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【Invicta FC55】PFLからInvicta FCで仕切り直し、東よう子「良い打撃を当て、良い形で組めるように」

【写真】PFLで見せた成長度合は、いきなり2段階ステップアップしたようにも感じられた東だけに、今回の試合は非常に楽しみだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

28日(金・現地時間)に米国カンザス州カンザスシティのメモリアルホールで開催されるInvicta FC55「Bernardo vs Rubin」で、東よう子がテイラー・ガルダードとバンタム級で対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2022年5月にDEEP JEWELSフェザー級王座を獲得した東は、翌2023年にPFL女子フェザー級に参戦するも2連敗。今年に入り、Invicta FCで再スタートを切ることが発表された。その東がPFLで経験した2試合を糧に、ここまで取り組んできたことを語ってくれた。


――昨年のPFL出場から1年が経ち、今回Invicta FC参戦はいつ頃から話が進んでいたのでしょうか。

「前からInvictaに出るお話はあったものの、スケジュールが分からなくて。このまま決まらなければ一度、国内で――と考えていたんです。正式に決まったのは今年に入ってから、ですね」

――国内で試合をするという選択肢もあるなか、東選手にとっては海外で戦うことを優先したかったですか。

「そうですね。米国で試合ができることは貴重ですし、試合できる大会があれば米国で戦いたいとは思っていました」

――PFLはフェザー級で出場しましたが、今回Invictaではバンタム級で戦います。

「自分としては『海外で試合をするうえで、フェザー級とバンタム級では、どれくらいの違いがあるんだろう?』と楽しみではあります」

――東選手はDEEP JEWELSでフェザー級王座を獲得したあと、次のダイヤモンドローズ・ザ・ロケット戦は、海外進出を見越してバンタム級に落としていました。しかしPFLはフェザー級で戦うことになり、階級差は感じましたか。

「計量時と試合当日で、相手の体の大きさが違いました。やっぱり当日は相手の大きさを感じて。だけど自分がフェザー級で出ると決めたことだし、負けた言い訳にはならない。実際、それが2連敗した理由だとも思っていないです」

――PFLでは初戦でマリーナ・モフナトキナを相手に黒星。続く2戦目のオレナ・コレスニク戦は敗れたものの、モフナトキナ戦で敗れた要因を克服しつつあったと思います。それはコレスニク戦の前に課題として挙げていた「スピードで対抗し、自分が先に当てること」でした。

「初戦は緊張しすぎて、自分が自分じゃない――みたいな。ずっとフワフワしているような感じでした。2戦目は慣れたというか、セコンドの声も聞こえていたし、やるべきことを整理して臨むことができたとは思います」

――2戦目はコレスニクのパンチも見えて、東選手が足を使い、パンチを散らすことはできていたと思います。だからこそ「PFLでもう1戦見たい」というのが正直な感想でした。

「ありがとうございます。自分としても、できるならもう1試合やって、自分の実力を試したいという気持ちもあったんですよ。でも、2試合終えて『リリースされるだろうな』と思いました。女子に関して次の年はフライ級だと聞いていましたし、私もフライ級に落とすのは無理で。その結果リリースというのは、米国の厳しさを知る良いキッカケになりましたね」

――ケイラ・ハリソンがUFCに行き、女子フェザー級のシーズンはなくなりました。ところで次戦の相手テイラー・ガルダードは2021年にPFL女子ライト級で戦っています。話を戻すと「もう1試合やって、自分の実力を試したい」というのは、すぐに試したかったですか。

「そうですね。1年間は空けたくない、と思っていました。2~3カ月後は難しいけど半年後ぐらいには――と。でも今考えると、この試合間隔がちょうど良かったのかなと思うんです。今、練習の中で打撃からテイクダウンとかMMAとして基本的なことを、自分の中で落とし込むことができていて。その成果を次の試合で出すのが楽しみですし、結果的に試合するのがこの時期で良かったなと考えています」

――そのPFL女子フライ級に渡辺華奈選手が出場しています。ここまでの2試合はご覧になりましたか。

「……正直、彼女が米国で凄い試合をしていることに対して、悔しい気持ちがないわけではないです。ただ、自分も米国で試合を控えている立場で言うと『日本から行っても、それだけ戦えるんだ。自分も頑張ろう』という励みにはなっていますよね」

――では東選手ご自身が、今回のInvicta出場に向けて新たに取り組んできたことはありますか。

「今まで女子選手と練習していても、思いきり打撃を当てることは少なかったんですよ。男子の練習でも同じぐらいの距離感でやっているので、自分の打撃が当たる感覚と距離を意識した練習はそこまで――という部分はありました。でも今はジムの若手を捕まえて……」

