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45 AB MMA o UFC カルロス・プラチス ケイシー・オニール ジョシュ・クリバオ ソン・ケナン ダン・フッカー トム・ノーラン マネル・ケイプ リー・ジンリャン ルアナ・サントス

UFC305:オッズ/予想と展望

ドリカス・デュ・プレシ 2.00
イズラエル・アデサニヤ 1.83
カイ・カラ・フランス 2.36
ティーブ・エルセグ 1.62
マテウス・ガムロット 1.29
ダン・フッカー 3.70
タイ・トゥイバサ 2.80
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 1.46
リー・ジンリャン 3.85
カルロス・プラチス 1.28
ジュニア・タファ 1.77
ヴァルター・ウォーカー 2.10
ジョシュ・クリバオ 1.68
リカルド・ラモス 2.24
ケイシー・オニール 2.30
ルアナ・サントス 1.65
ジャック・ジェンキンス 1.13
ハーバート・バーンズ 6.50
トム・ノーラン 1.08
アレックス・レイエス 8.50
ソン・ケナン 1.57
リッキー・グレン 2.45
スチュワート・ニコル 1.44
ヘスス・アギラー 2.85

昨年ナンバーシリーズを2度も開催したオーストラリア。全12試合のうち、オセアニア勢は10試合に出場。オセアニア勢が出ないのは、リー・ジンリャンとソン・ケナンの中国勢が出場する試合。

メインはミドル級タイトルマッチ。昨年9月にストリックランドに敗れて王座から陥落したアデサニヤが、そのストリックランドを1月に破って新王者となったDDPことデュ・プレシに挑戦する。

昨年7月、DDPがウィテカーをKOした直後にアデサニヤがケージイン。お互い挑発を繰り返しており、そのままDDPがタイトルに挑戦する方向で進んでいたが、DDPが負傷により間に合わず、ストリックランドが代役となったという経緯がある。そのストリックランド戦は、1Rにアデサニヤが右をもらってまさかのダウン。その後もストリックランドのジャブでペースを握られ続けて判定負けで2度目の王座陥落となった。試合後には長期休養を表明し、今回は11ヶ月ぶりの復帰戦。2019年からタイトルマッチばかりを戦ってきて、精神的に消耗した部分もあったのかもしれない。

DDPはUFC7戦全勝。怪我でアデサニヤへの挑戦が流れた後、新王者となったストリックランドのタイトルに挑戦すると、終始互角の打撃戦で、判定スプリットでの僅差判定勝ち。南アフリカ国籍初のUFC王者となった。

アデサニヤが勝てばランディ・クートゥアに続いてUFC史上2人目の同一階級王座3回目の獲得となる(クートゥアはヘビー級で3回、ライトヘビー級で2回獲得)。

DDPはパンチの攻撃力は高いが、それに比べるとディフェンスは甘く、ストリックランド戦でもジャブを被弾して目が相当腫れていた。倒しに来なかったストリックランドに比べ、アデサニヤの一発をもらうと致命傷になる可能性もある。

アデサニヤKO勝ちと予想。

今回はオーストラリアのパースでの開催で、昨年2月以来。パースではUFCの前日に、地元のローカルプロモーション・Eternal MMAが開催されるが、昨年2月にもUFCの前日にEternalが行われており、その大会のメインで日本の平井聡一朗を破ったのが、今回セミに出場するエルセグ。その勝利がUFC関係者の目に止まったのか、コンテンダーシリーズを経ずにUFCとの契約を果たすと、欠場選手の代役としていきなりランカーのドボジャークと対戦し勝利してランキング入り。そのまま3連勝し、今年5月にランキング10位ながら王者パントーハに挑戦するチャンスを掴んだ。判定負けしたものの、パンチをヒットさせて優勢となる場面もあり、エルセグの評価が上がる試合だった。

今回はニュージーランドのカラフランスとのオセアニア対決。カラフランスは昨年9月のオーストラリア大会でマネル・ケイプ戦が組まれていたが負傷欠場しており、今回が1年2ヶ月ぶりの試合。ブランドン・モレノとの暫定王座決定戦でKO負けした後、アミル・アルバジ相手に押し気味で、メディアのほとんどがカラフランスを支持する内容で判定負け。

