カテゴリー
YouTube キック ボクシング

那須川天心「ボクシングで世界チャンピオンを取る」HIROYAからダウン奪う

那須川天心「ボクシングで世界チャンピオンを取る」HIROYAからダウン奪う
キックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心(22)=TARGET/Cygames=が対戦相手3人とそれぞれ1ラウンド3分ずつ対戦する過酷な変則マッチに臨んだ。

那須川は初戦でRISEを主戦場とする大崎孔稀(21)=OISHI GYM=と対戦。2戦目の相手はキックボクシングのHIROYA(29)=TRY HARD GYM。そして当日発表の「X」と発表されていた3戦目の対戦相手・所英男(43)=リバーサルジム武蔵小杉 所プラス=と戦った。  髪を虹色に染めて、入場曲・矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」に乗ってリングイン。試合は足によるあらゆる攻撃行為を禁止としたスタンディングバウトで行われ那須川がKOすればインターバル後に相手が交代、那須川がKOされれば試合終了、判定は実施しないルールで開催された。  最初の対戦相手・大崎とグラブを交えた。ゴングと同時に激しい打ち合い。ノーモーションからのジャブ、ストレート、フック、アッパーと多彩なパンチを披露する那須川に対し、大崎もひるまずに前に出ず、強烈な右のストレートで応戦。両者倒れず、ゴングを迎えた。  第2ラウンドは那須川より体重13キロも重いHIROYAとの対戦。ガッチリガードを固めて一撃を狙う相手に対し、那須川は慎重に動きながら多彩なパンチを繰り出した。終盤に前に出た相手に対して、こん身の左アッパーからの左ボディーを見舞い、ダウンを奪った。  所との第3ラウンドはスピード感ある展開。那須川は所の意表をつくバックブローを冷静にかわすと手数を出して残り1分を切って優勢に。カウンターの左ストレートで何度もぐらつかせた。  試合後はリング上でマイクを取った。「皆さん、コロナ禍の中、集まってくださり、本当にありがとうございます。こうやって1体3マッチ、なかなか賛否あって、僕もやるのかやらないのか、すごいドキドキしましたし、こういった試合をやってもいいのかなと思ったんですけど、でも、こうやってテレビで格闘技が放送されるということで、こういう試合に挑むということに決めました。そして戦ってくれた、大崎選手、HIROYA選手、所選手、本当にありがとうございます」とファンと対戦相手に感謝の思いを述べた。  そして「僕は来年3月をもってキックボクシングを卒業して、ボクシングの道に専念します。悲しいんですけど。次の年末、キックボクシングで、RIZINで最後の試合となります。大みそかでRIZINは最後なので、それにふさわしい試合をしたいなとも思いますし、今、RIZINすごいブームだと思うので、東京ドームで今年はできて本当うれしかったです」と改めて宣言。その日を見据えて、この日は終始ボクシングのスタイルで戦った。  キックボクシング無敗のまま、ボクシングへ、異例の挑戦。それでも「僕が挑戦しない方が怖いと思いますし、ちょっとした失敗なんて、失敗じゃないし」、「僕は本気で、ボクシングで世界チャンピオンをとろうと思っています。みなさん、那須川天心というものに、夢を託してください。僕は絶対にやり遂げます。みなさん、今日は応援、ありがとうございました」など、自ら厳しい道に突き進む覚悟を示した。

カテゴリー
YouTube キック ボクシング

2021 6 13 キックボクシングKOS大会 極 勝利 ありがとうございました

キックボクシング
親子
オフミ
キックボクサー
強者

カテゴリー
RIZIN キック

RIZIN.28:第2試合・シビサイ頌真 vs. スダリオ剛

120kg契約。

カーフキックを蹴るシビサイ。ジャブ。またカーフ。プレスしてロープまで下がらせるシビサイ。飛び込んでシングルレッグからダブルレッグへ。倒しかけたが倒せず離れた。パンチから距離を詰めたシビサイが首相撲から膝を放ったが空振ってスリップダウン。立った。またカーフを蹴るシビサイ。シビサイのパンチをもらっているスダリオ。シビサイタックル。これは切られた。カーフを蹴られてサウスポーにスイッチしたスダリオ。口が開き気味。詰めていくシビサイ。両膝に手をつくが疲れているか?ゴング。