――ジムの若手をボコボコにしているのですか(笑)。

「そんなことはしていません(苦笑)。練習で自分の中でリミッターを外すというか。とにかく打撃を当てられても前に出て、逆に打撃を当てていくという練習をやっています。おかげで自分も良い打撃を当てることができたり、良い形で組めるようになったりとか。あとはポジションのスパーでも、今までは体重をかけたりするのも気を遣ったりしていたんですよ。それも全力でやるようにしたら、うまくハマってきていて」

――グラップラーが組みつくために、ストライカーを相手に打撃で上回らないといけない。それが今のMMAですよね。

「米国に行ったら相手が全力でパンチを振ってくるのは当たり前で。その打撃に対して丁寧に対応していても、自分が前に出られなければ意味はないし。だったら相手が振ってきても自分が前に出ていかないといけない。どれだけ蹴りが入っていても、そこからもう一つ前に行けば良かった。それは米国の2戦で学びました」

――そこで次の試合に関するお話ですが、対戦するガルダードは何か突出した武器があるわけではない。しかし勝ち残る強さがある、というイメージを持っています。

「試合映像を視ていると、重い。一発のパンチも重いし、距離を詰めてくる圧力の重さ、それから寝技の重さもある。打撃から突進してきてボディロックで組む、という感じですよね。

柔道技で投げられている場面もあるけど、気づけばトップを取っていたりする。まず体そのものが強いと思うんですよ。自分としてはその重い一発をもらいながら、どうやって組みに行くか。一発にスピードはないと思うので、こちらが打って相手が打ち返した時に自分がどうするか――ということばかり考えています」

――さらにガルダードはライト級からバンタム級に落として、どれだけ動けるかもポイントになるかと思います。まず体重を落とせるのかどうか……。デビュー当初はバンタム級で戦っていたようですが。

「それも心配はしているんですよね(苦笑)。たとえ減量でフラフラになって、試合で苦しい展開になってもリカバリー力は凄いと思うので、油断はできないです」

――Invicta参戦にあたり、現在の目標はInvicta王座になりますか。

「そうですね。何か目標がなければ戦う意味もないと思いますし、ベルトは欲しいです。でも毎回『頑張ります』と言っていて、その『頑張ります』が自分にとってプレッシャーになっている気もするんですよ(笑)。だから、まずは試合を楽しみたいです」

■視聴方法(予定)
6月29日(土)
午前8時00分~Invicta FC Official YouTube & Facebook(Prelim)

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【Invicta FC55】早くも大島沙緒里のInvicta初陣が発表。東よう子も北米で仕切り直し

【写真】ただ海外で戦う──のではない。MMAファイター人生を賭けた戦いが、そこにある(C)PFL & MMAPLANET

5月31日(金・現地時間)、Invicta FCにより今月28日(金・同)にカンザス州カンザスシティのメモリアルホールで開催されるInvicta FC55「Bernardo vs Rubin」に日本から大島沙緒里と東よう子が出場することが発表されている。
Text by Manabu Takashima

大島は5月26日のDEEP JEWELS45で自らの持つDEEP女子ミクロ級を賭けて、DEEP JEWELSミクロ級チャンピオン村上彩とのダブルタイトルマッチに勝利。世界最軽量二冠王となった直後にInvicta 挑戦を公言していたが、早くも参戦&対戦相手が明らかとなった。


当然、大島のInvicta FCデビューはディールされていたモノで、村上戦の勝利をもって発表が成された形だ。もちろん、ミクロ級でなくアトム級での北米発チャレンジとなる大島だが、対戦相手のアンドレッサ・ホメロはキャリア6勝4敗1分で、現在2連敗中の選手だ。

今年の2月にUFC出場を目指し、Cage Fury FCで北米デビューを果たしたホメロだが、空位のCFFC女子ストロー級王座決定戦でファティマ・クライン(CFFCで女子フライ級と二冠王になるもUFCからのコールはなく、コンテンダーシリーズを目指すことを明言している)に敗れ、仕切り直しの一戦で大島戦を迎えることになる。

ミクロ級の体が創れる大島に対して、ストロー級で戦ってきたホメロ。クレア・ロペス戦をクリアした大島にとっても、ホメロの力強いテイクダウンと、下からの仕掛けというレスリング&柔術が防御面で強度が高いと厄介な相手になりそうだ。

特に負傷がちな大島だけに、どれだけこの短期間でコンディションを──1階級上といっても過言でない──ホメロを相手に整えることができるのか。現地でのファイトウィークの過ごし方と踏まえて、大切になってくるだろう。

(C)PFL

一方テイラー・ガルダ―ドと戦う東。

昨年のPFL挑戦を経て、日本に戻らず引き続き北米に戦場を求めたことになる。ガルダ―ドの戦績は4勝2敗とされているが、ここには初戦と準決勝が5分1R制のワンナイト変則Tで挙げた2勝は含まれておらず、決勝戦の敗北だけがレコードされている。

