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【Road to UFC2023Ep01】2度目の正直、キム・サンウォン戦前のSASUKE「考え過ぎてもしょうがない」

【写真】非常に落ち着き、良い具合に開き直りと自信が融合した感のあるSASUKEだった (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。そのエピソード01で組まれたフェザー級準々決勝でSASUKEが、キム・サンウォンと戦う。

昨年のトーナメントに出場し、悪夢の初戦敗退となったSASUKEだが、その後のワンマッチと接戦をモノにすると、3月のプロ修斗世界フェザー級選手権試合では飯田健夫をスピニングバックフィストでKOし、2度目の挑戦の時を迎えた。

昨年のことがトラウマとなり、誰よりもナーバスになっていてもおかしくないSASUKEだが、上海入りした彼はとてもリラックスし試合に集中できていた。そんな精神面を創ることができるのも、この間の確かな成長を彼自身が実感しているからだった。


――2度目のRoad to UFCが今週末に迫ってきました。今、どのような気持ちですか。

「あまり何も考えていないですね。気楽です」

──昨年のことがあったので、SASUKE選手が一番硬くなるのかと心配していたのでホッとしました。

「全然、そんなことないです。いつも通りの感じです。もう去年のこととか考えず、今ここにいる。そんな感じです。もちろん、絶対に勝たないといけないという気持ちはあります。でも考え過ぎてもしょうがないので。むしろセコンドとマネージャーの方が緊張しているんじゃないかな(笑)」

──アハハハ。マネージャーは通訳しながら、大泣きするぐらいエモーシャルな方ですし。

「アハハハハ。本当に親身になってくれて、めちゃくちゃ助けられています」

──とはいえ考えないでいようというのは、実はずっと意識しているということかとも取れるのですが。

「なんか、僕はもともと気持ちの切り替えができるほうで。それができているのは、去年の負けから自分が強くなったという実感があるからです。うん。色んなことに取り組んで来て──Road to UFCの1回戦の前に米国で練習をして、そこで習ったモノが時間を経ることで段々と自分のモノになってきたような気がします。

知識、技術が自分のモノになって強くなっという自信がついてきて。それが出たのが、前回(※3月の修斗世界フェザー級王座防衛戦)のKO勝ちだったと思います。やって来ていることは間違っていない。そういう答え合わせができて、これをやっていれば大丈夫だという確信がある程度自分のなかであるので。その通りにやってきたので、去年のことを忘れることはないですけど、去年は去年、今年は今年という気持ちでいます」

──Road to UFC、もちろんUFCに行くためのトーナメントで。それでも見る側からすると、やはり楽しめるトーナメントが良い。それはつまり、出場選手にとって厳しいトーナメントになるのですが。その点においてもフェザー級は他の階級と比較して頭一つ抜けて厳しいかと。

「フェザー級が一番レベルが高いのは、去年もそうでした。自分がそういうところにいるので、逆をいえばここで勝てばちゃんと実力を認めてもらえる。そこも含めて、あまり深く考えていないです。優勝すれば契約できる戦いなので」

──では対戦相手のキム・サンウォンですが、KTT所属でDouble GFCのチャンピオンでもありました。どのような印象を持っていますか。

「一本勝ちが多いですけど、パンチが好きですよね。パンチをガンガン振って来て、寝技も好き。オールラウンダーといえば、オールラウンダーですね。データでは身長は178センチとなっていたけど、こっちについて初日に向うから『おー、SASUKE』って話しかけてきて。実際に顔を合わすとそんなにない(笑)。でも、やっぱり上半身は厚いように感じました」

──強いのは間違いないです。だからこそ、どういう戦いをしたいと思っていますか。

「フィニッシュするのは理想ですけど──。勝てば契約ですから、勝ちゃあ良い。泥臭くても練習してきたことを出せば、結果はついて来る。やってきたことをやる。それがテーマですね」

──昨年の敗北から、これまででSASUKE選手自身、どこか最も成長できたと感じていますか。

「全体的に上がってきたと思いますけど……判断能力、状況判断する力が上がったかと思います。『ここにいたら危ない』、『ここにいたらやられる』ということが早く判断できるようになった。だから、この前のKOがあるかと」

──それは意識して上げてきたことですか。

「う~ん、特別意識してきたということはないですが、イメージですかね。サンドバックを殴る時も、丸い筒ではなくて四肢のある人をイメージして殴っていました。揺れたら角度がつくので、その揺れによって相手は前傾し『ここに顔がある』、『ここがアゴ』という風に。後傾する、左右にズレる時も同じですね。そうやってイメージしていると、スパーリングで動く相手でも見えるようになってきたような気がします。

それと同じ練習、同じ打ち込みをたくさんやってきたので。同じことを続けていると、精度が上がってくるかと」

──打撃のあるコンバットスポーツは実戦に似た対人練習と、実戦の狭間を埋めるイマジネーションが本当に必要になってきますね。

「なんか結構、ベルトを獲ってから……色々な競技の人と練習させてもらうことが増えて。最近、練習していてメッチャ良かったのが──K-1に出ている大沢文也(※第7代Krushライト級王者。 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝)選手で。凄く頭を使って戦う選手だから、色々と教えてもらえました。『実戦の時に、いかにディフェンスをやるのか』と話してもらった時に、色々とアドバイスをもらって、。そこで、また気付くことができました。

