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【ONE FC09】メザバルバと対戦、フィリピンに戻ったザンボアンガ「アトム級の選手のために暫定王座を」

【写真】ザンボアンガは、その力はハム・ソヒとの試合で見せている。今後はどのような成長、ゲーム運びの進化が見られるか (C)MMAPLANET

本日22日(土・現地時間)に開催されるONE Fight Night09で、デニス・ザンボアンガが、ジュリー・メザバルバと戦う。

王者アンジェラ・リーの長期離脱が避けられない状況で、タイトル挑戦が見えるザンボアンガだが、今は力をつける時と自覚しており急いでいない。ばかりかONE Friday Fightsで育った選手が、ONE本戦で戦う日を待っているサンボアンガの真意とは。


──デニス、フェアテックス~マロックとタイのジムを拠点にしていましたが、フィリピンに戻ったそうですね。

「マロックに所属していたほとんどの選手が、既に離脱していて。だから兄(ドレックス)や練習仲間と私たちもフィリピンに戻ることにしたの。ジムとの契約も終わっていたし。タイでの練習は好きだけど、今ではフィリピンで十分な練習ができると思ったから」

──最近ではマニラ近辺でも、MMAのジムは凄い勢いで増えていますね。そして、若い選手の成長も目立っているように感じます。

「フィリピンのMMAは成長し続けているわ。母国の人々がMMAを好きになってくれて、凄く嬉しい。これからも、この流れは続くに違いないから、もっと選手は強くなれる。

T-REXは私と兄のドレックスと数名が、所属選手としてMMAを戦っている状態だけど、フィリピンのMMAはコロナから復活し、より加速度を増して発展している」

(C)ONE

──そして2週間強でメザバルバと対戦します(※取材は4月5日に行われた)。試合に向けて、どのような調子ですか。

「凄く自信があるわ。そして楽しみでならない。キャンプも順調で打撃、レスリング、柔術の全ての面で成長できた。T-REXに他のジムから選手が来てくれて良い練習ができていて、私もスパーリングをするためにまだMMAでは名前のないところだけど出稽古も行って来た。バギオのような遠い街までは行けないけどね」

──昨年12月にエロルデ・ボクシングジムに系列ジムやマネージメント契約を結ぶMMAファイターが結集して練習をしていたのを見学させてもらいました。

「エロルデのボクサーとは私も一緒に練習したいと思っているけど、マニラから遠いところで活動しているから出来ていなくて。でも、マニラには優秀なボクサーが多いから、十分にボクシングのトレーニングを積んでくることはできたわ」

──メザバルバは現在2連敗中で、タイトル挑戦を目指すデニスにとってはどのような意味のある試合になるのでしょうか。

「アクティブな選手活動をしたいから、ジュリーと試合ができて良かったと思っている。もちろんランカーと戦いたいけど、彼女以外に対戦を飲んでくれる選手がいなかったから」

──アンジェラは妹ヴィクトリアを亡くし、すぐに戦うことは難しいかもしれないです。その間、ONE女子アトム級タイトル戦線が停滞する形になりそうです。そのなかでハム・ソヒ選手が平田樹選手との因縁の試合で判定勝ちを収めました。

「まずアンジェラは、しっかりと戦えるまで休んで欲しいわ。ハム・ソヒとイツキの試合だけど、私はハム・ソヒにフィニッシュして欲しかった。イツキももっと寝技に持ち込んで、積極的な戦いを仕掛けて欲しかった。でも、まぁ……あんな風な試合になってしまったから。

ハム・ソヒがタイトルコンテンダーになることは構わない。私はコロナ前にタイトル挑戦が一度は決まったけど、そのままGPが始まって実現できなかった。もう、私がこのまま挑戦できることはないはず。でもランキング上位の選手との試合を組んでくれば、私がタイトルコンテンダーになれると信じているわ。

アンジェラがしばらく戦えなくてもしょうがない。ただ、そうなるなら暫定王座を設けてほしい。私だけでなく、全てのアトム級ファイターが望んでいるはずよ。他の階級に暫定王座があるなら、女子アトム級にも合ってもおかしくないと思う。暫定王座が制定されるならハム・ソヒとスタンプが王座決定戦で戦うべきね」

──デニス自身がその機会を得るということではないのですね。

「私は急いでいないから。今は力をつける時。その時が来る日のために。ONEではルンピニーの大会も始めて、アトム級の試合も組まれている。ルンピニーで活躍した選手達ともONE本戦で戦ってみたいし」

──とにかく今はタイトルより、自力をつけたいということですね。では、ジュリーとの試合でデニスはどのような戦いを見せたいですか。

「絶対に膠着した退屈な試合はしない。チケットを買ってくれたファンに、買う価値があったと思ってもらえるようベストを尽くして戦うわ」

■放送予定
4月22日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ ONE FN09対戦カード

<ONEキックボクシング世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者] スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
[挑戦者] ジョナサン・ハガティー(英国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ハリル・アミール(トルコ)
モーリス・アベビ(スイス)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
箕輪ひろば(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
フィリッピ・ロボ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
イシ・フェティケフ(豪州)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
ダヤニ・カルドゾ(ブラジル)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
ジェイコブ・スミス(英国)

<ムエタイ149.5ポンド契約/3分3R>
ハン・ツーハオ(中国)
エイサー・テン・パウ(米国)

<149.75ポンド契約/5分3R>
ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)
マティアス・ファリネリ(アルゼンチン)

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ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o ONE RIZIN RIZIN LANDMARK05 V.V mei VTJ アンジェラ・リー キック パンクラス ボクシング 浅倉カンナ 海外