そのガルダ―ド、2021年にはPFL女子ライト級に挑み、決勝に進出してケイラ・ハリソンの軍門に下っている。腕十字でタップされた戦いだったが、一度はケイラの寝技を脱している事実は気になる。

加えて東が昨年のPFL女子フェザー級で敗れたオレナ・コレスニクを、ガルダ―ドはライト級で下している。投げて上を取れるのか。そこまえの距離の創り、そして上を取った時に屈強なガルダ―ドのクローズドガードを割ることは可能なのか。

比較的に早い段階でメジャーから声が掛る女子MMAだが、その壁に跳ね返されたファイターにとって再生工場の役割を果たしているInvictaで、東が生き残りと再度のステップアップに挑む。彼女もまた修羅の道を歩んでいるといえるだろう。

そんな戦う大和撫子の挑戦、中継&配信は1週間以内に発表されるとのことだ。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#08 オレナ・コレスニク ラリッサ・パチェコ

【PFL2023#08】右、右、右、右!! コレスニクを14秒でKOしたパチェコが決勝でモフナトキナと対戦

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
Def.1R0秒14秒 by KO
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

サウスポーのコレスニクにプレスをかけて下がらせたパチェコ。右インローを繰り出したあと、当たらずも右の2発でコレスニクにケージを背負わせる。そして3発目の右ストレートがコレスニクの顔面を捉えた、4発目の右を受けながらコレスニクがダウンし、パチェコがKO勝ちを収めた。

試合タイムは、わずか14秒。両者は過去2度対戦しており、2021年の初戦は1R4分48秒、2022年の再戦は2分09秒でいずれもパチェコがコレスニクをKOしていた。3度目の対戦でさらに試合タイムを縮めたパチェコが、決勝でモフナトキナと対戦することに。パチェコは「練習を本当にたくさんしているから、自信が十分にある。私とのテーブルに着く相手を叩きのめすだけ。マリーナが勝ち上がることを予想していた。マリーナはタフゲームをするから、素晴らしいマッチアップだと思う。決勝はもう少し長く戦って、自分の力を見せたい」と語り、ケージインしたモフナトキナとのフェイスを行った。


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ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#08 UFC アンバー・レイブロック オレナ・コレスニク キャット・ジンガーノ クリス・サイボーグ クリス・ミクサン ダニーロ・マルケス デニス・ゴルソフ マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ 東よう子 東陽子 石井慧

【PFL2023#08】女子F級準決へ、モフナトキナ「レギュラーSとプレーオフは戦いのアプローチが違う」

【写真】アスリートとして一流然とした空気を纏っているモフナトキナ (C)PFL

18日(金・現地時間)にニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデン内ザ・シアターでPFL2023#08が開催される。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級と女子フェア―級の準決勝が行われる今大会、その女子フェザー級セミファイナルでマリーナ・モフナトキナがアンバー・レイブロックと対戦する。レギュラーシーズン初戦で東よう子に勝利したモフナトキナは、スポーツサンボの世界王者からMMAに転向し、強くなるなめに単身渡米。コロナ期間にATTに入門ならず、女子禁制のサンフォードMMA(現キルクリフFC)に唯一例外として在籍が認めらた。

そのモフナトキナ、レイブロック戦を前に取材すると、この1年で大きく人生が変わっていた。


──昨年8月にキルクリフFCでマリーナにインタビューを受けてもらったのですが、あれから随分と練習、そして生活環境にも変化があったようですね。

「PFLの去年のシーズンが終わってロシアに戻り、今年のシーズン前に米国に戻ってきたの。でも、今はキルクリフFCでなくてラスベガスのシンジゲートMMAで練習しているわ。そう、本当に色々とあって。この間にUFCを契約したミハイル・モクナトキンと結婚をして……」

──それはおめでとうございます。

「ありがとう(笑)。彼の試合も9月のにあるのよ。そう、あなたとフロリダで会ってから本当に色々なことが起こったわ(笑)」

──キルクリフFC唯一の女子ファイターでしたが、シンジゲートでは同性の練習相手もたくさんできたのではないですか。

「正直、男の選手だけと練習をしていたから、フロリダにいる時はケガが絶えなかったわ。なんせ、体が違うから。でもベガスではたくさん女子選手がいて、練習環境が良くなっているのは確かね」

──2週間後にはPFL準決勝でアンバー・レイブロックと戦います(※取材は3日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じよ。MMAの戦績的には似通っているけど、彼女と比べると私の格闘技経験の方が厳しい環境にあっった。サンボ、MMAをこれまでの生涯をかけてやってきたから。その違いを彼女は知ることになると思う。これまでの戦ってきた相手も違うし、そういう点においても私の方が彼女をリードしているわね」