打撃って練習では思い切り打てないじゃないですか。思い切り打つのはサンドバッグであって。あとはサンドバックを如何に動く人間だとイメージしてやるのか。そういう風に気付きましたね」

──防御が大切だからこそ、判断能力と自分に自信がないとお見合いが続く。それも格闘技かと。

「ハイ。判断能力に自信が持てると攻撃に転じることができる。3月の試合は相手が変則的だったこともあって、見た時間もありましたけど、全体的に立てた作戦に則して戦えました。細かい修正点はありますが、大方は間違っていない。なので少しは自信になりましたね」

──では勝てば良いトーナメント戦。改めて意気込みをお願いします。今回は応援団も日本で視聴することになると思うので。

「当然、死力を尽くして戦います。でも、ここがゴールじゃないです。先を見て今を見ないとか、舐めているわけでは決してないですけど、僕のゴールはここじゃない。しっかりと契約を勝ち取って、その後に繋げること。なので、ここはどんな形でも勝って次につなげること。そういう試合をします」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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Brave CF MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 SASUKE UFC その他 アブドゥル・アジーム・バダクシ イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ レザ・アリアント ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 上久保周哉 丸山数馬 原口伸 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023】初日はフライ&フェザー、2日目はバンタム&ライトに。フェザー級は中国勢が5名!!!!!!!!

【写真】前回のトーナメントで準決勝敗退となったルー・カイが代役出場に (C)MMAPLANET

10 日(水・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の対戦カードとエピソード後毎の振り分けが発表されている。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日に中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。ワンマッチ&4試合✖4大会(=エピソード)というフォーマットは変わりないが、昨年は1エピソードで1階級ごとという振り分けだったのが、今年は初日のエピソード1&2はフェザー級とフライ級、2日目のEp.3&4はライト級&バンタム級と1日に階級を纏めて実施されることとなった。


結果、土曜日の上海時間午後6時(日本時間の午後7時)スタートのEp.1にSASUKEと鶴屋怜、同8時(同9時)開始のEp.2には神田コウヤ。日曜日のEp.3は上久保周哉&丸山数馬、さらに野瀬翔平が出場し、Ep.4では原口伸が対戦することとなった。

現状、日本勢の対戦相手はこれまでに明らかになっていた通り変更は見られないが、フェザー級ではイー・チャアと対戦予定だったアブドゥル・アジーム・バダクシ、そしてリー・カイウェンと戦うはずだったレザ・アリアントの両名が欠場となり、それぞれが同じ中国人ファイターのウズアズベク・ジャフフ、ルー・カイと対戦することとなった。

インド在住のアフガニスタン人ファイターでBRAVE CFで勝利しているアブドゥル・アジーム・バダクシの欠場は、優勝候補に挙げられていたため残念な限り。両者ともビザが取得できなかったという情報も入ってきているが、これでフェザー級は韓国人選手が1人、日本勢は2人、そして中国人ファイターが5人という変則的東アジア・トーナメントの形相を呈してきた。

中国でなくても労働ビザ取得には時間が掛かる現状、今後も体調不良など欠場者が現れればフライ級こそトップノイ・キウラム✖ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ピーター・ダナソー✖シャン・シンカイという興味深いノントーナメントファイトが2試合組まれているための代役は確保できているものの、その他の3階級は現実的に中国人ファイターがその役割を担うことは確実──。そのような事態に陥った場合は、より五星紅旗色の強いトーナメントになる。

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 UFC イ・チャンホ エプライム・ギンディン キム・ミンウ クリスチャン・キニョネス シャオ・ロン シャン・シンカイ ダールミス・チャウパスゥイ 上久保周哉 野瀬翔平

【Road to UFC2023】上久保&野瀬が出場するバンタム級。未知のファイター揃い、キム・ミンウ級はなし??

【写真】野瀬と対戦するシャオ・ロンは2021年のコンテンダーシリーズでクリスチャン・キニョネスに判定負け。そのキネニョスはUFCで1戦1勝1KO勝ちだ (C)Zuffa/UFC

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日に中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットでRoad to UFC2023は1回戦を実施する。

ここでは野瀬翔平、上久保周哉が出場するバンタム級から、両者の対戦相手と注目選手にスポットを当ててみたい。


昨年に続き出場となる野瀬の初戦相手は、これも昨年と同じ中国人ファイターと戦うことに。去年はUFCアカデミーから2021年にコンテンダーシリーズに挑んだシャオ・ロンと戦うことになった。WLFバンタム級王者だったシャオ・ロン、今回の会場となるUFC PI上海はそのUFCアカデミーの期間に強化練習を受けた場所だ。

