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【WNO Championships】ADCC&ノーギワールズ、SUG覇者らと共に。ヘビー級Tにハイサム・リダ出場!!!

【写真】この面子のなかに選ばれることが、すでにハイサムのバリューだ(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

9月25日(土)と26日(日)の2日間に渡り5階級の8人制チャンピオンシップ・トーナメントが開催されるWho’s Number One。ライト級&ミドル級、女子ストロー級及び女子ヘビー級に続き、ヘビー級参加選手が発表されている。

そして世界のベストグラップラーが3万ドルを賭けて覇権を争うチャンピオンシップ・トーナメントにハイサム・リダの出場が決まった。


カイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソンの7名。

ADCC2019とムンジアルを制した(※テストで陽性となり剥奪)カイナンを筆頭に、2015年ADCC99キロ以上級優勝のサンチェス、ノーギワールズ優勝経験者はスプリッグス、パンザ、ジョンソンの3選手、さらにいえばファウラーはSUG無差別級王者で、ベームはそのファウラーへの挑戦者を決めるトーナメントで優勝しており、ルカス・バルボーサに勝利している。

いってみればハイサムからすれば全員が格上だ。ただし、ハイサムの実績が及ばないのは北米を拠点にしてからまだ日が浅いからにすぎない。F2W、WNOのプレリミ出場からの今回の抜擢となったことはすでにハイサムのポテンシャルが認められているという表れでもある。

特にサンチェス、スプリッグス、ジョンソンなどはテイクダウン&コントールという渋い試合になることも予想され、ハイサムは動けるスタイルで一躍グラップリング界重量級のニュースターと認められるか可能性も大きい。

とはいえ足関スペシャリトのベームら、ハイサムが課題される部分で抜群に強さを発揮する選手も出場する。ポイント制ということも考慮すると、当然のように本命はカイナンだが、トーナメント枠次第でファイナル進出もあり得る。柔術家としては日本育ちのハイサムが、世界のトップグラップラーを相手にどのようなパフォーマンスを見せることができるか──心底楽しみだ。

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】

カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

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MMA SUG24 カイル・ベーム ペドロ・マリーニョ メイソン・ファウラー

【SUG24】OTはお手の物。カイル・ベームがマリーニョを下し優勝、ファウラーへの挑戦権と$1万獲得

【写真】Kasai Proなどでも活躍していたが、はっきりいってノーマークだったベームが──ヒメネスを倒したマリーニョを下し優勝(C)SUG

<SUGアブソリュート級T決勝/5分1R>
カイル・ベーム(米国)
Def.OT1R0分45秒 by RNC
ペドロ・マリーニョ(ブラジル)

IBJJF柔術のマリーリョと、10thPlanetのベームの間で争われるメイソン・ファウラーへの挑戦権と、賞金10000ドル。座ったベームに対し、マリーニョはパスの圧力をかける。ヒザを押し込むマリーニョに対し、ベームはリバースデラヒーバを取る。これを捌いて一旦離れたマリーニョは、再びヒザを押し込むと背中をつけて外ヒールの態勢に。

マリーニョは極めきれないと見るや、フックを解除。同時にベームが外ヒールを仕掛け、マリーニョはロールして足を引き抜いて立ち上がる。足回しで足首を掴ませずガードを取るベームに対し、マリーニョは執拗にヒザを入れていく。ならばとリバースデラヒーバのベームは足関節もパスも許さない。

10thPlanetの黒帯としてはEBIスタイルのOTはお手の物ということか。最後の50秒で立ち上がったベームが、ジャンピングガードもすっぽ抜け背中をマットにつける。残り20秒、マリーニョのエスティマロックに即反応したベームはOTに持ち込んだ。

先攻のマリーニョはスパイダーウェブ、組み方に細かくこだわりを見せスタート。それでも右手で太ももを抑えたベームが28秒でエスケープした。後攻のベームはシートベルトを選択する。

四の字フックで固め、右手を喉下に入れるとRNCグリップ狙いからパームトゥパームに切り替える。直後にマリーニョがタップし、ベームが優勝を果たしメイソン・ファウラーの持つSUGアブソリュート級王座挑戦権と優勝賞金10000ドルを手にした。

ノーマークともいえたベームは「3人のタフな相手、特にペドロは強敵だった。彼はビーストだった。爆発力もあり、ヒールを狙ってきた。僕も狙ったけど、しっかりと防御してきた。OTは誰だろうが、バックを取れば僕のモノだ。メイソンはトップ、サブオンリーのグラップラー。でも、僕のほうが上だ」と話した。


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BELLATOR MMA PFL SUG24 UFC カイル・ベーム タナー・ワイスグラム

【SUG24】カイル・ベーム、準決はワイスグラムを外ヒールで43秒殺

<SUGアブソリュート級T準決勝/5分1R>
カイル・ベーム(米国)
Def.0分43秒by ヒールフック
タナー・ワイスグラム(米国)

初戦でUFC、PFL、Bellatorベテランのホニー・マルクスの代役ニック・マクシモフをOTで破ったワイスグラムに対し、ベースはすぐに座る。足をかけることなく、アキレス腱を搾ったワイスグラムがリリースする。ワイスグラムも左足を両手でつかんだベーム。立ち上がろうとするワイスグラムを腕ごと外掛けで絡んで倒す。

すぐ外ヒールを極めたベーム、初戦より1分短い43秒という試合タイムで決勝進出を決めた。


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MMA SUG24 カイル・ベーム ヘナト・タグリアリ

【SUG24】10thPlanet黒帯ベームが、カイオ・テハの黒帯タグリアリを内ヒールで一蹴

<SUGアブソリュート級T準々決勝/5分1R>
カイル・ベーム(米国)
Def.1分43秒by ヒールフック
ヘナト・タグリアリ(ブラジル)

10thPlanetの黒帯ベームに対するは、カイオ・テハの黒帯タグリアリだ。互いに座り、タグリアリがディープハーフを取ると、ベームは足関節へ。サドルをセットし、内ヒールを仕掛けると、左側に一回転したタグリアリが観念しタップ。35秒でベームが準決勝進出を決めた。


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