【RIZIN LANDMARK05】V.V Mei、朝倉カンナ戦前─01─「この国で何かできることがあるんじゃないか」

【写真】ONE以外のプロモーションで、MMAルールの試合を国内で戦うのはほぼ8年振りとなる(C)SHOJIRO KAMEIKE

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、V.V Meiが浅倉カンナと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2007年にスマックガールでプロデビューしたV.V Meiはヴァルキリー、パンクラス、VTJ、DEEP、PXCと様々なケージで戦ってきた。そしてONEでの6年間に及ぶキャリアを終え、今回RIZINのケージに入る。日本女子MMAファイターとして、誰よりも海外で、そしてケージで戦ってきたV.V Meiが、なぜここでRIZIN参戦を選択したのか。その理由に迫る。


――今回はZoomでインタビューをお願いさせていただきましたが、背景に映っているのは大森のゴールドジムサウス東京ANNEXですよね。取材後にトレーニングが控えているのでしょうか。

「今日はボクシングのパーソナルトレーニングです。もう1年以上、野木丈司トレーナーのパーソナルを受けているんですよ」

――野木トレーナーは男子選手だけでなく、多くの女子選手が指導を受けていますね。

「はい。対戦する選手がお互いに野木さんに教わっているとか、よくありますからね(笑)。私自身、ボクシング技術の細かいところを学びたいなと思って。もうパンチの打ち方の基礎から。今までキックボクシングはやっていましたが、ボクシングの細かいところまではカバーしていなかったので」

――野木トレーナーの指導を受けてから変わったところはありますか。

「パンチ一つひとつの打ち方が、より狙いが明確になりました。位置取りとかも、今までは漠然と――コンビネーションとかは考えたりはするけれども、漠然とパンチを放っていました。それが自信を持って出せるようになったところはありますね。

たとえば相手と身長差がある場合、どうやって距離を詰めていけば良いのか分からないこともあったんです。それは試合が始まれば勢いで行って、結果オーライになることも多くて。でもそれを結果オーライにはしたくない。ずっと『何となく成功していた』ものを、もっと自信を持って確実にやりたい、という部分が打撃には多かったんですよね。そこで距離の詰め方――こういう角度から入っていくとか、自分の中で謎だったことを明確にしていく作業ができています」

――以前は空手の距離をベースとしていたのでしょうか。

「おそらく試合が始まってしまえば空手の距離になっていました。結果的に、それは良かったと思います。キックボクシングをやりすぎてしまうと――キックボクシングの距離のほうが楽というか。打撃のやり取りが楽になる部分があるんですね。空手の遠い間合いから踏み込むのと、キックボクシングのように近い距離でガードを固めて触り合うのを比べると、どうしても距離が近いほうが楽で。それに慣れてくると、どうしても試合でも近い距離になりがちなんですよね。それだけではダメなので、やはり空手の距離を入れたりという調整はしてきました」

――ONEの試合時に、そんな野木トレーナーの指導の効果を出すことはできていたのでしょうか。

「前々回のジュリー・メタバルザ戦の前から野木さんに教わっていて、ボクシングに関してはだいぶ良くなっていました。ただ、それをいかに自分のMMAに組み込むか、というところですよね。そこは今後、まだまだ成長すると思っています。ボクシングをしすぎることなく、MMAをやりながらボクシングを入れていく。そういう部分を調整していけば、攻め方の細かい部分も成長していくと考えています」

――なるほど。そのONEですが、今回RIZINに出場するということは、もうONEとの契約は満了したということですか。

「アーリー・ターミネイションですね。まだ契約試合数は残っていたのですが、リリースしてもらいました」

――アーリー・ターミネイション……その選択をした理由を教えていただけますか。

「……、……、最後のほうは判定について納得のいかない試合もありました。それと、私もそんなに長く現役を続けられるとは思っていません。『最後は日本で試合をしてキャリアを終えたい』という気持ちがありました。理由は、この2つですね。

ただ、最後のほうは納得のいかない判定があったとしても、ONEで過ごしたキャリア全てをマイナスに捉えることはないです。本当に良い経験をさせてもらいました。ONEで得たものを心の中に置きながら、明るい未来に向かっていきたいと思って、早期リリースをお願いしました」

――ONE初出場が2016年5月、アンジェラ・リーとのアトム級王座決定戦でした。ONEで戦ってきた約6年間のキャリアは、ヴィー選手に何をもたらしたのでしょうか。

「最初にアンジェラ・リーと対戦する時に、ONEのスタッフから言われて、印象に残っていることがあります。『あなたはアジアの女性の代表としてMMAを戦っている。アジアの代表として、全ての女性に向けてメッセージをください』と。アジアの代表だなんて、そんな大それたことを考えたこともないので困りました(苦笑)。でもONEは本気だったんです。本気でアンジェラ・リーと私をツートップにして、アジアの女性たちに勇気を与えるというか。

最初は、それも大げさだなと思っていました。でもONEのスタッフから本気度が伝わってきて。私もアジア各国――特に発展途上の国々で、『あなたの試合を視て、勇気をもらいました』とか、現地の人たちがONEや出場選手を本気で応援してくれているが分かったんです。それまでは自分がやりたいから格闘技をやってきた。でも海外に出て、そういうふうに言ってもらえるとは、思ってもみませんでした。その世界観をONEは創っていたんですよね。そして私も、MMAファイターというものが価値のある職業なんだと感じました」

――それがまさに、ONEのコンセプトではありましたね。その気持ちは、日本のRIZINで戦うことになった今も変わりませんか。

「はい。今は日本も格差が広がっていて、苦しい生活を送っている人も多いと思うんです。特に女性はシングルマザーだったり、働いても働いても生活は苦しいままだったり。そういう女性が増えている状況のなか、自分が生まれたこの国で私にも何かできることがあるんじゃないかと考えています。だからキャリアの最後はもう一度、日本で試合をしたいと思いました」
<この項、続く>

