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CJJW2023#02 MMA MMAPLANET o ゲイブリエル・デフロン

【CJJW2023#02】ミケールのアウトサイド・アシ&ストレートフットロックに、内ヒールでデフロン快勝

<バンタム級T1回戦/10分1R>
ゲイブリエル・デフロン(米国)
Def.0分55秒by ヒールフック
サム・ミケール(米国)

ミケールのシングルレッグに、デフロンは前転するもミケールも足を取られないように振り上げる。結果、前回りをしただけになったデフロンがニーシールドを取り、下から掌底を打っていく。殴れるたびに額を突き出して受けるミケールは目の前にある左足を抱えて、アウトサイド・アシからストレートフットレッグを狙う。その瞬間デフロンが左足を取って内ヒール一閃、ミケールは絶叫タップした。


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Cage Warriors ECI06 MMA MMAPLANET o UFC YouTube エステヴァン・マルチネス エライアス・アンダーソン ゲイブリエル・デフロン コンバット柔術 マニー・ヴァスケス ユライア・フェイバー リチャード・アラルコン 今成正和 修斗 高橋SUBMISSION雄己

【CJJW2023】修羅の組み技道!! 7月30日、コンバット柔術ワールド:バンタム級に高橋Sub雄己が参戦!!

【写真】2022年の世界王者エライアス・アンダーソンと2019年の世界王者リチャード・アラルコン (C)EBI & DAVE MANDELL

7月30日(日・現地時間)、メキシコはキンタナ・ロー州プラヤ・デル・カルメンのポリフォルム・プラヤ・デル・カルメンで開催されるCombat Jiu-Jitsu World Bantam weightに高橋Submission雄己が出場することが決まった。

(C)FINISHER SUB ONLY

孤高のJ-Grapplar、高橋。

彼は4月30日にEBIルールを用いたグラップリング・トーナメント=エメラルドシティ・インビテーショナルのバンタム級Tに出場予定だったが、渡米のために搭乗した飛行機のトラブルで現地入りを断念、無念の欠場となっている。

今春に10thPlanet HQで武者修行を行っていた高橋が、今回はそのエディ・ブラボー率いる掌底有りのCJJWと挑戦となった。プロ修斗で活躍していた高橋だけに、掌底のあるなかで一本を狙う経験は十分にある──と言いたいが、純粋に体格差というハンデを取り除いても、屈強かつコンバット柔術の経験が豊かなグラップラーが待ち受けている。


16人制トーナメント、現時点で大会フライヤーから確認できるのは高橋を含めて10名、そのなかにはリチャード・アラルコン、ゲイブリエル・デフロン、マニー・ヴァスケス、エライアス・アンダーソンらが含まれている。

アームコレクターことジヴァ・サンタナの黒帯アラルコンは2019年のCJJWバンタム級世界王者で、翌年はフェザー級でエライアス・アンダーソンを相手にまさかの初戦OT敗退。そのアンダーソンは準々決勝で今成正和にヒールで一本負けを喫した。

この敗北を発奮材料にアンダーソンは2021年バンタム級世界王者に輝いている。この時は決勝でアラルコンにエスケープタイムで敗色濃厚だったが、第3ターンで腕十字を極めて返り討ちに成功している。

その後、コンバット柔術世界王者としてアンダーソンはエリック・ペレス、ユライア・フェイバーというMMAファイターを同ルールで破り、今回は連覇を目指す。最大のライバル=アラルコンは昨年のノーギワールズこそ初戦敗退となったが、今年に入っては4月29日ADCCオレンジカウンティ・オープンで圧倒的な強さで制している。

アンダーソンとアラルコンが本命&対抗馬となろうトーナメントで、穴以上対抗馬に近い存在がマニー・ヴァスケスとガブリエル・デフロンの両者だ。ヴァスケスは元MMAファイターだが、悪性リンパ腫を克服後にグラップリングに専念するようになり、現在は10thPlanetグリーンヴィルを主宰している。

グラップリングでもトップゲームを得意としており、コンバット柔術においては、掌底を交えたパスゲームは脅威となるはずだ。そのヴァスケスは高橋と同じようにECI06にエントリーしていたが、欠場。そのECI06にデフロンは出場している。ばかりか、優勝候補筆頭といわれたエステヴァン・マルチネスをOTで破り、ベスト4という結果を残した。

常識的に考えて、この4名は山が別れるはず。となると、高橋は初戦か、そこをクリアすると彼らと当たる可能性が高い。4選手以外にもアルファメール所属のジョセフ・モラレスは元UFCファイター。リリース後は、Cage WarriorsとA1Combatで3連勝中だ。まだ全出場選手は確定していないが、それでもこれだけの猛者揃い。そして掌底有りで優勝するには4試合戦う必要があるトーナメント、高橋は修羅の組み技道を征こうとしている。