両者ともスタミナが切れてきている。

2R。ミドルを蹴ったシビサイ。ワンツー。スダリオはインロー。ちょくちょくガードを下げるシビサイ。疲れがあるにせよ、露骨にその様子を見せるのはどうか。両者手が出ない。レフェリーが両者に攻めるように注意。再開。シビサイ前には出ているがほぼ手が出ていない。右ハイを放つがスローでかわされる。残りわずかでラッシュしたスダリオ。シビサイ打ち返す。ゴング。

3R。じわじわ出るシビサイ。シビサイタックル。テイクダウン。サイドからパウンド。亀になったスダリオにたすきでクラッチしてバックに回りチョーク!喉元に入り耐えていたスダリオだがタップ!

カテゴリー
RIZIN キック

RIZIN.28:第1試合・弥益ドミネーター聡志 vs. “ブラックパンサー”ベイノア

73kg契約。

ローを蹴るベイノア。ドミネーターは飛び込んでパンチ。距離を取ったベイノア。間合いを詰めるドミネーター。ベイノアのミドルで尻もちをついたドミネーター。攻めてこいとアピールするが付き合わずブレイク。ドミネータータックル。サッカーボールキックを放ったベイノアだがかわした。しかし間合いを詰めたところでベイノアのパンチを貰い手をついてダウン。すぐ立つ。ドミネータータックルで押し込もうとするがベイノア切る。さらにタックル。かわされ引き込むドミネーター。サッカーボールキックを狙ったベイノアだがドミネーター立つ。スタンドでベイノアのパンチがヒット。ドミネーターパンチで打ち合うがベイノアが出ていく。1R終了間際にタックルに入ったドミネーターだがゴング。

2R。パンチを打ち込むベイノア。ドミネータータックル。ボディロック。ロープに腕を掛けたベイノア。倒したがロープを掴んで立つベイノアをまたテイクダウン。またロープに腕をかけるベイノア。寝かせたドミネーター。ロープから外に出ようとしたベイノアだがドントムーブがかかる。ドミネーターハーフバックに。しかしベイノア向き直り立つ。ベイノアにロープつかみのイエローカード。間合いを詰めたドミネーターがボディロック。テイクダウン。レッグマウントから上っていきマウント。残り40秒。ベイノア反転。立った。パウンド、踏みつけ。ゴング。

ベイノア、2Rにまたロープつかみがありレッドカード。

3R。ドミネータータックル。テイクダウンしまうんと。ブリッジで返そうとするベイノアだがこらえてハーフにしたドミネーターが固めてパウンドを入れる。ドントムーブ後自ら立ったドミネーター。ベイノアが立った瞬間にタックル。一度放して足へのタックルに切り替えたが切られて後方に倒れる。パウンドを打ち込むベイノア。亀で固まりパウンドをもらっているドミネーターだがそこからタックルへ。しかし抜けたベイノア。亀のドミネーターにパウンド。ドミネーター、脇に挟んだ腕にキムラを仕掛けてスイープ。しかしベイノア起き上がり上に。タイムアップ。

判定2-1でドミネーター勝利。

レッドカードの減点?

カテゴリー
YouTube キック ボクシング

【ボクシングラジオ】那須川天心vsミスターX!! ジョシュアvsウシク決定間近!!

タイソン・フューリーvsデオンテイ・ワイルダーの試合や、アンソニー・ジョシュアvsオレクサンドル・ウシクの試合、はたまたクロフォードの次戦について等、注目のボクシングニュースを振り返りつつ、開催直前となるキックボクシング界の神童・那須川天心選手のスペシャルボクシングマッチの試合についても触れていきます!果たしてミスターXは誰なのか…!?

Instagramアカウント → https://www.instagram.com/boxing_and_boxing/

#ボクシング #ジョシュアvsウシク #那須川天心

カテゴリー
MMA Report UFC UFC263 キック ジョアン・カルダーウッド ローレン・マーフィー

【UFC263】まさに一進一退、スプリットでマーフィーがカルダーウッドに辛勝

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジョアン・カルダーウッド(英国)

ジョジョことジョアン・カルダーウッドが、女子フライ級王座挑戦権に近づくためにマーフィーと対戦。右オーバーハンドを振るったジョジョ、かわしたマーフィーにサイドキックからスピニングバックフィストを見舞う。スーパーマンパンチから右ハイと、蹴りと拳のコンビを駆使するジョジョは、クリンチでケージを背負う。頭の位置をずらし、胸を合わさせないでヒザを入れたジョジョが距離を取り直した。