両者ともに、一度タイトル挑戦に失敗しており、すぐには次のチャンスが回ってこないと思われるが、それだけに、敗れた方は列のさらに後ろに並ぶことになる。オッズはややエルセグ優勢。

エルセグの実力がまだ不透明な部分もあるので、カラフランス判定勝ちと予想。

第1試合開始は18日朝7時から。速報します。

 

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AB o UFC アリアネ・リプスキ カリーニ・シウバ ケイシー・オニール マリナ・モロズ

UFC on ESPN55:第11試合・アリアネ・ダ・シウバ vs. カリーニ・シウバ

女子フライ級ブラジリアン対決。アリアネ12位、シウバ13位。

アリアネ・リプスキ改めアリアネ・ダ・シウバはムエタイバックボーンのストライカー。しかしグラウンドには穴があり、なかなか勝ち星が伸びず。UFCデビューから10戦で5勝5敗とランク外で勝ったり負けたりしていたが、前戦ではランカーのケイシー・オニールを打撃の手数で上回り、2Rにパンチを効かせると、パウンドから腕十字で一本勝ちし、ランキング入りを果たした。30歳。

カリーニ・シウバは女子ながら17勝すべてがフィニッシュ勝利。UFCデビューからも3試合連続の1R一本勝ち。前戦は元ランカーで、ローカル時代に対戦して敗れているマリナ・モロズとの再戦。1Rにパンチでダウンを奪い、立たれたがタックルからテイクダウン→パスガード→ギロチンで1R残り1秒でのタップアウト勝利。ランカーとの対戦はないが、3連勝でランキング入りした。30歳。

シウバのミドルをキャッチしてパンチを打ち込んだアリアネ。シウバ二段蹴り。じわじわ出るシウバだが、アリアネステップして距離をキープ。シウバパンチから飛び込んでボディロック。テイクダウン成功。ハーフで抑え込んだ。ガードに戻して足で距離を作るアリアネ。しかし足をサバいてパスしたシウバ。マウントを狙ったがハーフに戻したアリアネ。ハーフからギロチンを狙うシウバ。放した。肘。下から蹴って立ったアリアネ。寝ているシウバの足を蹴ってグラウンドには入らない。しかしガードの中に入ってパウンド。シウバ下からラバーガード。上のアリアネだが動きが取れない。ホーン。

1Rカリーニ・シウバ。

2R。蹴りで攻めるシウバ。アリアネも蹴りを返すがキャッチしたシウバ。パンチを打ち返すアリアネだが、シウバ右から組み付いてバックに回る。テイクダウン。ハーフバックから正対してハーフガードになるアリアネ。状態を固めたシウバ。足を抜いてサイド。マウントを狙ったところでハーフに戻したアリアネ。下から足関へ。しかしシウバも足関を狙う。アリアネ下から蹴って引き剥がしたが立てず。寝ているアリアネの足を蹴るシウバ。立ち際にミドルをヒットさせたシウバ。スタンドバックから後方に引き込みハーフバック。膝十字を狙うアリアネ。さらにバックのシウバに肘を入れる。ホーン。

2Rもカリーニ・シウバ。

3R。パンチを打ち込むアリアネ。シウバの前蹴りをキャッチすると飛び膝。さらにパンチを入れる。前蹴り・ミドルを返すシウバ。左ボディから右フックを入れるアリアネ。シウバ蹴り足をキャッチするとタックルにつなげてスタンドバックに。そのまま後方に倒れ込もうとする。クラッチを切ったアリアネ。正対して離れた。詰めるアリアネにパンチ連打から前蹴りを返すシウバ。シウバ間合いに入れない。アリアネがパンチで出る。シウバ組み付いて四つでクラッチ。大内テイクダウン。残り1分15秒。立ち上がろうとするところでバックを取ったシウバ。四の字バック。チョークを狙うが時間がない。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でカリーニ・シウバ勝利。

UFC初の判定となり、3Rには打撃で攻められる場面もあったが、これで4連勝。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC296 アリアネ・リプスキ ケイシー・オニール

【UFC296】右が冴えたリプスキ、RNC→腕十字でオニールから一本勝ち

<女子フライ級/5分3R>
アリアネ・リプスキ(ブラジル)
Def.2R1分18秒 by 腕十字
ケイシー・オニール(英国)

