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【DEEP115】対抗戦、先鋒戦出場の駒杵嵩大─02─「技術どうこうでなく、韓国は見ている先が違う」

【写真】フッと詰めて寄る。打撃の交換なくして、上手くハマった時は達人級(C)MMAPLANET

18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP115 Impact 「DEEP vs BLACK COMBAT」。DEEPとBLACK COMBATの対抗戦では、駒杵嵩大がフライ級代表としてキム・ソンウンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

インタビュー前編では、自身の課題と理想について語ってくれた駒杵。打撃主体のキム・ソンウンとの対戦は、その課題を克服した姿を見せられるマッチアップかもしれない。対抗戦の第1試合に出場することとなった駒杵が、DEEP軍に1勝ち目をもたらすことができるか。

<駒杵嵩大インタビューPart.01はコチラから>


――理想はDJですか!

「DJのように、打撃も組みも全部混ぜることができるようになりたいですよね。殴りながら入ったり、入りながら殴ったりとか――相手からすれば、僕が何をやってくるか分からなくなるぐらいまで(笑)。そういうDJのスタイルが理想です」

――現状、その理想まで何パーセントまで辿り着いていますか。

「まだまだです。自分の理想まで、半分も辿り着いていないと思います。でもそれって、まだまだ自分には伸びしろがあるっていうことなんですよ」

――そんななかでBLACK COMBATとの対抗戦を迎えます。まず今年2月に対抗戦第一弾が行われた時、ご自身がその輪に加わるとは思っていましたか。

「試合映像は見ましたが、『自分には関係ないのかなぁ』と思っていました。第一弾の時はフライ級がなかったので。ただ、いつか海外勢と対戦したいという気持ちはありましたね」

――駒杵選手はMMAでは国際戦の経験がありません。柔道時代を含めると、最後の国際戦はいつまで遡りますか。

「大学2年生の時なので、ちょうど10年ぐらい前です。ずっと海外勢との練習はやっていたんですよ。いろんな国のナショナルチームが大学(駒杵は東海大学出身)に来ますから」

――どういった国々が出稽古に来ていたのでしょうか。

「カザフスタン、フランス、韓国のチームとも練習していました。東海大学の柔道部には強いヤツが集まっているので、それだけ海外からも出稽古に来るんですよ」

――最初にMMAにおける相性の話がありました。駒杵選手は柔道時代、海外勢との相性は良かったのですか。

「国際大会でも優勝していますし、相性は良かったと思います。柔道の場合は、日本人と比べたら海外勢のほうが雑なので、やりやすいんですよ。時間が経つにつれて、試合が雑になってくるんです。昔は『海外の選手は体力がない』と言われることもありました。後半になってくるとスタミナが切れてくるから、こちらも後半に勝負できるわけですね。今はそんなこともないと思いますけど」

――MMAでいえば逆に、韓国勢と中央アジア勢の体力と削り合いのタフさは強みの一つですよね。

「あと韓国人選手は気持ちが強いです。柔道でも『絶対に勝つ!』という気持ちで向かってくるし、気持ちの面では日本人よりも上だと思いますよ」

――韓国人選手の気持ちの強さに対し、駒杵選手はどのように対抗していたのですか。

「僕の場合は、技術で対抗していました。それは韓国人選手だけでなく、特に中央アジア勢は体の強さもレベルが違っていて。密着してしまうと勝てない、すぐに投げられてしまう。旧ソ連圏の選手は特に、レスリングのように抱き着いて倒しに来ることが多いんです。だから腕でうまく距離をつくりながら、道着を使っていなしながら技に入ることが必要になります。そういう作戦は必須でした」

――柔道時代に培ったその技術は、MMAでも韓国人選手との試合で生きてきますか。

「いえ、もう全然別モノですからね。韓国からUFCに出ている選手って多いじゃないですか。歌手とかエンターテインメントの世界でも、米国に進出している人が多いですよね。日本よりも韓国のほうが技術的に上かどうかではなく、まず見ている先が違うと思います。だから韓国ではUFCをはじめ、MMAが人気になっているのかもしれないです」

――なるほど。柔道という国際舞台で戦ってきた駒杵選手の意見だけに、納得できます。では試合の話に戻りますが、次の対戦相手であるキム・ソンウンの印象を教えてください。

「試合映像を視ましたが、逆転勝ちをする選手ですよね。でもテイクダウンディフェンスは、まだまだなのかな……。対抗戦の中で、まずフライ級の僕がしっかり勝ちたいですね(※取材後、駒杵×キム・ソンウンのフライ級戦が、対抗戦の第1試合になることが発表された)。相手の打撃をもらわずに倒していけば、問題ない相手だと思っています」

――危険視するとすれば、あの打撃ですよね。とにかくガンガン前に出て、打撃を繰り出してくる選手です。

「僕としてガンガン前に出てきてくれたほうが、やりやすいです。パンチを出してくれたほうが、空いているところに組みやすくもなるので。そこは今練習していることが出せるし、練習の成果を見せるという部分でも、良い相手だと思います」

