アンドレイ・コレシュコフ 1.45
ロレンズ・ラーキン 2.00
ランキング5位コレシュコフ、9位ラーキン。
元王者で、タイトルを奪われたリマとラーキンにしか負けてないコレシュコフ。試合間隔が開いたためか、過去4戦のうち2度、地元のローカルイベントで試合をしている。前回のラーキン戦はスプリット判定負け。
ラーキンはBellatorデビュー戦でいきなりタイトルに挑戦するもリマに判定負け。次戦もポール・デイリーにKO負け。しかしそこからは無敗。が、Bellator日本大会でのK太郎戦での体重オーバーがあり、その後ミドルに上げていた。昨年からまたウェルターに戻している。
ストライカー対決。打撃ではラーキンが上と見てラーキンKO勝ち。
マゴメド・マゴメドフ 2.35
ダニー・サバテロ 1.20
ミックス優勝で終わったバンタム級GPの3位決定戦。マゴメドフはミックスに2Rギロチンで負け、サバテロはアーチュレッタを破り暫定王座となったラフェオン・スタッツに僅差となったがスプリット判定負け。
グラップラー対決。サバテロが持ち味のしつこいタックルで押し切って判定勝ち。
渡辺華奈 1.30
ヴィタ・アルテイガ 3.75
アルテイガはキャリア2戦目からBellatorで6勝5敗。前戦では無敗のスミコ・イナバに判定負け。タックルに対してのカウンターのギロチンで2勝している。
柔術・打撃がそこまで強くないアルテイガなら、ギロチン以外は怖くはない。渡辺一本勝ち。
堀口恭司 1.65
神龍誠 4.15
世界デビュー戦となる神龍が大幅アンダードッグ。堀口は昨年大晦日の扇久保戦で、6年ぶりに125ポンドまで落としたが、動きには問題なく完勝。組みでも扇久保を上回った。神龍は得意のタックルでテイクダウンが取れるか。1Rをテイクダウン奪えて取れるようなら、ユニファイドルールだけに、2R以降堀口にも焦りが出てくるかもしれない。逆に1Rから劣勢なら、差が開いていく一方だろう。
堀口判定勝ち。
パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ 2.85
ホベルト・サトシ・ソウザ 1.83
昨年大晦日のマッキー戦、5月のカーライル戦と、フィジカルが強いグラップラー相手だとフィニッシュできなかったサトシ。しかし今回は急に決まった試合で、パトリッキーには対策する時間がない。緊急出場でコンディションが十分でないことを差し引いても、急な試合決定はサトシに分がある。唯一の不安要素としては5Rマッチであるということ。長期戦になると厳しい。パトリッキーは準備期間がないこともあり、弟のクレベル戦そのままの戦略で、寝技には付き合わないか。
サトシはREAL(Arzalet)以来5年ぶりのケージになるが、普段からケージを想定した練習をしているのだろうか。グラウンドでケージ際に詰められた状態だと下から動くのが難しくなるので、対処をしていないようだと下で削られる展開から抜け出せなくなる。
サトシが勝つなら2Rまでの極め、3R以降になるようならパトリッキー判定勝ち。
伊藤裕樹 1.22
ヒロヤ 4.50
DEEPでは2勝以下の相手にしか勝っていないヒロヤ。DEEPでも前座から抜け出せていないレベルで、前回初めて中堅の安谷屋と対戦したが判定負け。対する伊藤はフライ級GPベスト4なので厳しい。
伊藤判定勝ち。
阿部大治 3.10
イゴール・タナベ 1.37
タナベ、RIZINデビュー戦からいきなり階級下の相手。今後が不安になる。阿部もDEEPではタイトルを失ったが、RIZINウェルター級では無敗のトップ選手なのに、こんな使われ方をするとは。ここまでするなら、今後は世界からミドル級トップ選手を呼んできてタナベと当ててスターにしていくくらいして欲しい。
阿部は体格差はあるが、キャリアの差もあるので、序盤のテイクダウンさえ凌いで打撃勝負に持ち込めれば勝機はある。
タナベ1R一本勝ち。
瀧澤謙太 2.40
太田忍 1.59
一昨年の元谷戦でのアップセット貯金が底をついた瀧澤。そろそろIRZINレギュラーの座が危うい。レスリングから転向した太田は順調に成長している。瀧澤がRIZIN参戦後まったく成長していなければ、テイクダウンからパウンドで削られての判定負けが濃厚。ここが格闘技人生の分かれ目となる。
太田判定勝ち。
トフィック・ムサエフ 1.15
アキラ 5.75
今大会一番の大差のオッズ。アキラのファイトスタイル的に一発逆転とかもないし、致し方ないか。
ムサエフKO勝ち。
パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ 1.18
鈴木千裕 4.50
ハイリスクローリターンのパトリシオと、ローリスクハイリターンの鈴木。これだけハイリスクな試合を受けるということは、パトリシオは鈴木を相当舐めてる。鈴木の場合は、仮に準備期間が十分あったとしても勝つ確率は変わらないだろう。序盤、目が慣れないうちにダメ元でKOを狙っていけば、宝くじが当たらないとも限らない。
パトリシオKO勝ち。
伊澤星花 1.18
クレア・ロペス 5.00
4月の初参戦でRENAに勝ったロペスがいきなり挑戦者に。他にふさわしい相手がいないから仕方ないかも知れないが、もうちょっと溜めて期待感が持てるようになってから組めたら良かったのだが。
伊澤一本勝ち。
フアン・アーチュレッタ 1.24
扇久保博正 4.25
ギリギリ試合を成立させた扇久保だが、残念ながら勝敗の興味という点では元のカードと比較にならない。せっかくフライ級ができて、適正階級で戦えるようになったのに、無駄な試合でダメージを負ってしまうのは気の毒。
レスリング力とフィジカルの差でアーチュレッタが圧倒しKO勝ち。
朝倉未来 1.71
ヴガール・ケラモフ 2.10
RIZINパートはほとんど結果が見えているカードばかりになってしまった中、この1試合のみでイベントの興味と質を担保している。朝倉がリングでケラモフのテイクダウンを切れるかどうか。ケラモフの堀江戦のように、ケラモフがテイクダウンして立ち際にスタンドバックを取る展開が序盤にあるようだと、プレッシャーで蹴りが出せなくなり、ケラモフが精神的に優位に立てる。
ケラモフ判定勝ち。