リプスキがワンツー、左フックとパンチをまとめる。オニールもジャブ・右ストレートを返すが、リプスキのパンチの回転力が勝る。距離が詰まるとリプスキは首相撲からヒザ蹴り。オニールががシングルレッグから組んでテイクダウンを狙うが、リプスキは離れる。

リプスキはオニールが飛び込んでくるところを待って右ストレートや右ロー。オニールは右ローを蹴っていくが、そこにリプスキがワンツーを合わせて左ミドルまで蹴る。

さらにリプスキは右ストレートを効かせて、首相撲からヒザ蹴り。オニールが右ストレートから組みつくが、逆に投げてテイクダウンして鉄槌を落とす。立ち上がったリプスキはオニールのステップインに右ストレート・左フックを狙う。

2Rもオニールが積極的に前に出ていくが、そこにリプスキが右フックを合わせ、これでオニールの足が止まる。ここからオニールはパンチをまとめて左ミドルを蹴る。

オニールのシングルレッグを後ろに返して鉄槌とヒジを連打。足を振ってパンチを落とし、亀になるオニールを殴り続ける。ここからリプスキはバックをとってRNCを狙いつつ、最後は腕十字に移行してオニールからタップを奪った。


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BELLATOR Brave CF Cage Warriors IMMAF MMA MMAPLANET o UFC UFC286   オマル・モラレス カマル・ウスマン クリス・ダンカン グンナー・ネルソン ケイシー・オニール サム・パターソン ジェイク・ハードリー ジェイ・ハーバート ジェニファー・マイア ジャスティン・ゲイジー ジャック・ショア ジュリアナ・ミラー ジョアン・ウッド ドゥスコ・トドロビッチ ブライアン・バルベレナ マクワン・アミルカーニ マルコム・ゴードン マーヴィン・ヴェットーリ ムハマド・モカエフ ヤナル・エシュモズ ラファエル・フィジエフ ルドヴィット・クライン レオン・エドワーズ レローン・マーフィー ロイベルテ・エチェベリア

【UFC286】計量終了 エドワーズがファンと共に「HSD」チャント。モカエフ&ハードリーも見逃せない

【写真】セレモニアル計量時にモカエフはフィリョよりもしっかりとリカバリーできているようだった(C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)に英国ロンドンのO2アリーナで開催されるUFC 286「Edwards vs Usman」の計量が17日(金・同)に行われている。

メインは昨年8月と立場を変えたUFC世界ウェルター級選手権試合=王者レオン・エドワーズ✖カマル・ウスマン戦、コメインでライト級のジャスティン・ゲイジー✖ラファエル・フィジエフが組まれている。

全15試合のPPV大会で米国勢の出場は僅かに4選手、コメインとオープニングマッチのヴェロニカ・マセド✖ジュリアナ・ミラー以外は全て英国もしくは欧州勢が出場している。


フィニッシュしかないという状況で右を見せて反応させ、左ハイでKOというアップセットを起こしたエドワーズとの再戦に向け、ステージに登壇したウスマンは地鳴りのようなブーイングを受ける。

反対にこの日、一番のサポートを受けたエドワーズは、フェイスオフで興奮気味に言葉をウスマンとぶつけ合う。「今も話してきたけど、明日の夜オクタゴンで話そう」とウスマン。エドワーズは「ヘッドショット・デッド」と観客を煽り、「明日の夜には、またヘッドショットを決めて王座防衛できることにワクワクしている」とコメントした。

上記にあるように欧州勢が目立つイベントのなかで、11人に及ぶジョンブル魂(?)の持ち主たち。ここではフライ級の2選手に注目したい。オクタゴン3連勝、プロMMA戦績は8勝0敗──アマからの通算戦績は30連勝というモカエフは、IMMAFからBRAVE CFでプロデビューし、6戦目にUFCデビューを果たしたダゲスタンから移住ファイターだ。

対戦相手のジェフェフ・フィリョは昨年のコンテンダーシリーズでロイベルテ・エチェベリアと対戦し、左フックでダウンを奪いパウンドアウトしている。レスリング的というよりもMMAとしてテイクダウン&スクランブルを身につけ、KOパンチもあるフィリョを相手に、英国レスリング界で活躍しバーレーンのKHK MMAのエルダル・エルダノフにケージレスリングを学んだモカエフが、組み勝てるのか。

