カテゴリー
Brave CF Gladiator K-MMA LFA MMA MMAPLANET o ONE PRIDE ROAD FC Road to UFC Road to UFC2023 UFC イ・ジョンヒョン シャン・シンカイ チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル ピーター・ダナソー マーク・クリマコ ロナル・シアハーン 堀内佑馬 山本聖悟 秋葉太樹 鶴屋怜

【Road to UFC2023】鶴屋怜出場のフライ級。韓国のイ・ジョンヒョン。ワンマッチ出場選手も見逃せない

【写真】強気な発言も魅力的なイ・ジョンヒョンが、オクタゴンでどのようなパフォーマンスを見せることがデキるか (C)ROAD FC

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日には中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットで実施されるRoad to UFC2023の1回戦を実施する。

ここでは鶴屋怜が出場するフライ級から、鶴屋の対戦相手と注目選手を紹介したい。


鶴屋の対戦相手ロナル・シアハーンはインドネシアのONE PRIDE MMAでキャリアを積んできた7勝0敗のファイター。フィジカルが強く、馬力に任せたスクランブルやブジッジ返し、そしてクリンチでのヒザを得意とする。レスリング力では圧倒的に鶴屋だが、初の国際戦ということもあり、その力任せのファイトに如何に対応するかが重要になってくるだろう。

この他、フィリピン系米国人選手のマーク・クリマコは、AKA所属でフィジカル、スピードを兼ね備えている──が、LFAでは堀内佑馬に敗れている。そのクリマコの対戦相手イ・ジョンヒョンは、より注目したい。

コロナ禍のK-MMAが生んだ超新星は3分3Rで寝技は30秒のARCからRoad FCにステップアップし山本聖悟、秋葉太樹を下している。レスリング力は未知数だが、そのKOパワーは絶対的に侮れない。

同じ韓国からは前回大会の準優勝、コリアンゾンビの愛弟子チェ・スングクが連続出場を果たす。この実績こそ、他の選手が目標設定としてくるだけに、昨年以上に厳しい戦いが待ち受けているか。

(C)ONE

未知のインド勢とインドネシア勢、そして中国勢がどのような力を持っているかは本当に分からない。

そのなかでワンマッチ出場の昨年ベスト4のトップノイ・キウラム、Gladiatorで恐るべきKO劇を見せたナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ONE FFでポテンシャルの高さを見せたピーター・ダナソー、BRAVE CF韓国大会で勝利しているシンガポールのシャン・シンカイらはトーナメント出場選手以上の能力を秘めている可能性もある。それだけに、補欠戦の意味合いもあるワンマッチに注目したい。

The post 【Road to UFC2023】鶴屋怜出場のフライ級。韓国のイ・ジョンヒョン。ワンマッチ出場選手も見逃せない first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 SASUKE UFC アブドゥル・アジーム・バダクシ イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン レザ・アリアント ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 丸山数馬 原口伸 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023】UFCへの道、全4階級とワンマッチ4試合の出場ファイター確定&公式発表

【写真】遂に正式発表となったRoad to UFC2023の陣容。Season02は──”あの”Road to UFCはUFC正史ではカウントされないということか (C)Zuffa/UFC

11日(火・現地時間)、UFCより5月27日(土・同)、28日(日・同)に中国は上海のUFC PIにおいてRoad to UFCの1回戦を実施することを公式発表した。

日本勢はフライ級が鶴屋怜、バンタム級は野瀬翔平と上久保周也、フェザー級はSASUKEと神田コウヤ、ライト級は原口伸と丸山数馬は既に明らかとなっていたが、今回の発表で日本勢の初戦の対戦相手を含む、4階級32選手とワンマッチ出場8選手の全てとカードが明らかとなった。

出場選手は以下の通り、初戦のカードを対で並べると以下のようになる。※各階級、日本人選手の対戦相手と注目選手に関しては後程アップします。

【フライ級】
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

【バンタム級】
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

【フェザー級】
イー・チャア(中国)
アブドゥル・アジーム・バダクシ(アフガニスタン)

SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

リー・カイウェン(中国)
レザ・アリアント(インドネシア)

【ライト級】
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

【ワンマッチ】
<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)