――今回はDEEPフライ級代表として対抗戦に出場します。ここで勝てば、その後にタイトルマッチなどのチャンスも得られるかもしれません。

「そこは分からないですよね。タイミング次第じゃないですか。今フライ級は神龍誠選手が正規王者で、福田龍彌選手が暫定王者ですから。まずは統一戦があるのかどうか――でも僕としてはオファーがあれば、いつでもやります。もちろんベルトを獲る自信もあります」

――それは楽しみです。では最後に、次の試合に向けて意気込みをお願いします。

「まずはテイクダウンして、サブミッションを極めたりパウンドでKOする姿をお見せしたいです。勝ち負けがハッキリ分かる試合をします。僕自身まだまだ伸びしろを感じているので、この試合だけでなく今後も応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
9月18日(日)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■ DEEP115対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
ヤン・へジュン(韓国)

<DEEP & Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
大原樹理(日本)
イ・ソンハ(韓国)

<DEEP & Black Combatバンタム級選手権試合/5分3R>
石司晃一(日本)
ユ・スヨン(韓国)

<DEEP JEWELS & Black Combat女子級アトム級選手権試合/5分3R>
大島沙緒里(日本)
パク・シユン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
チェ・ジュンソ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
シン・スンミン(韓国)

<フライ級/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
キム・ソンウン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
涌井忍(日本)
倉本大悟(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
亀田一鶴(日本)

<アマ68キロ契約/3分2R>
安井飛馬(日本)
菅涼星(日本)

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【RIZIN】RIZIN LANDMARK 6追加対戦カード 注目はコレだ!

10月1日に愛知県ドルフィンズアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAの対戦カード全12試合が一気に発表されました。所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)×アラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)、伊藤裕樹(ネックス)×トップノイ・キウラム(BANGTAO MUAY THAI & MMA)など好カードが並ぶ中、なかなか首都圏のナンバーシリーズでは組まれなさそうなチャレンジングなマッチメイクが多いじゃありませんか。独断と偏見でオススメの3カードをピックアップしてみました。
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【58.0kg契約】
中村優作(TEAM FAUST)
ヒロヤ(トライフォース赤坂)
朝倉未来と共に榊原信行CEOに出場を直訴して超RIZIN.2に参戦したヒロヤ。DEEPで目立った戦績を残していない事から賛否両論噴出したのが記憶に新しい。試合は格上の伊藤裕樹を相手に泥臭くテイクダウンに行く試合運びで僅差の判定負け。愚直なファイトスタイルがファンの琴線を揺さぶった事が今回のオファーに繋がったのでしょう。

正直私もヒロヤについては半信半疑でしたが、自ら負けたら引退というプレッシャーをかけて、自分がやれる事を着実にやって伊藤を相手に大善戦。ここで引退するのはもったいないと思ったファンは多いのではないでしょうか。

でも、あの愚直なファイトスタイルはどこか既視感がある。そう、修斗、PRIDE武士道、DREAMで活躍してきた石田光洋だ。しゃかりきに、しつこくタックルに行って、それをフルラウンド通して遂行する無尽蔵のスタミナ。その姿にファンはどれだけ勇気づけられてきた事か。ヒロヤのスタイルはどこか石田に通じるものを感じます。伊藤戦のクオリティを維持出来ればRIZINの石田枠に食い込む可能性は十分。化けるかもしれません。

そして対戦相手の中村もヒロヤと同様に崖っぷちからの復活組。神龍誠、竿本樹生、伊藤裕樹に連敗。引退寸前に追い込まれましたが、征矢貴をスプリットの判定で下し、首の皮一枚繋がりました。

全盛期のような一発で仕留める打撃を影を潜めていますが、テイクダウンを凌いでコツコツ当てて競り勝つスタイルにモデルチェンジ。株価急上昇中のヒロヤは中村にとって美味しい相手。モチベーションは上がっている事でしょう。

立って打撃を当てたい中村と是が非でもグラウンドに持ち込みたいヒロヤの攻防戦。伊藤×ヒロヤのプレイバックのような展開になるか。味わい深いマッチメイクが用意されました。
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【フェザー級(66.0kg)】
ビクター・コレスニック(Tiger Muay Thai/Kuznya)&高木凌(パラエストラ八王子)
RIZIN.42で岸本篤史をカーフキック地獄で試合続行不能に追い込んだコレスニックが2度目のRIZIN参戦。しかもライト級からフェザー級に階級を落としてくるというからさらにフィジカルを活せるのが何とも厄介です。

しかし迎え撃つのはパラエストラ八王子の危険なストライカー高木。高い身長、長いリーチから繰り出すシャープな打撃は殺傷能力十分。特に一発でKO出来る右フック、ストレートは特筆モノ。7月のパンクラスでは打たれ強さに定評のある中田大貴をKOして RIZINの切符を掴みました。

そんな高木が初のRIZIN、初の国際戦でどんな結果を残すのか。もしコレスニックもKOするようなら群雄割拠のRIZINフェザー級がさらに混沌としてくるのは確実。平本蓮、萩原京平あたりと絡んだらさぞ刺激的な事でしょう。
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【UAEW44】ウズベクのヤクボフ戦へ、藤田大和―02―「自然と相手が倒れているような状況を創りたい」

【写真】これまで国内では見せる機会がなかった――近距離での駆け引き、近づいてくる相手、離れようとする相手へ攻撃。藤田大和の能力が発揮される危険な試合となるのか(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエディハド・アリーナで開催されるUAEW44で、フィルカドベク・ヤクボフと対戦する藤田大和インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