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MMA o ONE PRIDE アンジェラ・リー

ONE Fight Night7:第3試合・リンダ・ダロー vs. ビクトリア・ソウザ

女子アトム級。

ダローはインドネシアのONE PRIDE MMAで6戦して全勝。うち5試合が1RKO勝ち。しかし最後の試合から5年のブランクがある33歳。ONE初参戦。

ソウザは2021年にONEに出場したが亡くなったアンジェラ・リーの妹ビクトリア・リーに2RKO負け。MMA6勝1敗。

組んだソウザ。しかしダローはクラッチさせず引き剥がす。パンチでバランスを崩し倒れたソウザだがすぐ立つ。組んだソウザ。ダブルアンダーフック。コーナーに背を預けて差し返そうとしたダローだがテイクダウンされる。惣社パウンド。下から殴って抵抗するダロー。足をサバいてサイドについたソウザ。グラウンドで足が利かないダロー。ガードに戻せないまま殴られる。肘連打。起き上がってきたダローをがぶるが、ダロー立った。四つ組みで膝を入れるソウザ。ゴング。

2R。両者牽制の打撃のみで展開がなく、2分すぎにレフェリーのハーブ・ディーンが口頭注意。ソウザが組み付いていく。首をヘッドロックに抱えたが抜いて離れたダロー。テイクダウンを気にしているのか、ダロー手が出ない。飛び込んで右をヒット。ソウザは組みたいが、距離が遠くタックルは切られる。ゴング。

3R。遠い間合いでの打撃戦が続く。ソウザの蹴りをキャッチして倒したダローだが、グラウンドには付き合わない。ソウザ組んでテイクダウン。サイド。動けないダロー。なんとか足で距離を作り立ったが、ソウザ立ち際にがぶると頭部に膝を入れる。離れた。また距離を取っての打撃戦。タイムアップ。

判定3-0でソウザ勝利。

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Column IMMAF MMA o ONE ONE Championship   アンジェラ・リー チャトリ・シットヨートン ヴィクトリア・リー

アンジェラ・リー、クリスチャン・リーの妹ヴィクトリア・リーが死去、享年18/チャトリ・シットヨートンCEOが追悼コメント


 アンジェラ・リーの妹ヴィクトリア・リーが12月26日に死去したとのこと。享年18。

Victoria Lee(Sherdog)

Victoria Lee(Wikipedia)

 ヴィクトリア・リーは2004年5月18日ハワイ州ワイパフ生まれ。IMMAFジュニア世界王者、パンクレーション・ジュニア世界王者、ハワイ州レスリング王者(全て57kg級)。MMA戦績3勝0敗。全て2021年の戦績で2022年は試合をしていませんでした。


 姉のアンジェラ・リーがインスタグラムで以下のコメント。

「2022年12月26日、私たち家族は、どんな家族も必要のないことを経験しました…。
これを言うのは信じられないほど難しいのですが…。
私たちのヴィクトリアが亡くなりました。

彼女はあまりにも早く逝ってしまい、私たち家族はそれ以来、完全に打ちのめされています。
彼女がいなくて寂しいです。この世の何よりも…私たち家族は決して同じではありません。人生は決して同じではありません。

ヴィクトリアは、かつてないほど美しい魂を持っていました。彼女は世界一の妹でした。最高の娘であり、最高の孫娘であり、アバとアリアの最高のゴッドマザー&叔母でした。

私たちはあなたが思っている以上にとても寂しいです。私たちはみんな壊れています。あなたの一部が私たち一人ひとりの中にあって、あなたが去って、その一部は私たちから引き裂かれたからです。
私たちは決して同じではありません。

どんな些細なことでも、あなたのことを思い出します。太陽の光から、夕日まで。あなたは私たちに、シンプルなものの中に美しさを見ることを教えてくれました。あなたは私たちの明るい光でした。私たちの太陽。そして、それは決して変わりません。あなたは全てにおいて完璧でした。私が知っている中で最高の人。内面も外面も最も美しい少女。
私たちはヴィクトリアを愛しています。スプラウトを愛しています。時の終わりまで。

この最も困難な時期に、私たち家族に恵みと敬意を払ってください。そして、あなたの愛する人たちをどうか見守ってください。ハグをしてあげてください。そして、あなたがどれだけ大切かを教えてあげてください。あなたは決して知らないのだから」



 チャトリ・シットヨートンCEOがFacebookで以下のコメント。

「ヴィクトリア・リーの訃報に心を痛めています。ヴィクトリアに初めて会ったのは彼女が11歳の時でした。私は彼女が格闘家として、人間として開花するのを何年にも渡って見てきました。私はいつも、彼女が年齢以上に賢く、思慮深く、無私であると思ったことを覚えています。もちろん、彼女は当時から格闘技の天才ではありましたが、それ以上の存在であることが分かりました。ヴィクトリアはゴールドのように純粋な心を持ち、優れた頭脳を持っていました。彼女は自分のことより他人のことをよく考えていました。彼女は自分の人生を世界のために使いたいと考えていました。

 私はヴィクトリアの美しく貴重な魂をいつも思い出します。安らかに眠ってください、ヴィクトリア。私たちは皆、あなたがいなくなることを寂しく思います。ケン、ジュエルズ、アンジェラ、クリスチャン、エイドリアン、そして彼らの愛する人たちに、私の愛と祈りと力と光を送ります。あなたを失い、本当に心を痛めています。神のご加護を」
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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN06   アニッサ・メクセン アンジェラ・リー オンラ・ンサン ガントゥルム・バヤンドォーレン キック キム・ジェウン ゲイリー・トノン スタンプ・フェアテックス チャンネル ハム・ソヒ ボクシング マイキー・ムスメシ ロッタン・シットムアンノン 佐藤将光 平田樹