左右のローで前足を削ったジョジョは、左フックを狙う。続いてワンツーを当てたマーフィーが左ボディストレートを入れる。ジョジョも右ストレートを当て、左ジャブを突きさす。前蹴りにも左ジャブを届かせたマーフィーだったが、首相撲でエルボーの連打を許す。ジョジョのローに右を合わせたマーフィーは、蹴りをしっかりとガードする。スピニングバックエルボーを被弾しながらバックにマーフィーがまわったところで、初回が終わった。

2R、シングルレッグでジョジョをケージに押し込んだマーフィーが、ボディロックから前方へテイクダウンを決める。マーフィーはリストコントロール&両足を束ねて、後方から殴る。ケージもあり身動きが取れないジョジョはパンチを纏められ、半身で我慢の時間が続く。手首を噛んでパンチを防ぐジョジョが上を向くと、マーフィーはマウントを狙いつつ肩固めも仕掛ける。

マーフィーはハーフでのコントロールに切り替え、鉄槌を落とす。ジョジョはキムラを防ぐが、スクランブルに持ち込めない。マーフィーはワキ腹にエルボーを落とし、顔面にもヒジを見舞ってラウンド終了を迎えた。

最終回、右ストレートを当てたジョジョが、左ジャブを伸ばす。さらに右オーバーハンドを狙い、蹴りにつなげる。マーフィーは右フックをヒットさせるが、ジョジョが右ストレートから左ミドルを決める。続く右からの左ハイは届かなかったが、腹に前蹴りを入れジャブを打ち込む。距離を詰めることができないマーフィーは、ワンツーも左を被弾。ジョジョはダブルレッグを切り、ボディにヒザを入れる。

足がついてこない組みを続けるマーフィーは、アッパーも打たれる。そこからヒザを腹に入れたジョジョが、首相撲でヒザ&エルボーを続ける。首相撲に付き合ったマーフィーは、ダブルには移行できずに離れる。ジョジョはジャブ、右ストレート、組んでヒザとエルボーでマーフィーを圧倒する。

2Rの劣性を取り返したジョジョは、フックを被弾してもヒジを打ちつける。互いにスーパーマンパンチを見せた終盤、ジョジョはスピニングバックフィストを狙いフックを連打する。マーフィーも応じて、左右のフックを繰り出してタイムアップに。2Rと3Rは明白に取り合った両者、スプリットに割れ──マーフィーが凱歌が挙がった。


The post 【UFC263】まさに一進一退、スプリットでマーフィーがカルダーウッドに辛勝 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
UFC キック

UFC263:第2試合・ファレス・ジアム vs. ルイージ・ベンドラミニ

ライト級。

フランスのジアムはキックがバックボーンでISKAのタイトルを取っている。UFC初戦はケージに押し込まれる展開で判定負け、2戦目はグラウンドで下になる展開が多かったものの、ジャッジはパウンドでの与えたダメージを評価し判定勝ちでUFC初勝利。

ブラジルのベンドラミニは代役で組まれたUFC初戦は階級上の試合でKO負け。昨年10月、2年のブランク開けで組まれた2戦目はスタンドの打撃でダウンを奪い鉄槌ラッシュで1RKO勝ち。

長身のジアムが間合いを詰めてジャブを入れていく。ベンドラミニは下がって距離を取りつつ飛び込む機会を伺うが、両者出ていかず会場から奇声が飛ぶ。じわじわプレスしてきたジアム。ケージ際付近をサークリングするベンドラミニ。残り1分。ラウンドを取るため出ていくベンドラミニだがジアムのジャブに阻まれる。右ハイを放ったが空振り。ホーン。

1Rジアム。

2R。1Rを落としたベンドラミニが出ていく。タックル。しかし切られた。ジアムのローをキャッチし組み付くがまた切られる。出ていくベンドラミニだがジアムが距離を取りジャブを入れていく展開に。ベンドラミニタックルでケージまで押し込むとダブルレッグへ。こらえて離れるジアム。残り1分。出ていけないベンドラミニ。リードしているジアムも出る必要はなく、見合いが続いて会場ブーイング。ホーン。