MMAでは海外での試合は初めてながら、現地到着後も落ち着いた表情を見せる藤田。それはアマチュアボクシング時代から海外遠征を経験していたキャリアも関係しているのだろう。そのアマチュアボクシング時代から、ヤクボフの出身地であるウズベキスタンとは意外な繋がりがあった――。

<藤田大和インタビューPart.01はコチラから>


――20~30パーセント増しとなる前の試合、昨年5月のDEEPフライ級王座統一戦で神龍誠選手に敗れました。神龍戦の敗因は何だったのか。そして敗戦からご自身は何をすべきだと考えましたか。

「神龍戦については、僕が狙いすぎましたよね。力みすぎでした。そういうのは、すぐに治らなくて……。7月の曹戦(RIZINで曹竜也に判定勝ち)もパンチを振り回したような試合になってしまいましたよね(苦笑)」

――神龍戦から曹戦までの4カ月間で、パンチを振り回してしまいがちな癖は修正できていなかったのですね。

「曹戦は1Rですぐにダウンを奪ったので、そのあと力んでしまったんです。あの試合後は普段から力を抜き、一発に頼らないで戦えるように練習してきました。特に組みを混ぜながらの打撃を考えてきました」

――なるほど。今回の対戦相手、フィルカドベク・ヤクボフはウズベキスタンのファイターです。ウズベキスタンという国に対しては、どのような印象を持っていますか。

「ウズベキスタンは今、アマチュアボクシングで世界一の国なんですよ。今年5月の世界選手権はウズベキスタンのタシュケントで開催されて、ウズベキスタンは金メダルを5つも獲っています。銀と銅も含めた、国別のメダル獲得数では1位でした」

――そうだったのですか! 藤田選手はアマチュアボクシング時代に、ウズベキスタンの選手と対戦したことはないのでしょうか。

「僕は対戦経験がないですね。カザフスタンの選手とは試合したことはあります」

――同じ中央アジアであっても、カザフスタンンとウズベキスタンではスタイルが大きく違うのですか。

「ウズベキスタンとカザフスタンは似たところもあれば、違うところもあって……。ウズベキスタンは昔からアマチュアボクシングで強いんですよ。日本の監督やコーチが選手時代にウズベキスタンで修行して、現地のテクニックや練習方法を取り入れていましたね。だからウズベキスタンのボクシングについては以前から知っていました」

――それほどウズベキスタンのボクシングは最先端なのですね。ちなみにウズベキスタンのボクシングのトレーニングには、どのような特徴があるのでしょうか。

「代表的なのは、ウズベク体操ですね」

――ウズベク体操、ですか!?

「そういう練習方法(※注)があるんですよ。これは日本のボクシング界で流行していました」

(※注)ウズベク体操(ウズベキスタン体操)とはボクシンググローブを着用せず、相手を見ながら足を踏み合うゲームを通して、フットワークを鍛える。あるいは足を止めて相手の肩や腹、足を触るゲームで体幹やバランスを鍛えるなど、ウズベキスタンのボクシングジムではウォーミングアップで行われている

――それぞれの国に、独特の練習方法があるのですね。

「ウズベク体操は僕も結構やっていました。今は海外でもウズベク体操をやっている国が多いと思いますよ。日本でも東京オリンピックの前にウズベキスタン人のコーチを招聘していましたが、どうしてもウズベキスタン人のようにはできないですね」

――今回の対戦相手、フィルカドベク・ヤクボフはMMAだけでなくキックボクシングも経験し、パンチによるKO勝利もある選手です。

「あまりMMAの試合映像がなくて、キックボクシングの映像も視ました。あとパンチの練習動画を視てみると、昔から僕も知っているウズベキスタンらしい綺麗な打ち方ですよね。なのに試合では思いっきり振って倒していますけど(笑)。ウズベキスタンのボクシングって、本来はあんなに振らないんですよ」

山﨑剛Me,We代表 大和と一緒じゃん。

「アハハハ。僕も練習と試合では違っていますか(苦笑)。今回の相手は振ってくるタイプなので、今までの相手よりも噛み合うと思います。でもその分、危険でもありますよね」

――ヤクボフはハンドスピードが速いです。その相手に対しては距離を取るか、中に入るべきなのか、あるいはカウンターを合わせるか……。

「それは実際に相手のスピードを見てから決めたいです。まず何よりも、相手のパンチを一発も食らわないように戦いたいですね。ちゃんと組みのことも考えて……。相手がグラウンドで勝負している映像を視ていないので、謎ではありますけど。ただ、ウズベキスタンなのでレスリングもできるでしょうし」

――今回、UAEWとは何試合契約なのでしょうか。

「1試合契約ですね。今後もオファーをもらえるなら出たいです」

――では今回のヤクボフ戦で、どのような試合を見せたいですか。

「初の海外での試合なので、まずは勝つことですね。できれば綺麗な試合――自分はしっかりと戦いながら、自然と相手が倒れているような状況を創りたいです」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後11時00分~ UFC Fight Pass

■UAEW44対戦カード

<163ポンド契約/5分3R>
アレックス・ダ・シウバ(ブラジル)
バジシュ・サルママトフ(キルギスタン)