──PFLはポイント制を敷いていて、彼女は初戦のクイックシックスが効いてプレーオフ進出を果たした感があります。2戦目のパチェコ戦は逆に初回、僅か45秒でKO負けを喫しましたし。レイブロックの実力をどのように評価していますか。

「レギュラーシーズンとプレーオフでは、戦いのアプローチの仕方が違ってくるわ。ファイナル進出に向けて、前の2試合のように勝負を急ぐ必要がない。レギュラーシーズは2試合で少しでもボーナスが必要だから、皆ミスをしようがラッシュして戦う。対して今回の試合は時間を掛けることができるし、レスリングやグラップリングのテクニックを十分に駆使することができるはず。そしてミスを減らして、しっかりと勝利を目指すわ。そういう戦いができるように練習をしてきたし、グッドシェイプを保ってきたから」

──ところで今年は日本の東陽子選手、そしてPFLからの期待が高かった。エヴリン・マルチンスを下しての準決勝になります。

「どちらの試合も凄く良い経験になったわ。PFLは短期間で集中して試合があるから、試合と試合の合間も気を抜くことはできないし。そうやって勝ち続ける必要がある状況が、私を成長させてくれた。ヨーコとエブリンと戦うことでは、私はさらに強くなれた」

──では、もう一つの準決勝ラリッサ・パチェコ×オレナ・コレスニクの予想と、ファイナルでどちらと戦いたいかを教えてもらえますか。

「ラリッサの方が経験豊かで、彼女がファイナルに上がってくると思うわ。過去に2度もオレナに勝っているし。オレナ・コレスニクは細かい戦術を持ってラリッサに挑むだろうけど、単にラリッサの方が実力が上で。だから彼女はチャンピオンなわけだし、いずれにしても私はラリッサ・パチェコと決勝で戦うことになるはずよ」

──もちろん準決勝に集中しないといけないですが、100万ドルを手にする自信のほどは?

「私のモチベーションは100万ドルの獲得が第一。それは全ての選手にも共通することのはず。多くの努力と犠牲の上に、戦うことができているから。賞金を手にするために、努力を続けているわけだしね。100万ドルを得られるだけのことはやってきたわ」

──ところでPFLがBellatorを買収したという話が、半ば事実のように伝わっています。そのようにモノゴトが進展した場合、Bellatorがどうなるのかは分からないですが、仮に女子フェザー級戦線にはクリス・サイボーグ、キャット・ジンガーノら強豪選手が所属しています。彼女達がPFL女子フェザー級のロースターに加わると、一気に戦局は変化するかと。

「そういうことは気にしないようにしているから、あまりどういう状況かは分かっていないの。でも、キャリアのためにも試合機会が継続して訪れ、その間も集中してトレーニングできることは絶対にポジティブなことで。それだけ成長できるから。試合が私を強くしてくれるので」

──マリーナ、今日はありがとうございました。では日本のファンにメッセージをお願いします。

「ありがとう。PFLがアジア、日本で大会を開く日が来ることを願っているわ。その時は絶対に日本に行きたいと思っている。ずっとTVで日本の美しいところを視てきたから」

■視聴方法(予定)
8月19 日(土・日本時間)
午前8 時00分~DAZN

■ PFL2023#08対戦カード

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
モーリス・グリーン(米国)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アンバー・レイブロック(米国)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ケリー(米国)
デイモン・ネルソン(米国)

<ライト級/5分3R>
クリス・ミクサン(米国)
エディ・ジョージ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス(ブラジル)
石井慧(クロアチア)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・ニール(米国)
マイラ・マザール(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
ダイクワン・バックリー(米国)

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『2023 PFL 5』試合結果/ハイライト動画

PFL 5 results: Delija vs. Greene(MMAFighting)
Main Card (ESPN, 10 p.m. ET)

・Ante Delija def. Maurice Greene via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)

・Larissa Pacheco def. Amber Leibrock via TKO (punches) at :45 of Round 1

・Renan Ferreira def. Matheus Scheffel via KO (punches) at :50 of Round 1

・Biaggio Ali Walsh def. Travell Miller via KO (punches) at 1:27 of Round 1 — amateur bout | Watch finish

・Aspen Ladd def. Karolina Sobek via submission (armbar) at 4:57 of Round 2

Preliminaries (ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Denis Goltsov def. Yorgan De Castro via KO (punches) at :18 of Round 1 | Watch finish

・Marina Mokhnatkina def. Evelyn Martins via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)

・Marcelo Nunes def. Danilo Marques via KO (punches) at 3:40 of Round 1

・Julia Budd def. Martina Jindrova via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)