2Rジアム。

3R。ベンドラミニが左右のフックを振り回して出るとヒットしたのかジアム後退。追いかけてパンチを振り回すジアム。ケージ際でタックルへ。切られたがまたプッシングで倒した。ガードをパスしてサイドへ。マウント!ジアムが返そうとすると自らハーフにするベンドラミニ。上からギロチンを狙うが放した。肩固めのセットはジアムが外す。ガードに戻したジアム。ベンドラミニは上から肘。残り2分。最低でも2ポイント欲しいベンドラミニだが、ジアムがケージ際で足で距離を作って立った。ジアム距離を取り逃げ切り体勢。追いかけるベンドラミニに高速サークリングしつつジャブ。しかしケージに詰まったところでパンチを入れるベンドラミニ。時間が過ぎていく。またパンチを入れると組み付いたベンドラミニだが残り10秒。タイムアップ。

3Rは10-8がつくかは微妙。

29-28×2、28-28の2-0でジアムが際どい判定勝ち。

3R10-8つけたのは1人のみ。会場はブーイングを送るが妥当な判定。ベンドラミニ、3Rのラッシュは良かったが、少なくとも最後まで立たせず攻めなければ10-8は取れない。立たれた時点で逃げに入ったジアムを捕まえられなかった。

カテゴリー
UFC キック ボクシング

UFC263:第1試合・カーロス・フェリペ vs. ジャイク・コリアー

ヘビー級。

ボクシングバックボーンのフェリペはUFCでは前座戦線で2勝1敗。3戦全て判定勝ち。

コリアーは元々ミドル級で絞られた体だったが、その後ライトヘビー級に上げ、さらに昨年からヘビー級のリミットいっぱいまで増量し、まるで別人に。初戦は秒殺KO負け。前回は同様にライトヘビー級から上げてきたジャン・ヴィランテに打撃の手数で上回り判定勝ち。

距離を詰めるフェリペ。下がりながらパンチをヒットさせるのはコリアー。パンチを貰うと効いてないアピールなのか挑発するフェリペだが、距離を取ってジャブを当てていくコリアー。お腹タプタプながら、元ミドル級らしくスピンキックなども放つ。フェリペオーバーハンドの右。先に手を出すのはフェリペだが、打たれた後それ以上の手数で打ち返すコリアー。

3R。変わらず出ていくフェリペだが、コリアーが下がりながらジャブを当てていく。相変わらず挑発行為の多いフェリペ。コリアーダブルレッグで飛び込んだがフェリペ切った。スタミナが苦しいのかマウスピースを吐き出すコリアー。フェリペは先手を取るがやはり手数が足りない。空振りも多い。残り1分。疲れが見えるコリアーだが、それでも手数は出していく。客を煽るフェリペだが時間がない。コリアーワンツーからミドル。タイムアップ。

試合後、判定を待つ間も客煽りをするフェリペ。

29-28コリアー、29-28フェリペ、29-28フェリペ。スプリットでフェリペの勝利。

スタッツでは1Rはコリアー、2R・3Rは五分だがややコリアーが上だったが、手数よりダメージを取ったか。コリアーはダメージよりも疲れの方が大きかった気がするが。

カテゴリー
MMA PRIDE・格闘技 RIZIN キック ボクシング

【RIZIN】RIZIN.28 弥益ドミネーター×ベイノア

弥益×ベイノア

RIZIN.28はいよいよ明日。駆け足で全試合展望を進めていきましょう。今回は弥益ドミネーター聡志(team SOS)דブラックパンサー”ベイノア(極真会館)の73kg契約MMAマッチです。

今大会で最もサプライズ起用だったのがベイノア。J-NETWORK、RISEでウェルター級のベルトを獲得した紛れもないキックのトップ選手。かねてからRIZIN出場、MMA挑戦を示唆する発言をしており、満を持しての参戦を果たします。

しかも極真空手をバックボーンに持ち、極真会館に所属のままMMAに挑戦するというのが何ともロマンがある話じゃありませんか。過去の極真出身のMMA挑戦と言えばDREAMに出場していたアンドリュース・ナカハラを思い出しますが、ベイノアはどこまでMMAにアジャスト出来ているのか。興味と不安が交錯します。

