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【LFA190】86秒で3度ダウンを奪ったシャポリンが、シケイラを完全KOし統一王者に「これ以上、何を?」

<LFAフライ級王座統一戦/5分5R>
エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキ(ブラジル)
Def.1R1分26秒by KO
イゴール・シケイラ(ブラジル)

ジャブを伸ばすシケイラに対し、シャポリンはまずワンツーを振るう。と、右前蹴りをキャッチし右を合わせたシャポリンがいきなりダウンを奪う。スタンドで待ったシャポリンは、シケイラのワンツーに対して左フックから右を打ち込む。続いて左でダウンを奪ったシャポリンは、組もうとしたシケイラのヒザを顔面に突き上げると、一旦離れる。

そして思い切り踏み込んだシケイラのワンツーにも、斜めにカットしてかわすと同時にヒットさせ、返しの左フックがアゴを打ち抜く。完全に効き、既にKO状態のシケイラに鉄槌を打ち込んだところで、レフェリーが試合をストップ──86秒でシャポリンがフライ級王座を統一した。

「これ以上、何を証明すれば良い? 全てを見せた。UFCで戦う機会が欲しい、僕はUFCフライ級世界チャンピオンになる。昨日、もっとKOが必要だって言われたんだ。KOしたよ。この機会を与えてくれたLFAに感謝している。これ以外の言葉はないよ」とシャポリンは話した。


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【LFA190】KO必至。フライ級統一戦=シャポリン×シケイラ、フェザー級暫定王座戦=ドゥグラス×レイエス

【写真】シャポリンはトレードマークのピコピコ・ハンマーを手にフェイスオフ。シケイラと表情が違い過ぎる(笑)(C)LFA

23日(金・現地時間)、カリフォルニア州コマースのコマース・カジノ&リゾートでLFA190「Chaoplin vs Siqueirn」が開催される。
Text by Manabu Takashima

同大会ではイベント名通り、メインでエドゥアルド・シャポリン・エンヒッキとイゴール・シケイラの間でLFAフライ級王座統一戦が組まれている。

またコメインではLFA暫定フェザー級王座を賭けてリアン・ドゥグラスとハビエル・レイエスが戦う。


タバタ・ヒッチと同郷、渡米後はカリフォルニア州ベンチュラのヒッチの下でトレーニングをしているシャポリン。LFAの公式アナウンスによると、キックで70戦に及ぶキャリアを持ちブラジルと日本でベルトを巻いている──とのことだが、日本に関しては現時点で、資料がなく調査中──ストライカーだけに、昨年11月にコディ・デイヴィスに挑戦すると、エグいボディブローでダウンを奪い、パウンドしベルトを巻いた。

その後、4月のLFA181でアイマー・ヘルナンデスの挑戦を受ける予定だったが負傷欠場に。一度はヘルナンデスがジョーダン・ハリスとヘッドラインを戦うことが決まったものの、ハリスもケガが理由でタイトル戦を戦えなくなってしまう。

その頃、同大会の1週間のLFA180でケヴィン・フェルナンデス戦うことが決まっていたシケイラも、フェルナンデスも負傷で試合機会を失していまう。この負傷の連鎖の末に、シケイラはヘルナンデスと暫定王座を賭けて戦い、僅か67秒でKO勝ちをしベルトを腰に巻いた。

シケイラは昨年6月に、上記にあるようにシャポリンにベルトを明け渡すデイヴィスとの王座決定戦に敗れており、算段論法ではシャポリン有利と見られる王座統一戦となる。勝負の鍵は、ヒッチとの練習で組みの精度が上がってきたシャポリンが、インファイトをシケイラ相手にも実行できるか。5R制のフライ級マッチだが、フィニッシュ決着も十分にあり得るだろう。

事実上、正規王者アライジャ・ジョンズへの挑戦権が掛けられているフェザー級暫定王座決定戦は、ブラジルのドゥグラスとコロンビアのレイエスが相対する南米対決のタイトル戦だ。

カブ・スワンソンの教え子のドゥグラスはネイサン・ガリーブをスタンディングKOし、今回の試合を実現させた。一方、のレイエスも同じ大会でチェイスギブソンをパウンドアウトしており──現コロンビアMMA界のP4Pといっても過言でないファイターだ。

そのレイエスは他に比肩するフィーダーがないほど、打撃に特化したMMA=Combate Globalで5勝し、4つのフィニッシュ勝利を残しており、10月には母国のFusion FCでもフェザー級王座決定4人制ワンナイト・トーナメント参戦が決まっている。