<バンタム級/5分3R>
サビア・アラウイ(カナダ)
チィルイイースー・バールカン(中国)

<フライ級/5分3R>
サンスハル・アジロフ(カザフスタン)
キリンベク・アルティミシュ・ウルル(キルギス)

<ウェルター級/5分3R>
サマンダル・ムラドフ(タジキスタン)
ルーカス・サンパイオ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ラシッド・ヴァガボフ(ロシア)
チュウ・ルン(中国)

<ミドル級/5分3R>
イスラム・アブドゥル・バシット(エジプト)
ロビン・ルース(スウェーデン)

<フライ級/5分3R>
フィルカドベク・ヤクボフ(ウズベキスタン)
藤田大和(日本)

<ウェルター級/5分3R>
シェフバン・アルハソフ(ロシア)
サラマット・オロザクノフ(キルギス)

<フライ級/5分3R>
ジョーヴィンセント・ソー(フィリピン)
アーロン・アビー(英国)

<176ポンド契約/5分3R>
エルキン・ダルメノフ(カザフスタン)
マルク・ハルム(南アフリカ)

<160ポンド契約/5分3R>
ルスタン・セルビエフ(ベルギー)
アナル・フシイノフ(アゼルバイジャン)

<150ポンド契約/5分3R>
イスラム・レダ(エジプト)
アーニー・ブラカ(フィリピン)

<女子フライ級/5分3R>
マリア・エウヘニア・ズブルン(アルゼンチン)
バクチブグル・クルマンベコワ(キルギス)

<ウェルター級/5分3R>
コホタム・ボイナザロフ(ウズベキスタン)
ミキャイル・バイハム(フランス)

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【UAEW44】砂漠のUFCへの道。藤田大和 in アブダビ―01―「ギリギリのタイミングで試合が決まりました」

【写真】アブダビは人工的な緑と水の豊か街だが、砂漠の熱風だけでなくペルシア湾の湿った空気もあり本当に暑さを感じる街だ(C)TAKESHI YAMAZAKI

26日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエディハド・アリーナで開催されるUAEW44で、藤田大和がウズベキスタンのフィルカドベク・ヤクボフと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

メインで予定されていたUAEWライト級王座決定戦=アムル・マゴメドフ×アレックス・ダ・シウバの一戦が、前者の欠場で163ポンド契約マッチ=シウバ×バジシュ・サルママトフに変更された今大会、藤田は日本人として2人目のUAEW出場となる。

その藤田は昨年7月にRIZIN沖縄大会で曹竜也を下したあと、翌8月からスタートしたDEEPフライ級GPは欠場に。以降は海外での試合を希望しているという話が伝わってきていた。そして曹戦から1年の時を経て、UAEW出場が決定。MMAでは初となる海外での試合に向け、アブダビ入りした藤田をキャッチした。


――この取材は8月21日に行っています。アブダビは今、朝10時ですよね。昨夜現地に入ったそうですが、暑さはいかがですか。

「外に出たのは昨夜、空港に着いた時だけで、今日はまだホテルから出ていないんですよ。でも昨夜の時点で蒸し暑さを感じました」

――天気予報によると、今日のアブダビは最高気温が40度で、湿度が46パーセントとのことです。日本のほうが湿度は高いですが、日本とは異なる暑さを感じませんか。

「すごく湿度が高く感じますよね。日本とは違うなって思います」

――そのアブダビに、すでに体を絞った状態で入っているのですね。顔つきも細く見えます。

「はい。水抜き前までの状態まで落として日本を出発しました。こちらで体を動かして体重を落とすようなことはないですね」

――アマチュアボクシング時代も含めて、海外での試合経験はありますか。

「実はボクシングで初めての海外遠征先がイランだったんですよ。だから中東は初めてじゃないんです」

――えっ、そうだったのですか。

「高校時代のユース・アジア選手権ですね(2010年3月)。その翌月にはアゼルバイジャンでも試合をしています。もう15年も前の話なので、あまり当時のことは覚えていませんが(苦笑)。ただ、またイスラム圏で試合をすることになるとは不思議な気持ちです」

――藤田選手は昨年7月の曹竜也戦以来、1年1カ月ぶりの試合を迎えます。この間、海外で戦うことを目標にしているという話を聞いていました。

「そうですね。いろんな方に出られる大会を探していただいてUAEWに出られることになり、ホッとしています。」

――様々な団体と交渉しているなか、このUAEWは最初から視野に入っていたのですか。

「いえ。全く――というわけではないですけど、あまり大会について知らなかったです(苦笑)。日本から吉野光選手が出場していたので、UAEWという大会があることは知っていました。でも自分がアブダビで戦うとは想像していなかったですね」

――他にはどの大会と交渉していましたか。

「Road to UFC、ONE、あとは神龍誠君がベルトを獲ったCFFCといったところも考えていました。あとは豪州の団体も」

――結果、1年を経てUAEW出場が決定しました。この1年間は海外の試合が決まらなければ国内で試合をするという選択肢はなかったのでしょうか。

「ギリギリのところでしたね。UAEWの試合が決まったのが、ちょうど前の試合から1年経ったところで。これ以上、試合間隔が空くようなら国内の試合も考えようと山﨑(剛Me,We代表)さんと話をしていました」

