【写真】観光名所アラード要塞に建てられたケージ──まさに砂漠の王国ならではといえる特設会場だ(C)BRAVE CF
本日18日(木・現地時間)にバーレーンはムハラクにあるアラード要塞に創られた特設会場で開催されるBRAVE CF48「Arabian Night」の計量が行われた。
文字通り中東のファイターが中心となって構成されている4週連続大会の第2弾。バーレーンの観光名所であるアラード要塞内に創られた特設会場で行われる同大会は人材育成の意味もあり14試合という多くの試合が組まれている。
そんなアラビアンナイトのメインはライト級のイリエ・ジホウンアブドゥルラクマン・マフハザエフというフランスロシアのムスリム対決となる。
ジホウンは2019年のPFLに出場も準優勝したロイック・ラジャポフ、そのラジャポフに準々決勝でドローだったイスラム・マメドフの両者に揃ってスプリット判定負けと惜敗した──相当な力の持ち主だ。
対するマフハザエフはACBとACAで通算5勝3敗という記録を持つ選手だ。ライト級では実力的に世界の五指に入るといっても過言でない大会で、勝ち上がりきれなかった両者だが、中東でどのような戦いが繰り広げられているのかを確認するうえでもしっかりと見ておきたいマッチアップといえる。
セミはBRAVE特有のスーパーライト級でUAEWから転じてきたレバノン人ファイターのアフマド・ラバンが、セルビアのネバンジャ・コバックと戦う。
中東バルカン──まさに未知強の潰し合いとなる。
この他、注目選手はバンタム級でアブデラムネン・メメサッテと対戦するンコシ・ンデベレと、58.5キロのキャッチウェイトでミキャエラ・アルジャフージュと戦うアザット・マクスンだ。
ンデベレは粗さ100パーセントの南アフリカのストライカーでキャリアは3勝1敗だが、アマチュアで15戦を戦っている。ツボにはまった時の強さは抜群だが、安定性に欠けるンデベレに対しマクスンは、デビューから11連勝中のカザフスタンの選手だ。
中央アジアのファイターに多い、リーチの長いボクシング&レスリングに長けたマクスンは非常にステイブルな試合を見せる。殴ってテイクダウン、ここからは柔術も駆使する一方でスクランブルではがぶってフロントチョークや、バック奪取からRNCという極めを持つ。
今回は急遽代役出場で契約体重で戦うが、本来はフライ級の選手でOPMMAのチャンピオ。非常に多くの人材が集まっているBRAVE CFのタイトル争いに加わることもありうる楽しみな存在だ。
■視聴方法(予定)
3月18日(木・日本時間)、
午後11時30分~ FITE
午後11時30分~ BRAVE TV
■BRAVE CF計量結果
<ライト級/5分3R>
イリエ・ジホウン:70.6キロ
アブドゥルラクマン・マフハザエフ:70.6キロ
<スーパーライト級/5分3R>
アフマド・ラバン:75.1キロ
ネバンジャ・コバック:74.9キロ
<76キロ契約/5分3R>
ジョージズ・アイド:76.6キロ
オリ・サンタラフティ: 76.3キロ
<バンタム級/5分3R>
ンコシ・ンデベレ:61.6キロ
アブデラムネン・メメサッテ:61.5キロ
<88キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タル・アハリ:87.9キロ
キャメロン・マインチェス:87.9キロ
<58.5キロ契約/5分3R>
ミキャエラ・アルジャフージュ:58.2キロ
アザット・マクスン:58.1キロ
<フェザー級/5分3R>
ユーソフ・グレイリ:65.7キロ
ハッサン・タレル:66.2キロ
<スーパーライト級/5分3R>
オマール・エルダフラウィ:75.1キロ
アッバス・カーン:75.2キロ
<88キロ契約/5分3R>
ハッサン・ファクレディン:87.1キロ
イスラム・ムスタファ・アブデル・メネム:87.3キロ
<ミドル級/5分3R>
モハメド・ウーラビ:84.3キロ
イスラム・アブドゥル・ボセット:84.0キロ
<70キロ契約/5分3R>
フセイン・サレム:67.6キロ
ジェウソン・ペヘイラ:70.0キロ
<59キロ契約/5分3R>
イッサ・サレム:58.9キロ
ミザラ・ムハマド:58.6キロ
<68キロ契約/5分3R>
ラミヤ・ルクマーン:68.0キロ
アブドゥラ・アリヤコブ:66.0キロ
<ライト級/5分3R>
ムハマドセイフィ・モフシン:70.8キロ
ビシー・ザキャリア:70.8キロ
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