18の勝利中7月がTKOで、7試合が一本勝ちというレイエスのLFA暫定王座決定戦は同国のMMAのレベルを測るスケールの役割も果たす。

またUFCリリースから再起を図る──かつて朱里を破り、今大会ではLFA首脳が日本のベテラン選手との対戦を熱望していた──アシュリー・ヨーダ―が、グロリア・ジ・パウラと相対する女子ストロー級戦。またジョーダン・ハリスが体重オーバーでキャッチウェイト戦となってしまったが、そのハリス×ギルバート・ナカタニ、デイヴィス×ルイス・ロドリゲスというタイトルコンテンダー絡みのフライ級サバイバル戦も気になるLFA190だ。

■視聴方法(予定)
8月24日(土・日本時間)
午前11時00分~UFC FIGHT PASS
LFA190「Chaoplin vs Siqueira」

■ メイン対戦カード

<LFAフライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキ(ブラジル)
[暫定王者] イゴール・シケイラ(ブラジル)

<LFA暫定フェザー級選手権試合/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
ハビエル・レイエス(コロンビア)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
ジョーダン・ハリス(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
ルイス・ロドリゲス(ドミニカ)

<ライト級/5分3R>
リッチー・ミランダ(米国)
マイコン・メンドンサ(ブラジル)

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【LFA184】メキシカン・ジャパニーズで米国人。ギルバート・ナカタニがLFAフライ級戦線に殴り込み

【写真】メキシコの血が強く感じるのは、日本人からの見方なのか (C)LFA

17日(金・現地時間)、カリフォルニア州コマースのザ・コマース・カジノ&ホテルでLFA184「Diaz vs Lewis」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインイベントはライトヘビー級3回戦=オジー・ディアズ×ベヴォン・ルイスの一戦だ。元LFAミドル級王者ディアズは2年2カ月前に同会場でベルトを巻いている。その4カ月後にコンテンダーシリーズに挑むも、ジョー・パイファーに敗れてUFCとの契約はならなかったが、これを機にライトヘビー級に転向し、今回が205ポンドで2度目の試合となる。

対するベヴォン・ルイスはコンテンダーシリーズに2度挑み世界最高峰に進んだキャリアの持ち主だ。オクタゴンでは1勝3敗と結果を残せずリリースされ、さらにはPFL Challenger Seriesでも敗れており、キャリアの再構築を賭けて4年1カ月振りのLFA登場となる。


そんなLA郊外の大会で注目したいのはメインカード第1試合に出場するギルバート・ナカタニだ。名前の通り日本人の血が流れるナカタニは、メキシカン・ジャパニーズで米国籍を持つ。高校でコーチをしていたこともあるレスリングがベースのナカタニは早くに母を亡くし、育ての親といえる祖母を亡くしたことでメインイベントをキャンセルしたことがある。

プロ6勝は全てLights Out Xtreme Fightingで挙げたモノで、A1 Combatで唯一の黒星を喫したナカタニにとって、今回がLFA初陣となる。アマで10勝2敗のレコードを持ち、目標は当然のUFCと公言。そのためにLFAのベルトを狙うナカタニだが、今大会には前王者コディ・デイヴィスも出場し、ハワイのフィニッシャー= ロドニー・ケアロヒを相対する。

正規王者エドゥアルド・シャポリン、暫定王者イゴール・シケイラが君臨するLFAフライ級戦線。デイヴィスはシケイラとの王座決定戦で手にしたベルトをシャポリンに敗れて失っており、完全な三角関係が成り立っている。

ナカタニとすれば、この三角関係を四角関係にするため求められるのはただの勝利でなくインパクトにある勝ち方だ。それが今のUFCを目指すLFAの戦いといえる。

この他、今回はキャッチ戦となったがチェイス・ギブソン×ハビエル・レイエス、レリアン・ドゥグラス×ネイサン・ガリーブというフェザー級の潰し合いも見逃せないLFA184だ。

■視聴方法(予定)
5月18日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■ メイン対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
オジー・ディアズ(米国)
ベヴォン・ルイス(米国)

<148ポンド契約/5分3R>
チェイス・ギブソン(米国)
ハビエル・レイエス(コロンビア)

<ウェルター級/5分3R>
ジャンポール・レボスノヤニ(米国)
ヴィクトー・キャッチ(オランダ)

<フェザー級/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
ネイサン・ガリーブ(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
ロドニー・ケアロヒ(米国)

<フライ級/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
ガブリエル・ゴミス(ブラジル)

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45 LFA LFA181 MMA MMAPLANET o アイマー・ヘルナンデス イゴール・シケイラ

【LFA181】右でダウンを奪われたシケイラが、右でヘルナンデスを大の字に。暫定フライ級のベルト巻く

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分5R>
イゴール・シケイラ(ブラジル)
Def.1R1分07秒by KO
アイマー・ヘルナンデス(米国)

