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【UFN247】蹴りで攻めたボラニョス、ロミアスのグラウンドの仕掛けにも対処して判定勝利

<バンタム級/5分3R>
ガストン・ボラニョス(ペルー)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
コーテヴィアス・ロミアス(米国)

サウスポーのロミアスに対し、ボラニョスが右ミドルとインロー。ロミアスもインローを蹴る。ボラニョスは右ミドルを蹴って、ロミアスの左の蹴りに右ストレートを狙う。ボラニョスは変わらず右ミドルとインローを蹴り、ロミアスも左インローとミドルを蹴り返す。

ロミアスはボラニョスの右ストレートに合わせて組みつきテイクダウン。バックを狙いつつ腕十字を狙う。これを外したボラニョスはインサイドガーでトップキープして立ち上がる。ロミアスが立ち上がると組みつくボラニョスだったが、ここは離れる。ボラニョスはインローとミドルを蹴り分け、右ストレートを狙う。ロミアスも左ストレート・右フックを返す。

ボラニョスは距離を取りつつ右ミドル。ロミアスは再びボラニョスの右ストレートに合わせてダブルレッグに入るが、これを切ったボラニョスがロミアスをケージに押し込む。

ロミアスが離れると。ボラニョスは右ミドルと右ストレート。ロミアスが左ストレートかで前に出ると、圧力で押されたボラニョスがバランスを崩す。すぐに組みつくボラニョスに対し、ロミアスがパンチを入れながら腕十字を狙う。

2R、ボラニョスが右ミドル、ロミアスが左ストレートを当てて組みつき、ボラニョスの体を持ち上げてテイクダウン。ボラニョスが立ち上がると、ロミアスはバックを取って再び持ち上げてテイクダウンする。ロミアスは足を四の字クラッチし、RNCを狙う。

ボラニョスはそれをディフェンスしつつ、少しずつ自分の上に上がるように足のクラッチを外していく。さらにロミアスの顔にヒジも入れつつ、バックコントロールから脱出して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとボラニョスは右のテンカオを突き差して、首相撲からヒザ蹴りを連打する。

さらにボラニョスは右ヒジも入れてロミアスをテイクダウンすると、インサイドガードからヒジと鉄槌を連打する。ロミアスが三角絞めを狙い、それを外したボラニョスがサイドへ。ボラニョスがうつ伏せになったところでラウンド終了となった。

3R、ボラニョスがインロー、右ストレートでプレッシャーをかける。ボラニョスがロミアスの左ミドルをキャッチしてテイクダウンすると、ロミアスはボラニョスの左足を取って足関節を狙い、カーフスライサーからバックへ。

ボラニョスが左足を抜いてスクランブルの攻防になるとロミアスがトップキープする。ここでボラニョスが三角絞めを仕掛け、外したロミアスがバックにつく。ボラニョスは四つん這いのままケージに移動して立ち上がり、バックを取ろうとしたロミアスを前に落としてトップキープする。

ここからボラニョスはパンチを落とし、ロミアスの立ち際にヒザ蹴り。ロミアスはボラニョスをケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、これを切ったボラニョスが四つ組みからテイクダウンする。

インサイドガードのボラニョスがロミアスを立たせ、ボラニョスが右ミドルと右ストレート。ロミアスがテイクダウンするが、ボラニョスが下からヒジを入れる。ここで試合終了となり、ボラニョスが判定勝利を収めた。

試合後、ボラニョスは「過去8カ月間で、劇的に変わった。過去最高のキャンプができたので言い訳はできない。この勝利は、父に捧げたい。13歳の時に米国に移住してから、3度も職を変えて僕を育ててくれた。パパ、ありがとう」と語った。


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