カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UAEW UAEW50 アギラン・タニ アリベク・スレイマノフ

【UAEW50】目まぐるしいスクランブルをギロチンで堰き止めたスレイマノフが、アギラン・タニに一本勝ち

<ミドル級/5分3R>
アリベク・スレイマノフ(ロシア)
Def.2R2分22秒by ギロチンチョーク
アギラン・タニ(マレーシア)

左右に回るアギランは、スレイマノフの蹴り蹴り足をキャッチしに掛かる。組んでいったアギランだが、逆にシングルレッグで倒されるとすぐに立ち上がる。スレイマノフのシングルレッグにギロチンを合わせたアギランだが、頭を抜かれてケージに押し込まれる。背中を取られたアギランは立ち上がってクラッチを剥がしに行くが、前方にテイクダウンされ背中に乗られる。

スレイマノフは振り落とされそうになり、着地するも逆にシングルレッグを仕掛けられる。スイッチしてトップを取ったスレイマノフは、スクランブルでバックに回ると半身で右腕ごとフックしていくが、アギランが反転してトップへ。

さらにスクランブルで背中についたアギランだが、落とされてハーフで抑えられる。リストコントロールで殴られないようにしたアギラがキムラを仕掛けるも、時間となった。

2R、開始直後にダブルレッグでテイクダウンをしたアギランが、バックを取る。ロールして、胸を合わせたスレイマノフはここもハーフでトップに。ニーシールドのアギランだが、スレイマノフは枕で圧を与える。ハーフで潜りつつ、シングルを狙ったアギランはアームインギロチンに捕えられタップした。


The post 【UAEW50】目まぐるしいスクランブルをギロチンで堰き止めたスレイマノフが、アギラン・タニに一本勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB Brave CF Cage Warriors MMA MMAPLANET o ONE PFL UAEW UAEW50 UFC   アギラン・タニ アリベク・スレイマノフ アリ・アルカイシ アンドレ・フィアーリョ イアゴ・ヒベイロ エミリアーノ・ソルディ キック シェフバン・アルハソフ ジェコンギル・ジュマエフ タフィル・アブデュラエフ ライカ 岡見勇信 藤田大 藤田大和

【UAEW50】藤田大和の挑戦以外も、見所タップリ。フィアーリョが再登場、アギラン・タニが初陣

【写真】ソルディとアギランが、砂漠のMMAに挑戦 (C)UAEW

藤田大和がイアゴ・ヒベイロとフライ級王座決定戦を戦うUAE Warriors50が、19日(土・現地時間)にアラブ首長国連邦 アブダビ首長国、ADNECマリーナ・ホールで開催される。
Text by Manabu Takashima

PFL MENAという中東&マグレブのイスラム社会に特化したMMA大会がスタートし、バーレーンのBRAVE CFは独自のグローバル展開を続けるなか、UAEWは中東の独特な風土と経済力を背景にしつつ、UFCを頂点としたMMAヒエラルキーにあって重要なフィーダーショーかつ、インターナショナル・イベントを展開している。


今大会はまさにUAEWの特徴と魅力が詰まったイベントといえる。藤田が戦うフライ級タイトル戦以外にフェザー級とウェルター級の2階級でもベルトが懸かった試合がマッチアップされた。

メインのUAEWフェザー級選手権試合は、ヨルダン人王者アリ・アルカイシにスウェーデンのサムエル・バークが挑むというもの。UFCベテランでDESERT FORCE、BRAVE CFと砂漠のMMAをリードしてきたアルカイシは、UAEWではアラビアと二つのベルトを巻く。

チャレンジャーのバークはCage WarriorsとOKTAGONという欧州内ビッグショーで戦ってきたキャリア9勝2敗のストライカーで、スウェーデンの国内キック王者でもあった。いわばメインはご当地ファイターがイベントを締めるという形になっている。

コメインのUAEWウェルター級王座決定戦はロシアのシェフバン・アルハソフとアゼルバイジャンのタフィル・アブデュラエフが激突する。アブダビといえばヌルマゴとの強いパイプがあるのは周知の事実、アルハソフはそのフルマゴ軍団のエース候補のダゲスタン・ファイターだ。対するアブデュラエフはこれが2度目のタイトル挑戦となる。