The post 【Road to UFC2023】UFCへの道、全4階級とワンマッチ4試合の出場ファイター確定&公式発表 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
F1 LFA MMA o ONE PANCRASE ROAD FC Road to UFC UFC   その他 イ・ジョンヒョン パンクラス マーク・クリマコ 中村倫也 堀内佑馬 山本聖悟 猿飛流 秋葉太樹 風間敏臣

『ROAD TO UFC』シーズン2に鶴屋玲が出場/フライ級は鶴屋を含め8名中7名が判明

PANTHER (パンサー) ロードバイク 多色/3サイズ可選 シマノ21段変速 超軽量異型アルミフレーム 700C×25C 適応身長160cm以上 前後ホイールクイックリリース搭載 ドロップハンドル コスパ最強モデル メーカー保証1年


『ROAD TO UFC』シーズン2開催が決定、1回戦は5.27&28/4階級で出場選手募集中/シーズン1で中村倫也に敗れた風間敏臣もUFCと契約(2023年02月28日)

 こちらの続報。


 MMA Ecosystemのクリス・プレスネル記者が5月27&28日に1回戦を行う『ROAD TO UFC』シーズン2への出場が確認された選手を発表。日本からはフライ級で鶴屋玲が出場します。現在判明しているのは15名。記者によると「おそらく」出場すると思われる選手があと6~7名いるので、確認でき次第発表するとのこと。4階級×8選手なので合計32名ですが、フライ級は鶴屋を含めてすでに7名判明しています。


 この件について鶴屋はこんなコメントをしています。

Rei Tsuruya(Sherdog)

Rei Tsuruya 鶴屋 怜 パラエストラ松戸(PANCRASE)

 鶴屋玲は現在20歳でMMA戦績6勝0敗。第8代フライ級キング・オブ・パンクラシスト。昨年12月25日の『PANCRASE 330』で猿飛流の王座に挑戦し2Rリアネイキッドチョークで勝利し新王者になっています。

Jiniushiyue(Tapology)

Sumit Kumar(Tapology)

Jung Hyun Lee(Tapology)

Billy Pasulatan(Tapology)

Ronal Siahaan(Tapology)

Mark Climaco(Tapology)

 その他のフライ級出場選手は上記を参照。6人中3人が無敗で、最も多く敗れている中国のジニウシエも11勝2敗です。韓国のイ・ジョンヒョンは昨年5月の『ROAD FC 60』で山本聖悟に、昨年7月の『ROAD FC 61』で秋葉太樹に勝利しています。アメリカのマーク・クリマコは唯一の敗戦が2021年11月の『LFA 117 : Dias vs. Tanaka』で行われた堀内佑馬戦です。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC61 イ・ジョンヒョン 秋葉太樹

【Road FC61】好勝負。自然なスイッチ、近い距離を自分の間としたイ・ジョンヒョンが秋葉太樹に競り勝つ

【写真】ここが完全にイ・ジョンヒョンの間になっていたか。精神的に窮屈な状況から組むことが秋葉は多かった(C)ROAD FC

<フライ級/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
Def.3-0
秋葉太樹(日本)

左前蹴りを見せ、構えを変える秋葉に対し、イ・ジョンヒョンがカーフを蹴る。イ・ジョンヒョンは上下の蹴りを繰り出し、右を軽く伸ばす。左ジャブを受けた秋葉が前に出るが、左をカウンターで受ける。右ハイをキャッチされた秋葉は、そのまま跳びつき三角を狙う動きを見せたが、落とされ足関節へ。察知して離れたイ・ジョンヒョン、秋葉は左ジャブを伸ばす。秋葉の右に左を合わせたイ・ジョンヒョンは、今成ロールにも反応する。

イ・ジョンヒョンのワンツーをかわした秋葉は、右ロー。イ・ジョンヒョンが左ミドルを返し、構えを変えつつ距離をつめる。ダブルレッグを切られた秋葉は、ジャブから右ローを蹴られシングルレッグは決まらない。ジャブに右を合わせ、前に出るイ・ジョンヒョンに秋葉もワンツー、ローを蹴り、左ジャブを入れる。

奥手を振って前に出て、構えを変えるイ・ジョンヒョンのレンジにならないよう戦う秋葉は、足を止めての打ち合いにも応じる。しかし、Road FCは手数、そして前に出る姿勢を有効とみなす傾向があり、初回はイ・ジョンヒョンがリードした。

