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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 スミラ・サンデル ナタリア・ディアチコワ ブログ

【ONE FN22】体重超過のサンデルが左ボディからの連打で2RKO勝利。ムエタイ女子ストロー級王座は空位に

<ムエタイ・126.5ポンド契約/3分5R>
スミラ・サンデル(スウェーデン)
Def.2R2分59秒 by KO
ナタリア・ディアチコワ(ロシア)

当初予定されていたサンデルとディアチコワのONEムエタイ女子世界ストロー級王座統一戦は正規王者のサンデルがハイドレーションテストをクリアしたものの公式計量を1.5ポンド=680gオーバー。

これによりサンデルは王座剥奪となり、試合は126.5ポンドのキャッチウエイトとして行われることとなった。なおこの試合はディアチコワが勝利した場合のみタイトルを獲得するONEムエタイ女子ストロー級タイトルマッチとして行われ、サンデルが勝利した場合、王座は空位のままとなる。

サンデルがジャブと前蹴りで前に出る。ディアチコワもサンデルの右に右フックを合わせ、前に出るサンデルにワンツー・右フックを当てる。サンデルはガードを固めて前に出て、首相撲になると鋭いヒザ蹴りを突き刺す。

ディアチコワはジャブと前蹴り、右ストレートのカウンターを狙う。ここからディアチコワがパンチ前に出てサンデルをロープに後退させる。ここを首相撲で脱出したサンデルは再びガードを上げて前進した。

2R、サンデルが前蹴り・左ミドルのフェイントで前に出るが、ディアチコワはワンツーが当たる。首相撲になるとサンデルを綺麗に崩した。再開後、サンデルがジャブを突くと、ディアチコワが右フック、スピニングバックキックもヒットさせる。

サンデルは距離を潰して左ボディを打ち込み、ヒザ蹴りと首相撲でディアチコワを消耗させる。サンデルはガードを上げて前進し、ディアチコワのパンチの打ち終わりに組みついて首相撲に持ち込む。

そしてサンデラがディアチコワをロープに詰めると強烈な左ボディを打ち込む。この一発でディアチコワの動きが止まり、サンデリがボディと顔面に左フック、そしてヒザ蹴りを連打。ディアチコワがロープの外に出る形となり、レフェリーが試合を止めた。試合はサンデルが勝利したため、ストロー級王座は空位に。試合後、サンデルは体重超過を謝罪し、フライ級への階級アップを示唆した。


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45 AB Bloom FC01 F1 Gladiator Gladiator026 Grachan MMA MMAPLANET NavE o YouTube   アドニス・セビジェーノ オトゴンバートル・ボルドバートル チハヤフル・ズッキーニョス チャンネル デッチプール パク・サンヒョン ライカ 上田祐起 今井健斗 修斗 南友之輔 國頭武 山上幹臣 木村柊也 水野翔 江木伸成 竹本啓哉

【Gladiator026】計量終了 ズッキーニョスの相手がセビジェーノからパク・サンヒョンに変更

【写真】中川×水野、プログレス=上田×江木、木村&南のBRAVEゴールデンルーキー勢、この辺りのメンツの試合を楽しめると――よりグラジが面白くなる(C)MMAPLANET

明日6日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR026の計量が同地のSMOKER GYMで行われた。
Text by Manabu Takashima

今大会ではメインでフライ級王座決定戦としてNavE×オトゴンバートル・ボルドバートルの一戦が組まれていたが、前者の負傷で7月7日大会に延期されている。そしてチハヤフル・ズッキーニヨスと対戦予定だったアドニス・セビジェーノが諸事情で来日できず、韓国のパク・サンヒョンと68キロ契約で対戦することに。

パク・サンヒョンは昨年11月のBloom FC01で持田哲兵を多彩な打撃で下したキャリア8勝5敗のストライカーだ。4月にRing Championshipのバンタム級トーナメント準々決勝で國頭武と戦うことが決まっていたが、減量中に倒れて病院に搬送されていた。