・Olena Kolesnyk def. Yoko Higashi via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)

・Jordan Heiderman def. Patrick Brady via TKO (injury) at 2:26 of Round 1

・Isaiah Pinson def. Denzel Freeman via split decision (29-28, 28-29, 29-28)


【PFL2023#05】東は前戦の課題を克服するも1勝ならず。コレニスクがフルマークの判定で制す(MMAPLANET)

【PFL2023#05】初回にグラつかされたバッドが逆転。距離を制してインドロヴァにユナニマス判定勝ち(MMAPLANET)

【PFL2023#05】打撃戦→TDから足関節の取り合いへ。モフナトキナがマルチンスを下してプレーオフ確定(MMAPLANET)

【PFL2023#05】ラッドが2Rにソベックを腕十字で仕留め、5pを獲得——プレーオフ進出なるか(MMAPLANET)

【PFL2023#05】モハメド・アリの孫、アリ・ウォルシュがミラーをパンチで沈めてアマ4勝1敗に(MMAPLANET)

【PFL2023#05】パチェコがレイブロックを秒殺KO。女子フェザー級プレーオフ進出者が決まる(MMAPLANET)

 6月16日にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催された『2023 PFL 5』の試合結果。今大会はヘビー級と女子フェザー級が行われ、ヘビー級はアンテ・デリア、ヘナン・フェレイラ、デニス・ゴルツォフ、マルセロ・ヌネス、ジョーダン・ヘイダーマン、アイザイア・ピンソンが勝利。女子フェザー級はラリッサ・パチェコ、アスペン・ラッド、マリーナ・モフナトキナ、ジュリア・バッド、オレナ・コレスニクが勝利しています。東よう子はオレナ・コレスニクに判定負けしプレーオフ進出を逃しています。



 大会のハイライト動画。続きを読む・・・
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【PFL2023#05】ラッドが2Rにソベックを腕十字で仕留め、5pを獲得——プレーオフへ

<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
Def.2R4分57秒 by 腕十字
カロリーナ・ソベック(ポーランド)

開始早々、ラッドが左ジャブを連打する。しかしソベックがパンチを返すとラッドがグラついた。すぐに組みついたソベックがラッドをケージに押し込む。ラッドはウィザーから体勢を入れ替えるが、ソベックが戻してハイクロッチへ。ヒザを着いたラッドのバックを狙うも、ラッドも立ち上がる。離れたソベックの顔面にラッドが左フックを入れた。

ラッドがシングルレッグでクリーンテイクダウンを奪い、ソベックをケージ際に運ぶ。頭を着けて抑え込むラッドに対し、ソベックがケージに背中を着けて立ち上がろうとしたとこで、ラッドがバックをうかがう。ボディロックから尻もちを着かせたラッド、ソベックも立ち上がるがハイクロッチで組まれてしまう。スプロールしたソベックがラッドをケージに押し込む。ソベックが離れると、再びラッドが組みつきグラウンドに持ち込んだ。

ラッドがトップからパウンドを当てると、ソベックはハーフガードへ。ラッドはパスからバックマウントへ。パウンドを連打してソベックの動きを止める。しかし残り10秒でラッドのペースが落ち、クリックシックスとはならなかった。

この時点で両者の6p獲得はなくなり、プレーオフ進出が近づくコレスニクの笑顔が映し出される。

2R、ソベックがサークリングしながらワンツーを繰り出す。しかしラッドの左右オーバーハンドがソベックの顔面を捉えた。パンチを打ち込み続けるソベックだが、クリーンヒットには至らない。ガードを固めたラッドがパンチを打ち込みながら、シングルレッグで組んでケージに押し込む。ウィザーのソベックはワキを差し返しにいくも、ラッドの四つ組みは崩れず。ダブルレッグ、ハイクロッチと切り替えるラッドがケージに押し込み続ける。

そして両ワキを差し上げたラッドだが、ラッドのほうもソベックを崩すまでには至らない。パンチで削りつつ、一旦離れた。ソベックのワンツーをブロックして、再びラッドがソベックをケージに押し込んだ。ハイクロッチからグラウンドに持ち込んだ。ソベックに背中を着かせたラッド。ソベックはハーフガードで守るが、ラッドにマウントを許されてしまう。ラッドはマウントからソベックの左腕を取って腕十字へ。ソベックがタップして、ラッドが5pを獲得した。

この勝利でラッドが3位に浮上し、プレーオフ進出が確定した。

【女子フェザー級ランキング】
1位 8p マリーナ・モフナトキナ ※
2位 6p アンバー・レイブロック ※
3位 5p アスペン・ラッド ※
4位 5p オレナ・コレスニク
5位 3p ラリッサ・パチェコ