野瀬もブーイングの中で試合をすることはないだろうが、シャオ・ロンにとっては勝手知ったるホームで戦う利が少なくともあるかと思われる。

そして待望のRoad to UFC参戦がなった上久保もまた中国人ファイターのバールガン・チィルイイースーと戦うこととなった。

キャリア12勝3敗のチィルイイースーだが、とにかく未知。未知強かどうかも分からない未知の相手だ。最近の試合映像も残っておらず、かなり以前の試合では寝技でほぼ足を効かさない試合をしているモノが確認できたが、これは逆に参考にしない方が良い。上久保は相手云々でなく、自分を貫いて勝利に邁進してほしい。

この他、インドネシアのエプライム・ギンディン、3人目の中国人ファイタ=ダールミス・チャウパスゥイ、インドのラナ・ルドラ・プラタップ・シン等も戦績や試合映像では、実力が図れない選手だ。

そんななか、気になるのは韓国からの出場選手だが、イ・チャンホはフライ級ワンマッチ出場のシンガポール選手=シャン・シンカイに敗れており、甘く見ることはできないが微妙といえば微妙。実績という部分で昨年のキム・ミンウに匹敵する強豪は見当たらないバンタム級だ。

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Brave CF Gladiator K-MMA LFA MMA MMAPLANET o ONE PRIDE ROAD FC Road to UFC Road to UFC2023 UFC イ・ジョンヒョン シャン・シンカイ チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル ピーター・ダナソー マーク・クリマコ ロナル・シアハーン 堀内佑馬 山本聖悟 秋葉太樹 鶴屋怜

【Road to UFC2023】鶴屋怜出場のフライ級。韓国のイ・ジョンヒョン。ワンマッチ出場選手も見逃せない

【写真】強気な発言も魅力的なイ・ジョンヒョンが、オクタゴンでどのようなパフォーマンスを見せることがデキるか (C)ROAD FC

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日には中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットで実施されるRoad to UFC2023の1回戦を実施する。

ここでは鶴屋怜が出場するフライ級から、鶴屋の対戦相手と注目選手を紹介したい。


鶴屋の対戦相手ロナル・シアハーンはインドネシアのONE PRIDE MMAでキャリアを積んできた7勝0敗のファイター。フィジカルが強く、馬力に任せたスクランブルやブジッジ返し、そしてクリンチでのヒザを得意とする。レスリング力では圧倒的に鶴屋だが、初の国際戦ということもあり、その力任せのファイトに如何に対応するかが重要になってくるだろう。

この他、フィリピン系米国人選手のマーク・クリマコは、AKA所属でフィジカル、スピードを兼ね備えている──が、LFAでは堀内佑馬に敗れている。そのクリマコの対戦相手イ・ジョンヒョンは、より注目したい。

コロナ禍のK-MMAが生んだ超新星は3分3Rで寝技は30秒のARCからRoad FCにステップアップし山本聖悟、秋葉太樹を下している。レスリング力は未知数だが、そのKOパワーは絶対的に侮れない。

同じ韓国からは前回大会の準優勝、コリアンゾンビの愛弟子チェ・スングクが連続出場を果たす。この実績こそ、他の選手が目標設定としてくるだけに、昨年以上に厳しい戦いが待ち受けているか。

(C)ONE

未知のインド勢とインドネシア勢、そして中国勢がどのような力を持っているかは本当に分からない。

そのなかでワンマッチ出場の昨年ベスト4のトップノイ・キウラム、Gladiatorで恐るべきKO劇を見せたナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ONE FFでポテンシャルの高さを見せたピーター・ダナソー、BRAVE CF韓国大会で勝利しているシンガポールのシャン・シンカイらはトーナメント出場選手以上の能力を秘めている可能性もある。それだけに、補欠戦の意味合いもあるワンマッチに注目したい。

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【Road to UFC2023】UFCへの道、全4階級とワンマッチ4試合の出場ファイター確定&公式発表

【写真】遂に正式発表となったRoad to UFC2023の陣容。Season02は──”あの”Road to UFCはUFC正史ではカウントされないということか (C)Zuffa/UFC

11日(火・現地時間)、UFCより5月27日(土・同)、28日(日・同)に中国は上海のUFC PIにおいてRoad to UFCの1回戦を実施することを公式発表した。

日本勢はフライ級が鶴屋怜、バンタム級は野瀬翔平と上久保周也、フェザー級はSASUKEと神田コウヤ、ライト級は原口伸と丸山数馬は既に明らかとなっていたが、今回の発表で日本勢の初戦の対戦相手を含む、4階級32選手とワンマッチ出場8選手の全てとカードが明らかとなった。

出場選手は以下の通り、初戦のカードを対で並べると以下のようになる。※各階級、日本人選手の対戦相手と注目選手に関しては後程アップします。

【フライ級】
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

【バンタム級】
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

【フェザー級】
イー・チャア(中国)
アブドゥル・アジーム・バダクシ(アフガニスタン)

SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

リー・カイウェン(中国)
レザ・アリアント(インドネシア)

【ライト級】
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

【ワンマッチ】
<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)


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