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CJJW2021 JJ Globo Report ゲイブリエル・デフロン ザック・シュナイダー ブログ

【CJJW2021】本戦攻勢のデフロンだったが、オーバータイムでザック・シュナイダーに下る

<バンタム級T1回戦/10分1R>
ザック・シュナイダー(米国)
OT by RNC
ゲイブリエル・デフロン(米国)

座ったデフロンに対し、シュナイダーがストレートフットロックを仕掛ける。強烈に締め上げたシュナイダーはリリース後に、立ち上がったデフロンをシッティングの状態で殴っていく。掌底を振るいつつ──起き上ってダブルレッグに出たシュナイダーだが、ボディロックに前転したデフロンがトップへ。

バタフライガードのシュナイダーにデフロンは掌底を落とし、離れる。試合はスタンドに戻りカニバサミ狙いのデフロンは、かわされてストレートフットロックのシュナイダーに強烈な勢いの掌底を打っていく。たまらず足を離し、シングルからハーフガード、潜っていくシュナイダーは掌底を纏めて打たれる。

試合は場外際から中央でリスタートとなり、バタフライガードのシュナイダーを持ち上げたデフロンがスタンドに戻る。続く足関の攻防からスタンドに戻ったデフロンは、アームドラッグでバックを取り、グラウンドへ。即シュナイダーが胸を合わせ、試合は再度フリーズから中央で再開される。

鼻血を流すシュナイダーは枕でプレッシャーを掛け、一旦はトップで試合を固める。ここから一気にパスを決めたシュナイダーはサイドで抑えてマウントを狙う。足を取って後方回転のデフロン。シュナイダーは足を抜いて試合はスタンドへ。2度、3度とカニバサミを見せたデフロンだが、仕掛けは浅く立ちレスに戻る。ここで小外をすかされたシュナイダーが頭をマットに打ちつける、残り3分でアームドラッグ&バック奪取のデフロン、引き込んでスクランブル狙いのシュナイダーにダースを仕掛ける。

自ら技を解いたデフロンは、続いてデフロンの起き上りながらのダブルレッグに10フィンガーギロチンで反応。しかし、尻もちをついた状態では極め切れず逆にダブルで下になったデフロンだが、スイープから3/4マウントを取って掌底を落とす。ハーフに戻したシュナイダーは、ダブルアンダーフックでオーバータイム狙いに転じる。そのまま10分が経過したが、シュナイダーが疲弊していることは明らかだ。

OT先攻のシュナイダーはシートベルトを選択し、四の字フックへ。シュナイダーは39秒RNCでタップを奪った。こうなるとスパイダーウェブを選んだあと攻めのデフロンが懸命に右腕を伸ばしに掛かるが、39秒以上では極め切れず──本戦劣性のシュナイダーのOTを有効活用し準々決勝進出を決めた。


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CJJW2021 JJ Globo Preview ゲイブリエル・デフロン ブログ ベン・エディ リチャード・アラルコン

【CJJW2021】掌底有りのコンバット柔術ワールド=バンタム級。アラルコン、ベン・エディ、デフロンに注目

【写真】これがベン・エディのヒンドゥロチン(C)DAVE MANDEL

21日(日)、メキシコはカリブ海に面したユカタン半島の一大リゾート地区リビエラ・マヤにあるプラヤ・デ・カルメンでCombat Jiu Jitsu Worlds 2021 The Bantam weightが開催される。

エディ・ブラボーが草案した掌底有り柔術=コンバット柔術のバンタム級16人トーナメントが行われる。


今回、注目したいのは第一に2019年のバンタム級世界王者リチャード・アラルコンだ。

OTよりも掌底も有効活用し、本戦でバックを制して絞めで勝つスタイルのアラルコンは、コンバット柔術以外もADCC世界大会、Polaris、ノーギ・ワールズ、さらにコンバット柔術フェザー級大会に出場も思ったような戦績を挙げることができていない。

ここは再び勢いをつけるために2年振りの優勝、最低限上位進出を果たしたいところだ。この他、反対側の山にはヒンドゥー・コントロールのベン・エディが出場する。

ラバーガード&ギロチン──ヒンドゥロチンという得意技も含め、掌底を打たせないフィッシュ、つまりエディ・ブラボー理論を体現するベン・エディの技術は必見だ。

そのベン・エディをヒールフックで破っているゲイブリエル・デフロンも今回は2019年の準決勝敗退以上の成績を残すべき参戦している。ベン・エディとデフロン、順調に勝ち上がれば準決勝で両者の再戦が実現する。

ノーポイント&サブオンリーでもなく、MMAでもない。掌底のなかでの極めや掌底を許さないガードワークなど、コンバット柔術としての進化が見られるか楽しみだ。

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