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05 アンバー・レイブロック エヴェリン・マルチンス オレナ・コレスニク マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ

【PFL2023#05】打撃戦→TDから足関節の取り合いへ。モフナトキナがマルチンスを下してプレーオフ確定

<147ポンド契約/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
エヴェリン・マルチンス(ブラジル)

マルチンスは計量失敗のため、マイナス1pを前提に試合へ臨む。試合が始まると、モフナトキナがインロー。マルチンスの右ローに右ストレートを合わせたモフナトキナが、ダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪った。背中をつかせたモフナトキナがマルチンスをケージ際に運ぶ。マルチンスはハイガードへ。パウンドを落としてくるモフナトキナの右腕を取って腕十字を狙う。

モフナトキナが体重を前に賭けて来るとマルチンスは三角に切り替えるが、モフナトキナが立ち上がった。柔術立ちの体勢に入るマルチンスに対し、モフナトキナは立たせず再びトップへ。マルチンスが右腕でモフナトキナの首を抱える。このギロチンは極まらずも、マルチンスは再び左腕でトライ。これを切られると立ち上がった。

スタンドに戻り、モフナトキナがマルチンスの顔面に右ストレートを当てる。幾度もモフナトキナの右がマルチンスを捕える。マルチンスが右を振るうと、モフナトキナが回ってミドルを当てた。モフナトキナの右ローをもらったマルチンスがサウスポーにスイッチする。モフナトキナはマルチンスの右足を取りにいくが、これはマルチンスが左ストレートで防いだ。

2R、オーソドックスのマルチンスがワンツーで前に出る。距離が詰まるとサウスポーにスイッチ。さらにオーソドックスに戻して組み付いたが、これはモフナトキナが突き放した。マルチンスの右ローをすくい上げるモフナトキナ、続いてダブルレッグで飛び込んだが、マルチンスが離れた。モフナトキナは右ストレートを打ち込むが、マルチンスがバックステップからワンツーを当てる。徐々にマルチンスのパンチとローのヒット率が高まってきた。

ケージ中央でマルチンスが右ストレートでモフナトキナのアゴを跳ね上げる。左前蹴りで下がらせ、パンチからローに繋げたマルチンス。しかしモフナトキナもマルチンスの右ローに合わせてダブルレッグで飛び込み、背中を着かせた。すぐさま下から腕十字を狙うマルチンスだが、これは潰されてモフナトキナがトップをキープする。立ち上がったモフナトキナに向けて、マルチンスが足を回す。ガードインしたモフナトキナがスクランブルを制してマルチンスのバックへ。マルチンスは正対したが、ケージに押し込まれてモフナトキナのパンチを食らってしまった。

最終回、モフナトキナが右ローを伸ばす。互いのパンチが顔面を捉えるなか、モフナトキナが一気にパンチで攻め立てる。下がったマルチンスをケージに押し込むモフナトキナ。マルチンスは小外刈りを狙ったが、反対に倒されてしまった。背中をつけているマルチンスに対してステップオーバーしたモフナトキナだが、左足を取られてしまう。するとモフナトキナもマルチンスの右足を取ってストレートフットロックへ。ともに足を極めることはできず立ち上がる。

ケージ中央でモフナトキナのダブルレッグをスプロールしたマルチンスがバックへ。モフナトキナはマルチンスの左足を取って起き上がる。再びストレートフットロックを仕掛けるモフナトキナに対し、足を抜いたマルチンスがバックを狙う。モフナトキナは前転してマルチンスの左腕を抱えるも、ここもマルチンスがバックに戻った。モフナトキナはまたも左足を取ってヒザ十字へ。マルチンスが足を抜いて立ち上がり、最後はスタンドで打ち合った。

裁定はユナニマスでモフナトキナへ。5位で3pのマルチンスを下したことで、まずはモフナトキナのプレーオフ進出が確定した。

【女子フェザー級ランキング】
1位 8p マリーナ・モフナトキナ ※
2位 6p アンバー・レイブロック
3位 5p オレナ・コレスニク
4位 3p ラリッサ・パチェコ


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【PFL2023#05】初回にグラつかされたバッドが逆転。距離を制してインドロヴァにユナニマス判定勝ち

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

インドロヴァが腰を落として距離を取る。左ジャブを伸ばしたインドロヴァの右が、バッドの顔面をかすめる。バッドは前に出て来るインドロヴァに右ミドル。インドロヴァは左フックを繰り出すが、バッドがブロックした。ガードを固めるバッドが距離を詰めると、インドロヴァは下がった。バッドが右ローを当てる。ケージ中央でインドロヴァのワンツーがクリーンヒットし、バッドの体が揺れた。下がるバッドに、インドロヴァが襲い掛かる。