【ONE FN06】立ち技無双メクセンとミックスファイト、スタンプ・フェアテックス「実戦で教えてあげる」

【写真】スタンプはインタビュー中、常に笑顔で明るい。それなのに戦術的なことをどんどん話してくれます(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)にバンコクのインパクト・アリーナで開催されるONE Fight Night06でスタンプ・フェアテックスがアニッサ・メクセンとムエタイ&MMAのミックスファイト=フリースタイル戦で戦う。

混合ルールとはいえムエタイを戦うのは2020年8月以来となるスタンプは、立ち技通算戦績103勝5敗のメクセンが初回は優位であることを認めた上で、MMAのラウンドでフィニッシュすることを宣言した。


──「おお、ドラえもんが」とインタビューを始めさせてもらおうかと思ったのですが、髪の毛が凄く伸びていますね。スタンプがそれだけロングヘアーになったのは初めて拝見させていただきました。

「ハハハハ。ルックスも変ったでしょ?」

──ちょっと驚きました。髪の毛が長いと視界を奪って戦い辛いと思うのですが、なぜ伸ばしたのですか。

「ロングヘアーの方が、皆が親しみやすいかなって思って(笑)。ショートヘアーだと、筋肉が凄く目立ってしまうから、こっちの方が良いんじゃないかなって(笑)」

──なるほどぉ。では試合の時も、そのままで?

「サイドを少しカットしようかと思っているけど、それほど変わらないかな」

──ではスタンプのコーンロウが見られるかもしれないですね。

「そうね。そうなると思うわ」

──もちろん、ファイトは外見で雌雄を決するものではないですが、コーンロウはある種、女子選手にとって戦いへのイニシエーションのように感じます。今回のミックスファイトルールに関して、どのような印象を持っていますか。

「凄く楽しみで、ハッピー。ムエタイとMMAを交互に戦うなんて初めてのことだから、凄くチャレンジングで」

──ミックスファイトはONEの歴史でも2度目です。昨年3月にDJとロッタンが戦いましたが、ロッタンはMMAの経験がなく、DJはムエタイの試合をしたことがなかった。そしてスタンプと戦うメクセンはMMAを戦ったことがないです。スタンプだけがムエタイもMMAも試合をしている点はアドバンテージになると考えていますか。

「う~ん、1Rはアニッサにアドバンテージがあると思う。彼女は素早く、打撃のレンジも少し私より長い。でも私もムエタイを長い間戦って来たし、アニッサに遅れを取るとは考えていない。そして2Rになると、明白に私にアドバンテージがあるはず。アニッサは最初のムエタイのラウンドは、より積極的になるでしょうね」

──DJとロッタンの試合、DJはMMAファイターとして初回のムエタイをロッタン相手に見事に戦い抜きました。ただし、その目的はサバイブにあったと思います。ではムエタイの経験があるスタンプは、この1Rをどのように戦うつもりですか。

「ちゃんと打撃戦をアニッサとやるつもりよ。でも、2Rになるようサバイブも心掛ける。まずムエタイでもアドバンテージを握って、2Rに入ってサブミットするつもりよ。当然、MMAのラウンドの方が試合を終らせることができるチャンスも多いから」

──ムエタイのリズムのなかでムエタイを戦ってきたスタンプに対し、アニッサは欧米のトップファイターとキックボクシングも戦っているムエタイ選手なので、至近距離のパンチの交換は彼女の方が有利かと予想できます。

「確かにアニッサのキックボクシングの経験値が、私よりも高いのは確か。フットワークも優れているから、その距離を潰して接近して戦うわ。彼女のレンジを潰すためにも」

──つまり、より近づいてクリンチゲームに持って行くということですか。

「私のゲームプランはローキックを多用して、彼女のスピードをまず殺すこと。そして2Rになるとテイクダウンからサブミットすることね」

──実はアネッサにインタビューをした時、彼女は1年半米国でMMAのトレーニングをしたことで、MMAルールで戦うことにも思った以上に自信を持っていました。

「彼女のMMAトレーニングが、私のMMAへの取り組み方と比べてシリアスだとは思わない。私はもう5年、6年とMMAの練習をして来たから。打撃の試合と、MMAの試合に向けての練習は全く違うことを彼女は知らないといけない。アニッサが自信を持っているのは勝手だけど、如何にMMAがハードかを実戦で教えてあげるわ」

──この試合に向けてムエタイとMMA、どちらにウェイトを置いて練習してきましたか。

「ムエタイもMMAも同じだけ練習してきたわ。彼女は優れたキックボクサーだから、しっかりと研究する必要があったから。だからボクシング対策も、ちゃんとやってきた。テイクダウンの練習も力を入れていたし、あとは試合で練習の成果をだすだけね」

──この大会はバンコクで行われます。スタンプが2020年8月にバンコクで戦ったときは無観客イベントでした。今回は母国のファンの前で試合ができますね。

「両親や友達もアリーナにやってくるし、タイのサポーターの声援を耳にして戦えることはとてもハッピーよ」

──ところで以前からスタンプと戦いたいと言っていた平田樹選手が、前々回の試合を体重オーバーしキャッチ戦で勝利。そして11月に予定されていたハム・ソヒ戦も計量失敗し、今度はハム・ソヒが対戦を飲みませんでした。彼女の計量失敗について、思う所はありますか。

「イツキが体重を落とせてなくて、ハム・ソヒと戦えなかったことで私はアンジェラ・リーとの再戦に集中できるから、少しハッピーだったわ(笑)」

──!! そうなのですね……(苦笑)。

「イツキとハム・ソヒが戦わなくて、勝者も生まれなかった。だからアンジェラに挑戦するライバルとの試合が、オプションになったから(笑)。私とイツキが戦えば、良い試合になるとしてもね。彼女は打撃だけでなく柔術にも優れているから、凄くエキサイティングな試合になると思う。だからイツキとは、いつか戦いたいと思っているわ」