――その間、主戦場としていたDEEPではフライ級GPが開催されていました。ご自身のいないDEEPフライ級GPはどのように見ていましたか。

「フライ級GP、すごく面白かったです。僕が対戦したことのある選手も出場していましたし、ずっと見ていました。そのなかで福田選手が優勝して――自分も福田選手と対戦したいっていう気持ちになりました。前から福田選手の存在は気になっていたんですよ。GPの試合を視て、以前よりも戦いたい気持ちが強くなっています」

――一方で福田選手としては、1年間も試合がないことに対して焦りはなかったですか。

「焦りがないというわけではなかったです。1年間は長かったですよ。でも練習へのモチベーションが下がることはなかったですね。試合がないから、試合が決まらなそうだから――というのは関係なくて。逆に日本国内でフライ級が盛り上がることで、すごく良い刺激をもらいました。さらにギリギリのタイミングでUAEWの試合が決まりました」

――では練習をしながら試合決定を待っていた1年で新しく取り組んだり、伸ばしてきた部分はありますか。

「いろんな面を伸ばしてきました。たとえば倉本一真先輩が米国のファイトレディで教わったことを、僕が日本でドリル練習に取り入れたりしました。グラップリング面でも岩本健汰君が週1回、Me,Weに来て技術を教えてくれていたんですよ。グラップリングの立ちから寝から――いろいろと。この1年、試合はしていなくても全体的に成長してきたなって感じます」

――1年前の自分と比べて、今は何パーセント増しになっていると思いますか。

「そうですね……。20パーセントから30パーセント、と言っておきます(笑)」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後11時00分~ UFC Fight Pass

■ UAEW44対戦カード

<163ポンド契約/5分3R>
アレックス・ダ・シウバ(ブラジル)
バジシュ・サルママトフ(キルギスタン)

<バンタム級/5分3R>
サビア・アラウイ(カナダ)
チィルイイースー・バールカン(中国)

<フライ級/5分3R>
サンスハル・アジロフ(カザフスタン)
キリンベク・アルティミシュ・ウルル(キルギス)

<ウェルター級/5分3R>
サマンダル・ムラドフ(タジキスタン)
ルーカス・サンパイオ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ラシッド・ヴァガボフ(ロシア)
チュウ・ルン(中国)

<ミドル級/5分3R>
イスラム・アブドゥル・バシット(エジプト)
ロビン・ルース(スウェーデン)

<フライ級/5分3R>
フィルカドベク・ヤクボフ(ウズベキスタン)
藤田大和(日本)

<ウェルター級/5分3R>
シェフバン・アルハソフ(ロシア)
サラマット・オロザクノフ(キルギス)

<フライ級/5分3R>
ジョーヴィンセント・ソー(フィリピン)
アーロン・アビー(英国)

<176ポンド契約/5分3R>
エルキン・ダルメノフ(カザフスタン)
マルク・ハルム(南アフリカ)

<160ポンド契約/5分3R>
ルスタン・セルビエフ(ベルギー)
アナル・フシイノフ(アゼルバイジャン)

<150ポンド契約/5分3R>
イスラム・レダ(エジプト)
アーニー・ブラカ(フィリピン)

<女子フライ級/5分3R>
マリア・エウヘニア・ズブルン(アルゼンチン)
バクチブグル・クルマンベコワ(キルギス)

<ウェルター級/5分3R>
コホタム・ボイナザロフ(ウズベキスタン)
ミキャイル・バイハム(フランス)

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【RIZIN】速報中!超RIZIN.2~RIZINパート~

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超RIZIN.2のべラトールパートが終了して約1時間。後半戦のRIZINパートが目前に迫ってきました。堀口恭司×神龍誠のノーコンテスト、ホベルト・サトシ・ソウザの完敗など悲喜こもごもが交錯する内容でしたが、果たしてRIZINパートはどう転ぶのか、朝倉未来×ウガール・ケラモフのフェザー級王者決定戦に、フアン・アーチュレッタ×扇久保博正のバンタム級王者決定戦。そして伊澤星花×クレア・ロペスの女子スーパーアトム級タイトルマッチと見どころ満載。引き続き電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 MMA 58kg契約】
○伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
(判定2-1)
×ヒロヤ(トライフォース赤坂)
1R、軽快なステップで距離を取る両者。ヒロヤは胴タックルで組み付く。するとヒロヤは自ら引き込む。しかし伊藤はすぐに立ち上がる。そこからヒロヤは間髪入れずに組んでいく。伊藤はタックルを切るものの、ヒロヤはスタンドでバックに周ってスクランブルの展開。終盤に身体が離れるとパンチに前蹴りをヒットさせ、さらにギロチンチョークであわやの場面を作るがヒロヤは首を抜いて脱出。ラウンドを終えた。
2R、やはりヒロヤは組み付いていく試合展開。コーナーに押し込むが伊藤の腰は重い。だがヒロヤはスタンドでスルッと体勢を入れ替えてバックに周る。このまま時間を掛けてテイクダウン。だが伊藤は下からアームロック。しかしヒロヤは腕を抜くが、伊藤はその瞬間にスイープして上を取り返して脱出。スタンドに戻ると伊藤は左ミドルにアッパー、フック、ボディとパンチをヒットさせて攻勢。最後は逆に伊藤がテイクダウンを奪ってラウンド終了。
3R、開始直後から伊藤がスタンドでラッシュ。コーナーに追い込んで左右の連打。危ない場面だったがヒロヤはタックル。切られるがヒロヤは自らグラウンドで下になって回避。伊藤はバックに周るとチョークを狙う。しかしヒロヤは正対して逆にバックに周るとジャーマンで投げ捨てる。ここからスクランブルの展開。ヒロヤは上をキープするが伊藤も正対してスタンドに脱出。伊藤の蹴りを掴んだヒロヤに対して伊藤はギロチンチョーク。だがヒロヤは耐えて試合終了。判定はスプリットで伊藤に軍配。