バッドが首相撲で対抗するも、インドロヴァが組んでケージに押し込んでいく。離れたインドロヴァがプレスをかける。インドロヴァの肥大ジャブがバッドの顔面に突き刺さる。バッドもパンチを振るうが、インドロヴァが距離を取って自身のパンチを当て返す。インドロヴァのカウンターの右アッパーがヒット。両者がフェイントを見せ合う中、バッドの右ミドルにインドロヴァが右ストレートを合わせた。

2R、インドロヴァが右ストレートを伸ばす。ブロックしたバッドが距離を詰めるも、インドロヴァのカウンターがヒットしている。バッドの右クロスもインドロヴァのアゴを捕えた。ダブルレッグで飛び込んだバッドが、四つでインドロヴァをケージに押し込み、小外刈りで揺さぶる。インドロヴァがウィザーに切り替えて耐えるが、バッドが頭をおっつけてヒザを打ち込んでいく。

ケージから離れるインドロヴァを、ボディロックで捕えたままのバッドが再びケージに押し込んだ。ヒザを打ち込んでから離れるバッド。右クロスから左ショートを当てるなど、このラウンドはバッドのペースか。左インローを当てたバッドが体を振って距離を詰め、インドロヴァにケージを背負わせる。しかしケージ際を脱したインドロヴァがワンツーをヒットさせるなど、スタンドの攻防が続く。

最終回、両者がガードを固めて距離を詰める。ワンツーのインドロヴァと、ローのバッド。両者のパンチが交錯したあと、バッドのパンチが当たり、ダブルレッグからケージに押し込んだ。ウィザーのインドロヴァの顔面に、バッドがヒザを突き上げる。ヒザを上下に散らして削るバッド、四つで組んで頭を押っ付ける。インドロヴァは嫌がる表情を浮かべるように。

バッドがヒザ蹴りからハイクロッチに切り替えたが、ここはインドロヴァが切って離れた。ケージ中央でインドロヴァがサウスポーにスイッチして右ジャブを伸ばす。すぐにオーソドックスに戻ったインドロヴァに、バッドがパンチを伸ばすもクリーンヒットはない。しかし残り1分でバッドの右クロスがインドロヴァの顔面を捉えた。下がるインドロヴァ。左ジャブを当てるがバッドの前進を止めることはできなかった。

1Rはインドロヴァ、2Rと3Rはバッドがモノにしたか。結果はジャッジ3者とも29-28の裁定でバッドが判定勝ちを収めた。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 5p オレナ・コレスニク
4位 3p ラリッサ・パチェコ


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【PFL2023#05】東は前戦の課題を克服するも1勝ならず。コレニスクがフルマークの判定で制す

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
東よう子(日本)

サウスポーのコレスニクが距離を詰めた。東は体を振って左右に回る。ワンツーで距離を測った東が右ストレートで飛び込む。さらに右ロー。サウスポーのコレスニクの顔面を、東の右がかすめる。コレスニクも左インローを放つが、東の足は止まらず。ケージ中央のコレスニクにダブルレッグで飛び込んだ東田が、ここは倒せず。

離れると足を使う東の右が当たる。しかしコレスニクも右フックのカウンターを合わせてきた。ケージを背負う東、コレスニクが距離を詰めると右腕を差し上げてケージに押し込んだ。さらに東は両腕を差し上げて四つで組んだ。コレスニクは離れ際にヒザを突き上げるも、これかかわした東。コレスニクの左をかわして再び組みつく。

右腕を差し上げ、左足で小外刈りを狙うも、コレスニクが押し返した。東も耐えてヒザを入れる。離れた東は、コレスニクのパンチをスウェーでかわして組み付いた。両腕を差し上げ、離れてもコレスニクのパンチが見えている。

2R、コレスニクのパンチが東の顔面を襲う。東は相手の正面に立たず右ミドル、右ストレートを繰り出す。頭を振って回る東の顔面に、コレスニクの左ハイは届かず。しかしケージを背負わされた東は、一度離れた。果敢に攻め込むコレスニクが、首相撲からヒザを連打する。

脱出した東が、グローブの異常を訴えるもレフェリーは試合を止めず。コレスニクが前蹴りで東を下がらせてから組みつくが、東が差し返して離れた。コレスニクの左ミドルが東のボディに突き刺さる。しかし東も右ボディストレートをヒットさせた。

東は右スイングで飛び込む。コレスニクの前蹴りを捌き、再びサークリングする東は、右ミドルから右フックに繋げて、アウトボクシングを展開している。この動きにコレスニクは左フックをカウンターで合わせるが、クリーンヒットには至らず。東は右ミドル、コレスニクが打ち終わりにパンチを顔面へ集中させる。

