分のために創られたベルトだという高揚した気持ちがありました。パンクラスのアトム級は選手が少なかったので、私が『ベルトが欲しい』と言わなかったら、参戦選手も増えないし、ベルトが創られることはなかったと思うんです。私は他団体に行くつもりはなくて、パンクラスでチャンピオンになりたかったから(ベルトが欲しいと)言うだけ言おうと。それがこういった形で実現してよかったです」

――記者会見のコメントを聞いていても、沙弥子選手は他の選手とは違う意気込みでトーナメントに向かっている印象です。

「他の選手は『ベルトが欲しくて、パンクラスからチャンスが来た』だと思うんですけど、私は『パンクラスに出て、パンクラスのベルトが欲しい』なんです。だからこのトーナメントへの気合いの入れ方は別格ですね」

――ずばりパンクラスのベルトが欲しい理由はなんでしょう。

「パンクラスは歴史がある団体ですし、ベルトもかっこいいですよね。グランドスラムに移籍して復帰する時にも自分から勝村(周一朗)さんに『パンクラスに出たいです』とお願いしましたし、一度はあのベルトを巻きたい。そのくらい強い想いがあります」

――なぜそこまでパンクラスが好きなのですか。

「団体の雰囲気がかっこいいというか渋いというか、独特のものがあるじゃないですか。あれが好きなんですよね」

――以前MMAPLANETで取材した亀井晨佑選手は「僕はパンクラスの硬派なところに誇りを持っている」と話していました。それに似た感覚でしょうか。

「まさにそうですね。その硬派な雰囲気が自分には合っていると思います」

――対戦相手のV.V Mei選手にはどんな印象を持っていますか。

「トータル的に何でも出来る、バランスのいい選手だと思います。あとはベテラン選手らしく、力の使い方や試合運びも上手いですよね。試合の中で相手に合わせて戦う時間もあれば、自分から積極的に戦う時間もある。伊達にキャリアが豊富で、色んな強豪と戦ってきた選手じゃないな、と。Mei選手と戦いたい選手もたくさんいる中で、自分が試合出来るのもうれしいですし、色んなことを学びたいです」

――トーナメントの準決勝であると同時に、今の沙弥子選手がトップファイターのV.V Mei選手に勝てるかどうかが試される試合です。そういう意味でもこの試合はターニングポイントだと思いますか。

「まさしくそう思います。私とMei選手のキャリアや経験の差は埋められないものなので、そこは気力と体力で対応します。色々と対策を練っていますが、いざ自分と向き合った時にMei選手がどんな戦い方をしてくるかは、その時にならないと分からないので、大まかな流れとイメージは持ちつつ、臨機応変な戦いもしようと思います。自分が想定していないことをやってくることも想定して、自分がやりたいことをやって勝ちます」

――決勝はどちらが上がってくると予想、もしくはどちらと戦いたいですか。

「誰が来ても勝たない限り、ベルトが手に入らないので、どちらが来ても誰が来ても勝ちます」

――キャリア的には準決勝・決勝ともに厳しい戦いが続くことになりますが、それも覚悟の上ですか。

「簡単に手に入ったら面白くないですからね。ベルトは選ばれた人間にしか乗り越えられない苦行の先にある大事なものなので、このくらい厳しくしてもらわないと。自分自身、この苦行を乗り越えないとベルトを巻く価値はないと思います」

――12月も色んなMMAの大会がある月ですが、沙弥子選手はどんな試合を見せたいですか。

「今回ベルトという大きな目標があって、ベルトを巻きたいという一心で、無駄な感情を捨てて練習することが出来ました。7月の試合からこんなに人は成長できるんだって姿を見せたいです」

2023年12月24日(日)
横浜市中区
横浜武道館
Pancrase340

■視聴方法(予定)
2023年12月24日(日)
午後1時15分~ U-NEXT 、PANCRASE YouTube メンバーシップ

■ 対戦カード

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[王者] 林源平(日本)
[挑戦者] 住村竜市朗(日本)

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
河村泰博(日本)
透暉鷹(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
粕谷優介(日本)
雑賀“ヤン坊”達也(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子(日本)
V.V Mei(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
SARAMI(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
平田直樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
栁川唯人(日本)

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン)
松井斗輝(日本)

<71.5キロ契約/5分3R>
近藤有己(日本)
美木航(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
笹晋久(日本)

<ウェルター級/5分3R>
川中孝浩(日本)
佐藤生虎(日本)

<フライ級/5分3R>
眞藤源太(日本)
梅原規祥(日本)

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