■放送予定
1月14日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN06対戦カード

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<150ポンド契約/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
佐藤将光(日本)

<ONEキックボクシング世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者]スーパーボン・シンハマウィーン(タイ)
[挑戦者] チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<ONEキックボクシング世界フライ級王座決定戦/3分5R>
スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ONEサブミッショングラップリング世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/12分1R>
[王者] マイキー・ムスメシ(米国)
[挑戦者] ガントゥルム・バヤンドォーレン(モンゴル)

<フリースタイル女子アトム級(※52.2キロ)/3分4R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
アニッサ・メクセン(フランス)

<215ポンド契約/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
ジルベウト・ガルバォン(ブラジル)

<キック・フライ級/3分3R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
ジドゥオ・イブ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
ジョニー・ヌネス(米国)

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o ONE UFC アンジェラ・リー

UFC on ESPN42:第1試合・ヤスミン・ハウレギ vs. イステラ・ヌネス

女子ストロー級

メキシコのハウレギは23歳で9戦全勝。前戦は8月のUFCデビュー戦。当初はイステラ・ヌネスと対戦予定だったが、ヌネスが負傷欠場したために、代役のUFCデビュー戦の選手と対戦し、飛び込んでパンチを打ち込む展開で判定勝ちしたが、相手の実力も不明のため、どれだけ出来るかは未知数。

ヌネスはここまでUFC2連敗中。ONEではアトム級王者アンジェラ・リーのタイトルに挑戦したこともある。ムエタイベースのストライカーだが、グラウンドに穴があり、UFCではいずれもそこを突かれて敗れている。

ハウレギがパンチで出ていく。詰められたヌネスだが、カウンターの右を入れてハウレギフラッシュダウン!すぐ立って組み付きテイクダウンを狙ったが、力が入っていないのか切られた。ハウレギ再びパンチで出ていく。ヌネス下がり気味だが左のカウンターがヒットする。ケージ際でハウレギタックル。テイクダウン。が、すぐにリカバリーして立ち上がるヌネス。倒されてもすぐ立てるようになっている。ちょっと前に出る圧力が落ちたハウレギ。ヌネスはロー。蹴りも出るようになった。ハウレギが飛び込んできたところに左を合わせる。また出てきたハウレギ。ヌネス下がりながら打撃を出すが、ちょっと圧を受けている。ホーン。

1Rヌネス。

2R。また飛び込んでくるハウレギ。ヌネス下がりながらパンチを合わせようとするが、また圧を受けている。パンチ連打で出るハウレギ。ヌネス右をもらい尻もちダウン!バックから殴る。ヌネスすぐ立つと四つに組んでしのごうとする。ハウレギケージに押し込む。クリンチで耐えるヌネスだが、肘で引き剥がしたハウレギ。パンチで出ると、もらってヌネスまたダウン。ハウレギパウンド。ガードを取り、下からホールディングするヌネスだが、引き剥がしたハウレギがパウンド。足をさばいてサイドから鉄槌連打。もらっているヌネス。ガードを取っているがパンチ・肘が顔面に入っていて機能していない。足を固定し顔面にパウンドを入れるとレフェリー止めた。

なぜ止める?というジェスチャーを見せたヌネスだが、顔面にもらいすぎているし、止められても致し方ない。

無敗のハウレギ、ダウンのピンチもあったが、無敗らしい怖いもの知らずの攻めで逆転勝利。

ヌネスは3連敗に。スタンドで圧を受けると下がりすぎて、得意の蹴りを出すことができなかった。

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【ONE163】2022年2度目の日本向けPPV大会が決定。青木真也、岡見勇信、若松佑弥、平田樹が出場

【写真】ABEMA TVでPPV中継が行われるONE163、日本人選手の活躍は――(C)MMAPLANET

17日(月)、東京都でONE Championshipが記者会見を行い、11月19日(金)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE163「AKIMOTO VS PETCHTANONG」の追加対戦カードを発表した。

会見にはチャトリ・シットヨートンCEOをはじめ、同大会に出場する日本人選手が出席した。メインイベントとしてONEキックボクシング世界バンタム級タイトルマッチ、秋元皓貴✖ペッタノン・ペットフォーガスが行われるONE163。MMAでは青木真也✖ザイード・イザガクマエフ、岡見勇信✖オンラ・ンサン、若松佑弥✖ウ・ソンフン、そして平田樹✖ハム・ソヒの4カードが発表された。


会見にはチャトリCEO、青木真也、岡見勇信と若松佑弥が出席。外国人選手ならびに米国滞在中の平田樹は、ビデオメッセージでコメントを出している。


チャトリ・シットヨートンCEO
「現在、ONEは20人の日本人選手と契約しています。今年3月のONE Xは、ABEMA TVのPPV放送で少しではありますが成功を収めました。ABEMA TVとは毎年PPV中継を行い、日本人選手の良いカードを組んでいきたいと思います」

ザイード・イザガクマエフ(C)ONE


青木真也
「前回、前々回と負けていて、次はイージーな相手との試合だと思っていたのですが、フタを開ければ厳しい相手で。こういう厳しい試合は今の日本には少ない。(イザガクマエフは)強い相手だと思います。ONEライト級ではクリスチャン・リーを除けば、一番危険な相手です。自分自身の強さと戦いを自分の中で貫いて、戦いというのはこういうものだ、というものを見せられると思います」