順調すぎるキャリアアップで、ピンチや土壇場での粘りに課題があるとモカエフは見られていたが、前回のマルコム・ゴードン戦で腕十字による逆転勝ちをし、勝負強さも見せている。とはいっても、このままトップ10&トップ5と進むには経験値を挙げる必要があると思われるモカエフだが、果たして──。

もう1人のフライ級英国ファイター=ジェイク・ハードリーは、モカエフに逆転負けを喫したゴードンとの対戦だ。EFC WorldwideとCage Warriorsでフライ級のベルトを巻いたハードリー、話題性ではモカエフに遅れをとるが、経験値の高さと実力的には上と見られていた。

ハードリー自身がモカエフと比較してくれるなという空気を醸し出していたが、UFCでは2戦目で敗北を喫し立場は逆転した。それでも──計算できる部分でモカエフより安定した力があるという見方は成り立つハードリーだけに、母国でのゴードン戦は逆転ではないフィニッシュ勝利が求められる。

またライト級ではクリス・ダンカンとサム・パターソンはという2人のコンテンダーシリーズ出身英国人選手がオクタゴン・デビューを飾る試合も注目したい。

ダンカンはBellator欧州大会で3連勝しながらオクタゴンを目指し、コンテンダーシリーズへ。2021年には敗北を喫したが、諦めずに昨年も参戦し契約を勝ち取っている。

一方のパターソンはBRAVE CFで6勝1敗のレコードを残し、タイトル戦線で浮上しながら、砂漠からコンテンダーシリーズというオアシスも求めた。

ダンカンは9勝1敗、パターソンは10勝1敗1分。それぞれがオマル・モラレス、そしてヤナル・エシュモズを相手に10勝目と11勝目を狙う試合は──英国の今&これからを知るうえで、フライ級の2試合とともに見逃せない。

■視聴方法(予定)
3月19日(日・日本時間)
午前2時~UFC FIGHT PASS
午前6時~PPV
午前6時~WOWOWライブ

■UFC286 計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]レオン・エドワーズ: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
グンナー・ネルソン: 170ポンド(77.11キロ)
ブライアン・バルベレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

<ミドル級/5分3R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ロマン・デリツ: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ショアー: 146ポンド(66.22キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)
オマル・モラレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
サム・パターソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ヤナル・エシュモズ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
ジェフェウ・フィリョ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー: 145.5ポンド(66.0キロ)
ガブリエル・サントス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリスチャン・リロイ・ダンカン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 129.5ポンド(58.74キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・カロリーナ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート: 156ポンド(70.76キロ)
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴェロニカ・マセド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジュリアナ・ミラー: 125.5ポンド(56.92キロ)

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MMA News o ONE RENA UFC YouTube   その他 カマル・ウスマン グンナー・ネルソン ケイシー・オニール コルビー・コヴィントン ジェニファー・マイア ジャスティン・ゲイジー マルコム・ゴードン マーヴィン・ヴェットーリ レオン・エドワーズ ロマン・ドリゼ

『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』前日計量動画/コルビー・コヴィントンがバックアップファイターに

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MAIN CARD (Pay-per-view, 5 p.m. ET)

・Champ Leon Edwards (170) vs. Kamaru Usman (170) – for welterweight title
・Rafael Fiziev (156) vs. Justin Gaethje (156)
・Bryan Barberena (171) vs. Gunnar Nelson (170)
・Jennifer Maia (125) vs. Casey O’Neill (125)
・Roman Dolidze (186) vs. Marvin Vettori (185.5)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 3 p.m. ET)

・Makwan Amirkhani (146) vs. Jack Shore (146)
・Chris Duncan (156) vs. Omar Morales (156)
・Yanal Ashmoz (155) vs. Sam Patterson (155.5)
・Jafel Filho (125.5) vs. Muhammad Mokaev (126)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 1 p.m. ET)

・Lerone Murphy (145.5) vs. Gabriel Santos (145.5)
・Christian Duncan (185.5) vs. Dusko Todorovic (186)
・Malcolm Gordon (129.5)* vs. Jake Hadley (126)
・Luana Carolina (126) vs. Joanne Wood (126)
・Jai Herbert (156) vs. Ludovit Klein (156)
・Veronica Hardy (125.5) vs. Juliana Miller (125.5)