そのパク・サンヒョンは、アドニスが来日できないケースを想定してバックアップファイターとして主宰者が交渉を行い、試合がないケースもあるという状況下でこの一戦に向け調整してきたという。相当なハングリー精神を持ってグラジ初参戦となったパク・サンヒョン、ズッキーニョスと共に68キロ&500オーバーの契約体重戦のリミットをパスしている。


また9年5カ月ぶりの減益復帰となる山上幹臣は膚艶も良く、声が枯れるようなこともなく56.65キロで、これまた9年5カ月ぶりの計量をパスしている。

2月のGrachan大阪大会で計量失敗し、TKO勝ちもノーコンテストという結果になった南友之輔は大阪の自宅でしっかりと体重を落とし、BRAVEの同門&スーパールーキーコンビの木村柊也と共に滞りなく計量を終えた。

この他、日本人フェザー級サバイバル対決に臨む中川晧貴&水野翔の両者、フォークスタイルグラップリング対戦する上田祐起と江木伸成らも問題なく、明日の戦いに挑むこととなった。

そんななかメインでタイから来日したデッチプールと戦うバンタム級チャンピオン竹本啓哉は1度目の計量で50グラムをオーバーし、再計量パス日本記録を持つという異名通り――再計量で帳尻を合わせている。

しかし、第2試合のバンタム級でカーヴィと対戦予定だった新地魁夢は67.35キロと、リミットを6キロ上回る体重で即失格に。コブラ会の同門で計量に同行していた大月宣樹が、「アマ修斗出場に向けて、しっかり練習を積んでいる」と三島☆ド根性ノ助コブラ代表の判断もあり、試合前日にカーヴィとの対戦を承諾、計量も60.65キロで終えている。

■視聴方法(予定)
5月5日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR026計量結果

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉:61.7キロ→61.65キロ
デッチプール:60.6キロ

<フライ級/5分3R>
山上幹臣:56.65キロ
今井健斗:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
中川晧貴:65.85キロ
水野翔:66.1キロ

<68キロ契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:68.35キロ
パク・サンヒョン:68.25キロ

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起:64.4キロ
江木伸成:61.75キロ

<フェザー級/5分2R>
木村柊也:66.15キロ
塩津良介:64.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.4キロ
秋田良隆:61.25キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.15キロ
田中義基:56.85キロ

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵:70.4キロ
都市弦介:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
大月宣樹:60.65キロ
カーヴィ:60.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.0キロ
小見山瞬:61.35キロ

<フライ級/5分1R>
伊藤琥大郎:56.4キロ
塩谷尚也:56.0キロ

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45 AB MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 アクバル・アブデュラエフ ハリル・アミール

【ONE FN22】全勝対決はアブデュラエフがバックコントロールで優位に立ち、2Rに左でアミールを沈める

【写真】アブデュラエフの左を受けたアミールは背中からバッタリと倒れた(C)ONE

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アクバル・アブデュラエフ(キルギス)
Def.2R2分52秒 by KO
ハリル・アミール(トルコ)

サウスポーのアミールが距離を取って左ストレートを伸ばす。左ジャブを突いて距離を詰めるアブデュラエフを、アミールは左ストレートで下がらせる。しかしアブデュラエフのプレスは止まらず、右を振るう。アミールがパンチを見せた瞬間に組みついたアブデュラエフが、バックテイクからグラウンドに持ち込んだ。

立ち上がるアミールのバックに着いたままコーナーに押し込んでいくアブデュラエフ。アミールがアブデュラエフの右腕をキムラで抱えた。クラッチを切ったアブデュラエフがグラウンドに引きずり込むも、すぐにアミールが立ち上がり正対した。アブデュラエフはボディロックから背中を着かせる。スタンドに戻るアミール。アブデュラエフのバックコントロールから抜け出し、シングルレッグをスプロールしてバックを奪う。アブデュラエフはアミールの右足を入れさせず、相手の頭をコーナーに押し込んで反転しトップを奪取して初回を終えた。

2R、頭を振って近づくアブデュラエフが右インローを見せる。対するアミールは左ストレートを突き刺した。アブデュラエフの右ハイは空振り。アミールが右ヒザを繰り出すとアブデュラエフは組みついたが、リングに押し込まれてしまう。シングルレッグからボディロックでアブデュラエフにヒザを着かせたアミールだが、立ち上がられた瞬間に離れる。

