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【UFC249】試合結果 コンディションは不完全も、選手たちは今、戦う意志を選手が見せつけた

9日(土・現地時間)、UFC249「Ferguson vs Gaethje」がフロリダ州ジャクソンビルのヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催された。

ジャカレ・ソウザのコロナウィルス陽性という衝撃な事件があっても、大会は決行されメインでジャスティン・ゲイジーがトニー・ファーガソンを破りUFC暫定世界ライト級に王者に。

コ・メインではドミニク・クルーズをTKOで下し、UFC世界バンタム級王座の防衛に成功したヘンリー・セフードがケージ内で引退を宣言した。

世界各地がロックダウン、外出自粛という状況で準備をしてきたファイター達の動きは、やはり平時よりも見劣りした。しかし、それ以上に今、戦う強い意志が感じられる選手が多く──世界の最高峰を戦うファイターたちの生き様が見られるイベントだった。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジャスティン・ゲイジー✖トニー・ファーガソン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャスティン・ゲイジーフランシス・ガヌー

試合結果は以下の通りだ。

UFC249「Ferguson vs Gaethje」
<UFC暫定世界ライト級王座決定戦/5分5R>
○ジャスティン・ゲイジー(米国)5R3分39秒
TKO
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×トニー・ファーガソン(米国)
<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○ヘンリー・セフード(米国)2R4分58秒
TKO
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×ドミニク・クルーズ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○フランシス・ガヌー(カメルーン)1R0分20秒
KO
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×ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
<150.5ポンド契約/5分3R>
○カルヴィン・ケイター(米国)3R
判定
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×ジャレミー・スティーブンス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○グレッグ・ハーディー(米国)3R
判定
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×ヨーガン・デ・カストロ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○アンソニー・ペティス(米国)3R
判定
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×ドナルド・セラーニ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○アレクセイ・オレイニク(ロシア)3R
判定
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×ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
<女子ストロー級/5分3R>
○カーラ・エスパルザ(米国)3R
判定
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×ミッシェレ・ウォーターソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)3R3分37秒
TKO
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×ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブライス・ミッチェル(米国)3R
判定
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×チャールズ・ロサ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ライアン・スパーン(米国)3R
判定
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×サム・アルヴィー(米国)


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Report UFC UFC249 カルヴィン・ケイター ジェレミー・スティーブンス ブログ

【UFC249】劣性のケイターが、右エルボー一閃。追撃もヒジ打ちでスティーブンスに逆転勝ち

<150.5ポンド契約/5分3R>
カルヴィン・ケイター(米国)
Def.2R2分42秒by KO
ジャレミー・スティーブンス(米国)

スイッチを交え、前に出る体重オーバーのスティーブンスが右を振るい、左ローを蹴る。さらにフックで圧力をかけるスティーブンスは、ケージを背負ったケイターに連打、右ハイを蹴っていく。ローを多用するスティーブンスに対し、ケイターもワンツー。しかし、ローで攻撃を遮断される。空振りでも圧のあるスティーブンスが、右を当てる。さらにワンツーにも、ワンツーを返しスイッチして左の蹴り、オーソに戻して右ローを続ける。

ローと右フックに、踏み込むことができないケイターもスイッチし、すぐにオーソに戻る。右を当てたスティーブンスは、一瞬の組みから離れてローを蹴り合う。スティーブンスがスイッチするとケイターが左フックをヒット。さらに顔面からボディへのコンビを決める。スティーブンスは左フック、さらに右フックで前に出ると、右ロー、左前蹴りと攻撃を散らして、ジャブもケイターが右を打ち抜き、ここから前に出る。スティーブンスがパンチを返したが、この試合で初めて下がる。それでも最後に蹴り足を掴み、リリースしてボディを打ち込んだスティーブンスが初回を取った。

2R、すぐにワンツーを放ったスティーブンスが強烈な右ローを蹴り込む。サウスポーに構えるようになったケイターは、足が効かされているか。スティーブンスは回るケイターに右ストレートをヒットさせ、ローにつなげる。小さくジャンプするようになったケイターだが、ロングでアッパー、ボディフック、ストレートと引き下がらない。

組み合いでエルボーを当てたスティーブンスが離れると、スイッチし左ハイを蹴る。直後にオーソに戻したスティーブンスが前に出て右を放つ。このタイミングでケイターの右エルボーを打ち込み、ダウンを奪うと追撃のヒジでカットさせ試合を決めた。