2R、打撃で張り合っている秋葉、だからこそクリーンテイクダウンかキャッチ級のサブミッションが欲しい。スイッチする秋葉はオーソでヒザ蹴り、テイクダウン狙いはここもスプロールされる。と、ケージを背負った秋葉はジャブを打たせて右オーバーハンドへ。これを見たイ・ジョンヒョンは、左ジャブ、右フックを振るうとヒザ蹴りを見せてスイッチする。基本、オーソで左ジャブが軸となっているイ・ジョンヒョン。秋葉はヒザ蹴りから右フックを伸ばす。右カーフをチェックした秋葉が右を振って前に出るが、イ・ジョンヒョンが右ミドルを蹴り込む。

秋葉も右ストレート、ジャブを打ち返してスピニングバックフィスト、そしてテイクダウン狙いも切られる。ジャブを伸ばした秋葉に、イ・ジョンヒョンがカーフを蹴る。続いて右ボディを入れたイ・ジョンヒョン、近い距離で秋葉も顔を狙って拳を振るう。と、左からの右オーバーハンドをヒットさせたイ・ジョンヒョンがワンツー、ワンツーというリズムで圧を掛ける。この辺り、イ・ジョンヒョンの間になっており、秋葉のテイクダウン狙いは窮屈で、良く見られてしまっている。

クリンチの攻防でボディを連打して離れたイ・ジョンヒョンに対し、秋葉はカーフをチェックして右オーバーハンド、左ジャブを繰り出す。秋葉の左ローが急所に入ったとイ・ジョンヒョンがブレイクを要求し、試合が中断する。

再開後、ワンツーフックで詰めてきたイ・ジョンヒョンに対し、秋葉がワンツーを逆に決める。さらに前に出てジャブ、時間になると両者が笑顔で手を合わせた。

最終回、ハグから戦闘再開。ローにジャブを秋葉が合わせ、前蹴りを見せた秋葉は左ミドルを蹴られても前に出る。ヒザ蹴り、左ジャブと精度で上回る秋葉が、カーフをカットする。イ・ジョンヒョンは踏み込みの勢いがやや落ちたか。それでもカウンターの右を当てたイ・ジョンヒョンが、左ミドルから組みつくと秋葉が姿勢を乱して尻もちをつく。一瞬のガードから、すぐに立ち上がった秋葉にイ・ジョンヒョンがスイッチしてカーフを左右から蹴る。やや間合いが広がったところでイ・ジョンヒョンはオーソで前に出ると、一、下がってスイッチ、直後の左ハイが秋葉のテンプルを捕らえる。

ここからパンチをまとめにいくイ・ジョンヒョンだが、秋葉も劣勢ながら打ち返すとダブルレッグから引き込む。ニーシールド&足関を仕掛けた秋葉だが、イ・ジョンヒョンが体を反転させて足を抜く。ここで組めなかった秋葉は、立ち上がりながら距離を取るがケージを背負ってしまった。即イ・ジョンヒョンは左ボディフックを入れ、右ストレート。ダメージか疲れたか、動きが落ちた秋葉を見て後ろ手に組み挑発する。

軸が乱れつつ、パンチを振るう秋葉。これをかわしたイ・ジョンヒョンが体をふって、ここも挑発。残り1分、下を見ろという仕草から左ジャブを入れたイ・ジョンヒョン。鼻につくこざかしい動きは、彼も疲れている表れだ。

秋葉がレンジに入った時に攻撃するイ・ジョンヒョンは、30秒を切ると再び前に出るや秋葉の左にテイクダウンを合わせてトップを奪取。寝技に付き合わず、立ったイ・ジョンヒョンに何やらレフェリーから注意が入ると、再会と同時にタイムアップに。あのタイミングで、間に入る必要はないと思われるが、勝負は判定にもつれ込みイ・ジョンヒョンに軍配が上がった。

近い距離を自身の間として戦えるイ・ジョンヒョン、それ故に秋葉は良い形で組めなかった。

そして綻びが見え始めた3Rに左ハイを効かせたあたりは、やはり非凡なモノを感じさせるイ・ジョンヒョンの判定勝ちだった。一方、結果が伴わないことには納得はできないであろう秋葉だが、相手のホームで胸を張れる勝負を見せてくれたことは間違いない。


