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【PFL2021#02】スクランブルでギロチン一戦、アントニオ・カーロスJrがトム・ローラーを一蹴

【写真】定石通りだからこそ、見事なフィニッシュだった(C)PFL

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
Def.1R4分43秒by ギロチンチョーク
トム・ローラー(米国)

サウスポーのローラーが左を伸ばし、カーロス・ジュニオールが右ミドルに続き左ジャブを入れる。ローラーは前に出てワンツー、カーロス・ジュニオールが左ジャブを放つ。ジャブで右目の回りが既に赤くなっているローラーは、ワンツーにダブルレッグを合わされる。ギロチンで抱えたローラーに対し、カーロス・ジュニオールがサムアップで大丈夫だとアピールする。

クローズドで絞めるローラー、ゆっくりと時間をかけて頭を抜いたカーロス・ジュニオールは立ち上がってパスから一気にマウントを奪取、肩固めへ。懸命に防いだローラーだが、カーロス・ジュニオールが再び肩固めをセットする。ここもローラーは腕を伸ばして防ぎ、ハーフに戻してシングルへ。カーロス・ジュニオールは逆にギロチンに捕え、横回転でマウントを取るやタップを奪った。


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Report UFC UFC257 アントニオ・カーロス・ジュニオール ブラッド・タヴァレス ブログ

【UFC257】カーロス・ジュニオールのテイクダウンを切り続けたブラッド・タヴァレスが判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)

ジャブからローを蹴るタヴァレス。ショートのコンビネーションでジュニオールが前に出る。ジュニオールは同じようにショートの連打で前に出て、蹴りを見せると直後にダブルレッグへ。シングルに切り替え、ハイクロッチ。タヴァレスが頭を押し、ジュニオールが自ら離れる。タヴァレスはパンチを出すなかで、ジュニオールがタイミングよく組んでいくが、タヴァレスがしっかりと対応して反対側のケージまで押し込まれても倒れない。

ここもジュニオールは自ら距離を取り直し、タヴァレスが右カーフからワンツー。ジュニオールも打ち返し、左ミドルを入れる。つづくテイクダウン狙いを耐えるタヴァレスの急所にヒザが入り、試合が中断され──再開後、すぐに時間となった。

2R、右のカウンターを入れたタヴァレスがカーフを続ける。さらに右を入れたが、ローにテイクダウンを合わされる。すぐに立ち上がったタヴァレスをケージに押し込んだジュニオールは、ダブルのクラッチが切れテイクダウンを奪えない。打撃の間合いとなり、タヴァレスがジャブから右を入れる。そし左ローを蹴った。

中盤、間合いの測り合いとなり、ジュニオールの仕掛けをタヴァレスが対応していく。ジュニオールはシングルを切られ、残り40秒で左フックから右ストレートを打ち抜かれる。直後にタヴァレスがヒザを狙った際に、爪先が急所に当たり試合はまたも中断へ。残り25秒でリスタートとなり、タヴァレスがジャブを入れ、ジュニオールが蹴り足を掴んだところで時間となった。

最終回、タヴァレスはこれまでと同じようにジャブ、右、右ローを回す形で攻める。ジュニオールも、打撃の攻防のなかでダブルレッグでケージまでドライブという戦いを続ける。小外掛けで姿勢を乱したタヴァレスだが、倒れず残り2分20秒でレフェリーがブレイクを命じた。

その後もローにテイクダウンを合わせたジュニオールが、タヴァレスをケージに押し込み時間に。タヴァレスが判定勝ちした。


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