追いかけるアブデュラエフがニータップで尻もちを着かせた。スイッチを狙ったアミールのバックに回る。アミールは立ち上がって正対し、ダブルレッグへ。これを切ったアブデュラエフがロープに押し込む。ここでアブデュラエフが突き放して打撃戦に移行する。右に回ったアミールの顔面に左フックを叩きこむと、アミールは背中から沈んだ。

ともに10戦無敗の全勝対決はアブデュラエフがKO勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 ジャン・リーポン モーリス・アベビ

【ONE FN22】計量オーバーのアベビがリーポンとのスクランブル合戦を制し、ユナニマス判定勝利

<174ポンド契約/5分3R>
モーリス・アベビ(スイス)
Def.3-0
ジャン・リーポン(中国)

アベビが距離を詰めて左ジャブ、右ローを見せる。リーポンは頭を下げてパンチを振るうが、これをかわしたアベビが右ローを軸にして、リーポンにコーナーを背負わせた。アベビがダブルレッグでリーポンに背中を着かせる。リーポンはロープに頭を預けるが、ドントムーブでリング内に戻された。リーポンがガードに戻し、再びロープ際まで下がる。しかしアベビが引き戻す。またもロープまで下がったリーポンに対し、アベビは体を起こしてバックに回った。バックマウントに移行するも、リーポンが前に落としてマウントに移行する。すぐにスクランブルに持ち込んだアベビが、ボディロックから背中を着かせた。ハーフガードのリーポンがスイープに成功するも、アベビも足を取ってトップに戻る。アベビがパスを仕掛けながらパウンドを落としていく。リーポンが下から三角、十字を仕掛けるも腕を抜いたアベビがバックを奪い、回転するリーポンにパンチを浴びせていった。

2R、リーポンをコーナーに追い詰めたアベビの右カーフが当たる。アベビが右ローを空振りして足を滑らせるも、リーポンは追わない。サウスポーにスイッチし、下がるリーポンに右スピニングバックフィストを見せるアベビ。リーポンは右フックからシングルレッグで組むも、アベビがバックに回った。リーポンもスクランブルからバックを奪う。スクランブルは続き、リーポンはガブって右ヒザを突き刺す。組みの展開を制したのはアベビだ。バックマウントから四の字フックで固める。パンチで削るアベビは左腕をリーポンの首に回す。リーポンはアベビがグローブを掴んでいるとアピールするが、そのままアベビがラウンド終了まで削り続けた。

最終回、プレスをかけられたリーポンが右ローを返す。同時にテイクダウンを狙った両者、アベビがコーナーに押し込むもリーポンが離れた。リーポンの右がクリーンヒット。左ジャブを突くアベビにボディロックで組んだリーポンは、バックに回ってグラウンドへ。バックマウントに移行したリーポンはアベビの体を伸ばす。バックグラブから右腕でRNCを狙うも、アベビが反転してトップを奪った。アベビのパスをZハーフで凌いだリーポンが、レッスルアップからバックテイクへ。しかしアベビにバックを奪われてしまう。最後はアベビが右腕を首に回し、パームトゥパームで絞め上げたがタイムアップとなった。

計量オーバーのアベビがユナニマスの判定勝ちを収めている。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 ウェイ・ルイ ブログ 秋元皓貴

【ONE FN22】前に出て攻める秋元×距離を取る&合わせるウェイ・ルイ、ジャッジは後者を支持

【写真】距離を取って蹴りを当てる。その評価が高かったか。(C)ONE

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
ウェイ・ルイ(中国)
Def.3-0
秋元皓貴(日本)

サウスポーのウェイ・ルイが左ミドルとインロー、秋元もインロー・右ハイを蹴り返す。一旦距離を取ったウェイ・ルイが左ミドルを蹴って、ジャブ・右フックも見せる。秋元もウェイ・ルイの左ミドルにインローを返すが、ルイの左ミドルが当たる場面が目立つ。