The post 【Road FC61】好勝負。自然なスイッチ、近い距離を自分の間としたイ・ジョンヒョンが秋葉太樹に競り勝つ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC60 Road FC61 Road to UFC UFC イ・ジュンヒョン イ・ジョンヒョン シン・ドングク パク・シウ パク・シウォン パク・ジョンウン パク・スンモ ホン・ユンハ 山本聖悟 秋葉太樹 青木真也

【Road FC61】ライト級王座決定戦はK-MMA界の青木真也=パク・シウォン✖秒殺散打王パク・スンモ

【写真】20歳、キャリア6勝0敗。喜び方も似ている (C)MMAPLANET

韓国はウォンジュのウォンジュ体育館で開催されるRoad FC61が23日(土・現地時間)に迫ってきた。

5月14日のRoad FC60で山本聖悟をKOし、キャリア7連勝としたイ・ジュンヒョンが秋葉太樹と戦うことで注目されている今大会のメインは、ライト級王座決定戦=パク・シウォン✖パク・スンモの一戦だ。


パク・シウォンはプロ6戦6勝でフィニッシュが4度、今年の4月に20歳になったばかりで、王座戴冠となるとRoad FC史上最年少チャンピオンの誕生となる。

キム・ドンヒョン率いるチーム・スタンガン所属のパク・シウォンは、一部で韓国の青木真也の異名をとる。とはいっても何も跳び関十段、他の圧倒するグラップリング力を誇るなどファイトスタイルから来ているのではない。

いや確かにサウスポーでアップライト気味、左の蹴りを使う点は青木と近いかもしれない。そこから首相撲やクリンチを見せたり、RNCでの一本勝ちも2試合あるのだから、より打撃戦を好む青木真也スタイルという見方もできるだろう。だが、彼がK-MMA界の青木たる所以はその容姿だ。

特にサウスポーで構え、薄目勝ちで相手を見る様子は本当にそっくりだ。当然、組み技力は青木に比較するべくもないが、打撃では相手のパンチを下がってかわし、そのままカウンターの左ストレートでKOするなど、非凡さを見せている。

そんなパク・シウォンと対戦するパク・スンモはこのタイトル戦がキャリア4戦目のグリーンボーイといえる。とはいえパク・スンモは散打の韓国代表で世界選手権では2度銀メダルを獲得、ワールドカップでは優勝経験もある。Road FC版TUFといえる「タイマンの神」の優勝者で、同企画からタイトル挑戦は初となる。

パク・スンモはコロナ期のデビューで、パク・シウォンと同様にグラウンド限定&打撃に特化したARCでキャリアを積み、2戦目でモンゴルの石の拳=ムングントスズ・ナンディンエルデン、3戦目でファイヤーファイターとして有名なシン・ドングクというRoad のトップファイターをそれぞれ28秒&28秒でKOしている。

2階級のチャンピオンが契約を更新せず、Road to UFCに参戦するなど──強烈な勢いで新陳代謝が進むRoad FCにとって、団体をリードするライト級のベルトを巻くのはどちらになるのか。要注目だ。

■ Road FC61メインカード対戦カード

<Road FCライト級王座決定戦/5分3R>
パク・シウォン(韓国)
パク・スンモ(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
秋葉太樹(日本)

<76キロ契約級/5分3R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
シン・ドングク(韓国)

<女子アトム級/5分3R>
パク・ジョンウン(韓国)
ホン・ユンハ(韓国)

<無差別/5分3R>
ジム・ゴンオ(韓国)
ペ・ドンヒュン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
キム・テイン(韓国)
パク・ジョンギョ(韓国)

<75キロ契約/5分3R>
シン・ユンソ(韓国)
イ・ハンヨン(韓国)

The post 【Road FC61】ライト級王座決定戦はK-MMA界の青木真也=パク・シウォン✖秒殺散打王パク・スンモ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP K-MMA LFA MMA MMAPLANET o ONE RIZIN ROAD FC Road FC60   イ・ジュンヒョン イ・ジョンヒョン キム・スーチョル クォン・アソル グラント・ボクダノフ パク・ヘジン ヘジン ボクシング 山本聖悟 海外 石井逸人

