【写真】写真は昨年10月の東京大会の会見から。ファンからビビアーノ✖ベリンゴンと5度目の対戦について聞かれ、「ケビンにはいくつかの勝利が必要だけど、また実現するかも」と答えていた(C) MMAPLANET
2日(木・現地時間)、ONEのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が公式Facebookで、ホストを務める新番組「The Apprentice: ONE Championship Edition」及び今後の予定や格闘技観に関して、ライブ配信で視聴者からの質問に返答した。
Apprentice(アプレンティス)とは見習いを意味する言葉で、ホスト役の実業家が自ら経営する会社のポストを与えるというリアリティTVショーで、10数名の参加者から毎週1名脱落者が出て、最後に生き残った者が本採用を勝ち取る。米国ではドナルト・トランプ大統領やその一家が出演したこともあり(※製作もトランプ・プロダクションがシーズン14まで関わっていた)、シーズン15まで放送されるなど高い人気を誇っている。
英国やブラジルでの現地版が作られてきたが、そのONE版といえる今回のアプレンティスでは、チャトリCEOがホストとして出演し13話がアジア50カ国で放映予定だ。ゲスト審査員ではアジアを代表する企業のCEOだけでなくONE世界王者やトップファイターも登場し、16名の参加者で最後までお眼鏡が叶ったウィナーは年俸25万ドルで仕事をオファーされ、チャトリCEOの見習いとして1年間ONEに迎え入れられる。
そんなアプレンティスだけでなく、今後の予定、過去の格闘技経験まで多岐に渡るファンの質問に対し、チャトリは35分に渡り対応した。
「アプレンティスをやろうと思ったのはMGM(テレビション。シーズン15から番組を制作している)から、歴史上もっともハードなシリーズを制作したいという話があったから。12人の世界チャンピオンが、ハードなフィジカルトレーニングを参加者に強いてスマートさやシャープさだけでなく、メンタルの強さを試す。そして、この中継でハードコアファンだけでなく、ONEを世界中の一般層に知ってもらえることが楽しみでならない。ドナルド・トランプ、申し訳ないけど君の視聴者数を凌駕するから」とチャトリは、アプレンティスについて語った。
ライブ配信中に日本から山口芽生から「アプレンティスの空手コーチに私を採用しないですか?」という問いかけがあり、チャトリは「メイは素晴らしいマーシャルアーチストで、伝統空手だけでなくブラジリアン柔術でも黒帯。その可能性は大いにある」と話した。
またチャトリによると、アプレンティスにはONE以外の格闘家も1~3名ほど出演する可能性があり、彼のなかで一番の候補は「ジョルジュ・サンピエール」だということを明らかにしている。
今後のONEの活動に関してはMMA、キック、ムエタイに続きグラップリングを取り入れる可能性を問われ「これまでにもトノン✖シンヤ(青木真也)など、グラップリングマッチを組んできた。例えばホジャー・グレイシー✖ブシェシャとか、そうだね……ブシェシャ✖ゴードン・ライアン、ゴードン・ライアン✖ホジャーのノーギを組んでみたい。あらゆるマーシャルアーツのベストを集う場にしたい」と答えている。
この他、「ヴィトー・ベウフォートのONEデビューはコロナの影響で遅れているが今年中に」、「インドでのイベント開催も同じくコロナの影響が出ているが遅くとも来年には行いたい」、そして「3カ月以内にONEのビデオゲームを発表するが、2年以内にさらに規模の大きなゲームを開発し発売する予定である」ことを明言している。
「最高の女子マッチは?」という問いにはシィォン・ヂィンナン✖ジャン・ウェイリ、アンジェラ・リーとスタンプ・フェアテックス絡みなら階級内で誰とでもという返答をしたチャトリ。今後に関しては5月にはこれからについての発表を行い、コロナ禍にある世界に対し「リアルヒーローが世界中の人々をインスパイアさせる──これまでの通りのことを、これまで以上に取り組む」と力強く語っていた。
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