ウェイ・ルイがパンチで前に出ていくと、秋元はインロー。ルイは左ミドル・ヒザ、そして左ストレート。距離を詰めた秋元が右ストレートを当てる。ウェイ・ルイはパンチをまとめて左ミドル、秋元は右ボディから右ハイ、右ミドル。ウェイ・ルイも左ミドルを蹴り返し、足を使いながら右フックを狙う。

2R、秋元がパンチで前に出るとルイが右フックを合わせる。秋元は右ストレートから前に出て、右の飛びヒザ蹴り、左フックから右ストレート、ウェイ・ルイのパンチに右ハイを合わせる。さらに秋元が右ストレートから連打をまとめる。ウェイ・ルイもパンチを返すが秋元は下がらない。秋元はパンチから右ハイ、ウェイ・ルイも右ボディ。秋元がインローを蹴れば、ウェイ・ルイも左ストレートを突き刺す。

秋元はウェイ・ルイの前蹴りをさばいて右ストレートから左フックを当て、ウェイ・ルイも足を使って右フックとヒザ蹴りを返す。秋元はそこに右ストレートを合わせ、パンチ&インローで前に出る。ウェイ・ルイは秋元の右に左フックをかぶせる。秋元が左フック。ウェイ・ルイが左ストレートから右フック。秋元は距離が詰まるとボディにヒザ蹴りを突き刺す。

3R、秋元が右ミドルを蹴って、左フックからパンチをまとめる。秋元はこの左フックを当てて右ミドルとインロー、右ミドル・右ストレートと手数を増やす。ウェイ・ルイも下がりながら右フックを返す。秋元は前に出て左右のボディ、左フックを打つ。ウェイ・ルイは奥足ローとヒザ蹴り。秋元は右ミドルを蹴って前進。ウェイ・ルイもボディブローとローを蹴り返す。

下がらない秋元が左フックと右ストレート、ウェイ・ルイも右フックと左ストレートを狙って譲らない。秋元が左右のミドル、ウェイ・ルイはアウトローと左ストレート。秋元も奥足ローを蹴る。前に出た秋元と下がりながら攻撃を合わせたウェイ・ルイ。ウェイ・ルイが支持される形で判定勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 フー・ヤン ブログ リース・マクラーレン

【ONE FN22】ヤンが初回にダウンを奪うも、2RからジャブとTDで支配したマクラーレンが判定勝ち

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
Def.2-1
フー・ヤン(中国)

ヤンがマクラーレンのパンチに右のカウンターを合わせる。マクラーレンは右ローから左ジャブを突く。ヤンが左手の指を伸ばしていると、レフェリーから注意が入った。再開後、ヤンはワンツー、右ローを放ってサークリングする。一気に距離を詰めたヤンの右が当たり、マクラーレンがダウンを喫した。ヤンの足にしがみつくも倒せず、試合はスタンドに戻る。ヤンが左右のフックでマクラーレンを追い込んでいく。マクラーレンはサウスポーにスイッチし、シングルレッグで組んでバックに回る。ヤンがクラッチを切って離れた。

マクラーレンはミドルからシングルレッグで入るも、ヤンがカットする。なおも組みつくマクラーレンを振り払った。ヤンが左フックを効かせるも、マクラーレンがシングルレッグからバックを奪い、左足を差し込み引き倒した。グラウンドに持ち込んだマクラーレンがバックマウントを整えていく。ヤンが反転して立ち上がる。スタンドではヤンの右ボディから左フックがクリーンヒット。マクラーレンのシングルレッグを切ったヤンが、一瞬ボディロックで組み、離れる。マクラーレンのシングルレッグを突き放したヤンが距離を取って初回を終えた。

2R、オーソドックスに構えるマクラーレンが右ローを繰り出す。さらに右カーフを当てると、ヤンも右ストレートでマクラーレンの顔面を跳ね上げる。サウスポーにスイッチしたマクラーレンは右フックから組みついたが、ここはヤンが離れた。ヤンの右ハイをかわすマクラーレンは、右ヒジを見せ、さらにシングルレッグで組むもテイクダウンには持ち込めない。足を使うヤンに対し、マクラーレンは左ジャブを突く。ニータップからバックに回ったマクラーレンは、右足を差し入れるも引き倒せず。さらにリフトアップで崩せないが、ヤンをコーナーに詰めて後ろに引き倒した。