 『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』前日計量結果。ジェイク・ハドリーと対戦するマルコム・ゴードンが129.5ポンドと3.5ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。その他の選手は全員パスしています。


 開始時刻は日本時間3月19日に午前2時でしたが、30分早まって午前1時30分に変更されているのでご注意を。


 そして、メインイベントのウェルター級タイトルマッチ、レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマンのバックアップファイターとしてコルビー・コヴィントンが計量をしており170ポンドでパスしています。エドワーズ、ウスマン共にパスしていますが、当日どちらかが体調不良になるかもしれないので、まだ可能性はゼロではありません。


 コルビー・コヴィントンがバックアップファイターだったことが前日に判明した件についてデイナ・ホワイトが以下のコメント。

「シークレットだったとも知らなかった。我々はやるべきことをやっているだけで、メディアが何を知っていて、何を知らないかをあまり意識していない。秘密にしておくつもりもなかった。我々は、どの試合にもバックアップを用意している。大した問題ではない。『この試合のバックアップは誰ですか?』と聞かれることも無かった。特に宣伝するようなことでも無かった。今日のコルビーのように注目されることはない」

「(次期挑戦者はコヴィントンになるのかと尋ねられ)それは、分からない。彼はこのためにステップアップしたし、間違いなく世界のベストファイターの一人だが、まぁタイトル戦線の間近にはいるよ」




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマンはエドワーズ支持2人、ウスマン支持9人。

・ジャスティン・ゲイジー vs. ハファエル・フィジエフはゲイジー支持6人、フィジエフ支持5人。

・グンナー・ネルソン vs. ブライアン・バーバリーナはネルソン支持7人、バーバリーナ支持4人。

・ジェニファー・マイア vs. ケイシー・オニールはマイア支持1人、オニール支持10人。

・マーヴィン・ヴェットーリ vs. ロマン・ドリゼはヴェットーリ支持6人、ドリゼ支持5人。続きを読む・・・
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o UAEW UFC カマル・ウスマン キック クリス・ダンカン グンナー・ネルソン ケイシー・オニール サム・パターソン ジェニファー・マイア ジャック・ショア ジュリアナ・ミラー ドゥスコ・トドロビッチ マクワン・アミルカーニ マルコム・ゴードン ラファエル・フィジエフ 修斗 吉野光

UFC286:オッズ/予想と展望

レオン・エドワーズ 3.05
カマル・ウスマン 1.41
ジャスティン・ゲイジー 2.95
ラファエル・フィジエフ 1.43
グンナー・ネルソン 1.29
ブライアン・バーバリー3.90
ジェニファー・マイア 2.45
ケイシー・オニール 1.59
マービン・ヴェットーリ 1.38
ロマン・ドリーゼ 3.25
ジャック・ショア 1.20
マクワン・アミルカーニ 5.00
クリス・ダンカン 1.87
オマール・モラレス 1.95
サム・パターソン 1.36
ヤナル・アシュモズ 3.30
ムハンマドモカエフ 1.13
ジャフェル・フィーリョ 6.75
リローン・マーフィー 1.56
ガブリエル・サント2.55
クリスチャン・リロイ・ダンカン 1.48
ドゥスコ・トドロビッチ 2.80
ジェイク・ハドリー 1.26
マルコム・ゴードン 4.10
ジョアン・ウッド 1.57
ルアナ・カロリーナ 2.50
ジャイ・ハーバート 2.65
ルドビト・クライン 1.51
ジュリアナ・ミラー 1.23
ヴェロニカ・マセド 4.50

メインはウェルター級タイトル戦。昨年8月に対戦した際には、1R終盤にウスマンがUFCで初めてテイクダウンを奪われ、そのままバックマウントを取られてラウンドを落としたものの、2R以降は打撃でプレスし、ケージを背負わせた所にタックルに入り、テイクダウンまたは押し込む展開となり、そのまま49-46でウスマンが王座防衛するかと思われた最終盤にエドワーズのハイキックがヒットして王座奪取。今度はエドワーズの地元イギリスでのダイレクトリマッチとなる。