【第2試合 MMA ミドル級】
×阿部大治(フリー)
(1R ヒールホールド)
○イゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)
1R、開始直後に阿部のパンチがヒット。タナベはスリップ気味にダウン。しかし阿部は深追いせずスタンドを要求。スタンドで再開するとパンチを出して前に出るとタナベはタックル。しかし阿部は冷静に足を抜いてスタンドに戻る。スタンドになると阿部のパンチが上手。タナベは不用意にパンチを被弾する場面。嫌な予感はしたが、タナベはタックルで足を取ると自ら下になる。安部を転ばすと、その瞬間にヒールを極めると即座にタップ。タナベがあっと言う間に足関節を決めた!


【第3試合 MMA バンタム級】
×瀧澤謙太(Fired Up Gym)
(1R TKO)
○太田忍(パラエストラ柏)
1R、サークリングする瀧澤に対して太田は距離を詰める。序盤にタックルで組みに行くが瀧澤は冷静にかわす。身体が離れると瀧澤は意表を突いた後ろ回し蹴り!顔面に入ったが太田は足を掴む。しかし瀧澤は足を抜いてスタンドでプラッシャーを掛ける。ダメージはないのか太田は距離を詰めて組み付くとスタンドでバックに周ってジャーマン。瀧澤はすぐに立ち上がるが太田はスタンドでバックに周って寝かせいく。耐えていた瀧澤だが太田がスタンドのバックから左右のパンチを連打。リング外に身体を出した瀧澤を見てレフェリーが試合を止めた。


【第4試合 MMA ライト級】
○トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/オリオン・ファイトクラブ)
(2R TKO)
×アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH)
1R、開始直後からムサエフはイケイケ。パンチを振り回し、ミドル、前蹴りを多用。アキラは持ち前の打たれ強さで凌いでいたが中盤になるとグラつく始める。何度が動きが止まってムサエフの集中砲火を浴びたがアキラは打たれ強い。最後は打ち返し始めてラウンドを終えた。
2R、逆に前に出始めたアキラ。一方のムサエフは手が出なくなってきたかと思った矢先、前に出るアキラの突進をかわすと、コーナーに追い詰めて左右の連打。最後は左フックがクリーンヒット。アキラが鈍くダウンするのを見てレフェリーが試合を止めた!ムサエフが久しぶりのRIZINで快勝です。


【第5試合 MMA 70kg契約】
×パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)
(1R KO)
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
1R、開始と同時に前に出る鈴木。パンチの交差から試合は少し落ち着く。パトリシオは様子を見て、鈴木も少しプレッシャーを弱めたか。それも鈴木の右フックがヒットすると再び圧力を強める。積極的にパンチを出してパトリシオをコーナーに追い詰めると両者足を止めての打ち合い。すると鈴木の左右の連打がヒット。ダウンしたパトリシオを見てレフェリーが試合を止めた!鈴木が大アップセット!!


9月24日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.44で萩原京平×牛久絢太郎が決定!さらに11月4日のRIZIN LANDMARKはアゼルバイジャンで開催!アゼルバイジャン×RIZIN世界選抜。ワールドワイドになってきた。
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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN 堀口恭司 神龍誠

【Bellator x RIZIN02】残念、無念。堀口の指が、神龍の右目に入り――25秒でノーコンテスト

<Bellator世界フライ級王座決定戦/5分5R>
堀口恭司(日本)
NC 1R0分25秒
神龍誠(日本)

サウスポーに構えた神龍に、まず堀口が右ハイを蹴る。そこからワンツーの堀口、同時に左と右を打った神龍が右目を抑えてブレイクを要求した。踏み込んだ堀口の指が目に入ったようで、神龍の目は腫れ自身で指を動かして視界の確認を取っている。

ドクターチェック時にも厳しい表情の神龍は、視界が遮られているか。目は塞がっていないが、長いインターバルが取られるとレフェリーが試合続行不能を告げ、堀口も呆気にとられた表情を浮かべた。結果はノーコンテスト、戦っている当事者、そしてファン、全てにとって残念な結果となった。


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AJ・マッキー BELLATOR F1 MMA o RIZIN ホベルト・サトシ・ソウザ 堀口恭司 朝倉海 渡辺華奈 神龍誠