【Road FC60】韓国に戻った山本聖悟。イ・ジュンヒョン戦へ「過去の自分を新しくなった自分が倒す」

【写真】インチョンからテグまで移動する社内で今回のインタビューは行われた。まるでインプラントのような真っ白な歯は「日焼けして真っ白く見えるだけ」とのこと (C)MMAPLANET

14 日(土)、韓国テグのテグ体育館でRoad FC60が開催れて、現地ではキム・ソンオ名──山本聖悟がコロナ以降、初めて母の母国のケージに足を踏み入れる。

完全打撃は、バチバチの殴り合いを求めRoad FCと契約、2019年11月の初陣ではパク・ソクハンを2分45秒でKOした。しかし、コロナパンデミックを機に拠点を移していたプサンから帰国、RIZIN、DEEP、Road to ONEと3連敗を喫した。

その山本が再びRoad FCで戦う。対戦相手は6勝0敗のホープ=イ・ジュンヒョンだ。殴り合い上等の地に再び赴いた山本はこの2年間の日本での戦いでMMAファイターとしてMMAの見方、取り組み方が変化していた。

計量前日、お隣の国とは思えないハードな移動と、待ち受ける水抜きを目前に控えた山本に話を訊いた。


──空港を出てテグへ向かう最中にインタビューを受けていただきありがとうございます。

「いえ、4時間以上かかるので全然大丈夫です」

──えっ、4時間以上もかかるのですか!! プサンのキメ国際空港からだと2時間も掛からなかった記憶があります。いや、それ以前にLCCで成田~テグの直行便があったかと。

「それがコロナの影響で、国際便はインチョン国際空港しか発着していないんですよ」

──ではコロナ以前に拠点を置いていたプサンで試合の準備をするという考えはなかったですか。

「考えました。ただ仕事を休むことになるのと、減量もきつくて。塩抜きの食事を摂るのも日本の方が成分表示なんかも信用できるんです。それに症状がなくても、コロナの陽性者数が韓国がもの凄く多くて。それで試合ができなくなるのは避けたかったです。日本でフライトの48時間以内にPCR検査をして、陰性で現地に向かう方がリスクは低いと思いました。

隔離の免除も申請が必要で、それと観光客は受け入れていないので入国にはビザが必要です。僕の場合は興行ビザを取得して韓国にやってきました。日本に戻る時も陰性証明がいりますし、正直ワクチンは反対派だったんですけど海外で戦う、韓国で戦う選択をしたのでワクチン接種も済ませました」

──コロナとの共生時代に入っても、以前と比較すると全くもって不便なままですね。

「ハイ。日本は6月から規制が緩くなるとも聞いていますし、韓国もそこに追従して楽になって欲しいです。本当は日本で勝ち星を得ることが大切だと分かっているんです。でも、こうやってこのタイミングで韓国で戦えるのは僕にしかできないことなので、この選択をしてしまいました。

今、日本とK-MMAを誰がつなげるのかとなったら、韓国にルーツがある僕にしかできないことなので。それが僕の役割で、Road FCが呼んでくれましたし役割を全うします」

──それだけ面倒なことクリアしての渡韓ですし、覚悟のほどがうかがえます。それと今、ZOOMの画面で見る限り相当に頬がこけており、計量前日の現地入りだと相当に絞り込んで韓国に入ったということでしょうか。

「そうですね、日本で落として創ってきました。あと水抜きで4キロですね」

──えぇ、まだ水抜きで4キロも落とさないといけないのですか!!

「今回73キロから落としてきたので」

──73キロ!! 確認しますが、フライ級マッチですよね?!

「そうです。16キロ減量する必要がありました。このところ、秋山さんとのフィジカルトレーニングが成果があって筋量が増えてきたんです。正直、フライ級に落とすのは本当にしんどいとは思っていました。でも、その秋山さんが青木さんとの試合であそこまで落とし切ったので、さすがに僕がノーだとか計量失敗はできないです。だからメチャクチャ怖いです。今もビビっています……(苦笑)。今日の夜が一番怖いです。

藤田選手と戦ったときも水抜き5キロで本当に厳しくて。アレを思い出してしまいます……。ホントはフライ級だとコンディションはバンタム級より悪いです。でも、未練があるというか──フライ級でやるべきことをやっていないので」

