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【LFA164】試合結果 上位4カード8試合で米国人ファイターの出場は1人。#01フィーダーショーの現実

【写真】UFCをリリースされ、再起戦が古巣でのタイトルマッチとなったマゾ(左)が女子フライ級王者に(C)LFA

4日(金・現地時間)、テキサス州エルパソのサウスウェスト・ユニバーシティ・パークでLFA164「Mazo vs Lavado」が行なわれた。

メインのLFA女子フライ級王座決定戦では、UFCをリリースされたサビーナ・マゾが、再起戦でサンドラ・ラバドを判定で破UFCへのカムバックへの一歩を踏み出した。

今大会は、そのメインがマゾがコロンビア、ラバドがペルー人ファイターのマッチアップだったが、コメイン以下のウェルター級も国際色豊かなラインナップとなっていた。

コメインではルーマニアののダニエル・フロンザが米国のジェイリン・フラーを、キルギスのミクティベク・オロルバイがブラジルのグラウシオ・エィザリオを破り、同じくブラジルのラリアン・ドゥグラスを豪州のアイザック・トムソンが下している。

上位4カードに米国人選手の出場は1人だけ、さらにラバド以外の非米国人ファイターも米国のジムに所属している。UFCを目指す――以外の選択がプライオリティにない北米フィーダーショーの現実だ。

LFA164
<LFA女子フライ級王座決定戦/5分5R>
○サビーナ・マゾ(コロンビア)5R
判定
×サンドラ・ラバド(ペルー)
<ウェルター級/5分3R>
○ダニエル・フロンザ(ルーマニア)1R3分36秒
TKO
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×ジェイリン・フラー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ミクティベク・オロルバイ(キルギス)2R1分39秒
TKO
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×グラウシオ・エリジアリオ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○アイザック・トムソン(豪州)2R1分45秒
TKO
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×ラヒアン・ドゥグラス(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
○ジョザイア・レイエス(米国)3R
判定
×ジョーダン・バークホルダー(米国)
<ライト級/5分3R>
○イライ・ブラジライ(イスラエル)3R
判定
×ジェイムス・プリーザント(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ネイラ・レップ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)3R2分06秒
TKO
×マハイラ・ケラー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○トラヴィス・エレラノ(米国)1R2分20秒
KO
×コーリー・ウィンダム(米国)
<フライ級/5分3R>
○リヴィオ・ヒベイロ(ブラジル)1R3分40秒
三角絞め
×リカルド・ラミレス(メキシコ)
<フェザー級/5分3R>
○ジェレミー・アルバ(米国)3R0分57秒
TKO
×リッキー・メイネズ(米国)
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Column MMA o ONE UFC   アルマン・ツァルキャン グレッグ・ハーディー サビーナ・マゾ セルゲイ・スピヴァク ダヴィ・ハモス ホルヘ・マスヴィダル ミランダ・マーヴェリック

UFCがグレッグ・ハーディーら4選手をリリース


Greg Hardy(Sherdog)

Sabina Mazo(Sherdog)

Davi Ramos(Sherdog)

Jared Gooden(Sherdog)

 UFCがグレッグ・ハーディー、サビーナ・マゾ、ダヴィ・ハモス、ジャレッド・グッデンをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。


 グレッグ・ハーディーは現在33歳のアメリカ人でMMA戦績7勝5敗1無効試合(UFC戦績4勝5敗1無効試合)。今月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でセルゲイ・スピヴァクに1R TKO負けし3連敗を喫したことから本人もリリースを覚悟しており、インスタグラムで「俺のファンの人も嫌いな人も全ての人たちに感謝する。みんな、ありがとう。コーチ、家族、そしてUFCに、明るく輝く機会を与えてくれたことに感謝している」とコメントしていました。

 ハーディーは元々NFLのトッププレイヤーでカロライナ・パンサーズ、ダラス・カウボーイズに所属していましたが、素行不良、DVによる逮捕、コカイン所持による逮捕等でチームから放出されたことから総合格闘技に転向。アマチュア戦績3勝0敗の後にDana White's Contender Seriesで2連勝、ローカル団体でも1勝したことからUFCと契約しています。しかしUFCデビュー戦だった『UFC Fight Night 143: Cejudo vs. Dillashaw』では反則の膝蹴りによる反則負け。『UFC on ESPN 6: Reyes vs. Weidman』のベン・ソソリ戦では判定勝ちした後にインターバルで酸素吸入器を使用していたことから裁定がノーコンテストに変更されるなどUFCでも悪童ぶりを発揮していました。

 サビーナ・マゾは現在24歳のコロンビア人でMMA戦績9勝4敗(UFC戦績3勝4敗)。今月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でミランダ・マーヴェリックに2Rリアネイキッドチョークで敗れ3連敗を喫していました。

 ダヴィ・ハモスは2020年7月の『UFC Fight Night 172: Figueiredo vs. Benavidez 2』でアルマン・ツァルキャンに判定負けして以降試合をしていませんでした。

 ジャレッド・グッデンは昨年10月の『UFC Fight Night 194: Dern vs. Rodriguez』でランディ・ブラウンに判定負けした後、すでに今年1月にホルヘ・マスヴィダルの団体iKon FCで試合をしており判定勝ちしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFN203 キック サビーナ・マゾ ミランダ・マーヴェリック

【UFN203】身長差10センチもマーヴェリックがマゾを打撃でコントロールしRNCでフィニッシュ

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.2R2分15秒 by RNC
サビーナ・マゾ(コロンビア)

身長で10センチ上回るサウスポーのマーヴェリックが前に出てパンチから左ミドル。マゾもプレッシャーをかけて相手をケージに追い込む。左ストレートを返すマーヴェリック。時おり一気に距離を詰めて左ストレートを当てる。リーチで勝るマゾに対し、マーヴェリックが左右のロー、左ストレートで散らしてからニータップでテイクダウンを奪った。マゾは下から相手を抱え、マーヴェリックの左腕を取って腕十字を狙う。これを凌いだマーヴェリックはトップをキープ。一度ガードの中から立ち上がるが、マゾも同じく立ち上がる。

スクランブルからケージ際の攻防で両ワキを差し上げられたマーヴェリックだが、オーバーフックを取ってグラウンドに持ち込んだ。マゾは反転してケージキック、そしてスクランブルに持ち込むが、マーヴェリックが組み勝ちボディロックから再びテイクダウンした。ハーフガードを取るマゾがフルガードに戻す。パンチを上下に打ち分けるマーヴェリック。トップをキープして初回を終えた。

2R、マーヴェリックが左ハイからローへつなげる。距離を詰めてくるマゾに左のダブルを当てたマーヴェリックは、ケージを背負いながらも、さらに左を当てる。時おり仕掛けてくるテイクダウンはスプロールするマゾ、マーヴェリックはパンチとハイで切り崩していく。伸びるマゾの右ストレートをバックステップでかわしたマーヴェリックは、右足へのシングルレッグで尻もちを着かせた直後、バックに回ってRNCでタップを奪った。


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