UFC Japan@ufc_jpおはようございます💃
2020/05/31 06:55:38
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<修斗女子スーパーアトム級王座決定T準決勝/5分3R>
杉本恵(日本)
Def.2R3分32秒 by RNC
中村未来(日本)
試合開始のブザーと同時に杉本がダブルレッグに入って、そのまま中村を金網まで押し込む。中村は杉本の腕を抱えてネルソンのような形でテイクダウンを許さず、ブレイクを待つ。再開後、サウスポーの中村は左ストレートとバックスピンキック。杉本は四つ組みで組んでテイクダウンを狙うが、ここも中村は金網に身体を預けて倒れずにブレイクとなる。ブレイク後、中村の蹴りを空振りさせて、杉本が組み付く。中村はフロントチョークを狙いつつ、スタンドの状態をキープする。終盤、中村が距離をとって左ミドル。杉本は強引に距離を詰めて左右のフックを振り回す。
2R、杉本が右フックを当ててシングルレッグからテイクダウンを奪う。トップポジションでプレッシャーをかける杉本がパンチを落とし、中村は下から足関節。足を外した杉本が再び上になり、中村の下からの仕掛けを外しながらパスガード。最後はバックからリアネイキッドチョークを極めてトーナメント決勝進出を決めた。
<フェザー級/5分3R>
石井逸人(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-27
齋藤翼(日本)
ワンツーから前に出る齋藤。石井も左フックを返す。齋藤がサウスポーにスイッチすると石井が右ストレートを打ち、齋藤も左ストレートを返す。齋藤が身体を沈めて右フックを振り、石井はそこにタックルを合わせてテイクダウンへ。金網に身体を預ける齋藤に対し、石井はボディロックから足をかけてテイクダウンを仕掛ける。一度は立ち上がられた齋藤だが、石井はしつこく組み付く。齋藤も態勢を入れ替えてタックルへ。石井も大外刈りでテイクダウンし、金網を使って立ち上がる齋藤をタックルで押し込む。齋藤はタックルに入られた状態でヒジ打ちを連打する。石井がテイクダウンを狙い続ける形でラウンドが終わった。
2R、齋藤がオーソドックスに構えて右フック。しかし石井がタックルのフェイントから右フックを当て、これで齋藤がダウン。そのまま石井ががぶってトップポジションへ。齋藤の動きに合わせてバックにつき、そこからリアネイキッドチョークを狙う。腕を外された石井はポジションをキープして鉄槌を落とす。齋藤は金網際で向き直ってインサイドガードからヒジを落とし、立ち上がって距離をとる。石井も必死にダブルレッグに入り、齋藤もそれを切ってがぶりからパンチを連打。逆に齋藤が石井の後ろについてテイクダウンを仕掛けた。
3R、齋藤がプレッシャーをかけながら右ロー。組み付こうとする石井に右アッパーを突き上げて、返しの左フック。下がる石井に組み付いてテイクダウンを仕掛ける。ここで組みの攻防になると石井もテイクダウンを狙うが、齋藤はすぐに距離をとる。齋藤は飛びヒザ蹴り、石井の蹴りがローブローになって試合が一時中断となる。再開後も齋藤が左右のフック・右ボディと打撃のプレッシャーをかけ、サウスポーに構えて左ハイキック。石井も左フックをカウンターで狙う。残り1分を切ると齋藤がダブルレッグからテイクダウンへ。石井は背中を見せて立ち上がり、後方の齋藤にヒジを打つ。終了間際、齋藤が距離をとってパンチを振るがクリーンヒットはない。石井が齋藤の追い上げを振り切って判定勝利をもぎとった。
<ライト級/5分2R>
西川大和(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
木下タケアキ(日本)
サウスポーの木下に対し、西川がプレッシャーをかけてタックルに入る。木下は金網に身体を預けて半身になってスタンドをキープする。西川は金網から中央に引き出すにように足をかけてテイクダウンし、サイドからマウントポジションを奪う。ブリッジする木下を抑え込む西川は、木下の動きに合わせてバックへ。やや頭側に乗りすぎていた西川だが腕十字へ移行する。木下は西川の身体を持ち上げて腕を抜いて強引に立ち上がる。
試合がスタンドに戻ると西川が左のアウトロー、ジャブと右ミドルで前進。木下は大きく踏み込んで左フック→右フックを返す。西川はパンチのフェイントからシングルレッグに入って、木下を金網まで押し込む。西川は足を振ってテイクダウンを狙いつつ、スタンドで木下の後ろに回り込む。西川がテイクダウンを仕掛け、最後は木下がトップポジションになってラウンド終了となった。
2R、西川は前足のローから前に出る。西川が木下のパンチに合わせて組み付き、木下のヒザ蹴りがローブローとなり、試合が一時中断となる。再開後、西川のローに木下が左ストレートを狙う。西川は距離をつぶしてダブルレッグからテイクダウン、トップポジションを奪う。西川は木下に金網に押し込んで寝かせようとするが、距離をとって殴ろうとして立ち上がれてしまう。
試合がスタンドに戻ると西川すぐに距離をつぶして首相撲からヒザ蹴りとヒジ打ち。再びダブルレッグからテイクダウンを奪い、中腰から殴ろうとするが、距離ができてしまい、木下が腰をあげて立ち上がる。西川はしつこく組み付いて木下にしりもちをつかせる。残り1分30秒、何とか立ち上がった木下だったが距離をとれず、西川にテイクダウンを許してしまう。ここから木下が立ち上がり、西川はフロントチョークを狙う。これを外された西川だが、果敢にパンチで打ち合ってダブルレッグへ。木下にしりもちをつかせ、立ち際にパンチをまとめたところで試合終了となった。
判定はジャッジ3名とも20-18で西川。17歳・荒削りな部分も多い西川だがフルマークの判定勝利を収めた。