──そこに行き着くまでに、まずは減量という大勝負が待っているわけですね。そして現状、3連敗中です。日本で勝ち星が挙げることができず、勝負のファイトになります。対戦相手のイ・ジュンヒョン選手の印象を教えてください。コロナ禍でRoad FCとAfreecaTVの共催イベント=ARCで5勝、Road FCでは1勝と無敗の選手です。ただ、個人的にARCは3分✖3Rで寝技は30秒という限定でMMAであって、本当のMMAではないと思っています。

「僕もそう思っています。あのルールなら、僕もレコードを稼ぐことができます。だからこそ僕は今回の相手にしっかりとMMAを3Rやりきることがテーマです。KOしたいとか、打撃で勝つということじゃないんです。イ・ジュンヒョンもそうだし、打撃ばかりやっている韓国の若い選手達って昔の自分を見ているみたいなんです。

打撃ばっかりだと試合をしていても楽しいです。でも、それじゃ勝てない。MMAなので。今回はMMAをやりに韓国に来ました。僕は日本で3連敗しましたけど、小野島選手と試合ができて本当に良い経験になりました。あの試合もオファーが2週間前で、しかも秋山さんからだったから断れなくて受けました」

──ケガもあって本調子でなかったとも、オフレコで試合前に話してくれました。

「そういう状況で戦って、小野島選手にテイクダウンを奪われても立つことができた。凄くしんどい試合で負けもしましたが、しんどいことを最後まで投げずにできたので自分のなかで成長も感じることができたんです」

──では今回の試合前は組みという部分も重視してきたと。

「試合前だけでなく、小野島選手との試合前からそうです。この試合に向けてもグラント・ボクダノフ選手のALFA FIGHT GYM LIFEで練習してきて。セコンドに就いてくれる吉野(光)選手も『倒せない。立たれる。ブリッジ返しもできない』って言ってくれて。その成果を試合で見せたいですね。

母親の祖国で試合をすることは、いつも楽しみで。それに3連敗してもRoad FCがオファーをくれた。だから彼らの期待を裏切る試合展開になり、もう声が掛からないようになるかもしれないですけど、僕はテイクダウンをして判定勝ちしたいと思っています。それが僕にとって成長になるので。そこを試したうえで打撃を使う試合をしたいです」

──正直、凄く変わりましたね。

「ROAD FCは自分が大好きな大会です。でも鎖国してしまっている状態です。日本に帰国して試合をして、自分が井の中の蛙だったと気づかされました。さっきも言いましたが、今回の相手や韓国の若い選手を見ていると昔の自分を見ているみたいなので。MMAはテイクダウンを織り交ぜた方が、勝つ確率が1パーセントでも上がります。

現状、向うは6連勝の選手で僕は3連敗中。ここで勝たないと終わりだというぐらいの気持ちです。だからこそ今回は自分との戦いだと思っています。過去の自分を新しくなった自分が倒すつもりです」

──ここで勝てばタイトル戦が見てくる試合だと、韓国から伝わっています。

「ハイ。なのでここで勝って、もう1試合フライ級で戦ってベルトを巻いてバンタムに上げます。そして日本に戻って試合をしたいと思います。小野島選手まで辿り着きたいです。僕と戦った次の試合で、小野島選手がチャンピオンになったのは嬉しかったです。次は石井逸人選手と防衛戦ですけど、前の試合は小野島選手が勝ったと僕は思っています。僕自身、石井逸人選手レベルまで上がっていかないといけないです。

そこまであと2段階ぐらい。手を伸ばせて届くところまで来ていると思うので、そこまでしっかりと行きたいと思います」

■ ROAD FC60対戦カード

<Road FCフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]パク・ヘジン(韓国)
[挑戦者]キム・スーチョル(韓国)

<85キロ契約ボクシング戦/3分3R>
クォン・アソル(韓国)
ナム・ウィチョル(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ジュンヒョン(韓国)
山本聖悟(日本)

<バンタム級/5分3R>
キム・ヒョンウ(韓国)
ヤン・ジヨン(韓国)

<73キロ契約/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
ヨ・ジェウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
イム・ドンフアン(韓国)
ユン・テヨン(韓国)

<ライト級/5分2R>
ジャン・ギョンビン(韓国)
ヤン・ジファン(韓国)

<51キロ契約/5分2R>
ゴ・ナヨン(韓国)
パク・ソヨン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
イ・シンウ(韓国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
ジョン・セボック(韓国)
キム・ミョンハン(韓国)