青木✖イザガクマエフについてチャトリCEOのコメント
「イザガクマエフはグラウンドに持ち込んでパウンドを打つタイプ。シンヤ・アオキはグラウンドでサブミッションを仕掛ける。最初にグラウンドでトップ・ポジションを奪ったほうが勝つと予想しています」


オンラ・ンサン(C)MMAPLANET


岡見勇信
「自分の試合が3年ぶりなるので、緊張しています。自分の年齢でこの舞台に帰ってくるというのは、すごく怖さもあり、やっと来たかというワクワク、自分の仕事ができるという想いもあります。その相手がずっと対戦したかったオンラ・ンサン選手ということで、この舞台に帰って来られたことを本当に嬉しく思います。ONEではウェルター級で試合をしていましたが、彼と戦いたいと思い、ミドル級に上げました。それがこのONEでやるべきことで思っていました。全てを尽くして戦わなければ勝つことは難しいし、自分の格闘技人生を賭ける試合になると思います。精いっぱい頑張ります」

岡見✖ンサンについてチャトリCEOのコメント
「この試合もKO決着が必至のカードです。ユーシン・オカミがグラウンドに持ち込めばパウンドで、あるいはオンラ・ンサンがスタンドで、どちらにしてもKOで決まると思います」


ウ・ソンフン(C)ONE


若松佑弥
「前回の試合は相手の計量失敗で無くなり、少しガッカリしました。でも、すぐにまた試合を組んでくれたので、そのままの気持ちで次の試合に臨みます。試合は単純にブッ倒して、KOします。相手はKOするパワーがあるけど正直言って、それだけですかね。打ち合いで、1分くらいで倒そうと思っています。MMAなので寝かせてボコボコに削ってやってもいいし、いろいろ考えています。僕は強さを求めて、ONEのベルトを夢見て頑張っています。しっかりKOしますので、楽しみにしておいてください」

若松✖ウ・ソンフンについてチャトリCEOのコメント
「お互いにKOできるストライカーです。ユーヤ・ワカマツはワンパンチでKOするパワーを持っているし、ウ・ソンフンも同じ。非常に期待できる試合です。ワカマツは日本人ナンバーワンのストライカーであり、将来的にチャンピオンになることは間違いありません。現在ONEに出ている日本人選手のなかでも、最もチャンスのある選手だと思っています」


ハム・ソヒ(C)ONE


平田樹
「相手が強いことは分かっています。今ハム・ソヒが強いと言われている時にやりたかった。みんなは私がどうやって負けるのか、と考えているかもしれないけど、自分はチャンスがあると思っています。メチャクチャしんどい練習をしているからこそ、ヤバイ相手とやりたいなっていう気持ちが勝ちました。時代を変えていこう、自分の時代にします」

平田✖ハム・ソヒについてチャトリCEOのコメント
「女子アトム級最高のマッチアップです。レジェンドであるハム・ソヒと、いま勢いのあるイツキ・ヒラタとの試合もKO決着になるのではと予想しています。イツキが勝てば、次はアンジェラ・リーとのタイトルマッチを考えています」

また、チャトリCEOは今後のテレビ中継について「ABEMA TVとは、今後も土曜日のゴールデンタイムにPPV中継を行いたいと話をしています。北米でのテレビ中継は、契約上シンガポールから映像を送ることになっています。日本には日本向けのイベントを、日本のゴールデンタイムに流し、日本人王者の誕生を期待したい」と語っている。


ONE Fight Night03「Lineker vs Andrade」

■放送予定
10月1日(土・日本時間)
午前9時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night03対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ジョン・リネケル(ブラジル)
[挑戦者] ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ONEムエタイ世界ライト級王座決定戦/3分5R>
レギン・アーセル(オランダ)
シンサムット・クリンミー(タイ)

<ムエタイ・フライ級ワールドGP決勝戦/3分3R>
スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
シャミル・ガサノフ(ロシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ジャレミー・ミアド(フィリピン)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ONEサブミッショングラップリング世界ライト級(※77.1キロ)王座決定戦/12分1R>
ケイド・ルオトロ(米国)
ウアリ・クルジェフ(ロシア)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アミール・ナセリ(イラン)
内藤大樹(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
エイサー・テン・パウ(米国)
メヂ・ザッツプッツ(アルジェリア)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リー・ビヴィンス(米国)
ノエル・グホンジョン(フランス)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
ジヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

ONE162「Zhan vs Di Bella」

■放送予定
10月21日(金・日本時間)
午後8時~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/3分5R>
チャン・ペイミエン(中国)
ジョン・ディベラ(カナダ)

<キック・ライト級/3分3R>
ニキー・ホルツケン(オランダ)
イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
ウインジソン・ハモス(ブラジル)

<キック・フライ級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
ムハマド・ブゥタサ(オランダ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジミー・ビエノ(フランス)
ニクラス・ラーセン(デンマーク)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
レアンドロ・イッサ(ブラジル)
アルテム・ビュラク(ロシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
チョーファー・トー・センティアノーイ(中国)
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)

ONE163「Akimoto vs Petchtanog」

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
ABEMA格闘チャンネル

■ONE163 対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)
青木真也(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

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『ONE Fight Night 2』試合結果

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▼ONE世界女子ストロー級選手権試合 5分5R
〇ション・ジンナン(中国)125.00 lbs, 1.0005
[判定3-0]
×アンジェラ・リー(米国)123.75 lbs, 1.0005

▼ONE世界フライ級サブミッション・グラップリング選手権試合 1R12分
〇マイキー・ムスメシ(米国)134.50 lbs, 1.0233
[判定]
×クレベル・ソウザ(ブラジル)135.00 lbs, 1.0191

