【写真】デュプレッシーと対戦するペレスは、フェイスオフでジョーカーのメイクをする力のいれようだった (C)Zuffa/UFC
12日(日・現地時間)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFN179:UFN on ESPN+37「Moraes vs Sandhagen」の計量が、10日(金・同)に行われている。
メインでマルロン・モラエスコリー・サンドハーゲンという見逃せないバンタム級マッチがメインで組まれている同大会には、日本に関係しているファイターも含め気にショートノーティスで世界最高での叩きを実現させた選手がまま見られる。
その1人がアラン・ボドウだ。長らく日本で暮らし、Grachan、HEAT、Grandslamなど独立団体でファイトし、HEATではヘビー級とライトヘビー級のチャンピオンに輝いた。
フランスに帰国後もTKOなどで結果を残しており、今回はセルゲイ・スピヴァクの代役としてトム・アスピナルとのオクタゴン・デビュー戦のチャンスを得た。日本にいた頃は打撃、組みともパワーに押し切ることができたが、一方でガードの甘さがあったのも事実だ。UFCでの打撃戦では命取りになる、その辺りがパリの名門MMA Factoryでどれだけ改善されているか。そして、ここをクリアし次戦からは本来のライトヘビー級で活躍につなげてほしいボドウだ。
ボドゥ同様にメインカードでUFCデビュー戦を戦うのは、南アフリカ人ファイターで元KSWウェルター級王者のドリキュス・デュプレシーだ。
ホドウフォ・ヴィエイラの代役で2週間の準備でマルクス・ペレスと戦うデュプレシーは「ファイトアイランドで戦えるなんてアメージングだ。ここにやって来る前は色々とやることがあったけど、もうあとは戦うだけ。僕はKSWでメインで2度戦っているし、1万5千人の前での試合も経験してきた」と突然の世界最高峰で戦う機会にも自信をのぞかせていた。
スイスからUFC初陣を迎えるステファニー・エッガーは去年の7月にRIZINでKINGレイナにキャリア3度目の黒星を与えた選手。9月5日にホームのスイス・ザンクトガレンでローカル大会で勝利したばかりのエッガー。彼女もまた2週間前というショートノーティスのオファーに合意し、トレイシー・コーテズと戦うこととなった。
コロナ禍だからこそチャンスを得て、ファイトアイランドにやってきた選手たち。この機会を生かし、UFCで生き残ることができるか──大切な初戦の行方が気になる。
■視聴方法(予定)
10月12日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
■UFN179計量結果
<バンタム級/5分5R>
マルロン・モラエス: 136ポンド(61.69キロ)
コリー・サンドハーゲン: 136ポンド(61.69キロ))
<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)
マルチン・ティブラ: 263ポンド(119.29キロ)
<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス: 186ポンド(84.37キロ)
ドリキュス・デュプレシー: 186ポンド(84.37キロ)
<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル: 252ポンド(114.3キロ)
アラン・ボドウ: 254ポンド(115.21キロ)
<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル: 146ポンド(66.22キロ)
イリャ・トピーラ: 146ポンド(66.22キロ)
<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ: 186ポンド(84.37キロ)
KB・ブラール: 186ポンド(84.37キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント: 265 ポンド(120.2キロ)
クリストファー・ダカウス: 227ポンド(102.96キロ)
<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ホアキン・バックリー: 185.5ポンド(84.14キロ)
<バンタム級/5分3R>
アリ・アル・カイシ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 136ポンド(61.69キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 146ポンド(66.22キロ)
オマル・モラレス: 145.5ポンド(66.0キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 136ポンド(61.69キロ)
ステファニー・エッガー: 135.5ポンド(61.46キロ)
<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ: 126ポンド(57.15キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)
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