すぐさまヤンがスクランブルに持ち込み、立ち上がる。スタンドに戻るとマクラーレンのパンチがヤンの顔面を捉える。やや疲労が見えるヤンに対し、シングルレッグでクリーンテイクダウンを奪ったマクラーレンがパスした。うつ伏せになったヤンのリストを抱え、パンチで削るマクラーレンは、ヤンの左腕を取って腕十字を狙う。これはスッポ抜けてヤンに立たれてしまったが、ラウンド残り時間もプレスを掛け続けた。

最終回、マクラーレンが右カーフから右フックへ。組みつけずも左ジャブを当て続ける。ワンツーを伸ばしてヤンを下がらせるマクラーレン。ヤンは下がりながら左インロー、右ハイから左スピニングバックキックに繋げるも空振り。マクラーレンが左ジャブでヤンにロープを背負わせる。ヤンもテイクダウンを狙うが状況を打開できない。組みも交えてヤンを追い込んでいくマクラーレンは、頭を下げるヤンに左ジャブを浴びせる。

シングルレッグからバックを奪ったマクラーレンは、ヤンがコーナーに体を預けると一旦離れ、ダブルレッグで背中を着かせた。すぐにヤンは立ち上がったが、マクラーレンもパンチを当ててから組んでいく。シングルレッグ→ダブルレッグ→バックへ。コーナーに詰められたヤンが正対する。ここでもマクラーレンは一度離れ、ダブルレッグでグラウンドに持ち込むとバックを奪う右腕をヤンの首に回す。RNCが極まらないと見るや、マウントからパンチを連打して試合を終えた。

2Rからマクラーレンが完全に支配したと思われたが、1Rのダウンが効いたのか。判定は割れたもののマクラーレンが勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 ノエル・グホンジョン 澤田千優

【ONE FN22】澤田がグラウンドのヒジ・ヒザでグホンジョンを圧倒。判定勝利でONE3連勝を飾る

【写真】危なげない試合運び、安定感も感じさせる戦いぶりだった(C)ONE

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
澤田千優(日本)
Def.3-0
ノエル・グホンジョン(タイ)

サウスポーの澤田がインローと左ミドル、グホンジョンが右ストレートを狙う。グホンジョンが右ミドルを蹴ると、澤田が組みつく。ここはグホンジョンが距離を取る。試合がスタンドに戻ると澤田が左ミドル、右フックからダブルレッグで組んでバックに回る。グホンジョンも立ち上がってスタンドをキープするが、澤田がバックコントロールから足を取ってテイクダウンし、ハーフガードでトップキープする。

澤田はグホンジョンの顔を押してすべらせるようなヒジを落とし、細かくパンチを入れながらアームロックを狙う。澤田がパスガードを仕掛けると、グホンジョンがガードに戻す。澤田は立ち上がってパンチを落とし、グホンジョンの立ち際に蹴り。シングルレッグでテイクダウンしたところでラウンド終了となった。

2R、澤田がワンツーからインローと左ミドル、グホンジョンも右ミドルを返す。澤田が左ストレートにダブルレッグを合わせ、グホンジョンはそれを切ってヒザ蹴り。澤田はグホンジョンをロープまで押し込んで投げてテイクダウンする。澤田はクローズドガードを左ヒザで割ってハーフガードへ。1Rと同じく顔面にヒジとパンチを落とし、マウントポジションを狙う。

澤田は自分の右手をグホンジョンの首の後ろから回してグホンジョンの右手を掴み、空いた顔面に左のパンチを入れる。澤田がハーフガードでトップキープする時間が続き、ガードに戻したグホンジョンが蹴り放そうとするが、澤田がしつこくトップキープ。インサイドガードからパンチを落とした。