【べラトール】速報中!超RIZIN.2~Bellator MMA vs. RIZIN 2~

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今日は待ちに待った超RIZIN.2の日。朝倉海、AJ・マッキーとメイン級の選手の欠場が相次ぎましたが、それでも胸の高鳴りは抑えられない好カード揃い。まずはべラトールパートとしてBellator MMA vs. RIZIN 2: McKee vs. Pitbullからスタートします。堀口恭司と神龍誠の日本人対決となったフライ級王座決定戦に渡辺華奈の日本凱旋試合。そしてマッキーの代わりに急遽Bellagtorライト級ワールドGPに出場する事になったホベルト・サトシ・ソウザがパトリッキー・ピットブルと1回戦を戦うなど見どころ満載。今日はU-NEXTを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
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『超RIZIN.2』カード変更・追加に伴い試合順が変更/欠場のA.J.マッキーが病状を報告

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7.30『超RIZIN.2』A.J.マッキーの代打でホベルト・サトシ・ソウザがパトリッキー・ピットブルと対戦/パトリシオ・ピットブル vs. 鈴木千裕が追加発表(2023年07月26日)

 こちらの続報。


 『超RIZIN.2』の対戦カード変更・追加により試合順が変更されています。Bellatorパートのメインイベントは変わらずパトリッキー・ピットブル。パトリシオ・ピットブル vs. 鈴木千裕はRIZINパートの第5試合で行われます。


 A.J.マッキーが欠場理由について報告。ブドウ球菌感染症だったそうです。



 昨夜配信された『RIZIN RADIO GOLD』の動画です。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o ONE RIZIN スコット・コーカー 中村倫也 元谷友貴 堀口恭司 牛久絢太郎 神龍誠

【Bellator X RIZIN02】Bellatorフライ級王座決定戦=神龍誠戦へ、堀口恭司「わざわざ出入りする必要もない」

【写真】リモート・メディアデー、連続した取材にもいつも通りの雰囲気で即答インタビューで対応してくれた堀口 (C)MMAPLANET

30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナでRIZINとBELLATORのOne day Two event制の大会=「超RIZIN02」が開催される。サークルケージのBellatorとスクエアリングのRIZINのファイトが観られる同大会で、堀口恭司が神龍誠と初代Bellator世界フライ級王座決定戦を戦う。

そしてBellatorが12日(水・現地時間)、13日(木・同)に契約配下選手のワン・オン・バン・インタビューを実施し、日本からもリモート取材ができる機会が設けられた。

ここでは同メディアデーから堀口元気が、日本時間の13日(木)の午前10時前後に話したインタビューを掲載したい。


──宜しくお願いします。今月末にBellatorとRIZINの共同イベント、ケージとリングのMMAが1日にして観戦、視聴できる大会が実現します。堀口選手は今回の大会に対して、どのように思っていますか。

「まぁ、良い時代になったんじゃないかって。自分が若い頃にはなかったじゃないですか。DREAMとかも消えたりして、戦極もなくなった。格闘技は続いていても、TVとかで取り扱われることがなくて。それが違う形ですけど、PPVで配信されて皆に見てもらえる。良い時代になったなぁと思います」

──そこにRIZINの試合ではなく、Bellatorの試合に出場することに関しては?

「凄く評価してもらっていて、凄く嬉しいなと思います。あっ、そうか。RIZINと関係なくてBellatorだから、これインタビューしているんですね(笑)」

──いや、そんなことないですよ。

「ちょっと笑っているじゃないですか。アハハハハ」

──いやいや、ケージの大会はRIZINも取材させてもらっていますし。雑誌から取材要請があれば、リングの大会も取材させていただいていますので。ただ今回はこの大会が決まった際にRIZINのN広報からは「Bellatorが終わったからって、帰ったらダメですよ」という一言は貰っています(笑)。何、笑っているのですか。

「和解したんだなと思って(笑)」

──喧嘩をしていたわけではないので、和解も何も(笑)。国内ではリングとケージの線引きをしているということですが、要はキャパの問題ですから。堀口選手がスポンサーを紹介してくれて、ライターさんを雇えるようになったらリングの大会もMMAPLANETで取材できるようになるのでお願いします。

「いやいやいや。何、言っているんですか(笑)」

──本当に。インタビュー時間が15分しかないのにしょうもないことに時間を使わせないでください(笑)。

「アハハハハハ」

──Bellatorが取材機会を与えてくれたのですが、ぶっちゃけて言うとこのフライ級王座決定戦、今回のイベントを盛り上げるためのタイトル創設かと勘繰ってしまう点がありました。まだフライ級の選手との契約が進んでいないようなので。もともと堀口選手がフライ級に落とすという話をした時に、タイトルを創るという話はあったのですか。

「スコット・コーカーは『創るように動く』という話をしていたので、徐々に選手も契約していくんじゃないかと。タイトルが創られるということは、もうやるしかないじゃないですか。創っちゃったんで、今後はどんどんフライ級の選手と契約をしてますますデカくなっていくんじゃないかなって思っています」