対するはDEEPで王者経験もある弥益。RIZINでは朝倉未来にKO負けを喫したものの、その実力は日本フェザー級ではトップクラス。ボクシングを得意とする芦田崇宏、ストライカーのDJ.taikiからダウンを奪った打撃も妙味です。

もちろんグラウンドに引きずり込んだら寝技に不慣れなベイノアをドミネートするのは容易い話。一本取るか、ぐちゃぐちゃっとしたスクランブルからサッカーボールキックでフィニッシュなんてシーンも頭をよぎります。

ベイノアはテイクダウンを凌いでスタンドに徹する事が出来るか。でもこういう選手って身体能力の高さで予測不能の動きをしたり、常識では考えられない返しをしたりするんですよね。ベイノアの華々しいデビュー戦となるか、弥益がRIZIN定着に繋げるか。注目の第一試合です。
カテゴリー
BELLATOR Bellator260 MMA Report アーロン・ピコ エイデン・リー キック

【Bellator260】凄まじいペースで11分30秒間攻め続けたアーロン・ピコがアナコンダでリーを下す

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.3R1分33秒by アナコンダチョーク
エイデン・リー(英国)

長身のリーが左ミドルハイを続ける。左フックにシングルレッグを合わせたピコが、テイクダウン。すぐにスクランブルから立ち上がったリーはワンツーに真っすぐ下がり、左を見せてからのシングルで2度目のテイクダウンを許す。ハーフで抑えたピコは、足を抜きながら立ち上がったリーをケージに押し込む。

離れたリーに今度はダブルレッグを決めたピコが、ハーフでエルボーを落とす。ここも立ちあがって離れたリーは、左ストレートにボディロックテイクダウンを許し、2分半で4度目のテイクダウンを奪われる。立ち上がらせては倒すピコは、ダブルレッグを合わせると、スクランブルでアナコンダチョークへ。腹ばいになって耐えるリーのバックにピコが回ったが、前転からスタンドへ逃げられた。

リーはケージキックで距離を詰めるが、6度目のテイクダウンを奪われる。立ち上がってパウンドを落としたピコは、エルボーから左のパンチを纏めると、再びスクランブルでアナコンダ、そしてバックに回る。今度は前転についていったピコは、クローズドガードのリーにエルボーを打ちつける。左目の周囲をカットしたリーから、ステップオーバー腕十字。腕を抜かれ、リーが足を戻したところでストレートフットロックからヒールの形も、ピコは力を入れずラウンド終了を迎えた。

2R、ワンツーに左ジャブを受けたピコが、ここもテイクダウンを決めてサイドで抑える。リーが足を戻し、バタフライガードを取る。ピコは腰が浮いた状態でエルボーを打ちつけ、鉄槌へ。パスからヘッドロック、立ち上がったリーに左ボディフックを入れ、直後にテイクダウンへ。さすがに削られ、背中をつける時間が増えたリーが正対すると、ピコはしっかりとアナコンダをセットする。ここも亀になり、バックを譲って前転でガードに戻すリーだが、ピコは即パスから背中を見せたリーのバックへ。前転で逃れ、クローズドを取ったリーを攻め続けるピコのペースが凄まじい。

立ち上がり、パンチを入れたピコは残り20秒でマウントを奪取。リーも足を戻し、攻められ続けるなかでサバイブに成功した。

最終回、キャリア初の3Rを戦うピコは後ろ回し蹴り、左ハイを見切り右ストレート。左ボディフックを入れて、ダブルレッグを決める。パウンドを纏め、立ち上がったピコはダブルレッグを切り、亀からガードを取ったリーをパス。スクランブルでがぶり、ボディにパンチを入れてサイドバックへ。ワキ腹にヒザを痛打するピコは、またもアナコンダへ。ついにリーがタップし、11分30秒攻め続けたピコが一本勝ちを手にした。

「エイデン・リーに感謝している。彼はウォリアーだ。ケガもないし、来月も戦うことができる。アルバカーキーは素晴らしい場所だよ。心はカリフォルニアあるけど、ジムとジム以外でもアルバカーキーは最高だ。次? トップ10の誰とでも戦う。準備はできている。でも、今日はKOできなくてゴメン」と試合と同じくハイペースで話した。


The post 【Bellator260】凄まじいペースで11分30秒間攻め続けたアーロン・ピコがアナコンダでリーを下す first appeared on MMAPLANET.