3R、澤田がダブルレッグに入るが、グホンジョンは倒れない。右ストレートと右の三日月蹴りを入れる。澤田はその蹴り足を取ってテイクダウンし、ドント―ムーブを挟んでサイドポジションへ。澤田は左ヒジを入れつつ、今度は左のヒザ蹴りを顔面にも落とす。澤田はサイドから顔面ヒザを続け、グホンジョンの動きに合わせてがぶりからヒザ蹴りを入れる。

グホンジョンが立ち上がると、澤田はシングルレッグに入り、グホンジョンが腕十字を狙う。澤田はこれも冷静に対処してトップキープし、コツコツとパンチを落とす。残り30秒を切ったところでパスしてバック、バックマウント→マウントからパンチを落とし続けて試合終了となった。判定は文句なしで澤田の勝利。これでONE戦績を3戦3勝とした。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 ビアンカ・バシリオ 市川奈々美

【ONE FN22】ムンジアル&ADCC世界王者の強さを発揮。わずか35秒、ビアンカが市川をRNCで絞め落とす

【写真】ビアンカのテイクダウンディフェンス、バックテイクからRNCのセットアップまで--すべてが速かった(C)ONE

<サブミッショングラップリング132ポンド契約/10分1R>
ビアンカ・バシリオ(タイ)
Def.0分35秒 by RNC
市川奈々美(日本)

ビアンカが頭を触ると、市川から組みに行った。しかしビアンカは首を取り、ガブってからバックへ。すぐさま左腕を首に回してから、バックマウントを整える。市川の体を伸ばし、RNCで絞め上げると市川はタップ直後に落ちた。

秒殺勝利でムンジアル&ADCC世界王者の実力を示したビアンカは、サブミッション・グラップリングの戦いとともにMMAへのチャレンジも語った。


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45 GLORY MMA MMAPLANET o ONE ONE167 シッティチャイ・シッソンピーノン ジョー・ナタウット タワンチャイ・PK・センチャイ ディラン・サルバドール マラット・グレゴリアン 野杁正明

【ONE167】野杁正明がシッティチャイと激突!6・8インパクト・アリーナ大会でONEデビュー

【写真】野杁がムエタイのトップ選手と戦うという意味でも非常に興味深いマッチアップだ(C)MMAPLANET/TAKUMI NAKAMURA

6月8日(土・現地時間)、タイはバンコクのインパクト・アリーナで開催されるONE167にて、野杁正明のONEデビュー戦が決定。シッティチャイ・シッソンピーノンと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

4月23日にONEと契約したことが発表された野杁。待望のONEデビュー戦は6月のONE167、ONEフェザー級 ムエタイ世界タイトルマッチ=王者タワンチャイ・PK・センチャイ×挑戦者ジョー・ナタウット、ロッタン・ジットムアンノンの約9カ月ぶりの再起戦が組まれた大会で行われる。


対戦相手は元GLORYライト級王者のシッティチャイ。GLORY時代にはロビン・ファン・ロスマーレンから王座を奪取し、マラット・グレゴリアン、ディラン・サルバドール、テイジャニ・ベスタティらを下して6度の防衛に成功し、一時代を築いた。

2020年からONEに戦いの場を移し、スーパーボン・シンハ・マウィン、タワンチャイ、チンギス・アラゾフ、グレゴリアンと対戦。この4人との対戦ではタワンチャイに勝利するもの、スーパーボン、アラゾフ、グレゴリアンには敗れており、タイトル戦線から一歩引いた位置にいる状況だ。

野杁がタイ人と対戦するのはプライチュンポン・ソー.シーソムポン戦以来、約3年ぶり。これまで世界の強豪と戦ってきた野杁だが、意外にもタイ人の対戦はプライチュンポンとゲーオ・ウィラサクレックの試合しかない。欧米人との対戦ももちろんだが、野杁の卓越した技術がムエタイのトップ選手に通用するかどうかという面でも興味深いマッチアップとなった。

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45 DEEP LFA LFA183 MMA MMAPLANET o Shooto UFC UFC301 ジアン・マツモト ダナ・ホワイト ナイジ・カンタンエジ パンクラス マルセロ・マルケス マルロン・ブラジリオ ヤズミン・ギマリャエス ヴィニシウス・ピレス 修斗