アルハソフは8勝0敗、アブデュラエフは16勝2敗で共にコンバットサンボがベースとなっているガチンコ対決だ。

タイトル戦以外にもアンドレ・フィアーリョ、エミリアーノ・ソルディ、アギラン・タニらの出場にも注目が集まる。UAEWからUFCにステップアップをしたフィアーリョは最高峰で2勝5敗と結果を残せず、再生の場にUAEWを選んだ。とはいえ対戦相手のジェコンギル・ジュマエフは戦績10勝4敗のウズベキスタン人ファイターで、ライト級王座挑戦に失敗し階級を上げての再起戦となる。フィアーリョにとって、生易しいファイトとはならない。

カザフのディヤール・ニュルゴウスキと戦うエミリアーノ・ソルディはフィアーリョとキルクリフCFのチームメイトで、PFL2019ライトヘビー級を制したミリオンダラー・ファイター。対するニュルゴウスキは2年振りのファイトとなるが、両者揃って計量に失敗しており、特に後者は4.7ポンドのオーバーとなっている。

キャリア12勝7敗のマレーシア人柔術黒帯のタニは、ONE日本大会で岡見勇信と対戦し、かつてはベン・アスクレンの持つONE世界ウェルター級王座に挑戦したこともあり、ある意味日本で馴染のある選手といえる。

これがONE以外での初めてのファイトとなるタニは、当初はヨルダン人選手のイマンシャピ・ムクタロフとの試合が決まっていたが、欠場により代役のアリベク・スレイマノフと戦うことに。

このスレイマノフはプロMMAは4勝0敗ながらアマチュアで24勝1敗のレコードを持つ実力者だ。アマからプロへと過去5年間負け知らず──15連勝中のスレイマノフとのファイト、アギラン・タニの苦戦は必至か。

この他、プレリミでもフィリピン=アリエル・オリヴェロス×ブラジル=ルーカス・ペレイラのバンタム級戦。女子124ポンド契約体重戦のスウェーデン=エリン・オウバリ×キルギス=アネリア・タクタゴノワなど、国際色豊かなカードが揃っている。

実にスウェーデン、ポルトガル、ロシア、ウクライナ、ジョージア、アゼルバイジャン、ヨルダン、レバノン、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、マレーシア、フィリピン、日本、アルゼンチン、ブラジル──16カ国から22人のファイターが集結する砂漠のMMAの祭典といえるUAEW50、開幕まであと2時間だ。

■視聴方法(予定)
5月18日(土・日本時間)
午後11時00分~ UFC Fight Pass

■UAEW50対戦カード

<UAEWフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アリ・アルカイシ(ヨルダン)
[挑戦者] サムエル・バーク(スウェーデン)

<UAEWウェルター級王座決定戦/5分5R>
シェフバン・アルハソフ(ロシア)
タフィル・アブデュラエフ(アゼルバイジャン)

<UAEWフライ級王座決定戦/5分5R>
藤田大和(日本)
イアゴ・ヒベイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェコンギル・ジュマエフ(ウズベキスタン)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ディヤール・ニュルゴウスキ(カザフスタン)

<ミドル級/5分3R>
アリベク・スレイマノフ(ロシア)
アギラン・タニ(マレーシア)

<163ポンド契約/5分3R>
ニカ・クプラヴィシヴィリ(ジョージア)
ウラジスラフ・ルドネフ(ウクライナ)

<194ポンド契約/5分3R>
モハメド・オシイリ(レバノン)
マムルジョン・ハミドフ(ウズベキスタン)

<ライト級/5分3R>
ズバイル・ズバイロフ(ロシア)
アブダラ・ホツハエフ(タジキスタン)

<バンタム級/5分3R>
アリエル・オリヴェロス(フィリピン)
ルーカス・ペレイラ(ブラジル)

<124ポンド契約/5分3R>
エリン・オウバリ(スウェーデン)
アネリア・タクタゴノワ(キルギス)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウユビイ・アミスハノフ(ロシア)
シミク・マフメドフ(キルギス)

The post 【UAEW50】藤田大和の挑戦以外も、見所タップリ。フィアーリョが再登場、アギラン・タニが初陣 first appeared on MMAPLANET.