──つまりはチャンピオンになって、しばらくはBellatorで戦っていくということですか。

「そこは契約の問題で。きっと、前回の契約がまだ引き継がれていると思うんですよ。だから、どうなるのかはまだ分からない形です」

──押忍。では神龍誠選手が王座決定戦の相手になりました。Bellatorで実績を残している選手ではないです。

「まぁ若手で勢いがあって良い選手ではあるので、タイトルマッチで出てきても──まぁ良いんじゃないかなぁとは思いますけどね」

──Bellatorでもフライ級で戦っていくと決めた時に、視界に入っている選手でしたか。

「いや、どうですかね。彼の場合はRIZINとの契約で、この試合に出てきているだろうし」

──5月にスコットをインタビューした時も、「勝てばBellatorと契約することになる」と言っていました。

「うんうんうんうん」

──つまり、スコットやBellatorサイドとしても「キョージ、勝てよ」という想いの王座決定戦ではないかと。

「まぁ、そうですよね」

──では神龍選手の印象を教えてください。

「良い選手ですけど、口が悪いので。ぶちのめしてやろうかと思っています」

──口が悪い……。確かに神龍選手は、取材の時などもぶっきらぼうなところはあるかと思います(笑)。ただ悪気はないかと。

「多分、盛り上げようとしているんだろうけど……自分から言わせてもらうと、ズレている」

──堀口選手が、そういう風に対戦相手のことに触れるのは珍しいですね。

「う~ん、あんまり言わないですけど、ちょっとぶっ飛ばそうと思ったから言っただけです。アハハハハ」

──神龍選手のどういう発言が、堀口恭司をそういう気持ちにさせたのですか。

「細かくは分からないですけど、言葉選びが下手だなと思います。『殺してやるよ』とか、殺してやるっていうのは煽りで使うには、ちょっと違わなくないかと思ってしまうじゃないですか」

──ハイ。確かに。

「だから、そういうところですよね。クソガキ、舐めるなよって」

──クラスにいた、決して目立っているわけでないけどイラっとするヤツのような……。

「そうそう。なんかズレちゃっている人って、いるじゃないですか。そういうタイプだと思います」

──ではMMAファイターとして、神龍選手の動きなどはどのように感じていますか。

「グラップラーで、フィジカルも強い。良いファイターではないですか」

──動きが連動していて、色々な選択肢を持っている。それを矢継ぎ早に繰り出す。そういう強味があるかと。

「まぁ、自分の長所を知っているというか。それが良いところですよね」

──対して堀口恭司の見せるべきところは?

「見せるべきところ、まぁ完封ですよ」

──その完封方法とは?

「組まれても対処できるし、得意技に入らせない。そういうところですね」

──巷では軽い選手ほど、年齢を重ねると動きが落ちるのが早いという風に見られています。30歳を越えて、堀口選手も戦い方が変わってきました。運動量が減った部分もあるかと。

「あんまり前の自分と比べることがないので。減ったところがある……う~ん、そういう風には考えていないですね。全てがプラスになっているので」

──単刀直入にいうと出入りの部分が以前より少なくなり、距離が近くなった。それも成長過程にある変化ということでしょうか。

「そうですね、出入りだけじゃない動きができるので。わざわざ出入りをする必要もないのかと。そういう感じですね。だから近い距離でも戦える」

──近い距離で戦う必要が高まっているMMAですが、組みとの連携という部分で堀口選手にも今の距離は利点があるかと思います。その一方で、やはり被弾する確率も上がる。

「そうっスね。ただ、そこまで近いことはないと思います。普通の選手よりは、遠い」

──なるほど、以前と比較しているからそういう風に思ってしまうのですね。

「そうだと思います」

──それと今、ATTは堀口選手だけでなく元谷友貴選手、牛久絢太郎選手が所属ファイターとなりました。

「良いじゃないですかね。日本人も外に出ないと勝てないというのが、徐々に分かってきたんじゃないかと思いますけどね」

──中村倫也選手が「凄く堀口選手にお世話になった」と言っていました。

「別に世話をしたつもりはないです。アドバイスをしただけで。それとデカい車を買ったので、乗せて飯とか食いにいっているだけです」

──その中村選手は1カ月間の短期での練習でした。今後は日本と米国を行き来するようになるだろうということですが、堀口選手は以前「短期でも来ても、ジムの人間も本当のところは教えない」という話をされていました。中村選手は特別なコミュニケーション能力があるように感じるのですが、やはり短期は短期ということでしょうか。

「まぁ、あくまでも人なので。やっぱり1カ月ぐらいじゃ人って、そんなに信用しない。しっかりとジムに入って、少しずつ信用されていくもので。だから1カ月だと、ビジターで終わりかなっていう感じですね。英語ができようが、できまいが──そこは変わらないです。現に自分は英語なんてできなかったし、今でも『フ〇ッ〇ユー』とかぐらいしか言っていないですからね(笑)」

──堀口選手は日本語の時も、言葉でない部分で語っていることが多いかと。

「アハハハハ、そうっスよ。そんなもんで。だからチームの一員にならないと、信用は得られない。全部は教えてくれないスよ」

──押忍、そこはしっかりと書かせていただきます。では改めて、30日の試合に向けてMMAPLANETの読者の皆さんに一言お願いできますか。

「しっかりと潰しに行くんで。楽しみにしていてください」

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7.30『超RIZIN.2』大会前にグッズが届くWEB先行販売が7月21日まで実施中


 7月30日にさいたまスーパーアリーナで開催する『超RIZIN.2』グッズのWEB先行販売が始まっています。

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