【LFA183】UFCファイト週末のLFA。綺麗なレコードの持ち主達の中でマルロン・ブラジリオに要注目

【写真】マルロン・ブラジリオ=9勝1敗、ブラジルの10戦前後の記録の選手──北米や日本より上という見方もできる(C)LFA

3日(金・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロのコンプレクソ・ヒバウタでLFA183「Cantanhede vs Guimaraes」が開催される。

同じリオのバッハ地区で翌4日(土・同)に行われるUFC301の会場=ファルマージ・アリーナとはジャカレバグァー湖の対岸に位置するLFAの会場=プレクソ・ヒバウタ。湖を迂回すると10キロ程度離れているが、直線ではその間僅か2キロの距離でしかない。

また2日(木・同)にはShooto Brazilの大会がフラメンゴ地区のアッパーアリーナで行われており、リオでダナ・ホワイト・ルッキング・フォー・ア・ファイトが2大会も実施されたといっても過言でない。

これは日本に例えると、さいたまスーパーアリーナでUFC PPV大会が実施される前日や2日前にDEEP、修斗、パンクラスが浦和駒場体育館やサイデン科学アリーナさいたま等でイベントを開くようなものだ。


UFCを頂点としたMMAヒエラルキーが根付いているブラジルならでは──のLFA in UFCファイトウィーク大会はレコードが綺麗なファイターを集まっている。メインの女子ストロー級戦で戦うナイジ・カンタンエジは7勝0敗で、対戦相手のヤズミン・ギマリャエスが7勝1敗。コメインのミドル級では9勝3敗のルカス・フェルナンデスと8勝2敗のジョアオ・パウロ・シウバが相対する。

その前に組まれたバンタム級のマルロン・ブラジリオとヴィニシウス・ピレスは9勝1敗と8勝1敗の対決となる。上位3試合で戦うファイターの合計戦績は48勝8敗。メインカード全体では83勝17敗だ。

コンテンダーシリーズを狙うなら、ライト級でクリスチアーノ・フランサと戦うガブリエル・コスタが8勝1敗、グスタヴォ・エンヒッキと戦うマルセロ・マルケスは9勝0敗というレコードの持ち主だ。加えてメインカード第1試合のヘビー級でマテウス・フォンセカと戦うタリソン・テイシェイラもデビューから5連勝中という期待の重量級ファイターだ。

そんなレコードが綺麗なファイターたちのなかで、特に注目したいのはブラジリオだ。LFAでは現UFCファイターのジアン・マツモトに敗れているが、9勝のうち8つの試合がKO勝ち。ブラジリオは一発よりも素早いコンビネーションで、KO勝ちを積みかさねている。

彼も含めコンテンダーシリーズ経由でUFCを目指す層が多いのが実際のところだが、今大会はUFC301の前夜ということもあり、UFC首脳の目に留まって即・世界の最高峰行きという選手が現れるかもしれない。そういう意味でも見逃せないUFCファイトウィークのリオ同時開催=LFAだ。

なおフライ級でマルコス・デリと戦う予定だったレノ・ホドリゴが5.8ポンド・オーバー。フェザー級でイカロ・ブリトと対戦予定だったカイオォン・バチスタが6ポンドと、大幅な計量失敗でメインカードは2試合が減り、6試合が行われることとなった。

■視聴方法(予定)
5月4日(土・日本時間)
午前9時~UFC Fight Pass

■ LFA183メイン対戦カード

<女子ストロー級/5分3R>
ナイジ・カンタンエジ(ブラジル)
ヤズミン・ギマリャエス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ルカス・フェルナンデス(ブラジル)
ジョアオ・パウロ・シウバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ブラジリオ(ブラジル)
ヴィニシウス・ピレス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ガブリエル・コスタ(ブラジル)
クリスチアーノ・フランサ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
グスタヴォ・エンヒッキ(ブラジル)
マルセロ・マルケス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
マテウス・フォンセカ(ブラジル)
タリソン・テイシェイラ(ブラジル)

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