互いにジャブを伸ばし、シケイラのインローが急所をかすめる。続行され、シケイラの左ミドルの直後にヘルナンデスが右を打ち抜き、ダウンを奪う。立ち上がって右を伸ばすシケイラだが、まだ足に来ているか組みを切られる。ヘルナンデスが前蹴りで突き放し、シケイラが詰められないようになったと思いきや、そのシケイラの右の蹴りに右を伸ばしたヘルナンデスが、右ストレートを打たれて後方に倒れ込んで大の字に。

衝撃の逆転KO勝ちでベルトを手にしたシケイラは「アマゾンの小さな街からやってきて、この街の人間として初めてベルトを獲れた。スリップして最初に倒れたけど、直ぐに戻れた。そしてゲームプラン通りにKOできた。(正規王者の)シャポリン、アマゾン──ベレンの体育館で2万5000人の前で戦おうじゃないか」と話した。


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【LFA181】複雑すぎる背景の暫定フライ級戦。東南アジア対決=リー✖タン&豪州のトムソンにも注目!!

【写真】暫定フライ級王座決定戦は、リカバリー合戦でもあるかのようなシケイラとヘルナンデスのカツカツ計量(C)LFA

5日(金・現地時間)、ミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルでLFA181「Siqueira vs Hernandez」が開催される。
Text by Manabu Takashima

同大会のメインではイゴール・シケイラ×アイマール・ヘルナンデスのLFA暫定フライ級王座決定戦が組まれている。もともと同大会ではLFAフライ級王者エドゥアルド・シャポリンが、ヘルナンデスの挑戦を受ける予定だった。


しかしシャポリンの負傷を受けて、一度はヘルナンデスがジョーダン・ハリスとヘッドラインを戦うことが決まったももの、ハリスまでが負傷欠場となってしまう。

時を同じくしてフライ級タイトルコンテンダーのシケイラは、1週間前のルイビル大会でケヴィン・フェルナンデスと再起戦を行う予定だったが、フェルナンデスも同大会の負傷欠場が決まった。

フライ級ファイターの連続負傷欠場という異常事態を受けてLFAでは、昨年6月にコディ・デイヴィスとの王座統一戦に敗れたシケイラの試合を1週間後にスライドさせ、フェルナンデスとの暫定王座を組むこととした。

シケイラはキャリア9勝2敗、KO勝ちが3試合で一本勝ちが4試合というウェルラウンダー。ややクラウンチングの構えながら、跳ねあがるようなハイキックやクリンチの状態で一瞬のジャンピングギロチンを仕掛けるなど、瞬発系の動きを信条とする。

対してヘルナンデスはアマチュア時代にはフェザー級でも戦っていたファイターで、元はルーファスポート所属だったが、チーム・アルファメールに移籍。ユライア・フェイバー率いるA1 Combatで5勝0敗の戦績を残し、通算7勝ながら負け知らずの選手だ。

倒されずに打撃を入れるフェルナンデスの馬力と、一瞬の爆発力が武器のシケイラの一戦は、フライ級特有のスピードは当然として、パワーという一面が鍵を握るタイトル戦になるやもしれない。

またセミのバンタム級戦はベトナムから米国に移り住んだクォン・リーと、ミャンマー系のティオル・タンというアジア系同士のマッチアップとなった。グラップラーと思いきや、プロ7連勝目の勝利をハイキックで飾ったリーに対し、タンはONEでデビューし6試合(※1試合はNC)をアジアで過ごし、1年4カ月前にLFAで北米デビュー。その後はルイジアナ・ベースのAll in Combatで2勝1敗をキャリアを積んでLFAに戻ることになった。

人種のるつぼ米国にあっても、珍しい東南アジア系対決が今度どのようにバンタム級戦線に影響を与えることになるか。

またコメイン前にアルファメール所属、豪州の若馬アイザック・トムソンが出場。タイトル挑戦権獲得王手となろう5連勝を賭けてコンテンダーシリーズ・ベテランのハシャーン・フヒトならぬシャヒーン・サンタナと戦うフェザー級の一戦も注目だ。


■視聴方法(予定)
4月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■LFA181メイン対戦カード

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分5R>
イゴール・シケイラ(ブラジル)
アイマール・ヘルナンデス(米国)

<ライト級/5分3R>
クァン・リー(ベトナム)
ティオル・タン(ミャンマー)

<フェザー級/5分3R>
アイザック・トムソン(豪州)
シャヒーン・サンタナ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アンジェロ・ロブレス(米国)
キベディ・ゴードン(イスラエル)

<バンタム級/5分3R>
サントス・ヴェルディネス(米国)
キーガン・ウィットベック(米国)

<ミドル級/5分3R>
ウェズ・シュルツ(米国)
アドランド・ベンソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アルヴィン・ヘインズ(米国)
ジャスティン・スミス(米国)

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