わずか5ヶ月ぶりなら技術的に大きく変わることはない。両者の対戦はすでに3度目、8R戦ってきているので、お互いの手の内も十分にわかっているはず。心理的な面での影響について言えば、ホーム・アウェイや王者・挑戦者が入れ替わっての対戦であることについては両者ともにそこまで意識はしていないかもしれない。それより、前回KO負けしたウスマンが、その一発を警戒することによってスタンドの圧が弱まることがあれば、形勢は大きく変わってくる。

オッズは前回ウスマン1.26倍・エドワーズ4.10の大差があったが、今回は差が縮まったとは言え、未だにウスマンがフェイバリット。

ウスマン判定勝ちと予想。

プレリムにはプロ・アマ通算38連勝の22歳・モカエフがUFC4戦目を行う。平良と同じ2000年生まれで無敗ということで比較されることも多いモカエフだが、今回の相手はコンテンダーシリーズ上がりでUFCデビュー戦のフィーリョ。UFCフライ級は3連勝でもうランカーに届いてもおかしくないが、平良の前戦もコンテンダーシリーズ上がりでUFCデビュー戦だったように、UFCは慎重に育てていくつもりなのかもしれない。なお、フィーリョは修斗ブラジルのフライ級王者だったこともある。

第1試合開始は19日朝2時(18日深夜26時)。前日には21時から吉野光が出場するUAEWもファイトパスで中継される。速報します。

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MIKE MMA o UFC   ケイシー・オニール ジェシカ・アイ ジェニファー・マイア ロクサン・モダフェリ

3.18『UFC 286』でジェニファー・マイアとケイシー・オニールが対戦


 UFCが3月18日にイングランド・ロンドンで開催する『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でジェニファー・マイア vs. ケイシー・オニールの女子フライ級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 マイアは昨年11月の『UFC Fight Night 215: Nzechukwu vs. Cutelaba』でマリーナ・モロズに判定勝ちして以来の試合。現在UFC女子フライ級ランキング8位。

 オニールは昨年2月の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』でロクサン・モダフェリに判定勝ちして以来1年1ヶ月ぶりの試合でMMA9戦全勝(UFC戦績4勝0敗)。昨年7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でジェシカ・アイと対戦予定でしたが負傷欠場していました。現在UFC女子フライ級ランキング11位。続きを読む・・・
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MMA o UFC ケイシー・オニール 修斗 海外

ROAD TO UFC・エピソード2:第1試合・ショーン・エチェル vs. 内田タケル

非トーナメント戦フライ級。

オーストラリアのエチェルは28歳で7勝2敗。UFCファイター・ケイシー・オニールの父親が運営するEternal MMAバンタム級王者。

パラエストラ千葉ネットワークの内田は19歳で、修斗で5勝1敗。ランキング8位。フライ級トーナメントへの抜擢はされなかったが、ワンマッチ出場のチャンスを掴んだ。

いきなりタックルに入る内田。ケージに押し込みシングルレッグ。ドライブして倒しに行く。ボディロックから後方に投げようとしたが、エチェルこらえて上に。サイド。ハーフからマウントを狙うエチェルだが、下に落として上になる内田。エチェルが立つとスタンドでバックからグラウンドに持ち込もうとする。しかしまた下に。バックからチョークを狙うエチェルだが、足のフックを許さず反転して上に。内田バックに周りチョーク!エチェル前転して頭からマットに落としたが放さない内田。タップアウト!

初の国際戦・海外での試合で、フィジカルに勝る相手だったが、きっちり決めて勝利。

この試合はトーナメントではなかったが、内田は9月・12月の出場に前向きなコメント。

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Column MMA o ONE UFC   ケイシー・オニール ジェニファー・マイア メイシー・バーバー

7.2『UFC 276』でメイシー・バーバーとジェシカ・アイが対戦


 UFCが7月2日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 276』でケイシー・オニール vs. ジェシカ・アイの女子フライ級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。


 しかしその後オニールが練習中に前十字靭帯を断裂したことで欠場することをインスタグラムで発表しています。


 その後代わりにメイシー・バーバーがジェシカ・アイと対戦することをMMAJunkieが確認したとのこと。

 バーバーは4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でモンタナ・デ・ラ・ロサに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。現在女子フライ級ランキング14位。