右ボディストレートを当て、コレスニクの左ストレートをスウェーでかわす東が、残り20秒でダブルレッグで組みついた。がぶったコレスニクが、東の頭部にヒザを連打するも、ここは東が耐えた。

最終回、東はサークリングして距離を取る。コレスニクが左ストレートを打った際にガラ空きとなる顔面に、右ストレートを突き刺した。コレスニクが組んできても東が耐え、レフェリーがブレイクをかける。コレスニクは左ショートから右フックへ。お互いの右ストレートが交錯する。コレスニクが頭を下げるとバッティングが起こるも、そのまま東は試合を続行する。

ケージ際で組んだ東が、左腕を差し上げた。コレスニクはウィザーで耐える。離れた東がダブルレッグで飛び込むも、コレスニクがスプロールする。ケージを背にした東だが足は止まらない。シングルレッグで組んだ東が、ハイクロッチに切り替えてコレスニクをケージに押し込んだ。離れた東は左右に動き続けながら右ミドルを当てる。

残り1分でコレスニクが左右フックから組みついた。渾身の表情で東がテイクダウンを防ぐ。そして押し返してから離れた東が、再び組みついたが、ここはコレスニクにトップを奪われた。パウンドを連打するコレスニクに対し、Zハーフから回転した東が、立ち上がったコレスニクの足に食らいつこうとしたところで試合が終了した。

裁定はジャッジ3者ともフルマークでコレスニクを指示。東にとっては1勝を得ることはできなかったものの、間違いなく前戦とは違った——本来の自分を見せることができたはず。来シーズンも継続出場に期待したいところだ。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 5p オレナ・コレスニク
4位 3p ラリッサ・パチェコ


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【PFL2023#05】計量終了 体重オーバーのマルチンスの1P減点がシーズン結果に如何に影響するか……

【写真】東のフィジカルは、やはり一枚落ちる。そんなことは承知のうえだ (C)PFL

16日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#05の計量が、15日(木・同)に行われている。


ヘビー級と女子フェザー級のシーズン2戦目となる同大会もヘビー級でPFLを襲うドラッグテスト陽性結果の嵐に巻き込まれ、ヘビー級で対戦予定だったブルーノ・カッペローザとリズヴァン・クニエフの両者が揃って失格となっている。

そんななか女子フェザー級では2位のマリーナ・モフナトキナと対戦するエヴェリン・マルチンスが147ポンドで計量オーバーした。

現在3Pのマルチンスがペナルティで1P減点となると、彼女が判定勝ちをした場合、モフナトキナと並んで5P止まり。

また昨年の女子ライト級を制している本命ラリッサ・パチェコは現在3Pで、首位のアンバー・レイブロックと対戦。

前者が後者を破ると、レイブロックも6P止まり──捕らぬ狸の皮算用猛々しいが、東よう子が6Pを獲得するとプレーオフ進出の可能性は残っている。

とにかく1勝。それが将来につながる東は144.2ポンドと出場10選手中、最軽量でパスしている。また今大会ではメインカードで、モハメド・アリの孫ビアッジョ・アリ・ウォルシュのアマMMA5戦目=トラヴェル・ミラー戦もマッチアップされている。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 3p ラリッサ・パチェコ
4位 3p エヴェリン・マルチンス
──────────────────────────────────
5位 2p オレナ・コレスニク
6位 0p アスペン・ラッド
7位 0p カロリーナ・ソベック
8位 0p ジュリア・バッド
9位 0p 東よう子
10位 0p マルティナ・インドロヴァ

■視聴方法(予定)
6月17日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■PFL2023#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 251ポンド(113.85キロ)
モーリス・グリーン: 255.4ポンド(115.84キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
アンバー・レイブロック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 259ポンド(117.48キロ)
マテウス・シェッフェウ: 260.6ポンド(118.2キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国): 145ポンド(65.77キロ)
カロリーナ・ソベック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<アマMMAライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.6ポンド(70.57キロ)
トラヴェル・ミラー: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 246.2ポンド(111.67キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 264.8ポンド(120.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 145.4ポンド(65.95キロ)
エヴェリン・マルチンス(ブラジル): 147ポンド(66.67キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス: 250.6ポンド(113.67キロ)
マルセロ・ヌネス: 248.4ポンド(112.58キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジュリア・バッド: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 145ポンド(65.77キロ)
東よう子: 144.2ポンド(65.4キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パトリック・ブラディ: 256.8ポンド(116.48キロ)
ジョーダン・ヘイダーマン: 247.8ポンド(112.4キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アイザイア・ピンソン: 247.8ポンド(112.4キロ)
デンゼル・フリーマン: 261.8ポンド(118.75キロ)

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