▼アトム級→54.77kg契約 5分3R
〇スタンプ・フェアテックス(タイ)115.00 lbs, 1.0107
[判定3-0]
×ジヒン・ラズワン(マレーシア)120.25 lbs, 1.0053 ※体重超過

▼フェザー級
×マーティン・ニューイェン(豪州)155.00 lbs, 1.0083
[1R 3分33秒 TKO] ※パウンド
〇イリヤ・フレイマノフ(ロシア)154.50 lbs, 1.0091

▼ライト級 5分3R
〇ハリル・アミール(トルコ)169.50 lbs, 1.0214
[2R 0分58秒 TKO] ※パウンド
×ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)170.00 lbs, 1.0183

▼キックボクシング フェザー級 3分3R
〇マラット・グレゴリアン(アルメニア)154.00 lbs, 1.0172
[判定3-0]
×タイフン・オズカン(トルコ/オランダ)154.75 lbs, 1.0087

▼フェザー級 5分3R
×髙橋遼伍(日本/KRAZY BEE)154.75 lbs, 1.0074
[判定1-2]
〇オ・ホテク(韓国/Extreme Combat)154.00 lbs, 1.0036

▼ムエタイ アトム級 3分3R
〇アニッサ・メクセン(アルジェリア)114.75 lbs, 1.0095
[判定3-0]
×ダオコンファー・バンチャメーク(タイ)115.25 lbs, 1.0066

▼キックボクシング ヘビー級 3分3R
〇ラーデ・オパチッチ(セルビア)245.00 lbs, 1.0036
[2R 1分52秒 KO]
×ヤニス・ストフォリディス(ギリシャ)238.75 lbs, 1.0009

 10月1日にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE Fight Night 2』の試合結果。メインイベントはション・ジンナン vs. アンジェラ・リーのラバーマッチで、ションが判定勝ちし女子ストロー級王座を防衛。世界フライ級サブミッション・グラップリング選手権試合はマイキー・ムスメシがクレベル・ソウザに判定勝ち。スタンプ・フェアテックスがジヒン・ラズワンに判定勝ち。髙橋遼伍はオ・ホテクにスプリットデシジョンで敗れています。続きを読む・・・
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【ONE FN02】初回に猛攻のヂィンナンが、アンジェラの反撃に押し切られず──判定勝ちで3度目を制す

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
シィオン・ヂィンナン(中国)
Def.3-0
アンジェラ・リー(米国)

前に出てジャブを伸ばすアンジェラ。右をかわしたヂィンナンに右ローを蹴っていく。左ローから右をヒットさせたアンジェラに対し、ヂィンナンが右を返す。ボディから左を打ったヂィンナンは、距離を詰めてきたアンジェラに組ませないように戦う。ワンツーボディから左フック、続く右でダウンを奪ったヂィンナンはシングルを切ってヒザを頭部に入れる。さらにパンチからヒザにつないだヂィンナンは、立ち上がったアンジェラにパンチを纏める。

アンジェラは下がりながらよろめいて倒れて、シングルレッグへ。下になり三角狙いのアンジェラは、これを防がれパウンドを被弾する。さらにヒザを受けながらアンジェラはシングルで起き上がると、頭を固めてヒザをボディに入れヂィンナンを離さない。右を差しあげたアンジェラだが、小手を決めたヂィンナンが上を取る。寝技に行かず、立って待ち受けるチャンピオンを見てレフェリーがアンジェラを立たせる。それでもパンチで前に出るアンジェラは、腹と顔面を殴られながら前進を続ける。アンジェラはミドルで距離を詰めてクリンチ、右腕を差してヒザをボディに入れ初回を生き延びた。

2R、右前蹴りから右を伸ばし組んでいったアンジェラ。ヂィンナンが切って離れ、しっかりとアンジェラの攻撃を見て右をヒットさせる。まっすぐダブルに出たアンジェラが右を差しあげて、ボディロックから後方へ投げ切ったアンジェラに対し、ヂィンナンがスクランブルへ。アナコンダで固定し、ヒザを入れたアンジェラは後方回転でアナコンダを続ける。立ち上がって、ヒザを頭部に突き刺すアンジェラがアナコンダで引き込む。上を取り、アナコンダを解いたアンジェラはガードの中からパウンドも、蹴り上げからスタンドに戻られる。

ヂィンナンも疲れた感のあるヂィンナンはケージを背負う状態で右からダブルに入られる。シングルに移行したアンジェラを殴るヂィンナン。チャレンジャーは左腕を差し、ボディロックに。ヂィンナンは肩パンチを突き上げられ、左のパンチを被弾する。離れたヂィンナンが右フックを入れ、アンジェラが前蹴りを放つ。ボディショットを入れたヂィンナンは、呼吸を整え、アンジェラもラウンド終了を待った。

3R、既に心身ともに疲弊している両者──ダメージはアンジェラの方が大きいが、ヂィンナンも疲れが見える。飛び込んだアンジェラはすかされ、姿勢が乱れたところで反対のケージまでヂィンナンがパンチを振るって追いかける。ボディから左フックを当てたヂィンナンに対し、アンジェラがハイキックから殴る。ヂィンナンもディフェンス無用の殴り合いに応じ、組んだアンジェラがヒザからヒジを入れる。

ここで離れたアンジェラはボディを殴られても、右ミドルから右を打ち込む。左右のフックを返したヂィンナンは右を当てて組みながら姿勢を乱す。鋭い前蹴りをかわしたヂィンナンは、左から右オーバーハンドを届かせアンジェラの右をかわし、右ボディを決める。アンジェラのシングルは背中を見せて足を抜いたヂィンナンは、走って距離を取り直す。飛び込んで右を当てたアンジェラだが、ローに右を合わされる。残り50秒、蹴り足を掴まれも右で殴るヂィンナンは右ボディにもハイキックから前蹴りを返す。右ハイから右を当てたアンジェラがパンチを纏める。アンジェラは左ヒジから飛び込んで、組み&ヒザでラウンドを終えた。