 アイは昨年7月の『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でジェニファー・マイアに判定負けして以来の試合で3連敗中。昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でアンドレア・リーと対戦予定でしたが体調不良により欠場、3月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でマノン・フィオロと対戦予定でしたが負傷欠場していました。現在女子フライ級ランキング12位。続きを読む・・・
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ABEMA MMA MMAPLANET o Special UFC UFC271 ケイシー・オニール ロクサン・モダフェリ 大沢ケンジ

【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:2月:ケイシー・オニール✖ロクサン─02─「大成功!!」

【写真】試合も計量も最後までロクサンはロクサンだった (C) Zuffa/MMA

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2022 年2 月の一番は12日のUFC271で組まれたケイシー・オニール×ロクサン・モダフェリ戦を引き続き語らおう。

<月刊、大沢ケンジのこの一番:2月:オニールケイターラ✖ロクサンPart.01はコチラから>


──同じ釜の飯を食うではないですが、慧舟會で彼女の序盤のキャリアを見てきた大沢さんからすると、改めてロクサンってどのような選手だったのでしょうか。

「正直に言うと不器用なんですよ。とんでもなく不器用で。でもガッツと何か知らないけど積極的で。そして努力家です。日本語も本当に上手く話せたし。そのロクサンがUFCで戦って家を建てられるぐらいになっている。ロクサンを見ていると、日本人選手に対して『言い訳できないよ』って思うんです。

ロクサンはパワーがあったわけじゃないです。ゴリゴリのフィジカルなんてない。持って生まれてパワーがあるなんてこと、ロクサンはないから。それに普通に心が折れる時は折れて。でも、折れても持ち直すことがあるんです。一度剥がれても、また修復して行ける。弱さを抱えながら、勝負しにいける。いわば普通の人間の鏡なんです。

持って生まれたもので勝負しているわけじゃない。練習に対しても、日本にいる時は仕事もあるから今のように2度、3度って1日に練習できることはなかったでしょうけど、毎日来ていました。練習量が特別多いということはなかったです。でも、ずっとやっている。だからこそ、お前らだってできるだろうって。

誰とやっても勝負をしにいきますからね。体が大きな相手とやっても勝負をしに行く」

──それが大沢さんにとってロクサンのイメージだと。

「ハイ。ちょっと思い出したのが、もう大昔ですけどK-GRACEの決勝戦(2007年5月)でマルース・クーネンと戦って。1Rとかに腕十字を極められたけど時間で救われたんです。でも、ロクサンは負けたと思ってコーナーに戻ってきて。『スイマセン』、『スイマセン』って謝っていて。『ロクサン、続いているよ』って言うと、『えっ?』とかって(笑)」

──それで逆転ですか!

「そうなんですよ、マルースが逆に気持ちが途切れちゃって。一度、折れているんですよ。それを持ち直してしまってた。凄いですよ、アレは。でも特別じゃないんですよ。端(貴代)が持っているみたいな頑張りで。

端は体が小さくて、UFCに届かなかったけど──そういう人、ロクサンは努力を続けていると手が届いた。皆、努力すればイケるよっていうのをロクサンは見せてくれているんですよ。あの頑張りがあるから、米国でも人気者になったじゃないですか。

だから日本人だけでなく、世界中にロクサンの頑張りって『自分には持って生まれた素質がない』なんて思っている選手、MMAをやりたいと思っている子供たちに勇気を与えていますよ。

なんかオタクな、副委員長みたいな子がドラゴンボールが好きで格闘技を始めて。アニメが好きで、日本に来て。日本でも格闘技を続けて。凄い行動力ですよね」

──そして女子MMAがロンダとミーシャで一気にブレイクする時にTUFに参加するために帰国して、成功を収めた。嬉しくなるストーリーですよね。

「本当にそうです。大成功です。日本にいた時に、もっと活躍させてあげたかったけど、ロクサンが米国に行ってアレだけ活躍しているのに──ロクサンみたいになりたいって言う風になっていない。勿体ないよなぁって。日本の選手にロクサンみたいに幸せになってほしい。

ホントにどういう勝負をロクサンがしてきたのか。技術とかでなく。ロクサンから学ぶモノは多いですよ」

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