<フライ級/5分2R>
パク・ジンウ(韓国)
キム・ジュンソク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
キム・ジングク(韓国)
ジョ・ミンギュ(韓国

<ライト級/5分2R>
キム・ミンヒョン(韓国)
ウィ・ジョンウォン(韓国)

The post 【Road FC60】韓国に戻った山本聖悟。イ・ジュンヒョン戦へ「過去の自分を新しくなった自分が倒す」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Brave CF BRAVE CF58 DEEP K-MMA MMA MMAPLANET o ONE RIZIN ROAD FC Road FC59 Road FC60 YouTube イ・ジョンヒョン キム・スーチョル クォン・アソル ジャン・イクファン パク・ヘジン ヘジン ボクシング ムン・ジェフン 小野島恒太 山本聖悟 秋山成勲 藤田大和 誠悟

【Road FC60】キム・スーチョル✖パク・ヘジン=タイトル戦&リベンジ。山本誠悟も6勝0敗のホープと対戦

【写真】序盤は攻勢だったスーチョルは、初回の一本負けに呆然としていた(C)ROAD FC

韓国のROAD FCが4日(月・現地時間)、5月14日(土・同にテグ広域市のテグ体育館でRoad FC60の開催と対戦カードの発表を行っている。

昨年9月以来、実に8カ月振りのイベントでは前回大会の再戦、Road FCフェザー級選手権試合=王者パク・ヘジン✖キム・スーチョルが組まれた。前回、両者は王座決定戦で戦い左フックでダウンを喫したキム・スーチョルが、パク・ヘジンのギロチンに下っている。


このフェザー級以外にバンタム級もタイトル戦=王座決定戦が組まれた。韓国MMA界の未来といっても過言でなかった完成度の高さを誇るキム・ミンウは、パンデミック発生前の2019年11月を最後に防衛戦を行っておらず、契約満了を迎えて王座返上に。

「長かった」とSNSに投降したキム・ミンウの今後が気になる一方で、彼の返上したベルトを賭けて5月大会ではムン・ジェフンとジャン・イクファンが戦うことになった。

ともにキム・ミンウに敗れている元タイトル・コンテンダーで、新鮮味は欠けるが現有勢力のなかで実績重視でタイトル戦に抜擢されたという見方もできる。

さらに山本聖悟がキム・ソンオの名でイ・ジョンヒョンと戦うフライ級マッチも明らかとなっている。

山本もコロナ禍でプサンから帰国し、DEEPとRIZINへの出場がROAD FCから認められているなかで兄と慕う秋山成勲プレゼンツのRoad to ONEにも出場──も、村元友太郎、藤田大和、小野島恒太に敗れ3連敗中だ。

対戦相手のイ・ジョンヒョンは、コロナ禍でRoad FCがAfreeca TVと共催してきた寝技限定のモディファイドMMAルールで経験を積み、Road FC59でのKO勝ちと合わせて現在6勝0敗のホープだ。とはいえ、その対戦相手は無名の選手ばかりだったので現地ではイ・ジョンヒョンにとって初試練到来という風にも捉えられている。

山本として、実戦だけでなく練習で経験してきた殴り合い上等でないMMAを消化し、いかに打撃の強さを見せるか。この2年間を確認する試合といえる。

また今大会ではボクシング戦が組まれ、クォン・アソルがソル・ヨンホと拳を交える。ご存知、元Road FCライト級王者のクォン・アソルに対するソル・ヨンホは──これもAfreecaとRoadが手を組んで展開したネット配信によるリアリティTV=ファイトクラブの優勝者で、もとは釣りを題材としたYoutuberとのこと。

この試合を組むことに、現地のメディアも賛否両論となっており、真っ向から批判している専門媒体もあるようだ。

1月のRoad to BRAVE後、急激なコロナ拡大が影響したか、音無しの構えだったK-MMA界。しかし4月はBRAVE CF58の前日にAngel’s FC、5月にはこのRoad FC60 以外もDouble GFCのイベントも控えており、ようやく賑やかさが戻って来そうだ。

The post 【Road FC60】キム・スーチョル✖パク・ヘジン=タイトル戦&リベンジ。山本誠悟も6勝0敗のホープと対戦 first appeared on MMAPLANET.