4R、笑顔を浮かべたヂィンナンは左に右を合わされる。蹴りからパンチに繋げるアンジェラは、左を殴られても右を返して首相撲へ。ヒザ蹴りを顔まで突き刺すアンジェラが、勢いに乗るとヂィンナンのパンチを被弾しても前に出る。アンジェラが右を入れ、ヂィンナンも右を返す。前に出るアンジェラ、回ってカウンターに蹴り&パンチのコンビネーションで攻める。アンジェラは左ミドルを入れ、ボディをかわすと足を使うようになる。誘うアンジェラに対し、左を当てたヂィンナンがシングルを切る。続くクリンチでヂィンナンを押し込んだアンジェラのヒザ蹴りにも、ヂィンナンは右を振るう。

ヂィンナンの右オーバーハンドがヒットし、ボディから左フックにつなげる。アンジェラは全く怯まず右で前に出ると、ヂィンナンも右を返す。右ローから組んだアンジェラは左ヒザをボディに入れ、ヂィンナンが苦しそうな表情を浮かべる。左エルボーを空振りしたアンジェラはレベルチェンジから、ダブルレッグも時間となった。

最終回、前に出るアンジェラが右を当てる、左を返すヂィンナンは左ジャブをヘッドムーブでかわす。とアンジェラは右ストレートから組んで、ボディロックへ。ここでテイクダウンを奪う。ついにマットに背中をつけたヂィンナンに対し、パスから顔面にヒザを入れたアンジェラがスクランブルでバックへ。立ち上がったヂィンナンは金網を使って、足のフックを許さない。

着地したアンジェラに対し、手首を掴んだ状態のヂィンナンが胸を合わせる。離れた両者、残り2分を切り、ヂィンナンが左を当てる、待ってカウンター狙いのチャンピオンは、左を見せてアンジェラを誘う。前蹴りから右を伸ばすアンジェラだが、ワンツーに右をカウンターで受ける。右ハイ後に、右を受けた挑戦者。ヂィンナンは足を使い、ケージを意識した位置取りでやはりカウンターを狙う。

左ハイのアンジェラは右の蹴りを見せて、両手を広げる。飛び込んで左を当てたアンジェラだが、押し込み切れずに時間に。両者、勝利をアピールもニアフィニッシュでいえば初回のヂィンナンが優勢なことは間違いない。その後の展開で、前に出る攻撃とテイクダウン、ヒザ蹴りやダーティボクシング、ヒジ打ちという攻撃でアンジェラがどれだけ盛り返したことになるか。

結果、ジャッジは3者揃ってヂィンナンを支持。初回のダウン2度をアンジェラは取り返すだけの状態に戻せず──この世界戦はONEの判定基準通りの試合結果となった。

「観客は違う考えがあるかもしれないけど、私はこの試合に全てを掛けてきた。ちゃんと分かってくれるファンに感謝している。チームと私はこれまで何をすべきか分かってやってきた。ファンが何を想おうが関係ない。アンジェラとはMMAでもキックでも──4度目を戦っても構わない。今日は中国73回目の国慶節、母国にハッピーバースデーと言いたい。アンジェラ、最高の試合をしてくれてありがとう。進化したアンジェラと戦えて、私はハッピーだった」とチャンピオンは話した。

「皆、喜んでくれたら嬉しい。初回、ヂィンナンは力強い攻撃をした。でも、そこからは継続的に私は攻めていたと思う。この判定は理解できない。全てをこの試合に全てを賭けて戦った。彼女と立ち技で殴り合い、ヒザを入れて戦え楽しかった。皆、愛している。ありがとう。4度目? 一進一退の試合だけど私は勝っていたと思っている。私はやるべきことやるだけ。なるようになるわ」と笑顔交じりで、悔しさをにじませたコメントを残した。


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o アンジェラ・リー

ONE Prime Video2:第7試合・スタンプ・フェアテックス vs. ジヒン・ラズワン

女子アトム級だったが、ラズワンが体重オーバーしキャッチウェイトに。スタンプ1位、ラズワン5位。

女子アトム級GPで優勝し、アンジェラ・リーのタイトルに挑戦したがチョークで一本負けしたスタンプ vs. V.V Mei・平田を破り連勝中のラズワン。

四つからスタンプが押し倒してテイクダウンするとすぐにマウント!しかしハーフに戻したラズワンが脇を差してバックに回る。立ったスタンプにタックル。ダブルレッグで尻餅をつかせる。両足を束ねるラズワン。尻餅をついた体勢で肘を入れていくスタンプ。ゴング。

2R。ローの蹴り合い。さらに右を入れたスタンプ。またスタンプの右がヒット。ラズワンタックル。切ってすかさず頭部に膝を入れて立ったスタンプ。ラズワンなおも出る。またタックル。また切って膝を入れるスタンプ。そこからバックマウントに。チョーク。喉元に入っているが、引手をつかんで耐えているラズワン。外したスタンプだがバックマウントをキープ。正対しようとするラズワン。反転。上になったラズワンだが残り30秒。ゴング。

出ていくラズワン。が、スタンプの左肘をもらいダウン!すぐ上になるスタンプ。ハーフから肘。下からしがみついて耐えるラズワン。ガードに戻す。しがみつくのみのラズワンをケージに押し付けて密着したまま肘。残り1分でラズワン腕十字!スタンプ体をまたいでディフェンス。上を取ろうとするラズワンに膝十字!膝が逆向きに反っているが、ラズワン耐えて上に。スタンプガードでディフェンス。タイムアップ。

判定3-0でスタンプ勝利。